JP4528138B2 - 撮影装置 - Google Patents

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Description

本発明は、撮影光学系により撮像素子上に被写体像を結像し撮影指示に応じて記録用の画像信号を生成する撮影装置に関する。
従来より、撮影時の手ぶれを補正する手ぶれ補正手段を備えたデジタルカメラやビデオカメラ等の撮影装置が普及している。手ぶれ補正手段は、例えば、撮像素子に入射される被写体光の光路途中に配置されたレンズ部材(シフトレンズ)と、振動ジャイロ等の角速度センサから構成されており、このような手ぶれ補正手段を備えた撮影装置では、角速度センサで検出された手ぶれを補正するように、シフトレンズを所定の移動範囲内で移動して光軸の変位を行なうことで、撮影時の手ぶれを補正するということが行なわれる。
このような撮影装置として、手持ち撮影状態か、車上撮影状態か、三脚撮影状態かを識別して、揺れ補正動作を制限する制限特性を変更することにより、常に最適なパンニング特性を得ることができるビデオカメラが提案されている(特許文献1参照)。
また、撮影者がビューファインダを使用しての撮影であるか否かを接眼検出手段で判定して、手ぶれの補正特性を切り換えることにより、精度の高い手ぶれ補正を行なうデジタルカメラが提案されている(特許文献2参照)。
特開2000−39640号公報 特開2004−159051号公報
上述した撮影装置において、シフトレンズの、手ぶれを補正するための移動範囲には、限界がある。ここで、大きな手ぶれが発生して、その移動範囲を超えてしまう場合がある。このような状態において写真撮影が行なわれると、撮影された写真はぶれの多いものとなる。
また、シフトレンズを含む駆動部の応答性にも限界がある。このため、頻繁に手ぶれが発生すると、その機構部が追従できない場合がある。このような状態において写真撮影が行なわれると、撮影された写真はやはりぶれの多いものとなる。
このように、従来の撮影装置では、手ぶれ補正手段を備えているにも拘らず、大きな手ぶれが発生したり、あるいは煩雑に手ぶれが発生した時点で写真撮影が行なわれた場合、撮影された写真はぶれの多いものとなり、従って手ぶれ補正手段を有効に利用するという点に欠けるという問題を抱えている。
本発明は、上記事情に鑑み、手ぶれ補正手段の有効利用が図られてぶれの少ない写真を撮影することができる撮影装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の撮影装置は、撮影光学系により撮像素子上に被写体像を結像し撮影指示に応じて記録用の画像信号を生成する撮影装置において、
撮影時の手ぶれを補正する手ぶれ補正手段を備え、その手ぶれ補正手段が、
手ぶれを検出する手ぶれ検出部と、
所定の移動範囲内で移動して手ぶれを補正する補正部材と、
上記補正部材を上記手ぶれ検出部により検出された手ぶれが補正されるように移動させる補正部材駆動部と、
手ぶれの補正効果を求める補正効果演算部と、
上記補正効果演算部で求められた補正効果を表示する補正効果表示部とを備えたことを特徴とする。
本発明の撮影装置は、手ぶれの補正効果を求め、求められた補正効果を表示するものであるため、大きな手ぶれが発生したり、あるいは煩雑に手ぶれが発生したような場合、後述する実施形態に示すように、撮影時に手ぶれを補正する手ぶれ補正手段における補正効果が低下する旨の表示を行なうことができる。従って、ユーザは、撮影タイミングを遅らせたり、ズームレンズを望遠側(テレ側)から広角側(ワイド側)にズームアップしたり、あるいは撮影装置をしっかりとグリップする等の対処を行なうことができる。このようにすることにより、手ぶれ補正手段が有効に活用されて、ぶれの少ない写真を撮影することができる。
ここで、上記補正部材駆動部は、撮影終了後に、所定の中心から偏倚した位置に移動した状態にある補正部材をその中心に引き戻すものであって、
上記補正効果演算部は、上記補正部材の移動位置と上記中心との間の距離に基づいて補正効果を求めるものであることが好ましい。
このように、補正部材の移動位置と上記中心との間の距離に基づいて補正効果を求めると、補正効果を簡単に求めることができる。
また、上記補正部材駆動部は、撮影終了後に、所定の中心から偏倚した位置に移動した状態にある補正部材をその補正部材の移動位置とその中心との間の距離に応じた引き戻し力で中心に引き戻すものであって、
上記補正効果演算部は、上記引き戻し力に基づいて補正効果を求めるものであることも好ましい態様である。
このようにすると、補正部材が所定の中心から遠ざかるほど引き戻し力を強くして補正部材を所定の中心に戻すことができるとともに、その引き戻し力というパラメータを用いて補正効果を求めることができる。従って、補正部材を短時間で引き戻すことができるとともに、補正効果を簡単に求めることができる。
さらに、上記手ぶれ補正手段が、手ぶれの周波数に応じて異なるレベルの補正効果を有するものであり、
上記手ぶれ検出部が、各周波数成分ごとの手ぶれを検出するものであって、
上記補正効果演算部が、上記手ぶれ検出部で検出された各周波数成分ごとの手ぶれと、上記手ぶれ補正手段による手ぶれの周波数に応じた補正効果のレベルとに基づいて、手ぶれの補正効果を求めるものであることも好ましい。
このように、手ぶれの周波数に基づいて、撮影指示を受けたとした場合における補正効果を求めると、ユーザは、撮影に悪影響を与える振動を与えないように注意したり、振動の多い条件での撮影を避けることができる。
また、上記補正効果演算部が、過去の所定期間の積分値に基づいて補正効果を求めるものであってもよい。
ここで、積分値とは、上記補正部材の移動位置と上記中心との間の距離の積分値であってもよく、上記補正部材の移動位置と上記中心との間の距離に応じた引き戻し力の積分値であってもよく、あるいは上記各周波数成分ごとの手ぶれの積分値であってもよい。
さらに、上記補正効果演算部が、現在を含む複数回のサンプリングにより補正効果を求めるものであってもよい。
また、上記補正効果演算部が、現在を含まない複数回のサンプリングにより補正効果を求めるものであってもよい。
ここで、サンプリングとは、上記補正部材の移動位置と上記中心との間の距離のサンプリングであってもよく、上記補正部材の移動位置と上記中心との間の距離に応じた引き戻し力のサンプリングであってもよく、あるいは上記各周波数成分ごとの手ぶれのサンプリングであってもよい。
本発明の撮影装置によれば、手ぶれ補正手段の有効利用が図られてぶれの少ない写真を撮影することができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の撮影装置の第1実施形態であるデジタルカメラを前面斜め上から見た外観斜視図である。
図1に示すデジタルカメラ10は、撮影光学系により撮像素子上に被写体像を形成し撮影指示に応じて記録用の画像信号を生成する撮影装置であって、撮影時の手ぶれを補正する手ぶれ補正手段を備えている。この手ぶれ補正手段については後述する。
図1に示すデジタルカメラ10の前面中央部には、光学ズームレンズである撮影レンズ10_1aを内部に備えたズーム鏡胴10_1が備えられている。また、このデジタルカメラ10の前面上部には、撮影に同期してフラッシュ光を発するフラッシュ発光装置10_2と、フラッシュ発光装置10_2からのフラッシュ光の光量を制御するためにそのフラッシュ光の光量を検出するフラッシュ調光センサ10_3と、光学式ファインダ対物窓10_4とが備えられている。
また、このデジタルカメラ10の前面左側には、このデジタルカメラ10を確実に握ることができる形状を有するグリップ10_5と、セルフタイマ作動時等に点滅するセルフタイマランプ10_6と、音声をピックアップするマイクロホン10_7とが備えられている。
さらに、このデジタルカメラ10の上面には、シャッタボタン10_8と、各種の設定を行なうためのモードダイヤル10_9と、電源ボタン10_10とが備えられている。
また、このデジタルカメラ10の図1に示す右側面には、スピーカ10_11が備えられている。
図2は、図1に示すデジタルカメラを上から見た外観図である。
このデジタルカメラ10には、前述したフラッシュ発光装置10_2,シャッタボタン10_8,モードダイヤル10_9,電源ボタン10_10に加えて、このデジタルカメラ10の上方から下方に向けて設けられた斜面部に、フラッシュ発光装置10_2をポップアップするためのポップアップボタン10_12が備えられている。また、モードダイヤル10_9には、オートモードを示す文字AUTO、プログラムオートモードを示すP、シャッタスピード優先オートモードを示すS、絞り優先オートモードを示すA、マニュアルモードを示すM、動画モードを示す絵柄、および4つのシーンポジション(夜景、スポーツ、風景、人物のシーンポジション)を示す4つの絵柄が印刷されている。このモードダイヤル10_9を回転操作することにより、所望のモードに設定することができる。ここで、各モードについて説明する。
オートモード(AUTO)は、カメラ側で露出やホワイトバランス等全てを制御するためのモードである。
プログラムオートモード(P)は、シャッタスピードと絞りを自動的に設定するためのモードである。
シャッタスピード優先オートモード(S)は、シャッタスピードを優先的に設定するためのモードである。
絞り優先オートモード(A)は、絞りを優先的に設定するためのモードである。
マニュアルモード(M)は、シャッタスピードと絞りを自由に設定するためのモードである。
マニュアルモード(M)の隣りの絵柄で示される動画モードは、動画撮影用のモードである。
また、この動画モードから見て時計回りに4つの撮影シーン(夜景、スポーツ、風景、人物)を選択するための4つのシーンポジションモードがある。
夜景用のシーンポジションモードは、夕景や夜景などの雰囲気を活かした撮影に好適なモードである。
スポーツ用のシーンポジションモードは、スポーツシーンをはじめ、動体撮影に好適なモードである。
風景用のシーンポジションモードは、建物や山等、昼間の風景撮影に好適なモードである。
人物用のシーンポジションモードは、肌色をより美しく写し出すことができるポートレート撮影に好適なモードである。
図3は、図1に示すデジタルカメラを背面から見た外観図である。
図3に示すデジタルカメラ10の背面上部には、光学式ファインダ接眼窓10_22と、撮影準備完了等に点灯したり撮影中に点滅したりするファインダランプ10_23と、露出補正ボタン10_24と、押下することにより広角側(ワイド側)にズームアップする広角ズームボタン10_25と、押下することにより望遠側(テレ側)にズームアップする望遠ズームボタン10_26と、撮影モードと再生モードを切り換えるモードスイッチ10_27とが備えられている。
また、モードスイッチ10_27の下側には、フォトモードボタン10_30と、十字ボタン10_31と、メニュー/OKボタン10_32と、DISP/BACKボタン10_33とが備えられている。さらに、デジタルカメラ10の背面中央部には、液晶モニタ10_34が備えられている。
フォトモードボタン10_30は、ピクセル数,感度,色味,プリント枚数等を設定するためのボタンである。
十字ボタン10_31は、液晶モニタ10_34上にメニュー画面などが表示された場合には、その十字キー10_31の上ボタン10_31a、下ボタン10_31b、左ボタン10_31c、右ボタン10_31dの4つのボタンを操作することによってメニューの選択を行なうことができる。また、左ボタン10_31cは、マクロ撮影を行なうか否かを切り換えるためのボタンでもあり、一度押下するとマクロ撮影モードとなり、再度押下するとマクロ撮影モードが解除される。さらに、右ボタン10_31dは、フラッシュボタンの役割を担うボタンでもあり、押下する毎に、オートフラッシュ→赤目低減フラッシュ→強制フラッシュ→フラッシュ禁止→スローシンクロ→オートフラッシュというようにフラッシュの状態を繰り返し切り換えるためのボタンでもある。
メニュー/OKボタン10_32は、撮影時や再生時における各種のメニューを表示したり、選択されたメニューを決定するためのボタンである。
DISP/BACKボタン10_33は、DISPボタンおよびBACKボタン双方の役割を担うボタンである。DISPボタンの役割の場合は、液晶モニタ10_34に表示された画面の状態を切り換えるためのボタンとなり、例えば撮影時に液晶モニタ10_34の表示をオン,オフしたり、再生時に文字表示をオン,オフしたりする。一方、BACKボタンの役割の場合は、MENU/OKボタン10_32等による操作状態を1つ前に戻したり取り消したりするためのボタンとなる。
液晶モニタ10_34は、デジタルカメラ10で被写体光を捉えて生成された画像データからなる画像や種々の設定時における情報等を表示する。また、この液晶モニタ10_34は、本発明にいう補正効果表示部の役割を担うものでもある。
図4は、図1に示すデジタルカメラの回路構成を示すブロック図である。
このデジタルカメラ10には、前述した撮影レンズ10_1aを構成するズームレンズ10_1a1と、シフトレンズ10_1a2と、フォーカスレンズ10_1a3とが備えられている。
ここで、シフトレンズ10_1a2は、所定の移動範囲内で移動して手ぶれを補正する、本発明にいう補正部材の一例に相当するものである。
また、このデジタルカメラ10には、撮影レンズ10_1aを経由して結像された被写体像をアナログ信号に変換する撮像素子(CCDと称する)10_41が備えられている。
さらに、このデジタルカメラ10には、CCD10_41からのアナログの画像信号をA/D変換してデジタルの画像信号を生成するA/D変換回路10_42と、そのA/D変換回路10_42からのデジタルの画像信号をバスライン10_100に伝達する画像入力コントローラ10_43が備えられている。
さらに、このデジタルカメラ10には、画像信号処理回路10_44が備えられている。この画像信号処理回路10_44は、バスライン10_100を介して入力されたデジタルの画像信号を輝度(Y)と色(C)とで表わされるYC信号に変換する。
また、このデジタルカメラ10には、バスライン10_100を介して入力されたYC信号を圧縮処理する圧縮処理回路10_45と、バスライン10_100を介して入力されたYC信号をNTSC(National TV Standards Committee)信号に変換するビデオエンコーダ10_46が備えられている。ビデオエンコーダ10_46から出力されたNTSC信号は、前述した液晶モニタ10_34に供給されてその液晶モニタ10_34で画像が表示される。
さらに、デジタルカメラ10には、このデジタルカメラ10全体の制御を行なうCPU10_47と、ズームレンズ10_1a1,フォーカスレンズ10_1a2を駆動するモータドライバ10_48,10_49と、前述したシャッタボタン10_8とが備えられている。ここで、CPU10_47は、手ぶれの補正効果を求める、本発明にいう補正効果演算部の役割を担うものでもある。詳細には、このCPU10_47は、シフトレンズ10_1a2の移動位置と所定の中心との間の距離に基づいて補正効果を求めるものである。求められた補正効果は、液晶モニタ10_34に表示される。
また、このデジタルカメラ10には、デジタルの画像信号に基づいて被写界輝度を検出するAE検出回路10_50が備えられている。
さらに、このデジタルカメラ10には、デジタルの画像信号に基づくコントラスト検知によりコントラスト最大点にピントを合わせるAF検出回路10_51が備えられている。
また、このデジタルカメラ10には、デジタルの画像信号が記憶されるメモリ(SDRAM)10_52と、圧縮処理回路10_45で圧縮されたYC信号を可搬型記録媒体である記録メディア10_54に記録するためのメディアコントローラ10_53が備えられている。
さらに、このデジタルカメラ10には、角速度センサ10_55が備えられている。この角速度センサ10_55は、本発明にいう手ぶれを検出する手ぶれ検出部の一例に相当するものである。
また、デジタルカメラ10には、シフトレンズ10_1a2を角速度センサ10_55により検出された手ぶれが補正されるように移動させるシフトレンズ駆動部10_56(本発明にいう補正部材駆動部の一例に相当)が備えられている。詳細には、このシフトレンズ駆動部10_56は、撮影終了後に、所定の中心から偏倚した位置に移動した状態にあるシフトレンズ10_1a2をその中心に引き戻すものである。ここで、角速度センサ10_55と、シフトレンズ10_1a2と、シフトレンズ駆動部10_56と、補正効果演算部の役割を担うCPU10_47と、補正効果を表示する液晶モニタ10_34とから、撮影時の手ぶれを補正する本発明にいう手ぶれ補正手段の一例が構成されている。
図5は、図4に示すシフトレンズ駆動部の構成を示す図である。
図5に示すシフトレンズ駆動部10_56は、マグネット10_56a1が接着されたヨーク10_56aと、ボイスコイル10_56bから構成されている。
また、図5には、ズーム鏡胴10_1を構成するレンズ枠10_1bおよびベース部材10_1cが示されている。レンズ枠10_1bには、上記ボイスコイル10_56bが取り付けられているとともに、前述したシフトレンズ10_1a2が嵌め込まれている。また、このレンズ枠10_1bには、直進ガイド棒10_1b1が設けられている。
一方、ベース部材10_1cには、貫通孔10_1c11を有する直進ガイド部材10_1c1が設けられており、この貫通孔10_1c11に、直進ガイド棒10_1b1が光軸方向に対して矢印A方向(デジタルカメラ10の横方向)に移動自在に挿通されている。
このシフトレンズ駆動部10_56では、角速度センサ10_55で検出された上記横方向に対する手ぶれが補正されるように、CPU10_47でボイスコイル10_56bに流れる電流が制御される。これにより、シフトレンズ10_1a2が上記横方向に移動する。
図6は、シフトレンズの可動範囲を示す図である。
図6には、シフトレンズ10_1a2の中心K0と、そのシフトレンズ10_1a2の手ぶれ補正限界範囲である補正限界範囲K1と、そのシフトレンズ10_1a2の可動範囲の限界であるメカ可動限界範囲K2とが示されている。尚、この図6では、シフトレンズ10_1a2は補正限界範囲K1にまで移動している。
また、図6には、レンズ中心K0と補正限界範囲K1とにより定まる距離が5分割されてなるポイントP1,P2,P3,P4,P5が示されている。
ここで、シフトレンズ10_1a2の移動量には限界があるため、積算値をレンズ補正限界(補正限界範囲K1)でクリッピング(上限制限)する処理を含めた、中心から偏倚した位置に移動した状態にあるシフトレンズ10_1a2をその中心に引き戻す処理が行なわれる。このような処理時には、その処理に応じて手ぶれ補正効果が低下するため、シフトレンズ10_1a2の移動位置と中心との間の距離に基づいて補正効果を求めて液晶モニタ10_34にその旨を表示する。以下、図7を参照して説明する。
図7は、図4に示すデジタルカメラの手ぶれ補正手段で実行される、所定時間ごとに繰り返し実行される処理ルーチンのフローチャートである。
この処理ルーチンは、デジタルカメラ10に電源が投入されると、手ぶれ補正手段で所定時間ごとに繰り返し実行される補正サイクルの処理ルーチンである。
先ず、ステップS1において、角速度センサ10_55で角速度gを検出する。
次に、ステップS2において、1補正サイクル前の積算値Gを評価する。尚、積算値Gは、角速度gが積算された値(G=G+g)である。具体的には、1補正サイクル前の積算値Gとシフトレンズ10_1a2が補正限界(図6に示す補正限界範囲K1)に達する時の積算値MLとを比較する。尚、補正限界範囲K1は、次に処理される積算処理を考慮し、図6に示すようにメカ可動限界範囲K2よりも小さめに設定されている。比較した結果、積算値Gのほうが積算値MLよりも大きい(G>ML)と判定された場合は、シフトレンズ10_1a2が可動範囲外であるため、ステップS7に進む。ステップS7では、手ぶれの補正効果が低であることを示すアイコンを表示して、後述するステップS8に進む。
一方、積算値Gが積算値ML以下(G≦ML)であると判定された場合は、シフトレンズ10_1a2が可動範囲内であるため、ステップS3に進む。
ステップS3では、図6に示すように、レンズ中心K0と補正限界範囲K1とにより定まる距離を5分割してポイントP1,P2,P3,P4,P5を求め、これらに見合ったステップに進む。具体的には、ポイントP5(G>(ML×4/5)の場合はステップS4に進み、ポイントP4(G>(ML×3/5)の場合はステップS5に進み、ポイントP1,2,3(G≦(ML×3/5)の場合はステップS6に進む。
ステップS4では、手ぶれの補正効果が中であることを示すアイコンを表示してステップS8に進む。また、ステップS5では、手ぶれの補正効果が高であることを示すアイコンを表示してステップS8に進む。さらに、ステップS6では、手ぶれの補正効果が大であることを示すアイコンを表示してステップS8に進む。
ステップS8では、1補正サイクル前の積算値Gに今回の補正サイクルで算出された角速度gを加算して積算値G(G=G+g)を求め、ステップS9に進む。
ステップS9では、シフトレンズ10_1a2が中心に移動するように駆動して手ぶれ補正を行なってステップS1に戻る。
図8は、図7に示す処理ルーチンにおいて液晶モニタに表示される補正効果を示すバーグラフからなるアイコンを示す図である。
図8(a)には、図7に示すステップS7において液晶モニタ10_34に表示される、手ぶれの補正効果が低であることを斜線部101aで示すバーグラフからなるアイコン101が示されている。また、図8(b)には、図7に示すステップS4において、手ぶれの補正効果が中であることを斜線部101bで示すバーグラフからなるアイコン101が示されている。さらに、図8(c)には、図7に示すステップS5において、手ぶれの補正効果が高であることを斜線部101cで示すバーグラフからなるアイコン101が示されている。また、図8(d)には、図7に示すステップS6において、手ぶれの補正効果が大であることを斜線部101dで示すバーグラフからなるアイコン101が示されている。ユーザは、図8(a)や図8(b)に示すアイコン101により、撮影タイミングを遅らせたり、ズームレンズ10_1a1を望遠側(テレ側)から広角側(ワイド側)にズームアップしたり、しっかりとグリップする等の対処を行なうことができる。このようにすることにより、ぶれの少ない写真を撮影することができる。
図9は、アンテナバーからなるアイコンを示す図である。
図9(a)には、手ぶれの補正効果が低であることを示す1本のアンテナバー102aからなるアイコン102が示されている。また、図9(b)には、手ぶれの補正効果が中であることを示す2本のアンテナバー102bからなるアイコン102が示されている。さらに、図9(c)には、手ぶれの補正効果が高であることを示す3本のアンテナバー102cからなるアイコン102が示されている。また、図9(d)には、手ぶれの補正効果が大であることを4本のアンテナバー102dからなるアイコン102が示されている。このようなアンテナバーからなるアイコン102で補正効果を表示してもよい。
図10は、円グラフからなるアイコンを示す図である。
図10(a)には、手ぶれの補正効果が低であることを斜線部103aで示す円グラフからなるアイコン103が示されている。また、図10(b)には、手ぶれの補正効果が中であることを斜線部103bで示す円グラフからなるアイコン103が示されている。さらに、図10(c)には、手ぶれの補正効果が高であることを斜線部103cで示す円グラフからなるアイコン103が示されている。また、図10(d)には、手ぶれの補正効果が大であることを斜線部103dで示す円グラフからなるアイコン103が示されている。このような円グラフからなるアイコン103で補正効果を表示してもよい。
図11は、本発明の撮影装置の第2実施形態であるデジタルカメラの回路構成を示すブロック図である。
尚、このデジタルカメラ20の外観図は、図1,図2,図3に示すデジタルカメラ10の外観図と同じであるため、図示省略する。
図11に示すデジタルカメラ20の回路構成は、図4に示すデジタルカメラ10の回路構成と比較し、シフトレンズ駆動部20_56およびCPU20_47が異なっている。
シフトレンズ駆動部20_56は、撮影終了後に、所定の中心から偏倚した位置に移動した状態にあるシフトレンズ10_1a2をそのシフトレンズ10_1a2の移動位置とその中心との間の距離に応じた引き戻し力で中心に引き戻すものである。
また、CPU20_47は、上記引き戻し力に基づいて補正効果を求める役割を担うものである。
ここで、図6に示すように、シフトレンズ10_1a2の、ポイントP1,P2,P3におけるレンズ中心K0から偏倚した位置に移動した量は比較的小さいため、シフトレンズ10_1a2を中心に引き戻す引き戻し力も比較的小さい。また、ポイントP4におけるレンズ中心K0から偏倚した位置に移動した量は中程度であるために、シフトレンズ10_1a2を中心に引き戻す引き戻し力も中程度である。さらに、ポイント5におけるレンズ中心K0から偏倚した位置に移動した量は比較的大きいために、シフトレンズ10_1a2を中心に引き戻す引き戻し力は比較的大きい。
本実施形態では、角速度センサ10_55からの角速度情報を積算してブレ角(積算値×係数)を求め、このブレ角に基づいてシフトレンズ10_1a2を相殺する方向に移動させて手ぶれを補正する。ここで、シフトレンズ10_1a2の移動量には限界があるため、積算値をレンズ補正限界(補正限界範囲K1)でクリッピングする処理を含めた、中心から偏倚した位置に移動した状態にあるシフトレンズ10_1a2をそのシフトレンズ10_1a2の位置移動位置と中心との間の距離に応じた引き戻し力で中心に引き戻す処理が行なわれる。このような処理時には、その処理に応じて手ぶれ補正効果が低下するため、本実施形態では、補正効果の効き具合を液晶モニタ10_34に表示することとする。以下、図12を参照して説明する。
図12は、図11に示すデジタルカメラの手ぶれ補正手段で実行される、所定時間ごとに繰り返し実行される処理ルーチンのフローチャートである。
この処理ルーチンは、デジタルカメラ20に電源が投入されると、手ぶれ補正手段で所定時間ごとに繰り返し実行される補正サイクルの処理ルーチンである。
先ず、ステップS11において、角速度センサ10_55で角速度gを検出する。
次に、ステップS12において、1補正サイクル前の積算値Gを評価する。具体的には、1補正サイクル前の積算値Gとシフトレンズ10_1a2が補正限界範囲K1に達する時の積算値MLとを比較する。比較した結果、積算値Gのほうが積算値MLよりも大きい(G>ML)と判定された場合は、シフトレンズ10_1a2が可動範囲外であるため、後述するステップS20に進む。
一方、積算値Gが積算値ML以下(G≦ML)であると判定された場合は、シフトレンズ10_1a2が可動範囲内であるため、ステップS13に進む。
ステップS13では、レンズ中心K0と補正限界範囲K1とにより定まる距離を5分割してポイントP1,P2,P3,P4,P5(図6参照)を求め、これらに見合ったステップに進む。具体的には、ポイントP5(G>(ML×4/5)の場合はステップS14に進み、ポイントP4(G>(ML×3/5)の場合はステップS16に進み、ポイントP1,2,3(G≦(ML×3/5)の場合はステップS18に進む。
ここで、シフトレンズ10_1a2の位置は、積算値Gに対応する。即ち、積算値Gが‘0’の場合はシフトレンズ10_1a2は中心に位置し、積算値Gが‘0’から離れるほど中心を離れる。このため、積算値が大きいほど一定値Mを大きくする。具体的には、以下に示すように、シフトレンズ10_1a2が中心を大きく離れた場合は一定値Mを整数倍し、その整数倍した一定値Mを積算値Gから減算(積算値Gがマイナスの場合は加算)する。また、シフトレンズ10_1a2が中心付近では積算値Gから一定値Mを減算する。
ステップS14では、シフトレンズ10_1a2を中心(0)に大きく戻す「レンズ戻し量大」の処理を行なう。具体的には、G=G−M×3(もしくはG=G+M×3)の演算を行なってステップS15に進む。ステップS15では、手ぶれの補正効果は中であることを示すアイコンを表示してステップS22に進む。
また、ステップS16では、シフトレンズ10_1a2を中心(0)に中程度に戻す「レンズ戻し量中」の処理を行なう。具体的には、G=G−M×2(もしくはG=G+M×2)の演算を行なってステップS17に進む。ステップS17では、手ぶれの補正効果が高であることを示すアイコンを表示してステップS22に進む。
さらに、ステップS18では、シフトレンズ10_1a2を中心(0)に小さく戻す「レンズ戻し量小」の処理を行なう。具体的には、G=G−M(もしくはG=G+M)の演算を行なってステップS19に進む。ステップS19では、手ぶれの補正効果が大であることを示すアイコンを表示してステップS22に進む。
また、前述したステップS12において積算値Gのほうが積算値MLよりも大きい(G>ML)と判定されてステップS20に進んだ場合、そのステップS20では、シフトレンズ10_1a2の位置をメカ可動限界範囲K2でクリップ処理してステップS21に進む。ステップS21では、手ぶれの補正効果が低であることを示すアイコンを表示してステップS22に進む。
ステップS22では、1補正サイクル前の積算値Gに今回の補正サイクルで算出された角速度gを加算して積算値G(G=G+g)を求め、ステップS23に進む。
ステップS23では、シフトレンズ10_1a2を戻し量に応じて駆動して手ぶれ補正を行なってステップS11に戻る。
このように、第2実施形態では、シフトレンズ10_1a2が所定の中心から遠ざかるほど引き戻し力を強くしてシフトレンズ10_1a2を所定の中心に戻すとともに、その引き戻し力というパラメータを用いて補正効果を求めるものであるため、シフトレンズ10_1a2を短時間で引き戻すことができるとともに、補正効果を簡単に求めることができる。
図13は、本発明の撮影装置の第3実施形態であるデジタルカメラの回路構成を示すブロック図である。
尚、このデジタルカメラ30の外観図は、図1,図2,図3に示すデジタルカメラ10の外観図と同じであるため、図示省略する。図13に示すデジタルカメラ30の回路構成は、図4に示すデジタルカメラ10の回路構成と比較し、角速度センサ30_55,シフトレンズ駆動部30_56,CPU30_47が異なっている。ここで、角速度センサ30_55と、シフトレンズ10_1a2と、シフトレンズ駆動部30_56と、CPU30_47と、液晶モニタ10_34とから、手ぶれの周波数に応じて異なるレベルの補正効果を有する本発明にいう手ぶれ補正手段の他の一例が構成されている。
角速度センサ30_55は、各周波数成分ごとの手ぶれを検出する。
また、CPU30_47は、角速度センサ30_55で検出された各周波数成分ごとの手ぶれと、手ぶれの周波数に応じた補正効果のレベルとに基づいて、手ぶれの補正効果を求める。求められた補正効果は液晶モニタ10_34に表示される。
手ぶれ補正制御では、全てのブレ周波数に対して均一な補正効果を得ることは困難である。人間の手ぶれによる周波数は1Hzから15Hz付近に集中しており、通常はこの範囲内の特定の周波数(H)の補正効果が最大となるように調整する。
図14は、図13に示すデジタルカメラの手ぶれ補正手段で実行される、所定時間ごとに繰り返し実行される処理ルーチンのフローチャートである。
この処理ルーチンは、デジタルカメラ30に電源が投入されると、手ぶれ補正手段で所定時間ごとに繰り返し実行される補正サイクルの処理ルーチンである。
先ず、ステップS31において、角速度センサ30_55で角速度gを検出する。
次に、ステップS32において、1補正サイクル前の積算値Gに今回の補正サイクルで算出された角速度gを加算して積算値G(G=G+g)を求め、ステップS33に進む。
さらに、ステップS33において、シフトレンズ10_1a2を駆動して手ぶれ補正を行なう。
さらに、ステップS34において、手ぶれ周波数検知を行なう。具体的には、一定期間において、角速度センサ30_55からの出力値が所定の閾値(S)とクロスする回数をカウントすることにより周波数検知を行なう。ここで、角速度センサ30_55から出力される値に含まれるノイズに起因して発生する周波数の誤検出防止のために、閾値(S)には、ヒステリシスを持たせている。
次に、ステップS35において、手ぶれ周波数hを評価する。具体的には、手ぶれ周波数hが、補正効果が最大となる周波数(H)の1Hz以内(H−1<h<H+1)の周波数であるか否かが判定される。手ぶれ周波数hが周波数(H)の1Hz以内(H−1<h<H+1)の周波数であると判定された場合はステップS36に進む。ステップS36では、補正効果大を示すアイコンを表示してステップS31に戻る。
一方、手ぶれ周波数hが、補正効果が最大となる周波数(H)よりも1Hz未満の周波数もしくは1Hzを超える周波数であると判定された場合はステップS37に進む。
ステップS37では、さらに手ぶれ周波数hを評価する。具体的には、手ぶれ周波数hが、補正効果が最大となる周波数(H)の2Hz以内(H−2<h<H+2)の周波数であるか否かが判定される。2Hz以内の周波数であると判定された場合はステップS38に進む。ステップS38では、補正効果中を示すアイコンを表示してステップS31に戻る。
また、ステップS37において、手ぶれ周波数hが、補正効果が最大となる周波数(H)よりも2Hz未満の周波数もしくは2Hzを超える周波数であると判定された場合はステップS39に進む。ステップS39では、補正効果小を示すアイコンを表示してステップS31に戻る。
このように、第3実施形態では、手ぶれの周波数に基づいて、手ぶれの補正効果を求めて液晶モニタ10_34に表示するものであるため、ユーザは、撮影に悪影響を与える振動を与えないように注意したり、振動の多い条件での撮影を避けることができる。
尚、本実施形態では、シフトレンズ10_1a2をデジタルカメラ10の横方向に移動させることにより手ぶれを補正する例で説明したが、これに限られるものではなく、シフトレンズ10_1a2をデジタルカメラ10の縦方向に移動させることにより手ぶれを補正してもよく、またシフトレンズ10_1a2をデジタルカメラ10の横方向および縦方向の双方に移動させることにより手ぶれを補正してもよい。
また、本実施形態では、本発明にいう補正部材として、撮影レンズ10_1aを構成するズームレンズ10_1a1とフォーカスレンズ10_1a3との間に配置されたシフトレンズ10_1a2の例で説明したが、これに限られるものではなく、このような撮影光学系のレンズ部材とは別の補正部材を用いてもよく、また所定の移動範囲で移動して手ぶれを補正する撮像素子(CCD)であってもよい。
さらに、本実施形態では、デジタルカメラの例で説明したが、これに限られるものではなく、本発明は、カメラ付き携帯電話やビデオカメラ等であってもよい。
本発明の撮影装置の第1実施形態であるデジタルカメラを前面斜め上から見た外観斜視図である。 図1に示すデジタルカメラを上から見た外観図である。 図1に示すデジタルカメラを背面から見た外観図である。 図1に示すデジタルカメラの回路構成を示すブロック図である。 図4に示すシフトレンズ駆動部の構成を示す図である。 シフトレンズの可動範囲を示す図である。 図4に示すデジタルカメラの手ぶれ補正手段で実行される、所定時間ごとに繰り返し実行される処理ルーチンのフローチャートである。 図7に示す処理ルーチンにおいて液晶モニタに表示される補正効果を示すバーグラフからなるアイコンを示す図である。 アンテナバーからなるアイコンを示す図である。 円グラフからなるアイコンを示す図である。 本発明の撮影装置の第2実施形態であるデジタルカメラの回路構成を示すブロック図である。 図11に示すデジタルカメラの手ぶれ補正手段で実行される、所定時間ごとに繰り返し実行される処理ルーチンのフローチャートである。 本発明の撮影装置の第3実施形態であるデジタルカメラの回路構成を示すブロック図である。 図13に示すデジタルカメラの手ぶれ補正手段で実行される、所定時間ごとに繰り返し実行される処理ルーチンのフローチャートである。
符号の説明
10,20,30 デジタルカメラ
10_1 ズーム鏡胴
10_1a 撮影レンズ
10_1a1 ズームレンズ
10_1a2 シフトレンズ
10_1a3 フォーカスレンズ
10_1b レンズ枠
10_1b1 直進ガイド棒
10_1c ベース部材
10_1c1 直進ガイド部材
10_1c11 貫通孔
10_2 フラッシュ発光装置
10_3 フラッシュ調光センサ
10_4 光学式ファインダ対物窓
10_5 グリップ
10_6 セルフタイマランプ
10_7 マクロボタン
10_8 シャッタボタン
10_9 モードダイヤル
10_10 電源ボタン
10_11 スピーカ
10_12 ポップアップボタン
10_22 光学式ファインダ接眼窓
10_23 ファインダランプ
10_24 露出補正ボタン
10_25 広角ズームボタン
10_26 望遠ズームボタン
10_27 モードスイッチ
10_30 フォトモードボタン
10_31 十字ボタン
10_31a 上ボタン
10_31b 下ボタン
10_31c 左ボタン
10_31d 右ボタン
10_32 メニュー/OKボタン
10_33 DISP/BACKボタン
10_34 液晶モニタ
10_41 撮像素子(CCD)
10_42 A/D変換回路
10_43 画像入力コントローラ
10_44,20_44,30_44 画像信号処理回路
10_45 圧縮処理回路
10_46 ビデオエンコーダ
10_47,20_47,30_47 CPU
10_48,10_49 モータドライバ
10_50 AE検出回路
10_51 AF検出回路
10_52 メモリ(SDRAM)
10_53 メディアコントローラ
10_54 記録メディア
10_55,30_55 角速度センサ
10_56,20_56,30_56 シフトレンズ駆動部
10_56a1 マグネット
10_56a ヨーク
10_56b ボイスコイル
10_100 バスライン
101,102,103 アイコン
101a,101b,101c,101d,103a,103b,103c,103d 斜線部
102a,102b,102c,102d アンテナバー

Claims (5)

  1. 撮影光学系により撮像素子上に被写体像を結像し撮影指示に応じて記録用の画像信号を生成する撮影装置において、
    撮影時の手ぶれを補正する手ぶれ補正手段を備え、該手ぶれ補正手段が、
    手ぶれを検出する手ぶれ検出部と、
    所定の移動範囲内で移動して手ぶれを補正する補正部材と、
    前記補正部材を前記手ぶれ検出部により検出された手ぶれが補正されるように移動させる補正部材駆動部と、
    手ぶれの補正効果を求める補正効果演算部と、
    前記補正効果演算部で求められた補正効果を表示する補正効果表示部とを備え、
    前記補正部材駆動部は、ぶれ補正駆動中に、所定の中心から偏倚した位置に移動した状態にある補正部材を該中心に引き戻すものであって、
    前記補正効果演算部は、前記補正部材の移動位置と前記中心との間の距離に基づいて補正効果を求めるものであることを特徴とする撮影装置。
  2. 撮影光学系により撮像素子上に被写体像を結像し撮影指示に応じて記録用の画像信号を生成する撮影装置において、
    撮影時の手ぶれを補正する手ぶれ補正手段を備え、該手ぶれ補正手段が、
    手ぶれを検出する手ぶれ検出部と、
    所定の移動範囲内で移動して手ぶれを補正する補正部材と、
    前記補正部材を前記手ぶれ検出部により検出された手ぶれが補正されるように移動させる補正部材駆動部と、
    手ぶれの補正効果を求める補正効果演算部と、
    前記補正効果演算部で求められた補正効果を表示する補正効果表示部とを備え、
    前記補正部材駆動部は、ぶれ補正駆動中に、所定の中心から偏倚した位置に移動した状態にある補正部材を該補正部材の移動位置と該中心との間の距離に応じた引き戻し力で中心に引き戻すものであって、
    前記補正効果演算部は、前記引き戻し力に基づいて補正効果を求めるものであることを特徴とする撮影装置。
  3. 前記補正効果演算部が、過去の所定期間の積分値に基づいて補正効果を求めるものであることを特徴とする請求項1または2記載の撮影装置。
  4. 前記補正効果演算部が、現在を含む複数回のサンプリングにより補正効果を求めるものであることを特徴とする請求項1または2記載の撮影装置。
  5. 前記補正効果演算部が、現在を含まない複数回のサンプリングにより補正効果を求めるものであることを特徴とする請求項1または2記載の撮影装置。
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