JP4529393B2 - 固体酸化物形燃料電池 - Google Patents

固体酸化物形燃料電池 Download PDF

Info

Publication number
JP4529393B2
JP4529393B2 JP2003313718A JP2003313718A JP4529393B2 JP 4529393 B2 JP4529393 B2 JP 4529393B2 JP 2003313718 A JP2003313718 A JP 2003313718A JP 2003313718 A JP2003313718 A JP 2003313718A JP 4529393 B2 JP4529393 B2 JP 4529393B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
current collector
gas
fuel cell
solid oxide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003313718A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005085521A (ja
Inventor
アクベイ タナー
範壽 千歳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Electric Power Co Inc
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Kansai Electric Power Co Inc
Mitsubishi Materials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kansai Electric Power Co Inc, Mitsubishi Materials Corp filed Critical Kansai Electric Power Co Inc
Priority to JP2003313718A priority Critical patent/JP4529393B2/ja
Publication of JP2005085521A publication Critical patent/JP2005085521A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4529393B2 publication Critical patent/JP4529393B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Description

本発明は、固体酸化物形燃料電池に関し、詳しくは、燃料極集電体におけるガスの逆拡散現象を防止して発電効率の向上を図ったガスシールレス構造の固体酸化物形燃料電池に関する。
酸化物イオン伝導体からなる固体電解質層を空気極層(酸化剤極層)と燃料極層との間に挟んだ積層構造を持つ固体酸化物形燃料電池は、第三世代の発電用燃料電池として開発が進んでいる。固体酸化物形燃料電池では、空気極側に酸素(空気)が、燃料極側には燃料ガス(H2 、CO等)が供給される。空気極と燃料極は、ガスが固体電解質との界面に到達することができるように、いずれも多孔質とされている。
空気極側に供給された酸素は、空気極層内の気孔を通って固体電解質層との界面近傍に到達し、この部分で、空気極から電子を受け取って酸化物イオン(O2-)にイオン化される。この酸化物イオンは、燃料極の方向に向かって固体電解質層内を拡散移動する。燃料極との界面近傍に到達した酸化物イオンは、この部分で、燃料ガスと反応して反応生成物(H2 O、CO2 等)を生じ、燃料極に電子を放出する。
因みに、燃料に水素を用いた場合の電極反応は次のようになる。
空気極: 1/2 O2 + 2e- → O2-
燃料極: H2 + O2- → H2 O+2e-
全体 : H2 + 1/2 O2 → H2
固体電解質層は、酸化物イオンの移動媒体であると同時に、燃料ガスと空気を直接接触させないための隔壁としても機能するため、ガス不透過性の緻密な構造となっている。この固体電解質層は、酸化物イオン伝導性が高く、空気極側の酸化性雰囲気から燃料極側の還元性雰囲気までの条件下で化学的に安定で、熱衝撃に強い材料から構成する必要があり、かかる要件を満たす材料として、イットリアを添加した安定化ジルコニア(YSZ)が一般的に使用されている。
一方、電極である空気極(カソード)層と燃料極(アノード)層はいずれも電子伝導性の高い材料から構成する必要がある。空気極材料は、700℃前後の高温の酸化性雰囲気中で化学的に安定でなければならないため、金属は不適当であり、電子伝導性を持つペロブスカイト型酸化物材料、具体的にはLaMnO3 もしくはLaCoO3 、または、これらのLaの一部をSr、Ca等に置換した固溶体が一般に使用されている。また、燃料極材料は、Ni、Coなどの金属、或いはNi−YSZ、Co−YSZなどのサーメットが一般的である。
固体酸化物形燃料電池には、1000℃前後の高温で作動させる高温作動型のものと、700℃前後の低温で作動させる低温作動型のものとがある。低温作動型の固体酸化物形燃料電池は、例えば電解質であるイットリアを添加した安定化ジルコニア(YSZ)の厚さを10μm程度まで薄膜化して電解質の抵抗を低くし、低温でも燃料電池として発電するように改良された発電セルを使用する。
高温の固体酸化物形燃料電池では、セパレータには、例えばランタンクロマイト(LaCrO3 )等の電子伝導性を有するセラミックスが用いられるが、低温作動型の固体酸化物形燃料電池では、ステンレス等の金属材料を使用することができる。
また、固体酸化物形燃料電池の構造には、円筒型、モノリス型、及び平板積層型の3種類が提案されている。それらの構造のうち、低温作動型の固体酸化物形燃料電池には、金属のセパレータを使用できることから、金属のセパレータに形状付与しやすい平板積層型の構造が適している。
