JP2019207337A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】加熱ローラを、複数に分割されたヒータにより温度制御する定着装置では、記録用紙の非通過領域のローラ表面温度が低くなりすぎ、負荷トルクの増大とそれに伴って異音が発生するという問題があった。【解決手段】定着ベルト71と、これとニップ部を形成する加圧ローラ72と、定着ベルト71の内側においてその幅方向に複数配列され、それぞれが定着ベルト71の対向する領域を加熱するヒータ82,83,84と、これ等のヒータ温度を検出するサーミスタ75,76,77と、各ヒータに電力供給して、加熱制御する通電駆動制御部(101,103〜106)とを備え、通電駆動制御部は、通紙領域に対向しないヒータが所定温度未満とならないように、且つ通紙領域に対向しないヒータが所定温度以上の場合、通紙領域に対向しないヒータに対し、通紙領域に対向するヒータに対するより電力供給量を小さく制御する。【選択図】図3

Description

本発明は、画像形成装置における定着装置の構成と制御方法に関する。
従来、この種の装置として、加熱ローラ内部に長手方向において、複数に分割されたヒータを備え、印刷画像領域に応じて対応するヒータを温度制御するものがあった(例えば、特許文献1参照)。
特開2015−125165号公報(第14頁、図8)
しかしながら従来の装置では、用紙のサイズに応じて、複数に分割されたヒータの端部側ヒータの温度を制御すると温度が低くなりすぎてしまい、定着器ニップ部の内面に塗布されるグリスの摺動性が悪くなり、負荷トルクの増大とそれに伴って異音が発生するという問題があった。一方で、端部側ヒータを高温に制御しすぎると、幅狭の媒体を連続通紙する際の非通紙部の温度上昇が問題となる。
本発明による定着装置は、無端状の定着部材と、前記定着部材とニップ部を形成する加圧部材と、前記定着部材の内側において該定着部材の幅方向に複数配列され、それぞれが該定着部材の対向する領域を加熱する複数の部分ヒータと、前記部分ヒータの温度を検出する温度センサと、前記複数の部分ヒータに電力供給して、加熱制御する通電駆動制御部とを備え、
前記通電駆動制御部は、前記幅方向において、記録媒体の通紙領域に対向しない前記部分ヒータが、所定温度未満とならないように制御すると共に、
前記通紙領域に対向しない前記部分ヒータが、所定温度以上の場合、前記通紙領域に対向しない前記部分ヒータに対する電力供給量の割合を、前記通紙領域に対向する前記部分ヒータに対する電力供給量の割合より小さくなるように制御することを特徴とする。
本発明によれば、非通紙領域のベルトの温度を、通紙領域のベルトの温度に対して低くし、且つ必要な温度以下に低下させることがないため、良好な定着環境を維持することが可能となる。
本発明に基づく定着装置を採用する実施の形態1の画像形成装置の要部構成を示す要部構成図である。 定着器の内部構成を概略的に示す要部構成図であり、(a)は、記録用紙を受け入れる用紙搬入側から見た正面図であり、(b)はその左側面図である。 定着器の面状ヒータの通電駆動制御部を示す回路図である。 表2の補正値α1、α2をグラフ化した図である。 画像形成装置の駆動制御系の要部構成を示すブロック図である。 回転駆動中の定着ベルトの表面温度とトルクの関係を測定した値をグラフ化した図である。 定着制御部が、ウォームアップ完了後の印刷動作中に行う、中間ヒータの温度維持制御の流れを示すフローチャートである。 定着制御部が、ウォームアップ完了後の印刷動作中に行う、端部ヒータの温度維持制御の流れを示すフローチャートである。 A5縦サイズの記録用紙に印刷する印刷ジョブが発生したときの、メインヒータ、中間ヒータ、端部ヒータ、及び転写ベルトの各検出温度の推移を示すタイミングチャートである。 A5縦サイズの記録用紙の印刷後の定着ベルトの表面の温度分布を、面状ヒータのメインヒータ、中間ヒータ、及び端部ヒータと対応させて示した温度分布図である。
実施の形態1.
