JP4533054B2 - 定着装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真プロセスを用いた画像形成装置内に設置される定着装置に関するものである。
電子写真方式を用いた画像形成装置における定着装置の加熱装置としては、例えば図8の斜視図で示すような、基板500上の定着面の中央に、通電により発熱する1本の抵抗発熱体501を配置した構成が一般的に知られ、熱ローラ方式の加熱装置が多用されている。
この熱ローラ方式の加熱装置は、前記発熱体により過熱して所定の温度を維持させた定着ローラと、これに圧接させた弾性加圧ローラとから成る定着ニップ部に、記録材を導入して狭持搬送させることで、定着ローラの熱で記録材表面の未定着トナー像を熱定着させるものである。この方式の場合、一般的に定着ローラの熱容量が大きいため、所望の温度に達するまでに長い時間を必要とし、画像形成動作を行えるようになるまでの待ち時間が発生するという問題があった。また、短時間に温度を立ち上げるためには、画像形成装置のスタンバイ中に加熱装置への通電を行って予熱しておく必要があり、消費電力が増大する問題もあった。
この待ち時間を短くするために、特許文献1に示されているようなフィルム加熱式の加熱装置が実用化されている(以下、オンデマンド定着方式の加熱装置と記す)。この加熱装置は、支持部材に支持された発熱体に記録材を耐熱性・薄肉のフィルム材を介して密着させ、発熱体の熱をフィルム材を介して記録材へ与える構成であり、未定着トナー画像を記録材表面に熱定着処理する定着装置に活用することができる。
このようなフィルム加熱方式の加熱装置は、温度上昇の速い低熱容量の基材、例えば絶縁性・良熱伝導性のセラミック基材と、この基材の表面に設けられた通電により発熱する抵抗発熱層とを基本構成体とする、いわゆるセラミックヒータを用いることができ、さらにフィルム材として薄膜で低熱容量のものを用いることができるので、短時間に加熱装置の温度を上昇させることが可能になる。これにより、スタンバイ時に加熱装置へ電力を供給する必要がなく、被加熱材としての記録材をすぐに通紙しても記録材が定着ニップ部に到達するまでに加熱装置を所定温度までに十分に昇温させることができ、待ち時間の短縮化や省電力化が可能となる上、画像形成装置本体内の昇温を抑えることができる等の利点を有している。
また、上記のようなセラミックヒータを使用した定着装置における温度制御を行う場合は、一般的に、ヒータに対する単位時間当たりの通電比率を制御する方法が採られている(例えば、特許文献2を参照)。
図9は、特許文献2に開示された従来のヒータの温度制御装置の一構成例を示す回路図である。
この温度制御装置には、抵抗発熱体501を有する加熱装置が設けられ、スイッチ素子535により発熱体501への交流電源の通電が制御されるようになっている。加熱装置の温度を検知するサーミスタ536からの温度情報は、A/D変換器537によってデジタル変換されてマイコン538へ入力される。マイコン538は、入力した温度情報に基づき、予め設定された所定の温度となるように制御回路539に制御情報を出力し、制御回路539がスイッチ素子535のコントロールを行う。
このように、予め設定された所定の温度に制御するためには、スイッチ素子535を用いて発熱体501への交流電源の通電時間を制御することが行われている。具体的には、図10の電流波形図で示した電源波形の半波毎に通電/非通電を制御する波数制御方式が一般的に知られている。これは、図10の実線で示した部分をオンすることにより、所定量の電力を発熱体501に供給するように制御する方式である。この波数制御方式では、加熱装置の温度を正確に制御するために、複数個の半波を1つのブロックとして、ON/OFFパターンを設定して制御を行っている。すなわち、複数個の半波を1つの制御ブロックとし、1半波単位でのオン/オフの比率(通電比率)によって単位時間当たりの発熱体への供給電力量を制御するためのオン/オフパターンを設定した制御テーブルを有し、この制御テーブルに基づいて制御を行う。
ところで、上述したオンデマンド定着方式には、以下のような問題があることが知られている。