平板積層型の固体酸化物形燃料電池のスタックは、発電セル、集電体、セパレータを交互に積層した構造を持つ。一対のセパレータが発電セルを両面から挟んで、一方は空気極集電体を介して空気極と、他方は燃料極集電体を介して燃料極と接している。燃料極集電体には、Ni基合金等のスポンジ状の多孔質体を使用することができ、空気極集電体には、Ag基合金等の同じくスポンジ状の多孔質体を使用することができる。スポンジ状の多孔質体は、集電機能、ガス透過機能、均一ガス拡散機能、クッション機能、熱膨脹差吸収機能等を兼ね備えるので、多機能の集電体材料として適している。
セパレータは、発電セル間を電気接続すると共に、発電セルに対してガスを供給する機能を有するもので、燃料ガスをセパレータ外周面から導入してセパレータの燃料極層に対向する面から吐出させる燃料ガス通路と、酸化剤ガスをセパレータ外周面から導入してセパレータの酸化剤極層に対向する面から吐出させる酸化剤ガス通路を備えている。
ところで、この種の固体酸化物形燃料電池では、発電セルの外周部のガスシール機構を備えていないシールレス構造の固体酸化物形燃料電池がある。
従来は、発電セルの外周部にガスシール機構を施した構造が一般的であり、そのガスシール機構として、特許文献1が開示されているが、シールレス構造の固体酸化物形燃料電池は、発電セルの外周部のシール機構を無くすことで構造を単純化し、生産性の向上が図れると共に、構成部材間の熱膨脹差に基づくトラブルを無くすことができるというメリットを有する。
特開平9−115530号公報
しかしながら、シールレス構造の固体酸化物形燃料電池は、上記したようなメリットの他、シールレス構造が故の問題点も有していた。
即ち、シールレス構造では、運転時に発電セル内に燃料ガスと酸化剤ガスを供給して発電反応を生じさせると共に、発電反応に使用されなかった残余のガス(排ガス)を発電セルの外周部からセル外部に放出するようになっている。
従って、発電セル周部における流通ガスと外周部を流れる空気の線速度の相違から、発電セル外の空気を逆に燃料極側に巻き込む、所謂、逆拡散現象が生じ易い構造であり、運転時に、この逆拡散空気と発電セル内の燃料ガスが燃焼反応して電極反応に使用可能な燃料ガスを消費し、発電性能が低下するという問題や、この燃焼反応による局部的な温度上昇で発電セル内の熱応力分布が不均一となり、燃料電池スタックの寿命を極度に短縮させるという問題等を有していた。
本発明は、このようなシールレス構造特有の問題点に鑑み、燃料極集電体の外周部におけるガスの逆拡散現象を防止して、発電効率の向上を図った固体酸化物形燃料電池を提供することを目的としている。
すなわち、請求項1に記載の本発明は、固体電解質層の両面に燃料極層と酸化剤極層を配置し、当該燃料極層と酸化剤極層の外側にそれぞれ多孔質金属体で成る燃料極集電体と酸化剤極集電体を配置し、当該燃料極集電体と酸化剤極集電体の外側にセパレータを配置し、当該セパレータ前記燃料極集電体および酸化剤極集電体と対向する面の略中心部から、各々燃料ガスおよび酸化剤ガスを供給して外周方向に拡散させながら前記燃料極層および酸化剤極層に行き渡らせるシールレス構造の固体酸化物形燃料電池において、前記燃料極層および前記燃料極集電体の外周部を覆うように、ガス排出孔を有する絶縁性カバーを配設し、外周部から排出される余剰ガスの排出箇所を制限する構成とした。
本構成では、燃料極集電体の外周部からの燃料ガスの無駄な排出や、燃料極側へのガスの逆拡散現象を防止することができ、発電効率を向上し、燃料電池の高出力密度化が図れる。
また、請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の固体酸化物形燃料電池において、前記カバーは、内側に前記燃料極層および前記燃料極集電体が収まる輪状の扁平体で成り、前記セパレータと前記固体電解質層の間に介在されると共に、当該扁平体の端面に凹溝が形成されている。
本構成では、溝加工により、カバーとセパレータおよび/または固体電解質層との当接部分にガス排出孔を形成することができる。このように、扁平体への孔加工を無くして溝加工とすることで、カバーの加工性、生産性を向上することができる。
また、請求項3に記載の本発明は、請求項1または請求項2の何れかに記載の固体酸化物形燃料電池において、前記カバーを複数の分割構造とした。
本構成では、分割したカバーの各々を突き合わせて組み立てる構造にすることにより、積層時におけるカバーの配設が容易となり、燃料電池スタックの組み立て性が向上する。
また、請求項4に記載の本発明は、請求項1から請求項3までの何れかに記載の固体酸化物形燃料電池において、前記カバーは、アルミナ、ジルコニア等のセラミックスで構成されている。
カバーとして、このような耐熱性に優れる絶縁性材料を用いることにより、発電セル間の短絡を防止し、信頼性を確保できる。
以上説明したように、本発明によれば、燃料極層および燃料極集電体の外周部を覆うように、ガス排出孔を設けたカバーを配設し、外周部から排出される余剰ガスの排出箇所を制限するように構成したので、燃料極集電体の外周部からの無駄なガスの放出や、外部から燃料極側へのガスの逆拡散現象が防止される。これにより、発電効率が向上し、燃料電池の高出力密度化が図れると共に、燃料電池の高寿命化が図れる。
以下、図1〜図3に基づいて本発明の一実施形態を説明する。
図1は本発明が適用された固体酸化物形燃料電池スタックの断面図、図2は固体酸化物形燃料電池スタックの要部を示す分解斜視図、図3は運転時のガスの流れを示す説明図である。
図1、図2に示すように、燃料電池スタック1は、固体電解質層2の両面に燃料極層3と空気極層(酸化剤極層)4を配した発電セル5と、燃料極層3の外側の燃料極集電体6と、空気極層4の外側の空気極集電体(酸化剤極集電体)7と、各集電体6、7の外側のセパレータ8を順番に積層した構造を有する。
