JP4526357B2 - プラズマディスプレイパネルの駆動方法 - Google Patents

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Description

本発明は、プラズマディスプレイパネルの駆動方法に関する。
薄型の表示デバイスとして、放電に伴う発光現象を利用して画像表示を行う交流放電型のプラズマディスプレイパネル(以下、PDPと称する)が知られている。PDPには、画素に対応した複数の放電セルがマトリクス状に配列されている。この際、各放電セルは、放電時の発光状態(最大輝度レベル)と、非放電時の消灯状態(最低輝度レベル)の2つの状態しかもたない。そこで、かかる放電セルを有するPDPに対して、入力映像信号によって示される中間輝度レベルの画像表示を実現させるべく、サブフィールド法を用いた階調駆動を実施する。サブフィールド法に基づく階調駆動では、入力映像信号における1フィールド(又はフレーム)の表示期間をN個のサブフィールドに分割し、各サブフィールド毎に放電セルに対する発光駆動を実施する。各サブフィールドには、そのサブフィールドの重み付けに対応した発光期間が割り当てられている。
例えば、図1に示す如く1フィールドの表示期間を6個のサブフィールドSF1〜SF6に分割して駆動を行う場合には、サブフィールドSF1〜SF6各々に、
SF1:1
SF2:2
SF3:4
SF4:8
SF5:16
SF6:32
なる発光期間を割り当てて発光駆動を実施する。
この際、例えば輝度レベル「32」の表示を行う場合には、サブフィールドSF1〜SF6の内のSF6のみで放電セルを発光させる。これにより、1フィールドの表示期間内にて「32」の期間に亘り発光が為されるので、その発光期間に対応した「32」の輝度レベルが視覚される。又、輝度レベル「31」の表示を行う場合には、サブフィールドSF6を除く他のサブフィールドSF1〜SF5において放電セルを発光させる。これにより、1フィールドの表示期間内にて「31」の期間(=1+2+4+8+16)に亘り発光が為されるので、その発光期間に対応した「31」の輝度レベルが視覚される。
ところが、上述した如き輝度レベル「32」の表示を行う場合と、輝度レベル「31」で表示を行う場合とでは、放電セルが発光している期間と消灯している期間とが互いに反転している為、偽輪郭が視覚されてしまう可能性がある。つまり、輝度レベル「32」の表示が為される放電セルの発光期間中は、輝度レベル「31」の表示が為される放電セルは消灯状態にある。一方、輝度レベル「31」の表示が為される放電セルの発光期間中は、輝度レベル「32」の表示が為される放電セルは消灯状態にある。よって、1画面内において輝度レベル「32」の表示が為される領域と、輝度レベル「31」の表示が為される領域とが隣接している場合に、図1に示す如きSF6からSF5へ切換わるタイミングにて両領域間で視線を移動させると、消灯状態(又は発光状態)のみを連続して眺めることになる。この際、輝度レベル「32」の表示が為される領域と、輝度レベル「31」の表示が為される領域との境界において、黒(又は白)色のラインが偽輪郭として視覚されるのである。
そこで、このような偽輪郭を防止する階調駆動方法が提案された(例えば、特許文献1の図3参照)。
かかる階調駆動方法では、1フィールドの表示期間を14個のサブフィールドSF1〜SF14に分割し、入力映像信号に応じて図2に示す如き第1階調駆動〜第15階調駆動の内のいずれか1を実行する。尚、図2においては、白丸印の付されたサブフィールドでは放電セルの発光を実施させ、黒丸印の付されたサブフィールド以降のサブフィールドでは放電セルを消灯状態に維持させる。すなわち、黒表示を実現する第1階調駆動を除き、先頭のサブフィールドSF1にて必ず放電セルを発光させ、それ以降、表現すべき輝度レベルに応じた数のサブフィールド各々にて連続して放電セルを発光させるのである。この階調駆動方法によると、1フィールド期間内において、一度、消灯状態となった放電セルが点灯状態に復帰することが無い。よって、図1に示す如き、1フィールド表示期間内での放電セルの発光期間と消灯期間とが互いに反転する発光パターンの組み合わせが存在しないので、偽輪郭が抑制されるのである。
しかしながら、かかる階調駆動方法では、各放電セル毎に表現出来る階調数が、[各フィールドを分割するサブフィールド数+1]に過ぎないので、入力映像信号によって表現される中間輝度を全て表現することが出来ない。
特開2000−231362号公報
本発明は、かかる問題を解決すべく為されたものであり、偽輪郭を抑制しつつ中間輝度レベルの階調数を増やすことができるプラズマディスプレイパネルの駆動方法を提供することを目的とするものである。
請求項1記載によるプラズマディスプレイパネルの駆動方法は、各画素に対応した複数の放電セルがマトリクス状に配列されているプラズマディスプレイパネルを単位表示期間毎にN個(N:2以上の整数)のサブフィールドにて階調駆動するプラズマディスプレイの駆動方法であって、前記サブフィールドの各々は、入力映像信号に応じて前記放電セル各々を選択的に放電せしめることにより前記放電セル各々を点灯モード及び消灯モードの内のいずれか一方の状態に設定するアドレスステップと、前記点灯モードに設定された前記放電セルのみを前記サブフィールドに割り当てられている輝度重みに対応した回数だけ繰り返し放電せしめるサスティンステップと、を含み、前記サブフィールド各々は2のべき乗にて示される値の輝度重みが夫々に割り当てられているサブフィールドからなる第1サブフィールド群と、2のべき乗にて示される値以外の輝度重みが夫々に割り当てられているサブフィールドからなる第2サブフィールド群の内のいずれか一方に属し、前記第1サブフィールド群に属するサブフィールドの内で最大の輝度重みが割り当てられているサブフィールドと、前記第1サブフィールド群に属するサブフィールドの内で第2番目に大なる輝度重みが割り当てられているサブフィールドとの間に、前記第2サブフィールド群に属するサブフィールドが連続して配置されており、前記第1サブフィールド群内の全てのサブフィールドにおいて前記放電セルが前記点灯モードに設定される発光パターンに対応して設定された輝度レベルよりも1階調分だけ高輝度な輝度レベルを表現する場合には、前記第2サブフィールド群内の少なくとも1のサブフィールドと、前記第1サブフィールド群内の少なくとも1のサブフィールドとにおいて前記放電セルを前記点灯モードに設定する。
2のべき乗にて示される値の輝度重みが夫々に割り当てられているサブフィールドからなる第1サブフィールド群内の全てのサブフィールドにおいて放電セルが点灯モードに設定される発光パターンに対応して設定された輝度レベルよりも1階調分だけ高輝度な輝度レベルを表現する場合には、2のべき乗にて示される値以外の輝度重みが夫々に割り当てられているサブフィールドからなる第2サブフィールド群内の少なくとも1のサブフィールドと、上記第1サブフィールド群内の少なくとも1のサブフィールドとにおいて放電セルを点灯モードに設定する。
図3は、本発明による駆動方法に基づいて表示パネルとしてのプラズマディスプレイパネルを発光駆動するプラズマディスプレイ装置の概略構成を示す図である。
かかるプラズマディスプレイ装置は、アドレスドライバ20、Y電極ドライバ30、X電極ドライバ40及び駆動制御回路50からなるパネル駆動部と、プラズマディスプレイパネルとしてのPDP10とから構成される。
PDP10の表示面を担う前面透明基板(図示せぬ)には、夫々が画面の横方向に伸張する行電極X1〜Xn及び行電極Y1〜Ynが形成されている。又、PDP10の背面基板(図示せぬ)には、夫々が画面の縦方向に伸長する列電極D1〜Dmが形成されている。尚、これら行電極X1〜Xn及びY1〜Ynは、前面透明基板においてX、Y交互に配列されており、互いに隣接する一対の行電極(X、Y)にてPDP10における各表示ラインを構成している。前面透明基板と背面基板との間には、放電ガスの封入された放電空間が形成されており、この放電空間を含む行電極対と列電極との各交叉部に、画素を担う放電セル(画素セル)が形成される構造となっている。
駆動制御回路50は、入力映像信号を各画素毎の画素データに変換し、この画素データに基づき、各放電セルを設定すべきモード(点灯モード、消灯モード)を示す画素駆動データを生成して、アドレスドライバ20に供給する。尚、入力映像信号にガンマ補正が施されている場合には、駆動制御回路50は、入力映像信号に対してガンマ補正を解除すべき逆ガンマ補正を施してから上記の如き画素データ変換処理を実行する。
更に、駆動制御回路50は、サブフィールド法に基づく図4に示す如き発光駆動シーケンスに従ってPDP10を階調駆動させるべき各種タイミング信号を生成し、Y電極ドライバ30及びX電極ドライバ40各々に供給する。アドレスドライバ20、Y電極ドライバ30及びX電極ドライバ40各々は、駆動制御回路50から供給されたタイミング信号に応じて各種駆動パルスをPDP10の列電極D、行電極X及びYに印加する。
すなわち、アドレスドライバ20、Y電極ドライバ30、X電極ドライバ40及び駆動制御回路50からなるパネル駆動部は、単位表示期間(1フレーム又は1フレームの表示期間)毎に、図4に示す如き発光駆動シーケンスに基づく7個のサブフィールドSF1〜SF7にてPDP10に対する階調駆動を実施する。
パネル駆動部は、サブフィールドSF1〜SF7各々において、リセット行程Rc、アドレス行程Wc及びサスティン行程Icを夫々実行する。
リセット行程Rcにおいて、パネル駆動部は、全ての放電セルを放電(以降、リセット放電と称する)させることにより、全放電セル内に残留する壁電荷を所定量以下に初期化する。
アドレス行程Wcにおいて、パネル駆動部は、上記画素駆動データが点灯モードを示す場合にその画素駆動データに対応した放電セルに対して選択的に放電(以降、アドレス放電と称する)を生起させる。この際、アドレス放電の生起された放電セル内には所定量の壁電荷が形成され、この放電セルは点灯モードに設定される。尚、アドレス放電が生起されなかった放電セルはその直前までの状態、つまり壁電荷の量が所定量以下である消灯モードに設定される。
サスティン行程Icにおいて、パネル駆動部は、点灯モードに設定されている放電セルのみをそのサブフィールドの輝度重み付けに対応した期間(又は回数)に亘り繰り返し放電(以降、サスティン放電と称する)させ、このサスティン放電に伴う発光状態を維持させる。
尚、図4に示すように、サブフィールドSF1〜SF7各々には、以下の如き輝度重み付が為されている。
SF1:16
SF2:46
SF3:29
SF4:8
SF5:4
SF6:2
SF7:1
図5〜図7は、図4に示す発光駆動シーケンスに基づき、パネル駆動部が、入力映像信号に応じてPDP10を駆動する際の単位表示期間(1フィールド又は1フレームの表示期間)内での発光駆動パターンを示す図である。
図5〜図7において、白丸印の付されているサブフィールドSFでは放電セルが点灯モードに設定される。つまり、このサブフィールドのサスティン行程Icにおいて上述した如く割り当てられた輝度重みに対応した期間(回数)に亘り放電セルが繰り返しサスティン放電し、その放電に伴う発光状態を維持するのである。この際、単位表示期間内において生起されたサスティン放電の合計期間(合計回数)に対応した中間輝度レベルが視覚される。すなわち、図5〜図7に示す如き107通りの発光パターンにより、入力映像信号によって示される最低〜最高輝度レベルの範囲内の各種の輝度レベルを107階調にて表現できるのである。
ここで、図4に示すように、サブフィールドSF1〜SF7の内のSF1及びSF4〜SF7からなるサブフィールド群には比較的小なる輝度重みが割り付けられている。つまり、サブフィールドSF7には第1番目に小なる輝度重み「1」、SF6には第2番目に小なる輝度重み「2」、SF5には第3番目に小なる輝度重み「4」、SF4には第4番目に小なる輝度重み「8」、SF1には第5番目に小なる輝度重み「16」が夫々割り当てられている。すなわち、これらSF1及びSF4〜SF7には、2(K-1)(K:輝度重みが小なる順番)の如き2のべき乗にて示される輝度重みが割り当てられているのである。これらサブフィールドSF1及びSF4〜SF7の如き2のべき乗にて示される輝度重みが割り当てられているサブフィールド(以下、2のべき乗サブフィールドと称する)各々による点灯及び消灯状態の組み合わせ方により、「0」〜「31」なる32階調分の輝度成分が表現される。この際、輝度レベル「31」を表現する場合には、図5の太線枠にて示されるように、上述した如きサブフィールドSF1及びSF4〜SF7各々で放電セルを点灯モードに設定する。
一方、輝度レベル「31」よりも高輝度を表現する場合には、第6番目に小なる輝度重みが割り当てられているサブフィールドSF3をも用いる。このサブフィールドSF3には、上述した如き第5番目に小なる輝度重み「16」と、第4番目に小なる輝度重み「8」と、第3番目に小なる輝度重み「4」とを加算した結果に「1」を加算して得られた「29」なる輝度重みが割り当てられる。すなわち、サブフィールドSF3には第6番目に小なる輝度重みとして、2のべき乗、つまり2(6-1)にて示される「32」よりも小なる「29」が割り当てられるのである。従って、輝度レベル「31」よりも1段階だけ高輝度な輝度レベル「32」を表現する場合には、図5の太線枠にて示されるように、サブフィールドSF3の他にSF6及びSF7を夫々点灯モードに設定することになる。これにより、輝度レベル「31」を表現する場合と「32」を表現する場合とを比較した場合、サブフィールドSF1及びSF3〜SF5の各々において、点灯及び消灯状態の反転が生じる。しかしながら、サブフィールドSF6及びSF7に関しては、輝度レベル「31」を表現する場合と「32」を表現する場合とで点灯状態の反転が生じない。よって、サブフィールドSF1及びSF3〜SF7の全てで、点灯及び消灯状態の反転が生じてしまう場合に比して偽輪郭を抑制させることができる。
上記サブフィールドSF1及びSF4〜SF7にSF3を加えたサブフィールドの各々により、図5及び図6に示す如く「0」〜「60」までの輝度レベルが表現される。この際、輝度レベル「60」を表現する場合には、図6の太線枠にて示されるように、上述した如きサブフィールドSF1及びSF3〜SF7各々で放電セルを点灯モードに設定する。
更に、輝度レベル「60」よりも高輝度を表現する場合には、第7番目に小なる輝度重みが割り当てられているサブフィールドSF2をも用いる。このサブフィールドSF2には、上述した如き第6番目に小なる輝度重み「29」と、第5番目に小なる輝度重み「16」とを加算した結果に「1」を加算して得られた「46」なる輝度重みが割り当てられている。すなわち、サブフィールドSF2には、第7番目に小なる輝度重みとして、2のべき乗、つまり2(6-1)にて示される「64」よりも小なる「46」が割り当てられているのである。従って、輝度レベル「60」よりも1段階だけ高輝度な輝度レベル「61」を表現する場合には、図6の太線枠にて示されるように、サブフィールドSF2の他にSF4〜7を夫々点灯モードに設定することになる。この際、輝度レベル「60」を表現する場合と「61」を表現する場合とを比較した場合、サブフィールドSF1〜SF3の各々において点灯及び消灯状態の反転が生じるが、その他のサブフィールドSF4〜SF7に関しては、点灯状態の反転が生じない。よって、全てのサブフィールドSF1〜SF7で、点灯及び消灯状態の反転が生じてしまう場合に比して偽輪郭を抑制させることができる。
又、図4に示す発光駆動シーケンスでは、比較的小なる輝度重みが割り当てられているサブフィールドの内で最も大なる輝度重み「16」が割り当てられているSF1と、第2番目に大なる輝度重みが割り当てられているSF4との間に、比較的大なる輝度重み「29」が割り当てられているSF3を配置している。更に、かかるSF4に後続して、第3番目に小なる輝度重みが割り当てられているSF5、第2番目に小なる輝度重みが割り当てられているSF6、及び最も小なる輝度重みが割り当てられているSF7を順次配置している。かかる配置によれば、図5の太線枠に示す如き輝度レベル「31」に対応した発光パターンに基づく発光重心と、輝度レベル「32」に対応した発光パターンに基づく発光重心は、共に単位表示期間内の中央付近となるので、夫々の発光重心が単位表示期間内において分散する場合に比して偽輪郭が低減される。
更に、図4に示す発光駆動シーケンスでは、比較的小なる輝度重みが割り当てられているサブフィールドの内で最も大なる輝度重み「16」が割り当てられているSF1と、上記の如き輝度重み「29」が割り当てられているSF3との間に、最大の輝度重み「46」が割り当てられているSF2を配置している。かかる配置によれば、図6の太線枠に示す如き輝度レベル「60」に対応した発光パターンに基づく発光重心と、輝度レベル「61」に対応した発光パターンに基づく発光重心は共に単位表示期間内の中央付近となるので、夫々の発光重心が単位表示期間内において分散する場合に比して偽輪郭が低減される。
以上の如く、図4〜図7に示す駆動においては、第1のサブフィールド群(SF1及びSF4〜SF7)に属するサブフィールドの各々対しては2のべき乗にて示される輝度重みを割り当て、第2のサブフィールド群(SF2及びSF3)に属するサブフィールドの各々対しては2のべき乗にて示される値以外の輝度重みを割り当てるようにしている。かかる第2のサブフィールド群に属するサブフィールドSF3には、第1のサブフィールド群に属するSF1及びSF4〜SF7各々に割り当てられている輝度重みの内で最も大なる輝度重み「16」よりも大なる輝度重み「29」が割り当てられている。この際、かかる輝度重み「16」は、全てのサブフィールド各々に割り当てられている輝度重みの内で第5番目に小なる2のべき乗、つまり2(5-1)にて示される値であるが、輝度重み「29」は、第6番目に小なる2のべき乗、つまり2(6-1)にて示される値「32」よりも小である。従って、サブフィールドSF1及びSF4〜SF7の全てにおいて放電セルが点灯モードに設定される輝度レベル「31」、「60」、又は「77」よりも1段階だけ高輝度を表す場合には、上記SF2又はSF3と共に、SF1及びSF4〜SF7の内の少なくとも1のサブフィールドにおいて放電セルを点灯モードに設定する。
よって、かかる駆動によれば、隣接する放電セル同士が互いに1段階だけ異なる輝度レベルにて発光駆動される際にも、単位表示期間内の少なくとも1のサブフィールドでは隣接する放電セル同士において点灯及び消灯状態の反転が生じないので、偽輪郭の発生が抑えられる。すなわち、上記駆動によれば、偽輪郭の発生を抑制しつつも、単位表示期間内の全サブフィールド数Nに「1」を加算した階調数(N+1)よりも階調数を増加させて画像品質を向上させた表示が可能となるのである。
尚、図4〜図7に示される実施例においては、入力映像信号に基づく画像を107階調にて表す場合の駆動方法について説明したが、階調数107に限定されるものではない。
図8は、入力映像信号に基づく画像を256階調にて表現する場合に採用される発光駆動シーケンスの一例を示す図である。
アドレスドライバ20、Y電極ドライバ30、X電極ドライバ40及び駆動制御回路50からなるパネル駆動部は、単位表示期間(1フレーム又は1フレームの表示期間)毎に、図8に示す発光駆動シーケンスに基づく11個のサブフィールドSF1〜SF11にてPDP10に対する階調駆動を実施する。パネル駆動部は、サブフィールドSF1〜SF11の各々において、アドレス行程Wc及びサスティン行程Icを夫々実行する。
サブフィールドSF1〜SF11各々のアドレス行程Wcにおいて、パネル駆動部は、画素駆動データが点灯モードを示す場合に限りその画素駆動データに対応した放電セルのみにアドレス放電を生起させる。この際、アドレス放電の生起された放電セル内には所定量の壁電荷が形成され、この放電セルは点灯モードに設定される。尚、アドレス放電が生起されなかった放電セルは、現状(点灯モード又は消灯モード)を維持する。
サブフィールドSF1〜SF11各々のサスティン行程Icにおいて、パネル駆動部は、点灯モードに設定されている放電セルのみをそのサブフィールドの輝度重み付けに対応した期間(又は回数)に亘り繰り返しサスティン放電させ、この放電に伴う発光状態を維持させる。
尚、図8に示すように、サブフィールドSF1〜SF11各々には、以下の如き輝度重み付が為されている。
SF1:16
SF2:46
SF3:46
SF4:46
SF5:29
SF6:28
SF7:29
SF8:8
SF9:4
SF10:2
SF11:1
つまり、単位表示期間内の先頭には輝度重み「16」のサブフィールドSF1が配置されている。かかるサブフィールドSF1に後続してサブフィールド群SG1が配置されている。サブフィールド群SG1内では、最大の輝度重み「46」が夫々に割り当てられているサブフィールドSF2,SF3,SF4が順次配列されている。かかるサブフィールド群SG1に後続して、サブフィールド群SG2が配置されている。サブフィールド群SG2内では、2番目に大なる輝度重み「29」が割り当てられているSF5、それよりも「1」だけ小なる輝度重み「28」が割り当てられているSF6、輝度重み「29」が割り当てられているSF7が順次配列されている。そして、かかるサブフィールド群SG2に後続して、第4番目に小なる輝度重み「8」が割り当てられているSF8、第3番目に小なる輝度重み「4」が割り当てられているSF9、第2番目に小なる輝度重み「2」が割り当てられているSF10、最も小なる輝度重み「1」が割り当てられているSF11が順次配列されている。
尚、先頭のサブフィールドSF1、サブフィールド群SG1内での先頭のサブフィールドSF2、サブフィールド群SG2内での先頭のサブフィールドSF5、並びにサブフィールドSF8〜SF11各々において、上記アドレス行程Wcに先立ち、リセット行程Rcが実行される。リセット行程Rcにおいて、パネル駆動部は、PDP10の全ての放電セルに対して一斉にリセット放電を生起させて、全放電セル内に残留する壁電荷の量を所定量以下に初期化する。かかるリセット放電により、全ての放電セルは強制的に消灯モードに設定される。
図9〜図16は、図8に示す発光駆動シーケンスに基づき、パネル駆動部が、入力映像信号に応じてPDP10を駆動する際の単位表示期間(1フィールド又は1フレームの表示期間)内での発光駆動パターンを示す図である。
図9〜図16において、白丸印の付されているサブフィールドSFでは、放電セルが点灯モードに設定される。つまり、このサブフィールドのサスティン行程Icでは、上述した如く割り当てられた輝度重みに対応した期間(回数)に亘り放電セルが放電発光を繰り返す。この際、サブフィールドSF1〜SF11による単位表示期間内での発光期間の合計に対応した中間輝度レベルが視覚される。
図8に示す発光駆動シーケンスでは、サブフィールド群SG1内においては先頭のサブフィールドSF2にしかリセット行程Rcが設けられていない。更に、サブフィールド群SG2内においては先頭のサブフィールドSF5にしかリセット行程Rcが設けられていない。よって、全てのサブフィールドにおいてリセット行程Rcを設けた場合に比して消費電力を低減させ且つコントラストを向上させることが可能となる。この際、サブフィールド群SG1(又はSG2)内では、放電セルを点灯モードから消灯モードに変更させることが可能な機会はサブフィールドSF2(又はSF5)だけである。よって、サブフィールドSF2〜SF4(又はSF5〜SF7)の内のいずれか1のサブフィールドのアドレス行程Wcにて一度放電セルが点灯モードに設定されると、それ以降、SG1(又はSG2)内における最後尾のサブフィールドSF4(又はSF7)まで点灯モードが維持され、各サブフィールドにおいて連続してサスティン放電発光が為されることになる。
従って、サブフィールド群SG1内では、図9〜図16に示されるように、
SF4のみで点灯
SF3及びSF4各々で点灯
SF2〜SF4各々で点灯
SF2〜SF4のいずれも消灯
の如き4種類の発光パターンにより「46」、「92」、「138」、「0」なる4階調分の輝度成分が表現される。
又、サブフィールド群SG2内では、
SF7のみで点灯
SF6及びSF7各々で点灯
SF5〜SF7各々で点灯
SF5〜SF7のいずれも消灯
の如き4種類の発光パターンにより「29」、「57」、「86」、「0」なる4階調分の輝度成分が表現される。
一方、輝度重み付けが小なるサブフィールドSF1、SF8〜SF11には、夫々にリセット行程Rcが設けられており、第K番目に輝度重み付けが小なるサブフィールドに対して2(K-1)なる輝度重みが夫々割り当てられている。つまり、最も輝度重みが小なるサブフィールドSF11には2(1-1)=「1」、第2番目に輝度重みが小なるSF10には2(2-1)=「2」、第3番目に輝度重みが小なるSF9には2(3-1)=「4」、第4番目に輝度重みが小なるSF8には2(4-1)=「8」、第5番目に輝度重みが小なるSF1には2(5-1)=「16」なる輝度重みが割り当てられている。よって、これらサブフィールドSF1、SF8〜SF11の如き2のべき乗にて示される輝度重みが割り当てられているサブフィールド各々による点灯状態及び消灯状態の組み合わせ方により、「0」〜「31」なる32階調分の輝度成分が表現される。
従って、上述した如きサブフィールド群SG1及びSG2による夫々4階調分の発光パターンと、サブフィールドSF1及びSF8〜SF11による32階調分の発光パターンとの組み合わせにより、図9〜図16に示す如き256通りの発光駆動パターンが得られる。これにより、入力映像信号によって示される最低輝度レベル〜最大輝度レベルの範囲内の各種の輝度レベルを256階調にて表現することができるようになる。
ここで、図8〜図16にて示される駆動においても、図4〜図7に示される駆動と同様に、比較的小なる輝度重みが割り当てられるサブフィールドSF1及びSF8〜SF11からなる第1のサブフィールド群に対しては2のべき乗にて示される輝度重みを割り当てるようにしている。更に、サブフィールド群SG1及びSG2の如き第2のサブフィールド群に属するサブフィールド各々に対しては2のべき乗にて示される値以外の値を有する輝度重みを割り当てるようにしている。この際、サブフィールドSF1及びSF8〜SF11の全てで放電セルが点灯モードに設定されることになる輝度レベル「31」、「88」、又は「134」よりも1段階だけ高輝度を表す場合には、上記SG1又はSG2と共に、SF1及びSF8〜SF11の内の少なくとも1のサブフィールドにおいて放電セルを点灯モードに設定する。よって、かかる駆動によれば、隣接する放電セル同士が互いに1段階だけ異なる輝度レベルにて発光駆動される際にも、単位表示期間内の少なくとも1のサブフィールドでは隣接する放電セル同士において点灯及び消灯状態の反転が生じないので、偽輪郭の発生が抑えられる。すなわち、上記駆動によれば、偽輪郭の発生を抑制しつつも、単位表示期間内の全サブフィールド数Nに「1」を加算した階調数(N+1)よりも階調数を増加させて画像品質を向上させた表示が可能となるのである。
更に、図8に示される発光駆動シーケンスにおいては、2のべき乗にて示される輝度重みが割り当てられている第1のサブフィールド群(SF1及びSF8〜SF11)に属するサブフィールドの内で最も大なる輝度重み「16」が割り当てられているSF1と、第2番目に大なる輝度重みが割り当てられているSF8との間に、比較的大なる輝度重み「29」又は「28」が割り当てられているサブフィールド群SG2を配置している。更に、これらSF1及びSF8間には、最も大なる輝度重み「46」が割り当てられているサブフィールド群SG1を配置している。かかる配置によれば、例えば図9に示す如き輝度レベル「31」に対応した発光パターンに基づく発光重心と、図10に示す如き輝度レベル「32」に対応した発光パターンに基づく発光重心は、共に単位表示期間内の中央付近となるので、夫々の発光重心が単位表示期間内において分散する場合に比して偽輪郭が低減される。
尚、上記実施例においては、入力映像信号にガンマ補正が施されている場合には、駆動制御回路50が、入力映像信号に対して逆ガンマ補正処理を施してから上記の如き画素データ変換処理を実行するようにしているが、この逆ガンマ補正処理を階調駆動動作に組み込んで実施するようにしても良い。
図17は、かかる逆ガンマ補正処理をも含ませて、入力映像信号に基づく画像を115階調にて表現する場合に採用される発光駆動シーケンスの一例を示す図である。
Y電極ドライバ30、X電極ドライバ40及び駆動制御回路50からなるパネル駆動部は、図17に示す発光駆動シーケンスに基づく11個のサブフィールドSF1〜SF11各々において、アドレス行程Wc及びサスティン行程Icを夫々実行する。
サブフィールドSF1〜SF11各々のアドレス行程Wcにおいて、パネル駆動部は、画素駆動データが点灯モードを示す場合に限りその画素駆動データに対応した放電セルのみにアドレス放電を生起させる。この際、アドレス放電の生起された放電セル内には所定量の壁電荷が形成され、この放電セルは点灯モードに設定される。尚、アドレス放電が生起されなかった放電セルは、現状(点灯モード又は消灯モード)を維持する。
サブフィールドSF1〜SF11各々のサスティン行程Icにおいて、パネル駆動部は、点灯モードに設定されている放電セルのみをそのサブフィールドの輝度重み付けに対応した期間(又は回数)に亘り繰り返しサスティン放電させ、この放電に伴う発光状態を維持させる。
尚、図17に示すように、サブフィールドSF1〜SF11各々には、以下の如き輝度重み付が為されている。
SF1:16
SF2:46
SF3:46
SF4:46
SF5:2
SF6:29
SF7:28
SF8:29
SF9:1
SF10:8
SF11:4
つまり、単位表示期間内の先頭には輝度重み「16」のサブフィールドSF1が配置されている。かかるサブフィールドSF1に後続してサブフィールド群SG1が配置されている。サブフィールド群SG1内では、最大の輝度重み「46」が夫々に割り当てられているサブフィールドSF2,SF3,SF4及び第2番目に小なる輝度重み「2」が割り当てられているSF5が順次配列されている。かかるサブフィールド群SG1に後続して、サブフィールド群SG2が配置されている。サブフィールド群SG2内では、2番目に大なる輝度重み「29」が割り当てられているSF5、それよりも「1」だけ小なる輝度重み「28」が割り当てられているSF6、輝度重み「29」が割り当てられているSF7及び最も小なる輝度重み「1」が割り当てられているSF1が順次配列されている。そして、かかるサブフィールド群SG2に後続して、第4番目に小なる輝度重み「8」が割り当てられているSF10及び第3番目に小なる輝度重み「4」が割り当てられているSF11が配置されている。
尚、先頭のサブフィールドSF1、サブフィールド群SG1内での先頭のサブフィールドSF2、サブフィールド群SG2内での先頭のサブフィールドSF6、並びにサブフィールドSF10及びSF11各々において、上記アドレス行程Wcに先立ち、リセット行程Rcが実行される。リセット行程Rcにおいて、パネル駆動部は、PDP10の全ての放電セルに対して一斉にリセット放電を生起させて、全放電セル内に残留する壁電荷の量を所定量以下に初期化する。かかるリセット放電により、全ての放電セルは強制的に消灯モードに設定される。
図18〜図21は、図17に示す発光駆動シーケンスに基づき、パネル駆動部が、入力映像信号に応じてPDP10を駆動する際の単位表示期間(1フィールド又は1フレームの表示期間)内での発光駆動パターンを示す図である。
図18〜図21において、白丸印の付されているサブフィールドSFでは、放電セルが点灯モードに設定される。つまり、このサブフィールドのサスティン行程Icでは、上述した如く割り当てられた輝度重みに対応した期間(回数)に亘り放電セルが放電発光を繰り返す。この際、サブフィールドSF1〜SF11による単位表示期間内での発光期間の合計に対応した中間輝度レベルが視覚される。
図18〜図21に示される発光駆動パターンによると、サブフィールド群SG1(又はSG2)内では、放電セルを点灯モードから消灯モードに変更させることが可能な機会はサブフィールドSF2(又はSF6)だけとなる。よって、サブフィールドSF2〜SF5(又はSF6〜SF9)の内のいずれか1のサブフィールドのアドレス行程Wcにて一度放電セルが点灯モードに設定されると、それ以降、SG1(又はSG2)内の最後尾のサブフィールドSF5(又はSF9)まで点灯モードが維持され、各サブフィールドにおいて連続してサスティン放電発光が為されることになる。
従って、サブフィールド群SG1内では、図18〜図21に示されるように、
SF5のみで点灯
SF4及びSF5各々で点灯
SF3〜SF5各々で点灯
SF2〜SF5各々で点灯
SF2〜SF5のいずれも消灯
の如き5種類の発光パターンにより「2」、「48」、「94」、「140」、「0」なる5階調分の輝度成分が表現される。
又、サブフィールド群SG2内では、
SF9のみで点灯
SF8及びSF9各々で点灯
SF7〜SF9各々で点灯
SF6〜SF9各々で点灯
SF6〜SF9のいずれも消灯
の如き5種類の発光パターンにより「1」、「30」、「58」、「87」、「0」なる5階調分の輝度成分が表現される。
又、比較的小であり且つ2のべき乗にて示される輝度重みが割り当てられているSF1、SF10及びSF11による8種類の発光パターンにより、「0」、「4」、「8」、「12」、「16」、「20」、「24」、「28」なる8階調分の輝度成分が表現される。
従って、サブフィールド群SG1、SG2、SF1、SF10及びSF11による発光パターンの組み合わせにより、各種の中間輝度レベルが表現される。
ここで、図17〜図21に示される駆動では、逆ガンマ補正を考慮して、表現すべき輝度レベルが高くなるほど互いに隣接する階調間の輝度差を大にしている。例えば、図18に示す如く、輝度レベル「0」〜「32」までの低輝度を表す場合には、互いに隣接する階調間の輝度差は「1」であるが、輝度レベル「32」よりも高輝度を表現する場合には図19に示す如く「2」となる。更に、輝度レベル「118」よりも高輝度を表現する場合には図20に示す如く、互いに隣接する階調間の輝度差を「4」にしている。よって、かかる駆動によれば、入力映像信号によって示される最低輝度レベル〜最大輝度レベル、つまり輝度レベル「0」〜「255」の範囲内の各種の輝度レベルを図18〜図21に示されるが如く、115階調で表現することが可能となる。
尚、図17〜図21にて示される駆動においても、図4〜図7又は図8〜図16に示される駆動と同様に、第1のサブフィールド群に属するサブフィールドSF1、SF5、SF9〜SF11に対しては2のべき乗にて示される輝度重みを割り当てるようにしている。更に、第2のサブフィールド群に属するサブフィールドSF2〜SF4及びSF6〜SF8に対しては2のべき乗にて示される値以外の値を有する輝度重みを割り当てている。この際、第1のサブフィールド群に属するSF1、SF5、SF9〜SF11の全てで放電セルが点灯モードに設定される輝度レベル「31」、「88」、又は「134」よりも1段階だけ高輝度を表す場合には、図18〜図21に示す如く、SF1、SF5及びSF9〜SF11の内の少なくとも1のサブフィールドでは放電セルが点灯モードのままとなる。よって、かかる駆動によれば、隣接する放電セル同士が互いに1段階だけ異なる輝度レベルにて発光駆動される際にも、単位表示期間内の少なくとも1のサブフィールドでは隣接する放電セル同士において点灯及び消灯状態の反転が生じないので、偽輪郭の発生が抑えられる。又、図17に示される発光駆動シーケンスにおいては、2のべき乗にて示される輝度重みが割り当てられているサブフィールドの内で最も大なる輝度重み「16」が割り当てられているSF1と、第2番目に大なる輝度重みが割り当てられているSF10との間に、最も大なる輝度重み「46」及び「29」が割り当てられているサブフィールド群を配置している。かかる配置によれば、例えば輝度レベル「31」に対応した発光パターンに基づく発光重心と、輝度レベル「32」に対応した発光パターンに基づく発光重心は、共に単位表示期間内の中央付近となるので、夫々の発光重心が単位表示期間内において分散する場合に比して偽輪郭が低減される。更に、図17に示す発光駆動シーケンスにおいては、放電セルを点灯モードから消灯モードに推移させることができるリセット行程Rcを、サブフィールドSF1、SF2、SF6、SF10及びSF11の5つのサブフィールドのみに設けるようにしている。従って、図4又は図8に示す発光駆動シーケンスに基づく駆動を行う場合に比して単位時間内に実行すべきリセット行程Rcの数が少なくなるので、消費電力を低減させ且つコントラストを向上させることが可能となる。
また、図8又は図17に示される発光駆動シーケンスにおいては、11個のサブフィールドによって単位表示期間毎の駆動を実施するようにしているがサブフィールドの数は11に限定されるものではない。
例えば、図8に示される発光駆動シーケンスに代わり、12個のサブフィールドにて階調駆動を行う図22に示す如き発光駆動シーケンスを採用しても良い。
図22に示される12個のサブフィールドSF1〜SF12各々には、以下の如き輝度重みが割り当てられている。
SF1:32
SF2:86
SF3:86
SF4:86
SF5:85
SF6:52
SF7:53
SF8:16
SF9:8
SF10:4
SF11:2
SF12:1
つまり、単位表示期間内の先頭には6番目に小なる輝度重み「32」が割り当てられているサブフィールドSF1が配置されている。かかるサブフィールドSF1に後続して、最大の輝度重み「86」が夫々に割り当てられているSF2,SF3,SF4、及び輝度重み「85」が割り当てられているSF5が順次配列されてなるサブフィールド群SG1が配置されている。かかるサブフィールド群SG1に後続して、輝度重み「52」が割り当てられているSF6及び輝度重み「53」が割り当てられているSF7が順次配列されてなるサブフィールド群SG2が配置されている。かかるサブフィールド群SG2に後続して、5番目に小なる輝度重み「16」が割り当てられているSF8、4番目に小なる輝度重み「8」が割り当てられているSF9、3番目に小なる輝度重み「4」が割り当てられているSF10、2番目に小なる輝度重み「2」が割り当てられているSF11、最も小なる輝度重み「1」が割り当てられているSF12が順次配列されている。
すなわち、比較的小なる輝度重みが割り当てられるサブフィールドSF1及びSF8〜SF12からなる第1のサブフィールド群に対しては2のべき乗にて示される輝度重みが割り当てられている。更に、サブフィールド群SG1及びSG2の如き第2のサブフィールド群に属するサブフィールド各々に対しては2のべき乗にて示される値以外の値を有する輝度重みが割り当てられているのである。 この際、第1のサブフィールド群に属するサブフィールドの内で最大の輝度重みが割り当てられているサブフィールドSF1には第6番目に小なる2のべき乗、つまり2(6-1)にて示される輝度重み「32」が割り当てられている。更に、第2のサブフィールド群に属するサブフィールドSF6には第7番目に小なる2のべき乗、つまり2(7-1)にて示される値「64」よりも小なる輝度重み「52」が割り当てられている。
ここで、サブフィールド群SG1内においては先頭のサブフィールドSF2及びSF6にしかリセット行程Rcが設けられていない。更に、サブフィールド群SG2内においては先頭のサブフィールドSF6にしかリセット行程Rcが設けられていない。よって、サブフィールド群SG1(又はSG2)内では、放電セルを点灯モードから消灯モードに変更させることが可能な機会はサブフィールドSF2(又はSF6)だけである。従って、サブフィールド群SG1又はSG2内では、いずれか1のサブフィールドにて一度放電セルが点灯モードに設定されると、それ以降、SG1又はSG2内の最後尾のサブフィールドSF5(又はSF7)まで点灯モードが維持され、その間の各サブフィールドにて連続してサスティン放電発光が為されることになる。
つまり、サブフィールド群SG1内では、
SF5のみで点灯
SF4及びSF5各々で点灯
SF3〜SF5各々で点灯
SF2〜SF5各々で点灯
SF2〜SF5のいずれも消灯
の如き5種類の発光パターンによる5階調分の輝度成分が表現される。
又、サブフィールド群SG2内では、
SF7のみで点灯
SF6及びSF7各々で点灯
SF6及びSF7のいずれも消灯
の如き3種類の発光パターンによる3階調分の輝度成分が表現される。
又、図17に示される発光駆動シーケンスに代わり、12個のサブフィールドにて階調駆動を行うようにした図23に示す如き発光駆動シーケンスを採用しても良い。
図23に示される12個のサブフィールドSF1〜SF12各々には、以下の如き輝度重みが割り当てられている。
SF1:32
SF2:86
SF3:86
SF4:86
SF5:85
SF6:2
SF7:52
SF8:53
SF9:1
SF10:16
SF11:8
SF12:4
つまり、単位表示期間内の先頭には6番目に小なる輝度重み「32」が割り当てられているサブフィールドSF1が配置されている。かかるサブフィールドSF1に後続して、最大の輝度重み「86」が夫々に割り当てられているSF2,SF3,SF4、輝度重み「85」が割り当てられているSF5、2番目に小なる輝度重み「2」が割り当てられているSF6が順次配列されてなるサブフィールド群SG1が配置されている。かかるサブフィールド群SG1に後続して、輝度重み「52」が割り当てられているSF7、輝度重み「53」が割り当てられているSF8及び最も小なる輝度重み「1」が割り当てられているSF9が順次配列されてなるサブフィールド群SG2が配置されている。かかるサブフィールド群SG2に後続して、5番目に小なる輝度重み「16」が割り当てられているSF10、4番目に小なる輝度重み「8」が割り当てられているSF11、3番目に小なる輝度重み「4」が割り当てられているSF12が順次配列されている。
すなわち、比較的小なる輝度重みが割り当てられるサブフィールドSF1、SF6及びSF9〜SF12からなる第1のサブフィールド群に対しては2のべき乗にて示される輝度重みが割り当てられている。それ以外のサブフィールドSF2〜SF5、SF7及びSF8各々に対しては2のべき乗にて示される値以外の値を有する輝度重みが割り当てられているのである。
この際、第1のサブフィールド群に属するサブフィールドの内で最大の輝度重みが割り当てられているサブフィールドSF1には第6番目に小なる2のべき乗、つまり2(6-1)にて示される輝度重み「32」が割り当てられている。更に、第2のサブフィールド群に属するサブフィールドSF7には、第7番目に小なる2のべき乗、つまり2(7-1)にて示される値「64」よりも小なる輝度重み「52」が割り当てられている。
ここで、サブフィールド群SG1内では、先頭のサブフィールドSF2にしかリセット行程Rcが設けられていない。更に、サブフィールド群SG2内では、先頭のサブフィールドSF7にしかリセット行程Rcが設けられていない。よって、サブフィールド群SG1(又はSG2)内では、放電セルを点灯モードから消灯モードに変更させることが可能な機会はサブフィールドSF2(又はSF7)だけである。従って、サブフィールド群SG1又はSG2内では、いずれか1のサブフィールドにて一度放電セルが点灯モードに設定されると、それ以降、SG1又はSG2内の最後尾のサブフィールドSF6(又はSF9)まで点灯モードが維持され、その間の各サブフィールドにて連続してサスティン放電発光が為されることになる。
つまり、サブフィールド群SG1内では、
SF6のみで点灯
SF5及びSF6各々で点灯
SF4〜SF6各々で点灯
SF3〜SF6各々で点灯
SF2〜SF6各々で点灯
SF2〜SF6のいずれも消灯
の如き6種類の発光パターンによる6階調分の輝度成分が表現される。
又、サブフィールド群SG2内では、
SF9のみで点灯
SF8及びSF9各々で点灯
SF7〜SF9各々で点灯
SF7〜SF9のいずれも消灯
の如き4種類の発光パターンによる4階調分の輝度成分が表現される。
又、図17に示される発光駆動シーケンスに代わり、10個のサブフィールドにて階調駆動を行うようにした図24に示す如き発光駆動シーケンスを採用しても良い。
図24に示される10個のサブフィールドSF1〜SF10各々には、以下の如き輝度重みが割り当てられている。
SF1:8
SF2:24
SF3:24
SF4:23
SF5:2
SF6:14
SF7:14
SF8:13
SF9:1
SF10:4
つまり、単位表示期間内の先頭には4番目に小なる輝度重み「8」が割り当てられているサブフィールドSF1が配置されている。かかるサブフィールドSF1に後続して、最大の輝度重み「24」が夫々に割り当てられているSF2,SF3,輝度重み「23」が割り当てられているSF4、2番目に小なる輝度重み「2」が割り当てられているSF5が順次配列されてなるサブフィールド群SG1が配置されている。かかるサブフィールド群SG1に後続して、輝度重み「14」が割り当てられているSF6及びSF7、輝度重み「13」が割り当てられているSF8、及び最も小なる輝度重み「1」が割り当てられているSF9が順次配列されてなるサブフィールド群SG2が配置されている。かかるサブフィールド群SG2に後続して、3番目に小なる輝度重み「4」が割り当てられているSF10が配列されている。
すなわち、比較的小なる輝度重みが割り当てられるサブフィールドSF1、SF5、SF9及びSF10からなる第1のサブフィールド群に対しては2のべき乗にて示される輝度重みが割り当てられている。それ以外のサブフィールドSF2〜SF4、SF6〜SF8各々に対しては2のべき乗にて示される値以外の値を有する輝度重みが割り当てられているのである。
この際、第1のサブフィールド群に属するサブフィールドの内で最大の輝度重みが割り当てられているサブフィールドSF1には第4番目に小なる2のべき乗、つまり2(4-1)にて示される輝度重み「8」が割り当てられている。更に、第2のサブフィールド群に属するサブフィールドSF8には、第5番目に小なる2のべき乗、つまり2(5-1)にて示される値「16」よりも小なる輝度重み「13」が割り当てられている。
ここで、サブフィールド群SG1及びSG2の各々内では、先頭のサブフィールドSF2及びSF6にしかこのリセット行程Rcが設けられていない。よって、サブフィールド群SG1(又はSG2)内では、放電セルを点灯モードから消灯モードに変更させることが可能な機会はサブフィールドSF2(又はSF6)だけである。従って、サブフィールド群SG1又はSG2内では、いずれか1のサブフィールドにて一度放電セルが点灯モードに設定されると、それ以降、SG1又はSG2内の最後尾のサブフィールドSF5(又はSF9)まで点灯モードが維持され、その間の各サブフィールドにて連続してサスティン放電発光が為されることになる。
つまり、サブフィールド群SG1内では、
SF5のみで点灯
SF4及びSF5各々で点灯
SF3〜SF5各々で点灯
SF2〜SF5各々で点灯
SF2〜SF5のいずれも消灯
の如き5種類の発光パターンによる5階調分の輝度成分が表現される。
又、サブフィールド群SG2内では、
SF9のみで点灯
SF8及びSF9各々で点灯
SF7〜SF9各々で点灯
SF6〜SF9各々で点灯
SF6〜SF9のいずれも消灯
の如き5種類の発光パターンによる5階調分の輝度成分が表現される。
又、上記実施例においては、サブフィールド法に基づきPDP10を駆動するにあたり、リセット行程Rcでは全放電セル内から壁電荷を消去しておき、アドレス行程Wcにおいて選択的に各放電セル内に壁電荷を形成させるようにした、いわゆる選択書込アドレス法を採用した場合について説明した。しかしながら、リセット行程Rcにおいて全放電セル内に壁電荷を形成させておき、アドレス行程Wcにおいて選択的に放電セル内に残存する壁電荷を消去する、いわゆる選択消去アドレス法を採用した駆動にも同様に適用可能である。この際、図4、図8、図17、図22〜図24に示す如き発光駆動シーケンスに代わり、その単位表示期間内のサブフィールドの配置順番を逆にした発光駆動シーケンスを採用する。例えば、選択消去アドレス法を採用して図4〜図7に示す駆動を実行する場合には、単位表示期間内の先頭のサブフィールドを図4に示す如きSF7とし、これに後続させて図4に示す如きSF6、SF5、SF4、SF3、SF2、SF1を順次配置した発光駆動シーケンスを採用する。又、選択消去アドレス法を採用して図8〜図16に示す駆動を実行する場合には、単位表示期間内の先頭のサブフィールドを図8に示す如きSF11とし、これに後続させて図8に示す如きSF10、SF9、SF8、SF7、SF6、SF5、SF4、SF3、SF2、SF1を順次配置した発光駆動シーケンスを採用するのである。
サブフィールド法に基づく発光駆動シーケンスと、偽輪郭が発生する発光パターンの一例を示す図である。 偽輪郭の発生を抑制する発光パターンを示す図である。 本発明の駆動方法に従ってプラズマディスプレイパネルを階調駆動するパネル駆動部を備えたプラズマディスプレイ装置の構成を示す図である。 選択書込アドレス法を採用してプラズマディスプレイパネルを階調駆動する際の発光駆動シーケンスの一例を示す図である。 図4に示す発光駆動シーケンスに基づきプラズマディスプレイパネルを階調駆動する際の発光パターンを示す図である。 図4に示す発光駆動シーケンスに基づきプラズマディスプレイパネルを階調駆動する際の発光パターンを示す図である。 図4に示す発光駆動シーケンスに基づきプラズマディスプレイパネルを階調駆動する際の発光パターンを示す図である。 選択書込アドレス法を採用してプラズマディスプレイパネルを階調駆動する際の発光駆動シーケンスの他の一例を示す図である。 図8に示す発光駆動シーケンスに基づきプラズマディスプレイパネルを階調駆動する際の発光パターンを示す図である。 図8に示す発光駆動シーケンスに基づきプラズマディスプレイパネルを階調駆動する際の発光パターンを示す図である。 図8に示す発光駆動シーケンスに基づきプラズマディスプレイパネルを階調駆動する際の発光パターンを示す図である。 図8に示す発光駆動シーケンスに基づきプラズマディスプレイパネルを階調駆動する際の発光パターンを示す図である。 図8に示す発光駆動シーケンスに基づきプラズマディスプレイパネルを階調駆動する際の発光パターンを示す図である。 図8に示す発光駆動シーケンスに基づきプラズマディスプレイパネルを階調駆動する際の発光パターンを示す図である。 図8に示す発光駆動シーケンスに基づきプラズマディスプレイパネルを階調駆動する際の発光パターンを示す図である。 図8に示す発光駆動シーケンスに基づきプラズマディスプレイパネルを階調駆動する際の発光パターンを示す図である 逆ガンマ補正を考慮した、選択書込アドレス法に基づく発光駆動シーケンスの一例を示す図である。 図17に示す発光駆動シーケンスに基づきプラズマディスプレイパネルを階調駆動する際の発光パターンを示す図である。 図17に示す発光駆動シーケンスに基づきプラズマディスプレイパネルを階調駆動する際の発光パターンを示す図である。 図17に示す発光駆動シーケンスに基づきプラズマディスプレイパネルを階調駆動する際の発光パターンを示す図である。 図17に示す発光駆動シーケンスに基づきプラズマディスプレイパネルを階調駆動する際の発光パターンを示す図である。 図8に示す発光駆動シーケンスの変形例を示す図である。 図17に示す発光駆動シーケンスの変形例を示す図である。 図17に示す発光駆動シーケンスの変形例を示す図である。
符号の簡単な説明
10 PDP
20 アドレスドライバ
30 Y電極ドライバ
40 X電極ドライバ
50 駆動制御回路

Claims (3)

  1. 各画素に対応した複数の放電セルがマトリクス状に配列されているプラズマディスプレイパネルを単位表示期間毎にN個(N:2以上の整数)のサブフィールドにて階調駆動するプラズマディスプレイの駆動方法であって、
    前記サブフィールドの各々は、入力映像信号に応じて前記放電セル各々を選択的に放電せしめることにより前記放電セル各々を点灯モード及び消灯モードの内のいずれか一方の状態に設定するアドレスステップと、前記点灯モードに設定された前記放電セルのみを前記サブフィールドに割り当てられている輝度重みに対応した回数だけ繰り返し放電せしめるサスティンステップと、を含み、
    前記サブフィールド各々は2のべき乗にて示される値の輝度重みが夫々に割り当てられているサブフィールドからなる第1サブフィールド群と、2のべき乗にて示される値以外の輝度重みが夫々に割り当てられているサブフィールドからなる第2サブフィールド群の内のいずれか一方に属し、
    前記第1サブフィールド群に属するサブフィールドの内で最大の輝度重みが割り当てられているサブフィールドと、前記第1サブフィールド群に属するサブフィールドの内で第2番目に大なる輝度重みが割り当てられているサブフィールドとの間に、前記第2サブフィールド群に属するサブフィールドが連続して配置されており、
    前記第1サブフィールド群内の全てのサブフィールドにおいて前記放電セルが前記点灯モードに設定される発光パターンに対応して設定された輝度レベルよりも1階調分だけ高輝度な輝度レベルを表現する場合には、前記第2サブフィールド群内の少なくとも1のサブフィールドと、前記第1サブフィールド群内の少なくとも1のサブフィールドとにおいて前記放電セルを前記点灯モードに設定することを特徴とするプラズマディスプレイの駆動方法。
  2. 前記第2サブフィールド群内の1のサブフィールドには、前記第1サブフィールド群に属するサブフィールド各々に割り当てられている輝度重みの内で最大のものよりも大なる輝度重みが割り当てられており、
    前記第1サブフィールド群に属する全てのサブフィールドにおいて前記放電セルが前記点灯モードに設定された場合に表現される輝度レベルよりも1階調分だけ高輝度な輝度レベルを表現する場合には、前記第2サブフィールド群内の前記1のサブフィールドと、前記第1サブフィールド群に属する少なくとも1のサブフィールドとにおいて前記放電セルを前記点灯モードに設定することを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイの駆動方法。
  3. 前記第1サブフィールド群に属するサブフィールドの各々が、全ての前記放電セルを放電させることにより前記放電セル各々を前記点灯モード及び前記消灯モードの内の一方の状態に初期化するリセットステップを更に含み、
    前記第2サブフィールド群に属するサブフィールド各々の内で先頭に配置されたサブフィールドのみが前記リセットステップを更に含むことを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイの駆動方法。
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