JP5953193B2 - 黒板装置 - Google Patents

黒板装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5953193B2
JP5953193B2 JP2012205211A JP2012205211A JP5953193B2 JP 5953193 B2 JP5953193 B2 JP 5953193B2 JP 2012205211 A JP2012205211 A JP 2012205211A JP 2012205211 A JP2012205211 A JP 2012205211A JP 5953193 B2 JP5953193 B2 JP 5953193B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
blackboard
screen
projection screen
roll
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012205211A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014058135A (ja
Inventor
諄治 青井
諄治 青井
哲也 青井
哲也 青井
伊藤 猛
伊藤  猛
Original Assignee
株式会社青井黒板製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社青井黒板製作所 filed Critical 株式会社青井黒板製作所
Priority to JP2012205211A priority Critical patent/JP5953193B2/ja
Publication of JP2014058135A publication Critical patent/JP2014058135A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5953193B2 publication Critical patent/JP5953193B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Drawing Aids And Blackboards (AREA)
  • Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)

Description

本発明は、黒板に映写スクリーンを設置した黒板装置に関するものである。
学校教育でICT教育が盛んに取り入れられている中、ビデオプロジェクターや電子情報ボードなどのICT関連商品を組み合わせたシステムが作られている。しかし、それらのシステムは既存の黒板にどのように設置するということを考えておらず、むしろそのシステムを導入するために、既存の黒板を取り替えなければならない問題が発生しているケースも多々ある。学校側もICTシステムと黒板取替えの費用が嵩むという現状にある。また、ビデオプロジェクター自体に電子情報ボード機能が装備されているものが多くなってきており、電子情報ボードを使用することなく、ビデオプロジェクターと映写用のスクリーンで ICT授業が行なえるようになってきている。
また、学校の教室でビデオプロジェクターによりビデオを拡大放映したり、スライド映写機を使用するような場合、通常、教室には映写用スクリーンが設備されていないため、教室の正面に設置されている黒板に映写スクリーンをフック等で引っ掛けて取り付けているが、映写スクリーンをその都度黒板上の見やすい位置にいちいち引っ掛けて取り付けるようにするのでは非常に手間がかかる。
下記特許文献1には、黒板の上端側から映写スクリーンを引き下ろして直ちにそのスクリーンを映写できるようにした黒板装置が記載されている。この黒板装置は、黒板の上端部に巻き上げ式の映写スクリーンを黒板長手方向に移動可能に設置したものである。しかしながら、この黒板装置では、使用時に黒板の上端側から引き下ろしたスクリーンが重力でたるんだり、スクリーンが揺れたりして、映像が見にくいという問題がある。
また、従来の巻き上げ式映写スクリーンに映像を投影した場合、投影だけの場合は問題ないが、投影スクリーン面にマーカーで書き消ししたり、電子ペンを使用する場合、スクリーンは固定されていないため揺れが発生し、マーカーや電子ペンは使用できないという問題がある。そして特に、従来の従来の巻き上げ式映写スクリーンは、曲面黒板に使用できないという大きな問題がある。
特開2006−192610号公報
本発明は、上記のような種々の事情に鑑みてなされたもので、特に曲面黒板を対象として、黒板面上のどの位置(任意の位置)でも映写スクリーンを簡単にピッタリと貼り付けことができて、スクリーン自体揺れることがなく、マーカーや電子ペンの使用が可能な黒板装置を提供することである。しかして、本発明の黒板装置は、従来の映写スクリーンが上から下へ引き下げて使用するものだとする常識を覆し、映写スクリーンを横方向に使用するという発想のもとに開発された画期的な黒板装置である。
上記課題を解決するための手段を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1の発明に係る黒板装置は、磁性金属材からなる表面側が凹曲面状をなす黒板1の上下端部又はその外側壁面に、夫々該黒板1と同じ凹曲状をなすガイドレール2,3が設けられ、その上下両ガイドレール2,3に、スクリーン収納用の第1枠5とスクリーン引出先端部保持用の第2枠6とが夫々上下端部で転動子7を介して左右方向移動可能に取り付けられ、第1枠5には、可撓性スクリーン生地17の裏面にマグネットシート18を貼着した映写スクリーン8を巻き取るスクリーンロールRが収納されると共に、黒板1側に対して押接することによって当該第1枠5を黒板1上の所要位置で固定するストッパー11が設けられ、第2枠6には、スクリーンロールRから引き出された映写スクリーン8の引出先端部8aが保持されてなることを特徴とする。
請求項2の発明は、上記請求項1の黒板装置において、ストッパー11は、第1枠5に固着されたナット12と、該ナット12に外側から螺嵌する締付ボルト13と、該締付ボルト13の先端部に固着された押付プレート14とを備え、締付ボルト13を締付方向に回すことにより、押付プレート14が黒板1側に押接して第1枠5を固定するものとしている
請求項3の発明は、上記請求項1又は2の黒板装置において、映写スクリーン8の表面は、書き消し可能となっていることを特徴とする。
上記解決手段による発明の効果を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明によれば、凹曲面状の黒板表面において、同じ凹曲状となった上下のガイドレール3,4を転動する転動子7を介して、第1枠5及び第2枠6を円滑に且つ容易に横方向へ移動できると共に、第1枠5をストッパー11を介して該黒板表面の任意の位置で固定できる上、磁性金属材からなる黒板表面に対し、第1枠5のスクリーンロールRに巻き取られる映写スクリーン8が裏面のマグネットシート18を介して磁力で吸着する。従って、映写スクリーン8を使用する際には、第1枠5及び第2枠6を近接した状態で黒板表面の所要位置まで移動させ、第2枠6に保持されるスクリーン引出先端部8aを黒板表面に吸着させることで、該第2枠6を黒板表面に固定させ、この状態から第1枠5を第2枠6から離れる方向にスライドさせることにより、スクリーン8を所要長さ延出して黒板表面に吸着させ、第1枠5をストッパー11にて黒板1に固定すればよい。
かくして黒板表面に貼着される映写スクリーン8は、該黒板表面が凹曲面状をなすにも関わらず、該黒板表面の凹曲面に沿ってピッタリと密着し、重力でたるんだり揺れ動いたりすることがなく、且つ使用中に第1枠5が第2枠6に近づく方向へ不測に移動するおそれもないから、横方向に広面積に展開して、その表面に正確に映写することができ、映像が見易くなる。また、黒板表面における映写スクリーン8の展開位置を任意に選択できると共に、展開幅も広狭自在に設定できる。
一方、スクリーン収納時は、第1枠5のストッパー11による固定を解除し、この第1枠5を第2枠6に近づく方向にスライドさせることにより、該スクリーン8が黒板1の表面から剥離しながら第1枠5のスクリーンロールRに巻き取られてゆくから、その収納が簡単容易となる。また、スクリーン8を第1枠5側に完全に巻き取ることで該第1枠5と第2枠6が互いに近接するが、第1枠5側をストッパー11によって黒板側に固定することにより、スクリーン不使用時の近接した第1枠5と第2枠6を黒板表面の所要位置に保持できる。
請求項2に係る発明によれば、ストッパー11は、第1枠5に固着されたナット12螺嵌する締付ボルト13の締付により、その先端部の押付プレート14が黒板側に押接して該第1枠を移動不能に固定するものであるから、その固定・解除の操作が非常に容易である。
請求項に係る発明によれば、映写スクリーン8の表面が書き消し可能であるから、プロジェクター等の映像を映写できると共に、ホワイトボートのようにマーカー等の筆記具で文字等を書いたり、その書いた文字等を消すことができる。
本発明に係る黒板装置の一実施形態を示す正面図で、(a) は第1枠と第2枠とを近接させた状態で黒板の左側寄りの位置にセットした状態を示し、(b) は第1枠を第2枠から離れる方向に所要長さスライドさせた状態を示す。 (a) は黒板表面が凹曲面状である黒板の平面図、(b) は黒板表面の片側半分が平面状、反対側半分が凹曲面状である黒板の平面図である。 (a) は第1枠と第2枠とが隣接状態にある時の黒板装置の一部拡大平面図、(b) は(a) と同じ状態にある時の黒板装置の一部拡大断面図、(c) は第2枠が所定位置に固定した状態から第1枠が移動して映写スクリーンが延出し、黒板表面に吸着された状態の一部拡大断面図、(d) は第1枠が所要スライド位置でストッパーによって黒板上に固定された状態の一部拡大断面図である。 (a) は図1のX−X線拡大断面図、(b) は映写スクリーンの拡大断面図である。
以下に本発明の好適な一実施形態を図面に基づいて説明すると、黒板装置の全体を示す図1の(a) ,(b) 及び図3の(a) において、1は黒板で、図4から分かるように、木材製の黒板本体1aと、この黒板本体1aの表面側に一体的に貼着された鋼板(磁性金属材)製の表面材1bとからなり、表面材1bで形成される黒板表面の上下側縁部には上下縁枠2a,2bが、左右側縁部には左右縁枠2c,2dが夫々取り付けられている。
上下両ガイドレール3,4には、スクリーン収納用第1枠5の上下端部とスクリーン引出端部保持用第2枠6の上下端部が夫々転動子7(図3及び図4参照)を介してスライド可能に取り付けられている。即ち、第1枠5の上下両端部及び第2枠6の上下両端部には夫々複数の転動子7が軸着されて、各転動子7が上下ガイドレール3,4に夫々スライド可能に嵌合され、それにより第1枠5と第2枠6とが互いに独立して上下ガイドレール3,4沿いにスライドできるようになっている。
図3の(a) 〜(c) に示すように、第1枠5には、映写スクリーン8を巻軸9にロール状に巻き取って形成したスクリーンロールRが、ブラケット16に軸支された状態で収納されるようになっている。第2枠6は、第1枠5と独立しているが、第1枠5に収納されているスクリーンロールRから引き出した映写スクリーン8の引出先端部8aを保持する固定軸10が第2枠6に取り付けられ、この固定軸10にスクリーン8の引出先端部8aが固着され、従って第1枠5と第2枠6とはスクリーン8を介してつながっている。また、図示は省略するが、スクリーンロールRの巻軸9とこれを回転自在に軸架する第1枠5のブラケット16との間には、映写スクリーン8を常に巻き取る方向に付勢する適度の付勢力を有するバネが介装されている。
映写スクリーン8は、図4の(b) に示すように、表面側のスクリーン生地17と、このスクリーン生地17の裏面に貼着されたマグネットシート18とからなるもので、スクリーン生地17は、例えば塩化ビニル樹脂で形成された1枚の生地である。また、このスクリーン生地17は、プロジェクター等から投射された映像を生地の表面に鮮明に映し出すことができるのみならず、マーカー等の筆記具で文字等を書いたり、その書いた文字等を消すことができるように形成されている。
また、第1枠5には、この第1枠5を黒板表面上の所要スライド位置に固定するためのストッパー11が設けられている。このストッパー11としては、黒板1側への押接によって第1枠1を黒板1の表面上に固定させることができるものであれば、どのような機構でもよいが、この実施形態のストッパー11は、図3の(b) 〜(d) に示すように、第1枠5の内側所要部に固着したナット12に、第1枠5の外側から締付ボルト13を螺嵌して、そのボルト13の先端部に押付プレート14を固着し、また締付ボルト13の基端部にハンドル15を取り付けてなるもので、通常は、押付プレート14が黒板1の表面から離間するように締付ボルト13をセットしておいて、第1枠5を固定する時に、締付ボルト13をハンドル15で締め付け方向に回して、押付プレート14を黒板1の表面に押し付けることにより、第1枠5を所要スライド位置に固定させることができる。
上記のように構成される黒板装置における映写スクリーン8の使用方法について、図1及び図3を参照して説明する。
映写スクリーン8を図1の(b) に示すように黒板1の中央部側で使用する時は、先ず、第1枠5と第2枠6とを互いに引き寄せて近接した状態で、図1の(a) に示すように黒板1の左側寄りの位置にスライドさせておく。この状態を図3の(a) の平面図で示す。それから、第2枠6を、同図の(b) に仮想線で示すように第1枠5から離れる方向(左方向)へ少し(50mm程度)だけ引き出して、スクリーン8の引出先端部8aを、上から下へと摩(さす)りながら黒板1の表面に吸着固定させて、第2枠6の位置決めをする。この位置決めした第2枠6を同図の(c) に示す。
こうして第2枠6の位置決めが終わったならば、同じ図3の(c) に示すように、第1枠5を第2枠6から離れる方向(右方向)にスライドさせることにより映写スクリーン8を所要長さ延出して黒板1の表面に吸着させる。この場合、上記第2枠6の位置決めにより映写スクリーン8の引出先端部8a側が既に黒板1の表面に吸着されているから、第1枠5を第2枠6から離れる方向にスライドさせるだけで、映写スクリーン8が必要長さ延出されて、そのスクリーン8の裏面が黒板1の表面に吸着され、図1の(b) 及び図3の(c) に示すような使用状態となる。
図1の(b) 及び図3の(c) に示すような使用状態で第1枠5を黒板1上に固定したい場合には、図3の(d) に示すように、ストッパー11の締付ボルト13をハンドル15で締め付け方向に回して、押付プレート14を黒板1の表面に押し付けることにより、第2枠6を所要位置に固定させることができる。こうして第1枠5を固定しておけば、映写スクリーン8の使用中に第1枠5が第2枠6に近づく方向へ不測に移動するおそれがない。またストッパー11は、第1枠5と第2枠6とが互いに近接して、スクリーン8が第1枠5側に完全に巻き取られてスクリーン8が黒板1の表面に全く吸着されていない状態でも、第1枠5と第2枠6とを黒板表面の所要位置に固定させることができる。
また、映写スクリーン8を収納する時は、上記使用時の手順の逆で、第1枠5を第2枠6に近づく方向へスライドさせるだけで、スクリーン8を収納することができる。即ち、図3の(d) に示すように第1枠5を黒板1の表面上で固定していたストッパー11を固定解除した状態で、第1枠5を、第2枠6へ近づく方向にスライドさせることにより、スクリーン8が黒板表面から剥離しながら第1枠5にロール状に収納される。この場合、スクリーンロールRの巻軸9とこれを軸架する第1枠5のブラケット16との間にはスクリーン8を常に巻き取る方向へ適度に付勢するバネが介装されているから、第1枠5を第2枠6側へスライドさせると、そのバネ付勢力によってスクリーン8が黒板表面から剥離しながら巻き取られて第1枠5に収納される。
以上説明した黒板装置は、表面側が磁性金属材からなる黒板1の上下端部に夫々ガイドレール3,4を設け、上下ガイドレール3,4に、ロール状スクリーン収納用第1枠5の上下端部とスクリーン先端部保持用第2枠6の上下端部を夫々スライド可能に取り付け、第1枠5には、スクリーン生地17の裏面にマグネットシート18を貼着して形成した映写スクリーン8をロール状に巻き取って収納し、このスクリーンロールRから引き出したスクリーン引出先端部8aを第2枠6に保持し、スクリーン使用時には、第2枠6を第1枠5から若干引き離してスクリーン先端部8aを黒板1の表面に吸着固定させることによって第2枠6を位置決めした状態から、第1枠5を第2枠6から離れる方向に所要長さスライドさせることにより、スクリーン8を横方向に延出して黒板1の表面に吸着させるようになっているから、映写スクリーン8が重力でたるんだり、揺れ動いたりすることがなく、映像が見易くなる上、スクリーン8の取付けが簡単容易となり、スクリーン8を横方向に広面積に使用できると共に、黒板1の表面を最大限利用できる。また、映写スクリーン8を収納する時は、第1枠5を第2枠6に近づく方向にスライドさせることによって、スクリーン8を黒板1の表面から剥離しながら第1枠5にロール状に収納するようになっているから、映写スクリーン8の収納が簡単となる。
なお、図3の(a)〜(d)では黒板1の表面を平面状として図示しているが、該黒板1は図2の(a)の如く表面全体が凹曲面状のものか、もしくは図2の(b)の如く表面の片側半分が平面状、反対側半分が凹曲面状のものとする。そして、黒板1の上下端部に夫々黒板表面と同じ凹曲状もしくは半凹曲状をなすガイドレール3,4を設け、上下ガイドレール3,4に、第1枠5と第2枠6の夫々上下端部を夫々スライド可能に取り付けたものである。この図において、19,20は黒板1を背面側から支持する支持枠である。
また、この発明に係る黒板装置の黒板1は、新しく製作される黒板に限ることはなく、現在使用されている既設の黒板をそのまま使用できるもので、既設の黒板1の上下端部に夫々ガイドレール3,4を設け、上下ガイドレール3,4に、ロール状スクリーン収納用の第1枠5の上下端部とスクリーン先端部保持用の第2枠6の上下端部を夫々スライド可能に取り付け、第1枠5に映写スクリーン8をロール状に巻き取って収納し、このスクリーンロールRから引き出したスクリーン先端部8aを第2枠6に保持すればよい。このように既設の黒板1を使用することにより、コストの低減化が図られる。
また、この発明に係る黒板装置の黒板1は、壁面等の定位置に固定される固定式のものでもよいし、昇降機構によって昇降可能な昇降式のもの、あるいは上段位置と下段位置とに上げ下げ自在としたものでもよい。
また、上述した実施形態の黒板装置では、第1枠5及び第2枠6を黒板1の長手方向にスライド可能に案内するガイドレール3,4を黒板1の上下端部に直接に設けているが、このガイドレール3,4は、黒板1が設置されている建物内仕切壁等の外側壁面における黒板1の上下端部に対応する位置に設けてもよい。因に、既設の黒板1に直接ガイドレール3,4を取り付ける場合に、黒板1の表面側を傷つけるおそれがあるが、仕切壁等の外側壁面にガイドレール3,4を取り付ける場合はそのような心配がない。
以上説明した黒板装置は、表面側が磁性金属材からなる黒板1の上下端部に夫々ガイドレール3,4を設け、上下両ガイドレール3,4に、ロール状スクリーン収納用第1枠5の上下端部とスクリーン先端部保持用第2枠6の上下端部を夫々スライド可能に取り付け、第1枠5には、可撓性スクリーン生地17の裏面にマグネットシート18を貼着して形成した映写スクリーン8をロール状に巻き取って収納し、第2枠6には、第1枠5に収納されているロール状スクリーン8から引き出されるスクリーン引出先端部8aを保持するようにしたものであるから、使用時は、第2枠6をスクリーン引出先端部8a側の磁力吸着で黒板表面に固定させた状態で、第1枠5を離れる方向にスライドさせることでスクリーン8を引き出して黒板表面に固定させるようにすればよいから、黒板の形が曲面や半曲面や平面の何れでも、また黒板のタイプが固定式や昇降式や上げ下げ式の何れでも、それら全ての黒板に対応して簡単に取り付けることができる。
また上述の黒板装置では、黒板表面上のどの位置でも、即ち黒板表面上の任意の位置にスクリーンを貼ったり、剥がしたりすることができ、例えば、教室で一番見易い位置は黒板の真ん中であり、映像を取り入れた授業をする場合、第1枠5と第2枠6を黒板の中央にセットして、第2枠6を固定させた状態で、第1枠5を離れる方向にスライドさせて、スクリーン8を横方向へ広げるだけで、黒板表面の真ん中をスクリーンとして使用することができ、児童、生徒に快適な場所で映像を楽しんでもらうことができる。
また、映写スクリーン8は、スクリーン生地17の裏面にマグネットシート18を貼着して形成されたもので、磁性金属材からなる黒板1の表面に磁力で吸着するようになっているから、スクリーン8を黒板1の表面にピッタリと密着状態に貼り付けることができ、また容易に剥ぎ取ることができる。このようにスクリーン8を磁力で黒板表面に対し貼ったり、剥がしたりできるので、黒板表面に糊などが付着することがなく、黒板の板書も快適に使用することができる。またスクリーン8を横方向に延出して黒板表面に吸着させるようにしているから、映写スクリーン8が重力でたるんだり、揺れ動いたりすることがなく、映像が非常に見やすくなる。また、映写スクリーン8の表面が書き消し可能であるから、ホワイトボートのようにマーカー等の筆記具で文字等を書いたり、その書いた文字等を消すことができると共に、そのマーカー等の筆記具を快適に使用することができることになる。
1 黒板
3,4 ガイドレール
5 クリーン収納用の第1枠
6 スクリーン引出先端部保持用の第2枠
8 映写スクリーン
8a スクリーン引出先端部
11 ストッパー
17 スクリーン生地
18 マグネットシート

Claims (3)

  1. 磁性金属材からなる表面側が凹曲面状をなす黒板の上下端部又はその外側壁面に、夫々該黒板と同じ凹曲状をなすガイドレールが設けられ、その上下両ガイドレールに、スクリーン収納用の第1枠とスクリーン引出先端部保持用の第2枠とが夫々上下端部で転動子を介して左右方向移動可能に取り付けられ、
    第1枠には、可撓性スクリーン生地の裏面にマグネットシートを貼着した映写スクリーンを巻き取るスクリーンロールが収納されると共に、黒板側に対して押接することによって当該第1枠を黒板上の所要位置で固定するストッパーが設けられ
    第2枠には、前記スクリーンロールから引き出された映写スクリーンの引出先端部が保持されてなる黒板装置。
  2. 前記ストッパーは、第1枠に固着されたナットと、該ナットに外側から螺嵌する締付ボルトと、該締付ボルトの先端部に固着された押付プレートとを備え、締付ボルトを締付方向に回すことにより、押付プレートが黒板側に押接して第1枠を固定するものである請求項1に記載の黒板装置。
  3. 映写スクリーンの表面は、書き消し可能となっている請求項1又は2に記載の黒板装置。
JP2012205211A 2012-09-19 2012-09-19 黒板装置 Expired - Fee Related JP5953193B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012205211A JP5953193B2 (ja) 2012-09-19 2012-09-19 黒板装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012205211A JP5953193B2 (ja) 2012-09-19 2012-09-19 黒板装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014058135A JP2014058135A (ja) 2014-04-03
JP5953193B2 true JP5953193B2 (ja) 2016-07-20

Family

ID=50615069

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012205211A Expired - Fee Related JP5953193B2 (ja) 2012-09-19 2012-09-19 黒板装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5953193B2 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6370061B2 (ja) * 2014-02-28 2018-08-08 株式会社北島製作所 電子黒板装置及び電子黒板装置の使用方法
JP2015202573A (ja) * 2014-04-10 2015-11-16 日学株式会社 多機能ボード
CN103950320B (zh) * 2014-05-07 2016-02-03 常州工学院 一种滚动式白板
JP6140647B2 (ja) * 2014-05-20 2017-05-31 株式会社青井黒板製作所 黒板装置
JP6331860B2 (ja) * 2014-08-07 2018-05-30 株式会社オーエスエム ロール式スクリーン装置
JP5971742B1 (ja) * 2015-12-25 2016-08-17 国立大学法人東北大学 反射型スクリーン及び映像表示システム
CN107471876B (zh) * 2016-04-25 2019-04-05 南阳理工学院 一种绘制四线格规范的英语教学系统
CN105856916B (zh) * 2016-04-26 2017-09-08 南阳理工学院 适用于英语教学的多功能黑板
JP6854506B2 (ja) * 2017-01-20 2021-04-07 株式会社北島製作所 画像表示システム
CN107344466A (zh) * 2017-06-19 2017-11-14 李何健 一种移动无缝黑板
CN108599797A (zh) * 2018-07-23 2018-09-28 Oppo广东移动通信有限公司 一种穿戴式电子装置
CN109228745A (zh) * 2018-10-23 2019-01-18 大连前海大象物联科技有限公司 一种滑动式智能黑板
CN109263367A (zh) * 2018-10-23 2019-01-25 大连前海大象物联科技有限公司 一种平移式智能黑板
CN111026888B (zh) * 2019-12-26 2023-04-07 成都师范学院 一种基于计算机的图书馆智能阅读系统
CN114228370A (zh) * 2021-12-02 2022-03-25 陕西理工大学 一种计算机网络多媒体教学用黑板

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4723235Y1 (ja) * 1967-04-10 1972-07-26
JPS5051740U (ja) * 1973-09-05 1975-05-19
JPS59176595U (ja) * 1983-05-12 1984-11-26 北島 精一 移動黒板
JP4520064B2 (ja) * 2001-03-28 2010-08-04 泉株式会社 着脱式シート状部材とその巻取り具
JP5174650B2 (ja) * 2008-12-27 2013-04-03 株式会社北島製作所 黒板装置及びスクリーンの設置方法
JP5405897B2 (ja) * 2009-05-18 2014-02-05 株式会社北島製作所 移動式スクリーンを備える黒板装置
JP5612341B2 (ja) * 2010-03-19 2014-10-22 株式会社北島製作所 黒板装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014058135A (ja) 2014-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5953193B2 (ja) 黒板装置
CN104015526A (zh) 中文多媒体教学黑板
CN107564344A (zh) 书写装置
JP5405897B2 (ja) 移動式スクリーンを備える黒板装置
JP6140647B2 (ja) 黒板装置
JP5435858B2 (ja) 多機能ボード
JP2009119663A (ja) 黒板装置
KR100529795B1 (ko) 전자칠판의 좌우 이동이 용이한 데이터 트랙 레일장치를탑재한 전자칠판시스템
KR101648387B1 (ko) 휴대용 롤 보드
US20060222858A1 (en) Flexible dry erase/ instructional magnets
JP2010058524A (ja) スクリーン機能を有するボード
JP6423131B2 (ja) マグネットスクリーン装置
CN100545736C (zh) 书写式视频实物展示台
JP2008296564A (ja) 電子黒板装置
JP2009217102A (ja) 反射型映写スクリーン
KR200405845Y1 (ko) 칠판을 구비한 스탠드형 프로젝터 스크린
CN206106737U (zh) 一种带记忆功能的白板
JP2009122177A (ja) スクリーン装置
KR200351968Y1 (ko) 롤스크린형 다기능 보드
KR102572671B1 (ko) 전자칠판용 다용도 커버
CN216331099U (zh) 教学用白板
KR100236733B1 (ko) 롤권취식 칠판
JP2018116249A (ja) 画像表示システム
JP5970783B2 (ja) 筆記シート
JP2023154693A (ja) ボード定着用筆記シート

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140501

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150227

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150421

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151016

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151209

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160520

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160613

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5953193

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees