JP4544179B2 - セラミック基板の製造方法 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の第1実施形態に係るセラミック基板の製造方法を示す工程図であり、セラミック基板となるグリーンシート10の断面にて示すものである。本例の製造方法は、セラミックよりなるグリーンシート10を焼成することにより、配線基板としてのセラミック基板を製造するものである。
図3は、本発明の第2実施形態に係るセラミック基板の製造方法を示す工程図であり、セラミック基板となるグリーンシート10の断面にて示すものである。
上記各実施形態では、突起21は支持シート20に一体に成形されたものであったが、両シート10、20の対向状態において支持シート20の一面からこれに対向するグリーンシート10の面に向かって突出するものであれば、突起は、支持シート20と別体のものであってもよい。
図7は、本発明の第3実施形態に係るセラミック基板の製造方法を示す工程図であり、セラミック基板となるグリーンシート10の断面にて示すものである。上記各実施形態では、個片化されたセラミック基板の例を示したが、多連基板の状態でセラミック基板を製造する場合も、上記実施形態と同様である。
上記実施形態では、突起21を介した支持シート20によるグリーンシート10の支持は、支持シート20側から突出する突起21により行ったが、グリーンシート10側から突出する突起を用いてもよい。
なお、本発明のセラミック基板は、セラミックよりなるグリーンシートを焼成することにより形成された板状のものであれば、上記したような配線基板に限定されるものではなく、電気的な用途に用いないものに対しても、適用可能である。
11…凹部
12…突起としてのガイドピン
12a…ブレーク溝
20…支持シート
20a…穴
21…突起
Claims (12)
- セラミックよりなるグリーンシート(10)を焼成することによりセラミック基板を製造するセラミック基板の製造方法において、
焼成されたセラミックもしくは前記グリーンシート(10)の焼成温度よりも高い融点を持つ金属よりなる板状の支持シート(20)の一面を前記グリーンシート(10)の一面に対向させ、
この両シート(10、20)の対向状態において前記両シート(10、20)のどちらか一方の一面に、他方の一面に向かって突出する突起(12、21)を互いに離れた位置に設けるとともに、この突起(12、21)を当該他方の一面に入り込ませることにより、前記グリーンシート(10)を前記支持シート(20)によって支持した状態とし、
この状態にて前記グリーンシート(10)を焼成することにより、前記グリーンシート(10)のうち前記離れた位置にある前記突起(12、21)の間の部位における平面方向への収縮を抑制するようにしたことを特徴とするセラミック基板の製造方法。 - 前記突起(12、21)を、前記一方の一面にて連続した環状をなすように設けることを特徴とする請求項1に記載のセラミック基板の製造方法。
- 前記突起(12、21)を、前記一方の一面にて不連続に互いに離れて位置して設けることを特徴とする請求項1に記載のセラミック基板の製造方法。
- 前記突起(21)を前記支持シート(20)の一面側に設け、前記突起(21)を前記グリーンシート(10)の一面に入り込ませることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載のセラミック基板の製造方法。
- 前記支持シート(20)の前記突起(21)を前記グリーンシート(10)の一面に入り込ませることは、前記突起(21)を前記グリーンシート(10)の一面に押しつけて食い込ませることにより行うことを特徴とする請求項4に記載のセラミック基板の製造方法。
- 前記支持シート(20)の前記突起(21)を前記グリーンシート(10)の一面に入り込ませることは、あらかじめ前記グリーンシート(10)の一面における前記突起(21)に対応する部位に凹部(11)を形成し、この凹部(11)に前記突起(21)を挿入することにより行うことを特徴とする請求項4に記載のセラミック基板の製造方法。
- 前記凹部(11)は、窪みであることを特徴とする請求項6に記載のセラミック基板の製造方法。
- 前記凹部(11)は、前記グリーンシート(10)を貫通する穴であることを特徴とする請求項6に記載のセラミック基板の製造方法。
- 前記突起として、前記グリーンシート(10)の一面に設けられたガイドピン(12)を用い、このガイドピン(12)を前記支持シート(20)の一面に設けられた穴(20a)に入り込ませることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載のセラミック基板の製造方法。
- 前記支持シート(20)を前記グリーンシート(10)に対向させるときに、一対の前記支持シート(20)により前記グリーンシート(10)の両面を挟み込むとともに、前記グリーンシート(10)とこれに対向する各々の前記支持シート(20)との間において前記突起(12、21)による支持を行うことを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1つに記載のセラミック基板の製造方法。
- 前記グリーンシート(10)を前記支持シート(20)によって支持した状態では、前記突起(12、21)の入り込みがなされる部位以外では、前記支持シート(20)と前記グリーンシート(10)とを非接触の状態とすることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1つに記載のセラミック基板の製造方法。
- 前記グリーンシート(10)を焼成したものを分断することにより、個片化された前記セラミック基板を製造する工程を備えており、
前記支持シート(20)に設けられた前記突起(21)を前記グリーンシート(10)の一面に入り込ませることにより形成される溝(12a)を、利用して前記焼成されたグリーンシート(10)の分断を行うことを特徴とする請求項4に記載のセラミック基板の製造方法。
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- 2006-02-28 JP JP2006052095A patent/JP4544179B2/ja not_active Expired - Fee Related
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