JP4529951B2 - ノイズ吸収装置 - Google Patents

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Description

本発明はノイズ吸収装置に関し、特に電源ケーブルに装着されるノイズ吸収装置に関する。
従来、電子機器の電源ケーブルにおいて、電源より発生されるノイズを除去するために、フェライトコアを備えたノイズ吸収装置が電源ケーブルに取り付けられている。具体的には貫通孔が形成されたフェライトコアの当該貫通孔内に電源ケーブルを挿通し、フェライトコアが電源ケーブルに対して動かないように樹脂等のケースでフェライトコアを電源ケーブルに位置決めして保持している(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−150561号公報
従来のノイズ吸収装置では、上述の様に、ケースを用いてコアにより直接電源ケーブルを保持する構造を採っている。コアはフェライト等が焼結されて製造されるため、電源ケーブルの被覆として一般的に用いられる樹脂被覆より硬度が高く、故に、例えばコアの角部が電源ケーブルと当接することにより、電源ケーブルが傷付けられて破損するおそれがあった。
またコアは、その要求される性能によっては導電性を供える場合があり、この場合に電源ケーブルが傷付けられると、ショートするおそれもあった。よって本発明は、ケーブルを硬いコアから保護できるノイズ吸収装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、ケースと、該ケースに内蔵されケーブルを挿通可能な貫通孔が形成されたコアとを備え、該ケースは、該コアを覆うケース部と、該ケース部と別体で設けられ該貫通孔内に配置されて該ケース部に着脱可能に固定され該ケーブルの該コアへの当接を抑制する保護カバーとを有し、該保護カバーと該ケース部とは、該保護カバーを該ケース部に固定するために互いに連結し合う連結部を有し、該ケース部の該連結部は該貫通孔の軸方向における該ケース部の端部外面上に設けられ、該保護カバーは、該貫通孔の軸方向の両端部に、該ケース部の端部外面上に配置されるフランジ部をそれぞれ有し、該保護カバーの該連結部は該フランジ部にそれぞれ設けられているノイズ吸収装置を提供している。
ケースは、コアを覆うケース部と、貫通孔内に配置されてケース部に固定されケーブルのコアへの当接を抑制する保護カバーとを有するため、ケース部によりコアを保護すると共に、保護カバーをコアとケーブルとの間に介在させることができる。よって保護カバーによりコアとケーブルとの当接が防がれる。
また、保護カバーはケース部と別体で設けられているため、ケース部に対して着脱可能とすることができる。着脱可能であるため、保護カバーを必要としない場合には、保護カバーをケース部から外すことにより、又は保護カバーをケース部に取付けないことにより、簡単に保護カバーの無い構成のノイズ吸収装置とすることができる。このため、ケースを製造するための一種類の金型で、保護カバーがあるタイプと無いタイプとの両方を製造することができる。
また、保護カバーとケース部とは、保護カバーをケース部に固定するために互いに連結し合う連結部を有するため、保護カバーがケース部から外れてしまうことを防止することができる。また、ケース部の連結部は貫通孔の軸方向におけるケース部の端部外面上に設けられているため、ケース部と保護カバーとを簡単に連結することができる。
また、該保護カバーと該貫通孔とはそれぞれ略円筒形状をなし、該保護カバーは、該貫通孔内に該貫通孔と略同軸的に配置されてその内周面が該ケーブルに対向し、該貫通孔の軸方向と略平行な断面で二分割された第1保護カバー部と第2保護カバー部とを有し、該第1保護カバー部と第2保護カバー部とは、該保護カバーの軸方向における一端及び他端が半円の円弧をなし、該保護カバーの該連結部は、該一端及び他端の該円弧の中央位置にそれぞれ設けられていることが好ましい。
第1保護カバー部と第2保護カバー部とは、保護カバーの軸方向における一端及び他端が半円の円弧をなし、保護カバーの連結部は、一端及び他端の円弧の中央位置にそれぞれ設けられているため、保護カバーをケース部に対してバランス良く連結することができる。
また、該コアは、該貫通孔の軸方向と略平行な断面で二分割された第1コア部と第2コア部とを有し、該ケース部は、該貫通孔の軸方向と略平行な断面で二分割された第1ケース部と第2ケース部とを有し、該第1ケース部は該第1コア部を収容し該第1ケース部に該第1保護カバーが固定され、該第2ケース部は該第2コア部を収容し該第2ケース部に該第2保護カバーが固定されることが好ましい。