オンデマンド定着方式では熱容量が小さいため、こまめに供給電力を変化させることによって温度制御の精度を上げているが、このために熱ローラ方式の定着処理より頻繁に電力が変動する。例えば熱ローラ方式の定着処理では、熱容量が大きいために5秒に1回程度電力を変化させれば温度を一定値内に保てたのが、オンデマンド定着方式では、1秒間に数回以上電力を変動させなければ温度を一定値に保てない。この消費電力(消費電流)の変動は電源電圧を変化させる。特にラインインピータンスの高い電源(例えば電柱上の変圧トランスから遠いところにあり、送電線の抵抗が大きい場合)電源電圧が頻繁に且つ大きく変動する。このため、照明がちらついたり、テレビ画面がちらついたりする。(以下この現象をフリッカという)。その理由は、波数制御においては、例えば20半波を1つのグループとして前半の数半波をオンし後半の数半波をオフにして10段階に電力を制御した場合、電流変動周期が5Hzと低く、ちらつきが人の目で認識しやすいためである。
さらに、画像形成装置が高速化していくと必要とされる電力が大きくなるため、ヒータの抵抗値を下げて最大電力を引き上げる必要があるが、ヒータの電力が大きくなるとフリッカは悪化する。これは、オン/オフをする際の電流変動が大きくなるためである。
また、実際にフリッカが悪化するのは、定着装置の消費電力が小さくなったときである。これは、定着装置が冷えている状態から温度調節するときなどは、大きな電力が必要であるため略全ての波数がオンされる結果、電源から見て消費電力の変動がほとんどないのに対し、定着装置全体が暖まり電力が少量でよくなったときには、オフ時間に対してオンの時間(波数)が少なくなった際に消費電力の変動が大きくなり、フリッカが悪化するためである。
これを回避するために、特許文献2、特許文献3、あるいは特許文献4等に述べられているように、定着装置の加熱装置には、発熱体を複数備えて、発熱体の制御状態に応じて通電する発熱体の本数を選択して見かけ上抵抗値を切り替える方式が提案されている。すなわち、低温からの立ち上げ時のように大電力が必要なときは2本同時に通電し、温度が所定値まで上昇後に一定に維持する制御を行う場合は1本の発熱体をこまめにオン/オフするように制御する方式である。このように制御することにより、低温からの立ち上げ時には複数の発熱体を同時に通電して高速に立ち上げることができ、温度制御中は、オン/オフに伴う消費電力の変動を小さくすることができるのでフリッカを低減することが可能になる。
特開昭63−313182号公報 特開平05−173652号公報 特開平09−258598号公報 特開2004−138839号公報
しかしながら、上記のような、発熱体を複数備えた構成の加熱装置を有する定着装置では、次のような問題点があった。
加熱装置への電力供給は通常、交流電源である商用電源から直接行う。このとき、電源に対して悪影響を与えないために、交流電源の単位時間当たりの正側と負側の通電比率を等しく(正負対称)する必要がある。しかし、加熱装置の温度制御を半波単位の波数制御で行う場合は、複数の発熱体の抵抗値が異なると、正負対称とはならないため、フリッカ等の問題が生ずる。
この点について、図11及び図12(a),(b)を参照して詳細に説明する。
図11は、発熱体を2本備えた構成の加熱装置を有する場合の制御テーブルの一例を示すテーブル構成図である。この制御テーブルは、発熱体への通電比率を制御させるために、20半波単位でON/OFFパターンを作成したものである。図12(a),(b)は、図11に示した制御テーブルに基づいて制御を行った場合に各発熱体に流れる電流波形を示す波形図であり、同図(a)は通電比率が35%の場合の電流波形、同図(b)は通電比率が85%の場合の電流波形を示している。
図12では、代表として通電比率が35%の場合と85%の場合を図示しているが、通電比率が35%の場合(図12(a))において、発熱体1と発熱体2に流れる電流波形の合計は“(1)+(2)”のようになる。交流入力の正負がそれぞれ7半波ずつオンとなっており正負対称になっているように見えるが、発熱体1と発熱体2の抵抗値が異なる場合には、対称とはならない。なぜなら、図12(a)の(1)に示すように、発熱体1についてみれば正側が4半波オンしているのに対し、負側が3半波しかオンしていないためである。他の通電比率でも非対称になる場合があり、その一例として図12(b)に通電比率が85%の場合を示している。
一方、図13及び図14(a),(b)に示したように全波単位の制御とすれば必ず正負対称になるが、制御が粗くなってしまい温度リップルのが発生する原因になる。さらに、オンとオフの間隔が長くなってしまうため、フリッカが増大してしまう問題がある。なお、図13は、発熱体を2本備えた構成の加熱装置を有する場合の制御テーブルの一例を示すテーブル構成図である。図14(a),(b)は、図13に示した制御テーブルに基づいて制御を行った場合に各発熱体に流れる電流波形を示す波形図であり、同図(a)は通電比率が35%の場合の電流波形、同図(b)は通電比率が85%の場合の電流波形を示している。
本発明は上記従来の問題点に鑑み、複数の発熱体を独立に制御する場合に商用電源である交流電源入力を正負対称に使用することができると共に、フリッカの増大も抑制することを可能にした定着装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の定着装置は、記録媒体に担持されている未定着現像材を熱定着させる第1及び第2の発熱手段を有する定着手段と、該定着手段の温度を検出する温度検出手段と、該温度検出手段が検出した温度情報に基づいて、前記第1及び第2の発熱手段に供給する交流電源入力に対する通電/非通電を前記第1及び第2の発熱手段毎に独立して半波単位で制御する電流制御手段とを備えた定着装置において、複数個の半波の期間を1つの制御ブロック単位として、半波単位での通電/非通電の比率である通電比率に応じて前記制御ブロック単位の期間当たりの前記第1及び第2の発熱手段への供給電力量を制御するためのオン/オフパターンを設定した制御テーブルと、前記定着手段における目標温度と前記温度検出手段により検出された温度との関係に基づいて決定される通電比率に対応するオン/オフパターンを、前記制御テーブルから選択し、その選択されたオン/オフパターンに基づいて前記第1及び第2の発熱手段のオン/オフを制御する制御手段とを備え、前記制御テーブルは、前記制御ブロック単位の期間内において供給される電力が前記第1及び第2の発熱手段の通電比率の各々のオン/オフパターンにおいて正負対称になり、且つ通電比率の増加に応じて前記第1の発熱手段と前記第2の発熱手段への供給電力が交互に増加するように構成され、前記制御ブロック単位の期間内において前記第1の発熱手段と前記第2の発熱手段へのそれぞれの供給電力が等しくなる通電比率と異なる通電比率とが混在し、ある通電比率における前記第1の発熱手段と前記第2の発熱手段との一方への供給電力が多くなる場合は、その通電比率に最も近く、且つ前記第1の発熱手段への供給電力と前記第2の発熱手段への供給電力とが異なる通電比率における前記第1の発熱手段と前記第2の発熱手段との他方への供給電力が多くなるように構成されることを特徴とする。
本発明によれば、複数の発熱体を独立に制御する場合に交流電源入力を正負対称に使用することができると共に、フリッカの増大も抑制することを可能になる。
本発明の定着装置の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
[第一の実施の形態]
<画像形成装置の全体構造>
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の全体構造を示す断面図である。
本画像形成装置は、画像形成装置本体Aの各部に、スキャナ部B、画像形成部C、及びシートデッキDを備える構成となっている。画像形成装置本体Aは、その上部にブック原稿の画像情報を読み取る画像読み取り手段であるスキャナ部Bを有し、その下部に画像形成手段となる画像形成部Cを有し、さらにその下部にシートデッキDを組み付けて構成されている。
