JP4529112B2 - ラテラルロッドの取付構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、アクスルの車幅方向に沿った移動を規制するラテラルロッドをシャシフレームに取り付ける構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
サイドメンバとアクスルとの間にエアスプリングを配置した構造では、アクスルの車幅方向に沿った移動を規制するための部材としてラテラルロッドが広く用いられている。
【0003】
具体的には、車幅方向両側に車体前後方向に沿って左右のサイドメンバが配置され、アクスルは両サイドメンバの下方を通るように車幅方向に沿って配置されている。左右のサイドメンバとアクスルとの間には、それぞれ左右のエアスプリングが配置されている。左右のエアスプリングは、アクスルの左右の端部に下方からそれぞれ支持されている。ラテラルロッドは車幅方向に沿って配置され、その一端、例えば左端は、アクスルの左端に対して回転自在に連結される。ラテラルロッドの右端は、ラテラルロッドブラケットを介して右側のサイドメンバの外側面に締結固定される。これにより、アクスルの車幅方向の移動がラテラルロッドによって規制される。
【0004】
また、ラテラルロッドからの荷重は右側のサイドメンバにのみ入力されるため、係る入力を左側のサイドメンバにも分散させて車体剛性を高める目的から、クロスメンバが設けられる。クロスメンバは、ラテラルロッドブラケットと左側のサイドメンバとを連結する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来、クロスメンバは、ラテラルロッドブラケットを前後から挟むようにして、平行に2枚配置されている。しかし、クロスメンバを複数設けることは、構造の重量化や部品点数の増大を招き、結果としてコストの増大を招く。また、構造の複雑化や大型化を招くため、レイアウトの自由度を制限するという不都合をも招く。
【0006】
かかる不都合は、クロスメンバを1枚構造とすることによって回避可能であるが、この場合、以下のような問題が生じる。
【0007】
ラテラルロッドからラテラルロッドブラケットへ作用する荷重は、ラテラルロッドブラケットを車幅方向外側へ押圧する押圧荷重と、ラテラルロッドブラケットを車幅方向内側へ引っ張る引張荷重とに大別される。押圧荷重が作用するときは、クロスメンバが引っ張られてその荷重を左側のサイドメンバへ伝達するため、1本のクロスメンバによって十分に荷重を分散させることが可能である。これに対し、引張荷重が作用するときは、クロスメンバが押圧されてその荷重を左側のサイドメンバへ伝達する。この際、1本のクロスメンバを設けただけでは、押圧荷重に耐えることができずに座屈を起こす恐れがあり、荷重を十分に分散させることができない可能性が生じる。荷重の分散が不十分であると、サイドメンバの外側面とラテラルロッドブラケットとの締結部分に加わる荷重が過大となり、その締結固定力が低下する等の不具合が生じる可能性がある。
【0008】
本発明は上記の実情に鑑みてなされたものであって、1本のクロスメンバによってラテラルロッドに作用する荷重を良好に且つ確実に分散することができ、部品点数が少なく、簡単な構造で、且つ省スペース化が可能なラテラルロッドブラケットの取付構造の提供を目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成すべく、本発明に係る構造は、第1及び第2のシャシフレームと、アクスルと、エアスプリングと、ラテラルロッドブラケットと、クロスメンバブラケットと、1本のクロスメンバと、を有する。第1及び第2のシャシフレームは、車幅方向両側で車体前後方向に沿って配置されている。アクスルは、第1及び第2のシャシフレームの下方で車幅方向に沿って配置されている。エアスプリングは、第1のシャシフレームとアクスルとの間に配置され、アクスルの一端部に下方から支持される。ラテラルロッドは、車幅方向に沿って配置され、ラテラルロッドの一端は、アクスルの一端部に対して回転自在に連結される。ラテラルロッドブラケットは、第2のシャシフレームの側壁の外面に沿って延びる縦壁部と、第2のシャシフレームの底壁の下面と面接触する横壁部とを有し、横壁部が第2のシャシフレームの底壁の下面と面接触した状態で、側壁を含み底壁を除く部分で第2のシャシフレームに締結固定される。ラテラルロッドの他端は、ラテラルロッドブラケットに回転自在に連結される。クロスメンバブラケットは、第1のシャシフレームに対して固定される。クロスメンバは、ラテラルロッドよりも車両後方で第1及び第2のシャシフレームと略直交するように車幅方向に沿って配置され、ラテラルロッドブラケットの後端面に締結固定される一端とクロスメンバブラケットの前端面に締結固定される他端とを有する。
【0010】
上記構成では、ラテラルロッドからラテラルロッドブラケットへ引張荷重が作用し、ラテラルロッドブラケットが車幅方向内側へ引っ張られると、クロスメンバが押圧されてその荷重を第1のシャシフレームへ伝達すると共に、横壁部が第2のシャシフレームの底壁の下面を押圧する。すなわち、引張荷重の一部を第2のシャシフレームの底壁が負担するので、クロスメンバに加わる荷重、及び縦壁部と第2のシャシフレームの側壁との締結部分に加わる荷重が共に低減される。
【0011】
また、ラテラルロッドからラテラルロッドブラケットへ押圧荷重が作用し、ラテラルロッドブラケットが車幅方向外側へ押圧されると、クロスメンバが引っ張られてその荷重を第1のシャシフレームへ伝達する。すなわち、引張荷重がクロスメンバを介して第1のシャシフレームに分散されるので、縦壁部と第2のシャシフレームの側壁との締結部分に加わる荷重が低減される。
【0012】
また、第2のシャシフレームに締結固定されるラテラルロッドブラケットにラテラルロッド及びクロスメンバを共に連結したので、荷重が各部材に良好に且つ確実に伝達され分散される。
【0013】
さらに、第2のシャシフレームの底壁はラテラルロッドブラケットに締結固定されないので、底壁にはラテラルロッドブラケットを締結するためのボルト挿通用の孔が形成されず、底壁の剛性が低減することがない。
【0014】
従って、ラテラルロッドブラケット及びクロスメンバを一つずつ設けるという簡単な構造によって、ラテラルロッドに作用する荷重が良好且つ確実に分散され、第2のシャシフレームの側壁とラテラルロッドブラケットとの締結部分に過大な荷重が加わることがなく、その締結固定力の低下が確実に抑えられる。この結果、部品点数が少なく、簡単な構造で、且つ省スペース化が可能なラテラルロッドブラケットの取付構造が得られる。
【0015】
また、クロスメンバの他端を、ラテラルロッドブラケットと略同様の構成を有するクロスメンバブラケットを介して第1のシャシフレームに締結固定することもできる。すなわち、第1のシャシフレームの側壁の外面に沿って延びる縦壁部と、第1のシャシフレームの底壁の下面と面接触する横壁部とを有し、横壁部が第1のシャシフレームの底壁の下面と面接触した状態で、側壁を含み底壁を除く部分で第1のシャシフレームに締結固定され、且つクロスメンバの他端が締結固定されるクロスメンバブラケットを設けることもできる。
【0016】
係るクロスメンバブラケットによれば、ラテラルロッドブラケットと同様の作用効果を得ることができる。すなわち、クロスメンバが車幅方向内側へ引っ張られると、横壁部が第1のシャシフレームの底壁の下面を押圧する。すなわち、係る引張荷重の一部を第1のシャシフレームの底壁が負担するので、縦壁部と第1のシャシフレームの側壁との締結部分に加わる荷重が低減される。従って、第1のシャシフレームの側壁とクロスメンバブラケットとの締結部分に過大な荷重が加わることがなく、その締結固定力の低下が確実に抑えられる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を、図面に基づいて説明する。
【0018】
図1は本実施形態に係るラテラルロッドの取付構造が適用された車両の下部構造を示す斜視図、図2はラテラルロッドブラケットの要部拡大図、図3はクロスメンバの左端の要部拡大図である。なお、以下の説明において、前後方向は車体の前後方向であり、左右方向は車体前方に向いた状態での左右方向である。
【0019】
図1に示すように、大型自動車の車体前方下部には、車幅方向左右両側で車体前後方向に沿って延びる第1及び第2のシャシフレームとしての左右一対のサイドメンバ1,2と、左右のサイドメンバ1,2の下方で車幅方向に沿って延びるフロントアクスル3とが設けられている。各サイドメンバ1,2は、車幅方向内側へ開口するように配置された横向きの略U状断面を有し、側壁4とその上下端から延びる上壁5及び底壁6とを備える。フロントアクスル3は、略I状断面を有する。サイドメンバ1,2よりも車幅方向外側へ張り出たフロントアクスル3の両端部7には、それぞれナックル(図示外)を介して前輪(図示外)が連結されている。
【0020】
左側のサイドメンバ1の鉛直下方のフロントアクスル3の上壁8上には、サイドメンバ1と略平行に配置されフロントアクスル3から車体前後方向へ延びるスプリングシート9が取り付けられている。スプリングシート9は、フロントアクスル3と重なり合うオーバーラップ部11でボルト12及びナット13によってフロントアクスル3に締結固定されている。スプリングシート9の前端上部にはトルクロッド14の後端が、前端下部にはスタビライザー15のアーム64の後端がそれぞれ連結されている。スプリングシート9の後端22には、後述するラテラルロッド16の一端(左端)16aが回転自在に連結されている。
【0021】
右側のサイドメンバ2の鉛直下方のフロントアクスル3の上壁8上にも、左側と同様にスプリングシート10が取り付けられている。右側のスプリングシート10は、ラテラルロッド16に連結される後端を有さないことを除いて、左側のスプリングシート9と概ね同様に構成されている。
【0022】
左右両側において、スプリングシート9,10のオーバーラップ部11とサイドメンバ1,2との間には、それぞれエアスプリング17,18が設けられている。すなわち、左側のスプリングシート9のオーバーラップ部11が重なるフロントアクスル3の左端部が、本実施形態のアクスル3の一端部を構成している。
【0023】
エアスプリング17,18は、トッププレート19とピストン20とエアベローズ21とを備えている。ピストン20は、図示外のエアスプリング支持ブラケットを介して、スプリングシート9,10のオーバーラップ部11に固定されている。エアスプリング支持ブラケットは、スプリングシート9,10をフロントアクスル3に固定するためのボルト12及びナット13によって、スプリングシート9,10に締結固定されている。トッププレート19は、サイドメンバ1,2の側壁4の外面に締結固定されている。エアベローズ21は、上開口及び下開口(共に図示外)を有する略筒状の可撓性膜によって形成されている。エアベローズ21の上開口及び下開口は、アッパープレート19及びピストン20にそれぞれ密着状態で嵌合され、係る状態で、アッパープレート19とピストン20とエアベローズ21の内面とが空気室(図示外)を区画する。このエアベローズ21は、上開口及び下開口の周縁部が空気室内の空気圧のみによってトッププレート19及びピストン20にそれぞれ密着状態で固定されるいわゆるセルフシールタイプであり、空気室内の空気を抜くことにより、エアベローズ21がトッププレート19及びピストン20に対して手作業によって着脱可能となる。ピストン20又はトッププレート19の少なくとも一方には、空気室に対する空気の供給及び排出を行うための給排気口(図示外)が設けられている。
【0024】
フロントアクスル3の後方には、フロントアクスル3の車幅方向の移動を規制するためのラテラルロッド16が車幅方向に沿って配置されている。ラテラルロッド16の一端(左端)16aは、フロントアクスル3の左端部に締結固定されたスプリングシート9の後端22に回転自在に連結されている。ラテラルロッド16の他端(右端)は、ラテラルロッドブラケット23の下端部に回転自在に連結されている。
【0025】
図2に示すように、ラテラルロッドブラケット23は、右側のサイドメンバ2の側壁4の外面に沿って延びる縦壁部24と、サイドメンバ2の底壁6の下面と面接触する横壁部25とを有する。ラテラルロッドブラケット23の縦壁部24は、横壁部25の上面25aがサイドメンバ2の底壁6の下面と面接触し、縦壁部24の内面24aがサイドメンバ2の側壁4の外面と面接触した状態で、複数のボルト26及びナット27によって、サイドメンバ2の側壁4に締結固定されている。また、横壁部25とサイドメンバ2の底壁6とは、面接触しているだけで締結固定はされていない。
【0026】
図1に示すように、ラテラルロッド16の後方には、ラテラルロッド16に作用する荷重を左側のサイドメンバ1へ分散させてサイドメンバ2の横方向の剛性を強化するクロスメンバ29が、車幅方向に沿って配置されている。クロスメンバ29は、中央部分が低く両端部分が斜め外側上方へ延びる略U字板形状を有し、車幅方向に沿って強い剛性を発揮し得るように、その表面が車体前後方向と略直交するように配置されている。クロスメンバ29の一端(右端)29bは、ボルト36及びナット(図示外)により、ラテラルロッドブラケット23の後端鉛直面上に締結固定されている。クロスメンバ29の他端(左端)29aは、ボルト37及びナット38によって、クロスメンバブラケット30の前端鉛直面上に締結固定されている。
【0027】
図3に示すように、クロスメンバブラケット30は、左側のサイドメンバ1の側壁4の外面に沿って延びる縦壁部31と、サイドメンバ1の底壁6の下面と面接触する横壁部32とを有する。クロスメンバブラケット30の縦壁部31は、横壁部32の上面32aがサイドメンバ1の底壁6の下面と面接触し、縦壁部31の内面31aがサイドメンバ1の側壁4の外面と面接触した状態で、複数のボルト33及びナット34によって、サイドメンバ1の側壁4に締結固定されている。また、横壁部32とサイドメンバ1の底壁6とは、面接触しているだけで締結固定はされていない。
【0028】
本実施形態によれば、フロントアクスル3が左方向への荷重を受けると、ラテラルロッド16からラテラルロッドブラケット23へ引張荷重が作用する。ラテラルロッドブラケット23が車幅方向内側へ引っ張られると、クロスメンバ29が押圧されてその荷重を左側のサイドメンバ1へ伝達すると共に、横壁部25が右側のサイドメンバ2の底壁6の下面を上方へ押圧する。すなわち、引張荷重の一部をサイドメンバ2の底壁6が負担するので、クロスメンバ29に加わる荷重、及び縦壁部24とサイドメンバ2の側壁4との締結部分(ボルト26及びナット27)に加わる荷重が共に低減される。
【0029】
また、フロントアクスル3が右方向への荷重を受けると、ラテラルロッド16からラテラルロッドブラケット23へ押圧荷重が作用する。ラテラルロッドブラケット23が車幅方向外側へ押圧されると、クロスメンバ29が引っ張られてその荷重をサイドメンバ1へ伝達する。すなわち、引張荷重がクロスメンバ29を介してサイドメンバ1に分散されるので、縦壁部24とサイドメンバ2の側壁4との締結部分(ボルト26及びナット27)に加わる荷重が低減される。
【0030】
また、サイドメンバ2に締結固定されるラテラルロッドブラケット23にラテラルロッド16及びクロスメンバ29を共に連結したので、荷重が各部材に良好に且つ確実に伝達され分散される。
【0031】
さらに、サイドメンバ2の底壁6はラテラルロッドブラケット23に締結固定されないので、この底壁6にはラテラルロッドブラケット23を締結するためのボルト挿通用の孔が形成されず、底壁6の剛性が低減することがない。
【0032】
従って、ラテラルロッドブラケット23及びクロスメンバ29を一つずつ設けるという簡単な構造によって、ラテラルロッド16に作用する荷重が良好且つ確実に分散され、サイドメンバ2の側壁4とラテラルロッドブラケット23との締結部分(ボルト26及びナット27)に過大な荷重が加わることがなく、その締結固定力の低下(ボルト26及びナット27の緩み)が確実に抑えられる。この結果、部品点数が少なく、簡単な構造で、且つ省スペース化が可能なラテラルロッドブラケットの取付構造が得られる。
【0033】
また、クロスメンバ29の左端29aは、クロスメンバブラケット30を介してサイドメンバ1に締結固定されており、クロスメンバ29が車幅方向内側へ引っ張られると、クロスメンバブラケット30の横壁部32がサイドメンバ1の底壁6の下面を上方へ押圧する。すなわち、係る引張荷重の一部をサイドメンバ1の底壁6が負担するので、縦壁部24とサイドメンバ1の側壁4との締結部分(ボルト26及びナット27)に加わる荷重が低減される。従って、サイドメンバ1の側壁4とクロスメンバブラケット30との締結部分(ボルト26及びナット27)に過大な荷重が加わることがなく、その締結固定力の低下(ボルト26及びナット27の緩み)が確実に抑えられる。
【0034】
なお、本実施形態では、フロントアクスル3について説明したが、リアアクスルに対しても同様の取付構造が適用可能である。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ラテラルロッドブラケット及びクロスメンバを一つずつ設けるという簡単な構造によって、ラテラルロッドに作用する荷重が良好且つ確実に分散され、第2のシャシフレームの側壁とラテラルロッドブラケットとの締結部分に過大な荷重が加わることがなく、その締結固定力の低下が確実に抑えられる。この結果、部品点数が少なく、簡単な構造で、且つ省スペース化が可能なラテラルロッドブラケットの取付構造が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るラテラルロッドの取付構造が適用された車両の下部構造を示す斜視図である。
【図2】ラテラルロッドブラケットの要部拡大図である。
【図3】クロスメンバの左端の要部拡大図である。
【符号の説明】
1 サイドメンバ(第1のシャシフレーム)
2 サイドメンバ(第2のシャシフレーム)
3 フロントアクスル(アクスル)
4 サイドメンバの側壁
6 サイドメンバの底壁
16 ラテラルロッド
16a ラテラルロッドの左端(一端)
16b ラテラルロッドの右端(他端)
17 エアスプリング
18 エアスプリング
23 ラテラルロッドブラケット
24 ラテラルロッドブラケットの縦壁部
25 ラテラルロッドブラケットの横壁部
29 クロスメンバ
29a クロスメンバの左端(他端)
29b クロスメンバの右端(一端)
Claims (1)
- 車幅方向両側で車体前後方向に沿って配置された第1及び第2のシャシフレームと、
前記第1及び第2のシャシフレームの下方で車幅方向に沿って配置されたアクスルと、
前記第1のシャシフレームと前記アクスルとの間に配置され、該アクスルの一端部によって下方から支持されるエアスプリングと、
車幅方向に沿って配置され、前記アクスルの一端部に対して回転自在に連結される一端を有するラテラルロッドと、
前記第2のシャシフレームの側壁の外面に沿って延びる縦壁部と、前記第2のシャシフレームの底壁の下面と面接触する横壁部とを有し、該横壁部が前記第2のシャシフレームの底壁の下面と面接触した状態で、前記側壁を含み前記底壁を除く部分で前記第2のシャシフレームに締結固定され、且つ前記ラテラルロッドの他端が回転自在に連結されるラテラルロッドブラケットと、
前記第1のシャシフレームに対して固定されるクロスメンバブラケットと、
前記ラテラルロッドよりも車両後方で前記第1及び第2のシャシフレームと略直交するように車幅方向に沿って配置され、前記ラテラルロッドブラケットの後端面に締結固定される一端と前記クロスメンバブラケットの前端面に締結固定される他端とを有する1本のクロスメンバと、を備えた
ことを特徴とするラテラルロッドの取付構造。
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- 2001-04-11 JP JP2001113307A patent/JP4529112B2/ja not_active Expired - Fee Related
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