図1は、本発明に基づく定着装置を採用する実施の形態1の画像形成装置の要部構成を示す要部構成図である。
同図に示すように、画像形成装置1は、例えばタンデム型カラー電子写真式プリンタとしての構成を備え、給紙カセット10は、内部に記録媒体としての記録用紙40が積層され、画像形成装置1に着脱自在に装着される。ピックアップローラ21は、接触した状態で対に配設された給紙ローラ22及び分離ローラ23と共に給紙部20を構成している。ピックアップローラ21及び給紙ローラ22は、給紙モータ202(図5参照)によって回転駆動され、分離ローラ23は、図示しないトルク発生手段によって、反回転方向にトルクを発生している。
従って、ピックアップローラ21は、給紙カセット10内から当接した最上部の記録用紙40を引き出し、給紙ローラ22及び分離ローラ23は、例えば、記録用紙40が複数同時に引き出されたような場合にも、一枚ずつこの記録用紙を順次搬送経路に繰出す。
記録用紙40の搬送方向における、給紙部20の下流側の搬送路には、順に、レジストローラ31、搬送ローラ32が配置されている。レジストローラ31は、このレジストローラ31を加圧して搬送力を生み出す連れ回りのプレッシャローラ33と対をなし、搬送ローラ32は、この搬送ローラ32を加圧して搬送力を生み出す連れ回りのプレッシャローラ34と対をなしている。レジストローラ31のローラ対は記録用紙40の斜行を強制し、搬送ローラ32のローラ対は画像形成部に記録用紙40を送り込む。
画像形成部は、着脱自在に直列に並べられた4つの現像ユニット50K,50Y,50M,50C(特に区別する必要がない場合には50と付す)と、現像ユニット50により形成されたトナー現像を、記録用紙40の上面にクーロン力により転写する転写部60からなる。直列に並べられた4つの現像ユニット50は、構成的には全て同じであり、使用されるトナーの色、即ちブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)と、その動作タイミングのみが異なる。ここでは用紙搬送方向の上流側から順に、ブラック(K)用の現像ユニット50K、イエロー(Y)用の現像ユニット50Y、マゼンタ(M)用の現像ユニット50M、及びシアン(C)用の現像ユニット50Cが配列されている。
従って、ここでは代表してブラック(K)の現像ユニット50Kの内部構成について以下に説明する。
現像ユニット50Kは、着脱自在なトナーカートリッジ51Kを備え、更に、トナー現像を担持する感光体ドラム52K、感光体ドラム52Kの表面を帯電させる帯電ローラ53、LEDヘッド57Kによる露光によって感光体ドラム52Kの帯電した表面に形成された静電潜像に、摩擦帯電によりトナー現像を形成する現像ローラ54、現像ローラ54にトナーを供給するトナー供給ローラ55、転写後に感光体ドラム52Kの表面に残る残トナーを掻き落とすクリーニングブレード56などを備える。尚、各現像ユニット50に用いられているドラムやローラには、IDモータ204(図5参照)からギアなどを経由して動力が伝達される。
転写部60は、記録用紙40を静電吸着して矢印A方向に搬送する転写ベルト61、転写ベルト61を駆動するドライブローラ62、ドライブローラ62と対を成して転写ベルト61を張架するテンションローラ63、現像ユニット50の各感光体ドラム52K,52Y,52M,52C(特に区別する必要がない場合には52と付す)にそれぞれが対向して圧接するよう配置され、トナー現像を記録用紙40に転写するよう電圧を印加する転写ローラ67K,67Y,67M,67C(特に区別する必要がない場合には67と付す)等を備える。ドライブローラ62は、ベルトモータ203(図5参照)によって回転駆動される。
現像ユニット50と転写ベルト61は同期して駆動され、転写ベルト61に静電吸着された記録用紙40に各色のトナー現像を順次重ね合わせて転写する。このようにして画像形成部で各色のトナー現像を転写された記録用紙40は、トナー現像を熱と圧力で記録用紙に融着させる定着器70へ送り出される。
定着器70は、後述する面状ヒータを備えて記録用紙40に上方から接する定着部材としての定着ベルト71と定着モータ205(図5参照)によって駆動されて回転する加圧ローラ72を備え、回転する加圧ローラ72とこれに従動する加熱した定着ベルト71とで記録用紙40を矢印B方向(通紙方向)に搬送する間に加熱及び加圧を実行し、記録用紙40に付着したトナーを融着して記録用紙40にトナー画像を定着させる。尚、定着器70については、後で詳しく説明する。