ここで、固体電解質層2は、イットリアを添加した安定化ジルコニア(YSZ)等で構成され、燃料極層3は、Ni、Co等の金属あるいはNi−YSZ、Co−YSZ等のサーメットで構成され、空気極層4は、LaMnO3 、LaCoO3 等で構成され、燃料極集電体6は、Ni基合金等のスポンジ状の多孔質焼結金属板で構成され、空気極集電体7は、Ag基合金等のスポンジ状の多孔質焼結金属板で構成され、セパレータ8は、ステンレス等で構成されている。
セパレータ8は、発電セル5間を電気接続すると共に、発電セル5に対してガスを供給する機能を有するもので、内部に燃料ガスをセパレータ8の外周面から導入してセパレータ8の燃料極集電体6に対向する面のほぼ中央部から吐出させる燃料ガス通路11と、酸化剤ガスをセパレータ8の外周面から導入してセパレータ8の空気極集電体7に対向する面から吐出させる酸化剤ガス通路12を有している。但し、両端のセパレータ8(8A、8B)は、ガス通路11、12の何れか一方のみを有する。
また 各セパレータ8の燃料ガス通路11には、外部から供給される燃料ガスを導入するための接続管13が、また、酸化剤ガス通路12には、酸化剤ガス(空気)を導入するための接続管14が接続されている。
ところで、この固体酸化物形燃料電池は、発電セル5の外周部にガス漏れ防止シールを設けないシールレス構造とされており、運転時には、図3に示すように、燃料ガス通路11および酸化剤ガス通路12を通してセパレータ8の略中心部から発電セル5に向けて供給される燃料ガスおよび酸化剤ガス(空気)を発電セル5の外周方向に拡散させながら燃料極層3および空気極層4の全面に行き渡らせて発電反応を生じさせると共に、発電反応で消費されなかった残余の高温ガスを、発電セル5の外周部から外に自由に排出するようになっている。また、各集電体6、7内を拡散するガスの一部は発電セル側に供給されないまま、集電体6、7の空孔を通して外周部の全面より排出されている。
そして、このようなシールレス構造において、本実施形態では、特に、図1、図2に示すように、燃料極層3および燃料極集電体6の外周部を覆うように、セパレータ8と固体電解質層2の間に輪状の扁平体で成るカバー20が配設される構成としている。カバー20は、扁平体の内側に燃料極層3および燃料極集電体6を収納した状態で介在されており、これらの外周面に密着するように配設されるのが好ましい。
また、このカバー20は、例えば、アルミナ、ジルコニア等の耐熱性、絶縁性に優れるセラミックスで構成されており、図2に示すように、固体電解質層2に当接するカバー20の端面には、全周に多数の凹溝21が所定の間隔でほぼ均一に形成されており、係るカバー20を介在してセパレータ8、燃料極集電体6、発電セル5を順に積層すると、燃料極層3および燃料極集電体6の外周部にガス排出孔22が形成される。カバー20に絶縁性材料を用いることにより、発電セル5間の短絡を防止し、信頼性を確保できる。
このように、燃料極集電体6の外周面をカバー20で覆う構造にすることにより、燃料極集電体6の外周部より排出されるガスの排出箇所をガス排出孔22部分のみに制限することができ、その結果、燃料極集電体6内を拡散する燃料ガスが、その外周部全体より排出されることが回避されて、発電反応に寄与しない燃料ガスの外周部からの排出量を抑えると共に、その分、燃料ガスを効率的に発電セル5側に供給することができるようになる。
加えて、カバー20により、燃料極側への空気の逆拡散現象が防止され、発電セル内部において発生した燃焼反応により電極反応に使用可能な燃料ガスが消費され発電性能を低下させるという問題や、燃焼による局部的な温度上昇で発電セル内の熱応力分布が不均一となり、燃料電池スタック1の寿命を短縮させるというシールレス構造特有の問題を極力無くすことができる。これにより、発電効率を向上し、燃料電池の高出力密度化が図れると共に、燃料電池スタック1の高寿命化が図れるようになる。
また、発電セル5、集電体6、7、セパレータ8の積層過程において、このカバー20が積層方向の加重に対するガイド板の役目を果たすことから、積層時の圧力により多孔質金属体で成る燃料極集電体6が過度に押し潰されることはなく、積層後も燃料極集電体6の内部には略球状の空孔が確保されることになり、当集電体6内において均一で良好なガスの流れを確保することができる。
因みに、通常、集電体としては、厚み約2mm程度の多孔質金属体が使用されており、カバー20を有しない空気極集電体7の場合は、積層時の圧力で多孔質金属体が厚さ0.7mm程度に押し潰されてしまうが、当空気極集電体7には、元来、必要反応量の約2倍程の多量の空気が供給されるため、集電体内でのガス拡散性や発電セル側へのガス供給量等に問題は生じない。
このように、燃料極集電体6の外周面をカバー20で覆うことにより、積層後の燃料極集電体6の厚みをより厚く維持することができ、多孔質金属体の厚みが増せば内部を拡散する燃料ガスの流量を多くすることができる。集電体内に供給された多量の燃料ガスは、このカバー20の配設により、外周部からの無駄な排出が制限されており、よって、集電体内に拡散したガスは効率良く発電セル5側に供給されるようになる。
以上、本実施形態では、カバー20にガス排出孔22を形成するため、カバー20の端部に凹溝21を形成したが、このような溝加工ではなく、カバー20の外周に孔加工により直接ガス排出孔22を設けても勿論構わない。但し、セラミックスの場合、加工性は孔加工より溝加工の方が優れているため、生産性の面より溝加工の方が好ましい。
尚、凹溝21は、カバー20の片端面だけでなく両端面に形成しても良いが、全周に亘って均一に設けることが好ましい。
また、カバー20を輪状の扁平体としたが、例えば、この輪状体を2分割、4分割等し、それらを組み合わせて輪状にするようにしても良い。カバー20を分割構造とすることにより、積層時にカバーを配設し易くなり、燃料電池スタックの組み立て性を向上することかできる。
本発明の実施形態による燃料電池スタックの断面図。 同、燃料電池スタックの要部を示す分解斜視図。 運転時のガスの流れを示す説明図。
符号の説明
2 固体電解質層
3 燃料極層
4 酸化剤極層(空気極層)
6 燃料極集電体
7 酸化剤極集電体(空気極集電体)
8 セパレータ
20 カバー
21 凹溝
22 ガス排出孔

Claims (4)

  1. 固体電解質層の両面に燃料極層と酸化剤極層を配置して発電セルを構成し、当該燃料極層と酸化剤極層の外側にそれぞれ多孔質金属体で成る燃料極集電体と酸化剤極集電体を配置し、当該燃料極集電体と酸化剤極集電体の外側にセパレータを配置し、当該セパレータ前記燃料極集電体および酸化剤極集電体と対向する面の略中心部から、各々燃料ガスおよび酸化剤ガスを供給して外周方向に拡散させながら前記燃料極層および酸化剤極層に行き渡らせるシールレス構造の固体酸化物形燃料電池において、
    前記燃料極層および前記燃料極集電体の外周部を覆うように、ガス排出孔を有する絶縁性カバーを配設し、外周部から排出される余剰ガスの排出箇所を制限したことを特徴とする固体酸化物形燃料電池。
  2. 前記カバーは、内側に前記燃料極層および前記燃料極集電体が収まる輪状の扁平体で成り、前記セパレータと前記固体電解質層の間に介在されると共に、当該扁平体の端面に凹溝を形成して成ることを特徴とする請求項1に記載の固体酸化物形燃料電池。
  3. 前記カバーが複数に分割されていることを特徴とする請求項1または請求項2の何れかに記載の固体酸化物形燃料電池。
  4. 前記カバーは、アルミナ、ジルコニア等のセラミックスで構成されることを特徴とする請求項1から請求項3までの何れかに記載の固体酸化物形燃料電池。
JP2003313718A 2003-09-05 2003-09-05 固体酸化物形燃料電池 Expired - Fee Related JP4529393B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003313718A JP4529393B2 (ja) 2003-09-05 2003-09-05 固体酸化物形燃料電池

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003313718A JP4529393B2 (ja) 2003-09-05 2003-09-05 固体酸化物形燃料電池

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005085521A JP2005085521A (ja) 2005-03-31
JP4529393B2 true JP4529393B2 (ja) 2010-08-25

Family

ID=34414562

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003313718A Expired - Fee Related JP4529393B2 (ja) 2003-09-05 2003-09-05 固体酸化物形燃料電池

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4529393B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4544055B2 (ja) * 2005-06-23 2010-09-15 三菱マテリアル株式会社 燃料電池
JP4611196B2 (ja) * 2005-12-28 2011-01-12 本田技研工業株式会社 燃料電池及び燃料電池スタック
JP4611194B2 (ja) * 2005-12-28 2011-01-12 本田技研工業株式会社 燃料電池及び燃料電池スタック
JP4963551B2 (ja) 2006-01-31 2012-06-27 本田技研工業株式会社 燃料電池
JP4963550B2 (ja) 2006-01-31 2012-06-27 本田技研工業株式会社 燃料電池
JP4936801B2 (ja) 2006-06-22 2012-05-23 ヤンマー株式会社 平板固体酸化物型燃料電池
JP5063070B2 (ja) * 2006-09-27 2012-10-31 京セラ株式会社 平板型燃料電池
KR100868652B1 (ko) 2007-04-25 2008-11-12 지에스퓨얼셀 주식회사 연료전지 스택
JP2009245633A (ja) * 2008-03-28 2009-10-22 Mitsubishi Materials Corp 燃料電池スタック及びこれを用いた平板型の固体酸化物形燃料電池

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02131267U (ja) * 1989-04-05 1990-10-31
JP2002141083A (ja) * 2000-10-31 2002-05-17 Mitsubishi Materials Corp 固体酸化物型燃料電池
JP2003100323A (ja) * 2001-09-27 2003-04-04 Mitsubishi Materials Corp 集電体とその製造方法及び固体電解質型燃料電池

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02131267U (ja) * 1989-04-05 1990-10-31
JP2002141083A (ja) * 2000-10-31 2002-05-17 Mitsubishi Materials Corp 固体酸化物型燃料電池
JP2003100323A (ja) * 2001-09-27 2003-04-04 Mitsubishi Materials Corp 集電体とその製造方法及び固体電解質型燃料電池

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005085521A (ja) 2005-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4462050B2 (ja) 固体酸化物形燃料電池
JP4529393B2 (ja) 固体酸化物形燃料電池
JP4552371B2 (ja) 固体電解質型燃料電池
JP4300947B2 (ja) 固体酸化物形燃料電池
JP2004335163A (ja) 固体酸化物形燃料電池およびその運転方法
JP4963195B2 (ja) セパレータおよび平板型固体酸化物形燃料電池
US7566509B2 (en) Tubular fuel cell and method of producing the same
JP4512911B2 (ja) 固体電解質型燃料電池
JP4306304B2 (ja) 燃料電池用セパレータ
JP4461949B2 (ja) 固体酸化物形燃料電池
JP4438315B2 (ja) 固体電解質型燃料電池の運転開始時の予熱方法
JP4244579B2 (ja) 平板積層型の固体酸化物形燃料電池
JP4984374B2 (ja) 燃料電池
JP2006269409A (ja) 固体酸化物形燃料電池
JP4678115B2 (ja) 固体電解質型燃料電池の運転方法及び運転システム
JP2003331871A (ja) 平板型の固体酸化物形燃料電池およびセパレータ
JP2013178994A (ja) 積層型固体酸化物形燃料電池の実装構造
JPH07211333A (ja) 固体電解質型燃料電池
JP2002358980A (ja) 固体電解質型燃料電池
JP2003007311A (ja) 集電体及び固体電解質型燃料電池
JP4513396B2 (ja) 固体酸化物形燃料電池
JP2004335161A (ja) 固体酸化物形燃料電池およびセパレータおよび運転方法
JP2005294152A (ja) 固体酸化物形燃料電池
JP2003109646A (ja) 燃料電池のガス供給管構造
JP2003109651A (ja) 固体電解質型燃料電池の補修方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060904

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100216

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100416

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100518

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100531

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees