JP4534607B2 - 導波路型可変光減衰器 - Google Patents

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本発明は、MZI回路の一方のアーム導波路を加熱する導波路型可変光減衰器に係り、溝を設けずとも温度差を大きくできる導波路型可変光減衰器に関する。
光通信で用いられる可変光減衰器は、ある強度Pinを持つ光を任意の強度Pout(Pin>Pout)に減衰させる機能を持つ。この可変光減衰器を導波路で実現するために、従来は、図8(a)に示されるように、2つのカプラ4,5間を2つの同じ長さの導波路(チャネル導波路、アーム導波路ともいう)6,7で接続した対称マッハツェンダ光回路(以下、MZI回路という)8を用い、一方のアーム導波路上にヒータ81を設けたものである。このヒータ81の熱でアーム導波路6が温度上昇すると熱光学効果が誘起され、アーム導波路6を伝搬する光の位相が変化するので、ヒータ81に印可する電力によって光の位相を制御し、カプラ5から出力される光の強度を制御することができる。
しかし、図8(b)に示されるように、アーム導波路(コア)6上に位置するクラッド82上のヒータ81の熱はヒータ81の幅方向にも伝搬して隣接するアーム導波路(コア)7に向かう。このように、一方のアーム導波路6を加熱することを意図したヒータ81の熱が拡散し、他方のアーム導波路7においても温度上昇により熱光学効果が誘起されると、アーム導波路6における位相変化が他方のアーム導波路7における位相変化により相殺される。これに対してアーム導波路6をいっそう加熱しようとすると、ヒータ81における消費電力が増加する。図8(c)には、ヒータ81の幅方向に生じる温度分布を示しておく。横軸上の数字6,7は各コアの位置を示す。
他方のアーム導波路7への熱伝搬を防ぐと共に消費電力を低減するために、図9に示した導波路型可変光減衰器のように、アーム導波路間に断熱溝を形成することが知られている。すなわち、この導波路型可変光減衰器では、図8(a)と同様な導波路型可変光減衰器のアーム導波路6,7間にヒータ91からの熱拡散を遮断する断熱溝92が設けてある。
特開2004−4342号公報
しかしながら、図9のように断熱溝を形成することは、導波路型可変光減衰器の製造プロセスを煩雑にしてしまう。また、断熱溝は、偏波依存性等の特性を悪化させる要因となる。さらに、断熱溝を形成したことによってマイクロクラックが発生すると、信頼性の問題が発生することになる。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、溝を設けずとも温度差を大きくできる導波路型可変光減衰器を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、2つのカプラ間にこれらカプラ間を結ぶ2つのアーム導波路を設けてMZI回路を構成し、上記カプラ間に一方のアーム導波路に沿わせてヒータを配置した導波路型可変光減衰器において、上記ヒータに上記一方のアーム導波路に沿った方向の両端に電極を設け、上記ヒータの抵抗値分布は、上記一方のアーム導波路の中央に臨む部分における抵抗値が上記一方のアーム導波路の端部側に臨む部分の抵抗値より低くなる分布としたものである。
上記ヒータを同一の材料からなると共に、厚さが均一となる薄膜ヒータで構成し、この薄膜ヒータの幅を上記一方のアーム導波路の中央に臨む部分より端部側に臨む部分で狭くしてもよい。
上記ヒータを上記一方のアーム導波路に沿った方向に複数に分割形成し、上記一方のアーム導波路の中央に臨む部分に位置する分割ヒータの抵抗値を上記一方のアーム導波路の端部側に臨む部分に位置する分割ヒータの抵抗値より低くしてもよい。
上記ヒータを抵抗値の異なる複数の材料で構成し、上記一方のアーム導波路の中央に臨む部分に位置する上記ヒータには抵抗値が低い材料を配置し、上記一方のアーム導波路の端部側に臨む部分に位置する上記ヒータには抵抗値が高い材料を配置してもよい。
また、上記目的を達成するために本発明の別の実施形態は、2つのカプラ間にこれらカプラ間を結ぶ2つのアーム導波路を設けてMZI回路を構成し、上記カプラ間に一方のアーム導波路に沿わせてヒータを配置した導波路型可変光減衰器において、上記ヒータの発熱量の分布が、上記一方のアーム導波路の中央に臨む部分における発熱量が上記一方のアーム導波路の端部側に臨む部分の発熱量より少なくなる分布となるように、上記ヒータの抵抗値分布に変化をつけたものである。
本発明は次の如き優れた効果を発揮する。
(1)溝を設けずとも温度差を大きくすることが可能となる。
(2)電力効率が向上する。
以下、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
図1に示されるように、本発明に係る導波路型可変光減衰器は、基板1上に入力側伝送路2と出力側伝送路3にそれぞれ接続される2つのカプラ4,5を設け、これらカプラ4,5間にカプラ4,5間を結ぶ2つの同じ長さのアーム導波路6,7設けてMZI回路8を構成し、カプラ4,5間に一方のアーム導波路6に沿わせてヒータ9を配置したものである。
ヒータ9には、アーム導波路6に沿った方向の両端に電極10,11を設け、これら電極10,11間に電源12を接続できるようになっている。
本発明では、ヒータ9に電極10,11間で抵抗値分布に変化がつけてある。すなわち、アーム導波路6の中央に臨む部分における抵抗値がアーム導波路6の端部側に臨む部分の抵抗値より低くなる抵抗値分布が形成されている。このような抵抗分布を実現するための構成は後に述べるように種々あるが、ここではヒータ9を均一な厚さの薄膜ヒータで構成し、この薄膜ヒータの幅をアーム導波路6の中央に臨む部分より端部側に臨む部分で狭くしてある。薄膜ヒータの厚さが均一であるから幅によって抵抗値が左右され、幅が狭い端部では抵抗値が高く、幅が広い中央部では抵抗値が低くなっている。幅の変化は連続的でも不連続的でも良いが、本実施の形態では、幅が端部から中央部かけて連続的に広くなるようにしている。このヒータ9は太鼓を側面から見たような平面形状を呈している。以下、この形状をタイコ状パターンと呼ぶ。
次に、本発明の作用効果を図1の形態と背景技術との比較によって説明する。
まず、図1において、入力側伝送路2から導波路型可変光減衰器へ入射した光は、カプラ4に入射して2分岐される。分岐されたそれぞれの光は、アーム導波路6,7を伝搬してカプラ5で合流し、出力側伝送路3へと出射される。その際、電源12よりヒータ9に電力を供給すると、このヒータ9を熱源とした温度分布が基板1上に発生する。この温度分布に応じてアーム導波路6,7間では温度が異なるために、アーム導波路6,7をそれぞれ伝搬する光に位相差が生じる。これらの光がカプラ5で合流するときにその位相差に応じた減衰が生じ、こうして減衰した光が出力側伝送路3へと出射される。
既に説明したように、熱の拡散により、ヒータがないほうのアーム導波路7も加熱される。この様子を図2(a)〜(f)で詳しく説明する。
図2(a)は、背景技術の導波路型可変光減衰器を示したもので、ヒータ81は均一な厚さの薄膜ヒータを幅が均一な矩形状パターンに形成されている。符号の同じものは図1と同一の部材である。図2(b)は、そのヒータ81のB−B’間抵抗値分布を示したもので、電極10,11間で抵抗値分布が一定であることがわかる。このヒータ81に通電すると、B−B’間の温度分布は図2(c)に示されるように、中央部が端部に比べて高温になる分布となる。図示しないがヒータ81の幅方向にも中央部の温度の高さに応じた温度勾配が形成され、その温度勾配に応じヒータ81の幅方向に熱が拡散するので、隣接しているアーム導波路7までが高い温度に加熱されることになる。また、このように熱が逃げていくので、アーム導波路6を所望した温度に維持するためにはヒータ81により多くの電力を供給する必要が生じる。
一方、図2(d)は、図1の導波路型可変光減衰器を示したもので、ヒータ9がタイコ状パターンに形成されている。図2(e)は、そのヒータ9のC−C’間抵抗値分布を示したもので、電極10,11の近く、すなわちアーム導波路6の端部側に臨む部分では抵抗値が高く、電極10,11の中間、すなわちアーム導波路6の中央に臨む部分では抵抗値が低くなっている。このヒータ9に通電すると、電極10,11間の電流は一定であるから抵抗値が高い部分で発熱が多く、抵抗値が低い部分で発熱が少なくなる。よって、C−C’間の温度分布は図2(f)に示されるように、両端部の温度が図2(c)の場合よりも高くなり、中央部の温度は逆に図2(c)の場合よりも低くなって、両端部中央部間の温度差が小さくなる。抵抗値分布を適切に調整すれば、温度分布を一定にすることも可能である。中央部の温度が低いため、図示しないヒータ9の幅方向の温度勾配はなだらかになり、アーム導波路7が加熱されにくくなる。同時に、熱の拡散が抑えられるので、アーム導波路6を所望した温度に維持するためにヒータ9に供給する電力が少なくて済むことになる。
上述の比較によって得られたヒータ電力と光の減衰量との関係を図3に示す。背景技術のようにヒータの抵抗値分布が一定の場合は、ヒータ電力を大きくすると減衰量が緩やかに増加する。これに対し、本発明のようにヒータの温度分布が一定の場合は、ヒータ電力を大きくすると減衰量が俊敏に増加する。
以上のように、本発明に係る導波路型可変光減衰器は、背景技術の導波路型可変光減衰器に比べ、同じ電力を印可したときの光の減衰量が大きく、同じ減衰量を得るために印可する電力が少ない、つまり電力効率が高いことになる。
また、本発明に係る導波路型可変光減衰器は、断熱溝を形成しないので、製造プロセスが簡単で、光学特性が良好で、信頼性も十分に維持できる。
次に、本発明の他の実施形態を説明する。
図4及び図5は、導波路型可変光減衰器のうちヒータを設けるアーム導波路の部分だけを取り出して示したものであり、この部分を図1の導波路型可変光減衰器に適用することができるものである。
図4の形態では、ヒータ9を上記一方のアーム導波路6に沿った方向に複数に分割し、分離して配置してある。電極10のほうから順に分割ヒータ13、導線14、分割ヒータ15が直列に並んでいる。この場合、アーム導波路6の中央部分に位置する導線14では電圧降下がないため発熱がなく、端部側に位置する分割ヒータ13,15で発熱がある。これにより、ヒータ9の幅方向の温度勾配をなだらかにする効果が得られる。導線14の抵抗値も考慮すると、この形態は、中央部分に位置する分割ヒータ14の抵抗値を端部側に位置する分割ヒータ13,15の抵抗値より低くしたものと言うことができる。
図5の形態では、ヒータ9を抵抗値の異なる複数の材料で構成してある。電極10のほうから順に厚さ及び幅の均一な薄膜ヒータで構成された3つの材料別ヒータ16,17,18が直列に並んでおり、アーム導波路6の中央部分には抵抗値が低い材料からなる材料別ヒータ17を配置し、アーム導波路6の端部側には抵抗値が高い材料からなる材料別ヒータ16,18を配置してある。この場合でも、電極10,11間の電流は一定であるから抵抗値が高い部分で発熱が多く、抵抗値が低い部分で発熱が少なくなる。よって、ヒータ9の幅方向の温度勾配をなだらかにする効果が得られる。抵抗値の異なる材料としては、例えば、五酸化タンタルとニッケルなどがある。
図10及び図11は、導波路型可変光減衰器のうちヒータを設けるアーム導波路の部分だけを取り出して示したものであり、この部分を図1の導波路型可変光減衰器に適用することができるものである。
図10の形態では、ヒータ9を一方のアーム導波路6に沿った方向に複数に2分割し、互いに分離して配置してあると共に、アーム導波路6に沿って延びヒータ9を挟む電極19,20を設けてある。分割ヒータ21と分割ヒータ22は電極19,20間に並列に接続されていることになる。この場合、アーム導波路6の中央部分は分割ヒータ21,22間の隙間となっており、すなわちヒータが存在しないので発熱がなく、アーム導波路6の端部側に位置する分割ヒータ21,22で発熱がある。これにより、ヒータ9の幅方向の温度勾配をなだらかにする効果が得られる。隙間の抵抗値も考慮すると、この形態は、中央部分では抵抗値を端部側に位置する分割ヒータ21,22の抵抗値より大きくしたものと言うことができる。
図11の形態では、ヒータ9を抵抗値の異なる複数の材料で構成すると共に、アーム導波路6に沿って延びヒータ9を挟む電極19,20を設けてある。厚さ及び幅の均一な薄膜ヒータで構成された3つの材料別ヒータ23,24,25が電極19,20間に並列に接続されていることになる。アーム導波路6の中央部分には抵抗値が高い材料からなる材料別ヒータ24を配置し、アーム導波路6の端部側には抵抗値が低い材料からなる材料別ヒータ23,25を配置してある。この場合でも、電極19,20間の電圧は一定であるから抵抗値が低い部分で発熱が多く、抵抗値が高い部分で発熱が少なくなる。よって、ヒータ9の幅方向の温度勾配をなだらかにする効果が得られる。
図6に示した導波路型可変光減衰器は、基板61上に入力側伝送路62と出力側伝送路63にそれぞれ接続される2つのカプラ64,65を設け、これらカプラ64,65間にカプラ64,65間を結ぶ2つの異なる長さのアーム導波路66,67を設けてMZI回路68を構成し、カプラ64,65間に一方のアーム導波路66に沿わせてヒータ69を配置したものである。図1の導波路型可変光減衰器との違いは、2つのアーム導波路66,67の長さが異なることである。アーム導波路66,67の長さは、ヒータ69に電力を印可しないときに光の位相差が大きく減衰量が大きいようにしてある。ヒータ69に電力を印可すると減衰量が小さくなる。
よって、この導波路型可変光減衰器のヒータ電力減衰量特性は図7に示されるように、電力が小さいときに減衰量が大きく、電力が大きいときに減衰量が小さいものとなる。この場合でも、図6のヒータ69を矩形状パターンに形成するより、図示のようにタイコ状パターンに形成したほうが図7の特性が急峻になり、電力効率が高い。
上記実施の形態では、MZI回路を用いた導波路型可変光減衰器について述べたが、MZI回路を用いた光スイッチにおいても、2つのアーム導波路の一方だけを効果的に加熱したい場合に、本発明と同様にヒータの抵抗値分布に変化をつけると有効である。
図12に示されるように、本発明を応用したMZI回路を用いた光スイッチは、基板121上に、2つの入力側伝送路122,123と接続されるカプラ124と、2つの出力側伝送路125,126に接続されるカプラ127とを設け、これらカプラ124,127間にカプラ124,127間を結ぶ2つの同じ長さのアーム導波路128,129を設けてMZI回路130を構成し、カプラ124,127間に一方のアーム導波路129に沿わせてヒータ131を配置したものである。
ヒータ131には、これまで説明した全ての形態が使用可能である。ここでは図1の形態に使用したヒータ9と同じものを使用している。
この光スイッチの動作は次の通りである。
外部から入力側伝送路122へ入射した光は、カプラ124に入射して2分岐される。分岐されたそれぞれの光はアーム導波路128,129を伝搬してカプラ127で合流し、出力側伝送路125,126へと出射される。
ここで、ヒータ131が加熱されていないとすると、両アーム導波路128,129は長さも温度も同じであるから、カプラ127に入射した光はもっぱら出力側伝送路126へと出射され、出力側伝送路125へは出射されない。逆に、ヒータ131が加熱されており、アーム導波路129が所定の温度に達しているとすると、熱光学効果によりアーム導波路129を伝搬する光の位相が変化するので、カプラ127に入射した光はもっぱら出力側伝送路125へと出射され、出力側伝送路126へは出射されない。
この光スイッチのヒータ電力対2出力特性は図13に示されるように、ヒータ電力が小さいときに出力側伝送路126の出力が大きく、電力が大きいときに出力側伝送路125の出力が大きいものとなる。つまり、ヒータ131を加熱させるかさせないかにより、入力側伝送路122へ入射した光の出射先を切り換えることができる。
本発明の一実施形態を示す導波路型可変光減衰器の平面図である。 (a)は背景技術の導波路型可変光減衰器の平面図、(b)はB−B’線に沿った抵抗値分布図、(c)はB−B’線に沿った温度分布図、(d)は本発明に係る導波路型可変光減衰器の平面図、(e)はC−C’線に沿った抵抗値分布図、(f)はC−C’線に沿った温度分布図である。 図1の導波路型可変光減衰器におけるヒータ電力光減衰量特性図である。 本発明の一実施形態を示す導波路型可変光減衰器の平面図である。 本発明の一実施形態を示す導波路型可変光減衰器の平面図である。 本発明の一実施形態を示す導波路型可変光減衰器の平面図である。 図6の導波路型可変光減衰器におけるヒータ電力光減衰量特性図である。 (a)は背景技術の導波路型可変光減衰器の平面図、(b)はA−A’断面図、(c)はヒータ幅方向の温度分布図である。 背景技術の導波路型可変光減衰器の平面図である。 本発明の一実施形態を示す導波路型可変光減衰器の平面図である。 本発明の一実施形態を示す導波路型可変光減衰器の平面図である。 本発明の一実施形態を示す光スイッチの平面図である。 図12の光スイッチのヒータ電力対2出力特性図である。
符号の説明
1 基板
4,5 カプラ
6 アーム導波路(一方のアーム導波路)
7 アーム導波路(他方のアーム導波路)
8 MZI回路
9 ヒータ
10,11 電極

Claims (5)

  1. 2つのカプラ間にこれらカプラ間を結ぶ2つのアーム導波路を設けてMZI回路を構成し、上記カプラ間に一方のアーム導波路に沿わせてヒータを配置した導波路型可変光減衰器において、
    上記ヒータに上記一方のアーム導波路に沿った方向の両端に電極を設け、上記ヒータの抵抗値分布は、上記一方のアーム導波路の中央に臨む部分における抵抗値が上記一方のアーム導波路の端部側に臨む部分の抵抗値より低くなる分布としたことを特徴とする導波路型可変光減衰器。
  2. 上記ヒータを同一の材料からなると共に、厚さが均一となる薄膜ヒータで構成し、この薄膜ヒータの幅を上記一方のアーム導波路の中央に臨む部分より端部側に臨む部分で狭くしたことを特徴とする請求項記載の導波路型可変光減衰器。
  3. 上記ヒータを上記一方のアーム導波路に沿った方向に複数に分割形成し、上記一方のアーム導波路の中央に臨む部分に位置する分割ヒータの抵抗値を上記一方のアーム導波路の端部側に臨む部分に位置する分割ヒータの抵抗値より低くしたことを特徴とする請求項記載の導波路型可変光減衰器。
  4. 上記ヒータを抵抗値の異なる複数の材料で構成し、上記一方のアーム導波路の中央に臨む部分に位置する上記ヒータには抵抗値が低い材料を配置し、上記一方のアーム導波路の端部側に臨む部分に位置する上記ヒータには抵抗値が高い材料を配置したことを特徴とする請求項記載の導波路型可変光減衰器。
  5. 2つのカプラ間にこれらカプラ間を結ぶ2つのアーム導波路を設けてMZI回路を構成し、上記カプラ間に一方のアーム導波路に沿わせてヒータを配置した導波路型可変光減衰器において、
    上記ヒータの発熱量の分布が、上記一方のアーム導波路の中央に臨む部分における発熱量が上記一方のアーム導波路の端部側に臨む部分の発熱量より少なくなる分布となるように、上記ヒータの抵抗値分布に変化をつけたことを特徴とする導波路型可変光減衰器。
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