JP4540410B2 - 直流/直流変換装置 - Google Patents
直流/直流変換装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4540410B2 JP4540410B2 JP2004191385A JP2004191385A JP4540410B2 JP 4540410 B2 JP4540410 B2 JP 4540410B2 JP 2004191385 A JP2004191385 A JP 2004191385A JP 2004191385 A JP2004191385 A JP 2004191385A JP 4540410 B2 JP4540410 B2 JP 4540410B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inverter device
- inverter
- voltage
- switching element
- output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Dc-Dc Converters (AREA)
Description
同図の構成は、電流可逆チョッパ回路(非特許文献1参照)を2台を組み合わせて構成したものである。
図3中、8は直流直流変換装置であり、直流電源4の正極、負極に接続される電源端子81、82、負荷5が接続される出力端子83、84を有する。負極出力端子84は電源端子82と共用することもできる。
86〜89は、Q1〜Q4のIGBTなどのスイッチング素子と、D1〜D4還流ダイオードとが逆並列されたものである。86〜89は、単相ブリッジを構成しており、その交流端子間にはリアクトル90が接続されている。
単相ブリッジと電源端子81、82、単相ブリッジと出力端子83、84との間には平滑用のコンデンサが設けられる。
スイッチング素子Q1とQ2の導通するデュティをD12、スイッチング素子Q3とQ4の導通するデュティをD34、電源電圧をVi、出力電圧をVoとすると、Vo=Vi・(D12/D34)となる。したがって、スイッチング素子Q1とQ2の導通するデュティD12と、スイッチング素子Q3とQ4の導通するデュティD34とを適切に制御することにより、出力電圧の制御が可能である。
図4中、1はインバータ装置の主回路部、100は制御部を示す。
インバータ装置の主回路部1は、交流入力端子11に与えられた電圧を整流器12により直流に変換し、リアクトル3を介して直流平滑コンデンサ16を充電する。リアクトル3を接続するために端子13、14が設けられる。また、該端子に対応して直流の負極性ラインにも端子15が設けられる。平滑コンデンサ16と並列に、IGBTなどのスイッチング素子と該素子と逆並列された還流ダイオードからなるインバータ部17が接続される。インバータ部17の出力は電流検出器18を介して出力端子19に接続される。
制御部100では、設定器101からの速度設定信号あるいはトルク設定信号などREFに基づいて、演算回路102にて各相の電流指令Iu*〜Iw*を発生する。電流制御回路103の加算器104では前記各相の電流指令Iu*〜Iw*と、電流検出器18からの各相の電流検出信号Iu〜Iwとの誤差信号を得、該誤差信号は演算増幅器105を介して、ゲート発生回路107の比較器108により三角波発生回路106の出力と比較され、インバータ部17のスイッチング素子Q1とQ2、Q3とQ4、Q5とQ6の各々の通流デュティが決定され、ゲート増幅器109を介してゲート信号として各スイッチング素子に伝えられる。該ゲート信号は、起動停止などをつかさどるシーケンス回路110からの信号により動作するスイッチ111により運転時のみ各スイッチング素子に伝えられる。
なお、制御部100のほとんどの機能は、マイクロコンピュータに組み込まれたソフトウエアにより実現されている。
2台のうちの第1のインバータ装置は、図3の86、87のスイッチング素子と85の平滑コンデンサとして使用する。
図4の出力端子19の3つの端子U、V、Wは接続され、インバータ部17の3相用の各スイッチング素子は3並列に接続されて、後述のように同じゲート信号を与えられて全くの並列素子として動作する。
第2のインバータ装置も、図3の88、89のスイッチング素子と90の平滑コンデンサとして使用する。第1のインバータ装置と同様に3つの端子U、V、Wは接続され、インバータ部17の3相用の各スイッチング素子は3並列に接続されて、後述のように同じゲート信号を与えられて全くの並列素子として動作する。
第2のインバータ装置の直流ラインの正極側のスイッチング素子と負極側のスイッチング素子とは一定の通流デュティで動作する。
一方、第1のインバータ装置の直流ラインの正極側のスイッチング素子と負極側のスイッチング素子の通流デュティは、出力電圧が設定値に一致するように制御される。
その結果、設計を短期間で行えるとともに、部材として標準のものが使用できるので、安価に製作できる。
また、通常は、4つのスイッチング素子の点弧、消弧する素子や、通流デュティを、電源電圧と出力電圧との大小関係や、電力の方向により変えているため(例えば、特許文献1参照)Q1〜Q4の4つのスイッチング素子を一体として制御しなければならないが、本発明では、Q3、Q4を含む第2のインバータ装置のデュティを固定することにより、制御的にはQ1、Q2を含む第1のインバータとの関わりをなくすことができ、2台の間の制御的な信号の授受をなくすことができる。その結果、2台のインバータ装置の間に必要な信号は、起動停止信号だけとなり、配線も簡略になり、ノイズによる誤動作の危険も少ないものとなる。
図1中、1、2は第1のインバータ装置および第2のインバータ装置であり、2台の既成のインバータ装置である。100、200はそれぞれのインバータ装置の制御部を示す。14、15、19は第1のインバータ装置について、また、24、25、29は第2のインバータ装置について、図4の正極端子14、負極端子15、出力端子19と同じ端子を示す。
