JP4531053B2 - リニアガイド装置及びその軌道レールの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、軌道レールと移動ブロックが多数のボールを介して組みつけられ、前記移動ブロックに固定された被搭載物を軌道レールに沿って自在に往復運動させることが可能なリニアガイド装置に係り、詳細には、軌道レールを安価に且つ精度良く形成することが可能なリニアガイド装置及びその軌道レールの製造方法に関する。
工作機械のワークテーブルや各種搬送装置の直線案内部では、テーブル等の可動体を搭載した移動ブロックが軌道レールに沿って連続的に移動する転がり案内装置を多用している。この種の転がり案内装置では、前記移動ブロックがボールやローラ等の多数の転動体を介して軌道レールに組付けられており、転動体が移動ブロックと軌道レールとの間で荷重を負荷しながら転走することにより、移動ブロックに固定された被搭載物を軌道レールに沿って極僅かな抵抗で軽く運動させることが可能となっている。
前記軌道レールは転動体の転動方向を規制するための転走面を有しており、かかる転走面は十分な硬度を有していることが必要とされるため、通常、この種のリニアガイド装置においては軌道レールそのものが焼入れが可能な金属材料又は浸炭鋼によって形成されていた。そして、軌道レールの全体又は転走面の形成部位にのみ焼き入れ等の熱処理を施すことにより、転走面の硬度を高めることが行われている。
しかし、軌道レールに対して熱処理を施すと、かかる軌道レールに曲がり、捩れなどの変形が生じてしまい、この変形を矯正する作業が必然的に発生してしまうといった不具合があった。また、軌道レールの変形を矯正する作業はその自動化も図られてはいるが、微妙な曲がりや捩れを完全には排除することができず、移動ブロックの運動の高精度化を達成するためには、熟練工員による矯正作業が必要であった。このことは、リニアガイド装置の生産効率の低下、生産コストの上昇につながっていた。
一方、このような問題点を考慮したリニアガイド装置としては、特開平2−309011号公報、特開平8−14254号公報、特開2002−303320号公報等に開示されるものが知られている。これらの文献に開示されるリニアガイド装置では、軌道レールが、ボールの転走面を備えたレール部材と、このレール部材の取り付け溝を備えたレールハウジングとから構成されており、前記レール部材を圧入、接着、ろう付け等の手法でレールハウジングの取り付け溝に固定するようになっている。ボール転走面はレール部材に形成されることから、かかるレール部材として十分な硬度を有する材料を選択すれば、前記レールハウジングそのものには焼入れ処理などの熱処理を行う必要がなく、前述したような熱処理後の矯正作業も不要となる。また、レールハウジングとしてはアルミニウム合金の押し出し材やコンクリート成形物等も使用することが可能となり、リニアガイド装置の使用用途に応じた最適な且つ安価な材料をレールハウジングとして選択することができるといった利点もある。
特開平2−309011号公報 特開平8−14254号公報 特開2002−303320号公報
ところで、リニアガイド装置では移動ブロックが被搭載物に作用するあらゆる方向の荷重を負荷することから、軌道レールに具備される転動体の転走面が1条のみということはあり得ず、多くの場合は複数条の転走面が軌道レールに形成されている。また、これら転走面の形成場所も、軌道レールの相対向する一対の面、あるいは相反する方向の一対の面などであり、軌道レール上の互いに離れた位置に複数条の転走面が形成される場合が殆どである。このため、前述の如く転動体の転走面をレール部材に形成し、このレール部材をレールハウジングに固定するのであれば、各転走面に対応してレール部材を設け、これら複数のレール部材をレールハウジングに固定する必要がある。
しかし、このように複数のレール部材を個別にレールハウジングに固定したのでは、レール部材同士の平行度を精度良く確保することができず、移動ブロックの運動精度を高めることができないといった問題点がある。このため、特開平8−14254号公報、特開2002−303320号公報に開示されるリニアガイド装置では、総てのレール部材をレールハウジングに固定した後に、各レール部材のボール転走面に対して仕上げのための研削加工を施し、それによって各レール部材の具備されたボール転走面の平行度を確保している。
すなわち、転動体の転走面が形成されたレール部材をレールハウジングに固定することによって、軌道レールの熱処理後の変形を矯正する作業からは解放されたものの、レール部材をレールハウジングに固定した後の仕上げ加工が必須となり、軌道レールの生産効率、生産コストを飛躍的に向上させるには至らなかった。
また、レール部材をレールハウジングに固定した後に転動体の転走面の仕上げ研削が必要なことから、リニアガイド装置を実際に使用する現場でレール部材をレールハウジングに固定する工程を行うことができず、前述の如くレールハウジングとして種々の材料を選択し得るのにもかかわらず、それを十分に活かすことができないといった問題点もあった。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、転動体の転走面が形成された複数のレール部材をレールハウジングに固定した際に、これら転走面の平行度を確保するための仕上げ加工が不要であり、軌道レールの生産工程を可及的に高めることができると共に、生産コストの低減化を図ることが可能なリニアガイド装置及びその軌道レールの製造方法を提供するものである。
また、本発明の他の目的は、移動ブロックの運動精度を高めつつも、実際の使用現場において軌道レールの組立を行うことが可能であり、軌道レールに使用する材料を使用用途に応じて柔軟に選択することが可能なリニアガイド装置及びその軌道レールの製造方法を提供することにある。
このような目的を達成する本発明のリニアガイド装置において、軌道レールは、転動体の転走面が形成された一対のレール部材と、これらレール部材が嵌合する一対のレール取り付け溝を備えたレールハウジングとから構成され、前記レール部材は接着層を介してレール取り付け溝内に固定されている。レールハウジングに対するレール取り付け溝の形成部位は軌道レールの形状によって異なるが、例えば、チャネル状に形成された軌道レールの互いに対向する内側面、あるいは矩形状に形成された軌道レールの該側面である。
レールハウジングに形成された一対のレール取り付け溝のうち、一方のレール取り付け溝の底部には前記接着層を介することなくレール部材に接する基準突起が形成され、このレール取り付け溝に嵌合するレール部材は前記基準突起に突き当てた状態で接着固定されている。また、他方のレール取り付け溝に嵌合するレール部材は、前記基準突起から所定の距離に接着固定されている。すなわち、本発明において、基準突起が形成されたレール取り付け溝は基準レール取り付け溝、他方のレール取り付け溝は従動レール取り付け溝と言うことができる。
このような本発明によれば、従動レール取り付け溝に嵌合するレール部材は、その従動レール取り付け溝を基準としてレールハウジングに固定されるのではなく、もう一方の基準レール取り付け溝に具備された基準突起を基準として固定されるので、一対のレール部材をレールハウジングに固定した直後からこれらレール部材に具備された転動体の転走面の平行度が確保されている。従って、レール部材の固定後に転動体の転走面の仕上げ研削加工を行う必要はなく、軌道レールの生産工程を簡略化を図ることができ、生産コストの低減化も達成することができるものである。
このような軌道レールの製造方法は以下の工程から構成される。すなわち、一対のレール取り付け溝を有するレールハウジングを形成すると共に、一方のレール取り付け溝の底部に基準突起を形成する工程と、これらレール取り付け溝の内部に接着剤を塗布する工程と、前記基準突起が形成された基準レール取り付け溝に対して転動体の転走面が形成されたレール部材を嵌合させ、このレール部材の背面を前記基準突起に突き当てる工程と、他方の従動レール取り付け溝に対して転動体の転走面が形成されたレール部材を嵌合させた後、一対のレール部材の双方に係合するレール基準治具をこれらレール部材の端部からその長手方向へ徐々に押し込み、前記従動レール取り付け溝内のレール部材の位置決めを行う工程と、前記接着剤が硬化した後に前記レール基準治具を一対のレール部材の間から抜き取る工程とから構成されている。
このような方法によって軌道レールを製造すれば、基準レール取り付け溝内に嵌合するレール部材を基準として、もう一方のレール取り付け溝に嵌合するレール部材の位置決めが行われるので、レール部材をレールハウジングに固定した後に転動体の転走面の仕上げ研削がを行わずとも、一対のレール部材に形成された転走面の平行度を確保することができ、軌道レールの製造をより簡便にしかも低コストで行うことができる。
また、レール部材をレールハウジングに固定した後に転走面の仕上げ加工を行う必要がないので、既に転動体の転走面の加工がなされたレール部材をレールハウジングの取り付け溝に嵌合させるのであれば、レールハウジングをリニアガイド装置の実際の使用場所で製作することもでき、例えば、コンクリートや木材を用いて極めて大型のレールハウジングを形成することも可能となり、リニアガイド装置の使用用途の展開を図ることが可能となる。
本発明を適用したリニアガイド装置の第1の実施形態を示す斜視図である。 図1に示すリニアガイト装置の正面断面図である。 図1に示すリニアガイト装置におけるボールケージを示す正面断面図である。 レールハウジングの基準レール取付溝の詳細を示す拡大断面図である。 レールハウジングの従動レール取付溝の詳細を示す拡大断面図である。 本発明の軌道レールの製造方法において、レール取付溝に接着剤を盛る工程を示す図である。 本発明の軌道レールの製造方法において、基準レール取付溝にレール部材を嵌合させる工程を示す図である。 本発明の軌道レールの製造方法において、従動レール取付溝にレール部材を嵌合させる工程を示す図である。 レール基準治具の使用方法を説明する図であり、分図(a)はレール基準治具を一対のレール部材の間に挿入する前の状態を、分図(b)はレール基準治具を一対のレール部材の間に挿入した後の状態を夫々示している。 従動レール取付溝に対してレール部材を嵌合させる際に弾性 部材を介在させておく例を示すものであり、分図(a)はレール部材を嵌合させる前の状態を、分図(b)はレール部材を嵌合させた後の状態を夫々示している。 本発明を適用したリニアガイド装置の第2の実施形態を示す正面断面である。 第2の実施形態に係る軌道レールの組立の際に使用するレール基準治具を示す正面断面図である。
符号の説明
1…軌道レール、1a…レールハウジング、1b,1c…レール部材、2…移動ブロック、3…ボール、13a…基準レール取付溝、13b…従動レール取付溝、15…基準突起、16,17…接着層、6…レール基準治具
以下、添付図面を参照しながら本発明のリニアガイド装置を詳細に説明する。
図1及び図2は本は発明を適用したリニアガイド装置の第1の実施形態を示すものである。このリニアガイド装置は、長手方向に連続するガイド溝10を有してチャネル状に形成された軌道レール1と、多数のボール3を介して前記軌道レール1のガイド溝10内に組付けられた移動ブロック2とから構成されており、前記移動ブロック2が軌道レール1の収容溝10内を自在に往復運動するように構成されている。
前記移動ブロック2は矩形状に形成されており、図2に示すように、軌道レール1のガイド溝10内にボール3を介して組付けられている。また、移動ブロック2は軌道レール1のガイド溝10から僅かに上方へ突出しており、かかる移動ブロック2の上面がテーブル等の被搭載物の取付面20となっている。更に、前記移動ブロック2の両側面には2条のボール転走面22が上下に隣接して夫々形成されている。
一方、前記軌道レール1は、チャネル条に形成されたレールハウジング1aと、このレールハウジング1aに固定される一対のレール部材1b,1cとから構成されている。前記レールハウジング1aは各種機器の被取付部に固定されるベース部11と、このベース部11の両側に立設された一対の側壁部12,12とを備え、互いに対向する側壁部12,12の間には前記移動ブロック2の通路となるガイド溝10が区画形成されている。また、各側壁12には前記移動ブロック2の側面と対向する位置に断面矩形状に切りかかれたレール取付溝13a,13bが形成されており、前記レール部材1b,1cがこれらレール取付溝13a,13bに嵌合するようになっている。
前記レール部材1b,1cはレールハウジング1aに形成されたレール取付溝13a,13bと略同一の形状に形成されており、接着によってレール取付溝13a,13b内に固定されている。このため、レール部材1b,1cとレール取付溝13a,13bとの間には接着層を介在させるための僅かな隙間が形成されている。また、このレール部材1b,1cの側面には、前記移動ブロック2のボール転走面22と対向するボール転走面14が形成されており、ボール3は移動ブロック2のボール転走面22とレール部材1b,1cのボール転走面14の両者に接触した状態で、移動ブロック2とレール部材1b,1cの間に配列されている。
また、前記移動ブロック2とレール部材1b,1cとの間には合成樹脂製のボールケージ4が介装されている。このボールケージ4には個々のボール3を収容する保持孔が移動ブロック2の移動方向に沿って2列で配列されており、図3に示すように、各ボール3はボールケージ4の保持孔40に収容された状態で自在に回転しうるようになっている。また、前記保持孔40の内周面はボール3の球面に倣った形状に形成されており、保持孔40の内周面とボール3の球面との間にグリース等の潤滑剤の膜を保持し易い構造となっている。このボールケージ4はボール3の転走に伴って移動ブロック2とレール部材1b,1cとの間を移動し、移動ブロック2の往復運動に合わせてその1/2の距離で往復運動する。
図4及び図5は、前記レールハウジング1aのレール取付溝13a,13bに対するレール部材1b,1cの取付状態を示す拡大図である。これらのレール取付溝13a,13bは前記移動ブロック2を介して互いに対向する位置に形成されており、図4に示すレール取付溝13aはこれに嵌合するレール部材1bのみならず、レール取付溝13bに嵌合するレール部材1cの取付基準をも形成している。この基準となるレール取付溝(以下、「基準レール取付溝」という)13aの底部にはレール部材1bの背面が突き当てられる基準突起15が形成されており、レール部材1bはこの基準突起15に係止されることによって基準レール取付溝13aの深さ方向(紙面左右方向)の嵌合位置が決定されるようになっている。また、接着剤により形成される接着層16はレール部材1bの上面と背面に形成され、レール部材1bの底面は接着層を介することなく直接レールハウジング1aと接触している。これにより、基準レール取付溝13aの幅方向(紙面上下方向)及び深さ方向に関するレール部材1bの位置決めがなされている。
一方、図5に示すように、基準レール取付溝13aと対向するレール取付溝 (以下、「従動レール取付溝」という)13bには前述のような基準突起15が形成されておらず、この従動レール取付溝13bに嵌合するレール部材1cの背面にはその全面にわたって接着層17が形成されている。従動レール取付溝13bの深さ方向(紙面左右方向)におけるレール部材1cの位置決めは、対向する基準レール取付溝13aの底部に形成された基準突起15を基準として行われ.すなわち、図2に示すように、従動レール取付溝13bに嵌合したレール部材1cと基準突起15との距離Dが所定の値となるように、従動レール取付溝13b内におけるレール部材1cの位置決めが行われる。このため、レール部材1cの背面と従動レール取付溝の底部との間に存在する接着層17の厚さは、レールハウジング1aの加工精度によって微妙に異なったものとなっている。また、接着剤により形成される接着層17はレール部材1cの上面と背面に形成され、レール部材1cの底面は接着層を介することなく直接レールハウジング1aと接触している。これにより、従動レール取付溝13bの幅方向(紙面上下方向)及び深さ方向に関するレール部材1cの位置決めがなされている。
尚、レール部材1b,1cを各レール取付溝13a,13bに押し込んだ際に、レール取付溝13a,13bの開口縁から接着剤が漏れだすのを防止するため、各レール部材1b,1cの上面にはシール突起18が当接する一方、レール部材1b,1cの下面が接するレール取付溝13a,13bの側面にはシール溝19が形成されている。
次に、このような軌道レールの製造方法について説明する。
先ずは、レールハウジング1a及びレール部材1b,1cを別々に形成する。レールハウジング1aは前記基準レール取付溝13aの内部に基準突起15を精度良く形成できるのであれば、金属材料に限らず、コンクリート、木材等の材料で形成することができる。一例としてはアルミニウム合金の押し出し成形によって形成することが考えられる。また、前記基準突起15はレール部材1b,1cをレールハウジング1aに固定する際の平行度の基準となるので、真直に形成されていることが必要である。
また、レール部材1b,1cとしては、ボール転走面14の硬度を高める必要があることから、焼入れ等の熱処理が可能な金属材料であることが好ましく、例えば鋼材を引き抜き加工によってレール部材1b,1cの断面形状に加工した後、研削加工によってボール転走面14を形成する。レール部材1b,1cのボール転走面14に関しては、レール部材1b,1cをレールハウジング1aに固定した後に仕上げ加工を行わないので、この段階で各レール部材1b,1cの背面を基準とし、これと平行になるように研削加工することが必要である。
レールハウジング1a及びレール部材1b,1cの加工が終了したならば、レール部材1b,1cをレールハウジング1aのレール取付溝13a,13bに嵌合させ、接着により固定する。先ずは、図6に示すように、接着層16,17を形成するレール取付溝13a,13bの面に対して接着剤5を盛る。このとき、基準レール取付溝13aでは接着剤5が基準突起15に被らないようにすることが必要である。次に、図7に示すように、基準レール取付溝13aにレール部材1bを嵌合させ、その背面が基準突起15に係止されるまで、かかるレール部材1bを基準レール取付溝13aに押し込む。これによって、レール部材1bが基準レール取付溝に対して位置決めされる。このとき、レール取付溝13aの内部に盛ってあった接着剤5はレール部材1bに押しつぶされて拡がり、基準突起15の高さに対応した厚さの接着層16を形成する。
レールハウジング1aに対するレール部材1bの固定が終了したならば、次にレール部材1cを従動レール取付溝13bに嵌合させ、図8に示すように、レール基準治具6を用いて該レール部材1cを従動レール取付溝13bに押し込む。このレール基準治具6は一対のレール部材1b,1cの間隔を所定値に合致させるためのマスターピースとして構成されており、その側面には各レール部材1b,1cのボール転走面14と接するボール突部60が片側2条ずつ計4条形成されている。
図9は前記レール基準治具6を用いたレール部材1cの位置決めの様子を示す平面図である。先ずは、前記レール部材1cを従動レール取付溝13bに軽く嵌合させ、この後に前記レール基準治具6をレールハウジング1aの端部からレール部材1aとレール部材1bの間に押し進めていく。レール基準治具6を一対のレール部材1b,1cの間に押し進める以前の段階では、分図(a)に示すように、レール部材1cは何ら位置決めされておらず、レール部材1bとレール部材1cの平行度は不確かなものである。しかし、レール基準治具を押し進めていくと、それに伴ってレール部材1cが従動レール取付溝13bに押し込まれ、かかるレール部材1b,1cの夫々のボール転走面14がレール基準治具6のボール突部60と緊密に接した状態で、レール部材1cの位置決めがなされる。このとき、従動レール取付溝13bの内部に盛ってあった接着剤5はレール部材1cに押しつぶされて拡がり、従動レール取付溝13bに対するレール部材1cの押し込み量に対応した厚さの接着層17を形成する。従って、分図(b)に示すように、レール基準治具6が一対のレール部材の間に完全に入り込むと、レール部材1cがレール部材1bの固定位置を基準として、従動レール取付溝13bの内部で位置決め固定されるのである。換言すれば、レール部材1cは基準レール取付溝13a内の基準突起15から所定の距離に位置決めされていることになる。
そして、このようにしてレール部材1cの位置決めを行ったならば、接着層16,17が完全に硬化した後に、前記レール基準治具6を一対のレール部材1b,1cの間から抜き取り、これによって軌道レール1の製造工程は総て終了する。
このような軌道レール1の製造方法によれば、一方のレール部材1bをレールハウジングの基準突起に対して位置決め固定した後に、かかるレール部材を基準として他方のレール部材1cの位置決め固定を行うことで、両レール部材の平行度を確保することが可能となっている。また、後者のレール部材1cの位置決め固定においては、かかるレール部材1cの位置決めに応じて接着層17の厚さを変化させることで、レールハウジング1aに形成した従動レール取付溝13bの加工精度にかかわらず、レール部材1cを適切な位置に固定することができるようになっている。
従って、本発明方法により軌道レール1を製作すれば、一対のレール部材1b,1cをレールハウジング1aのレール取付溝13a,13bに嵌合させるだけで、これらレール部材1b,1cの平行度を確保することができ、レール部材1b,1cの固定後に仕上げの研削加工をボール転走面14に対して施す必要がなく、その分だけ軌道レール1の製作を簡易に且つ低コストで行うことが可能となるものである。
また、レール部材1b,1cの固定後に仕上げの研削加工を行う必要がないことから、リニアガイド装置の使用現場においてレールハウジング1aを形成し、その場でレール部材1b,1cをレールハウジング1aに固定することも可能となり、レールハウジング1aの形成材料としてコンクリートや木材等を使用することも可能となる他、リニアガイド装置の使用用途を今まで使用が困難であった各種用途にまで展開することも可能となる。
図10は、レール部材1cをレールハウジング1aの従動レール取付溝13bに固定する際の他の例を示すものである。この図10に示す例では、レール部材1cの背面と従動レール取付溝13bの間にゴムチューブ等の弾性部材61を挟み込み、レール部材1cを従動レール取付溝13bに嵌合させた際に、前記弾性部材61を押し潰すように構成している。分図(a)はレール部材1cを従動レール取付溝13bに嵌合させる前の状態を、分図(b)は前記レール基準治具6を用いてレール部材1cの位置決め固定を行った後の状態を示している。このようにレール部材1cと従動レール取付溝13bとの間に弾性部材を介在させると、レール基準治具6を用いてレール部材1cを従動レール取付溝13bに押し込む際に、前記弾性部材61がレール部材1cに対してそのボール転走面14をレール基準治具6のボール突部60に押しつける方向の付勢力を及ぼすので、レール基準治具6を用いたレール部材1cの位置決めを一層正確に行うことが可能となる。
図11は本発明を適用したリニアガイド装置の他の実施形態を視すものである。図1及び図2に示した第1の実施形態では、軌道レール1が略チャネル状に形成され、移動ブロック2が軌道レール1のガイド溝10の内部を運動するように構成されていたが、この第2の実施形態では軌道レール7が断面略矩形状に形成され、移動ブロック8が軌道レール7の上半体を収容するガイド溝80を有して略サドル状に形成されている。
この第2の実施形態においても、軌道レール7はレールハウジング7a及び一対のレール部材7b,7cによって構成されているが、レール部材7b,7cはレールハウジング7aの外側面に対して固定されている。すなわち、レールハウジング7aの外側面には互いに相反する方向に向いて一対のレール取付溝70a,70bが形成され、レール部材7b,7cはこれらのレール取付溝70a,70bに対して夫々嵌合している。レール取付溝70aの底部には、レール部材7bの背面を突き当てるための基準突起71が形成されており、レール部材7bはこの基準突起71に係止されてレール取付溝70a内の位置決めが行われる。すなわち、レール取付溝70aが基準レール取付溝である。
一対のレール部材7b,7cがこのようにレールハウジング7aの外側面に嵌合固定されるような場合であって、前記第1の実施形態と同様に本発明を適用し、これらレール部材7b,7cの平行度を確保することが可能である。その場合、レール部材7cを従動レール取付溝70bに嵌合させるにあたっては、図12に示すようなレール基準治具9が用いられる。このレール基準治具9は移動ブロック8と略同じ形状に形成されると共に、各レール部材7b,7cのボール転走面14に当接して、これらレール部材7b,7cの間隔を所定の距離に合致させるためのボール突部90を具備している。このレール基準治具9を用いたレール部材7b,7cの固定方法は前記第1の実施形態と同様なので、ここではその説明は省略する。
そして、この第2の実施形態に示すリニアガイト装置においても、一対のレール部材7b,7cをレールハウジング7aのレール取付溝70a,70bに嵌合させるだけで、これらレール部材7b,7cの平行度を確保することができ、軌道レール1の製作を簡易に且つ低コストで行うことが可能となるものである。

Claims (5)

  1. ベース部と一対の側壁を有してガイド溝を区画形成し、かかるガイド溝に面した各側壁の内側面には転動体の転走面が夫々形成された軌道レールと、多数の転動体を介して前記軌道レールのガイド溝内に組付けられる移動ブロックとから構成されたリニアガイド装置において、
    前記軌道レールは、前記転動体の転走面が形成された一対のレール部材と、これらレール部材が嵌合する一対のレール取り付け溝を各側壁に備えたレールハウジングとから構成され、前記レール部材は接着層を介して前記レール取り付け溝内に固定され、
    前記一対のレール取り付け溝は、前記移動ブロックを介して互いに対向すると共に、かかる対向方向における少なくとも一方のレール取り付け溝の底部には前記接着層を介することなくレール部材に接する基準突起が形成され、このレール取り付け溝に嵌合するレール部材は前記基準突起に突き当てた状態で接着固定されている一方、
    残余のレール取り付け溝に嵌合するレール部材は、前記基準突起から所定の距離に接着固定されていることを特徴とするリニアガイド装置。
  2. 断面略矩形状に形成され、両側面には転動体の転走面が夫々形成された軌道レールと、この軌道レールが遊嵌するガイド溝を有してサドル状に形成され、多数の転動体を介して前記軌道レールに組付けられる移動ブロックとから構成されたリニアガイド装置において、
    前記軌道レールは、前記転動体の転走面が形成された一対のレール部材と、これらレール部材が嵌合する一対のレール取り付け溝を両側面に備えたレールハウジングとから構成され、前記レール部材は接着層を介して前記レール取り付け溝内に固定され、
    前記一対のレール取り付け溝は、互いに相反する方向へ向面すると共に、かかる方向における少なくとも一方のレール取り付け溝の底部には前記接着層を介することなくレール部材に接する基準突起が形成され、このレール取り付け溝に嵌合するレール部材は前記基準突起に突き当てた状態で接着固定されている一方、
    残余のレール取り付け溝に嵌合するレール部材は、前記基準突起から所定の距離に接着固定されていることを特徴とするリニアガイド装置。
  3. 前記一方のレール取り付け溝の底部にのみ前記基準突起が形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のリニアガイド装置。
  4. 多数の転動体を介して軌道レールに移動ブロックが組付けられたリニアガイド装置における前記軌道レールの製造方法であって、
    互いに対向する位置に一対のレール取り付け溝を有するレールハウジングを形成すると共に、かかる対向方向における一方のレール取り付け溝の底部に基準突起を形成する工程と、
    これらレール取り付け溝の内部に接着剤を塗布する工程と、
    前記基準突起が形成された基準レール取り付け溝に対して転動体の転走面が形成されたレール部材を嵌合させ、このレール部材の背面を前記基準突起に突き当てる工程と、
    他方の従動レール取り付け溝に対して転動体の転走面が形成されたレール部材を嵌合させた後、一対のレール部材の双方に係合するレール基準治具をこれらレール部材の端部からその長手方向へ徐々に押し込み、前記従動レール取り付け溝内のレール部材の位置決めを行う工程と、
    前記接着剤が硬化した後に前記レール基準治具を一対のレール部材の間から抜き取る工程と、から構成されることを特徴とするリニアガイド装置の軌道レールの製造方法。
  5. 前記従動レール取り付け溝内には、この取り付け溝内に嵌合する軌道レールを前記レール基準治具に向けて付勢する弾性部材が設けられていることを特徴とする請求項3記載のリニアガイド装置の軌道レールの製造方法。
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