JP4526274B2 - 非常用具収容器 - Google Patents

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Description

本発明は、非常用具を収容する非常用具収容器に関する。
一般的に、鉄道車両は、非常時に備えて種々の非常設備を有している。例えば、非常事態が発生したことを乗客が乗務員へ通報するための非常通報装置や、非常時でも車両内に必要な明るさを確保する照明設備、車両内での火災の発生を検知し通報する火災報知設備が設けられている。さらに、車両の側構体等の収容スペースには非常用具として消火器等も備え付けられている。また、諸外国では、非常用具として緊急脱出時に窓ガラスを粉砕する為のハンマーが装備されている鉄道車両もある。
実用新案登録第3011173号公報
このような非常用具は非常時にのみ使用されるべきであるところ、非常用具を収容する収容器の操作レバーが乗客に不必要に操作されて、開閉カバーが容易に開くことがあった。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、操作レバーが不必要に操作されても開閉カバーが開き難い非常用具収容器を提供することを目的とする。
本発明は、非常用具を収容する非常用具収容器において、
第1の回転シャフトに固定された開閉カバーと、
第2の回転シャフトに固定された操作レバーと、
第1の回転シャフトと第2の回転シャフトとを連動させると共に、操作レバーの操作量が所定量となるまで、第1の回転シャフトの回転を抑止する連動機構と、
第2の回転シャフトに固定されたストッパ部と、ストッパ部の回動範囲内に先端部が配置され、第2の回転シャフトに向けて押し戻し可能に付勢されたラッチ部と、を有するロック機構と、を備え、
連動機構は、
操作レバーから延在する第2の回転シャフトに固定され、操作レバーの操作量が所定量となるまで第2の回転シャフトの軸線と略同心に形成された円弧状のカム面を有する扇状のカムと、
第1の回転シャフトに固定され、カムのカム面と摺接してカムに従動するカムフォロアと、を有することを特徴とする。
この非常用具収容器によれば、操作レバーが不必要に操作されても所定量を越えて操作されない限り、第1の回転シャフトは連動機構によって回転を抑止されているため、開閉カバーは開かない。したがって、操作レバーが不必要に操作されても、開閉カバーは開き難くなる。
さらに、連動機構は、操作レバーから延在する第2の回転シャフトに固定され、第2の回転シャフトの軸線と略同心に形成された円弧状のカム面を有する扇状のカムと、第1の回転シャフトに固定され、カムのカム面と摺接してカムに従動するカムフォロアとを有する。このような連結機構を用いることで、操作レバーによって第2の回転シャフトを回転させて、カムフォロアがカムの円弧状のカム面と摺接している間は、カムによってカムフォロアの姿勢は維持されている。そのため、カムフォロアに固定されている第1の回転シャフトは回転を抑止され、開閉カバーは開かない。さらに、カムフォロアがカムのカム面と摺接しなくなるまで操作レバーが回転されると、カムフォロアはカムから離脱するため、カムフォロアは従動する対象を失い、カムフォロアに固定されている第1の回転シャフトはカムから解放される。このように、操作レバーが不必要に操作されても、カムフォロアがカムの円弧状のカム面と摺接している限り、開閉カバーは開かないようになっている。
さらに、非常用具収容器は、第2の回転シャフトに固定されたストッパ部と、ストッパ部の回動範囲内に先端部が配置され、第2の回転シャフトに向けて押し戻し可能に付勢されたラッチ部とを有するロック機構を備える。このようなロック機構を採用することにより、操作レバーが操作されて第2の回転シャフトが回転すると、第2の回転シャフトの回転と共に回転するストッパ部は、ラッチ部を付勢力に対抗して押し戻しながら、最終的にストッパ部はラッチ部を通過する。ストッパ部がラッチ部を通過すると、ラッチ部は押圧を受けなくなるので復帰する。その結果、操作レバーを逆回転させようとしても、ストッパ部はラッチ部によって逆回転が抑止されているため、操作レバーを回転させる前の状態に戻すことはできない。このように、一旦、開閉カバーが開かれた後は、操作レバーが不必要に操作された場合であっても、開閉カバーを復帰させることができず、開閉カバーが開かれた状態を維持し続け、それによって開閉カバーが開かれた形跡を残すことができる。
また、先端にレンチ挿入口が形成された第3の回転シャフトと、第3の回転シャフトに固定されると共に、第3の回転シャフトの軸線に対して直交する方向に突出した第1のアームと、第1のアームの回動範囲内で第1のアームに当接するようにラッチ部に固定され、第3の回転シャフトの回転と共に回転する第1のアームによって押圧されてラッチ部を押し戻す第2のアームとを有するロック解除機構をさらに備えるとよい。このロック解除機構は、ロック機構においてストッパ部がラッチ部によってロックされた状態を解除するために用いられる。すなわち、ロック状態を解除するためには、レンチ挿入口にレンチを挿入し、そのレンチを回転させると、第3の回転シャフト及び第1のアームが回転される。そして、この第1のアームは、第2のアームに当接した後でも、さらに第2のアームを押圧し続けるため、第2のアームに固定されたラッチ部も、付勢力に対抗して押し戻される。このようにしてラッチ部が押し戻されると、ストッパ部の逆回転を抑止しているものがなくなるため、ストッパ部は逆回転可能となり、ロック機構のロック状態が解除される。このロック解除機構では、レンチを必要とするため、レンチを所持していない者に対しロック状態の解除を不能にし、開閉カバーが開かれた形跡を隠蔽させないようにしている。
本発明によれば、操作レバーが不必要に操作されても開閉カバーは開き難い。
以下、図面を参照しつつ本発明に係る非常用具収容器1の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1に示すように、非常用具収容器1は、鉄道車両2内の窓部3上側において、側構体4に横向きで設置されている。非常用具収容器1は、乗客7の手が届く高さで、操作する際に椅子8が邪魔にならない位置に設置されている。
また、図2に示すように、非常用具収容器1の金属製筐体9には、非常用具であるハンマー11を収容する直方体形状の収容部12が形成され、この収容部12の底面にはハンマー11の首部分を挟み込むための樹脂製のブラケット10が設けられている。このハンマー11は、乗客7によって使用されるものであり、非常時にブラケット10から外されて、乗客7が車両2から脱出するために窓部3等を割るのに用いられる。
この収容部12の側壁面12aに形成された長細い孔13から、開閉カバー14が出入りし、この開閉カバー14によって、ハンマー11が覆われている。この開閉カバー14は、ハンマー11を部分的に覆う幅を有しているため、ハンマー11は部分的に開閉カバー14から露出して見える。したがって、乗客7にとって、非常用具収容器1に収容されている非常用具がハンマー11であることは一見して分かるため、ハンマー11の視認性がよい。そのため、非常時において、乗客7は、ハンマー11を迅速に利用できる。ただし、開閉カバー14によってハンマー11がカバーされている状態において、ハンマー11を収容部12から取り出せない程度に開閉カバー14は十分な幅を有している。また、開閉カバー14の端部中央には、指でつまむ程度の大きさのつまみ孔15が形成されている。
この非常用具収容器1には、操作レバー16が設けられており、開閉カバー14は操作レバー16に連動している。すなわち、操作レバー16を矢印Aのように右回りに約90度回転させると、開閉カバー14は、矢印B及び二点鎖線で示すように、孔13を通って筐体9の内側に引き込まれ、ハンマー11を取り出せる状態となる。また、一旦開閉カバー14が開かれると、操作レバー16はロック状態となり、乗客7によって元の状態に復帰されないようになっている。そして、レンチ挿入口17は、そのロック状態を解除するためのものであり、レンチ挿入口17に特殊なレンチを挿入して操作することにより、ロック状態が解除されるようになっている。
次に、このような非常用具収容器1内の構造について述べる。
図3〜図5は、開閉カバー14が閉じた状態で、筐体9が取り外された非常用具収容器1の内部構造を示している。また、図6は、開閉カバー14が開けられた状態の非常用具収容器1の内部構造を示している。
図3に示すように、筐体9内には、操作レバー16と開閉カバー14とを連動する連動機構18と、開閉カバー14が開口された状態で操作レバー16をロックするロック機構19(図8参照)と、このロック機構19によるロック状態を解除するロック解除機構21(図8参照)と、開閉カバー14が開口されたことを検知する検知機構(検知手段)22(図13参照)とが収容されている。
まず、開閉カバー14と操作レバー1とを連動させる連動機構18について述べる。
図3に示すように、開閉カバー14は、平面部14aと曲面部14bとを有し、平面部14aの端部は、第1の回転シャフト23に対して接線方向に固定されている。曲面部14bの中心線は、ほぼ第1の回転シャフト23の軸線に一致している。この第1の回転シャフト23は、ベース板24に固定された一対のシャフト保持板26,26に回動自在に支持されている。また、図6に示すように、第1の回転シャフト23の中央には、ねじりばね27が装着されており、ねじりばね27の両端27a,27aは、ベース板24に立設された一対のL字状金具28の上面28aにそれぞれ配置されている。さらに、ねじりばね27の中央には、ばねの一部がU字状に引き出された舌部27bが設けられており、この舌部27bは開閉カバー14の平面部14aの内面に当接されている。この構成により、開閉カバー14は、ねじりばね27によって開く方向(図2及び図6の矢印B方向)に付勢されている。
また、図3に示すように、平面部14aの後方において、ベース板24には、先端部がV字状に折り曲げられたカバー支持体29が立接されている。そして、カバー支持体29の先端部には、開閉カバー14が回転して開いたときに平面部14aに当接して開閉カバー14の回転を抑止する弾性体29aが取り付けられている。
さらに、操作レバー16には、第2の回転シャフト30が固定され、この第2の回転シャフト30は、第1の回転シャフト23に対して略直交するように配置され、一対のシャフト保持板31,32によって回動自在に支持されている。この第2の回転シャフト30の端部には、シャフト保持板32の外側からワッシャ33が嵌められ、さらにナット34が螺合されている。このようにして、操作レバー16が第2の回転シャフト30ごと抜けないようになっている。また、第2の回転シャフト30には、ねじりばね35が装着されている。そして、図7に示すように、ねじりばね35の一端35aは、第2の回転シャフト30に一体的に固定されたストッパ部38の舌片38aに当接され、他端(図示せず)はベース板24に固定されている。そして、第2の回転シャフト30は、このねじりばね35によって、操作レバー16側から見て左回りに付勢されている。
さらに、図3及び図6に示すように、第1の回転シャフト23と第2の回転シャフト30とを連動させる連動機構18において、第2の回転シャフト30の遊端部には、扇状のカム36が固定され、第1の回転シャフト23の遊端部には、カム36に従動するクランク形状で且つブロック形状のカムフォロア37が固定されている。このカム36は、円弧状のカム面36aを有しており、このカム面36aの端部には、カム36の可動範囲を規制するためのストッパ部36bが半径方向に突出している。そして、図5に示すように、第1の回転シャフト23から突出するカムフォロア面37aは、カム面36a上に摺接している。このようにして、操作レバー16は、第2の回転シャフト30とカム36とカムフォロア37とを介して第1の回転シャフト23に連結されている。さらに、カムフォロア37には、第1の回転シャフト23の遊端側において、第1の回転シャフト23の軸線に対して直交する方向に延在する係止面37bが形成され、この係止面37bは、前述のストッパ部36bに当接する。
次に、ロック機構19について説明する。図7に示すように、ロック機構19は、第2の回転シャフト30に固定されたブロック状のストッパ部38と、このストッパ部38を掛け止めるラッチ部39とから構成されている。ストッパ部38は、第2の回転シャフト30の軸線に対して略直交するように突出している。このストッパ部38の先端部において、ラッチ部39側の縁部38bには、面取りが施されている。
これに対し、ラッチ部39は、ベース板24に対して平行に配置され、ラッチ部39の先端部39aは、ストッパ部38の回動範囲内に位置するように、第2の回転シャフト30に向けられて水平に配置されている。そして、図8に示すように、この先端部39aの上側縁部には傾斜部39bが形成されている。このラッチ部39は、ベース板24に立設された一対のラッチ支持部41,42を貫通し、ラッチ部39はラッチ支持部41,42によって保持されている。このラッチ支持部41,42の間において、前側のラッチ支持部41に当接するばね止め板44がラッチ部39に固定され、ラッチ部39の後端には、ばね受け板46が装着され、ばね止め板44とばね受け板46との間には、圧縮ばね43が介装されている。したがって、圧縮ばね43によってラッチ部39を付勢し続けることができる。
このラッチ部39の後端には、小径ボルト47が形成されている。ラッチ部39の胴部と小径ボルト47との間に形成された段差部39dには、ラッチ部39の軸線に対して略直交して突出するアーム(第2のアーム)48が装着されている。このアーム48は、ワッシャ49を介して小径ボルト47にナット51を螺合させることによって、ラッチ部39の基端に固定されている。このような構成により、ラッチ部39は、圧縮ばね43によって第2の回転シャフト30に向けて付勢される。なお、ラッチ部39を付勢する手段は圧縮ばね43であるため、ラッチ部39を付勢力に対抗して押し戻すことが可能となっている。
また、ロック解除機構21は、ラッチ部39の上方において第2の回転シャフト30に対して平行に配置された第3の回転シャフト52と、この第3の回転シャフト52から径方向に突出するように固定されたアーム(第1のアーム)53と、ラッチ部39に固定されたアーム(第2のアーム)48とから構成されている。
図9及び図10に示すように、第3の回転シャフト52の先端部52a、胴部52b及び後端部52cは、ベース板24に立設されたシャフト保持板54,56,57によりそれぞれ回転自在に支持されている。第3の回転シャフト52の後端部52cにはボルト部が形成されている。このボルト部52cにはワッシャ58,59が装着され、さらに、ナット61が螺合されている。ここで、ワッシャ58とシャフト保持板57との間には僅かな遊びが設けられているため、第3の回転シャフト52は回転可能となっている。また、シャフト保持板56には、第3の回転シャフト52の回転に伴って回転するアーム53により、アーム48が押し出される。中央のシャフト保持板56には、このアーム48の後退を規制するストッパ板56aが、アーム48に対して平行に形成されている。
さらに、シャフト保持板54には、第3の回転シャフト52の先端部52aの端面を覆うように、孔62aを有するカバー62がビスで固定されている。さらに、第3の回転シャフト52の先端部52aには、レンチ挿入口17が形成されており、カバー62の孔62aを通して、レンチ挿入口17に特殊レンチを嵌めることができるようになっている。
図8及び図9に示すように、アーム53には、装着リング53aが一体に形成され、この装着リング53aは、第3の回転シャフト52の胴部52bに装着され且つ固定されている。このアーム53は、第3の回転シャフト52の軸線に対して直交する方向に突出している。さらに、この第3の回転シャフト52には、ねじりばね64が装着されており、ねじりばね64の一端64aはシャフト保持板57に固定され、他端64bはアーム53に当接されている。そのため、第3の回転シャフト52は、ねじりばね64によって、操作レバー16側から見て右回りに付勢されている。しかしながら、シャフト保持板57から第3の回転シャフト52の軸線に対して略直交して突出したストッパ部66に、アーム53が当接することで、第3の回転シャフト52の右回りの回転が規制されている。また、ラッチ部39の後端部に固定されたアーム48は、このアーム53の回動範囲内で当接するように配置されている。
さらに、図3に示すように、検知機構(検知手段)22は、リミットスイッチ67と、第2の回転シャフト30に固定された作動板68とから構成されている。リミットスイッチ67は、シャフト保持板31と一体に形成された取付け台69に固定されている。このリミットスイッチ67の下面からは、転子71を有する従動体72が突出している。このリミットスイッチ67は、転子71が上方に押圧されたことを、従動体72を介して検知する装置である。また、図7に示すように、第2の回転シャフト30には作動板68が固定され、この作動板68の先端部68aは傾斜している。そして、操作レバー16が回転されたとき、この作動板68は第2の回転シャフト30と共に回転して、先端部68aの傾斜面がリミットスイッチ67の転子71に当接するように、作動板68は第2の回転シャフト30に固定されている。なお、鉄道車両2は、図3に示すリミットスイッチ67の出力を乗務員室まで伝達する電気系統を備えている。
次に、この非常用具収容器1の動作について述べる。
図11に示すように、操作レバー16を回転させる前は、操作レバー16は水平に延在し、カム36のカム面36aには、カムフォロア37の係止面37bが当接し、カムフォロア37の係止面37bには、カム36のストッパ部36bが当接している。このとき、図12に示すように、第2の回転シャフト30に固定されたストッパ部38は、鉛直に立てられた状態である。ラッチ部39は、圧縮ばね43によって第2の回転シャフト30に向けて付勢されているが、アーム48が装着リング53aに当接していることで、ラッチ部39は静止している。また、図13に示すように、第2の回転シャフト30に固定された作動板68は水平に延在し、リミットスイッチ67の転子71には触れていない。
この状態で、図2及び図7に示すように、操作レバー16を右回り(矢印A方向)に回転させる。このとき、回転角度が87度以内では、カムフォロア37のカムフォロア面37aがカム36の円弧状のカム面36aと摺接しているので、カム36によってカムフォロア37の姿勢は維持されている。そのため、カムフォロア37に固定されている第1の回転シャフト23の回転が抑止され、開閉カバー14は開かない。
図14に示すように、さらに、操作レバー16を右回りに回転させ、その回転角度が87度に至ると、カムフォロア37のカムフォロア面37aはカム36のカム面36aに摺接しなくなるので、カムフォロア37はカム36から離脱する。すると、カムフォロア37は従動する対象を失い、カムフォロア37に固定されている第1の回転シャフト23はカム36から解放される。すると、この第1の回転シャフト23はねじりばね27(図6参照)の付勢によって回転し、開閉カバー14が開く。このとき、図2に示す二点鎖線のように、開閉カバー14は、つまみ孔15がつまめる程度に、孔13から僅かに出ている。
このような動作状態から分かるように、操作レバー16が不必要に操作されても、操作レバー16の回転角度が87度に至るまでは、カムフォロア37がカム36の円弧状のカム面36aと摺接しているので、開閉カバー14は開かないようになっている。したがって、操作レバー16が不必要に操作されても、開閉カバー14は開き難くなっている。
また、図12に示す状態から操作レバー16を右回りに回転させている間、ストッパ部38は、第2の回転シャフト30と共に回転し、ストッパ部38の面取りされた縁部38bが、ラッチ部39の傾斜部39bに当接する。さらに、操作レバー16は、右回りにさらに回転し続けるため、縁部38bが傾斜部39bに摺接しつつ、ストッパ部38は、圧縮ばね43による付勢力に対抗してラッチ部39を押し戻していく。そして、図15に示すように、操作レバー16の回転角度が87度近くに至ると、ストッパ部38は、縁部38bとは反対側の縁部38cで、ラッチ部39の先端部39aの下側縁部39cと接触した状態となる。
また、操作レバー16を右回りに回転させることにより、作動板68は、図13に示す水平に延在した状態から、第2の回転シャフト30を中心に右回りに回転する。そして、図16に示すように、操作レバー16の回転角度が87度近くに至ると、作動板68の先端部68aの傾斜面が、リミットスイッチ67の転子71に当接して、従動体72を上方に押圧する。リミットスイッチ67は、従動体72が押圧されたことを検知して、検知信号を乗務員室へ伝送する。このようにして、開閉カバー14が開かれると、このことがリミットスイッチ67によって検知され、乗務員室へ伝えられる。したがって、乗務員は開閉カバー14が開かれたことを認知することができる。
さらに、図17に示すように、操作レバー16を87度以上回転させると、カム36はカムフォロア37から完全に離間する。また、図18に示すように、操作レバー16の回転角度が87度を越えたときには、ストッパ部38はラッチ部39を通過しているので、ラッチ部39は、押圧を受けなくなり圧縮ばね43の付勢によって復帰する。その結果、操作レバー16を逆回転させようとしても、ストッパ部38はラッチ部39によって逆回転が抑止され、操作レバー16を元の状態に戻すことはできない。このように、一旦、開閉カバー14が開かれた後は、操作レバー16が不必要に操作された場合であっても、開閉カバー14を復帰させることができないので、開閉カバー14が開かれた状態を維持し続け、それによって開閉カバー14の開かれた形跡が残ることになる。
また、図19に示すように、操作レバー16が87度を超えて回転すると、作動板68はさらに右回りに回転し、リミットスイッチ67の転子71及び従動体72をさらに押し上げる。この間、リミットスイッチ67は、操作レバー16が操作されていることを示す検知信号を乗務員室へ伝送し続ける。
以上のように、操作レバー16を87度以上回転させると、図6に示すように、カムフォロア37はカム36から離脱し、第1の回転シャフト23はねじりばね28の付勢によって回転する。この第1の回転シャフト23の回転により、カムフォロア37は後方に傾き、開閉カバー14は開いた状態となる。また、第2の回転シャフト30に固定されたストッパ部38はラッチ部39によって掛け止められた状態となり、操作レバー16がロックされた状態となる。
次に、ロック機構19による操作レバー16のロック状態を、ロック解除機構21によって解除する動作について述べる。
図20に示すように、ロック解除機構21を動作させるためには、特殊レンチ74を用いる。この特殊レンチ74のヘッドは、一般のレンチのヘッドとは異なる特殊な形状をしており、一般のレンチでは第3の回転シャフト52を回転させることができない。
先ず、図20に示すように、特殊レンチ74のヘッドをレンチ挿入口17に装着し、特殊レンチ74を、左回り(矢印C方向)に約90度回転させる。すると、図21に示すように、第3の回転シャフト52及びアーム53が左回りに回転する。そして、アーム53はアーム48に当接した後でも、さらにアーム48を押圧し続けるため、アーム48に固定されたラッチ部39は、圧縮ばね43による付勢力に対抗して押し戻される。このようにしてラッチ部39が押し戻されると、ストッパ部38の逆回転を抑止しているものがなくなる。そのため、ストッパ部38が固定された第2の回転シャフト30は、ねじりばね35の付勢力によって逆回転し始める。
しかしながら、この第2の回転シャフト30に固定されたカム36がカムフォロア37の係止面37bに当接するので、結局、第2の回転シャフト30の回転は3度で静止する。このとき、第2の回転シャフト30に固定されたストッパ部38も3度左回りに回転して静止するが、図21に示すように、ストッパ部38の先端によってラッチ部39の飛び出しが抑制されるので、ロック解除状態が維持され続ける。このとき、図23に示すように、作動板68は、リミットスイッチ67の転子71に未だ接触した状態であり、リミットスイッチ67からの出力は乗務員室へ送信され続けている。
その後、図20に示すように、開閉カバー14のつまみ孔15を指でつまんで、開閉カバー14を矢印Dの向きに引っ張る。すると、開閉カバー14と同じ方向に第1の回転シャフト23が回転するので、カムフォロア37も同じ回転方向に回転し始める。そして、カムフォロア37の係止面37bがカム36に摺接し、カムフォロア37は、鉛直に立ち上がり、最終的には、カム36はカムフォロア37から解放される。すると、図24に示すように、カム36が固定された第2の回転シャフト30は、ねじりばね35の付勢力によって、操作レバー16側から見て左回りに強制的に回転させられる。それに伴って、操作レバー16及びカム36も左回りに回転しながら、開閉カバー14を閉じられた状態に復帰させる。
このように開閉カバー14が閉じられた状態に復帰すれば、図12に示すように、第2の回転シャフト30に固定されたストッパ部38も、鉛直に立った状態に復帰する。そして、図13に示すように、作動板68もリミットスイッチ67の転子71から離れ、水平に延在する状態に復帰する。
このように、ロック解除機構21によって解除するためには、特殊レンチ74を必要とするため、特殊レンチ74を所持していない乗客に対しロック状態の解除を不能にし、開閉カバー14が開かれた形跡を隠蔽させないようにしている。
以上、本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されないことはいうまでもない。例えば、上記実施形態では、非常用具収容器1は、鉄道車両2内に設置されているが、バスや公民館、空港等の公共の施設に設置してもよい。また、上記実施形態では、非常用具収容器1は、緊急時脱出用のハンマー11を収容しているが、消火器や避難はしご等、その他の非常用具を収容してもよい。また、非常用具であるハンマー11を部分的に覆う開閉カバー14は、非常時に周囲から目を引く色彩、例えば赤色に塗装しておくと良い。それにより、ハンマー11が格納されている場所の視認性がさらに高まる。
本発明に係る非常用具収容器が設置された鉄道車両の断面図である。 図1に示す非常用具収容器の正面図である。 図2に示す非常用具収容器の斜視図である。 図2に示す非常用具収容器から筐体が取り外された状態を示す非常用具収容器の正面図である。 図3に示す非常用具収容器の背面図である。 開閉カバーが開けられた非常用具収容器の状態を示す斜視図である。 第2の回転シャフトが回転した様子を示す斜視図である。 非常用具収容器に適用されるロック機構を示した正面図である。 非常用具収容器に適用されるロック解除機構を示した側面図である。 非常用具収容器に適用されるロック解除機構を示した平面図である。 操作レバーが操作される前の操作レバー、カム、及びカムフォロアの状態を示す正面図である。 操作レバーが操作される前のロック機構及びロック解除機構の状態を示す正面図である。 操作レバーが操作される前の検知機構の状態を示す正面図である。 操作レバーが右回りに87度回転されたときの操作レバー、カム、及びカムフォロアの状態を示す正面図である。 操作レバーが右回りに87度回転されたときのロック機構及びロック解除機構の状態を示す正面図である。 操作レバーが右回りに87度回転されたときの検知機構の状態を示す正面図である。 操作レバーが右回りに90度回転されたときの操作レバー、カム、及びカムフォロアの状態を示す正面図である。 操作レバーが右回りに90度回転されたときのロック機構及びロック解除機構の状態を示す正面図である。 操作レバーが右回りに90度回転されたときの検知機構の状態を示す正面図である。 操作レバーが操作されて開閉カバーが開いた状態において、レンチのヘッドをレンチ挿入口に挿入した状態を示す正面図である。 レンチ挿入口にレンチのヘッドが挿入されて、レンチが左回りに回転されたときのロック解除機構の状態を示す正面図である。 レンチ挿入口にレンチのヘッドが挿入されて、レンチが左回りに回転されたときの操作レバー、カム、及びカムフォロアの状態を示す正面図である。 レンチ挿入口にレンチのヘッドが挿入されて、レンチが左回りに回転されたときの検知機構の状態を示す正面図である。 レンチ挿入口にレンチのヘッドが挿入されてレンチが左回りに回転され、開閉カバーが閉じられたときの操作レバー、カム、及びカムフォロアの状態を示す正面図である。
符号の説明
1…非常用具収容器、11…ハンマー、14…開閉カバー、16…操作レバー、17…レンチ挿入口、19…ロック機構、21…ロック解除機構、23…第1の回転シャフト、18…連動機構、30…第2の回転シャフト、36…カム、36a…カム面、37…カムフォロア、38…ストッパ部、39…ラッチ部、48…アーム(第2のアーム)、52…第3の回転シャフト、53…アーム(第1のアーム)、22…検知機構(検知手段)。

Claims (2)

  1. 非常用具を収容する非常用具収容器において、
    第1の回転シャフトに固定された開閉カバーと、
    第2の回転シャフトに固定された操作レバーと、
    前記第1の回転シャフトと前記第2の回転シャフトとを連動させると共に、前記操作レバーの操作量が所定量となるまで、前記第1の回転シャフトの回転を抑止する連動機構と、
    前記第2の回転シャフトに固定されたストッパ部と、前記ストッパ部の回動範囲内に先端部が配置され、前記第2の回転シャフトに向けて押し戻し可能に付勢されたラッチ部と、を有するロック機構と、を備え、
    前記連動機構は、
    前記操作レバーから延在する前記第2の回転シャフトに固定され、前記操作レバーの操作量が所定量となるまで前記第2の回転シャフトの軸線と略同心に形成された円弧状のカム面を有する扇状のカムと、
    前記第1の回転シャフトに固定され、前記カムの前記カム面と摺接して前記カムに従動するカムフォロアと、を有することを特徴とする非常用具収容器。
  2. 先端にレンチ挿入口が形成された第3の回転シャフトと、
    前記第3の回転シャフトに固定されると共に、前記第3の回転シャフトの軸線に対して直交する方向に突出した第1のアームと、
    前記第1のアームの回動範囲内で前記第1のアームに当接するように前記ラッチ部に固定され、前記第3の回転シャフトの回転と共に回転する前記第1のアームによって押圧されて前記ラッチ部を押し戻す第2のアームとを有するロック解除機構をさらに備えることを特徴とする請求項に記載の非常用具収容器。
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