JP4538262B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP4538262B2
JP4538262B2 JP2004142171A JP2004142171A JP4538262B2 JP 4538262 B2 JP4538262 B2 JP 4538262B2 JP 2004142171 A JP2004142171 A JP 2004142171A JP 2004142171 A JP2004142171 A JP 2004142171A JP 4538262 B2 JP4538262 B2 JP 4538262B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jackpot
lottery
winning
rounds
generating means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004142171A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005323655A (ja
Inventor
幸治 向山
Original Assignee
ダイコク電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ダイコク電機株式会社 filed Critical ダイコク電機株式会社
Priority to JP2004142171A priority Critical patent/JP4538262B2/ja
Publication of JP2005323655A publication Critical patent/JP2005323655A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4538262B2 publication Critical patent/JP4538262B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)

Description

本発明は、パチンコ遊技機に関する。
従来、例えば特許文献1に示すように、大当たり毎にラウンド数を変化させるパチンコ遊技機が知られている。このようなパチンコ遊技機は、大当たりに当選した時点でラウンド数抽選を行い、その大当たりのラウンド数を決定するようにしている。
特開2001−9116号公報
しかしながら、このようなパチンコ遊技機では、ラウンド数抽選で少ないラウンド数が決定されてしまうと、遊技者は落胆して遊技意欲を喪失してしまうという問題があった。
本発明は上記した背景をもとになされたもので、少ないラウンド数が決定された場合であっても、遊技者が直ちに落胆してしまうことがなく、期待感を持続させることが可能なパチンコ遊技機を提供することを課題とする。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記課題を解決するために本発明は、開放状態と閉鎖状態とを呈する大入賞口と、可変式の入賞口である特別始動可変入賞口に玉が入賞した場合に大当たり抽選を実行し、大当たり抽選の結果が当選である場合に、特別図柄表示部に大当たり図柄を表示させて大当たりを発生させる大当たり発生手段と、大当たりの発生に応じて、大入賞口を予め定められたラウンド数だけ繰返し開放状態とする開放制御を実行する開放制御手段と、を備えたパチンコ遊技機において、
大当たり抽選に当選したときにラウンド数を抽選により決定するラウンド数決定手段と、
このラウンド数決定手段が決定したラウンド数を消化するための大当たりの回数を抽選により決定する大当たり回数決定手段と、
ラウンド数決定手段が決定したラウンド数を、大当たり回数決定手段が決定した回数の各大当たりに配分するラウンド数配分手段と、
大当たり発生手段が発生させた大当たりが終了した後、大当たり回数決定手段が決定した回数の大当たりのうち未消化の大当たりが残っているときは、大当たり抽選に当選する確率よりも高い確率で当選する大当たり発動抽選を、特別始動可変入賞口に玉が入賞した場合に実行し、その大当たり発動抽選に当選したときに未消化の大当たりを発生させる連続大当たり発生手段と、
を備え
特別図柄表示部には、大当たり発動抽選に当選した場合に大当たり抽選に当選していなくても大当たり図柄が強制的に表示されることを特徴とする。
上記本発明のパチンコ遊技機は、抽選により先ずラウンド数が決定され、そのラウンド数が次に決定された大当たり回数(例えば複数の大当たり)に配分され、配分されたラウンド数を消化するように構成されており、少ないラウンド数の大当たりが発生した場合であっても、内部的にそれ以上のラウンド数が決定されている可能性が残ることになる。従って、ラウンド数が少ない大当たりの場合であっても、遊技者が直ちに落胆してしまうことがなく、期待感をもって遊技を継続させることが可能となる
