JP4527140B2 - 車載カメラ装置 - Google Patents

車載カメラ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4527140B2
JP4527140B2 JP2007205805A JP2007205805A JP4527140B2 JP 4527140 B2 JP4527140 B2 JP 4527140B2 JP 2007205805 A JP2007205805 A JP 2007205805A JP 2007205805 A JP2007205805 A JP 2007205805A JP 4527140 B2 JP4527140 B2 JP 4527140B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image sensor
lens assembly
camera device
elastic body
vehicle camera
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007205805A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009044342A (ja
Inventor
絢 早川
謙 大角
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Astemo Ltd
Original Assignee
Hitachi Automotive Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Automotive Systems Ltd filed Critical Hitachi Automotive Systems Ltd
Priority to JP2007205805A priority Critical patent/JP4527140B2/ja
Priority to EP08013753.2A priority patent/EP2023607B1/en
Priority to US12/187,085 priority patent/US8179438B2/en
Publication of JP2009044342A publication Critical patent/JP2009044342A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4527140B2 publication Critical patent/JP4527140B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/50Constructional details
    • H04N23/55Optical parts specially adapted for electronic image sensors; Mounting thereof
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/50Constructional details
    • H04N23/54Mounting of pick-up tubes, electronic image sensors, deviation or focusing coils

Description

本発明は、自動車に搭載する車載カメラ装置に係り、特に、組立性と組立精度を向上させた車載カメラ装置に関する。
従来、撮像素子の光軸とレンズアセンブリの光軸を一致させるためそれぞれの位置関係を調整、固定する必要があり、光軸の調整作業に多くの組立時間を必要としていた。
そこで、撮像素子の周縁部に凸部のある樹脂封止部を設け、2次元弾性体により、レンズアセンブリを樹脂封止部に設けられた原点に押圧する構造で、撮像素子とレンズアセンブリを位置決めするものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−33254号公報
しかし、特許文献1記載のものでは、組立時に樹脂封止を設ける工程が必要になり、組立に時間がかかる。また、1つの弾性体では撮像素子とレンズアセンブリを拘束する方向が2次元に限られてしまうため、3次元方向を固定しようとすると多くの弾性体が必要になり、組立に時間がかかる。
本発明の目的は、撮像素子とレンズアセンブリの位置合わせが容易で、組立時間を短縮できる車載カメラ装置を提供することにある。
(1)上記目的を解決するために、本発明は、車両周辺を撮像するとともに、3次元方向の基準面を有する撮像素子と、前記撮像素子を実装する回路基板と、前記撮像素子に像を結ぶためのレンズを有するレンズアセンブリとを有する車載カメラ装置であって、前記レンズアセンブリは、前記撮像素子が収納される凹部を備え、前記レンズアセンブリの凹部には、3次元方向の第1,第2,第3光学的基準面と、前記第1,第2光学基準面に対向する第1,第2レンズアセンブリ対向面と、前記第3光学的基準面と第1レンズアセンブリ対向面との間、及び、前記第3光学的基準面と第レンズアセンブリ対向面との間に設けられた第1,第2力方向変換部とが設けられ、さらに、第1,第2突出部を有する弾性体を備え、前記弾性体の第1,第2突出部は、前記レンズアセンブリの凹部に前記撮像素子が収納された状態で、前記撮像素子の第1,第2撮像素子基準面に対向する第1,第2撮像素子対向面と、第1,第2レンズアセンブリ対向面との間に形成される第1,第2隙間部に挿入され、かつ、前記回路基板により前記弾性体を押圧したとき、前記力方向変換部は、前記押圧方向を、前記撮像素子の第1,第2撮像素子基準面が第1,第2光学的基準面に位置決めされる方向に、力方向を変換し、第1,第2光学的基準面に前記撮像素子の第1,第2撮像素子基準面を位置決めするとともに、前記押圧方向の力により、前記第3光学的基準面に前記撮像素子の第3撮像素子基準面を位置決めするようにしたものである。
かかる構成により、撮像素子とレンズアセンブリの位置合わせが容易で、組立時間を短縮できるものとなる。

(2)上記(1)において、好ましくは、前記弾性体は、シリコンゴムで形成されているものである。
(3)上記(1)において、好ましくは、前記弾性体は、前記第1,第2突出部の根元に形成された切り込み部を備えるものである。
(4)上記(1)において、好ましくは、前記レンズアセンブリは、前記回路基板を固定するスナップフィットを備えるものである。
(5)上記(1)において、好ましくは、前記弾性体の第1,第2突出部の長さは、前記第1,第2隙間部の深さに比べて長いものである。
本発明によれば、撮像素子とレンズアセンブリの位置合わせが容易で、組立時間を短縮できるものとなる。
以下、図1〜図15を用いて、本発明の一実施形態による車載カメラ装置の構成及び組立について説明する。
最初に、図1を用いて、本実施形態による車載カメラ装置の構成について説明する。
図1は、本発明の一実施形態による車載カメラ装置の構成を示す分解斜視図である。
本実施形態の車載カメラ装置は、レンズアセンブリ10と、撮像素子20と、弾性体30と、回路基板40とを備えている。さらに、レンズアセンブリ10は、レンズを含むレンズ筐筒11を有する。
レンズ筐筒11の中には、1枚以上のレンズが入っている。さらに、レンズ筐筒11は、レンズアセンブリ10とを別体としてレンズのピントのみを調整する方法が一般的であるが、レンズ筐筒11はレンズアセンブリ10とを一体として形成することも可能である。その際、ピントの合う範囲が広いレンズ(焦点深度が深いレンズ)を用いることである程度のピントズレが吸収できる。
次に、図2〜5を用いて、本実施形態による車載カメラ装置の各部の詳細構造について説明する。
最初に、図2及び図3を用いて、本実施形態による車載カメラ装置に用いるレンズアセンブリ10の構成について説明する。
図2及び図3は、本発明の一実施形態による車載カメラ装置に用いるレンズアセンブリの構成を示す斜視図である。なお、図2及び図3において、同一符号は、同一部分を示している。
レンズアセンブリ10は、たとえばプラスチック材料で強度の強いPPSなどで形成する。これは、レンズアセンブリは光学的基準面を形成するため、熱変形、経年劣化、振動などで変形しない材料で、しかも、低価格であることが望ましいためである。
図2に示すように、レンズアセンブリ10の中央には、図1に示した撮像素子20が収納される大きさを有する、矩形状の凹部16が形成されている。凹部16には、撮像素子20と位置合わせをするための光学的基準面12a,12b,12cが形成されている。光学的基準面12a,12b,12cの平面度および位置度は、その他の面よりも高く形成されている。第1レンズアセンブリ基準面12aと、第2レンズアセンブリ基準面12bと、第3レンズアセンブリ基準面12cとは、互いに垂直となるように、3次元方向にそれぞれ形成されている。
図3に示すように、第1レンズアセンブリ基準面12aに対向する位置には、第1レンズアセンブリ対向面14aが設けられ、第2レンズアセンブリ基準面12bに対向する位置には、第2レンズアセンブリ対向面14bが設けられている。第1レンズアセンブリ基準面12aと第1レンズアセンブリ対向面14aとの間の距離、及び、第2レンズアセンブリ基準面12bと第2レンズアセンブリ対向面14bとの間の距離は、凹部16に挿入される撮像素子20の縦横の長さよりも大きくなっている。
凹部16の一部には、第1レンズアセンブリ基準面12a及び第2レンズアセンブリ基準面12bの方向に突出した凸部17が形成されている。従って、凹部16に撮像素子20が挿入されると、撮像素子20は、凸部17が障害となるため、第1レンズアセンブリ基準面12a及び第2レンズアセンブリ基準面12bに近接する方向に挿入され、結果として、撮像素子20の側面と、第1レンズアセンブリ対向面14a及び第2レンズアセンブリ対向面14bとの間には、隙間が形成される。この隙間に、図1に示した弾性体30の凸部(後述)が挿入される訳であるが、この点については、図10を用いて後述する。
また、レンズアセンブリ10は、第1レンズアセンブリ基準面12aと第1レンズアセンブリ対向面14aとの間に設けられた曲面部15aと、第2レンズアセンブリ基準面12bと第2レンズアセンブリ対向面14bとの間に設けられた曲面部15bとを備えている。曲面部15a,15bは、図10を用いて、後述するように、力方向変換部としての作用を有している。
再び、図2において、レンズアセンブリ10には、回路基板40とレンズアセンブリ10を固定するための、固定部11a,11bが設けられている。固定部11a,11bは、例えば、スナップフィットのようにネジを使用しない構造である。
また、レンズアセンブリ10には、車載カメラ装置のカバーケース70とレンズアセンブリ10を固定するための、固定部13a,13b,13cが設けられている。固定部13a,13b,13cは、例えば、スナップフィットのようにネジを使用しない構造である。
次に、図4を用いて、本実施形態による車載カメラ装置に用いる撮像素子20の構成について説明する。
図4は、本発明の一実施形態による車載カメラ装置に用いる撮像素子の構成を示す斜視図である。
撮像素子20は、CCDやCMOSのようなデバイスで、レンズアセンブリ10で集光した光を撮像面22で撮像し、電気信号に変換するものである。
さらに、撮像素子20は、撮像面22に対して基準となる3軸方向の基準面21a,21b,21cを有している。第1撮像素子基準面21aと、第2撮像素子基準面21bと、第3撮像素子基準面21cとは、互いに垂直となるように、3次元方向にそれぞれ形成されている。
第1撮像素子基準面21aに対向する面を、第1撮像素子対向面24aと称し、第2撮像素子基準面21bに対向する面を、第2撮像素子対向面21bと称する。
また、撮像素子20は、図1に示した回路基板40と回路的接続をするための、リード端子23を有している。
次に、図5を用いて、本実施形態による車載カメラ装置に用いる弾性体30の構成について説明する。
図5は、本発明の一実施形態による車載カメラ装置に用いる弾性体の構成を示す斜視図である。
弾性体30は、シリコンゴムのような比較的柔らかい材料で形成されており、柔軟に曲げることが可能である。
弾性体30は、突出部31a,32bを有している。突出部31a,32bは、弾性体30の隣り合う辺に形成されており、互いに垂直である。
また、弾性体30には、図4に示した撮像素子20のリード端子23が通せるような穴部32a及び切り欠き部32bを備えている。
さらに、弾性体30の突出部31a,31bの基部には、突出部31a,31bを曲げ易くするために、弾性体に切り込み部36a,34bが形成されている。
次に、図6〜図11用いて、本実施形態による車載カメラ装置の組立工程について説明する。
図6は、本発明の一実施形態による車載カメラ装置の組立手順を示すフローチャートである。図7〜図9及び図11は、本発明の一実施形態による車載カメラ装置の組立途中の状態を示す斜視図である。なお、図7〜図11において、図1〜図5と同一符号は、同一部分を示している。
図6において、ステップS10において、レンズアセンブリ10の光学的基準面12a,12b,12cに、撮像素子20の基準面21a,21b,21cを合わせる。
すなわち、図7に示すように、レンズアセンブリ10の光学的基準面12a,12b,12cに、撮像素子20の基準面21a,21b,21cを合わせる。撮像素子20の撮像方向を、レンズアセンブリ10に搭載されているレンズ筐筒11の方向に向けて合わせる。
このとき、レンズアセンブリ10は、凸部17を有するので、撮像素子20の向きを合わせて、撮像素子20をレンズアセンブリ10の凹部16に挿入することで、撮像素子20の基準面21a,21b,21cは、レンズアセンブリ10の光学的基準面12a,12b,12cに容易に合わせることができる。レンズアセンブリ10の第3光学的基準面12cと、撮像素子20の第3基準面21cとは接触する。一方、この時点では、レンズアセンブリ10の光学的基準面12a,12bと、撮像素子20の基準面21a,21bとは、密着している必要はないものである。
次に、図6のステップS20において、撮像素子20の光学的基準面をレンズアセンブリの基準面に押し付けるように、弾性体30を配置する。
すなわち、図8に示すように、図6のステップS10の工程が終了した時点では、レンズアセンブリ10と撮像素子20との間で、レンズアセンブリ10の光学的基準面および撮像素子の基準面と反対の面に、隙間18a,18bが形成されている。ここで、隙間18aは、図3にて説明した第1レンズアセンブリ対向面14aと、図4にて説明した第1撮像素子対向面24aとの間に形成され、また、隙間18bは、図3にて説明した第2レンズアセンブリ対向面14bと、図4にて説明した第2撮像素子対向面24bとの間に形成される。
弾性体30は、弾性体30の突出部31a,31bが、レンズアセンブリ10と撮像素子20の間にある隙間18a,18bに差し込まれるように配置される。さらに、弾性体30には、撮像素子20のリード端子23を通すための穴部32a及び切り欠き部32bが形成されているため、弾性体30の突出部31a,31bをレンズアセンブリ10と撮像素子20の間にある隙間18a,18bに差し込む際に、同時に撮像素子20のリード端子23を弾性体30の穴部32a,切り欠き部32bに通す。
弾性体30は、撮像素子20のリード端子23と接触してもショートしないように、非導電性である。
次に、図6のステップS30において、回路基板40をレンズアセンブリ10にはめ込む。はめ込み後は、レンズアセンブリ10の固定部分11a,11bで回路基板40はレンズアセンブリ10と固定される。
すなわち、図9に示すように、レンズアセンブリ10に回路基板40をはめ込み、レンズアセンブリ10に設けられた固定部11a,11bで固定する。この固定工程で、撮像素子20のレンズアセンブリ10に対する位置決めが容易に行えるものであり、その点について、図10を用いて説明する。
ここで、図10を用いて、本実施形態による車載カメラ装置の組立時の位置決め原理について説明する。
図10は、本発明の一実施形態による車載カメラ装置の組立時の位置決め原理の説明図である。なお、図10において、図1〜図5と同一符号は、同一部分を示している。
図10(A)は、レンズアセンブリ10と撮像素子20の間にある隙間18bに、弾性体30の突出部31bが挿入された直後の状態を示している。弾性体30には、外力を加えられていないため、突出部31bは変形せず、元の形を留めている。また、この状態では、レンズアセンブリ10の第3光学的基準面12cと、撮像素子20の第3基準面21cとは接触している。一方、この時点では、レンズアセンブリ10の光学的基準面12bと、撮像素子20の基準面21bとは、密着している必要はないものである。
図10(B)は、力Aにより、回路基板40を、弾性体30に押し付けている途中の状態を示している。この時点では、弾性体30の突出部31bは、曲面部15bに接触し、力Aにより、突出部31bの先端が曲面部15bに沿って変形する。その結果、突出部31bは、撮像素子30の第2撮像素子対向面24bに接触するとともに、力Bにより、撮像素子30の第2撮像素子基準面21bを、レンズアセンブリ10の第2レンズアセンブリ基準面12aに押し付け始める。すなわち、曲面部15bは、力Aを力Bの方向に、変換する作用を有する。これによって、撮像素子30の第2撮像素子基準面21bは、レンズアセンブリ10の第2レンズアセンブリ基準面12aに位置決めされる。
図10(C)は、力Aによる押し付け完了時の状態を示している。力Aにより、回路基板40は、弾性体30を下方に、力Cで押し付けることにより、弾性体30が撮像素子30の上面に押し付けられる。これにより、撮像素子20の第3基準面21cは、レンズアセンブリ10の第3光学的基準面12cに位置決めされる。そして、結合部11a,11bにより、回路基板40が固定される。
ここで、撮像素子20とレンズアセンブリ10は、先に押す力と同じ平面内で、撮像素子20の基準面21bをレンズアセンブリ10の光学的基準面12bに押しつけた後、撮像素子20の基準面21cをレンズアセンブリ10の光学的基準面12cへ押しつける構造にするために、弾性体の突出部31bの長さは、隙間部18bの深さに比べて長めにすることで、押す力Aによって、先に弾性体30の突出部31bが曲がり、その後撮像素子20に対して押す力Cの方向へ力が発生する構造になっている。
なお、以上の説明は、突出部31bによって、撮像素子30の第2撮像素子基準面21bと、レンズアセンブリ10の第2レンズアセンブリ基準面12aを位置決めする場合についてであるが、図5に示した突出部31bによって、図7に示した撮像素子30の第2撮像素子基準面21bと、レンズアセンブリ10の第2レンズアセンブリ基準面12aとの位置決めも同様に行われる。
図5に示したように、弾性体30の突出部31a,31bは、それぞれ根元に切り込み部34a,34bを有しており、図10(B)に示すように、弾性体30の突出部31a,31bが曲げ易くなっている。
また、弾性体30の突出部31a,31bを曲げ易くするために、弾性体の材料を複数用いるようにしてもよいものである。
弾性体30は、撮像素子20の撮像面とレンズアセンブリ10の間の隙間を埋め、密閉性を高める。よって、不用意に水分が撮像素子20の撮像面とレンズアセンブリ10の間に入らないため、撮像素子20の撮像面の曇り防止になる。
なお、曲面部15a,15bは、力方向変換部として作用するものであるため、力Aの方向から力Bの方向に変換するものであればよく、曲面部に代えて、傾斜部等を用いることもできる。
再び、図6のステップS40において、撮像素子20のリード端子23を、回路基板40とハンダ付けする。すなわち、図11に示すように、撮像素子20のリード端子23と回路基板40を、ハンダ付けで固定する。
次に、図12〜図14を用いて、本実施形態による車載カメラ装置における回路基板とレンズアセンブリとカバーケースのアセンブリについて説明する。
図12〜図14は、本発明の一実施形態による車載カメラ装置における回路基板とレンズアセンブリとカバーケースのアセンブリの説明図である。なお、図11〜図14において、図1〜図5と同一符号は、同一部分を示している。
車載カメラ装置では、撮像範囲の関係から、車両との取付け箇所が限定されるため、小型化が必要になる。特に車載カメラは車両のルームミラー付近に設置されることが多いため、極力運転者の視界をさえぎらないようにするために、撮像素子20の撮像面方向は、小型にすることが望ましい。
そこで、第1の回路基板40には、撮像素子20など撮像に関する最小限の回路のみ実装し、コネクタ42などを通して第2の回路基板60にその他の回路を実装する。
第1の回路基板40には、図11で説明したように撮像素子30が実装されるともに、図12,図13に示すように、コネクタ42などが実装されている。撮像素子40で撮像した画像データは、コネクタ42を通して、第2の回路基板60に送られる。第2の回路基板60には、マイコン、電源回路、車両コネクタなど大型の部品が実装されている。このように大型の部品を第2の回路基板60に実装することで、撮像面方向の寸法を、小型にすることができる。
第1の回路基板40と第2の回路基板60の接続方法としては、コネクタ対コネクタ、ケーブル接続、コネクタ対基板などがあるが、組立性の面からコネクタ対基板が望ましい。図13に示すように、コネクタ対基板の場合、コネクタ42と第2回路基板の接続端子60のみで接続ができ、ケーブル類も不要であるためコストの面でも有利である。
さらに、コネクタ対基板にすると、図14に示すように、カバーケース70をレンズアセンブリに装着させる際、第2回路基板60と一緒に組み付けることが可能となり、組立工数の削減になる。
カバーケース70は、フロントガラスへの移りこみを減らすため、光沢の無い黒い色で形成されている。
次に、図15を用いて、本実施形態による車載カメラ装置の車両取り付け方法について説明する。
図15は、本発明の一実施形態による車載カメラ装置の車両取り付け方法を示す斜視図である。
車両側には、車載カメラ装置を取り付けるためのアタッチメント80が備え付けられている。カバーケース70又はレンズアセンブリ10には、アタッチメント80と接合するための支持部71を設け、支持部71によりアタッチメント80を取り付ける。アタッチメント80の上部の平面部は、例えば、車両のフロントガラスに密着取り付けられる。
さらに、カバーケース70、レンズアセンブリ10は、車両側のレイアウトやデザイン性を損なわない構造である。
以上説明したように、本実施形態によれば、回路基板に対して、1次元方向からのみの押圧によって、弾性体を介して、3次元方向全てで、撮像素子とレンズアセンブリの位置を合わせることができるため、組立時間の短縮を図ることができる。
本発明の一実施形態による車載カメラ装置の構成を示す分解斜視図である。 本発明の一実施形態による車載カメラ装置に用いるレンズアセンブリの構成を示す斜視図である。 本発明の一実施形態による車載カメラ装置に用いるレンズアセンブリの構成を示す斜視図である。 本発明の一実施形態による車載カメラ装置に用いる撮像素子の構成を示す斜視図である。 本発明の一実施形態による車載カメラ装置に用いる弾性体の構成を示す斜視図である。 本発明の一実施形態による車載カメラ装置の組立手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態による車載カメラ装置の組立途中の状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態による車載カメラ装置の組立途中の状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態による車載カメラ装置の組立途中の状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態による車載カメラ装置の組立時の位置決め原理の説明図である。 本発明の一実施形態による車載カメラ装置の組立途中の状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態による車載カメラ装置における回路基板とレンズアセンブリとカバーケースのアセンブリの説明図である。 本発明の一実施形態による車載カメラ装置における回路基板とレンズアセンブリとカバーケースのアセンブリの説明図である。 本発明の一実施形態による車載カメラ装置における回路基板とレンズアセンブリとカバーケースのアセンブリの説明図である。 本発明の一実施形態による車載カメラ装置の車両取り付け方法を示す斜視図である。
符号の説明
10…レンズアセンブリ
12a,12b,12c…光学的基準面
14a,14b…レンズアセンブリ対向面
15a,15b…曲面部
16…凹部
17…凸部
18a,18b…隙間
20…撮像素子
21a,21b,21c…撮像素子基準面
24a,24b…撮像素子対向面
30…弾性体
31a,32b…突出部
36a,34b…切り込み部
40…回路基板

Claims (5)

  1. 車両周辺を撮像するとともに、3次元方向の基準面を有する撮像素子と、前記撮像素子を実装する回路基板と、前記撮像素子に像を結ぶためのレンズを有するレンズアセンブリとを有する車載カメラ装置であって、
    前記レンズアセンブリは、前記撮像素子が収納される凹部を備え、
    前記レンズアセンブリの凹部には、3次元方向の第1,第2,第3光学的基準面と、
    前記第1,第2光学基準面に対向する第1,第2レンズアセンブリ対向面と、
    前記第3光学的基準面と第1レンズアセンブリ対向面との間、及び、前記第3光学的基準面と第レンズアセンブリ対向面との間に設けられた第1,第2力方向変換部とが設けられ、
    さらに、第1,第2突出部を有する弾性体を備え、
    前記弾性体の第1,第2突出部は、前記レンズアセンブリの凹部に前記撮像素子が収納された状態で、前記撮像素子の第1,第2撮像素子基準面に対向する第1,第2撮像素子対向面と、第1,第2レンズアセンブリ対向面との間に形成される第1,第2隙間部に挿入され、かつ、前記回路基板により前記弾性体を押圧したとき、前記力方向変換部は、前記押圧方向を、前記撮像素子の第1,第2撮像素子基準面が第1,第2光学的基準面に位置決めされる方向に、力方向を変換し、第1,第2光学的基準面に前記撮像素子の第1,第2撮像素子基準面を位置決めするとともに、前記押圧方向の力により、前記第3光学的基準面に前記撮像素子の第3撮像素子基準面を位置決めすることを特徴とする車載カメラ装置。
  2. 請求項1記載の車載カメラ装置において、
    前記弾性体は、シリコンゴムで形成されていることを特徴とする車載カメラ装置。
  3. 請求項1記載の車載カメラ装置において、
    前記弾性体は、前記第1,第2突出部の根元に形成された切り込み部を備えることを特徴とする車載カメラ装置。
  4. 請求項1記載の車載カメラ装置において、
    前記レンズアセンブリは、前記回路基板を固定するスナップフィットを備えることを特徴とする車載カメラ装置。
  5. 請求項1記載の車載カメラ装置において、
    前記弾性体の第1,第2突出部の長さは、前記第1,第2隙間部の深さに比べて長いことを特徴とする車載カメラ装置。
JP2007205805A 2007-08-07 2007-08-07 車載カメラ装置 Active JP4527140B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007205805A JP4527140B2 (ja) 2007-08-07 2007-08-07 車載カメラ装置
EP08013753.2A EP2023607B1 (en) 2007-08-07 2008-07-31 Vehicle camera system
US12/187,085 US8179438B2 (en) 2007-08-07 2008-08-06 Vehicle camera system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007205805A JP4527140B2 (ja) 2007-08-07 2007-08-07 車載カメラ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009044342A JP2009044342A (ja) 2009-02-26
JP4527140B2 true JP4527140B2 (ja) 2010-08-18

Family

ID=39691073

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007205805A Active JP4527140B2 (ja) 2007-08-07 2007-08-07 車載カメラ装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8179438B2 (ja)
EP (1) EP2023607B1 (ja)
JP (1) JP4527140B2 (ja)

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8760507B2 (en) * 2008-08-05 2014-06-24 Inspectron, Inc. Light pipe for imaging head of video inspection device
JP5530169B2 (ja) * 2009-12-22 2014-06-25 株式会社ファルテック 車両用カメラ
US20110234889A1 (en) * 2010-03-26 2011-09-29 Cwell Vision Co., Ltd. Monitoring camera
JP5316562B2 (ja) * 2011-02-10 2013-10-16 株式会社デンソー 車載カメラ
US8897633B2 (en) 2010-12-21 2014-11-25 Denso Corporation In-vehicle camera unit having camera built into body
US10046716B2 (en) 2011-02-10 2018-08-14 Denso Corporation In-vehicle camera and vehicle control system
US9376066B2 (en) 2011-04-18 2016-06-28 Magna Electronics, Inc. Vehicular camera with variable focus capability
WO2012145501A1 (en) 2011-04-20 2012-10-26 Magna Electronics Inc. Angular filter for vehicle mounted camera
US9871971B2 (en) 2011-08-02 2018-01-16 Magma Electronics Inc. Vehicle vision system with light baffling system
US9596387B2 (en) 2011-08-02 2017-03-14 Magna Electronics Inc. Vehicular camera system
JP5853795B2 (ja) 2012-03-19 2016-02-09 株式会社デンソー 車載カメラ
JP5761100B2 (ja) * 2012-03-28 2015-08-12 株式会社デンソー 車載カメラ
JP6028382B2 (ja) * 2012-04-27 2016-11-16 株式会社デンソー 前方監視カメラ
JP5939918B2 (ja) * 2012-07-20 2016-06-22 矢崎総業株式会社 車載カメラ装置
KR102244153B1 (ko) * 2013-09-13 2021-04-23 엘지이노텍 주식회사 카메라 모듈
DE102013221923A1 (de) * 2013-10-29 2015-04-30 Conti Temic Microelectronic Gmbh Bilderfassungsvorrichtung
DE102013021518A1 (de) * 2013-12-12 2015-06-18 Connaught Electronics Ltd. Elektronisches Gerät mit einem verbesserten Lager für eine Verbindungseinheit, Kamerasystem für ein Kraftfahrzeug und Kraftfahrzeug
JP6268085B2 (ja) * 2014-12-24 2018-01-24 株式会社東海理化電機製作所 撮像装置
US10313597B2 (en) 2015-08-11 2019-06-04 Magna Electronics Inc. Vehicle vision system camera with adjustable focus
DE102015116125A1 (de) 2015-09-24 2017-03-30 Connaught Electronics Ltd. Kamera mit zumindest einer Leiterplatte, einem Kameragehäuse und einem Objektivhalter, und Kraftfahrzeug
DE102018211951A1 (de) * 2017-07-20 2019-01-24 Robert Bosch Gmbh Kameravorrichtung für ein Fahrzeug zur Fahrerbeobachtung
WO2021206009A1 (ja) 2020-04-09 2021-10-14 キヤノン株式会社 電子機器およびアクセサリ
SG11202112194XA (en) 2020-04-09 2021-12-30 Canon Kk Electronic apparatus and accessory
WO2021206018A1 (ja) * 2020-04-09 2021-10-14 キヤノン株式会社 シュー装置、アクセサリ、アクセサリシュー装置および電子機器
US11800222B2 (en) 2021-01-11 2023-10-24 Magna Electronics Inc. Vehicular camera with focus drift mitigation system

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04185082A (ja) * 1990-11-20 1992-07-01 Fujitsu General Ltd Ccd素子の固定装置
JPH0623375U (ja) * 1992-08-24 1994-03-25 オリンパス光学工業株式会社 センサアッセンブリ
JP2002300441A (ja) * 2001-03-30 2002-10-11 Minolta Co Ltd 固体撮像素子の取り付け構造

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006033254A (ja) 2004-07-14 2006-02-02 Shinko Electric Ind Co Ltd 撮像装置及びその組み立て方法
EP2357527B1 (en) 2004-11-15 2012-10-17 Hitachi Ltd. Stereo camera having two imaging elements mounted on a common stay

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04185082A (ja) * 1990-11-20 1992-07-01 Fujitsu General Ltd Ccd素子の固定装置
JPH0623375U (ja) * 1992-08-24 1994-03-25 オリンパス光学工業株式会社 センサアッセンブリ
JP2002300441A (ja) * 2001-03-30 2002-10-11 Minolta Co Ltd 固体撮像素子の取り付け構造

Also Published As

Publication number Publication date
EP2023607A2 (en) 2009-02-11
US8179438B2 (en) 2012-05-15
JP2009044342A (ja) 2009-02-26
EP2023607A3 (en) 2015-11-04
EP2023607B1 (en) 2020-07-29
US20090046150A1 (en) 2009-02-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4527140B2 (ja) 車載カメラ装置
JP6101291B2 (ja) カメラシステムのためのモジュール装置、保持スプリング装置、およびこれに対応するカメラシステム
JP4891771B2 (ja) 光学モジュールおよび光学システム
JP2007028430A (ja) カメラモジュール
JP4652149B2 (ja) カメラモジュール
JP4623744B2 (ja) モジュール機器用電気機器
WO2009101774A1 (ja) 撮像装置およびその製造方法
JP2009265412A (ja) ステレオカメラユニット
KR20100092455A (ko) 구동 모듈 및 이것을 구비하는 전자기기
JP4552784B2 (ja) 撮像素子の固定構造およびレンズユニット並びに撮像装置
KR20150131059A (ko) 스테레오 카메라 모듈 및 제조 방법
JP2002300440A (ja) 撮像装置
JP4761956B2 (ja) 撮像モジュールおよび撮像装置
JP5117967B2 (ja) 電子機器および撮像機能付き電子機器
JP2005210628A (ja) 撮像装置用半導体搭載用基板と撮像装置
JP2007150708A (ja) 撮像モジュールおよび撮像装置
JP5086927B2 (ja) 撮像装置
JP6815141B2 (ja) 撮像装置及びハーネス側コネクタ
JP4755476B2 (ja) 撮像装置
JP3812587B2 (ja) 撮像装置
WO2021166764A1 (ja) カメラモジュール
JP4765443B2 (ja) 鏡胴間部材の固定方法およびレンズユニット並びに撮像装置
JP2010041373A (ja) カメラモジュールおよびステレオカメラ
JP2006107976A (ja) ソケット
JP2005339830A (ja) 電気部品用ソケット装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090413

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090910

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090929

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091020

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20100113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100511

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100602

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130611

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4527140

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350