JP4801914B2 - プラズマディスプレイパネルの駆動方法 - Google Patents

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Description

本発明は、マトリクス表示方式のプラズマディスプレイパネル(以下、PDPと称する)の駆動方法に関する。
現在、薄型の画像表示装置として、AC型(交流放電型)のプラズマディスプレイパネルを搭載したプラズマディスプレイ装置が製品化されている(例えば特許文献1の図2参照)。
かかるプラズマディスプレイ装置に搭載されているプラズマディスプレイパネルとしてのPDP10には、アドレス電極としての列電極D1〜Dmと、これら列電極と直交して配列されている行電極X1〜Xn及び行電極Y1〜Ynを備えている。このPDP10においては、互いに隣接する一対の行電極X及びYと、列電極との各交叉部に画素に対応した放電セルが形成される構造となっている。
このプラズマディスプレイ装置では、上記PDP10に対してサブフィールド法を用いた階調駆動を実施することにより、入力映像信号に対応した画像表示を行う(例えば特許文献1の図3〜図5参照)。つまり、1フィールド表示期間毎に、14個のサブフィールドSF1〜SF14各々内にて、入力映像信号に基づき各放電セルを点灯モード及び消灯モードのいずれか一方に設定する画素データ書込行程Wcと、点灯モードに設定されている放電セルのみを繰り返し放電発光させる維持発光行程Icとを実施する。更に、先頭のサブフィールドのみで、全ての放電セルの状態を初期化するリセット行程Icを実行する。尚、リセット行程Icでは、全放電セルに対して一斉にリセット放電を生起させて、各放電セル内に所望量の壁電荷を形成させることにより全ての放電セルを点灯モードの状態に初期化する。
又、画素データ書込行程Wcでは、入力映像信号に基づき各放電セルを点灯モード及び消灯モードのいずれか一方に設定すべく、行電極の各々に順次負極性の走査パルスを印加しつつ、消灯モードに設定すべき放電セルが属する列電極には高電圧、点灯モードに設定すべき放電セルが属する列電極には低電圧の画素データパルスを印加する。これにより、高電圧の画素データパルスが印加された放電セルのみに、その放電セル内の列電極及び行電極間にて放電(選択消去放電)が生起される。かかる選択消去放電により、この放電セル内に存在する壁電荷が消去され、この放電セルは消灯モードに設定される。一方、低電圧の画素データパルスが印加された放電セル内には上記の如き放電が生起されないので、その直前までの状態が維持される。つまり、所望量の壁電荷が残留していた放電セルは点灯モード、壁電荷量が所望量に充たない状態にあった放電セル消灯モードに夫々維持される。
ここで、1フィールド表示期間内の各サブフィールドの内の1のサブフィールドのみで上記選択消去放電を生起させることにより、この選択消去放電が生起されるまでの間の各サブフィールドの維持発光行程Icにて連続して放電発光が為され、その放電発光の総数に対応した輝度が視覚される(例えば特許文献1の図5参照)。
しかしながら、画素データ書込行程Wcにおいて放電セルを消灯モードに設定させるべく、その放電セルが属する列電極に高電圧の画素データパルスを印加しても、上記選択消去放電が正しく生起されない場合が生じた。
そこで、消灯モードに設定すべき放電セルに対しては、選択消去放電を生起させる画素データパルスを、連続したサブフィールド各々の画素データ書込行程Wcにて繰り返し印加することにより選択消去放電の機会を増加させて、この放電を確実に生起させるようにした駆動方法が提案された(例えば特許文献1の図29参照)。
ところが、選択消去放電を生起させるべき画素データパルスが連続したサブフィールド各々において周期的に列電極に印加されると、各サブフィールドの周期によっては、この列電極が形成されている背面基板(図示せぬ)と、行電極が形成されている前面透明基板(図示せぬ)とが振動する場合がある。この際、これら前面透明基板及び背面基板の振動に伴う耳障りな異常音が発生するという問題が生じた。
特開2000−231362号公報
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、プラズマディスプレイパネル自体が振動することによる異常音を除去することが可能なプラズマディスプレイパネルの駆動方法を提供することを目的とする。
請求項1記載によるプラズマディスプレイパネルの駆動方法は、複数の行電極対と前記行電極対の各々に交叉した方向に伸張する複数の列電極との各交叉部に画素に対応した放電セルが形成されているプラズマディスプレイパネルを、単位表示期間毎にN個(Nは2以上の整数)のサブフィールドにて階調駆動するプラズマディスプレイパネルの駆動方法であって、前記サブフィールドの各々は、入力映像信号に基づく各画素毎の画素データに応じて前記放電セルを点灯モードの状態から消灯モードの状態に遷移させる場合には高電圧画素データパルスを前記列電極の各々に印加しつつ前記行電極対の一方の行電極に低電圧の走査パルスを印加する一方、前記放電セルの状態を維持させる場合には低電圧画素データパルスを前記列電極の各々に印加しつつ前記行電極対の一方の行電極に低電圧の前記走査パルスを印加するアドレス期間と、前記アドレス期間の直後に前記点灯モードに設定されている前記放電セルのみを繰り返しサスティン放電させるサスティン期間とを含み、前記単位表示期間内において最初に前記高電圧画素データパルスの印加が為されたサブフィールドに後続するサブフィールド各々の前記アドレス行程では前記走査パルスを前記行電極に印加しつつ前記高電圧画素データパルスを前記列電極に印加し、前記入力映像信号にて示される輝度レベルの平均値が所定値よりも小なる場合には大なる場合に比して前記走査パルス、前記高電圧画素データパルス及び前記低電圧画素データパルス各々の印加周期を短くすることにより前記サブフィールドの周期を短くする。