上記構成を詳述すると、スキャナ部Bは、原稿面の画像情報を読み取るものであり、操作系光源201、プラテンガラス202、画像形成装置本体Aに対して開閉可能な原稿圧板203、ミラー204、レンズ205、受光素子(光電変換素子)206、及び画像処理部などを有して構成されている。本/厚紙/カール紙等のブック原稿やシート状原稿などの原稿面を下側にしてプラテンガラス202上に載置し、原稿圧板203により背面を押圧して静止状態でセットし、読み取り開始キーを押すと、走査系光源201がプラテンガラス202の下部を矢印a方向に走査して原稿面の画像情報を読み取る。走査系光源201により読み取られた原稿の画像情報は画像処理部(図示省略)で処理され、電気信号に変換されて、画像形成部Cのレーザースキャナ111へ伝送される。
ここで、画像形成装置本体Aは、複写機、プリンタ、あるいはファクシミリ装置等として機能する。すなわち、画像形成部Cのレーザースキャナ111に画像処理部の処理信号を入力すれば複写機として機能し、外部装置(コンピュータ)の出力信号を入力すればプリンタとして機能する。また、画像形成装置本体Aは、他のファクシミリ装置からの信号を受信したり、画像処理部の信号を他のファクシミリ装置に送信したりすれば、ファクシミリ装置としても機能する。
一方、画像形成部Cの下部にはシートカセット51が装着されており、カセット内部に収容されたシート(被記録材)は、画像形成動作に同期するようにして画像形成部Cへと給送される。シートカセット51は、下段カセット51aと上段カセット51bの2個で1つの給送ユニットとして構成されている。本実施形態では、2つの給装ユニットU1,U2を装着して4個のカセットを装着するようにしている。そして、上方に位置する1つの給送ユニットU1は、画像形成装置本体Aに対して着脱可能に取り付けられ、下方の給送ユニットU2は、シートデッキDに着脱可能に取り付けられている。
上記の下段カセット51a、上段カセット51bの内部に収容されたシート(被記録材)は、ピックアップローラ53により繰り出され、フィードローラ54とリタードローラ55との協同作用により1枚ずつ分離、給送された後、搬送ローラ104、105によって搬送され、レジストローラ106によって導かれ、該レジストローラ106によって画像形成動作に同期するようにして画像形成部Cへと給送される。
また、上記のシートカセット51とは別に、手差しトレイ10が画像形成装置本体Aの側面に配置されており、手差しトレイ10上のシートSは手差し給紙ローラ11により、レジストローラ106へと繰り出される。
画像形成部Cは、シート表面に画像を形成するものであり、電子写真感光ドラム112、画像書き込み光学系113、現像器114及び転写帯電器115等を有して構成されている。転写帯電器115により一様に帯電された感光ドラム112の表面に、レーザースキャナ111から射出された画像情報に対応するレーザー光が画像書き込み光学系113により走査されて潜像を形成する。この潜像に現像器114によりトナー画像が形成されて、レジストローラ106により感光体ドラム112の回転に同期して搬送されたシートの第1面に、転写帯電器115によりトナー画像が転写される。
図中117はトナー画像が形成されたシートを搬送する搬送部、118は定着器ユニット、119は排出ローラである。トナー画像が形成されたシートは、搬送部117により定着器ユニット118に搬送されて加熱及び加圧され、トナー画像がシート表面に定着する。このようにして画像形成されたシートは、排出ローラ119によって機外に配置されたソータ120へ排出、積載される。
また、シート両面に画像を記録する場合には、定着器ユニット118から排出されたシートが排出ローラ119に狭持され、シートの後端が分岐点207を通過した時点で該排出ローラ119を逆転し、シートがシート両面トレイ121上に一旦載置される。その後、搬送ローラ104、105により搬送されて、レジストローラ106に到達し、反転されたシートは第2面に上述と同様にして画像が形成された後、ソータ120に排出、積載される。
<定着器ユニットの構造>
図2は、図1に示した定着器ユニット118の構造を示す断面図である。