直流電源4は、第1のインバータ装置の直流正極端子14と直流負極端子15に接続される。
第1のインバータ装置の出力端子19の3つの端子U、V、Wは一括に繋がれ、該端子にリアクトル5の一端が接続され、他端は第2のインバータの出力端子29に接続される。第2のインバータ装置の出力端子29の3つの端子U、V、Wも一括して繋がれている。第2のインバータ装置の直流正極端子14と直流負極端子15に負荷が接続される。
第2のインバータ装置の制御回路200の演算回路212は、正極側スイッチング素子と負極側スイッチング素子の通流デュティを一定とする信号を出力する。該信号は、シーケンス回路211が第1のインバータ装置のシーケンス回路111から受け取った運転停止指令により、スイッチ210を介して運転時のみスイッチング素子にゲート信号が伝えられる。
また、この構成では、2つのインバータ装置の主回路構成は、図4で示された既成のインバータ装置と全く同じであり、既成のインバータ装置をそのまま使用できる。
外部回路としては、出力電圧検出回路6を設けるだけであり、第1のインバータ装置の演算回路112へ信号を送る。しかも、第1のインバータ装置と、第2のインバータ装置との間の信号のやり取りは、第1のインバータ装置のシーケンス回路111から第2のインバータ装置2のスイッチ210に与えられる起動停止信号だけである。
第1のインバータ装置の制御部100の演算回路112内の121は電圧制御増幅回路であり、加算器122、演算増幅器123は出力電圧指令101の信号と外部に設けられた出力電圧検出器6からの信号との誤差を演算増幅し、電流指令I*を出力する。124は、電流検出器18を構成する3つの電流検出器CTu、CTv、CTwの検出信号Iu、Iv、Iwの電流総和Itを算出する。103は電流制御増幅回路であり、加算器104、演算増幅器105により、前記電流指令I*と電流総和Itとの誤差増幅し、デュティ指令D*を出力する。
デュティ指令D*は既成の制御部のゲート発生回路107に入力信号Du、Dv、Dwとして送られる。以下、既成の3つのゲート発生回路107は同じ動作となり、インバータ部のスイッチング素子Q1、Q3、Q5と、Q2、Q4、Q6は各々同じゲート信号となる。
該ゲート信号は、起動停止などをつかさどるシーケンス回路110からの起動停止指令により動作するスイッチ111により、運転時にのみスイッチング素子に伝えられる。
直流電圧検出器からの信号は、既成のインバータ装置のアナログ入力端子を使用できる。または、第2のインバータ装置と第1のインバータ装置との間に通信機能がある場合には、第2のインバータ装置が検出している直流電圧データを、前記通信機能により第1のインバータ装置に送ることによっても実現できる。
第1のインバータ装置のシーケンス回路110と第2のインバータ装置の210との間の信号は、通常設けられている第1のインバータ装置の運転停止表示接点と、第2のインバータ装置の非常停止接点入力端子等の運転インターロック端子を使用することができる。また、第2のインバータ装置と第1のインバータ装置との間に通信機能がある場合には、第1のインバータ装置の運転状態を、前記通信機能により第2のインバータ装置に送ることによっても実現できる。
以上のように第1のインバータ装置と第2のインバータ装置との間に通信機能がある場合には、直流電圧検出器を外部に設けたり、運転停止指令のやり取りに特別な配線を設ける必要もない。
3 リアクトル
4 直流電源
5 リアクトル
6 負荷
7 直流電圧検出器
11 電源端子
12 整流回路
13 端子
14、24 直流ライン正極端子
15、25 直流ライン負極端子
16、26 平滑コンデンサ
17、27 インバータ部
18、28 電流検出器
19、29 インバータ出力端子
100、200 インバータ制御部
101、202 設定器
102、112、212 演算部
103 電流制御増幅器
104、122 加算器
105、123 演算増幅器
106、206 三角波発生器
107、207 ゲート発生器
108、208 比較器
109、209 ゲート増幅器
110、210 シーケンス回路
111、211 スイッチ
121 電圧制御増幅器
124 総和器
81、82 直流電源端子
83、84 直流出力端子
85、91 平滑コンデンサ
86〜89 スイッチング素子
90 リアクトル
Claims (2)
- 2台の3相インバータ装置を有し、第1のインバータ装置の直流ライン端子に直流電源を接続し、第2のインバータ装置の直流ライン端子に直流負荷を接続し、前記第1、第2のインバータ装置各々の3相出力端子を全て接続し、前記2台のインバータ装置の出力端子をリアクトルを介して接続したことを特徴とする直流/直流変換装置。
- 2台の3相インバータ装置を有し、第1のインバータ装置の直流ライン端子に直流電源を接続し、第2のインバータ装置の直流ライン端子に直流負荷を接続し、前記第1、第2のインバータ装置各々の3相出力端子を全て接続し、前記2台のインバータ装置の出力端子をリアクトルを介して接続して構成し、第1のインバータ装置は直流電圧制御回路を有し、負荷の直流電圧検出信号と直流電圧設定指令が与えられ、前記直流電圧制御回路の出力により、正極側のスイッチング素子と負極側のスイッチング素子との通流デュティを制御する機能を有し、第2のインバータ装置は、正極側のスイッチング素子と負極側のスイッチング素子との通流デュティが一定な動作を行い、該第2のインバータ装置は第1のインバータ装置から与えられる運転停止指令により動作することを特徴とする直流/直流変換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004191385A JP4540410B2 (ja) | 2004-06-29 | 2004-06-29 | 直流/直流変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004191385A JP4540410B2 (ja) | 2004-06-29 | 2004-06-29 | 直流/直流変換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006014556A JP2006014556A (ja) | 2006-01-12 |
