JP4679936B2 - プラズマディスプレイパネルの駆動方法 - Google Patents

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Description

本発明は、マトリクス表示方式のプラズマディスプレイパネル(以下、PDPと称する)の駆動方法に関する。
現在、薄型の画像表示装置として、AC型(交流放電型)のプラズマディスプレイパネルを搭載したプラズマディスプレイ装置が製品化されている(例えば特許文献1の図2参照)。
かかるプラズマディスプレイ装置に搭載されているプラズマディスプレイパネルとしてのPDP10には、アドレス電極としての列電極D1〜Dmと、これら列電極と直交して配列されている行電極X1〜Xn及び行電極Y1〜Ynを備えている。このPDP10においては、互いに隣接する一対の行電極X及びYと、列電極との各交叉部に画素に対応した放電セルが形成される構造となっている。
このプラズマディスプレイ装置では、上記PDP10に対してサブフィールド法を用いた階調駆動を実施することにより、入力映像信号に対応した画像表示を行う(例えば特許文献1の図3〜図5参照)。つまり、1フィールド表示期間毎に、14個のサブフィールドSF1〜SF14各々内にて、入力映像信号に基づき各放電セルを点灯モード及び消灯モードのいずれか一方に設定する画素データ書込行程Wcと、点灯モードに設定されている放電セルのみを繰り返し放電発光させる維持発光行程Icとを実施する。更に、先頭のサブフィールドのみで、全ての放電セルの状態を初期化するリセット行程Icを実行する。尚、リセット行程Icでは、全放電セルに対して一斉にリセット放電を生起させて、各放電セル内に所望量の壁電荷を形成させることにより全ての放電セルを点灯モードの状態に初期化する。
又、画素データ書込行程Wcでは、入力映像信号に基づき各放電セルを点灯モード及び消灯モードのいずれか一方に設定すべく、行電極の各々に順次負極性の走査パルスを印加しつつ、消灯モードに設定すべき放電セルが属する列電極には高電圧、点灯モードに設定すべき放電セルが属する列電極には低電圧の画素データパルスを印加する。これにより、高電圧の画素データパルスが印加された放電セルのみに、その放電セル内の列電極及び行電極間にて放電(選択消去放電)が生起される。かかる選択消去放電により、この放電セル内に存在する壁電荷が消去され、この放電セルは消灯モードに設定される。一方、低電圧の画素データパルスが印加された放電セル内には上記の如き放電が生起されないので、その直前までの状態が維持される。つまり、所望量の壁電荷が残留していた放電セルは点灯モード、壁電荷量が所望量に充たない状態にあった放電セル消灯モードに夫々維持される。
ここで、1フィールド表示期間内の各サブフィールドの内の1のサブフィールドのみで上記選択消去放電を生起させることにより、この選択消去放電が生起されるまでの間の各サブフィールドの維持発光行程Icにて連続して放電発光が為され、その放電発光の総数に対応した輝度が視覚される(例えば特許文献1の図5参照)。
しかしながら、画素データ書込行程Wcにおいて放電セルを消灯モードに設定させるべく、その放電セルが属する列電極に高電圧の画素データパルスを印加しても、上記選択消去放電が正しく生起されない場合が生じた。
そこで、消灯モードに設定すべき放電セルに対しては、選択消去放電を生起させる画素データパルスを、連続したサブフィールド各々の画素データ書込行程Wcにて繰り返し印加することにより選択消去放電の機会を増加させて、この放電を確実に生起させるようにした駆動方法が提案された(例えば特許文献1の図29参照)。
ところが、各放電セルを選択消去放電を生起させるべき画素データパルスが周期的に列電極に印加されると、この列電極が形成されている背面基板(図示せぬ)及び行電極が形成されている前面透明基板(図示せぬ)が振動する場合があり、それに伴う耳障りな異常音が発生するという問題が生じた。
特開2000−231362号公報
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、プラズマディスプレイパネル自体が振動することによる異常音を除去することが可能なプラズマディスプレイパネルの駆動方法を提供することを目的とする。
