JP4963550B2 - 燃料電池 - Google Patents

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Description

本発明は、電解質をアノード電極とカソード電極とで挟んで構成される電解質・電極接合体と、セパレータとが積層される燃料電池に関する。
通常、固体電解質型燃料電池(SOFC)は、電解質に酸化物イオン導電体、例えば、安定化ジルコニアを用いており、この電解質の両側にアノード電極及びカソード電極を配設した電解質・電極接合体を、セパレータ(バイポーラ板)によって挟持している。この燃料電池は、通常、電解質・電極接合体とセパレータとが所定数だけ積層された燃料電池スタックとして使用されている。
上記の燃料電池では、電解質・電極接合体を構成するアノード電極及びカソード電極に、それぞれ燃料ガス(例えば、水素ガス)及び酸化剤ガス(例えば、空気)を供給するとともに、発電反応に使用されなかった残余の燃料ガス(オフガス)及び酸化剤ガスを、この燃料電池の外周部から外方に放出するシールレス構造が採用される場合が多い。その際、燃料電池の外部に排出された空気は、アノード電極側に巻き込まれて逆拡散が発生し、この逆拡散された空気とアノード電極に供給される燃料ガスとが燃焼反応するというおそれがある。
そこで、例えば、特許文献1に開示されている固体酸化物型燃料電池が知られている。この燃料電池は、図25に示すように、固体電解質層1aの両面に燃料極層1bと酸化剤極層1cとを配置した発電セル1を備えている。この発電セル1には、燃料極集電体2と酸化剤極集電体3とが配置されるとともに、前記燃料極集電体2及び前記酸化剤極集電体3の外側にセパレータ4が配置されてシールレス構造の燃料電池が構成されている。そして、燃料極層1b及び燃料極集電体2の外周部を覆うように、ガス排出孔5aを有する絶縁性カバー5が配設されている。
このように、燃料極集電体2の外周面が、絶縁性カバー5により覆われることによって、前記燃料極集電体2の外周部から排出されるオフガスの排出箇所が、ガス排出孔5aに制限され、発電反応に寄与しない燃料ガスの排出量を抑えることができる、としている。
特開2005−85521号公報(図1)
しかしながら、上記の特許文献1では、燃料極集電体2の外周部から排出される燃料ガスと、酸化剤極集電体3の外周部から排出される酸化剤ガスとが、発電セル1の外周部近傍で接触し易い。このため、発電セル1の外周近傍で燃料ガスと酸化剤ガスとが燃焼してしまい、前記発電セル1の外周部に局部的な温度上昇等が発生し、熱応力により発電セル1が破損するおそれがある。さらに、絶縁性カバー5は、発電セル1や酸化剤極集電体3に対して異種材料であるため、線膨張係数の相違によって割れや接触不良による接触抵抗の増加が生じ、発電効率及び耐久性の低下が惹起されるという問題がある。
本発明はこの種の問題を解決するものであり、使用済みの燃料ガス及び酸化剤ガスが電解質・電極接合体の近傍で接触することがなく、排ガスの燃焼による発電効率及び耐久性の低下を確実に阻止することが可能な燃料電池を提供することを目的とする。
本発明は、電解質をアノード電極とカソード電極とで挟んで構成される電解質・電極接合体と、セパレータとが積層される燃料電池に関するものである。この燃料電池は、セパレータ間に配設される排ガス分離部材を備えている。
排ガス分離部材は、電解質・電極接合体の外周部を周回し、且つアノード電極又はカソード電極の一方の電極で使用後の第1排ガスを前記電解質・電極接合体の外方に排出する開口部を設ける周回部と、前記周回部の端部に設けられ、前記第1排ガスが前記一方の電極とは反対の他方の電極側に導入されることを阻止するための封止部とを有している。
また、排ガス分離部材は、周回部及び封止部の組み合わせにより弾性特性を有することが好ましい。セパレータと電解質・電極構造体との片当たりを有効に防止することができるからである。
さらに、本発明は、排ガス分離部材が、電解質・電極接合体の外周部を周回し、且つアノード電極又はカソード電極の一方の電極で使用後の第1排ガスを前記電解質・電極接合体の外方に排出する開口部を設ける周回部と、前記周回部に固着され又は一体に設けられ、前記第1排ガスが前記一方の電極とは反対の他方の電極側に導入されることを阻止するための封止部と、前記周回部の端部に設けられ、前記排ガス分離部材を前記一方の電極側に配置されたセパレータに係止させる係止部とを有している。
さらにまた、排ガス分離部材は、周回部、封止部及び係止部の組み合わせにより弾性特性を有することが好ましい。セパレータと電解質・電極構造体との片当たりを有効に防止することができるからである。
また、セパレータには、アノード電極の電極面中心から電極面外周に向かって燃料ガスを供給する燃料ガス通路と、カソード電極の電極面中心から電極面外周に向かって酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス通路とが設けられることが好ましい。燃料ガス及び酸化剤ガスの流れが均一化されるため、発電反応が均一になって熱歪の発生を低減させるとともに、燃料ガスの利用率が向上するからである。
さらに、周回部及び封止部は、電解質・電極接合体の外周面との間に、第1排ガスを貯留可能なチャンバを形成することが好ましい。周回部と電解質・電極接合体とは、直接接触することがなく、互いの熱膨張差による変形や損傷を回避するとともに、チャンバ内の第1排ガスの圧力を外部圧力よりも高圧に維持することができ、前記チャンバ内に外部雰囲気の逆流を防止することが可能になるからである。
さらにまた、封止部は、電解質・電極接合体の外周端縁部から周回部との間に設けられるとともに、前記外周端縁部に対応して薄肉状に構成されることが好ましい。
さらに、係止部は、セパレータに弾性を有して係止されることが好ましい。先ず、封止部が、燃料電池に付与される荷重を受けて位置決めされるとともに、集電性を保持することができる一方、係止部の変形作用下に前記係止部の密着性及びシール性が向上するからである。
また、係止部は、セパレータにかしめ処理により係止されることが好ましい。係止部とセパレータとを確実に密着させることができ、シール性を一層向上させることが可能になるからである。
さらに、係止部は、セパレータの屈曲する端部と重なり合って係止されることが好ましい。所望のシール性を維持するとともに、係止部とセパレータとの熱膨張差を緩和することができるからである。
さらにまた、係止部とセパレータとの間には、絶縁体が介装されることが好ましい。簡単な構成で、アノード電極とカソード電極との短絡を阻止することができるからである。
ここで、アノード電極に発電反応のために供給された燃料ガスのうち、未反応ガスを含む使用済みの燃料ガスをオフガスという。
本発明によれば、一方の電極で使用後の第1排ガスは、周回部の開口部を通って電解質・電極接合体の外方に排出されるとともに、他方の電極で使用後の第2排ガスは、封止部を介して前記第1排ガスに接触することがなく、前記電解質・電極接合体の外方に排出される。このため、電解質・電極接合体の外周近傍で第1及び第2排ガスによる燃焼が惹起されることを確実に阻止することができ、前記電解質・電極接合体の発電効率及び耐久性を良好に向上させることが可能になる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る燃料電池10が矢印A方向に複数積層された燃料電池スタック12の概略斜視説明図である。
燃料電池10は、固体電解質型燃料電池であり、定置用の他、車載用等の種々の用途に用いられている。燃料電池10は、図2及び図3に示すように、例えば、安定化ジルコニア等の酸化物イオン導電体で構成される電解質(電解質板)20の両面に、カソード電極22及びアノード電極24が設けられた電解質・電極接合体26を備える。電解質・電極接合体26は、円板状に形成されるとともに、カソード電極22の外周面は、酸化剤ガスの洩れを阻止するために緻密化されている。
図2及び図3に示すように、燃料電池10は、一組のセパレータ28間に電解質・電極接合体26を挟んで構成される。セパレータ28は、第1、第2及び第3プレート30、32及び34を備える。第1〜第3プレート30、32及び34は、例えば、ステンレス合金等の板金で構成され、前記第2プレート32の両面(図2及び図4参照)に、前記第1プレート30と前記第3プレート34とが、例えば、ろう付けにより接合される。
図2に示すように、第1プレート30は、積層方向(矢印A方向)に沿って燃料ガスを供給するための燃料ガス供給連通孔36が形成される第1小径端部38を備え、この第1小径端部38には、幅狭な橋架部40を介して比較的大径な第1円板部42が一体的に設けられる。第1円板部42は、電解質・電極接合体26のアノード電極24よりも所定の寸法だけ大径に設定される。
第1円板部42のアノード電極24に接触する面には、多数の凸部44が外周縁部近傍から中心部にわたって設けられるとともに、前記第1円板部42の外周縁部には、前記凸部44を周回して略リング状凸部46が設けられる。凸部44及び略リング状凸部46は、集電部である第1突起部47を構成する。図5に示すように、凸部44及び略リング状凸部46は、アノード電極(一方の電極)24に向かって突出し、且つ前記アノード電極24との間に燃料ガスを流す燃料ガス通路49を形成する。
第1円板部42の中央には、アノード電極24の略中央部に向かって燃料ガスを供給するための燃料ガス導入口48が形成される。なお、凸部44は、略リング状凸部46と同一平面内に複数の凹部を形成することによって構成してもよい。
図2に示すように、第3プレート34は、積層方向(矢印A方向)に沿って酸化剤ガスを供給するための酸化剤ガス供給連通孔50が形成される第2小径端部52を備える。この第2小径端部52には、幅狭な橋架部54を介して比較的大径な第2円板部56が一体的に設けられる。第2円板部56は、カソード電極22よりも所定の寸法だけ大径に設定される。
第2円板部56は、電解質・電極接合体26のカソード電極22に接する面に、複数の第2突起部58が面内全面にわたって形成される。第2突起部58は、集電部を構成する。図5に示すように、第2突起部58は、カソード電極(他方の電極)22に向かって突出し、且つ前記カソード電極22との間に酸化剤ガスを流す酸化剤ガス通路59を形成する。第2円板部56の中央部には、酸化剤ガスをカソード電極22の略中央部に向かって供給するための酸化剤ガス導入口60が形成される。
第2プレート32は、図2及び図4に示すように、燃料ガス供給連通孔36が形成される第3小径端部62と、酸化剤ガス供給連通孔50が形成される第4小径端部64とを備える。第3及び第4小径端部62、64は、幅狭な橋架部66、68を介して比較的大径な第3円板部70と一体的に構成される。第3円板部70は、第1及び第2円板部42、56と同一直径に設定される。
第2プレート32の第1プレート30に向かう面において、第3小径端部62には、燃料ガス供給連通孔36に連通する複数のスリット72が放射状に形成され、このスリット72には、前記第3小径端部62を周回して凹部74が連通する。凹部74は、スリット72と該凹部74の内側にろう材が流れることを防止する。燃料ガス供給連通孔36からスリット72を介して橋架部66及び第3円板部70の面内に燃料ガス供給通路76が形成される(図5参照)。第3円板部70には、複数の第3突起部78が形成され、この第3突起部78は、燃料ガス供給通路76の一部を構成する。
図4に示すように、第3プレート34の第2プレート32に接する面において、第4小径端部64には、酸化剤ガス供給連通孔50に連通する複数のスリット80が放射状に形成されるとともに、前記スリット80には、凹部82が連通する。凹部82は、スリット80と該凹部82の内側にろう材が流れることを防止する。酸化剤ガス供給連通孔50からスリット80を介して第3円板部70には、酸化剤ガス供給通路84が形成され、この酸化剤ガス供給通路84は、前記第3円板部70の周縁部によって閉塞される。
第1プレート30が第2プレート32の一方の面にろう付けされることにより、第1及び第2プレート30、32間には、燃料ガス供給連通孔36に連通する燃料ガス供給通路76が設けられる。
燃料ガス供給通路76は、第1及び第3円板部42、70間に該第1円板部42を挟んでアノード電極24の電極面を覆い、且つ燃料ガスが供給されることにより前記第1円板部42を前記アノード電極24に圧接可能な燃料ガス圧力室86を構成する(図5参照)。燃料ガス圧力室86は、燃料ガス導入口48を介して燃料ガス通路49に連通する。
第2プレート32が第3プレート34にろう付けされることにより、第2及び第3プレート32、34間には、酸化剤ガス供給連通孔50に連通する酸化剤ガス供給通路84が形成される(図5参照)。
酸化剤ガス供給通路84は、第2及び第3円板部56、70間に該第2円板部56を挟んでカソード電極22の電極面を覆い、且つ酸化剤ガスが供給されることにより前記第2円板部56を前記カソード電極22に圧接可能な酸化剤ガス圧力室88を構成する。酸化剤ガス圧力室88は、酸化剤ガス導入口60を介して酸化剤ガス通路59に連通する。
図2及び図5に示すように、セパレータ28間には、排ガス分離部材90が配設される。排ガス分離部材90は、電解質・電極接合体26の外周部を周回する周回部92と、前記周回部92に固着され、前記電解質・電極接合体26の外周端縁部と前記セパレータ28との間に挟持される封止部94と、前記周回部92に一体に設けられ、前記セパレータ28に対向する他のセパレータ28に係止される係止部96とを有する。
周回部92及び封止部94は、略リング形状に形成されるとともに、前記周回部92及び前記封止部94は、所望の弾性を有する。周回部92は、封止部94に比較して高剛性の材料で構成される一方、前記封止部94は、前記周回部92よりも低剛性の材料で構成される。これらの材料は、肉厚が管理された金属箔、特にニッケルやステンレス、白金等の貴金属を用いることができる。周回部92及び封止部94は、外周端縁部同士を溶接等によって接合される接合部位98を設ける。
周回部92の内周端には、係止部96が構成されるとともに、接合部位98に向かって所定の長さを有する複数のスリット(開口部)100が所定角度ずつ離間して形成される。係止部96のセパレータ28に接触する面には、絶縁コーティング(絶縁体)102が施される。
封止部94は、周回部92の内周端よりも内方に突出しており、前記封止部94の薄肉状の内周端縁部が電解質・電極接合体26の外周端縁部とセパレータ28との間に配設される。周回部92及び封止部94の内側には、電解質・電極接合体26の外周面との間には、チャンバ106が形成される。チャンバ106には、アノード電極24で使用後の燃料ガス(第1排ガス)を貯留可能である。
図5に示すように、電解質・電極接合体26では、アノード電極24の厚さが電解質20及びカソード電極22の厚さに比べて相当に大きな寸法に設定されているアノード電極サポートセル(ASC)を用いている。カソード電極22の外周面には、酸化剤ガスの漏れを阻止するための緻密化処理が施されている。
各セパレータ28間には、燃料ガス供給連通孔36をシールするための絶縁シール108aが設けられるとともに、酸化剤ガス供給連通孔50をシールするための絶縁シール108bが設けられる(図2及び図5参照)。絶縁シール108a、108bは、例えば、マイカ材やセラミック材で形成されている。
図1に示すように、燃料電池スタック12は、複数の燃料電池10の積層方向両端にエンドプレート110a、110bを配置する。エンドプレート110aもしくはエンドプレート110bは、締付ボルト118と電気的に絶縁される。エンドプレート110aには、燃料電池10の燃料ガス供給連通孔36に連通する第1配管112と、酸化剤ガス供給連通孔50に連通する第2配管114とが接続される。エンドプレート110a、110bには、燃料ガス供給連通孔36の上下両側及び酸化剤ガス供給連通孔50の上下両側にボルト孔116が形成される。各ボルト孔116に締付ボルト118が挿入され、各締付ボルト118の先端にナット119が螺合することによって、燃料電池スタック12が締め付け保持される。
このように構成される燃料電池スタック12の動作について、以下に説明する。
図2に示すように、燃料電池10を組み付ける際には、先ず、セパレータ28を構成する第1プレート30が第2プレート32の一方の面に接合されるとともに、第3プレート34が前記第2プレート32の他方の面に接合される。このため、セパレータ28内には、第2プレート32に仕切られて燃料ガス供給連通孔36に連通する燃料ガス供給通路76と、酸化剤ガス供給連通孔50に連通する酸化剤ガス供給通路84とが独立して形成される(図3参照)。
さらに、第1及び第3円板部42、70間には、燃料ガス圧力室86が形成される一方、第2及び第3円板部56、70間には、酸化剤ガス圧力室88が形成される(図5参照)。
次いで、セパレータ28と電解質・電極接合体26とが交互に積層されるとともに、前記セパレータ28間に排ガス分離部材90が配置される。そして、所定数の燃料電池10が積層された後、積層方向両端にエンドプレート110a、110bが配置される。エンドプレート110a、110bの各ボルト孔116には、締付ボルト118が挿入され、前記締付ボルト118の先端にナット119が螺合することによって、燃料電池スタック12が構成される(図1参照)。
ここで、第1の実施形態では、図5に示すように、各セパレータ28間に排ガス分離部材90が介装されている。そして、燃料電池スタック12に締付ボルト118を介して積層方向に締め付け荷重が付与されると、先ず、剛体構造であるセパレータ28と燃料電池10の集電部である第1突起部47及び第2突起部58に前記締め付け荷重が最初に伝達される。その際、ベローズ形状を有する排ガス分離部材90自身がばね弾性特性を持つため、積層方向の荷重を吸収することができ、セパレータ28や燃料電池10の集電部における締め付け時の片当たりを防止することが可能になる。さらに、セパレータ28と電解質・電極接合体26とに挟まれる柔構造の封止部94が、各セパレータ28間で位置決めされるとともに、シール性を保持することができる。
一方、周回部92も弾性体であることにより柔構造であるため、比較的小さな荷重によって加圧変形可能である。このため、周回部92は、さらに付与されるわずかな締め付け荷重によりセパレータ28を構成する第1プレート30上に係止部96を密着させ、所望の密着性を確保することができる。
次に、図1に示すように、エンドプレート110aに接続されている第1配管112から燃料ガス供給連通孔36に燃料ガス(例えば、水素含有ガス)が供給されるとともに、前記エンドプレート110aに接続された第2配管114から酸化剤ガス供給連通孔50に酸化剤ガスである酸素含有ガス(以下、空気ともいう)が供給される。
燃料ガス供給連通孔36に供給された燃料ガスは、図5に示すように、積層方向(矢印A方向)に移動しながら、各燃料電池10を構成するセパレータ28内の燃料ガス供給通路76に供給される。燃料ガスは、燃料ガス供給通路76に沿って第1及び第3円板部42、70間に形成された燃料ガス圧力室86に供給され、複数の第3突起部78間を移動して第1円板部42の中央部に形成される燃料ガス導入口48に導入される。
燃料ガス導入口48は、各電解質・電極接合体26のアノード電極24の中心位置に対応して設けられている。このため、燃料ガスは、燃料ガス導入口48から燃料ガス通路49に供給され、前記燃料ガス通路49内をアノード電極24の中心部から外周部に向かって流動する。
一方、酸化剤ガス供給連通孔50に供給される酸化剤ガスは、セパレータ28内の酸化剤ガス供給通路84を移動し、第2及び第3円板部56、70間の酸化剤ガス圧力室88に供給される。さらに、酸化剤ガスは、第2円板部56の中心位置に設けられる酸化剤ガス導入口60に導入される。
酸化剤ガス導入口60は、各電解質・電極接合体26のカソード電極22の中心位置に対応して設けられている。このため、酸化剤ガスは、酸化剤ガス導入口60から酸化剤ガス通路59に供給され、前記酸化剤ガス通路59内をカソード電極22の中心部から外周部に向かって流動する。
従って、各電解質・電極接合体26では、アノード電極24の中心部から外周部に向かって燃料ガスが供給されるとともに、カソード電極22の中心部から外周部に向かって酸化剤ガスが供給され、発電が行われる。そして、発電に使用された燃料ガスであるオフガス(以下、第1排ガスFGoffという)及び発電に使用された酸化剤ガス(以下、第2排ガスOGoffという)は、第1〜第3円板部42、56及び70の外周部から排気される。
この場合、第1の実施形態では、図5に示すように、電解質・電極接合体26の外周と排ガス分離部材90との間には、チャンバ106が形成されており、前記電解質・電極接合体26のアノード電極24から排出される第1排ガスFGoffがこのチャンバ106に一旦貯留される。
一方、電解質・電極接合体26のカソード電極22から排出される第2排ガスOGoffは、この電解質・電極接合体26の外周端縁部に密着する封止部94と、セパレータ28を構成する第2円板部56との間を通って、燃料電池スタック12の外方に放出される。また、チャンバ106内の第1排ガスFGoffは、周回部92に形成されているスリット100を通って燃料電池スタック12の外部に放出される。
このように、アノード電極24から放出される第1排ガスFGoffは、チャンバ106から周回部92のスリット100を通って電解質・電極接合体26の外方に排出されるとともに、カソード電極22から放出される第2排ガスOGoffは、封止部94を介して前記第1排ガスFGoffに接触することがなく、前記電解質・電極接合体26の外方に排出される。
このため、電解質・電極接合体26の外周近傍で、第1排ガスFGoffと第2排ガスOGoffとによる燃焼が惹起されることを確実に阻止することができ、前記電解質・電極接合体26の発電効率及び耐久性を良好に向上させることが可能になるという効果が得られる。
また、周回部92に設けられる係止部96には、セパレータ28に接触する面に絶縁コーティング102が施されている。これにより、アノード電極24とカソード電極22との短絡を有効に阻止することができる。
なお、係止部96に絶縁コーティング102を施す代わりに、例えば、図6に示すように、セパレータ28を構成する第1プレート30に、前記係止部96との接触部位に対応して絶縁リング(絶縁体)102aを設けたり、絶縁コーティング(図示せず)を施することが可能である。絶縁リング102aは、例えば、マイカ、アルミナ又はジルコニア板等で構成される。
さらに、第1の実施形態では、セパレータ28には、アノード電極24の電極面中心から電極面外周に向かって燃料ガスを供給する燃料ガス通路49と、カソード電極22の電極面中心から電極面外周に向かって酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス通路59とが設けられている。このため、燃料ガス及び酸化剤ガスの流れが均一化され、発電反応が均一になって熱歪の発生を低減させるとともに、燃料ガスの利用率が向上するという利点がある。
さらにまた、第1の実施形態では、周回部92及び封止部94は、電解質・電極接合体26の外周面から離間して配設されることにより、前記電解質・電極接合体26の外周面と前記周回部92及び前記封止部94との間に、チャンバ106が形成されている。このため、周回部92と電解質・電極接合体26とが直接接触することがなく、互いに熱膨張差による変形や損傷を回避することができる。
しかも、チャンバ106に一旦貯留される第1排ガスFGoffの圧力は、外部圧力よりも高圧に維持されている。これにより、チャンバ106内の第1排ガスFGoffを周回部92の複数のスリット100から外部に均等に排出するとともに、前記チャンバ106内に外部雰囲気(空気)が逆流することを阻止することができる。
図7は、本発明の第2の実施形態に係る燃料電池120の分解斜視説明図であり、図8は、前記燃料電池120の動作を説明する概略断面説明図である。
なお、第1の実施形態に係る燃料電池10と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。また、以下に説明する第3〜第8の実施の形態においても同様に、その詳細な説明は省略する。
燃料電池120は、排ガス分離部材90が上記の第1の実施形態とは逆に配置されて構成される。具体的には、封止部94の内周側端部は、セパレータ28を構成する第1プレート30と電解質・電極接合体26を構成するアノード電極24の外周端縁部との間に密着されるとともに、係止部96は、前記セパレータ28を構成する第3プレート34に密着される。
周回部92に設けられているスリット100は、セパレータ28を構成する第3プレート34の外周端縁部に配置され、チャンバ106から前記スリット100を介して外部に開放される。
電解質・電極接合体26は、電解質20の厚さがカソード電極22及びアノード電極24の厚さに比べて相当に大きく設定される電解質サポートセル(ESC)を用いるとともに、前記アノード電極24の外周面には、燃料ガスの漏れを阻止するための緻密化処理が施されている。
このように構成される第2の実施形態では、カソード電極22で使用後の第2排ガスOGoffは、このカソード電極22の外周端面からチャンバ106に導入された後、周回部92のスリット100を通って燃料電池120の外方に放出される。一方、アノード電極24で使用後の第1排ガスFGoffは、封止部94と第1プレート30との間を通って燃料電池120の外方に放出される。
従って、第1排ガスFGoffは、チャンバ106に進入することがなく、このチャンバ106内で第1排ガスFGoffと第2排ガスOGoffとが燃焼することを可及的に阻止することができる。これにより、電解質・電極接合体26の発電効率及び耐久性を良好に向上させることができる等、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
図9は、本発明の第3の実施形態に係る燃料電池130の分解斜視説明図であり、図10は、前記燃料電池130の動作を説明する概略断面説明図である。
燃料電池130は、一組のセパレータ132間に電解質・電極接合体26を挟んで構成される。セパレータ132は、第1、第2及び第3プレート134、32及び34を備え、前記第1プレート134は、前記第2及び第3プレート32、34よりも大径に構成される。
セパレータ132間には、排ガス分離部材136が配設される。排ガス分離部材136は、電解質・電極接合体26の外周部を周回する周回部138と、前記周回部138の内周側に連続して設けられ、前記電解質・電極接合体26の外周端縁部とセパレータ132との間に挟持される薄肉状封止部140と、前記周回部138の外周側に連続して設けられ、前記セパレータ132に対向する他のセパレータ132に係止される複数の係止部142とを有する。
図9に示すように、各係止部142は、周回部138の外周部からそれぞれ外方に突出する板状の係止部142が設けられるとともに、各係止部142間にスリット(開口部)144が形成される。係止部142は、セパレータ132を構成する第1プレート134の外周部に折り曲げられてかしめ処理が施されることにより、排ガス分離部材136は、前記第1プレート134に係止される(図10参照)。
周回部138は、封止部140と係止部142との間で傾斜周面を構成するとともに、この周回部138は、電解質・電極接合体26の外周部との間にチャンバ146を形成する。チャンバ146は、スリット144を介して外部に開放されている。係止部142と第1プレート134の外周端縁部との接触部位には、絶縁コーティング(絶縁体)148がいずれかの面に施される。
このように構成される第3の実施形態では、上記の第1及び第2の実施形態と同様の効果が得られる他、係止部142にかしめ処理を施してこの係止部142を第1プレート134の外周端縁部に係止させるため、前記係止部142とセパレータ132とを一層確実に密着させることができる。これにより、シール性を一層向上させることが可能になるという利点が得られる。
なお、係止部142又は第1プレート134の外周縁部に絶縁コーティング148を施す代わりに、例えば、図11に示すように、前記第1プレート134の外周端縁部両面にマイカ等の絶縁リング(絶縁体)148a、148bを配置して係止部142をかしめるように構成してもよい。
図12は、本発明の第4の実施形態に係る燃料電池150の分解斜視説明図であり、図13は、前記燃料電池150の動作を説明する概略断面説明図である。
燃料電池150は、一組のセパレータ152間に電解質・電極接合体26を挟持している。セパレータ152は、第1、第2及び第3プレート154、32及び34を備え、前記第1プレート154は、前記第2及び第3プレート32、34よりも大径に構成されるとともに、前記第2プレート32から離間する方向に屈曲する屈曲端部156を有する。
セパレータ152間には、排ガス分離部材158が配設される。排ガス分離部材158は、電解質・電極接合体26の外周部を周回する周回部160と、前記周回部160の内周側に段部を介して一体的に連なるとともに、前記電解質・電極接合体26の外周端縁部と前記セパレータ152との間に挟持される薄肉状の封止部162と、前記周回部160の外周側に一体的に設けられ、前記セパレータ152に対向する他のセパレータ152を構成する第1プレート154の屈曲端部156に係止される係止部164とを有する。
係止部164は、係止される第1プレート154側に向かって内方に傾斜するテーパ構造を採用するとともに、所定間隔ずつ離間して複数のスリット(開口部)166が形成される。排ガス分離部材158内には、チャンバ168が形成されるとともに、このチャンバ168は、スリット166を介して外部に開放される。
このように構成される第4の実施形態では、図13に示すように、セパレータ152間に排ガス分離部材158が配設されるとともに、この排ガス分離部材158の係止部164と、前記セパレータ152を構成する第1プレート154の屈曲端部156とが、テーパ状に重なり合って係止されている。このため、所望のシール性を維持するとともに、係止部164と第1プレート154との熱膨張差を互いの摺動によって緩和することができ、変形や破損等を確実に阻止することが可能になる。
なお、係止部164と屈曲端部156との重ね合わせ面には、例えば、絶縁コーティングや絶縁リング(図示せず)が介装されることにより、アノード電極24とカソード電極22との短絡を防止することができる。
図14は、本発明の第5の実施形態に係る燃料電池170の分解斜視説明図であり、図15は、前記燃料電池170の動作を説明する概略断面説明図である。
燃料電池170は、セパレータ28間に配設される排ガス分離部材172を備える。排ガス分離部材172は、電解質・電極接合体26の外周部を周回する周回部174と、前記周回部174の内周端部に一体的に設けられ、前記電解質・電極接合体26の外周縁部とセパレータ28との間に挟持される封止部176と、前記周回部174の外周端部に一体に設けられ、前記セパレータ28に対向する他のセパレータ28に係止される係止部178とを有する。
封止部176の内周側端部は、折り曲げ形状部を有し、この折り曲げ形状部が電解質・電極接合体26の外周端と第3プレート34との間に挟持される。この折り曲げ形状部から封止部176には、絶縁コーティング180が施される一方、係止部178と第1プレート30の外周端縁部との接触部位に絶縁コーティング(又は絶縁リング)(絶縁体)182が設けられる。なお、絶縁コーティング180、182は、少なくともいずれか一方のみを設けるだけであってもよい。なお、第5の実施形態では、封止部176の内周側端部を折り曲げ形状部としたが、前記折り曲げ形状部に代えて封止部176の内周側端部をより薄肉にし、電解質・電極接合体26の外周端と第3プレート34との間に挟持してもよい。
係止部178には、複数のスリット184が形成されており、排ガス分離部材172内に形成されるチャンバ186は、前記スリット184を介して外部に開放される。
このように構成される第5の実施形態では、単一部材からなる排ガス分離部材172を有するとともに、封止部176が、電解質・電極接合体26の外周端縁部とセパレータ28との間に密着される一方、周回部174の弾性変形によって係止部178が前記セパレータ28に確実に密着する。これにより、第5の実施形態では、上記の第1〜第4の実施形態と同様の効果が得られる。
図16は、本発明の第6の実施形態に係る燃料電池190の分解斜視説明図であり、図17は、前記燃料電池190の動作を説明する概略断面説明図である。
燃料電池190は、一組のセパレータ192間に電解質・電極接合体26を挟んで構成される。セパレータ192は、第1、第2及び第3プレート30、32及び194を備え、前記第3プレート194のカソード電極22に向かう面には、導電性メッシュ部材196が配設される。メッシュ部材196は、例えば、ステンレス鋼(SUS材)の線材で構成され、円板状を有する。第6の実施形態では、メッシュ部材196を用いたが、このメッシュ部材196に代えて導電性フェルト部材(図示せず)を採用してもよい。
このメッシュ部材196は、積層方向の荷重に対して所望の弾性変形が可能な厚さに設定されて第2円板部56の面に直接接触するとともに、前記メッシュ部材196内に酸化剤ガス通路59が形成される。
セパレータ192間には、排ガス分離部材197が配設される。排ガス分離部材197は、別体の周回部材198と封止部材199とを組み合わせるとともに、組み合わせ部を溶接又は接合することによって一体化して形成される。この場合、周回部材198が高剛性となるが、弾性変形が可能なメッシュ部材196によって積層方向の荷重が吸収される一方、封止部材199がばね弾性を有するため、排ガス分離部材197自体が弾性体として作用し、締め付け時の片当たりを防止することができる。
封止部材199は、第5の実施形態と同様に、内周側端部が薄肉に構成される。封止部材199には、内周側端部から絶縁コーティング180が施される一方、周回部材198と第1プレート30の外周端縁部との接触部位には、絶縁コーティング(又は絶縁リング)(絶縁体)182が設けられる。なお、絶縁コーティング180、182は、少なくとも一方のみを設けるだけであってもよい。また、排ガス分離部材197に代えて、排ガス分離部材90、136、158又は172を採用してもよい。
なお、第6の実施形態では、内周側端部が薄肉に構成される封止部材199を有する排ガス分離部材197を採用しているが、この封止部材199に代えて、内周側端部だけでなく全体が薄肉に構成される封止部材(図示せず)を有する排ガス分離部材(図示せず)を用いることができる。以下、第7及び第8の実施形態でも、同様である。
このように構成される第6の実施形態では、図17に示すように、メッシュ部材196に形成されている酸化剤ガス通路59に供給された酸化剤ガスは、反応に使用された後、このメッシュ部材196内を通って燃料電池190の外方に放出される。その際、封止部94がメッシュ部材196とチャンバ106との間を遮蔽して配置されている。このため、第2排ガスOGoffは、チャンバ106に導入されることがなく、このチャンバ106内での燃焼を良好に阻止することができ、上記の第1乃至第5の実施形態と同様の効果が得られる。
図18は、本発明の第7の実施形態に係る燃料電池200の分解斜視説明図であり、図19は、前記燃料電池200の動作を説明する概略断面説明図である。
燃料電池200は、一組のセパレータ202間に電解質・電極接合体26を介装して構成される。セパレータ202は、第1、第2及び第3プレート204、32及び206を備える。第1プレート204のアノード電極24に対向する面には、第1メッシュ部材208が配設されるとともに、第3プレート206のカソード電極22に向かう面には、第2メッシュ部材210が配設される。
第1及び第2メッシュ部材208、210は、円板状を有し、例えば、ステンレス鋼(SUS材)の線材で構成される。各セパレータ202間には、排ガス分離部材197が介装される。
このように構成される第7の実施形態では、アノード電極24で使用された燃料ガスが、第1排ガスFGoffとして第1メッシュ部材208からチャンバ106に導入された後、周回部材198のスリット100を通って燃料電池200の外部に放出される。一方、カソード電極22で使用された酸化剤ガスは、第2排ガスOGoffとして第2メッシュ部材210内を通るとともに、封止部材199によってチャンバ106への漏洩を阻止されて、燃料電池200の外方に放出される。従って、チャンバ106での燃焼が可及的に阻止される。
図20は、本発明の第8の実施形態に係る燃料電池220が複数積層された燃料電池スタック222の概略斜視説明図である。
燃料電池220は、図21及び図22に示すように、一組のセパレータ228間に複数、例えば、8個の電解質・電極接合体26を挟んで構成される。セパレータ228間には、このセパレータ228の中心部である燃料ガス供給連通孔36と同心円上に8個の電解質・電極接合体26が配列される。
セパレータ228は、互いに積層される第1、第2及び第3プレート230、232及び234を備える。第1〜第3プレート230、232及び234は、例えば、ステンレス合金等の板金で構成されている。
第1プレート230は、中央部に燃料ガス供給連通孔36を形成する第1小径端部236を備える。この第1小径端部236から外方に等角度間隔ずつ離間して放射状に延在する複数の橋架部238を介して比較的大径な第1円板部240が一体的に設けられる。第1円板部240の周面から内方にかけて、積層方向に延在して排ガス通路242が形成される。
各第1円板部240には、電解質・電極接合体26のアノード電極24に接触する面に複数の凸部44と略リング状凸部46とを有する第1突起部47が設けられるとともに、前記第1円板部240の中心には、燃料ガス通路49に連通する燃料ガス導入口48が形成される。
第3プレート234は、波状外周部244を備え、前記波状外周部244の各円弧状部分には、内方に突出する橋架部246を介して比較的大径な第2円板部248が一体的に設けられる。第2円板部248は、第1プレート230の第1円板部240と同様に等角度間隔ずつ離間して8個設けられる。各第2円板部248には、電解質・電極接合体26のカソード電極22に接触する面に複数の第2突起部58が設けられるとともに、それぞれの中心には、酸化剤ガス通路59に連通する酸化剤ガス導入口60が形成される。
第2プレート232は、中央部に燃料ガス供給連通孔36を形成する第2小径端部250を備え、この第2小径端部250から放射状に8本の橋架部252が延在するとともに、各橋架部252の先端には、比較的大径な第3円板部254が一体的に設けられる。各第3円板部254には、橋架部252の延長線上に橋架部256が設けられ、全ての橋架部256が波状外周部258に一体的に連結される。
第3円板部254の第1プレート230に向かう面には、複数の第3突起部78が面内全面にわたって形成される。第2小径端部250には、スリット72及び凹部74が形成されるとともに、各橋架部252に燃料ガス供給通路76の一部が形成される。
図23に示すように、第2プレート232の第2プレート232に向かう面において、波状外周部258には、各第3円板部254に対応して空気取り込み用の複数のスリット260が形成されるとともに、ろう材の流れを防止するための凹部262が前記波状外周部258の形状に沿って周回形成される。
第1プレート230が第2プレート232にろう付けされると、各橋架部238、252が接合されて燃料ガス通路部材が構成されるとともに、この燃料ガス流路部材内には、燃料ガス供給通路76の一部が形成される。この燃料ガス供給通路76は、第1及び第3円板部240、254間に形成される燃料ガス圧力室86を構成する。
第2プレート232が第3プレート234にろう付け固定されることにより、橋架部246、256が接合されて酸化剤ガス通路部材が構成されるとともに、この酸化剤ガス通路部材内には、酸化剤ガス供給通路84の一部が形成される。この酸化剤ガス供給通路84は、第2及び第3円板部248、254間に形成される酸化剤ガス圧力室88を有する。
各セパレータ228間には、排ガス分離部材90が配設されるとともに、燃料ガス供給連通孔36をシールするための絶縁シール264が設けられる。波状外周部244、258間には、絶縁シール266が設けられる。絶縁シール264、266としては、例えば、マイカ材やセラミック材が使用される。
図20に示すように、燃料電池スタック222は、複数の燃料電池220の積層方向両端に円板状のエンドプレート270a、270bを配置する。エンドプレート270aは、絶縁されており、中心部に燃料ガス供給口272が形成され、この燃料ガス供給口272が各燃料電池220の燃料ガス供給連通孔36に連通する。エンドプレート270a、270bは、ボルト286を介して積層方向に締め付けられる。
このように構成される燃料電池スタック222の動作について、以下に説明する。
燃料電池220を組み付ける際には、先ず、図21に示すように、セパレータ228を構成する第2プレート232の両面に第1プレート230と第3プレート234とが、例えば、ろう付けにより接合される。さらに、リング状の絶縁シール264が、燃料ガス供給連通孔36を周回して第1プレート230又は第3プレート234に設けられる。一方、第2プレート232の波状外周部244又は第3プレート234の波状外周部258には、波形状の絶縁シール266が設けられる。
これにより、セパレータ228が構成され、第1及び第3プレート230、234間には、第2プレート232に仕切られて燃料ガス供給通路76及び酸化剤ガス供給通路84が形成される(図24参照)。また、燃料ガス供給通路76は、燃料ガス分配供給通路76aを介して燃料ガス供給連通孔36に連通する一方、酸化剤ガス供給通路84は、スリット260を介して外部に開放されており、酸化剤ガスが導入される。
次いで、セパレータ228間には、8個の電解質・電極接合体26が挟持される。図21に示すように、各セパレータ228は、互いに対向する第1及び第2円板部240、248間に電解質・電極接合体26が配置され、各アノード電極24の中央部に燃料ガス導入口48が配置される一方、各カソード電極22の中央部に酸化剤ガス導入口60が配置される。なお、各セパレータ228間には、排ガス分離部材90が配置される。
上記のように付けられた燃料電池220が矢印A方向に積層され、エンドプレート270a、270b間に締め付け保持されて燃料電池スタック222が組み立てられる(図20参照)。
そこで、燃料電池スタック222の燃料ガス供給連通孔36に燃料ガスが供給されると、この燃料ガスは、積層方向(矢印A方向)に移動しながら各燃料電池220を構成するセパレータ228内の燃料ガス供給通路76に導入される(図24参照)。
燃料ガスは、燃料ガス供給通路76を構成する燃料ガス圧力室86に送られると、送られた燃料ガスが燃料ガス導入口48によって絞られることで、この燃料ガス圧力室86では、燃料ガスの内圧が高くなる。このため、燃料ガスは、燃料ガス導入口48から燃料ガス通路49に供給され、前記燃料ガス通路49内をアノード電極24の中心部から外周部に向かって流動する。
一方、各燃料電池220の外周側から供給される酸化剤ガスは、各セパレータ228の外周部に形成されているスリット260を介して酸化剤ガス供給通路84に供給される。この酸化剤ガス供給通路84に供給された酸化剤ガスは、酸化剤ガス圧力室88に送られる。送られた酸化剤ガスが酸化剤ガス導入口60によって絞られることで、この酸化剤ガス圧力室88では、酸化剤ガスの内圧が高くなる。従って、酸化剤ガスは、酸化剤ガス導入口60から酸化剤ガス通路59に供給され、前記酸化剤ガス通路59内をカソード電極22の中心部から外周部に向かって流動する。
これにより、電解質・電極接合体26では、アノード電極24の中心部から外周に向かって燃料ガスが供給されるとともに、カソード電極22の中心部から外周に向かって酸化剤ガスが供給される(図24参照)。その際、酸素イオンが電解質20を通ってアノード電極24に移動し、化学反応により発電が行われる。
この場合、第8の実施形態では、上記の第1〜第7の実施形態と同様の効果が得られる。
本発明の第1の実施形態に係る燃料電池が複数積層された燃料電池スタックの概略斜視説明図である。 前記燃料電池の分解斜視図である。 前記燃料電池のガス流れ状態を示す一部分解斜視説明図ある。 前記燃料電池を構成する第2プレートの正面説明図である。 前記燃料電池の動作を説明する概略断面説明図である。 個別の絶縁リングが使用される際の前記燃料電池の断面説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る燃料電池の分解斜視説明図である。 前記燃料電池の動作を説明する概略断面説明図である。 本発明の第3の実施形態に係る燃料電池の分解斜視説明図である。 前記燃料電池の動作を説明する概略断面説明図である。 個別の絶縁リングが使用される際の前記燃料電池の断面説明図である。 本発明の第4の実施形態に係る燃料電池の分解斜視説明図である。 前記燃料電池の動作を説明する概略断面説明図である。 本発明の第5の実施形態に係る燃料電池の分解斜視説明図である。 前記燃料電池の動作を説明する概略断面説明図である。 本発明の第6の実施形態に係る燃料電池の分解斜視説明図である。 前記燃料電池の動作を説明する概略断面説明図である。 本発明の第7の実施形態に係る燃料電池の分解斜視説明図である。 前記燃料電池の動作を説明する概略断面説明図である。 本発明の第8の実施形態に係る燃料電池が複数積層された燃料電池スタックの概略斜視説明図である。 前記燃料電池を構成するセパレータの分解斜視説明図である。 前記燃料電池のガス流れ状態を示す一部分解斜視説明図である。 前記セパレータを構成する第2プレートの一方の面の説明図である。 前記燃料電池の動作を説明する概略断面説明図である。 特許文献1の固体酸化物型燃料電池の断面説明図である。
符号の説明
10、120、130、150、170、190、200、220…燃料電池
12…燃料電池スタック 20…電解質
22…カソード電極 24…アノード電極
26…電解質・電極接合体
28、132、152、192、202、228…セパレータ
30、32、34、134、154、194、204、206、230、232、234…プレート
36…燃料ガス供給連通孔 48…燃料ガス導入口
49…燃料ガス通路 50…酸化剤ガス供給連通孔
59…酸化剤ガス通路 60…酸化剤ガス導入口
72、80、100、144、166、184、260…スリット
76…燃料ガス供給通路 84…酸化剤ガス供給通路
86…燃料ガス圧力室 88…酸化剤ガス圧力室
90、136、158、172、197…排ガス分離部材
92、138、160、174…周回部
94、140、162、176…封止部
96、142、164、178…係止部
102、148、180、182…絶縁コーティング
102a、148a、148b…絶縁リング
106、146、168、186…チャンバ
156…屈曲端部 196、208、210…メッシュ部材
198…周回部材 199…封止部材

Claims (11)

  1. 電解質をアノード電極とカソード電極とで挟んで構成される電解質・電極接合体と、セパレータとが積層される燃料電池であって、
    前記セパレータ間に配設される排ガス分離部材を備え、
    前記排ガス分離部材は、前記電解質・電極接合体の外周部を周回し、且つ前記アノード電極又は前記カソード電極の一方の電極で使用後の第1排ガスを前記電解質・電極接合体の外方に排出する開口部を設ける周回部と、
    前記周回部の端部に設けられ、前記第1排ガスが前記一方の電極とは反対の他方の電極側に導入されることを阻止するための封止部と、
    を有することを特徴とする燃料電池。
  2. 請求項1記載の燃料電池において、前記排ガス分離部材は、前記周回部及び前記封止部の組み合わせにより弾性特性を有することを特徴とする燃料電池。
  3. 電解質をアノード電極とカソード電極とで挟んで構成される電解質・電極接合体と、セパレータとが積層される燃料電池であって、
    前記セパレータ間に配設される排ガス分離部材を備え、
    前記排ガス分離部材は、前記電解質・電極接合体の外周部を周回し、且つ前記アノード電極又は前記カソード電極の一方の電極で使用後の第1排ガスを前記電解質・電極接合体の外方に排出する開口部を設ける周回部と、
    前記周回部に固着され又は一体に設けられ、前記第1排ガスが前記一方の電極とは反対の他方の電極側に導入されることを阻止するための封止部と、
    前記周回部の端部に設けられ、前記排ガス分離部材を前記一方の電極側に配置された前記セパレータに係止させる係止部と、
    を有することを特徴とする燃料電池。
  4. 請求項3記載の燃料電池において、前記排ガス分離部材は、前記周回部、前記封止部及び前記係止部の組み合わせにより弾性特性を有することを特徴とする燃料電池。
  5. 請求項3記載の燃料電池において、前記セパレータには、前記アノード電極の電極面中心から電極面外周に向かって前記燃料ガスを供給する燃料ガス通路と、
    前記カソード電極の電極面中心から電極面外周に向かって酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス通路と、
    が設けられることを特徴とする燃料電池。
  6. 請求項5記載の燃料電池において、前記周回部及び前記封止部は、前記電解質・電極接合体の外周面との間に、前記第1排ガスを貯留可能なチャンバを形成することを特徴とする燃料電池。
  7. 請求項1又は3記載の燃料電池において、前記封止部は、前記電解質・電極接合体の外周端縁部から前記周回部との間に設けられるとともに、前記外周端縁部に対応して薄肉状に構成されることを特徴とする燃料電池。
  8. 請求項3記載の燃料電池において、前記係止部は、前記セパレータに弾性を有して係止されることを特徴とする燃料電池。
  9. 請求項3記載の燃料電池において、前記係止部は、前記セパレータにかしめ処理により係止されることを特徴とする燃料電池。
  10. 請求項3記載の燃料電池において、前記係止部は、前記セパレータの屈曲する端部と重なり合って係止されることを特徴とする燃料電池。
  11. 請求項8乃至10のいずれか1項に記載の燃料電池において、前記係止部と前記セパレータとの間には、絶縁体が介装されることを特徴とする燃料電池。
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