その際、連続大当たり手段は、大当たり発生手段が発生させた大当たりが終了した後、大当たり回数決定手段が決定した回数の大当たりのうち未消化の大当たりが残っているときは、大当たり抽選に当選する確率よりも高い確率で当選する大当たり発動抽選を実行し、その大当たり発動抽選に当選したときに未消化の大当たりを発生させる。このように連続大当たり発生手段を備えることにより、大当たり発動抽選に当選したときは、未消化の大当たりの消化が実行されるので、遊技者は期待感を維持しながら遊技を進めることが可能となる。
また、その際、大当たり発生手段が発生させた大当たりが終了した後、及び連続大当たり発生手段が発生させた大当たりが終了した後次の大当たりが発生するまで、通常状態よりも遊技者にとって有利な特別状態を発生させる特別状態発生手段を備えるのが望ましい。このように特別状態(例えば時短状態)を発生させる特別状態発生手段を備えることにより、遊技者にとって有利な状態に移行し次の大当たりが発生し易くなるので、遊技者の期待感をさらに高められる。なお、特別状態への移行が、大当たり発動待ち状態の確定を示すようにすれば、遊技者に大当たりが潜伏している状態であることが認識され、遊技継続意欲が持続される。
さらに、大当たり発生手段が発生させた大当たりが終了した後、及び連続大当たり発生手段が発生させた大当たりが終了した後、大当たり発動抽選に当選するまでの間に大当たり抽選に新たに当選したときは、先に大当たり抽選に当選した大当たりを全て消化した後に、当該新たに当選した大当たりを発生させるのが望ましい。このように大当たり発動抽選に当選するまでの間に通常状態と同様に新たな大当たりに内部当選した場合、その大当たりが有効化され、新たなラウンド数が各大当たりに配分されストックされ、先に成立した大当たりに続いて、消化可能とされるので、遊技者は大きな期待感をもって遊技を持続することが可能となる。
(実施例)
以下、本発明の実施の形態につき、図面に示すパチンコ遊技機の実施例を参照して説明する。図1は、本発明のパチンコ遊技機1の正面模式図である。パチンコ遊技機1は、台枠に取り付けられた透明ガラス扉2と、台枠の内側に配置されてガラス扉2によって覆われる遊技盤3を有する。遊技盤3は、円状に遊技領域が形成されている。遊技盤3の下方には、玉供給皿4が設けられている。玉供給皿4に準備された玉は、ハンドル5を含んで構成される玉発射機構によって遊技盤3に向けて発射される。遊技盤3に達した玉は、その遊技盤3の面上を落下する。
遊技盤3の面上には、その中央付近に液晶表示部6が配設されている。液晶表示部6には、3つのキャラクタ(数字)で構成された図柄が変動表示される特別図柄表示部13、2つのキャラクタで構成された図柄が変動表示される普図表示部14、保留玉表示部15及びラウンド抽選表示部16が設けられている。液晶表示部6の下方には、特別始動可変入賞口7が配置されている。液晶表示部6の左方には普図始動入賞口8が設けられている。特別始動可変入賞口7の下方には、当該パチンコ遊技機1が大当たりしたときに開放するアタッカー(大入賞口)10と、玉を回収するためのアウト口11が設けられている。
特別始動可変入賞口7は、入賞口の両側に可動部材12,12が可動自在に設けられ、動作時に左右に開くように可変式の入賞口として構成されている。すなわち、非動作時には閉鎖した第1状態(図1に実線で示す状態)を呈し、動作時には開放した第2状態(図1に破線で示す状態)を呈するものである。
次に、図2に示すのは、パチンコ遊技機1の遊技制御装置20の構成を示すブロック図である。遊技制御装置20は、メイン基板21、このメイン基板21に搭載されたCPU22、遊技プログラムを格納したROM23、RAM24、入出力回路(I/O)25、CPU22からの制御信号の出力が接続される表示制御基板26、音声制御基板27、ランプ制御基板28、払出制御基板29、発射制御基板30、この遊技制御装置20に電源を供給する電源回路31及びメイン基板21が含む主制御回路(CPU22などで構成される主制御回路)に初期化信号を出力するリセット回路45を含み構成される。
玉の通過を検知したとき検知信号を出力する検知スイッチとして、特別始動可変入賞検出器32、普図始動入賞検出器33、アタッカー入賞検出器35が入出力回路25を介してCPU22に接続されている。特別始動可変入賞口開放用ソレノイド36、アタッカー開放用ソレノイド37が入出力回路25を介してCPU22に接続されている。CPU22からの制御信号により特別始動可変入賞口開放用ソレノイド36が駆動され、可動部材12,12の開閉が制御される。表示制御基板26にはCPU22からの制御信号が入力され、該制御信号に応じて液晶表示部6の特別図柄表示部13、普図表示部14、保留玉表示部15及びラウンド抽選表示部16の表示が制御される。また、音声制御基板27では音声信号を作成し、音声信号が増幅されスピーカ40から音声が出力される。ランプ制御基板28にはCPU22からの制御信号が入力され制御信号に応じて装飾ランプ等のランプ41が制御される。また、払出制御基板29では制御信号に応じて賞球や貸球の払出装置42を制御する。発射制御基板30では同様に玉の発射装置43を制御する。
