JP4127824B2 - 天井野縁受接続金物とその天井施工法 - Google Patents

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Description

本発明は、天井仕上材を取り付けるための野縁を支持する天井野縁受接続金物と、それらを使用して、任意の曲面形状の天井や、段差部のある天井を形成する天井施工法に関するものである。
従来、野縁は、上階の床板を支持する根太に直接下階の天井仕上材を固定すると、上階の振動が直接下階の天井仕上材に伝導するので、防音対策上、根太と天井仕上材との間を離隔させ、その天井仕上材を、根太の間に配設した野縁で支持するものが知られている(特許文献1参照)。
特開平7−259240号公報
しかし、図6(A)に示すように、天井仕上材10の形状を特殊なR曲面形状にする場合に、仕上がりの状態が当初の想像した外観と異なることがあり、施工主や設計者の希望により、R寸法を大きくしたり小さくしたりと変更しなければならないことがある。その場合、野縁11を吊持する野縁受12の変更が極めて困難であり、非常に手間の掛かるものとなる。
また、図6(B)に示すように、天井仕上材10の途中に段差13がある場合、野縁受12の交差部12aを溶接することで固定している。しかしながら、天井施工において、溶接作業を行うことは、火花の飛散等による火災発生の危険があり、火花飛散防止用の養生を行うにも手間が掛かるという課題がある。
解決しようとする問題点は、野縁受の特殊なR曲面形状や長さの変更等の形状変更が容易にできないこと、また、段差部分において溶接作業を必要としている点である。
本発明に係る天井野縁受接続金物は、野縁を吊持する断面略コ字型のチャンネルと、該チャンネルの長手方向における一端部に所望の角度範囲内で揺動自在に支持された揺動連結部材とからなり、前記チャンネルの本体部にはその長手方向に沿って長さ調節用の長孔が設けられているとともに、前記揺動連結部材には、支持部の近傍に、揺動の角度を示す角度指示部が設けられていることである。
本発明に係る天井野縁受接続金物による天井施工法の要旨は、天井野縁受接続金物により、揺動連結部材がチャンネルと直線状態から略直交方向に揺動するその揺動方向が同じである天井野縁受接続金物同士で任意の曲面形状のR天井を形成し、前記揺動方向が互いに反対である天井野縁受接続金物によって天井の段差部を形成することである。
本発明の天井野縁受接続金物は、R曲面の天井を形成する際に、チャンネルを任意の角度に揺動させて設定することができる、R曲面の天井を容易に施工でき、しかも、R形状の変更にも、揺動角度を変更すれば良く、また、そのチャンネルの長さも変更できるので、迅速に対応することができる。天井仕上材の途中に段差を設ける場合にも、この天井野縁受接続金物をボルト・ナットで連結して接続すれば良く、溶接手段を施すこともない。前記揺動の角度も、角度指示部により性格に把握することができる。このような天井野縁受接続金物を使用することで、任意の曲面のR天井や、段差部のある天井を形成することができる天井施工法となる。
本発明に係る天井野縁受接続金物1により、任意のR形状の天井を形成することが容易になされ、更に、そのR形状の変更も簡単になり、段差部においても溶接作業がなくなって、本発明の目的を実現した。
図1(A)は、本発明に係る天井野縁受接続金物1の正面図である。当該天井野縁受接続金物1は、野縁を吊持する金属製(鋼製、アルミニウム製等、)で、断面略コ字型のチャンネル2と、該チャンネル2の長手方向における一端部に所望の角度範囲内で揺動自在に支持された、金属製の揺動連結部材3とからなる。
前記チャンネル2は、図1(B),(C)に示すように、平板状の本体部2aと、同方向に略直交して屈曲されたフランジ2b,2cとにより、断面略コ字型に形成されている。なお、このフランジ2b,2cの先端部が更に折り曲げ加工等されていても、略コ字型に含まれるものである。更に、前記本体部2aの中央部に、その長手方向に沿って長さ調節のため、ボルト・ナットの取付位置をスライドさせることができる、長孔2dが設けられている。
前記長孔2dは、そこにボルトを差込み、他の部材を挟んでナットで締め込むことで取り付けるためのもので、その取付位置を長手方向に沿って変えることで、全体の長さを調節できるものである。
前記揺動連結部材3は、図1(A)に示すように、例えば、金属製の平板体であり、その中央部に貫通孔が設けられている。該貫通孔と、前記チャンネル2の一端部に設けられた貫通孔とを位置合わせして、そこにボルト4を共に挿通して締結することで回動自在に連結され、回転支持部となる。
更に、前記中央部の貫通孔を中心にして、例えば、半径rで所要幅の円弧状の孔3aが、チャンネル2と一直線状になる状態を角度0°として、そこから角度90°〜130°程度の範囲で設けられている。
前記孔3aに対して、チャンネル2側に貫通孔が位置的に対応させて設けられ、そこにボルト5・ナット6を挿通して締結することで、チャンネル2に対する揺動連結部材3の角度的な位置が位置決めされる。図1(A)に示す状態では、チャンネル2と揺動連結部材3とが直線状に位置決めされているが、前記ボルト5・ナット6を一旦緩めて、揺動連結部材3を反時計方向に適宜角度に回転させ、その位置でボルト5・ナット6を締結して位置決めすることで、所望の角度に曲げた状態にすることができる。
前記揺動連結部材3には、前記回転支持部の近傍に、揺動の角度θ(0°〜130°)を示す角度指示部3bが設けられている。これにより、揺動角度θが人目で現場にて確認することができる。このほか、隣接するチャンネルとの連結を図るためのボルト挿通用の貫通孔3cが、一端部側に設けられている。更に、段差部において、角パイプ14をビス固定するための、取付部3eが屈曲して形成されている。
また、図1(A)に示すように、接続金物の長手方向の長さを延長するために、金属製で断面コ字型に形成され、その長手方向に沿って細長い棒状の本体部7aに長孔7bが設けられて成る延長用チャンネル7が使用される。
前記延長用チャンネル7とチャンネル2とは、断面コ字型の本体部を背中合わせにして背向され、長孔2d,7bにボルト8が2本挿通されナット9で締結されるものである。全体の長手方向の長さを調節して前記ボルト8・ナット9で位置決めするものである。
図2に示す天井野縁受接続金物1aは、チャンネルと揺動連結部材との揺動方向の関係で、揺動連結部材3dにより、フランジ2b,2cを紙面裏側に向けたチャンネル2に対して、一直線状態から図2(A)に示すように反時計方向に回転させることができるようにしたものである。これにより、天井野縁受接続金物1同士を連結させた場合に対して、逆方向に向けてチャンネル2を連結することができるようになる。
このような天井野縁受接続金物1又は天井野縁受接続金物1aを使用して、野縁11を支持する天井下地を形成する態様について説明する。図3に示すように、R曲面の天井仕上材10にする場合には、天井野縁受接続金物1と延長用チャンネル7とを使用して、野縁受けを形成する。このように、円を描くように同じ方向に多角形状の曲面を順次形成していく場合には、天井野縁受接続金物1同士を連結する。
そして、途中で直線的に長さを長くしたい場合には、延長用チャンネル7を介在させるものである。よって、R曲面の変更もボルト・ナットを緩めて角度・長さの調節をすれば良いので、極めて容易になる。
次に、図4に示すように、天井仕上材10の途中に段差部を設ける場合には、前記天井野縁受接続金物1と、天井野縁受接続金物1aとの連結により、任意の段差を形成する。なお、天井野縁受接続金物1,1a同士の連結においても、長孔2dによりスライドさせて、長さ調節ができるのは勿論である。
前記のような台形状の段差部を、更に角度変化させて、図5(A)に示すように、直交した段差部にしたり、図5(B)に示すように、Z字型の段差部にすることができる。揺動連結部材3,3dにおける円弧状の孔3aの展開角度(90°〜130°)の程度により、可能となるものである。これにより、段差部における溶接作業は不要となる。
本発明に係る天井野縁受接続金物1の正面図(A)、底面図(B)、A−A線に沿った断面図(C)である。 同本発明に係る天井野縁受接続金物1,1aの正面図(A)、底面図(B)、B−B線に沿った断面図(C)である。 同本発明に係る天井野縁受接続金物1及び延長用チャンネル7により、R曲面の天井仕上材10を形成する使用状態の断面図である。 同本発明に係る天井野縁受接続金物1,1aにより段差部を形成する使用状態を示す断面図である。 同本発明に係る天井野縁受接続金物1,1aにより段差部を形成する使用状態を示す断面図(A),(B)である 従来例に係る野縁受の使用状態を示す断面図(A),(B)である。
符号の説明
1,1a 天井野縁受接続金物、
2 チャンネル、 2a 本体部、
2b,2c フランジ、 2d 長孔、
3 揺動連結部材、 3a 孔、 3b 角度指示部、
3c 貫通孔、 3d 揺動連結部材、
3e 取付部、
4 ボルト、
5 ボルト、
6 ナット、
7 延長用チャンネル、7a 本体部、7b 長孔、
8 ボルト、
9 ナット、
10 天井仕上材、
11 野縁、
12 野縁受。

Claims (2)

  1. 野縁を吊持する断面略コ字型のチャンネルと、該チャンネルの長手方向における一端部に所望の角度範囲内で揺動自在に支持された揺動連結部材とからなり、前記チャンネルの本体部にはその長手方向に沿って長さ調節用の長孔が設けられているとともに、前記揺動連結部材には、支持部の近傍に、揺動の角度を示す角度指示部が設けられていること、
    を特徴とする天井野縁受接続金物。
  2. 請求項1に係る天井野縁受接続金物により、揺動連結部材がチャンネルと直線状態から略直交方向に揺動するその揺動方向が同じである天井野縁受接続金物同士で
    任意の曲面形状のR天井を形成し、前記揺動方向が互いに反対である天井野縁受接続金物によって天井の段差部を形成すること、
    を特徴とする天井野縁受接続金物による天井施工法。
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