JP4520064B2 - 着脱式シート状部材とその巻取り具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、黒板あるいはホワイトボード用シート、プロジェクタ用スクリーン、これらの兼用シート等の着脱式シート状部材とその巻取り具に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、従来の黒板に代わり、水性あるいは油性インキのフェルトペン等で筆記し、拭き取ることにより消去できるホワイトボードと称される筆記板が普及している。このホワイトボードの筆記面を構成する筆記層は、各種ボード上に貼付して黒板と同様な形態で使用されたり、巻取りのできる軟質のシートとして例えば電子写真複写装置と組み合わせて、筆記した文字、図形等を直ちに複写できる製品にも用いられている。
【0003】
最近では、上記のように筆記及び消去が可能なシートを映写機等のプロジェクタ用反射型スクリーンとしても使用できるようにした筆記ボード/反射型スクリーン両用シートも各種提案され、実用化されている(例えば、特開平6−27532号公報、特開平9−230506号公報、特開平10−287091号公報等)。
【0004】
このようなシートは、使用後は通常巻き取って紐でくくるか、あるいは、所定の筒に入れて収納している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、シート状のものをただ単に巻き取って収納しただけでは、巻取り操作を誤ってシート状のものを押し潰した際にシート面に皺が発生したり、巻取り径が小さ過ぎるとクラックや皺が発生して、筆記及び消去性能あるいはスクリーン性能が低下したり、シートの両端部に反りが発生するという問題があった。
【0006】
本発明は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、容易に巻き取り可能で、巻取り操作を誤ってもクラックや皺が発生したり、端部に反りが発生したりすることのない信頼性の高いシート状部材とその巻取り具を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のうちで請求項1に記載の発明は、被磁着体に対し着脱自在で矩形状のシート状部材とその巻取り具であって、上記シート状部材の左右の端部の上端及び下端にそれぞれ永久磁石を取り付ける一方、上記巻取り具を軸方向に形成された凹部を有する円筒状の筒体と、該筒体の両端に取り付けられ嵌合部を有するキャップとで構成し、上記永久磁石を被磁着体に磁着させることにより上記シート状部材を被磁着体に取り付ける一方、上記シート状部材を被磁着体から取り外すに際し、上記シート状部材の左右の端部の一方の上端及び下端に形成されたフックを上記嵌合部に嵌合させるとともに、上記シート状部材の左右の端部の上記一方の上端及び下端に位置する上記永久磁石を上記凹部に収容して上記シート状部材を上記巻取り具に巻き取るようにしたことを特徴とする。
【0008】
また、請求項2に記載の発明は、上記キャップを上記筒体の軸方向にスライド自在に取り付け、上記キャップを上記筒体に対し軸方向にスライドさせることにより上記フックと上記嵌合部との嵌合及びその解除を行うようにしたことを特徴とする。
【0009】
さらに、請求項3に記載の発明は、上記キャップが留め具を有し、上記巻取り具への上記シート状部材の巻き取り後、上記シート状部材の左右の端部の他方の上端及び下端に形成された切り欠きに上記留め具を係止するようにしたことを特徴とする。
【0011】
また、請求項に記載の発明は、上記シート状部材が筆記ボード/反射型スクリーン両用シートであることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態1にかかる筆記ボード/反射型スクリーン両用シート2(以下、単にシート2と称する)を示しており、プラスチックフィルム等の基材の表面及び裏面に特殊コート層及びマグネットシートがそれぞれ設けられている。シート2のサイズとしては、例えば1200〜1800mmL×900mmHのものが使用される。シート2の両端部には、その高さ方向の全長にわたって、例えば約10mm幅のばね鋼4,4が粘着剤等により貼着されている。
【0013】
また、シート2の四隅、すなわち、ばね鋼4,4の上端部および下端部には、図2に示されるように、矩形状の永久磁石6が粘着剤等により貼着されるとともに、永久磁石6は、例えば鉄製の磁石カバー8に覆われている。
【0014】
使用に際し、シート2は、黒板あるいはホワイトボード等にマグネットシート及び永久磁石6の磁力を利用して吸着されるが、シート2の両端部の全長にわたって設けられたばね鋼4,4及び永久磁石6,…,6によりシート2の両端部の反りが防止される。
【0015】
図3に示されるように、磁石カバー8には、例えばプラスチック製のカバー10が着脱自在に設けられており、シート2の使用時、カバー10をスライドさせて磁石カバー8を覆うことにより美観を向上させる一方、シート2の使用後、カバー10を取り外すことにより収納性を向上させている。
【0016】
図4乃至図6は、上記構成のシート2を巻き取るために使用される巻取り具12を示しており、シート2の巻取り部である円筒状の筒体14を有し、筒体14の両端には円形キャップ16,16が取り付けられている。
【0017】
筒体14には、軸方向に延びる凹部14aが形成されており、軸方向に垂直な凹部14aの断面は略U字状を呈している。また、凹部14aの略平坦な底面には、凹部14aより幅が小さく平坦で長尺な永久磁石18が粘着剤等により貼着されており、この永久磁石18は、キャップ16,16から所定距離Lだけ離間した位置で終端している。また、永久磁石18の長さL1は、シート2の各端部に取り付けられた磁石カバー8,8の内法L2よりも小さく設定されており(L1<L2)、磁石カバー8,8の各々の長さは上述したLよりも短く設定されている。
【0018】
上記構成の巻取り具12の周囲にシート2を巻き取る場合、図4に示されるように、シート2の上に巻取り具12をまず配置する。次に、図5及び図6に示されるように、シート2の一端に設けられたばね鋼4を筒体14の凹部14aに設けられた永久磁石18に吸着させるとともに、ばね鋼4の両端に設けられた凸部(磁石カバー8,8)を、永久磁石18の両端とキャップ16,16との間のスペースに嵌入させる。
【0019】
この時、上述したように、永久磁石18の長さL1は、磁石カバー8,8の内法L2よりも小さく設定される一方、磁石カバー8,8の長さは、永久磁石18の両端とキャップ16,16との間隔より小さく設定されていることから、ばね鋼4は、ほぼ全面にわたって永久磁石18に吸着されるとともに、磁石カバー8,8は、永久磁石18の両端とキャップ16,16との間のスペースに確実に嵌入し、シート2の内面は筒体14の外面とほぼ面一となる。
【0020】
したがって、巻取り具12を回転させる(転がす)ことによりシート2を筒体14の周囲に徐々に巻き取ることができるとともに、巻取りが円滑に行われることから、シート2に皺が発生することもない。
【0021】
なお、上記実施の形態において、筆記ボード/反射型スクリーン両用シート2を巻取り具12に巻き取る場合について説明したが、少なくとも一端にばね鋼等の被吸着部材が設けられたシート状部材であれば、本発明にかかるシートの巻取り具を適用できることは言うまでもない。
【0022】
また、巻取り具12の筒体14としては、パイプ状の中空軸及び中実軸のいずれも使用可能である。
【0023】
図7は、本発明の実施の形態2にかかるシート20と、このシート20を巻き取るための巻取り具22を示している。
【0024】
図8乃至図10に示されるように、シート20の片側には、シート20の高さより短い、例えば約10mm幅の中空角材状のスペーサ24が貼着されており、スペーサ24は、例えばアルミニウム、プラスチック等により製作される。スペーサ24の上下(シートの上下端)には、それぞれ一つの矩形状の永久磁石26,26(図8では一つだけ示した)が貼着されており、永久磁石26,26の各々には、断面U字状の鉄板28,28が取り付けられている。
【0025】
また、永久磁石26,26と鉄板28,28は、プラスチックカバー30,30で覆われており、シート20の使用時における美観を向上させている。上部プラスチックカバー30の上端部はシート20の上縁部から上方に、また、下部プラスチックカバー30の下端部はシート20の下縁部から下方にそれぞれ突出しており、この突出部にシート20の後方側に開口する略U字状の切り欠き30a,30aが形成されている。プラスチックカバー30,30の切り欠き30a,30aとは反対側の端部には挿入部30b,30bが形成されており、この挿入部30b,30bがスペーサ24の上端部及び下端部に挿入され保持されている。
【0026】
図11及び図12に示されるように、シート20の反対側にも同様に、シート20の高さより短い、例えば約10mm幅の中空角材状のスペーサ32が貼着されており、スペーサ32は、例えばアルミニウム、プラスチック等により製作される。スペーサ32の上下(シートの上下端)には、それぞれ一つの矩形状の永久磁石34,34(図12では一つだけ示した)が貼着されており、永久磁石34,34の各々には、断面U字状の鉄板36,36が取り付けられている。
【0027】
また、永久磁石34,34と鉄板36,36は、プラスチックカバー38,38で覆われており、上部プラスチックカバー38の上端部はシート20の上縁部から上方に、また、下部プラスチックカバー38の下端部はシート20の下縁部から下方にそれぞれ突出している。上部プラスチックカバー38の上端部及び下部プラスチックカバー38の下端部には、シート20の前方側に突出するフック38a,38aが形成されており、その先端には傾斜面38b,38bが形成されている。また、フック38a,38aとは反対側の端部には挿入部38c,38cが形成されており、この挿入部38c,38cがスペーサ32の上端部及び下端部に挿入され保持されている。
【0028】
なお、シート20、スペーサ24,32、永久磁石26,26,34,34、鉄板28,28,36,36、プラスチックカバー30,30,38,38はすべて接着剤等により一体的に接合される。
【0029】
図13乃至図16は、上記構成のシート20を巻き取るための巻取り具22を示しており、シート20の巻取り部である円筒状の筒体40を備えている。
【0030】
筒体40には、軸方向に延びる凹部40aが形成されており、軸方向に垂直な凹部40aの断面は略U字状を呈している。また、筒体40の各端部には、外キャップ42と内キャップ44が設けられている。
【0031】
外キャップ42は、第1円筒部46と、第1円筒部46の内端部に一体的に形成され第1円筒部46より小径の第2円筒部48と、第1円筒部46の外端部に一体的に形成され第1円筒部46より大径のフランジ50とを備えている。第1円筒部46の内端部にはねじ孔52aが穿設された取付部52が一体的に形成されており、第1円筒部46に対し、フランジ50は偏心している。
【0032】
第1円筒部46は、第2円筒部48に向かって直径が漸減するテーパ状に形成されており、フランジ50近傍の直径は、筒体40の凹部40aとその反対側に位置する対向面との間の距離と略等しく設定されているので、フランジ50が筒体40の端面に当接するまで第1円筒部46を筒体40に挿入し、凹部40aに穿設された孔40bにねじ54を挿通した後取付部52のねじ孔52aに螺着することにより外キャップ42は筒体40に固定される。なお、筒体40の凹部40a及び外キャップ42の第1円筒部46とフランジ50には略同一形状の切り欠き40c,42aが形成されており、外キャップ42が筒体40に固定された状態では、二つの切り欠き40c,42aは互いに対向している。
【0033】
一方、内キャップ44は、円筒状挿入部56と、その外端部に偏心した状態で一体的に形成されたフランジ58とを有し、フランジ58とは反対側の挿入部56の端部にはテーパ状の係止部60が形成されている。また、フランジ58より軸方向に所定距離だけ離間した挿入部56には嵌合部62が半径方向外方に突設して形成されている。嵌合部62の一部には傾斜面62aが形成されており、上下二つの傾斜面62a,62aの間隔は、シート20に設けられた二つのフック38a,38aの傾斜面38b,38bの間隔に略等しく設定されている。さらに、挿入部56の周囲には所定の間隔で複数(例えば、三つ)のリブ64,…,64が形成されており、嵌合部62の底面とリブ64,…,64の底面は同一レベルとなっている。また、挿入部56には、係止部60が形成された端部から軸方向に延びる二つの切り欠き66,66が設けられている。
【0034】
内キャップ44を外キャップ42に取り付ける場合、まずコイルスプリング68を内キャップ44の挿入部56の周囲に取り付け、次に挿入部56を外キャップ42の第1円筒部46に挿入する。この時、内キャップ44の係止部60が外キャップ42の第2円筒部48に当接するが、内キャップ44の挿入部56に切り欠き66,66が形成され、係止部60にテーパ面60aが形成されていることから、内キャップ44を外キャップ42に向かって押圧すると、係止部60が多少縮径して内キャップ44が外キャップ42にさらに挿入され、図15に示されるように、係止部60が第2円筒部48の内端面(図15では下端面)に係止される。この状態では、コイルスプリング68は、その両端が嵌合部62とリブ64,…,64及び第1円筒部46の下端部と当接しているので、内キャップ44は常に軸方向外方(図15では上方)に向かって付勢されている。
【0035】
なお、フランジ50とフランジ58は、第1円筒部46と挿入部56に対しそれぞれ偏心した状態で設けられているので、外キャップ42と内キャップ44を所定の位置に取り付けると、二つのフランジ50,58は筒体40に対し同心状に配置される。
【0036】
また、図14に示されるように、内キャップ44には、留め具70が取り付けられており、筒体40の内部に係止されたスプリングあるいは他の弾性部材(図示せず)により筒体40の内部に向かって常に付勢されている。
【0037】
上記構成のシート20の非使用時、シート20は巻取り具22に巻回されており、内キャップ44,44の中心近傍に設けられた留め具70,70を弾性部材の弾性力に抗して引き出し、シート20の片側(図7では左側)に設けられたプラスチックカバー30,30の切り欠き30a,30aに係止することにより、シート20は巻取り具22の周囲に保持されている。
【0038】
このシート20を使用する場合、留め具70,70とプラスチックカバー30,30の切り欠き30a,30aとの係止をまず解除し、シート20の片側の上端部及び下端部に取り付けられた永久磁石26,26を黒板あるいはホワイトボード等の被磁着体に磁着させてシート20の片側を固定する。
【0039】
次に、巻取り具22を被磁着体に沿って回転させてシート20を展張することによりシート20の裏面に形成されたマグネットシートを被磁着体に磁着させる。さらに、シート20の反対側(図7では右側)の上端部及び下端部に取り付けられた永久磁石34,34を被磁着体に磁着させることによりシート20の被磁着体への固定が完了する。
【0040】
最後に、巻取り具22のフランジ58,58をコイルスプリング68,68の付勢力に抗して筒体40に向かって押圧すると、嵌合部62,62とフック38a,38aとの嵌合が解除され、巻取り具22をシート20から切り離すことができる。
【0041】
なお、図10に示されるように、鉄板28,28,36,36の外端をシート20の裏面より僅かに(例えば、0.2〜0.3mm)突出させているのは、永久磁石26,26,34,34の磁着力を増大させるためである。
【0042】
使用後、シート20を収納する場合、巻取り具22の両端に設けられた嵌合部62,62の傾斜面62a,62aをシート端部の上下に設けられたフック38a,38aの傾斜面38b,38bにまず当接させ、嵌合部62,62をフック38a,38aに向かって押圧する。その結果、筒体40の軸方向内方に向かう力が嵌合部62,62に加わり、コイルスプリング68,68の付勢力に抗して内キャップ44,44が筒体40に向かってスライドし、嵌合部62,62が対応するフック38a,38aと嵌合する。
【0043】
この状態で、巻取り具22を被磁着体に沿って回転させると、シート20は巻取り具22に巻き取られ、シート端部に設けられた二つのプラスチックカバー30,30の切り欠き30a,30aに留め具70,70を係止することによりシート20の巻取りが完了する。
【0044】
なお、上記実施の形態において、シート2,20として筆記ボード/反射型スクリーン両用シートを例に取り説明したが、シート2,20の裏面にマグネットシートが設けられていない他のシートも適用可能である。
【0045】
また、シート2の反りの発生防止と、シート2の巻取りあるいは展張時の操作性の点から、巻取り具4の直径は、例えば20φ〜70φに設定される。
【0048】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
本発明のうちで請求項に記載の発明によれば、永久磁石を被磁着体に磁着させることによりシート状部材を被磁着体に取り付ける一方、シート状部材に設けられたフックを巻取り具に設けられた嵌合部に嵌合させてシート状部材を巻取り具に巻き取るようにしたので、シート状部材の巻取りが極めて容易で、巻取り操作を誤ってもシート状部材にクラックや皺が発生することがなく、シート状部材の信頼性が向上する。
【0049】
また、請求項に記載の発明によれば、キャップを筒体に対し軸方向にスライドさせることによりフックと嵌合部との嵌合及びその解除を行うようにしたので、シート状部材の展張及び巻取りを極めて容易に行うことができる。
【0050】
また、請求項に記載の発明によれば、シート状部材を筆記ボード/反射型スクリーン両用シートとしたので、ハードコート層を有するシートであっても、皺が発生することなく確実に巻き取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1にかかる筆記ボード/反射型スクリーン両用シートの斜視図である。
【図2】 図1の線II-IIに沿った断面図である。
【図3】 図1の筆記ボード/反射型スクリーン両用シートのコーナー部の部分拡大斜視図である。
【図4】 図1の筆記ボード/反射型スクリーン両用シートを巻取り具で巻き取る場合の斜視図である。
【図5】 巻取り前の筆記ボード/反射型スクリーン両用シートと巻取り具との位置関係を示しており、(a)は巻取り具を、(b)は筆記ボード/反射型スクリーン両用シートをそれぞれ示している。
【図6】 巻取り直前の筆記ボード/反射型スクリーン両用シートと巻取り具との位置関係を示す断面図である。
【図7】 本発明の実施の形態2にかかるシートと巻取り具の斜視図である。
【図8】 図7に示されたシートの片側の端部に設けられた複数の部材の分部分解斜視図である。
【図9】 図8に示された部材の縦断面図である。
【図10】 図8に示された部材の横断面図である。
【図11】 図7のシートの反対側の端部に設けられた複数の部材の部分斜視図である。
【図12】 図11に示された部材の分解斜視図である。
【図13】 図7に示された巻取り具の部分分解斜視図である。
【図14】 図13の巻取り具の組み立て後の斜視図である。
【図15】 図13の巻取り具の組み立て後の縦断面図である。
【図16】 図13の巻取り具の平面図である。
【符号の説明】
2,20 筆記ボード/反射型スクリーン両用シート
4 ばね鋼
6,18,26,34 永久磁石
8 磁石カバー
10 カバー
12,22 巻取り具
14,40 筒体
14a,40a 凹部
16 キャップ
24,32 スペーサ
28,36 鉄板
30,38 プラスチックカバー
38a フック
38b 傾斜面
42 外キャップ
44 内キャップ
46 第1円筒部
48 第2円筒部
50,58 フランジ
52 取付部
56 挿入部
60 係止部
62 嵌合部
64 リブ
66 切り欠き
68 コイルスプリング
70 留め具

Claims (4)

  1. 被磁着体に対し着脱自在で矩形状のシート状部材とその巻取り具であって、
    上記シート状部材の左右の端部の上端及び下端にそれぞれ永久磁石を取り付ける一方、上記巻取り具を軸方向に形成された凹部を有する円筒状の筒体と、該筒体の両端に取り付けられ嵌合部を有するキャップとで構成し、上記永久磁石を被磁着体に磁着させることにより上記シート状部材を被磁着体に取り付ける一方、上記シート状部材を被磁着体から取り外すに際し、上記シート状部材の左右の端部の一方の上端及び下端に形成されたフックを上記嵌合部に嵌合させるとともに、上記シート状部材の左右の端部の上記一方の上端及び下端に位置する上記永久磁石を上記凹部に収容して上記シート状部材を上記巻取り具に巻き取るようにしたシート状部材とその巻取り具。
  2. 上記キャップを上記筒体の軸方向にスライド自在に取り付け、上記キャップを上記筒体に対し軸方向にスライドさせることにより上記フックと上記嵌合部との嵌合及びその解除を行うようにした請求項に記載のシート状部材とその巻取り具。
  3. 上記キャップが留め具を有し、上記巻取り具への上記シート状部材の巻き取り後、上記シート状部材の左右の端部の他方の上端及び下端に形成された切り欠きに上記留め具を係止するようにした請求項1あるいは2に記載のシート状部材とその巻取り具。
  4. 上記シート状部材が筆記ボード/反射型スクリーン両用シートである請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート状部材とその巻取り具。
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