JP4545411B2 - ガスメータの支持装置及び仮固定具 - Google Patents

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Description

この発明は、ガスメータを支持するためのガスメータの支持装置及びこの支持装置において用いられる一次側又は二次側接続管を支持部材に仮固定するための仮固定具に関する。
一般に、ガスメータの支持装置は、金属製の板材からなる固定部材及び保持部材と、それぞれ略U字状をなす一次側及び二次側接続管を備えている。固定部材は、上下方向に延びる固定板部と、この固定板部から水平方向前方へ突出する水平板部とから構成されており、固定板部が家屋の側壁部に固定される。一方、保持部材は、平板状をなしており、固定部材の載置に載置固定される。保持部材の前面側の左右両端部には、第1、第2取付凹部が形成されている。第1、第2取付凹部には、一次側接続管の下流側端部と二次側接続管の上流側端部とがそれぞれ上下に貫通した状態で取り付けられる。一次側接続管の下流側端部にはガスメータの導入口が螺合固定され、二次側接続管の上流側端部にはガスメータの導出口が螺合固定される。これにより、ガスメータが一次側及び二次側接続管、保持部材並びに固定部材を介して家屋の側壁に支持される。なお、一次側接続管の上流側端部及び二次側接続管の下流側端部には、フレキシブルガス管からなる一次側ガス管と二次側ガス管とがそれぞれ接続される。
特開平11−160125号公報
上記従来のガスメータの支持装置においては、保持部材、一次側接続管、二次側接続管及びガスメータの全重量を固定部材が支持している。しかるに、固定部材が薄い板材によって形成されているため、強度不足の感が否めず、接続管又はガスメータ等に外力が作用すると、固定部材が変形してしまい、水平に保持されるべきガスメータが傾斜するおそれがあった。
なお、固定部材を構成する金属板の厚さを厚くすることによって十分な強度が得られるが、そのようにするとガスメータの支持装置全体の重量が過大になってしまい、ガスメータの取付作業が非常に行い難くなるという別の問題が生じてしまう。
この発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、上流側端部にフレキシブルガス管からなる一次側ガス管が接続され、軸線を上下方向に向けた下流側端部にガスメータの導入口が接続される一次側接続管と、軸線を上下方向に向けた上流側端部に上記ガスメータの導出口が接続され、下流側端部にフレキシブルガス管からなる二次側ガス管が接続される二次側接続管と、ほぼ水平に配置された板材からなり、上記一次側接続管の下流側端部と上記二次側接続管の上流側端部とを水平方向へ互いに所定距離だけ離れた状態で保持する保持部材とを備えたガスメータの支持装置において、支持部材と、この支持部材に上記一次側接続管の上流側端部と上記二次側接続管の下流側端部とを固定する固定手段とをさらに備えたことを特徴としている。
この場合、上記固定手段が、上記一次側接続管の上流側端部を上記支持部材に固定する一次側固定手段と、この一次側固定手段と別個に形成され、上記二次側接続管の下流側端部を上記支持部材に固定する二次側固定手段とを有しており、上記一次側固定手段と上記二次側固定手段との少なくとも一方が、上記支持部材に対し上記一次側接続管の下流側端部と上記二次側接続管の上流側端部との離間方向へ位置調節可能であることが望ましい。
上記支持部材に固定される補助支持手段をさらに備え、この補助支持手段には、上記一次側接続管の上流側端部と上記二次側接続管の下流側端部とを上記支持部材に固定する際に上記保持部材が水平に載置される載置部が設けられていることが望ましい。
上記支持部材が、その長手方向を上記一次側接続管の下流側端部と上記二次側接続管の上流側端部との離間方向と同一な水平方向に向けて配置されていることが望ましい。
上記一次側接続管の上流側端部を上記支持部材に仮固定する一次側仮固定部材と、上記二次側接続管の下流側端部を上記支持部材に仮固定する二次側仮固定部材とをさらに備えていることが望ましい。
上記特徴構成を有するこの発明のガスメータの支持装置によれば、一次側及び二次側接続管を固定手段によって支持部材に固定しているので、支持強度を向上させることができる。したがって、保持部材を薄い金属板によって構成したとしてもその変形を防止することができる。
また、この発明の仮固定具によれば、一次側接続管及び二次側接続管の支持部材への固定作業時に、一次側及び二次側接続管を支持部材に仮固定するので、固定作業者は固定作業中に一次側及び二次側接続管を手で支持する必要がない。したがって、一次側及び二次側接続管の固定作業を容易に行わせることができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を、図面を参照して説明する。
図1〜図3は、この発明に係るガスメータの支持装置の第1実施の形態を示す。この実施の形態のガスメータの支持装置Aは、ガスメータ(図示せず)を家屋の鉛直な側壁(支持部材)Wに取り付けるようにしたものであり、固定部材(補助支持手段)1、保持部材2、一次側接続管3、二次側接続管6、及び第1、第2固定板9A,9Bを主な構成要素としている。
固定部材1は、金属製の板材からなるものであり、上下に延びる固定板部1aと、この固定板部1aの上端部に一体に形成され、固定板部1aの上端部から前方へ向かって水平に延びる載置板部(載置部)1bとを有している。固定板部1aは、側壁Wにビス11によって押圧固定されている。したがって、固定部材1は、側壁Wの任意の位置に固定することができる。しかも、ビス1が固定板部1aに形成された上下方向に延びる長孔1cに挿通されているので、固定部材1は、固定板部1aの上下方向における位置調節及び載置板部1bの水平調節が可能になっている。載置板部1bの左右方向の一側部には、下方に向かって延びる補強板部1dが形成されている。この補強板部1dの後方を向く側面が固定板部1に突き当たることにより、載置板部1bの下方への力に対しする補強がなされている。
保持部材2は、金属製の平板によって構成されており、水平に配置されている。保持部材2の前端面には、左右方向に離間した第1、第2取付凹部2a,2bが形成されている。第1、第2取付凹部2a,2bの中心間距離は、ガスメータにガスを導入する導入口とガスメータからガスを導出する導出口との中心間距離と同一に設定されている。保持部材2は、固定部材1の載置板部1b上に載置され、保持部材2及び載置板部1bを貫通するボルト12及びこのボルト12に螺合されたナット13を締め付けることによって載置板部1bに押圧固定されている。ボルト12は、載置板部1bに形成された前後方向に延びる長孔1eに挿通されおり、それによって保持部材2が前後方向へ位置調節可能になっている。
一次側接続管3は、主管4と副管5とを有している。主管4は、逆「U」字状に形成されている。その結果、主管4の上流側端部4aと下流側端部4bとは、互いに平行になっており、軸線を上下方向に向けている。上流側端部4aには、副管5の上端部が螺合固定されている。副管5の下端部には、一次側ガス管たるフレキシブルガス管G1が継手C1を介して接続されている。副管5が主管4に固定されていることから明かなように、主管4と副管5とは、後述する実施の形態のように、互いに一体に形成してもよい。また、副管5及び継手C1を省略して一次側ガス管G1を主管(一次側接続管)4の上流側端部4aに直接接続してもよい。
主管4の下流側端部4bの上下方向における中間部は、保持部材2の第1取付凹部2aに回動可能に挿通されている。下流側端部4bを中心として主管4(一次側接続管3)を回動させることにより、上流側端部4aの水平方向における位置を調節することができる。下流側端部4bには、保持部材2の上面に接する固定腕部4cが設けられている。この固定腕部4c及び保持部材2を貫通したボルト14及びこれに螺合されたナット15を締め付けることにより、固定腕部4cが保持部材2に固定されて、ひいては主管4が保持部材2に固定されている。ボルト14は、保持部材2に形成された円弧状のガイド孔2cにその長手方向へ移動可能に挿通されている。したがって、下流側端部4bは、その軸線を中心として回動可能であり、それによって上流側端部4aの水平方向における位置を適宜調節することができるようになっている。下流側端部4bの保持部材2より下方に位置する最下端部には、接続ナット4dが回動可能に設けられている。この接続ナット4dにガスメータの上面部に形成された導入口を螺合させて接続ナット4dを締め付けることにより、導入口が主管4、つまり一次側接続管3の下流側端部4bに連結固定されている。したがって、フレキシブルガス管G1から供給されるガスは、継手C1、一次側接続管3を通り、導入口からガスメータ内に導入される。
主管4の上端部には、ハンドル4eが回動可能に設けられている。このハンドル4eは、主管4内に設けられた弁体(図示せず)を回動させるためのものであり、ハンドル4eを閉位置に回動させると、弁体が主管4の内部を閉じてガスの流通を遮断する。その一方、ハンドル4eを開位置に回動させると、弁体が主管4の内部を開いてガスの流通を許容する。
二次側接続管6は、一次側接続管3と同様に、主管7と副管8とを有している。主管7は、一次側接続管3の主管4と同様に、逆「U」字状をなしており、上流側端部7a及び下流側端部7bが軸線を上下方向に向けて互いに平行になっている。上流側端部7aの上下方向における中間部が第2取付凹部2bに回動可能に挿通されている。したがって、主管7は、上流側端部7aの軸線を中心として回動させることができ、それによって下流側端部7bの水平方向の位置を調節することができる。上流側端部7aには、保持部材2の上面に接触した固定腕7cが設けられており、この固定腕部7c及び保持部材2を貫通したボルト16及びこのボルト16に螺合されたナット17を締め付けることにより、固定腕部7cが保持部材2に固定され、ひいては主管7(二次側接続管4)が保持部材2に固定されている。ボルト16は、保持部材2に形成された円弧状のガイド孔2dにその長手方向へ移動可能に挿通されている。したがって、主管7は、その上流側端部7aを中心として回動可能であり、それによって下流側端部7bを水平方向に位置調節することができるようになっている。上流側端部7aの保持部材2より下方に位置する最下端部には、接続ナット7dが回動可能に設けられている。この接続ナット7dにガスメータの上面部に形成された導出口を螺合させて接続ナット4dを締め付けることにより、導出口が主管7の上流側端部7aに連結固定されている。このとき、一次側接続管3の下流側端部4bと二次側接続管6の上流側端部7aとの間の距離が保持部材2によって導入口と導出口との間の距離と同一に維持されているので、導入口及び導出口の接続を容易に行うことができる。
主管7の下流側端部7bには、副管8の上端部が螺合固定されている。副管8の下端部には、フレキシブルガス管からなる二次側ガス管G2が継手C2を介して接続されている。したがって、ガスメータを通って導出口から導出されたガスは、二次側接続管6、継手C2を介して二次側ガス管G2に流入する。そして、二次側ガス管G2から例えば家庭のガス器具(図示せず)に供給される。副管8が主管7に固定されていることから明かなように、主管7と副管8とは、後述する実施の形態のように、互いに一体に形成してもよい。また、副管8及び継手C2を省略してニ次側ガス管G2を主管7(ニ次側接続管6)の下流側端部7bに直接接続してもよい。
上記第1固定板(一次側固定手段)9Aは、副管5を側壁Wに固定し、それによって一次側接続管3を側壁Wに固定するためのものであり、金属板又は樹脂を成形することによって形成されている。第1固定板9Aの両端部には、平板部9a,9bが形成され、中央部には略半円状をなす押圧部9cが形成されている。押圧部9cには、副管5の断面円形をなす大径部5aが挿通されている。そして、平板部9a,9bを貫通して側壁Wに螺合されたビス18,18を締め付けることにより、押圧部9cが大径部5aを側壁Wに押圧固定している。これにより、副管5がその軸線を上下方向に向けた状態で側壁Wに固定され、ひいては一次側接続管3の上流側端部4aがその軸線を上下方向に向けた状態で側壁Wに固定されている。副管5の側壁Wへの押圧固定を可能にするために、大径部5aは、これと上下方向に並んだ他の部材に対して同等以上の外径を有しており、大径部5aの軸線を上下方向に向けた状態で一次側接続管3の上流側端部4a側を側壁Wに接近させると、大径部5aが他の部材と同時または他の部材より早く側壁Wに接触するようになっている。
上記第2固定板(二次側固定手段)9Bは、第1固定板9Aと同一に構成されており、第1固定板9Aが副管5の大径部5aを側壁Wに固定する場合と同様にして、副管8の大径部8aを側壁Wに固定するようになっている。
上記構成のガスメータの支持装置Aにおいては、ガスメータ並びに一次側及び二次側接続管3,6が固定部材1により保持部材2を介して支持されているのみならず、一次側及び二次側接続管3,6が第1、第2固定板9A,9Bによって側壁Wに押圧固定されることによって側壁Wに直接支持されているから、支持装置Aのガスメータ並びに一次側及び二次側接続管3,6に対する支持強度を向上させることができる。したがって、ガスメータ又は一次側接続管3あるいは二次側接続管6に外力作用したとき、その外力は一次側接続管3又は二次側接続管6によって受け止められ、保持部材2及び固定部材1に作用することがほとんどない。したがって、固定部材1及び保持部材2が変形するような事態を未然に防止することができる。また、一次側及び二次側接続管3,6による支持強度が大きいので、固定部材1を省略することも可能である。固定部材1を設ける場合には、一次側及び二次側接続管3,6を側壁Wに固定する際に、一次側及び二次側接続管3,6が取り付けられた保持部材2を載置板部1bに載置しておくためにだけ固定部材1を用いてもよい。それにより、一次側及び二次側接続管3,6の固定作業時に、ガスメータ及び接続管3,6等を手で支持するという重労働から作業者を解放することができる。
次に、この発明に係るガスメータの支持装置の他の実施の形態について説明する。なお、以下の実施の形態については、上記実施の形態と異なる構成についてのみ説明することとし、同様な構成部分には同一符号を付してその説明を省略する。
図4〜図6は、この発明に係るガスメータの支持装置の第2実施の形態を示す。この実施の形態の支持装置Bにおいては、側壁Wに代わる支持部材として、断面略四角形状をなす二つのチャンネル鋼20が用いられている。各チャンネル鋼20は、その長手方向を左右方向に向け、かつそれぞれの前面が同一鉛直面上に位置するように配置されている。チャンネル鋼20の前面の中央部には、長手方向に沿って延びる開放部20aが形成されている。この開放部20aの上下の側部に臨むチャンネル鋼20の前面部には、チャンネル鋼20の内側へ向かって突出する突出片部20b,20bがそれぞれ形成されている。なお、チャンネル鋼20は、この実施の形態では2つ用いられているが、一つ又は3つ以上用いてもよい。
また、この支持装置Bにおいては、副管5,8に代えて副管5A,8Aがそれぞれ用いられている。つまり、一次側接続管3が主管4と副管5Aとから構成され、二次側接続管6が主管7と副管8Aとから構成されている。各副管5A,8Aの上下方向における中央部には、両端部より小径の小径部5b,8bがそれぞれ形成されている。副管5A,8Aの各小径部5b,8bが、上記第1、第2固定板9A,9Bに代わる第1、第2固定板(第1、第2固定手段)9C,9Dによって固定されている。第1、第2固定板9C,9Dにおいては、平板部9a,9bの外側の端部に押圧部9cの突出側と逆側に突出する嵌合片9dが形成されている。この嵌合片9dは、チャンネル鋼20の開放部20aに上下方向へ移動不能に、かつ左右方向へ移動可能に挿入されている。これにより、第1、第2固定板9C,9Dがチャンネル鋼20の長手方向(左右方向)へ位置調節可能になっている。チャンネル鋼20の内部には、ナット部材21が左右方向へ移動可能に配置されている。このナット部材21には、第1固定板9Cの平板部9a,9bを貫通した各ボルト22がそれぞれ螺合されている。したがって、ボルト22を締め付けると、ナット部材21が突出片部20b,20bに押圧されるとともに、副管5A,8Aの小径部5b,8bが押圧部9cによってチャンネル鋼20の前面に押圧され、ひいては一次側及び二次側接続管3,6がチャンネル鋼20に押圧固定されている。なお、この実施の形態では、副管5A,8Aの小径部5b,8bの上下の端部が二つのチャンネル鋼20,20にそれぞれ押圧固定されてることにより、一次側及び二次側接続管3,6がチャンネル鋼20,20に強固に固定されているので、固定部材1が用いられていない。
さらに、この支持装置Bにおいては、一次側仮固定部材(仮固定部)23A及び二次側仮固定部材(仮固定具)23Bが用いられている。一次側及び二次側仮固定具23A,23Bは、一次側及び二次側接続管3,6をチャンネル鋼20に固定する際に、一次側及び二次側接続管3,6を保持し、それによって一次側及び二次側接続管3,6のチャンネル鋼20に対する固定作業時に、ガスメータ及び接続管3,6等を手で支持するという重労働から作業者を解放するためのものである。一次側仮固定部材23Aは、図8に示すように、金属製の線材からなるものであり、半円より大きい円周を有する嵌合部23aと、この嵌合部23aから互いに平行に延びる一対の受け部23b,23bと、各受け部23b,23bの先端部から直交する方向に延びる係止腕部23c,23cとを有している。嵌合部23aによって第2係合部が構成され、受け部23b及び係止腕部23cによって第1係合部が構成されている。二次側仮固定部材23Bは、一次側仮固定部材23Aと同一に形成されているのでその説明は省略する。
一次側仮固定部材23Aの嵌合部23aには、小径部5bが嵌合されている。嵌合部23aの上面には、主管4の上流側端部4aの下端面(被支持面)4fが載置されている。勿論、嵌合部23aに小径部5bが嵌合した状態で下端面4fを嵌合部23aに載置することができるようにするために、下端面4fを有する上流側端部4aの外径は、小径部5bの外径より大径になっている。一方、受け部23bは、チャンネル鋼20の上面に載置され、係止腕部21cは、チャンネル鋼20の背面に沿って下方へ延びている。ここで、受け部21bがチャンネル鋼20に載置された状態では、小径部5bがチャンネル鋼20の前面にほぼ接触し、係止腕部21cがチャンネル鋼20の背面にほぼ接触している。したがって、小径部5bと係止腕部23cとがチャンネル鋼20を前後から挟持したような状況を呈する。この結果、一次側仮固定部材23Aは、チャンネル鋼20に確実に係止され、一次側接続管3を保持する。
二次側仮固定部材23Bは、その嵌合部23aに小径部8bが挿入される点、及び嵌合部23aに主管7の下流側端部7bの下端面(被支持面)7eが載置される点を除いて一次側仮固定部材23Aと同様であり、同様にしてチャンネル鋼20に係止されるとともに、二次側接続管6を保持する。
上記構成のガスメータの支持装置Bにおいては、一次側及び二次側接続管3,6のチャンネル鋼20,20への固定作業時に、一次側仮固定部材23Aが一次側接続管3を保持し、二次側仮固定部材23Bが二次側接続管6を保持するので、一次側及び二次側接続管3,6を手で支持する必要がない。したがって、一次側及び二次側接続管3,6のチャンネル鋼20への固定作業を容易に行うことができる。
図9は、一次側仮固定部材及び二次側仮固定部材の他の実施の形態を示すものである。この実施の形態の一次側仮固定部材23C(二次側仮固定部材23Dも同様)は、金属製又は樹脂製の板材によって構成されている。その結果、嵌合部23aがリングとして形成され、受け部23b及び係止腕部23cが平板状に形成されている。
図10及び図11は、この発明の第3実施の形態を示す。この実施の形態のガスメータの支持装置Cにおいては、一次側接続管3を構成する主管4と副管5Aとが一体に形成され、二次側接続管6を構成する主管7と副管8Aとが一体に形成されている。その他の構成は、上記第2実施の形態と同様である。
なお、この発明は、上記の実施の形態に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、上記の実施の形態は、導入口及び導出口が上面に形成されたガスメータを支持するように構成されているが、この発明に係るガスメータの支持装置は、導入口及び導出口が下面に形成されたガスメータの支持にも用いることができる。そのようなガスメータの場合には、一次側及び二次側接続管として、直線状又はクランク状のものを用いてもよい。
また、上記の実施の形態においては、第1固定板9Aと第2固定板9Bとを別個に形成しているが、両者を左右に連続させて一体に形成し、これを固定手段としてもよい。これは、第1、第2固定板9C,9Dについても同様である。
この発明に係るガスメータの支持装置の第1実施の形態を示す正面図である。 同実施の形態の平面図である。 同実施の形態の左側面図である。 この発明に係るガスメータの支持装置の第2実施の形態を示す一部省略正面図である。 同実施の形態の一部省略左側面図である。 同実施の形態の一部省略平面図である。 図4〜図6に示す実施の形態において用いられている第1固定板(第2固定板)を示す図であって、図7(A)はその正面図、図7(B)はその平面図、図7(C)はその側面図である。 図4〜図6に示す実施の形態において用いられている一次側仮固定部材(二次側仮固定部材)を示す図であって、図8(A)はその平面図、図8(B)はその正面図である。 一次側仮固定部材(二次側仮固定部材)の他の実施の形態を示す図であって、図9(A)はその平面図、図9(B)はその正面図である。 この発明に係るガスメータの支持装置の第3実施の形態を示す一部省略正面図である。 同実施の形態の側面図である。
符号の説明
A ガスメータの支持装置
B ガスメータの支持装置
C ガスメータの支持装置
G1 一次側ガス管
G2 二次側ガス管
W 側壁(支持部材)
1 固定部材(補助支持手段)
1b 載置板部(載置部)
2 保持部材
3 一次側接続管
4a (一次側接続管の)上流側端部
4b (一次側接続管の)下流側端部
6 二次側接続管
7a (二次側接続管の)上流側端部
7b (二次側接続管の)下流側端部
9A 第1固定板(第1固定手段)
9B 第2固定板(第2固定手段)
9C 第1固定板(第1固定手段)
9D 第2固定板(第2固定手段)
20 チャンネル鋼(支持部材)
23A 一次側仮固定部材
23B 二次側仮固定部材
23C 一次側仮固定部材
23D 二次側仮固定部材
23a 嵌合部
23b 受け部
23c 係止腕部

Claims (5)

  1. 上流側端部にフレキシブルガス管からなる一次側ガス管が接続され、軸線を上下方向に向けた下流側端部にガスメータの導入口が接続される一次側接続管と、軸線を上下方向に向けた上流側端部に上記ガスメータの導出口が接続され、下流側端部にフレキシブルガス管からなる二次側ガス管が接続される二次側接続管と、ほぼ水平に配置された板材からなり、上記一次側接続管の下流側端部と上記二次側接続管の上流側端部とを水平方向へ互いに所定距離だけ離れた状態で保持する保持部材とを備えたガスメータの支持装置において、
    支持部材と、この支持部材に上記一次側接続管の上流側端部と上記二次側接続管の下流側端部とを固定する固定手段とをさらに備えたことを特徴とするガスメータの支持装置。
  2. 上記固定手段が、上記一次側接続管の上流側端部を上記支持部材に固定する一次側固定手段と、この一次側固定手段と別個に形成され、上記二次側接続管の下流側端部を上記支持部材に固定する二次側固定手段とを有しており、上記一次側固定手段と上記二次側固定手段との少なくとも一方が、上記支持部材に対し上記一次側接続管の下流側端部と上記二次側接続管の上流側端部との離間方向へ位置調節可能であることを特徴とする請求項1に記載のガスメータの支持装置。
  3. 上記支持部材に固定される補助支持手段をさらに備え、この補助支持手段には、上記一次側接続管の上流側端部と上記二次側接続管の下流側端部とを上記支持部材に固定する際に上記保持部材が水平に載置される載置部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のガスメータの支持装置。
  4. 上記支持部材が、その長手方向を上記一次側接続管の下流側端部と上記二次側接続管の上流側端部との離間方向と同一な水平方向に向けて配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のガスメータの支持装置。
  5. 上記一次側接続管の上流側端部を上記支持部材に仮固定する一次側仮固定部材と、上記二次側接続管の下流側端部を上記支持部材に仮固定する二次側仮固定部材とをさらに備えていることを特徴とする請求項4に記載のガスメータの支持装置。
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