JP6696640B2 - ガスメータの支持装置 - Google Patents
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Description
上記一次側接続管は、上流側端部に一次側ガス管が接続されるとともに下流側端部にガスメータの導入口が接続される。上記二次側接続管は、上流側端部にガスメータの導出口が接続されるとともに下流側端部に二次側ガス管が接続される。
上記載置板は、上記一次側接続管の下流側端部と上記二次側接続管の上流側端部とを互いに離間した状態で固定する。
上記構成によれば、上方から挿通させたボルトにより、載置板と支持板部を連結し、支持板部と把持具を連結するので、支持装置の組立およびガスメータの位置調節を容易にすることができる。
上記構成によれば、把持具が一部品で構成されるので、部品点数を削減できるとともに、
一次側、二次側接続管の把持作業を効率良く行うことできる。
上記構成によれば、把持具に把持された一次側接続管の上流側端部および二次側接続管の下流側端部が上下方向にずれることを防止できる。
上記構成によれば、把持具に把持された一次側接続管の上流側端部および二次側接続管の下流側端部がずれることを防止できる。
上記構成によれば、折曲縁部によりベースの支持板部が補強されるとともに、把持具の位置調節時に把持具を壁に対して接近離間する方向に案内することができる。
以下、本発明の第1実施形態をなすガスメータの支持装置を、図1〜図8を参照しながら説明する。この実施形態のガスメータの支持装置1は、ベース10と、一次側接続管20と、二次側接続管30と、載置板40と、把持具50とを備えている。
下側垂直板部11bは、その左右部に形成された上下方向に延びる一対の長孔11d,11dと、その下部に形成された水平方向に延びる長孔11eを有している。
載置板40の一方の取付凹部40aには、一次側接続管20の下流側端部21が挿入され、固定腕21bの挿通孔および一方のガイド孔40bを貫通するボルト61と、ナット62により、下流側端部21が載置板40に固定される。
このようにして、一次側接続管20の下流側端部21と二次側接続管30の上流側端部31とは、左右方向に互いに離間した状態で載置板40に固定される。
基板部51は、受板部54,54の長孔54a,54aと対向する箇所に一対のねじ穴(締結手段)51a,51aを有するとともに、上縁の上記連結片部52の左右に一対の切欠51b,51bを有している。
先ず、一次側接続管20の下流側端部21と二次側接続管30の上流側端部31を載置板40に固定する。次に、図2に示すように、一次側接続管20の上流側端部22と二次側接続管30の下流側端部32を把持具50に把持させる。これにより、図3に示すように、一次側接続管20、二次側接続管30、載置板40、および把持具50により、サブアッセンブリSが構成される。
また、載置板40および把持具50を支持板部12に連結するための第1ボルト63,63および第2ボルト66,66は、上方からねじ込むことができるので、その連結作業およびガスメータの位置調節作業を容易に行なうことができる。
[第2実施形態]
図9、図10は、本発明の第2実施形態を示す。この実施形態においては、一次側接続管20の上流側端部22および二次側接続管30の下流側端部32は、それぞれ外周面に係合凸部22b,32bを有している。把持具50の各把持部53,53は係合孔53a,53aを有しており、この係合孔53a,53aに上記係合凸部22b,32bが係合している。これにより、把持具50に把持された上流側端部22および下流側端部32がずれることを防止できる。
載置板に第1ねじ穴が形成され、ベースの支持板部に第1長孔が形成されてもよい。また、支持板部に第2ねじ穴が形成され、連結片部に第2長孔が形成されてもよい。
上記実施形態では、ガスメータの支持装置を組み立てた後、ベースの取付板部を壁の表面に取り付けているが、ベースを先に壁に取り付けた後、サブアッセンブリをベースの支持板部に取り付けてもよい。
上記実施形態では、第1長孔、第1ねじ穴、第2長孔および第2ねじ穴をそれぞれ一対ずつ形成しているが、これらは、それぞれ1つでもよく3つ以上形成してもよい。
ベースの取付板部は、壁に直接ではなく壁に固定された部材を介して間接的に壁に取り付けてもよい。
10 ベース
11 取付板部
12 支持板部
12a,12a 第2長孔
12b,12b 第1ねじ穴
13,13 折曲縁部
20 一次側接続管
21 下流側端部
22 上流側端部
22a 嵌合凹部
22b 係合凸部
30 二次側接続管
31 上流側端部
32 下流側端部
32a 嵌合凹部
32b 係合凸部
40 載置板
40c,40c 第1長孔
50 把持具
51 基板部
51a,51a ねじ穴(締付手段)
51b,51b 切欠
52 連結片部
52a,52a 第2ねじ穴
53,53 把持部
53a,53a 係合孔
54,54 受板部
64,64 ボルト(締付手段)
Claims (7)
- 壁に取り付けられる取付板部およびこの取付板部から前方に向かって水平に延びる支持板部を一体に有するベースと、
上流側端部に一次側ガス管が接続されるとともに下流側端部にガスメータの導入口が接続される一次側接続管と、
上流側端部にガスメータの導出口が接続されるとともに下流側端部に二次側ガス管が接続される二次側接続管と、
上記一次側接続管の下流側端部と上記二次側接続管の上流側端部とを互いに離間した状態で固定する載置板と、
上記一次側接続管の上流側端部と上記二次側接続管の下流側端部とを互いに離間した状態で把持する把持具と、を備え
上記載置板は、上記ベースの支持板部の上面に載置され、上記壁に対して接近、離間する方向に位置調節可能に上記支持板部に連結されており、
上記把持具は、上記ベースの支持板部の下面に当接する連結片部を有し、この連結片部は上記壁に対して接近、離間する方向に位置調節可能に上記支持板部に連結されていることを特徴とするガスメータの支持装置。 - 上記載置板と上記支持板部とのいずれか一方は、前後方向に延びて第1ボルトが挿通される第1長孔を有し、他方は、上記第1長孔を貫通した第1ボルトが螺合される第1ねじ穴を有し、
上記支持板部と上記把持具の連結片部とのいずれか一方は、前後方向に延びて第2ボルトが挿通される第2長孔を有し、他方は、上記第2長孔を貫通した第2ボルトが螺合される第2ねじ穴を有することを特徴とする請求項1に記載のガスメータの支持装置。 - 上記載置板が上記第1長孔を有するとともに、上記支持板部が上記第1ねじ穴を有しており、
上記支持板部が上記第2長孔を有するとともに、上記把持具の連結片部が上記第2ねじ穴を有していることを特徴とする請求項2に記載のガスメータの支持装置。 - 上記把持具は金属製の板材で構成されており、上記ベースの取付板部と平行をなして左右方向に延びる細長い基板部と、この基板部の両端に連なり円弧状をなす左右の把持部と、この把持部の先端に連なり上記基板部に対向する受板部と、上記基板部の上縁に連なり基板部と直交する上記連結片部とを一体に有し、
上記一次側接続管の上流側端部と上記二次側接続管の下流側端部が、それぞれ上記左右の把持部に把持され、上記受板部と上記基板部が締付手段により互いに接近する方向に締め付けられた状態で連結されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のガスメータの支持装置。 - 上記一次側接続管の上流側端部および上記二次側接続管の下流側端部は、それぞれ外周面に上記把持部が嵌合する環状の嵌合凹部を有することを特徴とする請求項4に記載のガスメータの支持装置。
- 上記一次側接続管の上流側端部および上記二次側接続管の下流側端部は、それぞれ外周面に係合凸部を有し、
上記各把持部は、上記係合凸部が係合する係合孔を有することを特徴とする請求項4または5に記載のガスメータの支持装置。 - 上記ベースの支持板部の左右の側縁には下方に折り曲げられて直線状に延びる折曲縁部が形成され、上記把持具の基板部の上縁には、上記折曲縁部がスライド可能に嵌め込まれる切欠が形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のガスメータの支持装置。
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