本画像形成装置の定着器ユニット118は、ステイ11、エンドレス耐熱性フィルム(以下、定着フィルム)12、セラミックヒータ13、サーミスタ15、及び加圧ローラ18により構成されている。セラミックヒータ13は、定着フィルム12を挟んで加圧ローラ18に押し当てられており、ニップNをもって接触している。加圧ローラ18は、図示しない駆動源によって矢印”Rot”の方向に回転しており、定着フィルム12を重動させている。また、トナー画像が載った用紙がニップ部Nを矢印”Paper”の方向に通過することにより、セラミックヒータ13により熱せられてトナー画像が定着される。セラミックヒータ13にはサーミスタ15が接触されており、セラミックヒータ13の温度を検知できるようになっている。
<定着装置の構成>
次に、上記定着器ユニット118を有する定着装置の構成について、図3を参照して説明する。
図3は、本実施の形態に係る定着装置の回路構成を示す回路図である。
この定着装置は、上記した定着器ユニット118と、画像形成装置の制御基板100上にあるCPU50を含むヒータ制御部60と、商用電源に接続されるACドライバ6とで構成されている。
定着器ユニット118は、発熱体1,2を有するセラミックヒータ13と、このセラミックヒータ13の温度を検出する温度検出手段としてのサーミスタ15とを備えるほか、安全上の観点から、セラミックヒータ13の端部異常昇温を検知するサブサーミスタ17と、後述するトライアック等の故障に伴う異常昇温時にセラミックヒータ13への通電を強制的に遮断するためのサーモスイッチ16を備えている。
ヒータ制御部60は、制御基板100上に配置されたCPU50と、トライアックA制御回路3と、トライアックB制御回路4と、リレー制御回路5とを備えている。また、ACドライバ6は、ACドライバ基板6上に、スイッチング素子であるトライアックA7及びトライアックB8と、ゼロクロス検知部19を備えるほか、安全上の観点からセラミックヒータ13への通電を大元の商用電源AC側から遮断するためのリレー9を備えている。
そして、サーミスタ15が検出した温度に基づいて、制御基板100上にあるCPU50を介してトライアックA制御回路3及びトライアックB制御回路4を制御し、さらにACドライバ基板6上にあるトライアックA7及びトライアックB8をオンするタイミングを制御することで、セラミックヒータ13上の2本の発熱体1,2に流す交流電流を独立に制御するように構成されている。
さらに具体的に説明すると、発熱体1と発熱体2とは並列に接続され、発熱体1,2には、通電する交流電流を制御するためのトライアックA7及びトライアックB8がそれぞれに接続されている。発熱体1と発熱体2との抵抗値の比率は略1:1とする。ゼロクロス検知部19は、電源電圧のゼロクロス点の上下数ボルトに設定されたゼロクロス検知範囲を検知し、設定されたゼロクロス検知範囲に応じてゼロクロス検知信号ZCを出力する。
CPU50は、サーミスタ15が検出した温度情報に基づいて発熱体1,2の通電量を計算し、その通電量とゼロクロス信号ZCとにより、波数制御を行うためのヒータ制御信号HA,HBを生成する。そして、ヒータ制御信号HA,HBは、それぞれトライアックA制御回路3及びトライアックB制御回路4を介してトライアックA7及びトライアックB8へ出力される。トライアックA7及びトライアックB8は、それぞれヒータ制御信号HA,HBによりオン/オフ状態が制御される。
すなわち、「high」レベルのヒータ制御信号HA,HBにより、それぞれトライアックA7及びトライアックB8をトリガさせ、発熱体1,2に電流を流すように制御する。ヒータ制御信号HAはトライアックA7の制御を行って発熱体13に通電する電流を制御し、ヒータ制御信号HBはトライアックB8の制御を行って発熱体14に通電する電流を制御する。両方の発熱体1,2に通電する電流は、発熱体13に通電する電流と発熱体14に通電する電流を加えた波形になる。
本実施の形態においては、発熱体1,2共に略同等の抵抗値としているので、どちらか一方だけ通電した場合に比べて2本とも通電した場合は消費電力がほぼ2倍になり、セラミックヒータ13全体の温度上昇を高速に行うことが可能となる。
このような回路構成において、セラミックヒータ13の表面温度を制御するために、CPU50は、以下に述べる制御テーブルを用いて制御を行う。
<本実施の形態に係る制御テーブル>
図4は、第一の実施の形態に係る制御テーブルの一例を示すテーブル構成図である。
CPU50は、この制御テーブルから、2本の発熱体1,2に対する通電比率を選択して、各発熱体1,2に供給する交流電流を独立に制御する。
同図4において、通電比率は左端の行に5%刻みで示されている。また通電比率毎に、各発熱体1,2のON/OFFパターンが決められているが、この制御テーブルは20半波単位で作成されている。つまり、1〜20の番号において奇数は商用電源入力の正側を示し、偶数は同じく負側を示している。
次に、図4の制御テーブルを作成する際のルールについて説明する。
この制御テーブルは、20半波単位でテーブルを作成し、20半波内でいくつの半波をオンするかによって発熱体への単位時間当たりの供給電力量を決めている。また、商用電源ACからのAC入力の正負が各発熱体1,2毎に均等に通電されるように、ON/OFFパターンを決める。
本実施の形態においては、2本の発熱体1,2の抵抗値は略等しいと仮定しているので、2本合わせて正負対称であればよいと考えられるが、実際には製造ばらつき等の理由により数%の誤差を持っているため、各発熱体1,2毎に正負対称とする必要がある。
また、本実施の形態においては、2本の発熱体1,2の温度を等しく制御するために、各発熱体1,2への通電比率が同等になるようにON/OFFパターンを設定している。しかしながら、上記したように、各発熱体1,2を独立に制御する場合に商用電源であるAC入力を正負対称に使用する必要があるが、このような制限を設けた場合、各発熱体1,2への供給電力を等しくすることができないケースがある。この場合には、2半波分の差は許容するものとする。
さらに、ある通電比率において、2本の発熱体のうちの一方の発熱体(例えば発熱体1)への供給電力の方が多くなるようなON/OFFパターンを作成した場合には、その通電比率に近い他の通電比率においては他方の発熱体(発熱体2)への供給電力の方が多くなるようにON/OFFパターンを作成する。
また、フリッカの対策として、オン/オフの周期が極力短くなるようにし、且つその周期が規則的にならないように、制御テーブルを作成する。
以上のようなルールに則って作成した制御テーブルが図4に示した制御テーブルであり、この制御テーブルは、例えば制御基板100上にあるROM等のメモリに格納され、セラミックヒータ13の表面温度を制御するためにCPU50によって実行される温度制御処理時に使用される。
<CPUの温度制御処理>
図5は、図4に示した制御テーブルを用いて実行されるCPU50の温度制御処理を示すフロー図である。
セラミックヒータ13の表面温度を制御するために、CPU50は、まずサーミスタ15で検出された現在の温度と目標温度との差分を算出し(ステップS11)、さらに、現在の温度と目標温度との差分値に基づいて、発熱体1,2へ供給する電力量を決定する(ステップS12)。
次に、決定した電力量に対応した通電率に相当するON/OFFパターンを制御テーブルから選択する(ステップS13)。そして、選択したON/OFFパターンに従い、ヒータ制御信号HA,HBをそれぞれトライアック7,8へ出力して各発熱体1,2のオン/オフを制御する(ステップS14)。
<各発熱体に通電する電流波形>
図6(a),(b)は、図4に示した制御テーブルに従って温度制御を行った際の、各発熱体1,2に通電する電流波形の一例を示す波形図であり、同図(a)は通電比率を35%としたときの例、同図(b)は通電比率を85%としたときの例である。
通電比率を例えば35%とした場合は、図6(a)の(1)に示すように、発熱体1の電流波形を見ると正側と負側が共に4半波ずつオンしており(正側は9番目、11番目、15番目及び17番目であり、負側は2番目、6番目、14番目、20番目である)、正負対称となっている。発熱体2については、図6(a)の(2)に示すように、正側と負側が共に3半波ずつオンしており(正側は1番目、7番目及び19番目であり、負側は4番目、10番目及び12番目である)、こちらも正負対称になっている。従って、20半波単位で完全に正負対称な制御となっている。
通電比率を例えば85%とした場合は、図6の(b)の(1)に示すように、発熱体1の方は正側と負側が共に8半波ずつオンしている(正側は1番目、3番目、7番目、9番目、11番目、13番目、15番目、及び17番目であり、負側は2番目、4番目、6番目、10番目、14番目、16番目、18番目、及び20番目である)。発熱体2の方は正側と負側共に9半波ずつオンしている(正側は1番目、3番目、5番目、7番目、9番目、11番目、13番目、17番目及び19番目であり、負側は4番目、6番目、8番目、10番目、12番目、14番目、16番目、18番目、及び20番目である)。従って、通電比率が85%の場合も20半波単位で完全に正負対称な制御となっている。
他の通電比率に関しても同様に、各発熱体1,2に対してそれぞれ正負対象になるように制御テーブルが構成されているので、本実施の形態の定着装置は、完全に正負対称の電力制御を行うことが可能になる。
また、本実施の形態においては、発熱体1と発熱体2の供給電力量が等しくできない通電比率が存在する。(5%,15%,25%,35%,45%,55%,65%,75%,85%,95%)。そこで、5%の場合は、発熱体2よりも発熱体1の方が供給電力量が大きくなるようなON/OFFパターンとし、15%の場合には、発熱体1よりも発熱体2の方が供給電力量が大きくなるようなON/OFFパターンとし、以降それぞれ交互に供給電力量が大きくなるように制御テーブルを構成することにより、長い時間で見たときに双方の発熱体1,2の温度が等しくなるようになっている。
以上のように、本実施の形態によれば、複数の発熱体を独立に制御する場合に、単位時間当たりの正負の通電電力を均等にすることができ、電源側に悪影響を与えることを防止することができる。また、制御テーブルを適切に構成したので、フリッカの増大を防止することができる。
また、ある通電比率のときに特定の発熱手段への供給電力が多くなった場合でも、長い時間で見たときには各発熱体1,2に対する通電電力を均等にすることが可能となる。従って、複数の発熱体で構成されたセラミックヒータ等の定着用ヒータにおいて、温度のバランスを保つことが可能である。
[第2の実施の形態]
上記第一の実施の形態においては、20半波を1単位として制御テーブルを作成したが、セラミックヒータ13の温度制御を行う際に、より短時間で通電比率を切り替えたい場合がある。例えば、定着器ユニット118のニップ部Nに厚紙を通過させるときのように温度変動が大きい場合がこれに当たる。第2の実施の形態では、この対処方法として、基本は20半波単位としながらも4半波単位で他の通電比率への切り替えを行う。図7は、第2の実施の形態に係る制御テーブルの一例を示すテーブル構成図である。
同図から明らかなように、第2の実施の形態に係る制御テーブルにおいても、4半波単位あるいは20半波単位で見ても、各発熱体1,2に対してそれぞれ完全に対称になっており、正負対称制御が実現されている。またフリッカ対策も考慮されたものとなっている。
なお、第2の実施の形態に係る制御テーブルに基づいた制御方法や各発熱体1,2への電流波形等については、上記第1の実施の形態と同様であるので説明を省く。
本発明は、上述した実施形態の装置に限定されず、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用しても良い。前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体をシステムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、完成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、不揮発性メモリを用いることができる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけではなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、次のプログラムコードの指示に基づき、その拡張機能を拡張ボードや拡張ユニットに備わるCPUなどが処理を行って実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
第1の実施の形態に係る画像形成装置の全体構造を示す断面図である。 図1に示した定着器ユニットの構造を示す断面図である。 実施の形態に係る定着装置の回路構成を示す回路図である。 第一の実施の形態に係る制御テーブルの一例を示すテーブル構成図である。 図4に示した制御テーブルを用いて実行されるCPUの温度制御処理を示すフロー図である。 図4に示した制御テーブルに従って温度制御を行った際の、各発熱体に通電する電流波形の一例を示す波形図である。 第2の実施の形態に係る制御テーブルの一例を示すテーブル構成図である。 電子写真方式を用いた画像形成装置における従来の定着装置の加熱装置の斜視図である。 従来のヒータの温度制御装置の一構成例を示す回路図である。 波数制御方式を説明する電流波形図である。 従来の制御テーブルの一例を示すテーブル構成図である。 図11に示した制御テーブルに基づいて制御を行った場合に各発熱体に流れる電流波形を示す波形図である。 従来の制御テーブルの一例を示すテーブル構成図である。 図13に示した制御テーブルに基づいて制御を行った場合に各発熱体に流れる電流波形を示す波形図である。
符号の説明
3 トライアックA制御回路
4 トライアックB制御回路
7,8 トライアック
1,2 発熱体
13 セラミックヒータ
15 サーミスタ
50 CPU
118 定着器ユニット

Claims (2)

  1. 記録媒体に担持されている未定着現像材を熱定着させる第1及び第2の発熱手段を有する定着手段と、該定着手段の温度を検出する温度検出手段と、該温度検出手段が検出した温度情報に基づいて、前記第1及び第2の発熱手段に供給する交流電源入力に対する通電/非通電を前記第1及び第2の発熱手段毎に独立して半波単位で制御する電流制御手段とを備えた定着装置において、
    複数個の半波の期間を1つの制御ブロック単位として、半波単位での通電/非通電の比率である通電比率に応じて前記制御ブロック単位の期間当たりの前記第1及び第2の発熱手段への供給電力量を制御するためのオン/オフパターンを設定した制御テーブルと、
    前記定着手段における目標温度と前記温度検出手段により検出された温度との関係に基づいて決定される通電比率に対応するオン/オフパターンを、前記制御テーブルから選択し、その選択されたオン/オフパターンに基づいて前記第1及び第2の発熱手段のオン/オフを制御する制御手段とを備え、
    前記制御テーブルは、前記制御ブロック単位の期間内において供給される電力が前記第1及び第2の発熱手段の通電比率の各々のオン/オフパターンにおいて正負対称になり、且つ通電比率の増加に応じて前記第1の発熱手段と前記第2の発熱手段への供給電力が交互に増加するように構成され、前記制御ブロック単位の期間内において前記第1の発熱手段と前記第2の発熱手段へのそれぞれの供給電力が等しくなる通電比率と異なる通電比率とが混在し、ある通電比率における前記第1の発熱手段と前記第2の発熱手段との一方への供給電力が多くなる場合は、その通電比率に最も近く、且つ前記第1の発熱手段への供給電力と前記第2の発熱手段への供給電力とが異なる通電比率における前記第1の発熱手段と前記第2の発熱手段との他方への供給電力が多くなるように構成されることを特徴とする定着装置。
  2. 前記制御テーブルは、20半波を前記制御ブロック単位とし、前記通電比率が5%単位で設定され、前記通電比率の下1桁目が5%となる通電比率における前記第1の発熱手段への供給電力と前記第2の発熱手段への供給電力がそれぞれ異なるように設定されることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
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