JP4540410B2 true JP4540410B2 (ja) | 2010-09-08 |
Family
ID=35781110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004191385A Expired - Fee Related JP4540410B2 (ja) | 2004-06-29 | 2004-06-29 | 直流/直流変換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4540410B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FI122046B (fi) | 2009-01-12 | 2011-07-29 | Abb Oy | Aurinkovoimala |
CN109510256A (zh) * | 2018-11-12 | 2019-03-22 | 深圳市北钧电子有限公司 | 一种宽输入的智能充电方法及装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002119068A (ja) * | 2000-10-04 | 2002-04-19 | Denso Corp | 電力用インバータ装置 |
JP2004072964A (ja) * | 2002-08-09 | 2004-03-04 | Pfu Ltd | Dc−dcコンバータ |
JP2004135372A (ja) * | 2002-10-08 | 2004-04-30 | Tdk Corp | 力率改善コンバータ |
-
2004
- 2004-06-29 JP JP2004191385A patent/JP4540410B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002119068A (ja) * | 2000-10-04 | 2002-04-19 | Denso Corp | 電力用インバータ装置 |
JP2004072964A (ja) * | 2002-08-09 | 2004-03-04 | Pfu Ltd | Dc−dcコンバータ |
JP2004135372A (ja) * | 2002-10-08 | 2004-04-30 | Tdk Corp | 力率改善コンバータ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006014556A (ja) | 2006-01-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4669723B2 (ja) | 電動機制御装置 | |
JP5438004B2 (ja) | 電力変換装置 | |
JP5223711B2 (ja) | 無停電電源装置 | |
JP6552739B2 (ja) | 並列電源装置 | |
JPH0965658A (ja) | 電力変換装置 | |
JP4520325B2 (ja) | 電力変換装置 | |
JP6659190B2 (ja) | 電力変換装置、および電力変換システム | |
JP2008172925A (ja) | マトリックスコンバータのバックアップ運転装置 | |
US20220393566A1 (en) | Power supply system and moving body | |
JP4783174B2 (ja) | 電力変換装置 | |
JP3365254B2 (ja) | 単相−多相電力変換回路 | |
JP5734083B2 (ja) | 電力変換装置 | |
JP4556108B2 (ja) | 電力変換器の制御装置 | |
KR20070097093A (ko) | 컨버터 | |
JP4059083B2 (ja) | 電力変換装置 | |
JP5490263B2 (ja) | 電力変換装置 | |
JP6573198B2 (ja) | 電力変換装置 | |
JP4540410B2 (ja) | 直流/直流変換装置 | |
JP5360408B2 (ja) | 電力変換装置 | |
JPH06153519A (ja) | 並列運転システム用電力変換装置 | |
JP4471076B2 (ja) | Pwmサイクロコンバータ | |
JP2008160942A (ja) | 半導体電力変換装置 | |
JP2002320390A (ja) | 蓄電装置 | |
JP6417268B2 (ja) | 電力変換装置 | |
JP2010226793A (ja) | 双方向昇降圧コンバータ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070523 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100108 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100209 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100409 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100622 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100622 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4540410 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130702 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |