JP4547956B2 - 半導体装置、及び、チップサイズパッケージ - Google Patents
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Description
従来の表面実装型の半導体装置においては、実装基板に電気接続する複数のバンプ電極が、半導体チップの表面側において相互に均等な幅を有した状態で配されている。
すなわち、図12に示すように、半導体チップの表面を略均等に分割するように、半導体チップの表面に沿って一方向(X方向)に延びる仮想の格子線L21を複数設定する。また、前述と同様に、半導体チップの表面を略均等に分割するように、前記X方向に直交し前記表面に沿う方向(Y方向)に延びる仮想の格子線L22も複数設定する。そして、複数のバンプ電極97は、これら格子線L21,L22の交点に1つずつ配される。なお、各バンプ電極97は、半導体チップの表面に配された配線層によって半導体チップの表面のパッド電極95と電気的に接続されている。
また、センサ素子99が磁気素子やホール素子のように磁界に影響されるものである場合には、バンプ電極97やポスト、配線層とセンサ素子99とが相互に重なる位置に配されていると、バンプ電極97、ポスト及び配線層を流れる電流によって発生する電流磁界に基づいてセンサ素子99の特性が変動するという問題もある。
請求項1に係る発明は、表面に集積回路及びこれに電気接続された複数の薄膜磁気素子が形成された平面視矩形状の半導体チップと、前記半導体チップの表面側に形成され、少なくとも前記集積回路に電気接続された複数のパッド電極と、前記半導体チップの表面側に位置し、前記半導体チップを外部回路に電気接続する複数の電極部と、前記パッド電極及び前記電極部を相互に電気接続する複数の配線部と、電気的な絶縁材料から形成され、少なくとも前記電極部を前記半導体チップの表面側に露出させた状態で、前記半導体チップの表面を覆うと共に複数の前記薄膜磁気素子、配線部及び電極部を封止する絶縁部とを備え、前記薄膜磁気素子は、前記半導体チップの各辺に隣接し、かつ、前記半導体チップの各辺の中央から前記半導体チップの中心を通る仮想線分上に配置され、前記電極部は、前記薄膜磁気素子と前記半導体チップの厚さ方向に重ならないように位置し、前記仮想線分上に配置される前記電極部は、前記薄膜磁気素子よりも前記半導体チップの中心側にずらして配置されていることを特徴とするチップサイズパッケージを提案している。
また、チップサイズパッケージを搭載する実装基板の搭載面に反りがある場合でも、実装基板の反りに基づく応力が電極部から薄膜磁気素子に到達することを低減できる。
さらに、チップサイズパッケージを作動させた際には、電極部に流れる電流によって電流磁界が発生するが、薄膜磁気素子と電極部とを離間させて配置されるため、薄膜磁気素子が磁気素子やホール素子のように磁界に影響されるものである場合でも、薄膜磁気素子に対する電極部の電流磁界の影響を小さくすることができる。
この発明に係るチップサイズパッケージによれば、チップサイズパッケージを搭載する実装基板の搭載面に反りがある場合に、チップサイズパッケージ1を搭載面に搭載した状態において実装基板の反りに基づく応力が電極部から配線部に到達しても、薄膜磁気素子まで到達することを低減できる。
また、チップサイズパッケージを実装基板に搭載したり、チップサイズパッケージを作動させる際には、チップサイズパッケージが加熱されて配線部の熱変形が発生するが、この熱変形に基づいて配線部に応力が発生しても、この配線部の応力が薄膜磁気素子に到達することを低減できる。
さらに、チップサイズパッケージを作動させた際には、配線部を流れる電流によって電流磁界が発生するが、薄膜磁気素子と配線部とが重ならないように配置されるため、薄膜磁気素子が磁気素子やホール素子のように磁界に影響されるものである場合でも、薄膜磁気素子に対する配線部の電流磁界の影響を小さくすることができる。
この発明に係るチップサイズパッケージによれば、実装基板に搭載する際に電極部に応力がかかっても、全ての薄膜磁気素子がそれぞれ同じ大きさの応力を周囲の電極部から受けることになるため、全ての薄膜磁気素子の特性は、相互に等しく変動することになる。
この発明に係るチップサイズパッケージによれば、薄膜磁気素子に隣接する一の電極部を他の電極部よりも小さく形成することにより、電極部の配置を変更することなく、容易に電極部を薄膜磁気素子と重ならない位置に配することができる。
第1のパッシベーション膜17は、パッド電極15を避けて基板13の表面13aに二酸化シリコン(SiO2)からなる薄膜と窒化シリコン(SiN)からなる薄膜とを順次重ねて形成したものであり、高い耐熱性及び電気絶縁性を有している。なお、この第1のパッシベーション膜17の表面は、半導体チップ3の主面3aを成している。
第2のパッシベーション膜19は、第1のパッシベーション膜17と同様に、半導体チップ3の主面3aから二酸化シリコン(SiO2)の薄膜と窒化シリコン(SiN)の薄膜とを順次重ねて形成したものであり、配線部9と電気的に接続するためのパッド電極15を避けて第1のパッシベーション膜17を覆うように形成されている。なお、薄膜磁気素子5は、この第2のパッシベーション膜19により覆われている。
樹脂モールド部23は、保護膜21の表面21aや半導体チップ3の主面3aを覆うと共に、後述する電極部7のポスト及び配線部9を封止するように形成されている。この樹脂モールド部23は、電極部7や配線部9よりも硬度の低い樹脂材料から形成され、磁気センサチップ3と同じ平面視略矩形状に形成されている。
なお、UBM25は、配線層27の厚さよりも充分に薄く形成されている。すなわち、例えば、UBM25の厚さは、0.18μmであり、配線層27の厚さは、0.60μmとなっている。
以上のように構成される配線部9は、薄膜磁気素子5と半導体チップ3の厚さ方向に重ならない位置に形成されている。
複数の電極部7は、薄膜磁気素子5と半導体チップ3の厚さ方向に重ならない所定位置にそれぞれ配されている。すなわち、半導体チップ3の主面3aや樹脂モールド部23の表面23aを略均等に分割するように、X軸方向に延びる3本の第1の格子線L1〜L3を等間隔に並べて想定すると共に、Y軸方向に延びる3本の第2の格子線L4〜L6を等間隔に並べて想定する。
なお、各格子線L1〜L6に沿って互いに隣接する各交点(仮想の配置位置)P1〜P9間の距離は、各交点に電極部をそれぞれ配した状態において、隣接する電極部7間において回路が短絡しない程度の距離となっている。
また、等間隔に並べて配した3本の格子線のうち、真ん中の第1の格子線L2及び第2の格子線L5は、それぞれ薄膜磁気素子5を通過するように配されている。
また、電極部7は、薄膜磁気素子5から離間するように、第1の格子線L2と第2の格子線L4,L6とが交わる第2の交点P5,P6から、第1の格子線L2に沿って第1の格子線L2と第2の格子線L5とが交わる第4の交点P9に向けてずらした位置に1つずつ配されている。さらに、電極部7は、薄膜磁気素子5から離間するように、第1の格子線L1,L3と第2の格子線L5とが交わる第3の交点P7,P8から、第2の格子線L5に沿って第4の交点P9に向けてずらした位置に1つずつ配されている。
これは第2の交点P5,P6及び第3の交点P7,P8が、各々薄膜磁気素子5に隣接しており、これら第2の交点P5,P6及び第3の交点P7,P8に電極部7を配した場合には、電極部7と薄膜磁気素子5とが半導体チップ3の厚さ方向に重なるためである。これにより、各電極部7は、薄膜磁気素子5と半導体チップ3の厚さ方向に重ならない位置に配されることになる。
そして、本実施例の場合には、半導体チップ3の厚さ方向が、前記実装方向及び荷重方向となるため、厚さ方向を略法線とする面に投影したとき、前述した各々の影が独立に存在し、干渉しない状態であればよい。ここで、実装方向とは、半導体装置1を実装基板に実装する際に負荷がかかる方向を示し、荷重方向とは、半導体装置1を実装基板に実装した後に負荷がかかる方向を示している。
これら電極部7は、各薄膜磁気素子5とこの薄膜磁気素子5の周囲に配される電極部7との位置関係、及び、各薄膜磁気素子5の周囲に配される電極部7の数が、全ての薄膜磁気素子5に関して同じとなるように配されている。すなわち、各薄膜磁気素子5の周囲には各々3つの電極部7が配されている。また、各薄膜磁気素子5の配置位置を基準として、3つの電極部7がそれぞれ同じ位置に配されている。
はじめに、半導体チップ3の主面3aの所定位置に4つの薄膜磁気素子5を配し、図4に示すように、パッド電極15を避けて半導体チップ3の主面3aに第2のパッシベーション膜19を形成する。この際には、薄膜磁気素子5も第2のパッシベーション膜19により覆われることになる。
次いで、第2のパッシベーション膜19の表面19a及び凹部22の側壁面に保護膜21を形成し、保護膜21の表面21a及び凹部24の側壁面及び底壁面に薄膜状のUBM25を形成する。
そして、配線層27を形成する部分を除くUBM25の表面25aに第1のレジスト層41を形成する。この第1のレジスト層41の形成領域は、薄膜磁気素子5と半導体チップ3の厚さ方向に重なる領域を含んでいる。その後、第1のレジスト層41が形成されていない部分、すなわち、UBM25が露出している部分を銅で埋めて配線層27を形成する。その後、第1のレジスト層41を除去する。
最後に、保護膜21の表面21aを覆うと共にポスト29の上端面29aが露出するように配線部9及びポスト29を樹脂材料により封止し、ポスト29の上端面29aに半田ボール31を取り付けることにより半導体装置1の製造が終了する。
また、実装基板の搭載面に反りがある場合には、半導体装置1を搭載面に搭載した状態において前記反りに基づく応力が電極部7から配線部9に到達しても、薄膜磁気素子5にまで到達することを低減できる。
また、半導体装置1を実装基板に搭載したり、半導体装置1を作動させる際には、半導体装置1が加熱されて配線部9の熱変形が発生するが、この熱変形に基づいて配線部9に応力が発生しても、この熱変形に基づく応力が薄膜磁気素子5に到達することを低減できる。
また、第2、第3の交点P5〜P8からそれぞれ格子線L2,L5に沿って薄膜磁気素子5から離間するようにずらして配した電極部7と第4の交点P9との距離が、各格子線L1〜L6に沿って互いに隣接する各交点P1〜P9間の距離(隣接する格子線間の距離)よりも短くなり、この格子線間に電極部7が完全に含まれるようになるが、隣接する格子線間に配置される電極部7の数が1以下となるよう、第4の交点P9には電極部7が配されていないため、互いに隣接する電極部7間の距離を前記各交点P1〜P9間の距離以上に維持することができる。したがって、電極部7を第2、第3の交点L5〜L8からずらしても、これら電極部7間において回路が短絡することも確実に防止できる。
なお、上記の構成については、球体状の半田ボール31に限ることはなく、少なくとも樹脂モールド部23の表面23aから突出する突起部を設け、薄膜磁気素子5に隣接して位置する一の突起部の突出長さを、薄膜磁気素子5から離間して位置する他の突起部よりも短くすることで同様の効果を得ることができる。
また、半導体装置1,51,61には、薄膜磁気素子5が設けられるとしたが、これに限ることはなく、ホール素子やピエゾ素子等、少なくとも電気的な機能を有するセンサ素子が設けられていればよい。
この構成の場合には、半田ボール31a,31bを加熱しながら半導体装置を実装基板の搭載面に取り付ける際に、他の半田ボール31bよりも先に一の半田ボール31aが溶融するため、一の半田ボール31aを有する電極部7よりも他の半田ボール31bを有する電極部7に応力が集中する。したがって、センサ素子45と重なる位置に電極部7が配されていても、一の半田ボール31aを有する電極部7の応力を緩和することができ、この電極部7の応力がセンサ素子45に到達することを低減できる。
この構成の場合には、コア47を形成する導電性材料の融点よりも低い温度、かつ外殻部49を形成する導電性材料の融点よりも高い温度で半田ボール31を加熱して実装基板に半導体装置を搭載する際には、半田ボール31の外殻部49のみが溶融する。このため、直径の大きい他の半田ボール31bのコア47が実装基板の搭載面に当接し、直径の小さい一の半田ボール31aのコア47は前記搭載面に当接しない。そして、この際には、他の半田ボール31bに応力が集中するため、一の半田ボール31aを有する電極部7が、センサ素子45と重なる位置に配されていても、一の半田ボール31aを有する電極部7の応力を緩和することができ、この電極部7の応力がセンサ素子45に到達することを低減できる。
上記構成の半導体装置81の場合には、電極部7をこれらパッド電極15の外側に配することにより、パッド電極15と電極部7とを接続する配線部9の距離を短く設定することができるため、小さな電力で半導体装置81を作動させることも可能となる。
また、センサ素子45は、電極部7の外側に位置する半導体チップ3の主面3aの周縁に配されているため、センサ素子45の位置に対して配線部9をより遠くに配することができる。
したがって、電極部7や配線部9の応力が薄膜磁気素子5に到達することをさらに低減できると共に、薄膜磁気素子5に対する電極部7や配線部9の電流磁界の影響をさらに小さくすることができるため、薄膜磁気素子5の特性が変動・劣化することを確実に抑制できる。
また、電極部7は、ポスト29,54と半田ボール31や突起部53とから構成されるとしたが、例えば、ポスト29,54のみから構成されるとしても構わない。上記構成の場合には、半導体装置を実装基板に搭載する際に、別途半田によりポスト29,54と実装基板の回路とを電気的に接続すればよい。
Claims (8)
- 表面に集積回路及びこれに電気接続された複数の薄膜磁気素子が形成された平面視矩形状の半導体チップと、
前記半導体チップの表面側に形成され、少なくとも前記集積回路に電気接続された複数のパッド電極と、
前記半導体チップの表面側に位置し、前記半導体チップを外部回路に電気接続する複数の電極部と、
前記パッド電極及び前記電極部を相互に電気接続する複数の配線部と、
電気的な絶縁材料から形成され、少なくとも前記電極部を前記半導体チップの表面側に露出させた状態で、前記半導体チップの表面を覆うと共に複数の前記薄膜磁気素子、配線部及び電極部を封止する絶縁部とを備え、
前記薄膜磁気素子は、前記半導体チップの各辺に隣接し、かつ、前記半導体チップの各辺の中央から前記半導体チップの中心を通る仮想線分上に配置され、
前記電極部は、前記薄膜磁気素子と前記半導体チップの厚さ方向に重ならないように位置し、前記仮想線分上に配置される前記電極部は、前記薄膜磁気素子よりも前記半導体チップの中心側にずらして配置されていることを特徴とするチップサイズパッケージ。
- 前記配線部が、前記薄膜磁気素子と前記半導体チップの厚さ方向に重ならない位置に配されていることを特徴とする請求項1に記載のチップサイズパッケージ。
- 前記半導体チップの表面を略均等に分割するように、前記表面に沿って一方向に延びる複数の第1の格子線を等間隔に並べて想定すると共に、前記表面に沿って前記第1の格子線に直交する複数の第2の格子線を等間隔に並べて想定し、
これら第1の格子線と第2の格子線との各交点を前記電極部の仮想の配置位置としたチップサイズパッケージであって、
前記電極部のうち、前記薄膜磁気素子と前記厚さ方向に重ならない一の電極部は、前記仮想の配置位置に配置され、
前記電極部のうち、他の電極部は、前記仮想の配置位置から第1の格子線若しくは第2の格子線に沿って前記薄膜磁気素子から離間するように前記半導体チップの中心に向けて移動した位置に配置されると共に、
前記第1の格子線若しくは第2の格子線上において、相互に隣接する格子線との間に配置される電極部の数を1以下とすることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のチップサイズパッケージ。
- 各薄膜磁気素子とこの薄膜磁気素子の周囲に配される前記電極部との位置関係、及び、各薄膜磁気素子の周囲に配される前記電極部の数が、全ての前記薄膜磁気素子に関して同じであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のチップサイズパッケージ。
- 前記薄膜磁気素子に隣接する位置に配された一の電極部が、該一の電極部よりも前記薄膜磁気素子から離間して配された他の電極部と比較して小さく形成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のチップサイズパッケージ。
- 表面に集積回路及びこれに電気接続されたセンサ素子が形成された半導体チップと、
前記半導体チップの表面側に形成され、少なくとも前記集積回路に電気接続されたパッド電極と、
前記半導体チップの表面側に位置し、前記半導体チップを外部回路に電気接続する複数の電極部と、
前記パッド電極及び前記電極部を相互に電気接続する配線部と、
電気的な絶縁材料から形成され、少なくとも前記電極部を前記半導体チップの表面側に露出させた状態で、前記半導体チップの表面を覆うと共に前記センサ素子、配線部及び電極部を封止する絶縁部とを備え、
前記電極部が、前記絶縁部から前記半導体チップの厚さ方向に突出する突起部を備え、
前記センサ素子に隣接して配された一の突起部が、前記センサ素子から離間して配された他の突起部と比較して、前記絶縁部からの突出長さが小さいことを特徴とする半導体装置。 - 表面に集積回路及びこれに電気接続されたセンサ素子が形成された半導体チップと、
前記半導体チップの表面側に形成され、少なくとも前記集積回路に電気接続されたパッド電極と、
前記半導体チップの表面側に位置し、前記半導体チップを外部回路に電気接続する複数の電極部と、
前記パッド電極及び前記電極部を相互に電気接続する配線部と、
電気的な絶縁材料から形成され、少なくとも前記電極部を前記半導体チップの表面側に露出させた状態で、前記半導体チップの表面を覆うと共に前記センサ素子、配線部及び電極部を封止する絶縁部とを備え、
前記電極部が、前記絶縁部から前記半導体チップの厚さ方向に突出する突起部を備え、
前記センサ素子に隣接して配された一の突起部が、前記センサ素子から離間して配された他の突起部よりも融点が低い導電性材料から形成されていることを特徴とする半導体装置。 - 表面に集積回路及びこれに電気接続されたセンサ素子が形成された半導体チップと、
前記半導体チップの表面側に形成され、少なくとも前記集積回路に電気接続されたパッド電極と、
前記半導体チップの表面側に位置し、前記半導体チップを外部回路に電気接続する複数の電極部と、
前記パッド電極及び前記電極部を相互に電気接続する配線部と、
電気的な絶縁材料から形成され、少なくとも前記電極部を前記半導体チップの表面側に露出させた状態で、前記半導体チップの表面を覆うと共に前記センサ素子、配線部及び電極部を封止する絶縁部とを備え、
前記電極部が、前記絶縁部から前記半導体チップの厚さ方向に突出する突起部を備え、
前記突起部が、導電性材料から形成された略球体状のコアと、前記導電性材料よりも融点の低い導電性材料から形成されたコアの周囲を覆う外殻部とを備え、
前記センサ素子に隣接して配された一の突起部のコアが、前記センサ素子から離間して配された他の突起部のコアよりも小さく形成され、かつ、前記一の突起部及び前記他の突起部の外殻部の直径が略同等であることを特徴とする半導体装置。
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