又、請求項10記載によるプラズマディスプレイパネルの駆動方法は、複数の行電極対と前記行電極対の各々に交叉した方向に伸張する複数の列電極との各交叉部に画素に対応した放電セルが形成されているプラズマディスプレイパネルを、単位表示期間毎にN個(Nは2以上の整数)のサブフィールドにて階調駆動するプラズマディスプレイパネルの駆動方法であって、前記サブフィールド各々は、入力映像信号に基づく各画素毎の画素データに応じて前記放電セルを消灯モードの状態から点灯モードの状態に遷移させる場合には高電圧画素データパルスを前記列電極の各々に印加しつつ前記行電極対の一方の行電極に低電圧の走査パルスを印加する一方、前記放電セルの状態を維持させる場合には低電圧画素データパルスを前記列電極に印加しつつ前記行電極対の一方の行電極に低電圧の前記走査パルスを印加するアドレス期間と、前記アドレス期間の直後に前記点灯モードに設定されている前記放電セルのみを繰り返しサスティン放電させるサスティン期間とを含み、前記単位表示期間内において最初に前記高電圧画素データパルスの印加が為されたサブフィールドに後続するサブフィールド各々の前記アドレス行程では前記走査パルスを前記行電極に印加しつつ前記高電圧画素データパルスを前記列電極に印加し、前記入力映像信号にて示される輝度レベルの平均値が所定値よりも大なる場合には小なる場合に比して前記走査パルス、前記高電圧画素データパルス及び前記低電圧画素データパルス各々の印加周期を短くすることにより前記サブフィールドの周期を短くする。
入力映像信号に基づく各画素毎の画素データに応じて放電セル各々を点灯モードの状態から消灯モードの状態に遷移させるアドレス期間を、入力映像信号によって示される輝度レベルの平均値が所定値よりも小なる場合には大なる場合に比して短くすることにより、サブフィールドの周期を短くする。
以下、本発明の実施例を図を参照しつつ説明する。
図1は、本発明による駆動方法に基づいてプラズマディスプレイパネル(以下、PDPと称する)を発光駆動するプラズマディスプレイ装置の概略構成を示す図である。
図1において、プラズマディスプレイパネルとしてのPDP10は、2次元表示画面の縦方向(垂直方向)に夫々伸張して配列された列電極D1〜Dm、横方向(水平方向)に夫々伸張して配列された行電極X1〜Xn及び行電極Y1〜Ynが形成されている。尚、互いに隣接する一対の行電極X及びYにて、PDP10の1表示ライン分の表示を行う。これら行電極X1〜Xn及びY1〜Ynと、列電極D1〜Dmとの間には放電ガスが封入された放電空間が設けられており、この放電空間を含む行電極と列電極との各交叉部に画素に対応した放電セルが形成される構造となっている。
図2は、表示面側から眺めたPDP10の内部構造を模式的に示す正面図である。
図2においては、PDP10の列電極D1〜D3各々と、第1表示ライン(Y1,X1)及び第2表示ライン(Y2,X2)との各交叉部を抜粋して示すものである。 図3は、図2のV3−V3線におけるPDP10の断面を示す図であり、図4は、図2のW2−W2線におけるPDP10の断面を示す図である。
図2に示すように、各行電極Xは、2次元表示画面の水平方向に伸張するバス電極Xbと、かかるバス電極Xb上の各放電セルPCに対応した位置に各々接触して設けられたT字形状の透明電極Xaと、から構成される。各行電極Yは、2次元表示画面の水平方向に伸張するバス電極Ybと、かかるバス電極Yb上の各放電セルPCに対応した位置に各々接触して設けられたT字形状の透明電極Yaと、から構成される。透明電極Xa及びYaは例えばITO等の透明導電膜からなり、バス電極Xb及びYbは例えば金属膜からなる。透明電極Xa及バス電極Xbからなる行電極X、並びに透明電極Ya及バス電極Ybからなる行電極Yは、図3に示す如く、その前面側がPDP10の表示面となる前面透明基板10の背面側に形成されている。この際、各行電極対(X、Y)における透明電極Xa及びYaは、互いに対となる相手の行電極側に伸張しており、その幅広部の頂辺同士が所定幅の放電ギャップg1を介して互いに対向している。又、前面透明基板10の背面側には、1対の行電極対(X1、Y1)とこの行電極対に隣接する行電極対(X2、Y2)との間に、2次元表示画面の水平方向に伸張する黒色または暗色の光吸収層(遮光層)11が形成されている。さらに、前面透明基板10の背面側には、行電極対(X,Y)を被覆するように誘電体層12が形成されている。この誘電体層12の背面側(行電極対が接触する面とは反対側の面)には、図3に示す如く、光吸収層11とこの光吸収層11に隣接するバス電極Xb及びYbとが形成されている領域に対応した部分に、嵩上げ誘電体層12Aが形成されている。この誘電体層12及び嵩上げ誘電体層12Aの表面上には、後述するような電子線の照射によって励起されて波長域200〜300nm内にピークを有するカソードルミネッセンス発光を行う酸化マグネシウム結晶体を含む酸化マグネシウム層13が形成されている。
一方、前面透明基板10と平行に配置された背面基板14上には、列電極Dの各々が、各行電極対(X,Y)における透明電極Xa及びYaに対向する位置において行電極対(X,Y)と直交する方向に伸張して形成されている。背面基板14上には、更に列電極Dを被覆する白色の列電極保護層15が形成されている。この列電極保護層15上には隔壁16が形成されている。隔壁16は、各行電極対(X,Y)のバス電極Xb及びYbに対応した位置において各々2次元表示画面の横方向に伸張している横壁16Aと、互いに隣接する列電極D間の各中間位置において2次元表示画面の縦方向に伸張している縦壁16Bとによって梯子形状に形成されている。尚、PDP10の各表示ライン毎に、図2に示す如き梯子形状の隔壁16が各々形成されており、互いに隣接する隔壁16の間には、図2に示す如き隙間SLが存在する。又、梯子状の隔壁16によって、各々独立した放電空間S、透明電極Xa及びYaを含む放電セルPCが区画されている。放電空間S内には、キセノンガスを含む放電ガスが封入されている。各放電セルPC内における横壁16Aの側面、縦壁16Bの側面、及び列電極保護層15の表面には、図3に示す如くこれらの面を全て覆うように蛍光体層17が形成されている。この蛍光体層17は、実際には、赤色発光を為す蛍光体、緑色発光を為す蛍光体、及び青色発光を為す蛍光体の3種類からなる。各放電セルPCの放電空間Sと隙間SLとの間は、図3に示す如く酸化マグネシウム層13が横壁16Aに当接されることによって互いに閉じられている。一方、図4に示す如く、縦壁16Bは酸化マグネシウム層13に当接されていないので、その間に隙間r1が存在する。すなわち、2次元表示画面の横方向において互いに隣接する放電セルPC各々の放電空間Sは、この隙間r1を介して互いに連通しているのである。
A/D変換器1は、アナログの入力映像信号をサンプリングしてこれを各画素に対応した例えば8ビットの画素データPDに変換し、これを平均輝度演算回路2及び画素駆動データ生成回路3の各々に供給する。
平均輝度演算回路2は、上記画素データPDに基づき、入力映像信号による画像1フレーム分(又は1フィールド分)毎の平均輝度レベルを算出し、その平均輝度レベルを示す平均輝度信号APLを駆動制御回路4に供給する。
画素駆動データ生成回路3は、画素データPDに対して多階調化処理を施した後、PDP10の各放電セルを各サブフィールド毎に点灯モード及び消灯モードのいずれか一方に設定すべき14ビットの画素駆動データGDに変換し、これをメモリ5に供給する。
図5は、かかる画素駆動データ生成回路3の内部構成の一例を示す図である。
図5において、多階調化処理回路31は、8ビットの画素データPDに対して誤差拡散処理及びディザ処理を施す。例えば、上記誤差拡散処理では、先ず、画素データPDの上位6ビット分を表示データ、残りの下位2ビット分を誤差データと捉える。そして、周辺画素各々に対応した上記画素データPDの各誤差データを重み付け加算したものを、上記表示データに反映させる。かかる動作により、原画素における下位2ビット分の輝度が上記周辺画素によって擬似的に表現され、それ故に8ビットよりも少ない6ビット分の表示データにて、上記8ビット分の画素データと同等の輝度階調表現が可能になる。そして、この誤差拡散処理によって得られた6ビットの誤差拡散処理画素データに対してディザ処理を施す。ディザ処理では、互いに隣接する複数の画素を1画素単位とし、この1画素単位内の各画素に対応した上記誤差拡散処理画素データに夫々、互いに異なる係数値からなるディザ係数を夫々割り当てて加算してディザ加算画素データを得る。かかるディザ係数の加算によれば、上記1画素単位で眺めた場合には、上記ディザ加算画素データの上位4ビット分だけでも8ビットに相当する輝度を表現することが可能となる。そこで、多階調化処理回路31は、上記ディザ加算画素データの上位4ビット分を多階調化画素データPDSとしてデータ変換回路32に供給する。
データ変換回路32は、図6に示すデータ変換テーブルに従って上記多階調化画素データPDSを14ビットの画素駆動データGDに変換する。尚、画素駆動データGDの第1〜第14ビットは、夫々後述するサブフィールドSF1〜SF14各々に対応している。
メモリ5は、駆動制御回路4から供給された書込信号に従って上記画素駆動データGDを順次書き込む。そして、1画面分、つまり第1行・第1列の画素に対応した画素駆動データGD11から、第n行・第m列の画素に対応した画素駆動データGDnmまでの(n×m)個分の画素駆動データGDの書き込みが終了すると、メモリ5は、以下の如き読み出し動作を行う。
先ず、メモリ5では、書き込まれた1画面分の画素駆動データGD(1,1)〜GD(n,m)各々を、各ビット桁(第1ビット〜第14ビット)毎に分割した画素駆動データビットDB1〜DB14と捉える。そして、メモリ5は、後述するサブフィールドSF1のアドレス行程Wにおいて、画素駆動データビットDB1(1,1)〜DB1(n,m)を1表示ライン分ずつ読み出してアドレスドライバ6に供給する。又、後述するサブフィールドSF2のアドレス行程Wでは、メモリ5は、上記画素駆動データビットDB2(1,1)〜DB2(n,m)を1表示ライン分ずつ読み出してアドレスドライバ6に供給する。以下、同様にして、メモリ5は、後述するサブフィールドSF3〜SF14の各アドレス行程Wにて、画素駆動データビットDB3〜DB14を1表示ライン分ずつ読み出してアドレスドライバ6に供給するのである。
駆動制御回路4は、上記入力映像信号中の水平及び垂直同期信号に同期して、上記A/D変換器1に供給すべきクロック信号、及びメモリ5に供給すべき書込及び読出信号を生成する。更に、駆動制御回路4は、図7に示す如き発光駆動シーケンスに従ってPDP10を階調駆動させるべき各種タイミング信号を、アドレスドライバ6、X電極ドライバ7及びY電極ドライバ8各々に供給する。尚、図7に示す発光駆動シーケンスにおいては、1フレーム又は1フィールド表示期間(以下、単位表示期間と称する)毎に、14個のサブフィールドSF1〜SF14各々に基づく駆動を実施する。これらサブフィールドSF1〜SF14各々は、アドレス行程W及びサスティン行程Iを夫々含む。アドレス行程Wでは、入力映像信号に応じてPDP10の各放電セルを点灯モード及び消灯モードのいずれか一方に設定する。サスティン行程Iでは、点灯モードに設定されている放電セルのみを繰り返しサスティン放電させてその放電に伴う発光状態を維持させる。尚、先頭のサブフィールドSF1に限りアドレス行程Wの直前において、全ての放電セルを点灯モードの状態に初期化するリセット行程Rを実行する。
アドレスドライバ6、X電極ドライバ7及びY電極ドライバ8各々は、駆動制御回路4から供給された各種タイミング信号に応じて、各サブフィールドにおいて図8に示す如き各種駆動パルスを発生し、PDP10の行電極X及びYに印加する。尚、図8においては、サブフィールドSF1〜SF14の内からSF1〜SF3のみを抜粋して、各駆動パルスの印加動作を示す。
先ず、図8に示されるリセット行程Rでは、第1サスティンドライバ7及び第2サスティンドライバ8が、PDP10の行電極X1〜Xn及びY1〜Yn各々に対してリセットパルスRPx及びRPYを同時に印加する。リセットパルスRPx及びRPYの印加に応じて、PDP10の全放電セルにおいてリセット放電が生起される。かかるリセット放電の終息後、各放電セル内には一様に所定量の壁電荷が形成され、PDP10における全ての放電セルは点灯モードに初期化される。
アドレス行程Wでは、アドレスドライバ6は、画素駆動データビットDBが論理レベル0である場合には0ボルト、論理レベル1である場合には正極性の所定電圧を有する画素データパルスを発生し、これを1表示ライン分(m個)ずつ列電極D1〜Dmに印加して行く。例えば、サブフィールドSF1のアドレス行程Wでは、アドレスドライバ6は、先ず、図8に示す如くPDP10の第1表示ラインに対応したm個の画素駆動データビットDB1(1,1)〜DB1(1,m)各々の論理レベルに応じたm個の画素データパルスDP11を生成し、夫々列電極D1〜Dmに同時に印加する。次に、PDP10の第2表示ラインに対応したm個の画素駆動データビットDB1(2,1)〜DB1(2,m)各々の論理レベルに応じたm個の画素データパルスDP12を生成し、夫々列電極D1〜Dmに同時に印加する。以下同様にして、アドレスドライバ6は、PDP10の第3,第4,・・・,第n表示ライン各々に対応した画素駆動データビットDB1(3,1)〜DB1(3,m),DB1(4,1)〜DB1(4,m),・・・,DB1(n,1)〜DB1(n,m)各々の論理レベルに応じた夫々m個の画素データパルス群DP13,DP14,・・・,DP1nを順次、列電極D1〜Dmに印加して行く。この間、Y電極ドライバ8は、各画素データパルス群DPの印加タイミングと同一タイミングにて、図8に示されるが如き負極性の走査パルスSPを発生し、これを行電極Y1〜Ynへと順次印加して行く。この際、走査パルスSPが印加された行電極Yと、正極性の所定電圧の画素データパルスが印加された列電極との交叉部の放電セルにのみ放電(選択消去放電)が生じ、その放電セル内に残存していた壁電荷が消去される。従って、この放電セルは、消灯モードに設定される。一方、上記の如き正極性の所定電圧の画素データパルスが印加されなかった列電極に属する放電セルには選択消去放電は生起されないので、この放電セルは直前までの状態を維持する。つまり、所定量の壁電荷が残存する放電セルは点灯モード、一方、壁電荷の量が所定量に充たない放電セルは消灯モードの状態をそのまま維持する。
尚、上記アドレス行程WにおいてPDP10に印加される図8に示す如き画素データパルス及び走査パルスSP各々の印加周期TPは、入力映像信号における画像1フレーム(又は1フィールド)毎の平均輝度レベルに応じた周期に設定される。例えば、駆動制御回路4は、先ず、上記平均輝度信号APLによって示される平均輝度レベルが所定輝度レベルLLよりも大であるか否かを判定する。ここで、平均輝度レベルが所定輝度レベルLLよりも高い場合、駆動制御回路4は、上記印加周期TPを所定の周期TP1とし、この周期TP1にて順次画素データパルス及び走査パルスSPをPDP10に印加させるべきタイミング信号をアドレスドライバ6、X電極ドライバ7及びY電極ドライバ8各々に供給する。一方、平均輝度レベルが所定輝度レベルLLよりも低い場合には、駆動制御回路4は、上記印加周期TPを上記周期TP1よりも小なる周期TP2とし、この周期TP2にて順次画素データパルス及び走査パルスSPをPDP10に印加させるべきタイミング信号をアドレスドライバ6、X電極ドライバ7及びY電極ドライバ8各々に供給する。
サスティン行程Iでは、X電極ドライバ7及びY電極ドライバ8各々が、以下の如き、各サブフィールドに割り当てられている輝度重み付け値に対応した数だけ、図8に示す如きサスティンパルスIPX及びIPYを行電極X1〜Xn及びY1〜Ynに繰り返し印加する。
SF1:1
SF2:3
SF3:5
SF4:8
SF5:10
SF6:13
SF7:16
SF8:19
SF9:22
SF10:25
SF11:28
SF12:32
SF13:35
SF14:39
すると、上記サスティンパルスIPX及びIPYが印加される度に点灯モードに設定されている放電セルのみが放電(サスティン放電)し、その放電に伴う発光状態が維持される。
ここで、サブフィールドSF1〜SF14各々のサスティン行程Iにおいて各放電セルをサスティン放電させるか否かは、図6に示す如き画素駆動データGDに応じて決定される。
すなわち、図6の発光駆動パターンAに示されるように、表現すべき輝度レベルに応じた1のサブフィールド(黒丸印にて示す)のアドレス行程Wにて、第1回目の選択消去放電を生起させるべき画素データパルスが列電極に印加される。かかる選択消去放電により放電セルは消灯モードの状態に遷移する。よって、先頭のサブフィールドSF1のリセット行程Rにおいて点灯モードに初期化された放電セルは、この第1回目の選択消去放電が生起されるまでの間に存在する各サブフィールド(白丸印にて示す)で点灯モードとなり、これらサブフィールド各々において連続して放電セルがサスティン放電するのである。
この際、単位表示期間内のサブフィールド各々のサスティン行程Iにおいて生起されたサスティン放電の総数に対応した中間輝度が視覚される。つまり、図6発光駆動パターンAにて示される15種類の駆動の内の1が、画素駆動データGDに応じて選択的に実施される。
これにより、夫々の発光輝度比が、
{0、1、4、9、17、27、40、56、75、97、122、150、182、217、255}
なる15階調分の中間輝度が表現されるのである。
ここで、図6に示される駆動では、表現すべき輝度階調レベルに応じた1のサブフィールド(黒丸印にて示す)にて第1回目の選択消去放電を生起させるべき画素データパルスを列電極に印加しているが、この画素データパルスを印加しても第1回目の選択消去放電が生起されない場合があった。そこで、図6に示すように、第1回目の選択消去放電(黒丸印にて示す)を生起させるべき駆動を実施した後も、最後尾のサブフィールドSF14までの各サブフィールドのアドレス行程Wにおいて第2回目以降の選択消去放電(黒三角印にて示す)を生起させるべき駆動を実施するようにしている。
しかしながら、第2回目以降の選択消去放電を生起させるべく、連続したサブフィールド各々において周期的に画素データパルスを列電極に印加すると、PDP10の前面透明基板及び背面基板が振動(以下、パネル振動と称する)する場合がある。よって、各サブフィールドの周期によっては、このパネル振動による耳障りな異常音が発生するという問題が生じる。例えば、各サブフィールドの周期が83[μs]であると、可聴帯域の周波数12[KHz]にてパネル振動が生じ、これが耳障りな異常音となるのである。
そこで、図1に示すプラズマディスプレイ装置では、画像1フレーム分の入力映像信号の平均輝度レベルが所定輝度レベルよりも高い場合には図8に示す如き画素データパルス及び走査パルスSPの印加周期TPを周期TP1とする一方、低い場合にはこの周期TP1よりも短い周期TP2に切り替えるようにしている。要するに、入力映像信号の平均輝度レベルが低い場合には高い場合に比して、画素データパルス及び走査パルスSPの印加周期TPを短くすることにより、アドレス行程Wに費やされる時間を短縮させるのである。
これにより、例えば図9に示す如く、平均輝度レベルが所定輝度レベルよりも低い場合のサブフィールドSF7〜SF9各々の周期Tb7〜Tb9は、高い場合の周期Ta7〜Ta9よりも短くなる。この際、かかる周期Tb7〜Tb9各々を例えば66[μs]よりも短く設定すれば、サブフィールドSF7〜SF9各々のアドレス行程Wにおいて選択消去放電を生起させるべき画素データパルスの印加が為されても、パネル振動の周波数が聴覚的に聞き取りづらい15[KHz]以上の高周波数となるので、異常音として認識されなくなる。
要するに、このようなパネル振動に伴う異常音が顕著となる際の入力映像信号の輝度レベルを予め測定しておき、この輝度レベルよりも低輝度な平均輝度レベルを有する映像信号が供給された場合に各サブフィールドの周期を短くすることにより、パネル振動時の周波数を可聴帯域外の高い周波数にするのである。
ところで、図6の黒丸にて示されるが如き第1回目の選択消去放電を生起させる為の画素データパルス及び走査パルスSPのパルス幅を狭めると、この第1回目の選択消去放電を失敗する確率が高くなる。
そこで、第1回目の選択消去放電を生起させる際には、入力映像信号の平均輝度レベルに拘わらず、画素データパルス及び走査パルスSPの印加周期をTP1固定にする。つまり、平均輝度レベルが所定輝度レベルLLよりも低い場合には図6の黒丸にて示すサブフィールドでは印加周期TP1にて画素データパルス及び走査パルスSPの印加を行い、この黒丸に示すサブフィールドに後続するサブフィールド各々では印加周期TP2にて画素データパルス及び走査パルスSPの印加を行うのである。尚、各表示ラインに属するm個の放電セルの各々は、必ずしも同一のサブフィールドにて第1回目の選択消去放電が生起されるわけではない。例えば、1つの表示ライン上には、サブフィールドSF4で第1回目の選択消去放電が生起される放電セル、SF5にて第1回目の選択消去放電が生起される放電セル、SF6にて第1回目の選択消去放電が生起される放電セルが混在する。この際、走査パルスSPは1表示ライン上の各放電セルに共通に印加されるので、放電セル各々に対して個別に走査パルスSPの印加周期を変更することはできない。そこで、実際には、駆動制御回路4は、先ず、1表示ライン分毎の画素駆動データGDに基づき、この1表示ライン上の放電セル各々に対して第1回目の選択消去放電を生起させるべきサブフィールドを夫々検出する。次に、駆動制御回路4は、この第1回目の選択消去放電が為されるべきサブフィールド各々の内で最も最後尾のサブフィールドに近いサブフィールドを選出する。そして、駆動制御回路4は、この選出したサブフィールドよりも後方に配置されているサブフィールド各々のアドレス行程において画素データパルス及び走査パルスSPの印加周期を短くすべき制御を、各表示ライン毎に実施するのである。
又、上述した如き第1回目の選択消去放電を確実に生起させるべく、1画像フレームの平均輝度レベルが低く且つこの1画像フレーム内に高輝度な領域が存在しない場合に限り、画素データパルス及び走査パルスSPの印加周期の短縮を行うようにしても良い。すなわち、体的に暗いがその一部に高輝度な部分が存在する画像を表示する場合に、画素データパルス及び走査パルスSPの印加周期を短くすると、この高輝度な部分に対応した放電セルに対してはパルス幅の短い画素データパルス及び走査パルスSPにて第1回目の選択消去放電を生起させなければならなくなる。そこで、駆動制御回路4は、先ず、入力映像信号における1画像フレーム分の平均輝度レベルが所定輝度レベルLLよりも低いか否かを判定すると共に、この1画像フレーム分の入力映像信号中に所定の基準高輝度レベルよりも高輝度な領域が存在するか否かを判定する。そして、平均輝度レベルが所定輝度レベルLLよりも低く且つ高輝度な領域が存在しないと判定された場合に限り、各サブフィールドのアドレス行程Wにおいて画素データパルス及び走査パルスSPの印加周期の短縮を実行させるべき制御を行うのである。
ここで、1画像フレームの平均輝度レベルが低いほど、特に平均輝度レベルが0となる、いわゆる黒表示時には、図6の発光駆動パターンAにて示されるように、全てのサブフィールドにおいて選択消去放電(黒丸及び黒三角印にて示す)を生起させるべき駆動が為されるので、異常音の発生確率が最も高くなる。
そこで、入力映像信号に基づく平均輝度レベルが0以外である場合には各サブフィールドのアドレス行程Wにおいて印加する画素データパルス及び走査パルスSPの印加周期TPを周期TP1とする一方、平均輝度レベルが0である場合には画素データパルス及び走査パルスSPの印加周期TPを周期TP1よりも短い周期TP2にする。すなわち、入力映像信号に基づく平均輝度レベルが0である場合に限り、各サブフィールドの周期を図9に示す如く短縮させて、パネル振動に伴う異常音の発生を抑制させるのである。この際、先頭のサブフィールドSF1のアドレス行程Wに限り、入力映像信号の平均輝度レベルに拘わらず、画素データパルス及び走査パルスSPの印加周期TPを周期TP1に固定する。つまり、平均輝度レベルが0となるような、いわゆる黒表示を行う場合に、先頭のサブフィールドSF1において第1回目の選択消去放電に失敗すると、少なくともこのSF1のサスティン行程Iでは放電セルが発光してしまい、黒表示とはならなくなってしまう。この際、画素データパルス及び走査パルスSPのパルス幅を狭めるほど放電失敗の可能性が高くなるので、先頭のサブフィールドSF1に限り、印加周期TPを周期TP2よりも大なる周期TP1に固定することにより、選択消去放電を確実に生起させ得るパルス幅を確保させるようにしたのである。但し、選択消去放電を確実に生起させ得るパルス幅を確保できるのならば、先頭のサブフィールドSF1においてもSF2〜SF14と同様に、画素データパルス及び走査パルスSPの印加周期TPを周期TP2に切り替えるようにしても良い。
又、上記実施例では、図7に示す如き発光駆動シーケンスに基づきPDP10を階調駆動させる場合を一例にとって、本願発明の動作を説明したが、他の発光駆動シーケンスに基づく駆動を実施する際にも同様に適用可能である。
図10は、図1に示されるPDP10を階調駆動する際に用いられる発光駆動シーケンスの他の一例を示す図である。
図10において、単位表示期間内に設けられたN個のサブフィールドSF1〜SF(N)の各々には、リセット行程R、アドレス行程W及びサスティン行程Iが含まれている。
図10に示されるリセット行程Rでは、図7に示されるリセット行程Rと同様にPDP10の全放電セルにおいてリセット放電が生起され、全ての放電セルは点灯モードに初期化される。
次に、アドレス行程Wでは、図7に示されるアドレス行程Wと同様に、アドレスドライバ6が、画素駆動データビットDBの論理レベルに応じた電圧を有する画素データパルスを発生し、これを1表示ライン分(m個)ずつの画素データパルス群DPとして列電極D1〜Dmに印加して行く。この間、Y電極ドライバ8は、各画素データパルス群DPの印加タイミングと同一タイミングにて、図8に示されるが如き負極性の走査パルスSPを発生し、これを行電極Y1〜Ynへと順次印加して行く。この際、走査パルスSPが印加された行電極Yと、正極性の所定電圧の画素データパルスが印加された列電極との交叉部の放電セルにのみ選択消去放電が生じ、その放電セル内に残存していた壁電荷が消去される。従って、この放電セルは、消灯モードに設定される。一方、上記の如き正極性の所定電圧の画素データパルスが印加されなかった列電極に属する放電セルには選択消去放電は生起されないので、この放電セルは点灯モードの状態を維持する。
そして、サスティン行程Iでは、図7に示されるサスティン行程Iと同様に、上記点灯モードに設定されている放電セルのみを、各サブフィールドの輝度重み付けに対応した数だけ繰り返しサスティン放電させ、その放電に伴う発光状態を維持させる。
かかる図10に示される発光駆動シーケンスによれば、N個のサブフィールドSF1〜SF(N)内において、放電セルがサスティン放電することになるサブフィールドの組み合わせに応じた図11に示す如き2N通りの駆動が為される。これにより、放電セルに選択消去放電の生起されなかったサブフィールドのサスティン行程Iにおいて、そのサブフィールドの輝度重み付けに対応した回数だけサスティン放電が生起され(白丸にて示す)、サブフィールドSF1〜SF(N)に亘り生起されたサスティン放電の総数に応じた中間輝度が視覚される。すなわち、図11に示す如き2N通りの駆動により、夫々輝度レベルが異なる2N階調の中間輝度が表現可能になるのである。
この際、入力映像信号における画像1フレーム分の平均輝度レベルが低い場合には高い場合に比して、図11の黒丸印にて示す如く、選択消去放電の生起が為されるサブフィールドの数が多くなるので、パネル振動に伴う異常音の発生確率が高くなる。
そこで、かかる2N階調の駆動を行う際にも、同様に、所定の輝度レベルよりも低輝度な平均輝度レベルを有する映像信号が供給された場合には、各サブフィールドのアドレス行程Wでの画素データパルス及び走査パルスSP各々の印加周期を短くすることにより、各サブフィールドの周期を短縮させる。これにより、パネル振動時の周波数を可聴帯域外の高周波数にすることが可能となるので、異常音の抑制が為される。
尚、上記の如き2N階調の駆動を行う際にも、黒表示を行う場合、つまり1画像フレーム分の平均輝度レベルが0となる場合には、図11に示す如く全サブフィールドにおいて周期的に選択消去放電(黒丸にて示す)が為されることになるので、異常音が際だつことになる。そこで、入力映像信号における画像1フレーム分の平均輝度レベルが0である場合に限り、画素データパルス及び走査パルスSPの印加周期TPを周期TP1よりも短い周期TP2に切り替えることにより、各サブフィールドの周期を図9に示す如く短縮させた駆動を実施するようにしても良い。すなわち、入力映像信号における画像1フレーム分の平均輝度レベルが0以外の値となる場合には、画素データパルス及び走査パルスSPの印加周期TPを周期TP1として、各サブフィールドの周期を図9に示す如く伸長させた駆動が実施される。
尚、図6に示される発光駆動パターンAでは、第2回目以降の選択消去放電(黒三角印にて示す)を最後尾のサブフィールドSF14まで連続して生起させるべき駆動を実施するようにしているが、必ずしも最後尾のサブフィールドに到るまで連続して第2回目以降の選択消去放電を生起させる必要はない。要するに、第1回目の選択消去放電を生起させるべき駆動を実施するサブフィールドに後続する少なくとも1のサブフィールドにおいて、放電を確実に生起させる為の第2回目以降の選択消去放電を生起させるべき駆動を実施すれば良いのである。
又、上記実施例においては、入力映像信号の平均輝度レベルが低い場合には、図9に示す如く先頭のサブフィールドSF1を除く全てのサブフィールド各々の周期を短くするようにしているが、必ずしも全サブフィールドの周期を短くする必要はない。要するに、第2回目以降の選択消去放電を生起させるべき画素データパルスの印加を行った際に、前述した如きパネル振動に伴う異常音の発生要因となる所定のサブフィールド又はサブフィールド群のみを対象として周期の短縮を行うようにすれば良いのである。
又、上記実施例においては、PDP10を階調駆動させる駆動方法として、予め全放電セル内に所定量の壁電荷を形成させ、入力映像信号に基づいて選択的に各放電セル内に形成されている壁電荷を消去させる、いわゆる選択消去アドレス法を採用した場合の動作について述べた。しかしながら、全放電セル内から壁電荷を消去し(リセット行程R)、入力映像信号に基づき選択的に各放電セル内に放電(選択書込放電)を生起させて所定量の壁電荷を形成させる(アドレス行程W)、いわゆる選択書込アドレス法を採用した場合についても同様に実施可能である。
図12は、かかる選択書込アドレス法に基づく発光駆動シーケンスの一例を示す図である。又、図13は、図12に示される発光駆動シーケンスに基づく駆動による発光駆動パターンを示す図である。
図12及び図13に示される駆動を実施するにあたり、駆動制御回路4は、入力映像信号の平均輝度レベルが所定輝度レベルLLよりも低い場合には、図8に示す如く、アドレス行程WにおいてPDP10に印加すべき画素データパルス及び走査パルスSPの印加周期TPを周期TP1に設定する。一方、かかる平均輝度レベルが所定輝度レベルLLよりも高い場合には、画素データパルス及び走査パルスSPの印加周期TPを、上記周期TP1よりも短い周期TP2に切り替える。すなわち、図13に示す如き発光駆動パターンによれば、高輝度を表現する場合には低輝度を表現する場合に比して、選択書込放電の生起されるサブフィールドの数が多くなり、パネル振動に伴う異常音の発生確率が高くなる。そこで、入力映像信号の平均輝度レベルが所定輝度レベルよりも高い場合には、画素データパルス及び走査パルスSPの印加周期TPを小にすることにより各サブフィールドの周期を短くするのである。これにより、パネル振動の周波数を聴覚的に認識できない程度に高周波数にすることが可能になるので、異常音が抑制されることになる。
又、上記実施例においては、表現すべき階調輝度レベルに応じた数だけ連続したサブフィールドにてサスティン放電を実行するサブフィールド群(SF1〜SF14)を1フレーム(1フィールド)表示期間内に1つだけ設けるようにしている。しかしながら、このような特定サブフィールド群を1フレーム(1フィールド)表示期間内において複数個設けるようにした場合にも同様に適用可能である。すなわち、単位表示期間内のN個(N:2以上の整数)のサブフィールドの内で連続配置されたM個(M:N以下の整数)のサブフィールドからなる特定サブフィールド群内において、表現すべき階調輝度レベルに応じた数だけ連続したサブフィールドにてサスティン放電を生起させるような駆動であれば、同様に適用可能なのである。
又、上記実施例においては、平均輝度レベルに応じてサブフィールドの周期を短くすることにより異常音の発生を抑制させるようにしているが、サブフィールドの周期を短くすることなく、この異常音の発生を防止することができる。すなわち、PDP10の酸化マグネシウム層13内に、マグネシウムを加熱した際に発生するマグネシウム蒸気を気相酸化して得られる気相法酸化マグネシウム結晶体を含ませることによってもこの異常音を抑制させることができる。かかる気相法酸化マグネシウム結晶体は、2000オングストローム以上の粒径を有するものであり、図14AのSEM写真像に示す如き立方体の結晶体が互いに嵌り込んだ多重結晶構造、あるいは図14BのSEM写真像に示す如き立方体の単結晶構造を有する。更に、かかる気相法酸化マグネシウム結晶体は、電子線の照射により励起されて図15に示す如き波長域200〜300nm内(特に、230〜250nm内の235nm付近)にピークを有するCL発光を行うという性質を有するものである。このようなマグネシウム単結晶体は、他の方法によって生成された酸化マグネシウムと比較すると高純度であると共に微粒子であり、粒子の凝集が少ない等の特徴を備えている。又、図16に示す如く、気相法酸化マグネシウム結晶体の粒径が大なるほどCL発光のピーク強度が大となる。すなわち、気相酸化マグネシウム結晶体を生成する際に、通常よりも高い温度でマグネシウムを加熱すると、平均粒径500オングストロームの気相酸化マグネシウム単結晶体と共に、図14A或いは図14Bに示される形態の粒径2000オングストローム以上の比較的大なる単結晶体が形成される。この際、マグネシウムを加熱する際の温度が通常よりも高温であるので、マグネシウムと酸素が反応する火炎の長さも長くなる。従って、かかる火炎と周囲との温度差が大になり、それ故に、粒径が大なる気相酸化マグネシウム単結晶体のグループほど、200〜300nm(特に235nm付近)に対応したエネルギー準位の高い単結晶体が多く含まれることになると推測される。従って、気相法酸化マグネシウム結晶体としては、BET法によって測定した平均粒径が500オングストローム以上、好ましくは2000オングストローム以上のものが好ましい。
図17は、放電セルPC内に酸化マグネシウム層を設けなかった場合の放電確率、従来の蒸着法によって酸化マグネシウム層を構築した場合の放電確率、電子線の照射により200〜300nm(特に230〜250nm内の235nm付近)にピークを有するCL発光を生起する気相酸化マグネシウム単結晶体を含む酸化マグネシウム層を設けた場合各々での放電確率を示す図である。尚、図17中において横軸は、放電の休止時間、つまり放電が生起されてから次の放電が生起されるまでの時間間隔を表すものである。
このように、各放電セルPCの放電空間Sに、電子線の照射により200〜300nm(特に230〜250nm内の235nm付近)にピークを有するCL発光を行う気相酸化マグネシウム単結晶体を含む酸化マグネシウム層13を形成すると、従来の蒸着法によって酸化マグネシウム層を形成させた場合に比して放電確率が高まるのである。尚、図18に示す如く、上記気相酸化マグネシウム単結晶体としては、電子線を照射した際の特に235nmにピークを有するCL発光の強度が大なるものほど、放電空間S内において生起される放電遅れを短縮させることができる。
従って、放電確率が高くなる(放電遅れが少なくなる)ことにより、上記リセット行程Rでの書込リセット放電及び消去リセット放電によるプライミング効果が長く持続することになる。これにより、アドレス行程Wにおいて生起されるアドレス放電、サスティン行程Iにおいて生起されるサスティン放電、並びに消去行程Eにおいて生起される消去放電の如き各種放電が高速化する。
よって、アドレス放電を生起させるべく列電極D及び行電極Yに夫々印加される図8に示す如き画素データパルス及び走査パルスSP各々のパルス幅を短くすることが可能となり、その分だけ、このアドレス行程Wに費やす処理時間を短縮させることができる。従って、各サブフィールドのアドレス行程Wに費やされる時間を短縮することにより、サブフィールドの周期を66μsec以下の長さに設定すれば、パネル振動時の周波数が可聴帯域外の高周波数となり、異常音の発生が抑制されるのである。
尚、上記実施例において、各サブフィールドに含まれるアドレス行程Wでは、PDP10の第1表示ラインから第n表示ラインに向けて1表示ライン分ずつ、その表示ラインに属する放電セルに対してアドレス放電を生起させるようにしているが、2表示ライン分ずつ実施するようにしても良い。例えば、図1に示す如きPDP10の表示画面上端のみならず、表示画面下端にもアドレスドライバ6を夫々設ける。表示画面上端に設けたアドレスドライバ6はPDP10の第1〜第(n/2)表示ライン各々に属する放電セルに対して1表示ライン分ずつ順次画素データパルスの印加を行う。かかる動作と平行して、表示画面下端に設けたアドレスドライバ6が第[(n/2)+1]〜第n表示ライン各々に属する放電セルに対して1表示ライン分ずつ順次画素データパルスの印加を行う。かかる構成を採用することにより、アドレス期間の長さが1/2となるので、更に余裕度が増えて、サブフィールドの周期を66μsec以下の周期にすることが容易となる。よって、異常音の発生が抑制されるPDPを製造するに当たり、余裕度(マージン)が広がり、製品歩留が向上する。
本発明による駆動方法によってプラズマディスプレイパネルの駆動を行うプラズマディスプレイ装置の構成を示す図である。 図1のプラズマディスプレイ装置に搭載されているPDP5を表示面側から眺めた場合の内部構造を模式的に示す正面図である。 図2に示されるV3−V3線上での断面を示す図である。 図2に示されるW2−W2線上での断面を示す図である。 図1に示される画素駆動データ生成回路3の内部構成を示す図である。 データ変換回路3によるデータ変換テーブル、並びに単位表示期間内での発光駆動パターンを示す図である。 図1に示されるPDP10を駆動する際の発光駆動シーケンスの一例を示す図である。 図1に示されるPDP10に印加される各種駆動パルスの印加タイミングを示す図である。 平均輝度レベルに応じて変更される各サブフィールドの周期を示す図である。 発光駆動シーケンスの他の一例を示す図である。 図10に示される発光駆動シーケンスに基づく発光駆動パターンを示す図である。 選択書込アドレス法に基づく発光駆動シーケンスの一例を示す図である。 選択書込アドレス法を採用した場合におけるデータ変換回路32のデータ変換テーブル、及び発光駆動パターンを示す図である。 多重結晶構造を有する酸化マグネシウム単結晶体のSEM写真像を示す図である。 立方体の単結晶構造を有する酸化マグネシウム単結晶体のSEM写真像を示す図である。 酸化マグネシウム単結晶体の粒径とCL発光の波長との関係を示すグラフである。 酸化マグネシウム単結晶体の粒径と235nmのCL発光の強度との関係を示すグラフである。 放電セル内に酸化マグネシウム層を設けなかった場合の放電確率、従来の蒸着法によって酸化マグネシウム層を構築した場合の放電確率、気相酸化マグネシウム単結晶体を含む酸化マグネシウム層を設けた場合各々での放電確率を示す図である。 235nmピークのCL発光強度と放電遅れ時間との対応関係を示す図である。
主要部分の符号の説明
2 平均輝度演算回路
3 画素駆動データ生成回路
4 駆動制御回路
10 PDP

Claims (11)

  1. 複数の行電極対と前記行電極対の各々に交叉した方向に伸張する複数の列電極との各交叉部に画素に対応した放電セルが形成されているプラズマディスプレイパネルを、単位表示期間毎にN個(Nは2以上の整数)のサブフィールドにて階調駆動するプラズマディスプレイパネルの駆動方法であって、
    前記サブフィールドの各々は、入力映像信号に基づく各画素毎の画素データに応じて前記放電セルを点灯モードの状態から消灯モードの状態に遷移させる場合には高電圧画素データパルスを前記列電極の各々に印加しつつ前記行電極対の一方の行電極に低電圧の走査パルスを印加する一方、前記放電セルの状態を維持させる場合には低電圧画素データパルスを前記列電極の各々に印加しつつ前記行電極対の一方の行電極に低電圧の前記走査パルスを印加するアドレス期間と、前記アドレス期間の直後に前記点灯モードに設定されている前記放電セルのみを繰り返しサスティン放電させるサスティン期間とを含み、
    前記単位表示期間内において最初に前記高電圧画素データパルスの印加が為されたサブフィールドに後続するサブフィールド各々の前記アドレス行程では前記走査パルスを前記行電極に印加しつつ前記高電圧画素データパルスを前記列電極に印加し、
    前記入力映像信号にて示される輝度レベルの平均値が所定値よりも小なる場合には大なる場合に比して前記走査パルス、前記高電圧画素データパルス及び前記低電圧画素データパルス各々の印加周期を短くすることにより前記サブフィールドの周期を短くすることを特徴とするプラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  2. 前記N個のサブフィールドの内の連続配置されたM個(2≦M≦N)のサブフィールドからなる特定サブフィールド群内の先頭のサブフィールドの前記アドレス期間の直前のみに全ての前記放電セルを前記点灯モードの状態に初期化するリセット期間を備え、
    前記入力映像信号に基づき前記特定サブフィールド群内のいずれか1の前記サブフィールドのアドレス期間にて、前記放電セルを前記消灯モードに遷移させるべき前記高電圧画素データパルスを前記列電極に印加することを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  3. 前記特定サブフィールド群内における前記1のサブフィールドに後続するサブフィールドの前記アドレス期間において、前記高電圧画素データパルスを印加することを特徴とする請求項2に記載のプラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  4. 前記特定サブフィールド群内において前記先頭のサブフィールドに後続するサブフィールド各々の周期を短縮することを特徴とする請求項2及び3のいずれか1に記載のプラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  5. 前記特定サブフィールド群内において前記先頭のサブフィールドに後続するサブフィールド各々の内で異常音の発生要因となる所定のサブフィールド又はサブフィールド群に対してのみ周期の短縮を行うことを特徴とする請求項2及び3のいずれか1に記載のプラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  6. 前記N個のサブフィールド各々の前記アドレス期間の直前に全ての前記放電セルを前記点灯モードに初期化するリセット期間を備え、
    前記N個のサブフィールド各々の前記アドレス期間において、前記放電セルを前記消灯モードに遷移させるべき前記高電圧画素データパルスを前記列電極に印加することを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  7. 前記入力映像信号にて示される輝度レベルの平均値が所定値よりも小なる場合には大なる場合に比して、前記高電圧画素データパルス及び低電圧画素データパルスに同期して前記行電極対の一方の行電極に印加される走査パルス各々の印加周期を短くすることを特徴とする請求項3記載のプラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  8. 前記所定値は全黒表示に対応する輝度レベルであることを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  9. 前記サブフィールドの周期を66μsec以下の長さに短縮することを特徴とする請求項1、4及び5のいずれか1に記載のプラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  10. 複数の行電極対と前記行電極対の各々に交叉した方向に伸張する複数の列電極との各交叉部に画素に対応した放電セルが形成されているプラズマディスプレイパネルを、単位表示期間毎にN個(Nは2以上の整数)のサブフィールドにて階調駆動するプラズマディスプレイパネルの駆動方法であって、
    前記サブフィールド各々は、入力映像信号に基づく各画素毎の画素データに応じて前記放電セルを消灯モードの状態から点灯モードの状態に遷移させる場合には高電圧画素データパルスを前記列電極の各々に印加しつつ前記行電極対の一方の行電極に低電圧の走査パルスを印加する一方、前記放電セルの状態を維持させる場合には低電圧画素データパルスを前記列電極に印加しつつ前記行電極対の一方の行電極に低電圧の前記走査パルスを印加するアドレス期間と、前記アドレス期間の直後に前記点灯モードに設定されている前記放電セルのみを繰り返しサスティン放電させるサスティン期間とを含み、
    前記単位表示期間内において最初に前記高電圧画素データパルスの印加が為されたサブフィールドに後続するサブフィールド各々の前記アドレス行程では前記走査パルスを前記行電極に印加しつつ前記高電圧画素データパルスを前記列電極に印加し、
    前記入力映像信号にて示される輝度レベルの平均値が所定値よりも大なる場合には小なる場合に比して前記走査パルス、前記高電圧画素データパルス及び前記低電圧画素データパルス各々の印加周期を短くすることにより前記サブフィールドの周期を短くすることを特徴とするプラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  11. 前記サブフィールドの周期を66μsec以下の長さに短縮することを特徴とする請求項10に記載のプラズマディスプレイパネルの駆動方法。
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