コアは、貫通孔の軸方向と略平行な断面で二分割された第1コア部と第2コア部とを有し、ケース部は、貫通孔の軸方向と略平行な断面で二分割された第1ケース部と第2ケース部とを有し、第1ケース部は第1コア部を収容し第1ケース部に第1保護カバーが固定され、第2ケース部は第2コア部を収容し第2ケース部に第2保護カバーが固定されるため、ノイズ吸収装置の組立てを簡単にすることができる。
また、該連結部は該ケース部に設けられたフックと、該保護カバーに設けられ該フックに係合可能なフック受け部とからなることが好ましい。
連結部はケース部に設けられたフックと、保護カバーに設けられフックに係合可能なフック受け部とからなるため、簡単且つ確実に保護カバーとケース部とを連結することができる。
また、該貫通孔の軸方向における該ケース部の端部内面には、該コアへ向けて突出するコア係止用フックが設けられ、該コア係止用フックに対向する該コアの部分には、該コア係止用フックの先端部が係合可能なコア凹部が形成され、該フックは該コア係止用フックからなり、該コア係止用フックの先端部は該ケース部の端部内面から突出し、該コア係止用フックの基端寄りの部分は該フック受け部に係合可能であることが好ましい。
フックはコア係止用フックからなるため、フックをコア係止用フックで兼用することができる。このため、コア係止用フックとは別にフックを設けずに済み、構造を簡単にすることができ、ノイズ吸収装置の製造を簡単にすることができる。
また、該ケース部の該フックの近傍には、該フックへの該フック受け部の係合時に該ケース部の肉厚方向において該フック受け部が該ケース部から突出しないように収容されるフック受け部収容空間が形成されていることが好ましい。
また、該フック受け部収容空間は、該貫通孔の軸方向における該ケース部の端部に形成された凹部からなることが好ましい。
ケース部のフックの近傍には、フックへのフック受け部の係合時にケース部の肉厚方向においてフック受け部がケース部から突出しないように収容されるフック受け部収容空間が形成されているため、ケース部の連結部が貫通孔の軸方向におけるケース部の端部外面上に設けられている場合には、当該端部外面からフック受け部が突出することを防止でき、ノイズ吸収装置の見た目を良くすることができる。
また、ケース部の連結部が貫通孔の軸方向におけるケース部の端部内面上に設けられている場合には、フック受け部を収容する空間を形成するためにコアを削る等する必要がないので、コアの体積を所定の値で確保するために、当該削られたコアの分だけ外形を大きくする必要もなくなる。このように、コアの体積を所定の値で確保することができ、コアの体積を小さくせずにノイズ吸収装置の外形を小型化することができる。このため、所望の特性が得られる小型化したノイズ吸収装置とすることができる。
また、該貫通孔の軸方向における該ケース部の端部内面には、該コアへ向けて突出するコア係止用フックが設けられ、該コア係止用フックに対向する該コアの部分には、該コア係止用フックが係合可能なコア凹部が形成され、該凹部は該コア係止用フックの近傍において該コア係止用フックを挟むようにして一対形成され、該フックは該一対の凹部にそれぞれ1つずつ設けられていることが好ましい。
該凹部は該コア係止用フックの近傍において該コア係止用フックを挟むようにして一対形成され、該フックは該一対の凹部にそれぞれ1つずつ係合可能に一対設けられているため、保護カバーのケース部への固定をより安定して行うことができる。また、保護カバーのケース部への装着をバランスよくすることができる。仮に一対ではなくどちらか一方のみフックを設ける構成とした場合には、バランスが悪くなり、保護カバー装着時にスムーズに保護カバーをケース部に装着できない恐れがある。これに対してフックは一対設けられているので、バランスよく極めて簡単に装着することができる。
以上より、ケーブルを硬いコアから保護できるノイズ吸収装置を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態に係るノイズ吸収装置について図1乃至図4に基づき説明する。図1に示されるように、ノイズ吸収装置1は、ケース10と、保護カバー50と、コア2とから構成されている。ケース10は、第一分割ケース部11と、第二分割ケース部31とを有しており、保護カバー50は、第一分割保護カバー51と、第二分割保護カバー71とを有している。第一分割ケース部11と第二分割ケース部31とは略同一形状をなしており、第一分割ケース部11と同一構成の第二分割ケース部31の部分については説明を省略する。また、第一分割保護カバー51と第二分割保護カバー71とは同一形状をなしており、第二分割保護カバー71についての説明は省略する。第一分割ケース部11は第一ケース部に相当し、第二分割ケース部31は第二ケース部に相当する。また、第一分割保護カバー51、第二分割保護カバー71は、第1保護カバー部、第2保護カバー部にそれぞれ相当する。
第一分割ケース部11は、第一外周部12と一対の第一側面部13、14とを有しており、第一外周部12は、円筒を軸方向に平行な断面で二分割した半割り形状をなしている。一対の第一側面部13、14は、後述するコア2の貫通孔の軸方向における第一分割ケース部11の端部に相当する。
第一分割ケース部11の一対の第一側面部13、14は、図4に示されるように、それぞれ第一外周部12と後述の第一分割保護カバー51とが、それぞれの軸心が同軸かつ軸方向において端部位置が同位置になるよう配置された状態で、第一外周部12の軸方向における一端部と後述の第一分割保護カバー51の軸方向における一端部とが連結され、また、第一外周部12の軸方向における他端部と第一分割保護カバー51の軸方向における他端部とが連結される。従って、後述する第一分割保護カバー51は、一体に構成された第一外周部12及び一対の第一側面部13、14に対して着脱可能に固定されている。一対の第一側面部13、14は、それぞれ第一外周部12及び第一分割保護カバー51の軸方向と略直交する平面状をなす。
第一分割ケース部11の第一外周部12と一対の第一側面部13、14とは一体に構成されている。一体に構成された第一外周部12及び一対の第一側面部13、14は、後述のようにコア2の軸方向の一端面及び他端面と外周面とを覆っている。
図1に示されるように、第一外周部12と後述の第一分割保護カバー51と一対の第一側面部13、14とで囲まれる部分には、後述の第一コア部2Aを収容する第一収容部11aが形成されている。同様に第二分割ケース部31にも第二収容部31aが形成されている。
第一外周部12の周方向の一端部には、第一ヒンジ部10Aが設けられており、第一ヒンジ部10Aに関して、第一分割ケース部11の反対側には第二分割ケース部31が第一分割ケース部11と平行な軸上に配置されている。従って、第一外周部12と第二外周部32とが第一ヒンジ部10Aを介して接続されている。第一分割ケース部11の軸心に関し第一ヒンジ部10Aと反対側の位置となる第一外周部12の周方向他端側には、周方向に延出された第一フック部10Bが設けられている。
第二分割ケース部31の軸心に関し第一ヒンジ部10Aと反対側の位置となる第二外周部32の周方向端側には、第一フック部受部10Cが設けられている。第一フック部受部10Cには、第二外周部32の直径方向に貫通する孔10aが形成されている。第一ヒンジ部10Aを支点として第一分割ケース部11を第二分割ケース部31側に回動させることにより、第一フック部受部10Cの孔10a内に第一フック部10Bを挿入して掛止することができる。
図3に示されるように、第一外周部12の周方向略中央部分には、第一押さえ片15が設けられており、第一押さえ片15は第一外周部12を構成する壁の一部が切り抜かれて第一外周部12の直径方向軸心側、即ち、図3の紙面の表から裏に向かって折り曲げられて構成されている。第一分割ケース部11を第一ヒンジ部10Aを支点として第二分割ケース部31側に回動させた状態では、第一押さえ片15は、第二分割ケース部31と対向する位置に配置される。第一分割ケース部11を第一ヒンジ部10Aを支点として第二分割ケース部31側に回動させた状態で、第一外周部12の第一押さえ片15に対向する箇所となる部分には、第二押さえ片35が設けられている。第一押さえ片15と第二押さえ片35とは、互いに対向する方向に付勢力を発揮するように構成されている。
第一側面部12の周方向における第一側面部13、14の略中央位置には、それぞれ第一側面部13、14の内面から第一収容部11a内に突出する第一掛止部13A、14Aが設けられている。また、図1に示されるように、一対の第一側面部13、14の外面上であって後述するコア2の貫通孔の軸方向、即ち第一外周部12の軸方向において第一掛止部13A、14Aにそれぞれ対向する位置には、第一フック13B、第二フック14B(図3等)がそれぞれ設けられている。第一フック13Bは、第一外周部12の軸方向における第一分割ケース部11の端部外面上に突出して設けられており、後述のように第一分割保護カバー51の第一フック受け部52Aに係合可能であり、第二フック14Bは第二分割保護カバー71の第二フック受け部53Aに係合可能である。第一掛止部13A、14A、第二掛止部33A、34Aはコア係止用フックに相当する。
第一分割保護カバー51は、第一外周部12に係る円筒と軸方向長さが略等しく、その径が小径の円筒を軸方向に平行な断面で二分割した半割り形状をなし、図1に示されるように、軸方向の一端及び他端をなす円弧に沿ってそれぞれ円弧の半径方向外方へ突出する円弧状の第一フランジ部52、第二フランジ部53が設けられている。
