JP4530873B2 - スパウト付き袋の製造方法及び装置 - Google Patents

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Description

本発明は、スパウトを袋口に挿入し、スパウトと袋口のシール(袋口の開口部のシールを含む)を行ってスパウト付き袋を製造する方法及び装置に関する。
下記特許文献1には、ロータリー装置のチェーンに多数の保持手段を設けて間欠回転させ、スパウトを前記保持手段に供給しチェーンの移動経路に沿って移送し、その過程でスパウトと袋をシールしてスパウト付き袋を製造し、続いて袋内の脱気及び内容物の充填等の各工程を行うようにした装置が開示されている。スパウト付き袋の製造工程に着目すると、挿入工程部において、袋口を開口した袋を停止したスパウトに向けて水平移動させ、スパウトに袋を被せ(スパウトの挿入)、次いでスパウトと袋を加熱部材によりシールしている。
下記特許文献2には、間欠回転するテーブルの周囲に袋を水平状態で保持する多数の容器保持部が設置され、テーブルが停止する毎に各停止位置において、袋の供給、袋口の開口及び袋の胴部の拡開、スパウトの挿入・シール、冷却等の各工程を順次行うようにした装置が開示されている。
下記特許文献3には、移動経路に沿って袋を水平状態で間欠的に移送し、袋が停止する毎に各停止位置において、袋口の開口、スパウトの挿入・シール、冷却等の各工程を順次行うようにした装置が開示されている。
下記特許文献4には、袋載置台に袋を水平に載せて間欠的に移送し、袋が停止する毎に各停止位置において、袋及びスパウトの供給、袋口の開口、スパウト挿入、スパウトと袋のシール等の各工程を順次行うようにした装置が開示されている。
特開平10−291509号公報 特開2004−136904号公報 特開平10−323920号公報 特開平5−131573号公報
ところで、特許文献1〜3に開示された装置では、スパウトの袋への挿入工程とスパウトと袋のシール工程が同じ停止位置で行われている。従って、ここが律速工程となり、装置の能力アップ(個/分)が難しいという問題がある。また、特許文献3では、多数ある容器保持部のそれぞれに多くの機構が詰め込まれているため、容器保持部の構造が極めて複雑となり、コストアップや清掃性、メンテナンス性などにも問題がある。
特許文献4では、スパウトを袋口に挿入するに際し、いったんポートホルダにスパウトをはめ、ポートホルダを水平移動させて袋口に挿入するという2段階の工程を経るため、工程数が増え停止位置が増えて装置自体が大きくなる。また、スパウトはポートホルダに遊嵌しているので、特に装置を能力アップさせたとき、スパウトが長手方向に位置ずれを起こす可能性があり、さらに、袋載置台のそれぞれに嵌合式のポートホルダが水平移動可能に設置され、その駆動機構などもそれぞれに必要となり、袋載置台の構造が複雑となるという問題もある。
本発明は、スパウト付き袋を製造する方法及び装置に関し、従来技術のこのような問題点に鑑みてなされたもので、装置の能力アップを可能とし、同時に袋口に挿入されたスパウトの位置決めに不確実性のないようにし、さらに装置のコンパクト化及び簡素化を図ることを目的とする。
本発明に係るスパウト付き袋の製造方法は、供給された袋を袋挟持部材で挟持して間欠的に移送し、各停止位置において袋口へのスパウトの挿入、スパウトと袋口のシール等の各製造工程を順次施すようにしたもので、スパウト挿入工程位置では、袋口開口手段により袋口を開口し、開口した袋口へスパウトを挿入し、袋口へ挿入したスパウトをスパウト挟持部材により挟持してその位置に保持し、続いて前記袋口開口手段を解除して袋口を解放し、その間に袋胴部拡開手段により袋の胴部を拡開し、次にスパウトをスパウト挟持部材で保持しかつ袋胴部拡開手段により胴部を拡開した状態で、袋とスパウトを次のシール工程位置に移送し、このシール工程位置でスパウトと袋口のシールを行った後、胴部拡開手段を解除して袋の胴部を解放し、次工程に移送することを特徴とする。袋胴部の拡開は、袋口の開口に続いて行うのが望ましい。上記シール工程の次に、第2,第3のシール工程を設定することもできる。
この製造方法において、袋挟持部材は例えば水平状態の袋を挟持し、袋は水平状態で移送される。
上記製造方法では、ある特徴的形状を有する袋を使用できる。その袋は多角形をなし、一方の端縁(上端又は下端)の水平部分がシールされ、その両側に斜めにカットされた肩部を有し、そこが未シールの袋口となっている。この場合、スパウト挿入工程では両肩部の袋口にそれぞれスパウトを挿入し、シール工程では両方のスパウトと袋口のシールを行うことになる。この種の袋において、一方の端縁の両肩部近傍が前記両肩部に続いて未シールとされるものもあり、その場合、スパウト挿入工程では、前記端縁の両肩部近傍の未シール部を含めて袋口として開口する。いずれの場合も、袋挟持部材は、前記一方の端縁のシール部のみを挟持する。
一方、本発明に係るスパウト製造装置は、供給された袋を挟持する袋挟持部材が複数組等間隔で設置され、それが閉じた移動経路に沿って前記間隔と同じ距離ずつ間欠移動し、各停止位置において袋口へのスパウトの挿入、スパウトと袋口のシール等の各製造工程を順次施すようにしたもので、スパウトを挟持し所定位置に保持するスパウト挟持部材が各袋挟持部材に対応して設置され、各袋挟持部材とともに間欠移動し、袋口へのスパウトの挿入が行われるスパウト挿入工程位置には、袋口を開口する袋口開口手段と、袋口にスパウトを挿入するスパウト挿入手段が配置され、スパウトと袋口のシールが行われるシール工程位置にはシール手段が配置され、さらに袋の胴部を拡開する袋胴部拡開手段がスパウト挿入工程位置とシール工程位置の間を、袋挟持部材の移動に伴いスパウト挿入工程位置からシール工程位置に移動し、シール後にスパウト挿入工程位置に復帰する態様で往復移動可能に配置されていることを特徴とする。このシール工程位置の次に、第2,第3のシール工程位置を設定することもできる。
上記製造装置において、胴部拡開手段は、例えば、袋の両面を吸着するように配置された吸盤対からなる。この場合、一方側の吸盤が各袋挟持部材に対応して設置され、各袋挟持部材とともに間欠移動し、他方側の吸盤がスパウト挿入工程位置とシール工程位置の間を前記態様で往復移動可能に配置されている。一方側の吸盤は各袋挟持部材に専属であり袋挟持部材と同数個あり、他方側の吸盤は1つだけで、全ての袋挟持部材に対し共通ということになる。
上記製造装置は、間欠回転テーブル型、すなわち袋挟持部材が水平面内で間欠回転するテーブルの周囲に等間隔に設置されたタイプに適用するのが望ましい。袋はテーブル上で水平状態で袋挟持部材に挟持され、移送される。胴部拡開手段は、袋の両面を吸着するように配置された上下の吸盤対からなり、下側の吸盤が各袋挟持部材に対応して前記テーブルに設置され、上側の吸盤がスパウト挿入工程位置とシール工程位置の間を前記態様で往復移動可能に配置される。
この製造装置において、前記多角形の袋の両肩部にスパウトを取り付ける場合、前記袋挟持部材は前記一方の端縁のシール部を挟持することが望ましい。さらに間欠回転テーブル型の製造装置の場合、袋を水平にして前記一方の端縁をテーブルの放射方向に向け、前記袋挟持部材で前記袋の一方の端縁のシール部を挟持することが望ましい。
本発明によれば、供給された袋を袋挟持部材で挟持して間欠的に移送し、各停止位置においてスパウト付き袋の製造のための各工程を施すに際し、スパウトを袋口に挿入するスパウト挿入工程位置と、スパウトと袋口のシールを行うシール工程位置を分離することにより、スパウト挿入工程とシール工程を1つの停止位置で行う場合に比べて処理のスピードアップを図ることができる。そして、工程位置を2つに分けるに際し、各袋挟持部材に対応して袋口近傍にスパウト挟持部材を設置し、スパウト挿入手段により袋口に挿入したスパウトを挟持し、スパウト挿入手段がスパウトを解放した後、スパウト挿入工程位置からシール工程位置への移動及びシール工程の間も、スパウトが袋口内の所定位置に位置決めされるようにした。スパウト挟持部材は、袋口に挿入されたスパウトを挟持してその位置に確実に保持し、また単にその位置に保持するのみで、スパウトの位置の移動は行わないため、極めて単純な構造でスパウトの位置決め保持を実現でき、かつ工程が過度に増えることもない。
本発明によれば、スパウト挿入工程位置において袋胴部拡開手段により袋の胴部を拡開し、そのままシール工程位置に移送し、そこでスパウトと袋口がシールされる。袋の胴部をほぼ袋口の開口幅程度に拡開することにより、袋面の湾曲や屈曲を原因としたスパウトに対する袋口の位置ずれ等が防止される。
また、袋胴部拡開手段がスパウト挿入工程位置とシール工程位置の間を、前記の態様で往復移動可能に配置されていることにより、袋胴部拡開手段が1つ設置されているだけで全ての袋の胴部を拡開することができ、装置の構成が簡素化する。胴部拡開手段が、袋の両面を吸着するように配置された吸盤対からなり、一方側の吸盤が各袋挟持部材に対応して複数個設置され、他方側の吸盤がスパウト挿入工程位置とシール工程位置の間を前記態様で往復移動可能に配置されている場合でも、前記他方側の吸盤については共通なものを1つ設置するだけで済み、装置の構成が簡素化される。
本発明を、シールされた一方の端縁の両側に斜めにカットされた肩部を有し、そこが未シールの袋口となっている多角形の袋に適用し、前記一方の端縁を袋挟持部材で挟持すると、両側の袋口のごく近傍が確実に位置決め保持されることになり、スパウト挿入工程乃至シール工程の間、袋口開口手段で袋口を開口したり、袋胴部拡開手段で袋の胴部を拡開するときあるいはシール時等に、袋口が位置ずれを起こすようなことが防止される。
前記一方の端縁の両肩部近傍を前記両肩部に続いて未シールとし、スパウト挿入工程で、その未シール部も含めて袋口として開口する場合、開口が本来の袋口より広がるため、大きめのスパウトでも挿入が容易となる。
以下、図1〜図8を参照して、本発明について具体的に説明する。
図1は、本発明に係るスパウト付き袋の製造装置の斜視図であり、間欠回転テーブル式のスパウト挿入・シール装置1と、その各停止位置に対応して設置された各種装置からなる。スパウト挿入・シール装置1は間欠回転するテーブル2を備え、このテーブル2の周囲に袋挟持装置3(袋挟持部材4のみ示す)が12箇所設置され、各袋挟持装置3に対応して、袋位置決め装置5(位置決め部材6のみ示す)、スパウト挟持部材7〜10がテーブル2に設置されている。
テーブル2は一回転する間に12回停止し、各停止位置においてスパウト付き袋の製造のための各工程が順次行われる。図1に示す停止位置Iにはコンベアマガジン式給袋装置11が配置され、停止位置IIには袋位置決め装置(プッシャー12のみ示す)が配置され、停止位置IIIにはスパウト供給装置13,14と、袋口開口装置(袋口開口手段としての吸盤15〜18のみ示す)と、袋胴部拡開装置(一方の袋胴部拡開手段である吸盤19及びアーム20のみ示す)が配置され、停止位置IV〜VIにはシール装置(シール手段として熱板対21a〜23a,21b〜23bのみ示す)が配置され、停止位置VIIには冷却装置(冷却手段として冷却板対24a,24bのみ示す)が配置され、停止位置VIII〜Xには図示しない検査装置が配置され、停止位置XIには製品取出し装置(吸盤25のみ示す)と、揺動式の製品取出しシュート26及び製品搬出コンベア27が配置され、停止位置XIIはアイドル位置である。また、図示していないが、停止位置III,XIにスパウト挟持部材7〜10を作動させるプッシャーが設置され、停止位置XIに挟持部材4を外方に大きく傾斜させるプッシャーが設置されている。
図2は素材としての袋28を示す。袋28は全体として多角形をなし、上側の端縁28aが水平で、その両側が斜めにカットされた肩部28b,28cとなり、両側28d,28eが垂直で、下側の端縁28fが水平であり、例えば使用時に逆さに吊り下げられるように、端縁28fに穴28gが形成されている。シール部分を斜線で示している。両肩部28b,28cと端縁28aの両肩部近傍が未シールで、ここがそれぞれ異なる形状のスパウトがシールされる袋口となる。
袋挟持装置3は、特に図4に示すように、上側の袋挟持部材4と下側の袋挟持部材31を備える。下側の袋挟持部材31は、テーブル2の下面に放射方向に向けて固定されたアーム32の先端に一体的に形成され、袋28を載置できるように上面の挟持部が平面に形成されている。
上側の袋挟持部材4は可動部材であり、下面の挟持部が平面に形成され、袋挟持部材31の挟持部との間で袋を挟持する。アーム33がテーブル2の下で放射方向を向き、テーブル2の下面に上下に揺動可能に支持され(揺動方向を図4に矢印で示す)、袋挟持部材4がアーム33の先端の軸受部34にテーブル2の回転中心を通る鉛直面内で揺動可能に軸支(支持軸35)されている。袋挟持部材4は、軸受部34に固定された板ばね36によりテーブル2側に向けて付勢され、かつ略鉛直状態(図4の実線の状態)以上にテーブル2側に倒れ込まないように、図示しない係止部材により係止され、またテーブル外周側に突起部4aが形成され、該突起部4aにローラ37が取り付けられている。
図4において、アーム33が図示しないカム等の駆動源により駆動されて上方に揺動すると、袋挟持部材4が仮想線Aの位置に上昇して袋挟持部材31との間に隙間ができ、袋28を受け入れ可能となり、逆にアーム33が下方に揺動すると、袋挟持部材4が実線位置に下降して袋挟持部材31との間で袋28を挟持する。また、仮想線Aの状態から、図示しないプッシャーによりローラ37が板ばね36の付勢力に抗して押し下げられると、挟持部材4が仮想線Bに示すように外方に大きく傾斜し、袋28をテーブル2の放射方向に取り出すことが可能となる。
袋位置決め装置5は、袋28の左右方向を中心に位置決めするもので、図3に示すように、対称的に作動する一対の位置決め部材6,6を備える。位置決め部材6,6は、テーブル2に固定された支点軸38に回動自在に支持されたレバー39,40の先端に一体的に形成されている。袋位置決め装置5は、ほかに位置決め部材6,6を連結して対称的に作動させる図示しない連結機構及びカム等の駆動源と、位置決め部材6,6の揺動端を規定するストッパー41を備える。位置決め部材6,6は、前記駆動源により駆動されて実線方向に揺動し、一方のレバー40の後端がストッパー41に当接して停止したとき、ちょうど袋28の両側28d,28eに当接するように設置されている。なお、ストッパー41は、テーブル2上に固定された取付部材30に対し、例えばねじ式に位置調整可能とされている。
スパウト挟持部材7〜10は、スパウト42,43(図1参照)を上下から挟持するものである。一方のスパウト挟持部材7,8についてみると、図6に示すように、下側のスパウト挟持部材8は、テーブル2の上側ザグリ面に固定されたアーム44の先端に一体的に形成されている。上側のスパウト挟持部材8は、アーム45の先端に一体的に形成され、アーム45はアーム44の上に固定された軸受部46に回動自在に支持された支点軸47に固定され、該支点軸47を中心に上下揺動自在であり、アーム45の後端とアーム44との間に介在する圧縮バネ48により閉方向に付勢されている。スパウト挟持部材7,8を開く際は、先に述べたプッシャーによりアーム45の後端を上から押圧して押し下げる(動くのはスパウト挟持部材7のみ)。逆に、アーム45の支点軸47より前方側を、プッシャーで下から押し上げるようにしてもよい。なお、他方のスパウト挟持部材9,10も、単にスパウトの径が小さいというだけで、基本的な構造は同じである。
スパウト挟持部材7,8は、テーブル2上に位置決めされた袋28の肩部28bと平行に、従ってスパウト42の中心軸が肩部28bと垂直になるように設置され、スパウト挟持部材9,10は肩部28cと平行に、従ってスパウト43の中心軸が肩部28cと垂直になるようにテーブル2上に設置されている。
袋口開口装置は、図1に示すように停止位置IIIに設置され、袋口開口手段としての吸盤15〜18を有する。吸盤15,16は肩部28b側の袋口を開口し、吸盤17,18は肩部28c側の袋口を開口する。
図4〜6に示すように、吸盤15は上下に揺動するアーム49の先端に設置され、吸盤16はアーム49と対称的に上下に揺動するアーム51の先端に設置され、それぞれアーム49,51内に配設した導管を通し、図示しない切換弁、フィルターを介し共通の真空ポンプに連通している。吸盤17,18も同様にアーム(図3にア−ム52のみ示す)に支持され、その基本構造は吸盤15,16のケースと同じである。
図4に示すように、アーム49,51が図示しない駆動源により駆動され、吸盤15,16が互いに接近し、次いで真空ポンプに連通すると、袋28の肩部28bの袋口付近の袋面に上下から吸着する。次にアーム49,51が逆に駆動されて吸盤15,16が互いに離間すると、図5に示すように肩部28bの袋口が開口する。アーム49,51は、真空ポンプとの連通が遮断されて吸盤15,16内にエアが導入された後、さらに揺動して、図6に示すように袋28から離れる。吸盤17,18も、吸盤15,16と同時に同様の形態で作動し、肩部28cの袋口を開口する。
袋胴部拡開装置は、上下の袋胴部拡開手段を有し、上側の袋胴部拡開手段が先に述べた吸盤19であり、アーム20内に配設した導管を通し、図示しない切換弁、フィルターを介し共通の真空ポンプに連通している。アーム20は図示しないカム等の駆動源により昇降可能であり、かつテーブル2の間欠回転に伴って一緒に従動回動し、続いて元の位置に復帰回転し、吸盤19はアーム20の昇降に伴って昇降し、かつアーム20の従動回転及び復帰回転に伴って停止位置IIIと停止位置IVの間を往復移動(回動)する。
一方、下側の袋胴部拡開手段も、図4に示すように、吸盤54である。アーム55がテーブル2の下で放射方向を向き、テーブルの下面に上下に揺動可能に支持され(揺動方向を図4に矢印で示す)、その先端に前記吸盤54が設置されている。アーム55内には同じく真空導管が配設され、吸盤54は該導管を通して、図示しない切換弁、フィルターを介し共通の真空ポンプに連通している。いうまでもなく、この吸盤54及びアーム55のセットは、各袋挟持部材4,31に対応して(つまり12個)設置されている。
図4に示すように、アーム20が下降し、アーム55が図示しないカム等の駆動源により駆動されて上方に揺動すると、吸盤19,54が袋28の胴部に上下から吸着し、次にアーム20が上昇し、アーム55が下方に揺動すると、図5に示すように、袋28の胴部が拡開される。
袋位置決め装置のプッシャー12が停止位置IIに設置されている。このプッシャー12はテーブル2の上方に位置し、袋位置決め装置5の位置決め部材6により左右方向を位置決めされた袋28の端縁28fを押して、上昇して仮想線A位置(図4)にある袋挟持部材4の内側側面に当接させ、上下方向(テーブル2の半径方向)の位置決めを行うものである。
コンベアマガジン式給袋装置11は、袋口を前方に向け下方の袋ほど後方側になるようにずらして積み重ねた袋を搬送し、先頭の袋を1枚ずつ分離して前方に送り出すもので、図1の例では、前方に反転式供給装置56(把持部のみ示す)が配置され、吸盤57で取り上げた袋28の端縁28a付近を挟持し、180°反転してテーブル2側に供給する。なお、供給された袋28は、図3,4に示すように、端縁28f側がテーブル2の上面に載せられ、端縁28a側が下側の挟持部材31の挟持部上面に載せられる。
スパウト供給装置13,14は、スパウト42,43を1個ずつ、停止位置IIIに停止し袋口を開口された袋28の該袋口(肩部28b側と肩部28c側)に挿入するもので、それぞれ、いわゆるパーツフィーダーと、該パーツフィーダーからスパウト42,43を1個ずつ受け取り、保持して所定位置に移送し、袋口内に挿入するスパウト挿入手段からなる。スパウト挿入手段により前記所定位置に移送されたスパウト42は、スパウト挟持部材7,8により挟持され、スパウト43はスパウト挟持部材9,10により挟持される。スパウト42,43がスパウト挟持部材7〜10により挟持されると、スパウト挿入手段はスパウト42,43を解放し、元の位置に復帰する。
次にこのスパウト付き袋の製造装置の作動を説明する。
(1)停止位置Iにおいて、コンベアマガジン式給袋装置11の先頭の袋28を反転式供給装置56が挟持し、180°反転してテーブル2上の所定位置に供給する。このとき、袋挟持部材4は図4に示す実線位置に下降した状態、袋位置決め装置5の位置決め部材6,6は開いた状態となっている。袋28がテーブル2と袋挟持部材31の挟持部上に載せられる。
(2)テーブル2が回転して、袋28が停止位置Iから停止位置IIに移送される過程で位置決め装置5の位置決め部材6,6が内側に揺動し、袋28の左右方向を中心に位置決めする。位置決め部材6,6は、以後停止位置Xを過ぎるまでその状態を維持する。
(3)停止位置IIでは、袋挟持部材4を図4に示す仮想線Aの位置に上昇させた後、同位置に設置されたプッシャー12が袋28をテーブル2の半径方向外向きに押し、袋挟持部材4に当接させ、上下方向(袋28の上下方向)の位置決めを行う。次いで、袋挟持部材4が下降し(図4の実線参照)、袋挟持部材31との間で袋28の端縁28aのシール部を挟持する。袋挟持部材4は、以後停止位置Xを過ぎるまでこの下降位置にある。
(4)停止位置IIIでは、スパウト挟持部材7,8及び9,10が同位置に設置されたプッシャーにより開かれ、かつ同位置に設置された袋口開口装置の吸盤15,16が袋28の肩部28b側の袋口を開口し、同時に吸盤17,18が肩部28c側の袋口を開口する。次いで、停止位置IIIに復帰した袋胴部拡開装置の吸盤19及びテーブル2下面に設置された吸盤54が協働して袋28の胴部を拡開する。なお、袋28の胴部の拡開を袋口の開口にやや遅れて行うのは、先に袋口を開口しなければ袋内へ空気が流入しにくく、胴部の拡開を行うのが難しいためであり、またアーム20及び吸盤19が停止位置IIIに復帰するのを待つ意味もある。
続いて、スパウト供給装置13のスパウト挿入手段が、袋28の肩部28b側の袋口にスパウト42を挿入し、スパウト供給装置14のスパウト挿入手段が、肩部28c側の袋口にスパウト43を挿入した後、前記プッシャーが後退してスパウト挟持部材7〜10が閉じ、スパウト42,43を挟持する。次いでスパウト挿入手段がスパウト42,43を解放する。また、吸盤15〜18にエアが導入され、該吸盤15〜18は上下に揺動して袋28から離れる。
(5)テーブル2が回転して、袋28が停止位置IIIから停止位置IVに移送されるとき、袋胴部拡開装置のアーム20及び吸盤19が一緒に追従回動し、一方、下側の吸盤54はテーブル2に設置されテーブル2とともに回動するから、袋28の胴部は吸盤19,54に吸着され拡開状態で停止位置IVに到達する。
(6)停止位置IVでは、熱板対21aがスパウト42を袋28の肩部28bにシールするとともに肩部28b及び端縁28aの未シール部をシールし、熱板対21bがスパウト43を袋28の肩部28cにシールするとともに肩部28c及び端縁28aの未シール部をシールする。続いて熱板対21a,21bが開き、一方、吸盤19,54にエアが導入されて袋28を解放し、アーム20及び吸盤19が上昇して停止位置IIIに復帰回動する。
図7は、停止位置IVでのスパウト42と肩部28b側の袋口のシール前の状態を示すもので、袋28の胴部はスパウト42の径とほぼ同じ程度の厚みに拡開されている。このため、スパウト42と袋口に位置ずれがなく、袋の肩部28bのラインがまっすぐにシールされる。一方、袋28の胴部を拡開しない場合、図8に示すように、袋28の袋面は袋口近傍のスパウト42が挿入された位置で湾曲又は屈曲して急に拡がった状態となり、袋28の袋口の先端とスパウト42の間に若干の位置ずれが生じ、シール後に袋の肩部28bのラインが内側に湾曲してしまう(図2にゆがんだ場合の肩部28bのラインを仮想線Cで示している)。
(7)続く停止位置Vでは熱板対22a,22bによる第2シールが行われ、停止位置VIでは熱板対23a,23bによる第3シールが行われ、停止位置VIIでは冷却板対24a,24bによる冷却シールが行われる。さらに、停止位置VIII〜Xでは各種検査工程が行われる。
(8)テーブル2が回転して、袋28が停止位置Xから停止位置XIに移送される過程で、位置決め装置5の位置決め部材6,6が外側に揺動して開き、袋挟持部材4が上昇して(図4の仮想線A参照)、袋28を解放する。
(9)停止位置XIでは、スパウト挟持部材7,8及び9,10が同位置に設置されたプッシャーにより開かれ、一方、袋挟持部材4のローラ37がプッシャーにより押し下げられ、袋挟持部材4が外方に大きく傾斜する(図4の仮想線B参照)。続いて製品取出し装置の吸盤25が下降して袋28(スパウト付き袋)を吸着し、テーブル2から製品取出しシュート26上へほぼ水平に移送し、そこで解放する。袋28(スパウト付き袋)は製品取出しシュート26から製品搬出コンベア27上に滑り落ち、機外に搬出される。袋28(スパウト付き袋)がテーブル2から取り出されたとき、前記プッシャーが後退してスパウト挟持部材7,8及び9,10は再び閉じ、ローラ37を押し下げていたプッシャーが後退し、袋挟持部材4は板ばね36の付勢力により元の上昇位置(図4の仮想線A参照)に復帰する。
なお、検査工程で袋28(スパウト付き袋)の不良を検出した場合、製品取出しシュート26は図1に矢印に示すように下方に揺動し、その不良袋(28aで示す)は製品搬出コンベア27上ではなく、別途配置された図示しない容器内に落下する。
(10)停止位置XIから停止位置XIIに移動する過程で、袋挟持部材4が図4に示す実線位置に下降する。
(11)停止位置XIIはアイドル位置であり、以後、テーブル2の回転に伴いこれまでの工程が繰り返される。
本発明に係るスパウト付き袋の製造装置の全体斜視図である。 このスパウト付き袋の製造装置に供給する袋の平面図である。 停止位置III(スパウト挿入工程位置)におけるスパウト付き袋の製造装置の要部平面図(スパウト挿入前)である。 袋挟持装置及びその近傍の側面図(袋口開口前、胴部拡開前)である。 袋挟持装置及びその近傍の側面図(袋口開口後、胴部拡開後)である。 図3のX矢視側面図(スパウト挿入後)である。 停止位置IV(シール工程)における一部断面側面図である。 図7と同じ一部断面側面図だが袋胴部を拡開しない場合の参考図である。
符号の説明
2 テーブル
4,31 袋挟持部材
6 位置決め部材
7〜10 スパウト挟持部材
12 位置決め用のプッシャー
13,14 スパウト供給装置
15〜18 吸盤(袋口開口手段)
19,54 吸盤(袋胴部拡開手段)
20 往復移動するアーム
21a〜23a,21b〜23b 熱板対(シール手段)
24a,24b 冷却板対(冷却手段)
28 袋
28a 上側の端縁
28b,28c 肩部

Claims (10)

  1. 供給された袋を閉じた移動経路に沿って間欠的に移動する袋挟持部材で挟持して移送し、各停止位置において袋口へのスパウトの挿入、スパウトと袋口のシール等の各製造工程を順次施すようにしたスパウト付き袋の製造方法であり、スパウト挿入工程位置では、袋口開口手段により袋口を開口し、袋胴部拡開手段により袋の胴部を拡開し、開口した袋口へスパウトを挿入し、袋口へ挿入したスパウトをスパウト挟持部材により挟持してその位置に保持し、続いて前記袋口開口手段を解除して袋口を解放し、次にスパウトをスパウト挟持部材で保持しかつ袋胴部拡開手段により胴部を拡開した状態で、袋とスパウトを次のシール工程位置に移送し、このシール工程位置でスパウトと袋口のシールを行った後、胴部拡開手段を解除して袋の胴部を解放し、袋を次工程に移送することを特徴とするスパウト付き袋の製造方法。
  2. 前記袋挟持部材は水平状態の袋を挟持し、前記袋は水平状態で移送されることを特徴とする請求項1に記載されたスパウト付き袋の製造方法。
  3. 前記袋は多角形をなし、一方の端縁の水平部分がシールされ、その両側に斜めにカットされた肩部を有し、そこが未シールの袋口となっているもので、前記袋挟持部材は前記一方の端縁のシール部を挟持し、前記スパウト挿入工程位置では両肩部の袋口にそれぞれスパウトを挿入し、前記スパウトシール工程位置では両方のスパウトと袋口のシールを行うことを特徴とする請求項1又は2に記載されたスパウト付き袋の製造方法。
  4. 前記袋の一方の端縁の両肩部近傍が前記両肩部に続いて未シールとされ、前記袋挟持部材は前記一方の端縁のシール部のみを挟持し、スパウト挿入工程では、前記端縁の両肩部近傍の未シール部を含めて袋口として開口することを特徴とする請求項3に記載されたスパウト付き袋の製造方法。
  5. 供給された袋を挟持する袋挟持部材が複数組等間隔で設置され、それが閉じた移動経路に沿って前記間隔と同じ距離ずつ間欠移動し、各停止位置において袋口へのスパウトの挿入、スパウトと袋口のシール等の各製造工程を順次施すようにしたスパウト付き袋の製造装置であり、スパウトを挟持し所定位置に保持するスパウト挟持部材が各袋挟持部材に対応して設置され、各袋挟持部材とともに間欠移動し、袋口へのスパウトの挿入が行われるスパウト挿入工程位置には、袋口を開口する袋口開口手段と、袋口にスパウトを挿入するスパウト挿入手段が配置され、スパウトと袋口のシールが行われるシール工程位置にはシール手段が配置され、さらに袋の胴部を拡開する袋胴部拡開手段がスパウト挿入工程位置とシール工程位置の間を、袋挟持部材の移動に伴いスパウト挿入工程位置からシール工程位置に移動し、シール後にスパウト挿入工程位置に復帰する態様で往復移動可能に配置されていることを特徴とするスパウト付き袋の製造装置。
  6. 供給された袋を挟持する袋挟持部材が複数組等間隔で設置され、それが閉じた移動経路に沿って前記間隔と同じ距離ずつ間欠移動し、各停止位置において袋口へのスパウトの挿入、スパウトと袋口のシール等の各製造工程を順次施すようにしたスパウト付き袋の製造装置であり、スパウトを挟持し所定位置に保持するスパウト挟持部材が各袋挟持部材に対応して設置され、各袋挟持部材とともに間欠移動し、袋口へのスパウトの挿入が行われるスパウト挿入工程位置には、袋口を開口する袋口開口手段と、袋口にスパウトを挿入するスパウト挿入手段が配置され、スパウトと袋口のシールが行われるシール工程位置にはシール手段が配置されており、さらに袋の胴部を拡開する袋胴部拡開手段を備え、該胴部拡開手段が、袋の両面を吸着するように配置された吸盤対からなり、一方側の吸盤が各袋挟持部材に対応して設置され、各袋挟持部材とともに間欠移動し、他方側の吸盤がスパウト挿入工程位置とシール工程位置の間を、袋挟持部材の移動に伴いスパウト挿入工程位置からシール工程位置に移動し、シール後にスパウト挿入工程位置に復帰する態様で往復移動可能に配置されていることを特徴とするスパウト付き袋の製造装置。
  7. 供給された袋を挟持する袋挟持部材が複数組等間隔で設置され、それが閉じた移動経路に沿って前記間隔と同じ距離ずつ間欠移動し、各停止位置において袋口へのスパウトの挿入、スパウトと袋口のシール等の各製造工程を順次施すようにしたスパウト付き袋の製造装置であり、前記袋挟持部材が水平面内で間欠回転するテーブルの周囲に等間隔に設置され、袋を水平状態で挟持し、スパウトを挟持し所定位置に保持するスパウト挟持部材が各袋挟持部材に対応して前記テーブルに設置され、各袋挟持部材とともに間欠移動し、袋口へのスパウトの挿入が行われるスパウト挿入工程位置には、袋口を開口する袋口開口手段と、袋口にスパウトを挿入するスパウト挿入手段が配置され、スパウトと袋口のシールが行われるシール工程位置にはシール手段が配置されており、さらに袋の胴部を拡開する袋胴部拡開手段を備え、該胴部拡開手段が袋の両面を吸着するように配置された上下の吸盤対からなり、下側の吸盤が各袋挟持部材に対応して前記テーブルに設置され、上側の吸盤がスパウト挿入工程位置とシール工程位置の間を、袋挟持部材の移動に伴いスパウト挿入工程位置からシール工程位置に移動し、シール後にスパウト挿入工程位置に復帰する態様で往復移動可能に配置されていることを特徴とするスパウト付き袋の製造装置。
  8. 前記袋は多角形をなし、一方の端縁の水平部分がシールされ、その両側に斜めにカットされた肩部を有し、そこが未シールの袋口となっているもので、前記袋挟持部材は前記端縁のシール部を挟持し、前記スパウト挟持部材、袋口開口手段、スパウト挿入手段及びシール手段は両方の袋口にそれぞれ対応して設置されていることを特徴とする請求項7に記載されたスパウト付き袋の製造装置。
  9. 袋の前記端縁の両肩部近傍が前記両肩部に続いて未シールとされ、前記袋挟持部材は前記端縁のシール部のみを挟持することを特徴とする請求項8に記載されたスパウト付き袋の製造装置。
  10. 前記袋の一方の端縁がテーブルの放射方向を向き、前記袋挟持部材が前記袋の一方の端縁のシール部を挟持することを特徴とする請求項8又は9に記載されたスパウト付き袋の製造装置。
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