CPU22(大当たり発生手段)は、特別始動可変入賞口7の入賞に起因して所定の大当たり条件の成立に応じて大当たりを発生させる機能を有している。CPU22(開放制御手段)は、大当たりの発生に応じて、アタッカー10を予め定められたラウンド数だけ繰返し開放状態とする開放制御を実行するする機能を有する。CPU22(ラウンド数決定手段)は、所定の大当たり条件の成立に応じてラウンド数を抽選により決定する一方、CPU22(大当たり回数決定手段)は、ラウンド数決定手段が決定したラウンド数を消化するための大当たりの回数を抽選により決定する機能を有する。CPU22(ラウンド数配分手段)は、ラウンド数決定手段が決定したラウンド数を、大当たり回数決定手段が決定した回数の各大当たりに配分する機能を有している。
CPU22(連続大当たり発生手段)は、大当たり回数決定手段が決定した回数の大当たりを連続的に発生するとともに、大当たりが終了した後、所定の発動条件が成立した時点で次の大当たりを発生する機能を有している。
図3は液晶表示部6の表示例を示す。中央に特別図柄表示部13、下方左に普図表示部14、下方右に保留玉表示部15、特別図柄表示部13の下方にラウンド抽選表示部16を設けている。保留玉表示部15では、特別始動可変入賞口7の入賞により得られる大当たり抽選結果を保留情報としてRAM24に記憶し、記憶された保留数を表示するものである。図3(a)において1個を表し、大当たり抽選結果があと1回得られることを示している。本実施例では特別図柄の保留玉の上限は4個に設定されている。
ラウンド抽選表示部16について説明する。本実施例では大当たりを発生すると、抽選によりラウンド数と大当たり回数とを決定して、決定されたラウンド数を、大当たり回数の各大当たりに配分するようにしている。ラウンド抽選表示部16では抽選結果により配分された大当たりのラウンド数を表示するものである。図3(b)において「7」がフラッシュ(点滅)され、今回の大当たりに配分されたラウンド数が「7」であることを示している。なお、大当たり1回のラウンド数の範囲は「2」から「16」に設定されている。
図3(c)は大当たり発生中における液晶表示部6の表示画面を示している。大当たり発生中においては、ラウンド抽選表示部16の表示画面がラウンド数表示に切り換えられ、現在のラウンド数と合計ラウンド数の表示及びラウンド中のアタッカー10の入賞個数の表示をするようにしている。図3(c)において合計7ラウンドのうち現在が1ラウンド目であること、及び現在のアタッカー10の入賞個数が「1」であることを示している。なお、特別図柄表示部13の上方にはメッセージ表示部17を設けている。ラウンド抽選が行われた際、或いは大当たりが決定された際に、その旨をメッセージとして遊技者に報知する。
次に、図4〜図6に示すフローチャートに従って制御フローについて説明する。はじめに大当たり抽選について説明する。特別始動可変入賞口7に付設された特別始動可変入賞検出器32により玉を検知すると、入賞検知信号がCPU22に伝送される。CPU22に入賞検知信号が入力されたタイミングに応じて、CPU22が当たり判定用カウンタから乱数値(カウンタ値)を取得し、その乱数値が当たり乱数に一致するか否かを判定することにより大当たりの抽選を行っている。本実施例では、当たり判定用カウンタのカウンタ値の範囲を「0〜299」、当たりカウンタ値を「7」とし、大当たり抽選の当選確率を「1/300」に設定している。
次に、普図抽選について説明する。普図始動入賞口8に付設された普図始動入賞検出器33により玉を検知すると、入賞検出信号がCPU22に伝送される。CPU22に入賞検知信号が入力されたタイミングに応じてCPU22が判定用カウンタから乱数値(カウンタ値)を取得し、その乱数値が当たり乱数に一致するか否かを判定することにより普図抽選を行っている。
本実施例では、普図抽選において例えば乱数値範囲を「0〜1」とし、「1」を当たり、「0」をハズレとしている。抽選処理で乱数値が当たり乱数である場合、当たり条件成立となる。当たりとなったときに、普図表示部14に当たり停止図柄として、例えば「☆☆」と2列とも同じ記号が揃った状態を表示する。なお、普図の1回の変動表示時間は、通常状態においては30秒であるが、時間短縮状態(時短状態ともいう)においては5秒に短縮されるように設計されている。従って、時短状態においては通常状態よりも頻繁に普図が変動を停止することになる。このような変動時間短縮機能を一般に「時短機能」と称し、この時短機能が発動している状態を時短状態という。
普図抽選において当たりとなると、通常状態においては特別始動可変入賞口7を0.5秒開放する。CPU22からの制御信号により特別始動可変入賞口開放用ソレノイド36が駆動され、可動部材12,12が開放状態となり、玉の入賞率が高まるとともに、上記開放時間経過後、閉鎖状態となり、開放状態と比べて入賞率が低くなる。特別始動可変入賞口7に玉の入賞があった場合、前述の大当たり抽選が実行される。そして、時短状態では特別始動可変入賞口7の開放時間が5秒に延長されるように設定されている。
図4はスタート入賞処理のフローを示す。特別始動可変入賞口7に玉が入ると、保留玉数が「4」であるか否か(上限に達しているか否か)を判定し(S1)、上限に達している場合はリターンする一方、上限に達していない場合は大当たり抽選用乱数を抽出する(S2)。その抽選結果は保留情報としてRAM24に記憶され(S3)、図3(a)に示すように保留玉表示部15の保留玉が「+1」インクリメントされる(S4)。
本実施例では、1回の大当たりは配分されたラウンド数を消化すると終了し、大当たりが終了したときに未消化の大当たりが残っている場合は、次の大当たりの発動待ち状態(潜伏モード)へ移行するようにしている。潜伏モードにおいては潜伏モードフラグが「ON」となっている。
次に、ステップS5において、潜伏モードフラグが「ON」であるか否かを判定し、潜伏モードでない場合はリターンする一方、潜伏モードである場合は大当たり発動抽選用乱数を抽出する(S6)。大当たり発動抽選は特別始動可変入賞口7に入賞する毎に、「1/30」の当たり確率で抽選が実行される。そして、抽選結果が当たり乱数か否かを判定し(S7)、ハズレの場合はリターンする一方、当選の場合は大当たり発動フラグを「ON」にする(S8)。上記の通り、大当たり発動抽選に当選する確率は、通常状態において大当たり抽選に当選する確率よりも格段に高いので、潜伏モード中は次の大当たりが短い時間間隔で連続的に発生することになる。
次に、図5に示す図柄変動処理について説明する。ステップS11において、保留玉数が「1」以上か否かを判定し、保留玉がない場合はリターンする一方、保留玉数が「1」以上の場合は保留情報を読み込み(S12)、保留玉数を「1」デクリメントする(S13)。保留情報が示す抽出乱数が大当たり乱数に一致しているか否かを判定し(S14)、大当たり乱数に一致していない場合はステップS18に移行する一方、大当たり乱数に一致している場合はラウンド数と大当たり回数を抽選により決定する(S15)。
本実施例では、ラウンド数抽選において、ラウンド数の範囲は「2〜48」に設定され、この範囲内で決定される。また、大当たり回数抽選において、大当たり回数の範囲は「1〜4」に設定されている。ただし、大当たり1回のラウンド数は「2〜16」の範囲に設定されており、この範囲内に収まるように大当たり回数を決定する
次に、決定されたラウンド数を、大当たり回数の各大当たりにランダムに配分する(S16)。本実施例では、例えばラウンド数が「30」、大当たり回数が「3」の場合に、1回目が7ラウンド(以下、ラウンドはRとも記述する)、2回目が8R、3回目が15Rのように配分する。
次に、潜伏モードフラグが「ON」であるか否かを判定し(S17)、潜伏モードでない場合はステップS19に移行する一方、潜伏モードである場合は、ステップS18において、大当たり発動フラグが「ON」であるか否を判定する。大当たり発動フラグが「ON」でない場合はハズレ図柄を決定し(S20)、図柄変動を開始する(S21)一方、大当たり発動フラグが「ON」の場合は大当たり図柄を決定し(S19)、図柄変動を開始する(S21)。すなわち潜伏モード中に大当たり発動抽選に当選したときは強制的に大当たり図柄を表示するようにしている。
次に、図柄変動開始後、所定時間が経過したか否かを判定し(S22)、経過した場合は図柄変動を停止し(S23)、停止図柄が大当たり図柄か否かを判定する(S24)、大当たり図柄でない場合はリターンする一方、大当たり図柄である場合は大当たりフラグを「ON」にする(S25)とともに、潜伏モードフラグと大当たり発動フラグとを「OFF」にする(S26)。大当たり図柄として、例えば図3(c)に示すように特別図柄表示部13に「777」と表示されるとともに、メッセージ表示部17に抽選結果が大当たりである旨のメッセージが表示される。
次に、図6に示す大当たり処理について説明する。大当たりフラグが「ON」であるか否かを判定し(S31)、大当たりでない場合はリターンする一方、大当たりフラグが「ON」の場合はアタッカー10の開放と閉鎖を1ラウンドとし、配分決定されたラウンド数(例えば7ラウンド)となるまでアタッカー10の開放動作を繰り返し行う(S32)。あわせて図3(c)に示すように、ラウンド抽選表示部16の表示が、ラウンド抽選の表示からラウンド数表示(現在のラウンド数と合計ラウンド数の表示及びラウンド中のアタッカー10の入賞個数の表示)に切り換えられ、ラウンド数が「+1」インクリメントされて(S33)、現在のラウンド数が表示される。図3(c)において現在1ラウンド目(合計7ラウンドのうちの1ラウンド目)であることを示している。
次に、最終ラウンドに達したか否かを判定し(S34)、最終ラウンドに達した場合は大当たりフラグを「OFF」にする(S35)一方、達していない場合はステップS36に移行し、アタッカー10に入賞があったか否かを判定し、入賞があった場合、RAM24の入賞個数記憶領域に記憶され、結果として図3(c)に示すようにアタッカー10の入賞個数表示が「+1」インクリメントされ(S37)、入賞個数が表示される。図3(c)において入賞個数が「1」であることを示している。以下、アタッカー10の1ラウンドにおける最大入賞個数「10」になるまで繰り返される。入賞個数をカウントし、その入賞カウンタ値が「10」になったか否かを判定し(S38)、「10」に達した場合、アタッカー10を閉鎖する(S39)。