請求項1記載によるプラズマディスプレイパネルの駆動方法は、複数の行電極対と前記行電極対の各々に交叉した方向に伸張する複数の列電極との各交叉部に画素に対応した放電セルが形成されているプラズマディスプレイパネルを、単位表示期間毎にN個(N:2以上の整数)のサブフィールドにて階調駆動するプラズマディスプレイパネルの駆動方法であって、前記単位表示期間内において連続配置されたM個(M:N以下の整数)のサブフィールドからなる特定サブフィールド群内において、入力映像信号によって示される輝度レベルに応じた数だけ先頭のサブフィールドから連続したサブフィールド各々からなる点灯維持サブフィールド群内の各サブフィールドで前記放電セルを点灯モードに設定する一方、前記点灯維持サブフィールド群に後続するサブフィールド各々では前記放電セルを消灯モードに設定すると共に、前記サブフィールド各々内において前記点灯モードに設定されている前記放電セルのみを繰り返し放電発光させるべき駆動パルスを印加する駆動行程と、前記入力映像信号の最大輝度レベルが所定輝度レベルよりも低い場合に限り、前記特定サブフィールド群内において、前記所定輝度レベルを表現する場合に前記放電セルの放電発光が為されるサブフィールド各々の内の最後尾のサブフィールドに後続するサブフィールド各々の内の少なくとも1のサブフィールドにおいて前記駆動パルスの印加を停止させる制御行程と、を有する。
又、請求項7記載によるプラズマディスプレイパネルの駆動方法は、複数の行電極対と前記行電極対の各々に交叉した方向に伸張する複数の列電極との各交叉部に画素に対応した放電セルが形成されているプラズマディスプレイパネルを、単位表示期間毎にN個(N:2以上の整数)のサブフィールドにて階調駆動するプラズマディスプレイパネルの駆動方法であって、前記単位表示期間内において互いに隣接するM個(M:N以下の整数)のサブフィールドからなるサブフィールド群内の先頭のサブフィールドのみで、全ての前記放電セルを点灯モードの状態に初期化するリセット行程を実行し、前記サブフィールド群内において、入力映像信号によって示される輝度レベルに応じた1のサブフィールドにて第1の画素データパルスを前記列電極に印加しつつ前記行電極対の一方の行電極に走査パルスを印加することにより前記放電セルを消灯モードの状態に遷移させるべき選択放電を生起させた後、前記1のサブフィールドに後続するサブフィールド各々において再び前記選択放電を生起させるべき第2の画素データパルスを前記列電極に印加しつつ前記行電極対の一方の行電極に走査パルスを印加するアドレス行程と、前記放電セル各々にサスティンパルスを印加することにより前記点灯モードに設定されている前記放電セルのみを繰り返しサスティン放電させるサスティン行程と、を実行し、前記入力映像信号における最大輝度レベルが所定輝度レベルよりも低い場合に限り、前記サブフィールド群内において、前記所定輝度レベルを表現する場合に前記放電セルの放電発光が為されるサブフィールド各々の内の最後尾のサブフィールドに後続するサブフィールド各々の内の少なくとも1のサブフィールドにおいて、前記第2の画素データパルス及び前記サスティンパルス、又は前記走査パルス及び前記サスティンパルスの印加を停止させる。
入力映像信号によって示される輝度レベルに応じた数だけ連続したサブフィールド各々において放電セルを放電発光させるべき駆動パルスを印加するにあたり、入力映像信号の最大輝度レベルが所定輝度レベルよりも低い場合には所定の1サブフィールドに後続するサブフィールド各々の内の少なくとも1のサブフィールドにおいて上記駆動パルスの印加を停止する。
以下、本発明の実施例を図を参照しつつ説明する。
図1は、本発明による駆動方法に基づいてプラズマディスプレイパネル(以下、PDPと称する)を発光駆動するプラズマディスプレイ装置の概略構成を示す図である。
図1において、プラズマディスプレイパネルとしてのPDP10は、2次元表示画面の縦方向(垂直方向)に夫々伸張して配列された列電極D1〜Dm、横方向(水平方向)に夫々伸張して配列された行電極X1〜Xn及び行電極Y1〜Ynが形成されている。尚、互いに隣接する一対の行電極X及びYにて、PDP10の1表示ライン分の表示を行う。これら行電極X1〜Xn及びY1〜Ynと、列電極D1〜Dmとの間には放電ガスが封入された放電空間(図示せぬ)が設けられており、この放電空間を含む行電極と列電極との各交叉部に画素に対応した放電セルが形成される構造となっている。
A/D変換器1は、アナログの入力映像信号をサンプリングしてこれを各画素に対応した例えば8ビットの画素データPDに変換し、これをピーク輝度検出回路2及び画素駆動データ生成回路3の各々に供給する。
ピーク輝度検出回路2は、上記画素データPDに基づき、入力映像信号における画像1フレーム分(又は1フィールド分)毎の最大輝度レベル、つまりピーク輝度レベルを検出し、そのピーク輝度レベルを示すピーク輝度信号PLを駆動制御回路4に供給する。
画素駆動データ生成回路3は、画素データPDに対して多階調化処理を施した後、PDP10の各放電セルを各サブフィールド毎に点灯モード及び消灯モードのいずれか一方に設定すべき14ビットの画素駆動データGDに変換し、これをメモリ5に供給する。
図2は、かかる画素駆動データ生成回路3の内部構成の一例を示す図である。
図2において、多階調化処理回路31は、8ビットの画素データPDに対して誤差拡散処理及びディザ処理を施す。例えば、上記誤差拡散処理では、先ず、画素データPDの上位6ビット分を表示データ、残りの下位2ビット分を誤差データと捉える。そして、周辺画素各々に対応した上記画素データPDの各誤差データを重み付け加算したものを、上記表示データに反映させる。かかる動作により、原画素における下位2ビット分の輝度が上記周辺画素によって擬似的に表現され、それ故に8ビットよりも少ない6ビット分の表示データにて、上記8ビット分の画素データと同等の輝度階調表現が可能になる。そして、この誤差拡散処理によって得られた6ビットの誤差拡散処理画素データに対してディザ処理を施す。ディザ処理では、互いに隣接する複数の画素を1画素単位とし、この1画素単位内の各画素に対応した上記誤差拡散処理画素データに夫々、互いに異なる係数値からなるディザ係数を夫々割り当てて加算してディザ加算画素データを得る。かかるディザ係数の加算によれば、上記1画素単位で眺めた場合には、上記ディザ加算画素データの上位4ビット分だけでも8ビットに相当する輝度を表現することが可能となる。そこで、多階調化処理回路31は、上記ディザ加算画素データの上位4ビット分を多階調化画素データPDSとしてデータ変換回路32に供給する。
データ変換回路32は、図3に示すデータ変換テーブルに従って上記多階調化画素データPDSを14ビットの画素駆動データGDに変換する。尚、画素駆動データGDの第1〜第14ビットは、夫々後述するサブフィールドSF1〜SF14各々に対応している。
メモリ5は、駆動制御回路4から供給された書込信号に従って上記画素駆動データGDを順次書き込む。そして、1画面分、つまり第1行・第1列の画素に対応した画素駆動データGD11から、第n行・第m列の画素に対応した画素駆動データGDnmまでの(n×m)個分の画素駆動データGDの書き込みが終了すると、メモリ5は、以下の如き読み出し動作を行う。
先ず、メモリ5では、書き込まれた1画面分の画素駆動データGD(1,1)〜GD(n,m)各々を、各ビット桁(第1ビット〜第14ビット)毎に分割した画素駆動データビットDB1〜DB14と捉える。そして、メモリ5は、後述するサブフィールドSF1のアドレス行程Wにおいて、画素駆動データビットDB1(1,1)〜DB1(n,m)を1表示ライン分ずつ読み出してアドレスドライバ6に供給する。又、後述するサブフィールドSF2のアドレス行程Wでは、メモリ5は、上記画素駆動データビットDB2(1,1)〜DB2(n,m)を1表示ライン分ずつ読み出してアドレスドライバ6に供給する。以下、同様にして、メモリ5は、後述するサブフィールドSF3〜SF14の各アドレス行程Wにて、画素駆動データビットDB3〜DB14を1表示ライン分ずつ読み出してアドレスドライバ6に供給するのである。
駆動制御回路4は、上記入力映像信号中の水平及び垂直同期信号に同期して、上記A/D変換器1に供給すべきクロック信号、及びメモリ5に供給すべき書込及び読出信号を生成する。更に、駆動制御回路4は、画像1フレーム(又は1フィールド)分の入力映像信号が供給される度に、図4に示されるが如きパネル駆動制御ルーチンに従った制御動作を実行する。
図4において、先ず、駆動制御回路4は、上記ピーク輝度信号PLによって示される画像1フレーム分(又は1フィールド分)のピーク輝度レベルが所定輝度レベルLLよりも小であるか否かを判定する(ステップS1)。かかるステップS1において、小ではないと判定された場合には、駆動制御回路4は、駆動モードAに基づく駆動を実施する(ステップS2)一方、小であると判定された場合には駆動モードBに基づく駆動を実施する(ステップS3)。
かかる駆動モードAでは、駆動制御回路4は、図5に示す如き発光駆動シーケンスに従ってPDP10を階調駆動させるべき各種タイミング信号を、アドレスドライバ6、X電極ドライバ7及びY電極ドライバ8各々に供給する。尚、図5に示す発光駆動シーケンスにおいては、単位表示期間(1フレーム又は1フィールド表示期間)毎に、14個のサブフィールドSF1〜SF14各々に基づく駆動を実施する。これらサブフィールドSF1〜SF14各々では、アドレス行程W及びサスティン行程Iを夫々実行する。アドレス行程Wでは、入力映像信号に応じてPDP10の各放電セルを点灯モード及び消灯モードのいずれか一方に設定する。サスティン行程Iでは、点灯モードに設定されている放電セルのみを繰り返しサスティン放電させてその放電に伴う発光状態を維持させる。尚、先頭のサブフィールドSF1に限りアドレス行程Wの直前において、全ての放電セルを点灯モードの状態に初期化するリセット行程Rを実行する。
アドレスドライバ6、X電極ドライバ7及びY電極ドライバ8各々は、駆動制御回路4から供給された各種タイミング信号に応じて、各サブフィールドにおいて図6に示す如き各種駆動パルスを発生し、PDP10の行電極X及びYに印加する。尚、図6では、サブフィールドSF1及びSF2のみを抜粋して、各駆動パルスの印加動作を示す。
先ず、図6に示されるリセット行程Rでは、第1サスティンドライバ7及び第2サスティンドライバ8が、PDP10の行電極X1〜Xn及びY1〜Yn各々に対してリセットパルスRPx及びRPYを同時に印加する。リセットパルスRPx及びRPYの印加に応じて、PDP10の全放電セルにおいてリセット放電が生起される。かかるリセット放電の終息後、各放電セル内には一様に所定量の壁電荷が形成され、PDP10における全ての放電セルは点灯モードに初期化される。
アドレス行程Wでは、アドレスドライバ6は、画素駆動データビットDBが論理レベル0である場合には0ボルト、論理レベル1である場合には正極性の所定電圧を有する画素データパルスを発生し、これを1表示ライン分(m個)ずつ列電極D1〜Dmに印加して行く。例えば、サブフィールドSF1のアドレス行程Wでは、アドレスドライバ6は、先ず、図6に示す如くPDP10の第1表示ラインに対応したm個の画素駆動データビットDB1(1,1)〜DB1(1,m)各々の論理レベルに応じたm個の画素データパルスDP11を生成し、夫々列電極D1〜Dmに同時に印加する。次に、PDP10の第2表示ラインに対応したm個の画素駆動データビットDB1(2,1)〜DB1(2,m)各々の論理レベルに応じたm個の画素データパルスDP12を生成し、夫々列電極D1〜Dmに同時に印加する。以下同様にして、アドレスドライバ6は、PDP10の第3,第4,・・・,第n表示ライン各々に対応した画素駆動データビットDB1(3,1)〜DB1(3,m),DB1(4,1)〜DB1(4,m),・・・,DB1(n,1)〜DB1(n,m)各々の論理レベルに応じた夫々m個の画素データパルス群DP13,DP14,・・・,DP1nを順次、列電極D1〜Dmに印加して行く。この間、Y電極ドライバ8は、各画素データパルス群DPの印加タイミングと同一タイミングにて、図6に示されるが如き負極性の走査パルスSPを発生し、これを行電極Y1〜Ynへと順次印加して行く。この際、走査パルスSPが印加された行電極Yと、正極性の所定電圧の画素データパルスが印加された列電極との交叉部の放電セルにのみ放電(選択消去放電)が生じ、その放電セル内に残存していた壁電荷が消去される。従って、この放電セルは、消灯モードに設定される。尚、上記の如き正極性の所定電圧の画素データパルスが印加されなかった列電極に属する放電セルには選択消去放電は生起されないので、この放電セルは直前までの状態を維持する。つまり、所定量の壁電荷が残存する放電セルは点灯モード、一方、壁電荷の量が所定量に充たない放電セルは消灯モードの状態をそのまま維持する。
サスティン行程Iでは、X電極ドライバ7及びY電極ドライバ8各々が、以下の如き、各サブフィールドに割り当てられている輝度重み付け値に対応した数だけ、図6に示す如きサスティンパルスIPX及びIPYを行電極X1〜Xn及びY1〜Ynに繰り返し印加する。
SF1:1
SF2:3
SF3:5
SF4:8
SF5:10
SF6:13
SF7:16
SF8:19
SF9:22
SF10:25
SF11:28
SF12:32
SF13:35
SF14:39
すると、上記サスティンパルスIPX及びIPYが印加される度に点灯モードに設定されている放電セルのみが放電(サスティン放電)し、その放電に伴う発光状態が維持される。
ここで、サブフィールドSF1〜SF14各々のサスティン行程Iにおいて各放電セルをサスティン放電させるか否かは、図3に示す如き画素駆動データGDに応じて決定される。
かかる画素駆動データGDにより、入力映像信号にて示される輝度レベルに応じた数だけ先頭のサブフィールドから連続したサブフィールド各々(点灯維持サブフィールド群と称する)にて放電セルを点灯モードに設定し、この点灯維持サブフィールド内の各サブフィールドにて連続して放電セルをサスティン放電させるべき駆動が実施される。そして、上記点灯維持サブフィールド群に後続するサブフィールド各々において放電セルを消灯モードに遷移させるべき駆動が為されるのである。
すなわち、図3の発光駆動パターンAにて示されるように、表現すべき輝度レベルに応じた1のサブフィールド(黒丸印にて示す)のアドレス行程Wにて、第1回目の選択消去放電を生起させるべき画素データパルスが列電極に印加される。かかる選択消去放電により放電セルは消灯モードの状態に遷移する。よって、先頭のサブフィールドSF1のリセット行程Rにおいて点灯モードに初期化された放電セルは、この第1回目の選択消去放電が生起されるまでの間に存在する各サブフィールド(白丸印にて示す)で点灯モードとなり、これらサブフィールド各々において連続して放電セルがサスティン放電するのである。
この際、単位表示期間内のサブフィールド各々のサスティン行程Iにおいて生起されたサスティン放電の総数に対応した中間輝度が視覚される。駆動モードAの実行(ステップS2)によれば、図5に示す発光駆動シーケンスに基づき、図3の発光駆動パターンAにて示されるが如き15種類の駆動の内の1が画素駆動データGDに応じて選択的に実施される。
これにより、夫々の発光輝度比が、
{0、1、4、9、17、27、40、56、75、97、122、150、182、217、255}
なる15階調分の中間輝度が表現されるのである。
ここで、駆動モードAでは、表現すべき輝度階調レベルに応じた1のサブフィールド(黒丸印にて示す)にて、第1回目の選択消去放電を生起させるべく正極性の所定電圧の画素データパルスを列電極に印加しているが、この画素データパルスの印加が為されても第1回目の選択消去放電が生起されない場合があった。そこで、駆動モードAでは、図3の発光駆動パターンAに示す如く、第1回目の選択消去放電(黒丸印にて示す)を生起させるべき駆動を実施した後も、最後尾のサブフィールドSF14までの各サブフィールドにおいて繰り返し第2回目以降の選択消去放電(黒三角印にて示す)を生起させるべき駆動を実施するようにしている。
しかしながら、選択消去放電を生起させるべき画素データパルスが連続したサブフィールド各々において周期的に列電極に印加されると、各サブフィールドの周期によってはPDP10の前面透明基板及び背面基板が振動する場合があり、それに伴い耳障りな異常音が発生する。特に、図3の発光駆動パターンAに示されるように、低輝度の表示を行う場合には高輝度の表示を行う場合に比して、第2回目以降の選択消去放電(図3の黒三角印にて示す)を生起させるべきサブフィールドの数が多くなるので、異常音の発生確率が高くなる。
そこで、駆動制御回路4は、画像1フレーム毎のピーク輝度レベルが所定輝度レベルよりも小である場合には、上記駆動モードA(ステップS2)に代わり駆動モードBを実行(ステップS3)するのである。
駆動モードBにおいて、駆動制御回路4は、駆動モードAと同様に図5に示す如き発光駆動シーケンスに従った駆動を実施する。但し、駆動モードBでは、図5に示すサブフィールドSF1〜SF14の内で、所定の1サブフィールドの直後に後続するサブフィールド各々の内の少なくとも1において、各種駆動パルス(後述する)の印加動作を停止させる。かかる駆動モードBの実行により、PDP10の行電極が形成されている前面透明基板と、列電極が形成されている背面基板とが振動することによって発生する耳障りな異常音を抑制させる。
以下に、図5に示すサブフィールドSF1〜SF14の内でSF6よりも後方に、上述した如き異常音を誘発する周期を有するサブフィールドが存在し、且つ各放電セルを輝度レベル「0」〜「255」なる範囲にて階調駆動させる場合を想定して、上記駆動モードBを実行した際に為される駆動動作を説明する。
この際、サブフィールドSF1〜SF6の実行時には異常音が発生しないので、これらSF1〜SF6にて表現可能な最大輝度レベル、つまり図3の発光駆動パターンAに示す如きSF1〜SF6の全てで放電セルをサスティン放電発光させる場合の輝度レベル「40」を上記所定輝度レベルLLとして設定する。よって、図4に示されるパネル駆動制御ルーチンの実行により、駆動制御回路4は、ピーク輝度信号PLによって示されるピーク輝度レベルが所定輝度レベルLL、つまり輝度レベル「40」よりも大である場合には駆動モードA、小である場合には駆動モードBを実行する。
駆動モードBの実行により、図5に示すサブフィールドSF1〜SF14の内で、サブフィールドSF6の直後に後続するSF7〜SF14各々の内の少なくとも1において、以下に示す如き各種駆動パルスの印加が停止する。すなわち、図3に示す第2回目以降の選択消去放電(図3の黒三角印にて示す)を生起させる為の画素データパルス、サスティンパルスIPX及びIPYの印加を停止、あるいは走査パルスSP、サスティンパルスIPX及びIPYの印加を停止するのである。例えば、サブフィールドSF1〜SF14の内でSF6に後続するSF7〜SF14の全てにおいて、上記の如き各種駆動パルスの印加動作を停止させると、図7の発光駆動パターンBにて示されるが如き6種類の駆動の内の1が画素駆動データGDに応じて選択的に実施される。これにより、夫々の発光輝度比が、
{0、1、4、9、17、27、40}
なる7階調分の中間輝度が表現される。
すなわち、入力映像信号のピーク輝度レベルが所定輝度レベルLL、つまり輝度レベル「40」よりも小であれば、1フレーム分の画像表示はサブフィールドSF1〜SF6のみを用いれば実現できるので、この際、残りのサブフィールドSF7〜SF14各々での各種駆動パルスの印加動作を停止させたのである。これにより、例えサブフィールドSF6よりも後方に異常音を誘発する周期を有するサブフィールドが含まれていても、この間、駆動パルスの印加が為されないので、パネル振動に伴う異常音の発生が抑制される。
要するに、画像1フレーム分毎のピーク輝度レベルが所定輝度レベルLLよりも低い場合には、この所定輝度レベルLLより大なる輝度レベルを表現する際に用いるサブフィールドにおいて駆動パルスの印加を停止させることにより、パネル振動に伴う異常音を抑制させるのである。
尚、図3に示される発光駆動パターンAでは、第2回目以降の選択消去放電(黒三角印にて示す)を最後尾のサブフィールドSF14まで連続して実行するようにしているが、必ずしも最後尾のサブフィールドに到るまで連続して実行する必要はない。
尚、図3に示すように、1フレーム表示期間内において選択消去放電を生起させるべき駆動を行う回数が最も多くなるのは、表現すべき輝度レベルが0となるときである。すなわち、サブフィールドSF1〜SF14各々が全て異常音を誘発する周期であった場合には、表示画面の全面が輝度レベル0となる、いわゆる黒表示時において最もパネル振動(異常音)の発生確率が高いといえる。
そこで、黒表示を行う場合に限り、全てのサブフィールドにおいて駆動パルスの印加を停止させるようにしても良い。すなわち、上記所定輝度レベルLLを、黒表示となる際の輝度レベルよりも1段階だけ高輝度な輝度レベルに設定するのである。
又、上記実施例においては、表現すべき階調輝度レベルに応じた数だけ連続したサブフィールドにてサスティン放電を実行するサブフィールド群(SF1〜SF14)を1フレーム(1フィールド)表示期間内に1つだけ設けるようにしている。しかしながら、このような特定サブフィールド群を1フレーム(1フィールド)表示期間内において複数個設けるようにした場合にも同様に適用可能である。すなわち、単位表示期間内のN個(N:2以上の整数)のサブフィールドの内で連続配置されたM個(M:N以下の整数)のサブフィールドからなる特定サブフィールド群内において、表現すべき階調輝度レベルに応じた数だけ連続したサブフィールドにてサスティン放電を生起させるような駆動であれば、同様に適用可能なのである。
図8は、本発明の他の実施例による駆動方法に基づいてPDPを駆動するプラズマディスプレイ装置の構成を示す図である。
図8に示されるプラズマディスプレイ装置においては、図1に示されるプラズマディスプレイ装置に平均輝度演算回路9を付加したものであり、その基本的な動作は図1に示されるものと同一である。但し、かかる平均輝度演算回路9によって求められた平均輝度レベルに応じて為される駆動制御回路4の制御動作の一部が、図1に示されるものとは異なる。よって、以下に、平均輝度演算回路9の動作、並びに駆動制御回路4による制御動作について説明する。
平均輝度演算回路9は、入力映像信号による画像1フレーム分(又は1フィールド分)毎の平均輝度レベルを算出し、その平均輝度レベルを示す平均輝度信号APLを駆動制御回路4に供給する。駆動制御回路4は、画像1フレーム(又は1フィールド)分の入力映像信号が供給される度に、図9に示されるが如きパネル駆動制御ルーチンに従った制御動作を実行する。
図9において、先ず、駆動制御回路4は、平均輝度信号APLによって示される平均輝度レベルが所定の第1輝度レベルL1よりも小であるか否かを判定する(ステップS11)。かかるステップS11において、小であると判定された場合、駆動制御回路4は、次に上記ピーク輝度信号PLによって示される画像1フレーム分(又は1フィールド分)のピーク輝度レベルが所定の第2輝度レベルL2よりも小であるか否かを判定する(ステップS12)。かかるステップS12において小ではないと判定された場合、又は上記ステップS11において平均輝度信号APLによって示される平均輝度レベルが所定輝度レベルL1よりも小ではないと判定された場合、駆動制御回路4は、前述した如き駆動モードAに基づく駆動を実施する(ステップS13)。一方、上記ステップS12において、上記ピーク輝度信号PLによって示される画像1フレーム分(又は1フィールド分)のピーク輝度レベルが第2輝度レベルL2よりも小であると判定された場合、駆動制御回路4は、前述した如き駆動モードBに基づく駆動を実施する(ステップS14)。
すなわち、図8に示されるプラズマディスプレイ装置においては、入力映像信号のピーク輝度レベルが所定の第2輝度レベルL2よりも小であり、且つその平均輝度レベルが所定の第1輝度レベルL1よりも小である場合には上記駆動モードB、それ以外の場合には上記駆動モードAに基づく駆動を実施するのである。
例えば、平均輝度レベルが第1輝度レベルL1(例えば輝度レベル「20」)よりも小となるような暗い画像を表示する際には、第2回目以降の選択消去放電(黒三角印にて示す)を生起させるべき回数が多くなる。そこで、この際、駆動モードBに基づく駆動、つまり、図5に示すサブフィールドSF1〜SF14の内で、所定の1サブフィールドの直後に後続するサブフィールド各々の内の少なくとも1において、各種駆動パルスの印加動作を停止させるのである。これにより、上記の如き所定の1サブフィールドの後方に異常音を誘発する周期を有するサブフィールドが含まれていても、この間、駆動パルスの印加が為されないので、パネル振動(異常音)の発生確率が低下する。
ところが、例え画像1フレームにおける平均輝度レベルが上記第1輝度レベルL1よりも小であっても、この画像1フレーム内でのピーク輝度レベルが高い場合には、かかるピーク輝度レベルに対応した高輝度な表示を行わなければならない。
そこで、図8に示されるプラズマディスプレイ装置においては、平均輝度レベルが所定の第1輝度レベルL1よりも小であり、且つそのピーク輝度レベルが所定の第2輝度レベルL2(L2>L1)よりも小である場合に限り、上述した如き駆動モードBに基づく駆動を実施するようにしたのである。尚、平均輝度レベルが第1輝度レベルL1よりも小であり、且つそのピーク輝度レベルが第2輝度レベルL2以上である場合には、上記駆動モードAに基づく駆動に代わり、以下の如き駆動を実施するようにしても良い。すなわち、平均輝度レベルが第1輝度レベルL1よりも小であり、且つそのピーク輝度レベルが第2輝度レベルL2以上である場合には、上記の如き所定の1サブフィールドに後続するサブフィールド各々の内の少なくとも1のサブフィールドにおいて第2番目以降に印加すべき画素データパルスのみ、その印加を停止させるのである。かかる駆動によれば、上記駆動モードAに基づく駆動を実施する場合に比して画素データパルスの印加回数が減るので、パネル振動(異常音)の発生確率を低下させることができる。
本発明による駆動方法によってプラズマディスプレイパネルの駆動を行うプラズマディスプレイ装置の構成を示す図である。 図1に示される画素駆動データ生成回路3の内部構成を示す図である。 画素駆動データのデータ変換テーブル、並びに発光駆動パターンAによる駆動状態を示す図である。 パネル駆動制御ルーチンを示す図である。 図1に示されるPDP10を駆動する際の発光駆動シーケンスの一例を示す図である。 図1に示されるPDP10に印加される各種駆動パルスの印加タイミングを示す図である。 発光駆動パターンBによる駆動状態を示す図である。 本発明による他の駆動方法によってプラズマディスプレイパネルの駆動を行うプラズマディスプレイ装置の構成を示す図である。 図8に示されるプラズマディスプレイ装置において用いられるパネル駆動制御ルーチンを示す図である。
主要部分の符号の説明
2 ピーク輝度検出回路
3 画素駆動データ生成回路
4 駆動制御回路
9 平均輝度演算回路
10 PDP

Claims (10)

  1. 複数の行電極対と前記行電極対の各々に交叉した方向に伸張する複数の列電極との各交叉部に画素に対応した放電セルが形成されているプラズマディスプレイパネルを、単位表示期間毎にN個(N:2以上の整数)のサブフィールドにて階調駆動するプラズマディスプレイパネルの駆動方法であって、
    前記単位表示期間内において連続配置されたM個(M:N以下の整数)のサブフィールドからなる特定サブフィールド群内において、入力映像信号によって示される輝度レベルに応じた数だけ先頭のサブフィールドから連続したサブフィールド各々からなる点灯維持サブフィールド群内の各サブフィールドで前記放電セルを点灯モードに設定する一方、前記点灯維持サブフィールド群に後続するサブフィールド各々では前記放電セルを消灯モードに設定すると共に、前記サブフィールド各々内において前記点灯モードに設定されている前記放電セルのみを繰り返し放電発光させるべき駆動パルスを印加する駆動行程と、
    前記入力映像信号の最大輝度レベルが所定輝度レベルよりも低い場合に限り、前記特定サブフィールド群内において、前記所定輝度レベルを表現する場合に前記放電セルの放電発光が為されるサブフィールド各々の内の最後尾のサブフィールドに後続するサブフィールド各々の内の少なくとも1のサブフィールドにおいて前記駆動パルスの印加を停止させる制御行程と、を有することを特徴とするプラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  2. 前記駆動行程は、前記特定サブフィールド群内の先頭のサブフィールドのみで全ての前記放電セルを点灯モードの状態に初期化するリセット行程と、前記サブフィールド各々において前記行電極対各々の一方の行電極に走査パルスを順次印加しつつ前記入力映像信号によって示される輝度レベルに応じた電圧を有する画素データパルスを前記列電極各々に印加して前記放電セル各々を選択的に消去放電させることにより前記放電セルの各々を選択的に消灯モードの状態に遷移させるアドレス行程と、前記サブフィールド各々において前記行電極対の各々にサスティンパルスを印加することにより前記点灯モードの状態にある前記放電セルのみを繰り返し放電発光させるサスティン行程と、を含むことを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  3. 前記駆動パルスは、前記画素データパルス及び前記サスティンパルスであることを特徴とする請求項2記載のプラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  4. 前記駆動パルスは、前記走査パルス及び前記サスティンパルスであることを特徴とする請求項2記載のプラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  5. 前記所定輝度レベルは輝度レベル0よりも1段階だけ高輝度な輝度レベルであることを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  6. 前記制御行程では、前記入力映像信号の平均輝度レベルが所定の第1輝度レベルよりも低く、且つ前記入力映像信号における最大輝度レベルが前記第1輝度レベルよりも大である第2輝度レベルよりも低い場合に限り、前記最後尾のサブフィールドに後続するサブフィールド各々の内の少なくとも1のサブフィールドにおいて前記駆動パルスの印加を停止させることを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  7. 複数の行電極対と前記行電極対の各々に交叉した方向に伸張する複数の列電極との各交叉部に画素に対応した放電セルが形成されているプラズマディスプレイパネルを、単位表示期間毎にN個(N:2以上の整数)のサブフィールドにて階調駆動するプラズマディスプレイパネルの駆動方法であって、
    前記単位表示期間内において互いに隣接するM個(M:N以下の整数)のサブフィールドからなるサブフィールド群内の先頭のサブフィールドのみで、全ての前記放電セルを点灯モードの状態に初期化するリセット行程を実行し、
    前記サブフィールド群内において、入力映像信号によって示される輝度レベルに応じた1のサブフィールドにて第1の画素データパルスを前記列電極に印加しつつ前記行電極対の一方の行電極に走査パルスを印加することにより前記放電セルを消灯モードの状態に遷移させるべき選択放電を生起させた後、前記1のサブフィールドに後続するサブフィールド各々において再び前記選択放電を生起させるべき第2の画素データパルスを前記列電極に印加しつつ前記行電極対の一方の行電極に走査パルスを印加するアドレス行程と、前記放電セル各々にサスティンパルスを印加することにより前記点灯モードに設定されている前記放電セルのみを繰り返しサスティン放電させるサスティン行程と、を実行し、
    前記入力映像信号における最大輝度レベルが所定輝度レベルよりも低い場合に限り、前記サブフィールド群内において、前記所定輝度レベルを表現する場合に前記放電セルの放電発光が為されるサブフィールド各々の内の最後尾のサブフィールドに後続するサブフィールド各々の内の少なくとも1のサブフィールドにおいて、前記第2の画素データパルス及び前記サスティンパルス、又は前記走査パルス及び前記サスティンパルスの印加を停止させることを特徴とするプラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  8. 前記所定輝度レベルは輝度レベル0よりも1段階だけ高輝度な輝度レベルであることを特徴とする請求項7記載のプラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  9. 前記制御行程では、前記入力映像信号の平均輝度レベルが所定の第1輝度レベルよりも低く、且つ前記入力映像信号における最大輝度レベルが前記第1輝度レベルよりも大である第2輝度レベルよりも低い場合に限り、前記最後尾のサブフィールドに後続するサブフィールド各々の内の少なくとも1において、前記第2の画素データパルス及び前記サスティンパルス、又は前記走査パルス及び前記サスティンパルスの印加を停止させることを特徴とする請求項7記載のプラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  10. 前記制御行程では、前記入力映像信号の平均輝度レベルが前記第1輝度レベルよりも低く、且つ前記入力映像信号における最大輝度レベルが前記第2輝度レベル以上の場合には、前記最後尾のサブフィールドに後続するサブフィールド各々の内の少なくとも1のサブフィールドにおいて、前記第2の画素データパルス、前記サスティンパルス、前記走査パルス及び前記サスティンパルスの内の前記第2の画素データパルスのみその印加を停止させることを特徴とする請求項9記載のプラズマディスプレイパネルの駆動方法。
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