記録用紙40の搬送方向における、定着器70の下流側の搬送路には、順に、排出ローラ対36,37が配置され、定着器70から排出される定着済みの記録用紙40を経路に沿って搬送し、排出トレイ39へと排出する。
図2は、定着器70の内部構成を概略的に示す要部構成図であり、同図(a)は、記録用紙40を受け入れる用紙搬入側から見た正面図であり、同図(b)はその左側面図である。尚、定着器70を、記録用紙40が搬入される側、即ち矢印B方向(通紙方向)からみて、前(手前側)後(奥側)左右を特定する場合がある。
同図に示すように、エンドレスで円筒状に形成された定着ベルト71と、加圧部材としての加圧ローラ72とは、図示しない付勢手段によって当接し、当接部にニップ部が形成されるように構成されている。このため、定着ベルト71は、左右の両端部が、各端部に対向して配置された図示しないフランジに形成された溝に嵌入して円筒形状が保たれ、且つ長手方向移動が規制されている。
定着ベルト71は、適度の剛性を得るため、ここでは、複数層からなる部材によって構成され、内周側の基材として、適度な剛性と可撓性を有するSUS等の弾性を有した金属が用いられ、その上層にシリコーンゴム等の弾性層が形成されている。弾性層上に更に離型層形成してもよい。加圧ローラ72は、定着モータ(図5参照)によって、矢印C方向に回転駆動され、これに伴って定着ベルト71が供回りする。尚、図2(a)では、定着ベルト71の内側を明示するため、透視した図となっている。
定着ベルト71のニップ部の内側には、定着ベルト71の内側表面に接するようにステンレス製の熱拡散部材73が配置され、その内側には、熱拡散部材73の内側表面に接するように面状ヒータ81が配設されている。熱拡散部材73の、定着ベルト71の内側に接する外側表面には、定着ベルト71との摺動を円滑にするため、図示しない摺動性グリスが塗布されている。
面状ヒータ81は、定着ベルト71の幅方向(以後、長手方向と称す場合もある)に延在する面状発熱体であり、ステンレス基板上に、電気絶縁層、抵抗発熱体、電極と保護層が順に積層され、抵抗発熱体に電力を供給することにより発熱させることができる。面状ヒータ81は、保護層側が熱拡散部材73に接触して発熱を熱拡散部材73に伝え、熱拡散部材73は、その熱を定着ベルト71に熱伝導する。これにより、長手方向における熱伝導のムラが抑制される。
面状ヒータ81は、発熱部が長手方向において5分割されており、中央部に位置するメインヒータ82、メインヒータ82の左右両側に隣接配置された左中間ヒータ83L及び右中間ヒータ83R、左中間ヒータ83Lに隣接して配置された左端部ヒータ84L、そして右中間ヒータ83Rに隣接して配置された右端部ヒータ84Rを備える。これらの5分割された各ヒータは、長手方向において、メインヒータ82の中心に対して左右対称に形成されている。左中間ヒータ83L及と右中間ヒータ83Rとは電気的に並列接続され、同時通電されて同時に発熱し、同じく、左端部ヒータ84Lと右端部ヒータ84Rとは電気的に並列接続され、同時通電されて同時に発熱する。尚、メインヒータ82、左右の中間ヒータ83L,83R、及び左右の端部ヒータ84L,84Rが部分ヒータに相当する。
メインヒータ82は、発熱部の長さが138mmあり、B6縦サイズ(128mm)の幅に対応したヒータである。メインヒータ82と、左右の中間ヒータ83L,83Rとの発熱部の合計長は230mmあり、合せてLetter縦サイズ(215.9mm)の幅に対応したヒータとなる。メインヒータ82と、左右の中間ヒータ83L,83Rと、左右の端部ヒータ84L,84Rとの合計長は306mmであり、合せてA4横(297mm)の幅に対応したヒータとなる。これらの各ヒータは、後述するように、印刷する記録用紙40のサイズに合わせてそれぞれの発熱量が調整され、非通紙領域の定着ベルト71の温度上昇が抑制され、且つ非通紙領域の定着ベルト71の温度が低下しすぎないように維持される。
メインヒータ82、左中間ヒータ83L、及び左端部ヒータ84Lの各基板側の裏面には、それぞれの温度を検出するメインヒータ裏サーミスタ75、中間ヒータ裏サーミスタ76、端部ヒータ裏サーミスタ77が配設されている。これらのサーミスタは、夫々が検出した温度情報を定着制御部101(図3参照)に送信し、後述するように、ヒータが異常な高温状態にならないように保護するため、そして幅狭媒体を印刷中において定着ベルト71の端部側が低温になり過ぎないように温度制御するための温度センサとなる。尚、メインヒータ裏サーミスタ75、中間ヒータ裏サーミスタ76、及び端部ヒータ裏サーミスタ77が温度センサに相当する。
赤外線温度センサ78は、定着ベルト71の表面温度を検出する。このため赤外線温度センサ78は、通紙方向(矢印B方向)の入り口側にあって、定着ベルト71の外側面に非接触に対向し、長手方向におけるメインヒータ82の中央部に相当する位置に設置され、定着ベルト71の外側面から発せられる赤外線を受光し温度に変換し、その温度情報を定着制御部101(図3参照)に送信する。尚、赤外線温度センサ78は、長手方向と垂直な平面において、メインヒータ裏サーミスタ75と同平面上となることが望ましい。
以上のように構成された定着器70は、転写ベルト61(図1)から搬送されてきた記録用紙40をニップ部で挟むようにして矢印B方向に搬送する。その間に、記録用紙40上に転写されて弱い静電気力で付着しているトナー画像を、熱によって溶解し、更に加圧して記録用紙40に定着させる。
図3は、定着器70の面状ヒータ81の通電駆動制御部を示す回路図である。
同回路図に示すように、メインヒータ裏サーミスタ75、中間ヒータ裏サーミスタ76、端部ヒータ裏サーミスタ77、及び赤外線温度センサ78でそれぞれ検出された温度情報は、共に定着制御部101に送信される。
面状ヒータ81の5つの各ヒータ82,83L,83R,84L,84Rの一方の電極は商用電源102の一方の端子に接続され、メインヒータ82の他方の電極はトライアック103の一方の端子に接続され、左中間ヒータ83L及び右中間ヒータ83Rの他方の電極は共にトライアック104の一方の端子に接続され、左端部ヒータ84L及び右端部ヒータ84Rの他方の電極は共にトライアック105の一方の端子に接続されている。
3つのトライアック103,104,105の各他方の端子は共に商用電源102の他方の端子に接続され、トライアック103のゲート端子はトライアック駆動回路106の第1駆動端子106aに接続され、トライアック104のゲート端子はトライアック駆動回路106の第2駆動端子106bに接続され、トライアック105のゲート端子はトライアック駆動回路106の第3駆動端子106cに接続されている。
定着制御部101は、第1定着オン信号107をトライアック駆動回路106の第1入力端子106dに送信し、第2定着オン信号108をトライアック駆動回路106の第2入力端子106eに送信し、第3定着オン信号109をトライアック駆動回路106の第3入力端子106fに送信する。
トライアック駆動回路106は、第1定着オン信号107、第2定着オン信号108、及び第3定着オン信号109の各パルス幅に応じて、それぞれ対応するトライアック103、トライアック104、及びトライアック105の通電時間を変え、面状ヒータ81への供給電力を制御する。尚、ここでは、面状ヒータ81に商用電源を印加することを、通電と称す場合がある。尚、定着制御部101、トライアック駆動回路106、及びトライアック103〜105が通電駆動制御部に相当し、定着器70と通電駆動制御部とが定着装置に相当する。
次に、定着制御部101による面状ヒータ81の加熱制御方法について説明する。加熱制御方法は、後述するように、装置の動作タイミングや面状ヒータ81の温度状況によって異なる態様をとるが、先ず、デューティ比補正制御について説明する。
定着制御部101は、赤外線温度センサ78による検出温度と、印刷条件で決まる目標温度との差に基づいてPID(Proportional Integral Differential)制御による計算を、温度の一制御周期である100msec毎に行い、第1定着オン信号107のデューティ値(n)を求める。
デューティ値(n)は、下式(1)によって求められる。式(1)は、目標温度と現在の検出温度(赤外線温度センサ78による)との偏差εに対する関数になっており、0〜100の値に丸める。
デューティ値(n)
=Kp×ε+Ki×Σ(ε)+Kd×d(ε)/dt
+DutyMod(n−1)・・・(1)
ε:温度偏差(=目標温度−赤外線温度センサ78の検出温度)
Kp:比例ゲイン
Ki:積分ゲイン
Kd:微分ゲイン
DutyMod(n−1):前回の制御周期で消費されなかったデューティ値の余り
例えば、前回の制御周期のデューティ値=98%の場合、90%は出力に消費され、8%は余りとして次回のPID計算時に加算される。
表1は、定着制御部101があらかじめ記憶して備えるヒータオンパターンのテーブルである。
Figure 2019207337
式(1)によって算出されたデューティ値(n)に基づいて、表1から第1定着オン信号107の、100msec間の制御パターンを決定する。表1は、100msec毎の、オン(1で示す)とオフ(0で示す)の制御パターンを記憶したもので、算出されたデューティ値(n)が該当する範囲毎にその制御パターンが設定されている。
例えばデューティ値(n)が25%の場合、上から3段目の制御パターンが選択され、
0〜10msecの10msecがオン、
10msec〜50msecの40msecがオフ、
50msec〜60msecの10msecがオン、
60msec〜100msecの40msecがオン、
となり、
デューティ値が55%の場合、上から6段目の制御パターンが選択され、
0〜10msecの10msecがオン、
10msec〜20msecの10msecがオフ、
20msec〜30msecの10msecがオン、
30msec〜50msecの20msecがオフ、
50msec〜60msecの10msecがオン、
60msec〜70msecの10msecがオフ、
70msec〜90msecの20msecがオン、
90msec〜100msecの10msecがオフ、
となり、
デューティ値が100%の場合、上から11段目の制御パターンが選択され、100msec間連続でオンとなる。
以上のように、100msec毎に、式(1)に基づいてデューティ値(n)が算出され、算出されたデューティ値(n)に基づいて制御パターンが選択され、選択された制御パターンに基づいてトライアック103,104,105のオン/オフ、即ち面状ヒータ81への通電が制御される。例えば、第1定着オン信号107の場合、制御パターンがオンのとき対応するトライアック103がオン状態となって、対応するメインヒータ82への通電が行われ、制御パターンがオフのときその通電が停止されるものである。
次に、デューティ比補正制御時の第2定着オン信号108と第3定着オン信号109について説明する。
定着制御部101は、デューティ比補正制御時に、印刷する記録用紙40のサイズ設定に応じて、左中間ヒータ83L及び右中間ヒータ83R(特に左右を区別する必要がない場合には中間ヒータ83と称す)用の第2定着オン信号108、及び左端部ヒータ84L及び右端部ヒータ84R(特に左右を区別する必要がない場合には端部ヒータ84と称す)用の第3定着オン信号109の各デューティ値を、第1定着オン信号107のデューティ値(n)に対して以下のように補正する。
メインヒータ82用の第1定着オン信号107のデューティ比をメインデューティ値とし、中間ヒータ83用の第2定着オン信号108のデューティ比を中間用デューティ値とし、端部ヒータ84用の第3定着オン信号109のデューティ比を端部用デューティ値とした場合、
・メインデューティ値は、式(1)で算出したデューティ値(n)であり、
・中間用デューティ値は、次式
中間用デューティ値
=(メインデューティ値−1制御ステップ前のデューティ計算の余り[メインデューティ値算出時における])×α1+1制御ステップ前のデューティ計算の余り[中間用デューティ値算出時における]) ・・・・・・(2)
で算出し、
・端部用デューティ値は、次式
端部用デューティ値
=(メインデューティ値−1制御ステップ前のデューティ計算の余り[メインデューティ値算出時における])×α2+1制御ステップ前のデューティ計算の余り[端部用デューティ値算出時における]) ・・・・・・(3)
で算出する。
補正値α1、α2は、用紙幅に対する次式(4)、(5)のような3次関数で計算され、3次関数の係数はあらかじめ記憶されている。
α1=al×L+bl×L+c1×L+d1 ・・・(4)
α2=a2×L+b2×L+c2×L+d2 ・・・(5)
L:用紙幅設定値
al,a2,bl,b2,cl,c2,d1,d2:係数
表2は、種々の定型の用紙サイズを上式(4)、(5)に代入して得た、補正値α1、α2の計算結果の一覧表であり、図4は、表2の補正値α1、α2をグラフ化した図である。
Figure 2019207337
従って、デューティ比補正制御時には、メインヒータ82は、メインデューティ値(デューティ値(n))に基づいて、表1で選択された制御パターンで通電制御され、中間ヒータ83は、中間用デューティ値に基づいて、表1で選択された制御パターンで通電制御され、端部ヒータ84は、端部用デューティ値に基づいて、表1で選択された制御パターンで通電制御される。この場合、定着ベルト71の通紙領域に対向しないヒータに対する電力供給量の割合が、少なくとも通紙領域に対向するヒータに対する電力供給量の割合より小さくなるように設定されている。
図5は、画像形成装置1の駆動制御系の要部構成を示すブロック図である。
同図において、印刷制御部201は、画像形成装置1の印刷動作全般を駆動制御し、定着制御部101に対しては、記録用紙40の幅情報の通知や、厚み、幅等の印刷条件に応じた目標温度を指令し、記録用紙40の給紙、搬送を行うためのステッピングモータである給紙モータ202、転写ベルト61を駆動するドライブローラ62を回転駆動するためのベルトモータ203、各現像ユニット50の各回転部を駆動するブラシレスDCモータであるIDモータ204、定着器70の加圧ローラ72、排出ローラ対36,37を駆動するブラシレスDCモータである定着モータ205を、それぞれの駆動タイミングに応じて回転駆動し、LEDヘッド57に対しては、各LEDヘッド57の露光タイミングを制御し、現像ユニット50で行う帯電、現像、転写のための高電圧を生成する高圧回路206に対して、各電圧の出力タイミングを指令する。
以上の構成において、定着制御部101が行う、定着器70の面状ヒータ81の通電制御方法について説明するが、その前に、本実施の形態による定着装置が解決しようとする問題点について説明する。
図6は、回転駆動中の定着ベルト71の表面温度とトルクの関係を測定した値をグラフ化した図である。同グラフに示すように、定着ベルト71の表面温度が80℃を下回ると、熱拡散部材73に塗布されている摺動性グリスの粘度が低下し、加圧ローラ72の軸トルクが、これを駆動するモータの出力限界である許容範囲、即ち負荷トルクNGラインを超えて負荷トルクNG領域に達し、更に、それにより定着ベルト71より異音が生じる。
これらの問題は、定着ベルト71の表面温度を80℃以上に保つため、熱伝導による温度低下を加味した上で、面状ヒータ81の裏面温度を100℃以上に保つことで回避できることが実験的に判明している。本実施の形態の定着器70は、複数に分割したヒータからなる面状ヒータ81において、これらの問題を回避するべく、温度制御されるものである。
画像形成装置1は、印刷開始前にウォームアップを行う。このウォームアップ時に、定着ベルト71の温度を、印刷条件できまる目標温度に向けて加熱し、この目標温度より15℃低い温度に達した段階で、ウォームアップ完了と判断し、ウォームアップ制御を終了する。このウォームアップ制御時、前記したメインヒータ82は、式(1)で算出したデューティ値(n)に基づく制御パターンで通電制御されるが、中間ヒータ83及び端部ヒータ84もまた、デューティ値(n)に基づく制御パターンで通電制御される。
定着装置は、ウォームアップ完了後、前記したデューティ比補正制御に移行するが、中間ヒータ83及び端部ヒータ84に対しては、定着ベルト71の対応する領域の表面温度が前記した許容範囲内(80℃以上)を保つための温度維持制御が行われる。
図7は、定着制御部101が、ウォームアップ完了後の印刷動作中に行う、中間ヒータ83の温度維持制御の流れを示すフローチャートであり、図8は、定着制御部101が、同じくウォームアップ完了後の印刷動作中に行う、端部ヒータ84の温度維持制御の流れを示すフローチャートである。先ず図7のフローチャートに沿って、中間ヒータ83の温度維持制御について説明する。
図7のフローでは、先ずヒータ制御が終了したか否かを判定し、終了していない場合(ステップS101、No)、中間ヒータ裏サーミスタ76(図3)で検出される左中間ヒータ83Lの温度が100℃未満か否かを判定する(ステップS102)。100℃未満の場合(ステップS102、Yes)、左右の中間ヒータ83で加熱する個所の定着ベルト71が低温になりすぎないように、強制的に左右の中間ヒータ83に通電する。その際、デューティ値20%に対応する制御パターン(表1参照)で通電制御する。
一方、100℃以上の場合(ステップS102、No)、前記したデューティ比補正制御を行う(ステップS104)。その後、前記した一制御周期(100msec)である100msecが経過した後、ステップS101に戻る。以後、ヒータ制御が終了するまで、ステップS101からステップS105までの一連の処理が繰り返される。
図8に示すフローは、端部ヒータ84の温度維持制御のフローであるが、図7に示す中間ヒータ83の制御と全く同じ処理を行うので、ここでの説明を省略する。
以上の温度維持制御により、面状ヒータ81は、閾値100°C以上にキープされ、定着ベルト71の温度が端部においても低くなり過ぎないように制御される。尚、メインヒータ82に対しては、上式(1)における目標温度が少なくとも100℃以下に設定されることがないため、温度維持制御は行わない。
図9は、以上のように温度制御される定着器70を備えた画像形成装置1において、A5縦サイズの記録用紙40に印刷する印刷ジョブが発生したときの、メインヒータ82、中間ヒータ83、端部ヒータ84、及び転写ベルト61の各検出温度の推移を示すタイミングチャートである。
同図に示すように、時刻t1に印刷ジョブが入力されたため、ウォームアップが開始し、目標温度160℃に向けて面状ヒータ81による加熱が開始する。このとき、中間ヒータ83用の補正値α1及び端部ヒータ84用の補正値α2は共に100%とされ、面状ヒータ81の5つの各ヒータ82,83L,83R,84L,84Rが同一のデューティ値(n)で制御される。
時刻t2において、赤外線温度センサ78による検出温度が145℃(目標温度160℃−15℃)に到達したため、補正値α1,α2が用紙サイズA5用の値に変更されてデューティ比補正制御に移行すると共に、図7、図8で説明した中間ヒータ83及び端部ヒータ84に対する温度維持制御が開始される。A5縦サイズの場合、補正値α1=60%、補正値α2=0%となる(表2参照)。従って、端部ヒータ84は、端部用デューティ値0(%)(式(3)参照)で制御されるため、端部ヒータ裏サーミスタ77の検出温度が低下し始める。
時刻t3において、端部ヒータ裏サーミスタ77の検出温度が100℃に達するが、左右の端部ヒータ84は、前記した図8に示すフローに基づいて温度維持制御され、100℃に達す毎にデューティ値20%の制御パターン(表1参照)での通電が行われるため(図8のステップS203の処理)、時刻t3以後においても、端部ヒータ裏サーミスタ77の検出温度が100℃未満となることはない。
図10は、A5縦サイズの記録用紙40の印刷後の定着ベルト71の表面の温度分布を、面状ヒータ81のメインヒータ82、中間ヒータ83、及び端部ヒータ84と対応させて示した温度分布図である。
同図に示すように、中間ヒータ83での非通紙領域において温度ピークが生じるが、不必要に加熱することはなく、幅狭記録媒体の印刷スループットが低下することはない。一方、端部ヒータ84に対応する定着ベルト71の両端部の温度は、端部ヒータ84に対する前記した温度維持制御によって80℃以上に保たれるため、80℃を下回ることによって、負荷トルクNGラインを超えたり、異音が発生するといった状態を回避している。
尚、同図には、記録用紙40の通過領域に対応するヒータを同じ条件で温度制御し、記録用紙の非通過領域に対応するヒータには通電しない場合の温度分布例を点線で示しているが、この場合、ベルトの両端部の温度が80℃以下に低下してしまう。
尚、本実施の形態では、中間ヒータ裏サーミスタ76や端部ヒータ裏サーミスタ77の検出温度が100℃以下になった場合、対応する中間ヒータ83や端部ヒータ84をデューティ値20%の制御パターンで通電し加熱するように制御したが、中間ヒータ裏サーミスタ76や端部ヒータ裏サーミスタ77の検出温度が100℃以下になった場合、その検出温度の目標温度を100℃とし、対応するヒータをPID制御するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、面状ヒータ81を、メインヒータ82、左右の中間ヒータ83、及び左右の端部ヒータ84の3系統に5分割した例を示したが、これに限定されるものではなく、例えばメインヒータ82及び左右の端部ヒータ84の2系統に3分割してもよいなど種々の態様を取り得るものである。
以上のように、本実施の形態1の定着装置によれば、定着ベルトの幅方向に分割配置されたヒータを、通過する記録用紙のサイズに応じて個別に制御する場合においても、記録用紙の非通過領域のベルト温度が、必要温度、例えば80℃以上に維持されるため、負荷トルクNGラインを超えたり、異音が発生するといった不都合状態を回避することができる。また記録用紙の非通過領域のベルト温度が必要以上に高温になるのも抑制できる。
また、前記した特許請求の範囲、及び実施の形態の説明において、「上」、「下」、「左」、「右」、「前」、「後」といった言葉を使用したが、これらは便宜上であって、画像形成装置を配置する状態における絶対的な位置関係を限定するものではない。
上記した実施の形態では、本発明を、カラープリンタとしての画像形成装置に採用した例を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、定着器を備える、複写機、ファクシミリ、MFP等の画像処理装置にも利用可能である。またカラープリンタについて説明したが、モノクロプリンタであってもよい。
1 画像形成装置、 10 給紙カセット、 20 給紙部、 21 ピックアップローラ、 22 給紙ローラ、 23 分離ローラ、 31 レジストローラ、 32 搬送ローラ、 33 プレッシャローラ、 34 プレッシャローラ、 36 排出ローラ対、 37 排出ローラ対、 39 排出トレイ、 40 記録用紙、 50 現像ユニット、 51 トナーカートリッジ、 52 感光体ドラム、 53 帯電ローラ、 54 現像ローラ、 55 トナー供給ローラ、 56 クリーニングブレード、 57 LEDヘッド、 60 転写部、 61 転写ベルト、 62 ドライブローラ、 63 テンションローラ、 67 転写ローラ、 70 定着器、 71 定着ベルト、 72 加圧ローラ、 73 熱拡散部材、 75 メインヒータ裏サーミスタ、 76 中間ヒータ裏サーミスタ、 77 端部ヒータ裏サーミスタ、 78 赤外線温度センサ、 81 面状ヒータ、 82 メインヒータ、 83L 左中間ヒータ、 83R 右中間ヒータ、 84L 左端部ヒータ、 84R 右端部ヒータ、 101 定着制御部、 102 商用電源、 103 トライアック、 104 トライアック、 105 トライアック、 106 トライアック駆動回路、 106a 第1駆動端子、 106b 第2駆動端子、 106c 第3駆動端子、 106d 第1入力端子、 106e 第2入力端子、 106f 第3入力端子、 107 第1定着オン信号、 108 第2定着オン信号、 109 第3定着オン信号、 、 201 印刷制御部、 202 給紙モータ、 203 ベルトモータ、 204 IDモータ、 205 定着モータ、 206 高圧回路。




Claims (10)

  1. 無端状の定着部材と、
    前記定着部材とニップ部を形成する加圧部材と、
    前記定着部材の内側において該定着部材の幅方向に複数配列され、それぞれが該定着部材の対向する領域を加熱する複数の部分ヒータと、
    前記部分ヒータの温度を検出する温度センサと、
    前記複数の部分ヒータに電力供給して、加熱制御する通電駆動制御部と
    を備え、
    前記通電駆動制御部は、前記幅方向において、記録媒体の通紙領域に対向しない前記部分ヒータが、所定温度未満とならないように制御すると共に、
    前記通紙領域に対向しない前記部分ヒータが、所定温度以上の場合、
    前記通紙領域に対向しない前記部分ヒータに対する電力供給量の割合を、前記通紙領域に対向する前記部分ヒータに対する電力供給量の割合より小さくなるように制御することを特徴とする定着装置。
  2. 前記通電駆動制御部は、前記電力供給量を、前記複数の部分ヒータに対する通電のオン/オフ時間の比によって定めることを特徴とする請求項1記載の定着装置。
  3. 前記通電駆動制御部は、前記比に対応する通電パターンを定めたテーブルを記憶し、前記通電パターンに基づいて前記複数の部分ヒータに対する通電を行うことを特徴とする請求項2記載の定着装置。
  4. 前記複数の部分ヒータは、前記幅方向で中心振り分けに配置されたメインヒータと、該メインヒータの両側に隣接して配置された一対の中間ヒータと、該一対の中間ヒータの前記メインヒータとは反対側のそれぞれの端部に隣接して配置された一対の端部ヒータと
    であることを特徴とする請求項1から3までの何れかに記載の定着装置。
  5. 前記一対の中間ヒータは、同一条件で制御され、前記一対の端部ヒータは同一条件で制御されることを特徴とする請求項4記載の定着装置。
  6. 前記通電駆動制御部は、前記記録媒体の、前記幅方向におけるサイズに応じて、前記メインヒータに対する、前記中間ヒータ及び前記端部ヒータの前記電力供給量の割合を、演算によって求めることを特徴とする請求項5記載の定着装置。
  7. 前記複数の部分ヒータは、前記幅方向で中心振り分けに配置されたメインヒータと、該メインヒータの両側に隣接して配置された一対の端部ヒータと
    であることを特徴とする請求項1から3までの何れかに記載の定着装置。
  8. 前記複数の部分ヒータと前記定着部材の間には熱拡散部材が配置され、該熱拡散部材には摺動性グリスが塗布されていることを特徴とする請求項1から7までの何れか1項に記載の定着装置。
  9. 請求項1から8までの何れかの定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  10. 前記通電駆動制御部は、ウォームアップ時には、前記複数の部分ヒータを同一条件で制御することを特徴とする請求項9記載の画像形成装置。


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