更に、図1に示されるように、第一フランジ部52、第二フランジ部53の周方向の略中央の位置には、第一外周部12に係る円筒の軸方向へ貫通する貫通孔が形成された第一フック受け部52A、第二フック受け部53Aが、それぞれ円弧形状の第一フランジ部52、第二フランジ部53の半径方向外方へ突出して設けられている。第一フック受け部52A、第二フック受け部53Aそれぞれの貫通孔には、後述の第一フック13B、第二フック14Bが係合可能である。第一フック受け部52A、第二フック受け部53Aと、第一フック13B、第二フック14Bとで連結部を構成する。第一分割保護カバー51は、後述のようにコア2の内周面を覆っている。
このような構成としたため、簡単且つ確実に保護カバー50とケース10とを連結することができる。また、第一フランジ部52、第二フランジ部53の周方向の略中央の位置に第一フック受け部52A、第二フック受け部53Aが設けられているため、第一分割保護カバー51を第一分割ケース部11に対してバランス良く連結することができる。また、このような連結部を有しているため、第一分割保護カバー51が第一分割ケース部11から外れてしまうことを防止することができる。
コア2は、特に低周波領域のノイズを効果的に除去すべく、Mn−Zn系フェライトを基材として構成されており、図1に示されるように、円筒が軸方向と平行な断面で二分割された同一形状の第一コア部2Aと第二コア部2Bとから構成されている。コア2は、その軸方向長さがケース10の軸方向長さよりも僅かに短く、第一収容部11aに第一コア部2Aを収容可能であり、第二収容部31aに第二コア部2Bを収容可能である。また第一コア部2Aと第二コア部2Bとには、それぞれ切断面であり軸方向に延びる一対の第一当接面2C、2C及び一対の第二当接面2D、2Dとを有している。第一当接面2C、2Cと第二当接面2D、2Dとを対向当接させることにより、略円筒形状をなすコア2が構成され、コア2の内周面によって略円筒形状のコア2を軸方向に貫通し、図示せぬ電源ケーブルを挿通する貫通孔が画成される。
第一コア部2Aの軸方向の一端面には、第一コア部2A周方向の略中間部分であって内周面と交わる部分に凹状の第一被掛止部2aが形成されており、他端面であって第一被掛止部2aの反対側位置に第二被掛止部2bが形成されている。第二コア部2Bの軸方向一端面と他端面とにも同様に第三被掛止部2cと第四被掛止部2dが形成されている。第一被掛止部2a〜第四被掛止部2dには、第一掛止部13A、14A、第二掛止部33A、34Aがそれぞれ係脱可能に係合している。第一被掛止部2a〜第四被掛止部2dはコア凹部に相当する。コア2を以上のような構成としたため、ノイズ吸収装置1の組立てを簡単にすることができる。
第一コア部2Aが第一収容部11aに収容された状態で第一フック13Bが第一フック受け部52Aに係合し、第二フック14Bが第二フック受け部53Aに係合することにより、第一分割保護カバー51は第一分割ケース部11に固定され、第一コア部2Aは第一分割保護カバー51に覆われた状態となる。このとき、第一フランジ部52、第二フランジ部53は、図2に示されるように、第一外周部12の軸方向における一対の第一側面部13、14の外面上に載置された状態となる。
同様に、第二コア部2Bが第二収容部31aに収容された状態で第三フック33Bが第三フック受け部72Aに係合し、第四フック34B(図3等)が第四フック受け部73Aに係合することにより、第二分割保護カバー71は第二分割ケース部31に固定され、第二コア部2Bは第二分割保護カバー71に覆われた状態となる。このとき、第三フランジ部72、第四フランジ部73は、図2に示されるように、第一外周部12の軸方向における一対の第二側面部33、34の外面上に載置された状態となっている。
ケース10にコア2を装着するには、第一分割保護カバー51を第一分割ケース部11から取り外し、第二分割保護カバー71を第二分割ケース部31から取り外した状態とする。そして、コア2の第一コア部2Aをケース10の第一分割ケース部11の第一収容部11aにおいて収容させた状態とし、第一分割保護カバー51を第一分割ケース部11に装着する。同様に、コア2の第二コア部2Bをケース10の第二分割ケース部31の第二収容部31aにおいて収容させた状態とし、第二分割保護カバー71を第二分割ケース部31に装着する。このようにすることによりノイズ吸収装置1が組み立てられる。
そして、ノイズ吸収装置1を図示せぬ電源ケーブルに装着するには、図4に示されるようにノイズ吸収装置1を、第一分割保護カバー51と第二分割保護カバー71とにより貫通孔が画成された円筒形状として、図4のAで示される貫通孔内に図示せぬ電源ケーブルを配置する。より具体的には、先ず図示せぬ電源ケーブルを第二分割保護カバー71内に配置する。次に、第一ヒンジ部10Aを支点として第一分割ケース部11を第二分割ケース部31側に回動させ、第一フック部10Bを第一フック受部10Cに掛止させて、第一分割ケース部11と第二分割ケース部31を閉じた状態にする。この状態にすることにより、ケース10でコア2を保護すると共に、第一分割保護カバー51と第二分割保護カバー71とから保護カバー50が構成されて、保護カバー50をコア2と図示せぬ電源ケーブルとの間に介在させることができる。よって第一分割保護カバー51と第二分割保護カバー71とによりコア2と図示せぬ電源ケーブルとが当接することが防がれ、コア2による図示せぬ電源ケーブルの破損等が抑制される。
また第一分割ケース部11と第二分割ケース部31を閉じた状態で第一コア部2Aと第二コア部2Bとは、第一当接面51と第二当接面52とがそれぞれ当接し、かつ第一押さえ片15及び第二押さえ片35と、第三押さえ片31A及び第四押さえ片41Aとによりそれぞれ相対する方向へ付勢される。よって第一コア部2Aと第二コア部2Bとがそれぞれの当接面で確実に当接することができ、コア2として好適に閉磁路を構成することができる。
また、保護カバー50はケース10と別体で設けられているため、ケース10に対して着脱可能とすることができる。着脱可能であるため、保護カバー50を必要としない場合には、保護カバー50をケース10から外すことにより、又は保護カバー50をケース10に取付けないことにより、簡単に保護カバー50の無い構成のノイズ吸収装置1とすることができる。このため、ケース10を製造するための一種類の金型で、保護カバー50があるタイプと無いタイプとの両方を製造することができる。
次に本発明の第2の実施の形態に係るノイズ吸収装置101について図5に基づき説明する。第2の実施の形態によるノイズ吸収装置101は、第一分割ケース部111の第一フック13B、第二フック14Bの近傍と、第二分割ケース部131の第三フック33B、第四フック34B(図3等参照)の近傍とに、凹部たる第一フック受け部収容空間111b、第二フック受け部収容空間111c、第三フック受け部収容空間111d、図示せぬ第四フック受け部収容空間が形成されている点で第1の実施の形態とは異なる。
また、第一分割保護カバー151、第二分割保護カバー171には第一フランジ部52、第二フランジ部53が設けられておらず、第一フック受け部52A、第二フック受け部53A、第三フック受け部72A、第四フック受け部73Aは、第一分割保護カバー151、第二分割保護カバー171の軸方向の一端及び他端をなす円弧の部分に直接設けられている点で第1の実施の形態とは異なる。これら以外の点については第1の実施の形態と同一であるため説明を省略する。また、第1の実施の形態における部材と同一の部材については、同一の符号を用いて図示して説明する。また、説明の便宜上、コア2を省略して図示している。
凹部たる第一フック受け部収容空間111b〜第四フック受け部収容空間は、図5に示されるように、第一側面部12の軸方向における第一分割ケース部111、第二分割ケース部131の端部外面に形成されている。第一フック受け部収容空間111b〜第四フック受け部収容空間は、第一フック13B〜第四フック34Bを取囲むように第一側面部12の軸方向へ窪んで形成されており、その外形は第一フック受け部52A〜第四フック受け部73Aの外形と略同一である。
従って、第一フック受け部52A、第二フック受け部53Aに第一フック13B、第二フック14Bが係合しているときには、第一フック受け部52A〜第四フック受け部73Aは第一フック受け部収容空間111b〜第四フック受け部収容空間内に収容された状態となり、第一側面部12の軸方向において第一フック受け部52A〜第四フック受け部73Aが第一分割ケース部111の端部外面から突出しないように構成されている。第二分割ケース部131においても同様である。
また、第一側面部12の軸方向における一対の第一側面部13、14の端部外面は、当該軸方向における第一分割保護カバー151、第二分割保護カバー171の端部と面一になっている。これらのことから、第一側面部12の軸方向における第一分割ケース部111、第二分割ケース部131の端部から、第一分割保護カバー151、第二分割保護カバー171が突出しないように構成されている。このため、ノイズ吸収装置101の見た目を良くすることができる。
次に本発明の第3の実施の形態に係るノイズ吸収装置201について図6に基づき説明する。第3の実施の形態によるノイズ吸収装置201は、第一フック213B、第二フック214Bが、コア部を係止するための第一掛止部、第二掛止め部と兼用される点で第2の実施の形態とは異なる。また、凹部たる第一フック受け部収容空間211b等が、第一側面部12の軸方向における第一分割ケース部211、第二分割ケース部231の端部内面に形成されている点で第2の実施の形態とは異なる。これら以外の点については第2の実施の形態と同一であるため説明を省略する。また、第2の実施の形態における部材と同一の部材については、同一の符号を用いて図示して説明する。また、説明の便宜上、コア2を省略して図示している。
具体的には、凹部たる第一フック受け部収容空間211b、第二フック受け部収容空間211c、図示せぬ第三フック受け部収容空間、第四フック受け部収容空間は、図6に示されるように、第一分割ケース部211、第二分割ケース部231の端部内面に形成されている。第一フック受け部収容空間211b、第二フック受け部収容空間211c、図示せぬ第三フック受け部収容空間、第四フック受け部収容空間は、第一フック213B、第二フック214B、図示せぬ第三フック、図示せぬ第四フックをそれぞれ取囲むように窪んで形成されており、その外形は第一フック受け部52A〜第四フック受け部73Aの外形と略同一である。
第一フック213B、第二フック214B、図示せぬ第三フック、図示せぬ第四フックは、第2の実施の形態における第一フック13B、第二フック14B、第三フック33B、第四フック34Bよりも長く突出しており、その先端部は、第一分割ケース部211、第二分割ケース部231の端部内面から突出している。第一フック213B、第二フック214B、図示せぬ第三フック、図示せぬ第四フックの基部寄りの部分は、第一フック受け部52A、第二フック受け部53A、第三フック受け部72A、第四フック受け部73Aにそれぞれ形成された貫通孔を貫通して係合する。
このように係合しているときに、第一フック213B、第二フック214B、図示せぬ第三フック、図示せぬ第四フックの先端部は、第一側面部12の軸方向における第一フック受け部52A、第二フック受け部53A、第三フック受け部72A、第四フック受け部73Aの端面から更に突出し、第一被掛止部2a〜第四被掛止部2dに係合して第一コア部2A、第二コア部2Bを係止する。第一フック213B、第二フック214B、図示せぬ第三フック、図示せぬ第四フックは、第1の実施の形態における第一掛止部13A、14A、第二掛止部33A、34Aに相当する。
第一フック受け部52A、第二フック受け部53Aに第一フック213B、第二フック214Bが係合しているときには、第一フック受け部52A、第二フック受け部53Aは凹部たる第一フック受け部収容空間211b、第二フック受け部収容空間211c内に収容された状態となり、第一側面部12の軸方向において第一フック受け部52A、第二フック受け部53Aが第一分割ケース部211の端部内面から突出しないように構成されている。第二分割ケース部231においても同様である。
以上の構成によれば、第一フック受け部52A、第二フック受け部53A等を収容する空間を形成するためにコア2を削る等する必要がないので、コアの体積を所定の値で確保するために、当該削られたコアの分だけ外形を大きくする必要もなくなる。このように、コア2の体積を所定の値で確保することができ、コア2の体積を小さくせずにノイズ吸収装置201の外形を小型化することができる。このため、所望の特性が得られる小型化したノイズ吸収装置201とすることができる。また、第一フック213B、第二フック214B、図示せぬ第三フック、図示せぬ第四フックと、コア2を第一分割ケース部211、第二分割ケース部231に固定するための掛止部とを兼用としたため、ノイズ吸収装置の製造を容易とすることができる。
また、第一フック213B、第二フック214Bが、コア部を係止するための第一掛止部、第二掛止め部と兼用されるため、第一掛止部、第二掛止め部とは別に第一フック213B、第二フック214Bを設けずに済み、構造を簡単にすることができ、ノイズ吸収装置201の製造を簡単にすることができる。
次に本発明の第4の実施の形態に係るノイズ吸収装置301について図7に基づき説明する。第4の実施の形態によるノイズ吸収装置301は、第一フック受け部収容空間311b−1〜第八フック受け部収容空間が、第一側面部12の軸方向における第一分割ケース部311、第二分割ケース部331の端部内面にそれぞれ一対で形成されている点で第1の実施の形態とは異なる。
また、第一フック受け部52A−1〜図示せぬ第四フック受け部はそれぞれ一対ずつ設けられている点で第1の実施の形態とは異なる。また、第2の実施の形態と同様に第一分割保護カバー351、第二分割保護カバー371には第一フランジ部52、第二フランジ部53が設けられておらず、第一フック受け部52A−1等は、第一分割保護カバー351、第二分割保護カバー371の軸方向の一端及び他端をなす円弧に直接設けられている点で第1の実施の形態とは異なる。これら以外の点については第1の実施の形態と同一であるため説明を省略する。また、第1の実施の形態における部材と同一の部材については、同一の符号を用いて図示して説明する。また、説明の便宜上、コア2を省略して図示している。
第一分割保護カバー351には、図7に示されるように、その軸方向の一端をなす円弧の略中央の位置を中心として当該円弧に沿った対称の位置に、一対の第一フック受け部52A−1、52A−2がそれぞれ設けられている。第一分割保護カバー351の軸方向の他端の側にも同様に、一対の第二フック受け部53A−1が設けられている。一対の第一フック受け部52A−1、52A−2、一対の第二フック受け部53A−1は、反割り状をした第一分割保護カバー351の円弧の周方向の一端及び他端を結ぶ仮想の直径の線に対して垂直の方向、即ち、図7の下方へ延出して設けられている。第二分割保護カバー371についても第一分割保護カバー351と同様の構成になっている。
凹部たる第一フック受け部収容空間311b−1〜第四フック受け部収容空間311c−2は、図7に示されるように、第一側面部12の軸方向における第一分割ケース部311の端部内面に形成されている。一対をなす第一フック受け部収容空間311b−1、第二フック受け部収容空間311b−2は、第一掛止部13Aを挟むようにそれぞれ窪んで形成されており、その外形は一対の第一フック受け部52A−1、52A−2の外形とそれぞれ略同一である。同様に、一対をなす第三フック受け部収容空間311c−1、第四フック受け部収容空間311c−2は、第二掛止部14Aを挟むようにそれぞれ窪んで形成されており、その外形は一対の第一フック受け部53A−1の外形とそれぞれ略同一である。
また、図示せぬ第一フック、第二フック314B−1、314B−2もそれぞれ一対ずつ設けられおり、第一フック受け部収容空間311b−1内の略中央の位置、第二フック受け部収容空間311b−2内の略中央の位置には、それぞれ図示せぬ第一フックが1つずつ配置され、第三フック受け部収容空間311c−1内の略中央の位置、第四フック受け部収容空間311c−2内の略中央の位置に、第二フック314B−1、314B−2がそれぞれ1つずつ配置されている。
第一フック受け部52A−1、52A−2に図示せぬ第一フックが係合しているときには、第一フック受け部52A−1、52A−2は第一フック受け部収容空間311b−1、第二フック受け部収容空間311b−2内に収容された状態となり、第一側面部12の軸方向において第一フック受け部52A−1、52A−2が第一分割ケース部311の端部内面から突出しないように構成されている。同様に、一対の第一フック受け部53A−1に第二フック314B−1、314B−2が係合しているときには、一対の第一フック受け部53A−1は第三フック受け部収容空間311c−1、第四フック受け部収容空間311c−2内に収容された状態となり、第一側面部12の軸方向において一対の第一フック受け部53A−1が第一分割ケース部311の端部内面から突出しないように構成されている。第二分割ケース部331についても第一分割ケース部311と同様の構成となっており、図示せぬ第五フック受け部収容空間〜図示せぬ第八フック受け部収容空間が形成されている。
また、第一側面部12の軸方向における一対の第一側面部13、14の端部外面は、当該軸方向における第一分割保護カバー351、第二分割保護カバー371の端部と面一になっている。これらのことから、第一側面部12の軸方向における第一分割ケース部311、第二分割ケース部331の端部から、第一分割保護カバー351、第二分割保護カバー371が突出しないように構成されている。
以上のように、図示せぬ第一フック、第二フック314B−1、314B−2がそれぞれ一対ずつ設けられ、第一フック受け部52A−1、52A−2、第二フック受け部53A−1がそれぞれ一対ずつ形成され、これらが互いに係合することにより第一分割保護カバー351、第二分割保護カバー371が第一分割ケース部311、第二分割ケース部331にそれぞれ固定されるようにしたため、この固定をより安定して行うことができる。
また、第一分割保護カバー351、第二分割保護カバー371の第一分割ケース部311、第二分割ケース部331への装着をバランスよくすることができる。仮に一対ではなくどちらか一方のみフックを設ける構成とした場合には、バランスが悪くなり、スムーズに第一、第二分割保護カバーを第一、第二分割ケース部に装着できない恐れがある。これに対して図示せぬ第一フック、第二フック314B−1、314B−2がそれぞれ一対ずつ設けられているので、バランスよく極めて簡単に装着することができる。
本発明によるノイズ吸収装置は上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。例えば、フック及びフック受け部の個数は本実施の個数に限定されない。また、第一分割保護カバー51、第二分割保護カバー71は半割りの構成であったが、半割りの構成ではなく円筒形状であってもよいし、また、コア2とケーブルとの間の全体に渡って設けられていなくてよく、コア2へのケーブルの当接を抑制できればよい。また、同様にコアも二分割可能ではなく円筒形状をしていてもよい。同様に、ケースも二分割可能でなくて一体で構成されてもよい。
本発明の第1の実施の形態に係るノイズ吸収装置の分解斜視図。 本発明の第1の実施の形態に係るノイズ吸収装置を展開した状態を示す平面図。 本発明の第1の実施の形態に係るノイズ吸収装置を展開した状態を示す底面図。 本発明の第1の実施の形態に係るノイズ吸収装置の斜視図。 本発明の第2の実施の形態に係るノイズ吸収装置の分解斜視図。 本発明の第3の実施の形態に係るノイズ吸収装置の分解斜視図。 本発明の第4の実施の形態に係るノイズ吸収装置の分解斜視図。
符号の説明
1、101、201、301 ノイズ吸収装置
2 コア
2A 第一コア部
2B 第二コア部
2a 第一被掛止部
2b 第二被掛止部
2c 第三被掛止部
2d 第四被掛止部
10 ケース
11、111、211、311 第一分割ケース部
13B、213B 第一フック
14B、214B、314B−1、314B−2 第二フック
31、131、231、331 第二分割ケース部
50 保護カバー
51、151、251、351 第一分割保護カバー
52A、52A−1、52A−2 第一フック受け部
53A、53A−1 第二フック受け部
71、171、271、371 第二分割保護カバー
72A 第三フック受け部
73A 第四フック受け部

Claims (8)

  1. ケースと、
    該ケースに内蔵されケーブルを挿通可能な貫通孔が形成されたコアとを備え、
    該ケースは、該コアを覆うケース部と、該ケース部と別体で設けられ該貫通孔内に配置されて該ケース部に着脱可能に固定され該ケーブルの該コアへの当接を抑制する保護カバーとを有し、
    該保護カバーと該ケース部とは、該保護カバーを該ケース部に固定するために互いに連結し合う連結部を有し、
    該ケース部の該連結部は該貫通孔の軸方向における該ケース部の端部外面上に設けられ、
    該保護カバーは、該貫通孔の軸方向の両端部に、該ケース部の端部外面上に配置されるフランジ部をそれぞれ有し、該保護カバーの該連結部は該フランジ部にそれぞれ設けられていることを特徴とするノイズ吸収装置。
  2. 該保護カバーと該貫通孔とはそれぞれ略円筒形状をなし、該保護カバーは、該貫通孔内に該貫通孔と略同軸的に配置されてその内周面が該ケーブルに対向し、該貫通孔の軸方向と略平行な断面で二分割された第1保護カバー部と第2保護カバー部とを有し、
    該第1保護カバー部と第2保護カバー部とは、該保護カバーの軸方向における一端及び他端が半円の円弧をなし、該保護カバーの該連結部は、該一端及び他端の該円弧の中央位置にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1記載のノイズ吸収装置。
  3. 該コアは、該貫通孔の軸方向と略平行な断面で二分割された第1コア部と第2コア部とを有し、
    該ケース部は、該貫通孔の軸方向と略平行な断面で二分割された第1ケース部と第2ケース部とを有し、該第1ケース部は該第1コア部を収容し該第1ケース部に該第1保護カバーが固定され、該第2ケース部は該第2コア部を収容し該第2ケース部に該第2保護カバーが固定されることを特徴とする請求項2記載のノイズ吸収装置。
  4. 該連結部は該ケース部に設けられたフックと、該保護カバーに設けられ該フックに係合可能なフック受け部とからなることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一記載のノイズ吸収装置。
  5. 該貫通孔の軸方向における該ケース部の端部内面には、該コアへ向けて突出するコア係止用フックが設けられ、該コア係止用フックに対向する該コアの部分には、該コア係止用フックの先端部が係合可能なコア凹部が形成され、
    該フックは該コア係止用フックからなり、該コア係止用フックの先端部は該ケース部の端部内面から突出し、該コア係止用フックの基部寄りの部分は該フック受け部に係合可能であることを特徴とする請求項4記載のノイズ吸収装置。
  6. 該ケース部の該フックの近傍には、該フックへの該フック受け部の係合時に該ケース部の肉厚方向において該フック受け部が該ケース部から突出しないように収容されるフック受け部収容空間が形成されていることを特徴とする請求項4記載のノイズ吸収装置。
  7. 該フック受け部収容空間は、該貫通孔の軸方向における該ケース部の端部に形成された凹部からなることを特徴とする請求項6記載のノイズ吸収装置。
  8. 該貫通孔の軸方向における該ケース部の端部内面には、該コアへ向けて突出するコア係止用フックが設けられ、該コア係止用フックに対向する該コアの部分には、該コア係止用フックが係合可能なコア凹部が形成され、
    該凹部は該コア係止用フックの近傍において該コア係止用フックを挟むようにして一対形成され、該フックは一対の該凹部にそれぞれ1つずつ設けられていることを特徴とする請求項7記載のノイズ吸収装置。
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