次に、大当たりフラグが「OFF」であるか否かを判定し(S40)、大当たりフラグが「OFF」の場合は大当たりが潜伏状態であるか否かを判定する(S41)。大当たりが潜伏状態でない場合はリターンする一方、大当たりが潜伏状態(潜伏モード)である場合は潜伏モードフラグを「ON」とする(S42)とともに、時短抽選用乱数を取得する(S43)。本実施例では潜伏モードに移行する際に時短抽選を行い、「1/2」の当選確率で時短状態を発動するように設定されている。取得した乱数が時短当選値か否かを判定し(S44)、ハズレの場合はリターンする一方、当選の場合は時短フラグを「ON」にする(S45)。
時短状態が発動されると、普図の図柄変動時間は30秒(通常状態)から5秒に短縮されるとともに、特別始動可変入賞口7の開放時間が0.5秒(通常状態)から5秒に延長される。遊技者には現在の遊技状態が潜伏モードであるかどうかは本来わからないが、このような時短状態が所定の確率で発動されることにより、潜伏モードが確定となり、遊技者において現在の遊技状態が潜伏モードであることが認識できることになる。潜伏モード中は特別始動可変入賞口7の入賞毎に大当たり発動抽選が行われ、当選すると特別図柄表示部13に強制的に大当たり図柄が表示される。時短状態においては通常状態よりも頻繁に普図が変動を停止するとともに、特別始動可変入賞口7の開放時間が延長され、特別始動可変入賞口7へ玉が入賞し易くなり、大当たり発動抽選回数が増え、大当たりの発動に当選する可能性が高められる。
また、本実施例では潜伏モード中においても通常時と同様に大当たり抽選が行われ、この大当たり抽選に当選した場合は、新たに決定されたラウンド数と大当たり回数とに基づいて、ラウンド数を各大当たりに配分してこれをストックするように設定されている。先の大当たりにおけるラウンド数の消化(潜伏モード中の大当たり発動抽選の当選によるラウンド消化を含む)により一区切りした後に、ストックされた大当たりによるラウンドが実行される。従って、潜伏モード中に大当たりに当選した場合、ラウンド数と大当たり回数とがストックされ、先の大当たりのラウンド数の消化後、引き続き消化され、一旦区切りをもって連続して次の大当たりの消化が実行されることになる。
このように、抽選により先ずラウンド数が決定され、そのラウンド数を次に決定された大当たり回数(例えば複数の大当たり)に配分され、消化するように構成されており、少ないラウンド数の大当たりが発生した場合であっても、内部的にそれ以上のラウンドが決定されている可能性が残ることになるため、遊技者が直ちに落胆してしまうことがない。そして、連続大当たり発生手段を備えることにより、大当たり発動抽選に当選した場合には、未消化の大当たりの消化が実行されるので、遊技者は期待感を維持しながら遊技を進めることができる。
また、潜伏モード中(大当たり発動待ち中)において、抽選で時短状態を発生させる時短状態発生手段を備えることにより、遊技者にとって有利な状態に移行するので、次の大当たりが発生し易くなって遊技者の期待感をさらに高めることができる。時短状態への移行が潜伏モードの確定を示して、遊技者に大当たりが潜伏している状態であることが認識され、安心感をもって遊技継続意欲が持続されることになる。時短状態を発動しない場合は、表面上は潜伏モードかどうか分からないため、遊技者は大当たりが潜伏しているかもしれないといった期待感をもって遊技することになる。
さらに、潜伏モード中も通常状態と同様に新たな大当たりが発生した場合、その大当たりが有効化され、新たなラウンド数が各大当たりに配分されストックされ、発動待ちの大当たりに続いて、消化可能とされるので、遊技者は大きな期待感をもって遊技を持続することができる。
なお、本実施例に次のような変形を加えてもよい。潜伏モード中は通常時と異なる演出を実行する演出手段を設けるようにしてもよいし、或いは演出パターンの選択率を通常時と潜伏モード中とで異なるように設定してもよい。このような演出手段を設けることにより、時短が発動しない場合であっても、潜伏モード中であることを遊技者にある程度報知することが可能となり、遊技性が向上する。演出の内容としは、例えば通常の図柄変動と異なるパターンの図柄変動を実行したり、或いは通常の効果音と異なるパターンの効果音を出力したり、又は通常の点灯・点滅パターンと異なるパターンで装飾ランプを点灯・点滅させるようにしたりすることが挙げられる。
また、潜伏モード中においては、大当たり発動抽選に当選した時点で次の大当たりを発生するようにしたが、予め定められた回数(例えば10回)の図柄変動を実行した時点で次の大当たりを発生させるようにしてもよい。或いは潜伏モードを設けることなく大当たり終了後即座に次の大当たりを発生させることも可能である。要するに、短い時間間隔で次の大当たりを連続的に発生させることができれば、どのような手段であってもよい。
本発明のパチンコ遊技機の正面模式図。 パチンコ遊技機の電気的構成を示すブロック図。 液晶表示部の表示例を示す図。 スタート入賞処理のフローチャート。 図柄変動処理のフローチャート。 大当たり処理のフローチャート。
符号の説明
1 パチンコ遊技機
6 液晶表示部
7 特別始動可変入賞口
8 普図始動入賞口
10 アタッカー(大入賞口)
16 ラウンド抽選表示部
22 CPU(大当たり発生手段、開放制御手段、ラウンド数決定手段、大当たり回数決定手段、ラウンド数配分手段、連続大当たり発生手段、特別状態発生手段)

Claims (3)

  1. 開放状態と閉鎖状態とを呈する大入賞口と、
    可変式の入賞口である特別始動可変入賞口に玉が入賞した場合に大当たり抽選を実行し、前記大当たり抽選の結果が当選である場合に、特別図柄表示部に大当たり図柄を表示させて大当たりを発生させる大当たり発生手段と、
    前記大当たりの発生に応じて、前記大入賞口を予め定められたラウンド数だけ繰返し開放状態とする開放制御を実行する開放制御手段と、を備えたパチンコ遊技機において、
    前記大当たり抽選に当選したときに前記ラウンド数を抽選により決定するラウンド数決定手段と、
    このラウンド数決定手段が決定したラウンド数を消化するための大当たりの回数を抽選により決定する大当たり回数決定手段と、
    前記ラウンド数決定手段が決定したラウンド数を、前記大当たり回数決定手段が決定した回数の各大当たりに配分するラウンド数配分手段と、
    前記大当たり発生手段が発生させた大当たりが終了した後、前記大当たり回数決定手段が決定した回数の大当たりのうち未消化の大当たりが残っているときは、前記大当たり抽選に当選する確率よりも高い確率で当選する大当たり発動抽選を、前記特別始動可変入賞口に玉が入賞した場合に実行し、その大当たり発動抽選に当選したときに前記未消化の大当たりを発生させる連続大当たり発生手段と、
    を備え
    前記特別図柄表示部には、前記大当たり発動抽選に当選した場合に前記大当たり抽選に当選していなくても前記大当たり図柄が強制的に表示されることを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 前記大当たり発生手段が発生させた大当たりが終了した後、及び前記連続大当たり発生手段が発生させた大当たりが終了した後次の大当たりが発生するまで、通常状態よりも遊技者にとって有利な特別状態を発生させる特別状態発生手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機。
  3. 前記大当たり発生手段が発生させた大当たりが終了した後、及び前記連続大当たり発生手段が発生させた大当たりが終了した後、前記大当たり発動抽選に当選するまでの間に前記大当たり抽選に新たに当選したときは、先に大当たり抽選に当選した大当たりを全て消化した後に、当該新たに当選した大当たりを発生させることを特徴とする請求項1又は2に記載のパチンコ遊技機。
JP2004142171A 2004-05-12 2004-05-12 パチンコ遊技機 Expired - Fee Related JP4538262B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004142171A JP4538262B2 (ja) 2004-05-12 2004-05-12 パチンコ遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004142171A JP4538262B2 (ja) 2004-05-12 2004-05-12 パチンコ遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005323655A JP2005323655A (ja) 2005-11-24
JP4538262B2 true JP4538262B2 (ja) 2010-09-08

Family

ID=35470474

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004142171A Expired - Fee Related JP4538262B2 (ja) 2004-05-12 2004-05-12 パチンコ遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4538262B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002078893A (ja) * 2000-09-08 2002-03-19 Maruhon Ind Co Ltd 遊技機
JP2004057372A (ja) * 2002-07-26 2004-02-26 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002078893A (ja) * 2000-09-08 2002-03-19 Maruhon Ind Co Ltd 遊技機
JP2004057372A (ja) * 2002-07-26 2004-02-26 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005323655A (ja) 2005-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4708964B2 (ja) パチンコ遊技機
JP4253653B2 (ja) パチンコ遊技機
JP5476218B2 (ja) パチンコ機
JP2006304922A (ja) パチンコ遊技機
JP2004008454A (ja) パチンコ遊技機
JP5586339B2 (ja) パチンコ機
JP2006130192A (ja) パチンコ遊技機
JP2006025895A (ja) パチンコ遊技機
JP2007082829A (ja) 遊技機
JP2009183582A (ja) 遊技機
JP5476255B2 (ja) 遊技機
JP4834325B2 (ja) パチンコ遊技機
JP4349566B2 (ja) パチンコ遊技機
JP2007082571A (ja) 遊技機
JP5421171B2 (ja) パチンコ機
JP2005143623A (ja) パチンコ遊技機
JP4605650B2 (ja) 遊技機
JP2007082828A (ja) 遊技機
JP4538265B2 (ja) パチンコ遊技機
JP4538262B2 (ja) パチンコ遊技機
JP5497542B2 (ja) パチンコ機
JP6201106B2 (ja) 遊技機
JP4503998B2 (ja) パチンコ遊技機
JP4300248B2 (ja) パチンコ遊技機
JP2005349112A (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070328

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091217

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091217

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100401

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100518

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100608

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100621

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130625

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130625

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160625

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees