JP4519509B2 - 半導体集積回路装置及びその動作方法 - Google Patents

半導体集積回路装置及びその動作方法 Download PDF

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本発明はA/D(アナログ/デジタル)コンバータやD/A(デジタル/アナログ)コンバータ等を含む半導体集積回路装置に関し、特に製造プロセルのばらつきにかかわらず高精度な変換結果を得ることが可能なコンバータを含む半導体集積回路装置に関するものである。
A/DコンバータやD/Aコンバータでは信号変換を行うために参照電圧が必要であり、この参照電圧は電源電圧を分圧する分圧回路によって生成される。この分圧回路では、半導体基板に形成した複数の抵抗、容量によって電源電圧を分圧しているが、半導体集積回路装置を製造する際の製造プロセスのばらつきによって、これら複数の抵抗、容量の値にばらつきが生じ、適正な参照電圧を得ることが難しい。本発明者の検証に基づけば、これら抵抗や容量の値のばらつきは半導体基板の面方向、換言すれば半導体集積回路装置のチップ(以下、集積回路チップと称する)の面方向に沿って所要の傾きでばらつくことが確認されている。例えば、図9は抵抗値のばらつきに伴うA/Dコンバータでの変換特性のばらつきを説明するための概念説明図であり、集積回路チップに形成する抵抗は、半導体基板に不純物を導入した拡散抵抗や、ポリシリコン等の薄膜抵抗で形成しているが、集積回路チップの製造時における不純物の濃度分布やポリシリコン膜等の膜厚分布に集積回路チップの一側から他側に向けて偏りが生じたときには、この偏りに伴うて抵抗値のばらつきが生じる。このような抵抗値のばらつきが生じると、抵抗によって生成される参照電圧にばらつきが生じ、A/Dコンバータで変換されるデジタル出力にばらつきが生じることがある。
すなわち、図9の例では、分圧回路には電源の高電位Vrefと低電位GNDとの間に複数の抵抗が直列状態にレイアウトかつ接続され、これらの抵抗で電源電圧を分圧して参照電圧を得ているものすると、図9(a)のように、この分圧回路を含むA/DコンバータAD0に対して集積回路チップのX方向に沿って抵抗値が増大する方向のばらつきが生じた場合には、分圧回路により生成される参照電圧は均等に分圧されることが難しく、その結果としてA/DコンバータAD0におけるアナログ入力とデジタル出力の特性は同図のような上方に凸の特性になる。一方、図9(b)のように、集積回路チップのX方向と反対方向に抵抗値が増加する方向のばらつきが生じている場合には、同図のように凹の特性になる。このことは分圧回路に容量を用いている場合も同様である。この結果、A/Dコンバータのレイアウト、特に抵抗や容量のレイアウト位置やレイアウト方向の違いによってA/D変換の変換値にばらつきが生じることになり、高精度の信号変換が得られなくなる。
このような問題に対して、特許文献1では、D/Aコンバータの分圧回路を構成している複数の抵抗や容量を接続する配線を、抵抗や容量の偏りを互いに相殺する状態に接続する技術が提案されている。具体的には、R−2Rラダー抵抗型のD/Aコンバータにおいて、回路を構成する複数の抵抗や容量を同一点に対してそれぞれ点対称に配置するように配線接続を行っている。
特開2003−258642号公報
特許文献1の技術は、複数の抵抗や容量が互いに点対称となるように配線接続しているので、点対称を実現するための配線パターンが複雑なものになり、配線レイアウト設計が困難なものになる。特に、抵抗や容量の数が多数個の場合には、点対称となる位置が集積回路チップの離れた位置となり、これらの抵抗や容量を接続するための配線長が長くなり、配線面積が大きくなり、D/Aコンバータが大型化し、ひいては集積回路チップが大型化してしまう。また、集積回路チップに多数個のD/Aコンバータを配置する場合には、それぞれのD/Aコンバータが集積回路チップの異なる位置に配置されるため、集積回路チップの面方向の偏りによって個々のD/Aコンバータ間のばらつきが生じ易く、特に集積回路チップ内の離れた位置に配設されたD/Aコンバータ間のばらつきを回避することは困難なものになる。
本発明の目的は、分圧回路を構成している抵抗や容量の値にばらつきが生じている場合においても、高精度の変換結果を得ることを可能にしたコンバータを備える半導体集積回路装置及びその動作方法を提供するものである。
本発明は、複数の抵抗又は容量を備えた分圧回路を含み、アナログ信号とデジタル信号を相互変換するコンバータを備える半導体回路装置であって、前記集積回路チップ上において互いに点対称に配置される同一レイアウト構成の偶数個のコンバータからなるコンバータ対と、前記コンバータ対のそれぞれに同一の入力を入力させる入力回路と、前記コンバータ対のそれぞれの出力の出力値を平均化する平均値演算回路と、前記平均値演算回路で演算された平均値をコンバータ出力とする出力回路とを備え、平均値演算回路で演算された平均値と、コンバータ対のそれぞれの出力の出力値との差分を演算し、その差分をメモリに格納する補正回路を備え、出力回路は平均値演算回路の出力と、コンバータ対の各出力を差分に基づいて補正回路で補正した出力のいずれかを選択して出力することが可能に構成されていることを特徴とする。
本発明は例えば、半導体基板上において互いに点対称に同一レイアウト構成で配置され、それぞれアナログ信号とデジタル信号とを相互変換する第1及び第2のコンバータと、複数の入力信号を入力し、複数の入力信号のうちの1つを選択して第1及び第2のコンバータのそれぞれに同一の信号を出力するか、若しくは複数の入力信号のうちから2つを選択して第1及び第2のコンバータのそれぞれに異なる信号を出力するかのいずれかを選択可能な入力回路と、同一の信号が入力されたときの第1及び第2のコンバータの出力の平均値を演算して出力する平均値演算回路と、平均値演算回路の出力に基づいて生成された第1のコンバータと第2のコンバータとの間に生じる変換特性の偏りを補正するための差分データを格納するメモリを含む補正回路とを備え、補正回路は、メモリに格納された差分データに基づいて、異なる信号が入力されたときに出力される第1及び第2のコンバータの出力の補正を行う構成とする。
本発明の半導体集積回路装置の動作方法は、半導体基板上において互いに点対称に同一レイアウト構成で配置され、それぞれアナログ信号とデジタル信号とを相互変換する第1及び第2のコンバータを備える半導体集積回路装置の動作方法であって、第1の動作モードで動作するときには、同一の信号を前記第1及び第2のコンバータに入力し、第1及び第2のコンバータのそれぞれにおいて、同一の信号に対してアナログ信号とデジタル信号との相互変換処理を行い、第1及び第2のコンバータの出力の平均値を算出し平均値に基づいて生成された第1のコンバータと第2のコンバータとの間に生じる変換特性の偏りを補正するための差分データをメモリに格納し、第2の動作モードで動作するときには、異なる信号を第1及び第2のコンバータに入力し、第1及び第2のコンバータのそれぞれにおいて、異なる信号に対してアナログ信号とデジタル信号との相互変換処理を行い、メモリに格納された前記差分データに基づいて、第1及び第2のコンバータの出力の補正を行うことを特徴とする。
本発明によれば、点対称に配置した対をなすコンバータの間で抵抗や容量のばらつきを相殺することで、個々のコンバータにおいて生じている分圧回路を構成している抵抗や容量の値にばらつきを相補し、コンバータ対として高精度な信号変換を実現する。また、コンバータ対から得られる相補された信号変換値と個々のコンバータの信号変換値との差分を格納し、この差分に基づいて個々の信号変換値を補正することで、個々のコンバータ単独で高精度な信号変換が実現可能になる。
分圧回路は、電源電圧の高電位端と低電位端との間に直列に接続された複数の抵抗と、これら複数の抵抗で分圧された電源電圧を参照電圧として選択して出力する選択手段とを備える構成とする。あるいは、分圧回路は、異なる容量値の容量を含む複数の容量と、容量を電源電圧の高電位端と低電位端との間に任意の組み合わせで並列接続し、かつこれらを直列に接続することで分圧された電源電圧を参照電圧として選択して出力する選択手段とを備える構成とする。
本発明においてコンバータはA/Dコンバータであることが好ましい。この場合において、分圧回路は、A/Dコンバータの参照電圧を生成する回路として構成される。また、A/Dコンバータは、分圧回路で生成される参照電圧と入力電圧とを比較する比較手段と、比較手段の結果に基づいて分圧回路の参照電圧を変化させる参照電圧制御手段と、比較手段の比較結果に基づいて得られるデジタル値を格納する格納手段とを備える構成とする。
次に、本発明の実施例1について図面を参照して説明する。図1は本発明をA/Dコンバータに適用した実施例1におけるA/Dコンバータの模式的なレイアウト構成を示しており、1つのA/Dコンバータ内に演算回路10と分圧回路20が配置されている。ここではA/DコンバータAD0は逐次比較型A/Dコンバータとして構成されており、当該A/DコンバータAD0内に、コンパレータ11、変換結果レジスタ(SAR)12、参照電圧制御部13を含む演算回路10と、当該演算回路10で用いる参照電圧Vrefを作成するための分圧回路20とを備えている。前記分圧回路20は高電位側の参照電源AVrefと低電位側の接地GNDとの間に直列接続された複数の抵抗Rからなる抵抗ストリング21で構成される。また、演算回路10は、参照電圧制御部13によって分圧回路20を制御して参照電圧Vrefを設定し、コンパレータ11はこの参照電圧Vrefをアナログ入力Ainの電圧と比較する。ここでは、図2に演算回路10の具体例を示すように、コンパレータ11は電源電圧AVddを抵抗分割したAVdd/2を一方の入力端子in0に入力し、他方の入力端子in1にアナログ入力電圧Ainと参照電源電圧AVrefを抵抗分圧した参照電圧Vrefを入力し、両電圧を比較する。比較の結果、入力電圧Ainが参照電圧Vrefよりも高電圧のときには変換結果レジスタ12を「1」にセットし、低電圧のときに同レジスタ12を「0」にセットし、このセットしたデジタル値をA/D変換したデジタル出力Doutとして出力することが可能とされるものてある。
すなわち、図3はアナログ入力Ainを4ビットのデジタル出力DoutにA/D変換する場合において、最大ビット桁(第4桁)から最小ビット桁(第1桁)まで順次デジタル値を変換結果レジスタ12にセットする工程を示す図である。1回目の比較では、変換結果レジスタ12を「1000」にセットしておき、参照電圧制御部13は分圧回路20を制御して当該デジタル値に対応する参照電圧Vrefを分圧回路20からコンパレータ11に入力し、アナログ入力Ainと比較する。比較の結果、アナログ入力Ainが参照電圧Vrefよりも高い場合には同図の左方向に進み、低い場合には同図の右方向に進む。すなわち、高い場合には第3桁を「0」から「1」にセットして「1100」とし、低い場合には第4桁を「1」から「0」にして「0100」とする。次いで、このデジタル値に対応して参照電圧制御部13は分圧回路20を制御して参照電圧Vrefを当該セットした値に制御し、この制御した参照電圧Vrefをコンパレータ11に入力して2回目の比較を行い、同様にアナログ入力Ainとの比較を行ない、第2桁についてアナログ入力が高い場合には「1」にセットし、低い場合には「0」にセットする。以下、同様にして第1桁までセットを行うことで、「1111」〜「0000」のいずれかのデジタル値を変換結果レジスタ12にセットし、これをデジタル出力Doutとする。
図4は前記A/DコンバータAD0の前記分圧回路20の抵抗ストリング21の構成を示す回路構成図である。前記抵抗ストリング21は、多数個の抵抗RがA/DコンバータAD0内につづら折り状にレイアウトされ、その一端が参照電源電圧AVrefに接続され、他端が接地GNDに接続される。また、この抵抗ストリング21は、各抵抗Rの接続端にはアナログスイッチ(トランスミッションゲート)ASを介して配線接続されており、これらのアナログスイッチASは参照電圧制御部13から入力されるX1〜XnとY1〜Ynの各信号に基づいてそれぞれ選択的にオン・オフ制御される。これにより抵抗ストリング21の回路接続状態を切り替え、参照電源電圧AVrefを抵抗分圧した所要の電圧を生成し、これを参照電圧Vrefとして前記演算回路10の前記コンパレータ11に出力するようになっている。
図5は前記A/Dコンバータを含む半導体集積回路装置のブロック回路図であり、2つの同じ構成のA/DコンバータAD0,AD1で構成されるコンバータ対を備えている。このコンバータ対を構成している両A/DコンバータAD0,AD1の各分圧回路20はそれぞれ参照電源電圧AVrefと接地GNDに接続される。また、両A/DコンバータAD0,AD1のアナログ入力端子には入力回路1によってそれぞれ同一のアナログ入力Ainが入力されるように構成される。ここでは、入力回路1は第1及び第2のマルチプレクサMPX0,MPX1で構成されて両A/DコンバータAD0,AD1のアナログ入力端子に接続されており、第1及び第2のマルチプレクサMPX0,MPX1のアナログスイッチを選択的にオンさせることで、チャネル0からチャネルnの任意のチャネルに入力されるアナログ入力Ainをそれぞれ両A/DコンバータAD0,AD1に入力させる。また、両A/DコンバータAD0,AD1のデジタル出力端子はそれぞれ平均値演算回路2に接続されており、両A/DコンバータAD0,AD1からそれぞれ出力されるデジタル出力Dout0,Dout1の平均値を演算し、これを平均値デジタル出力Doutavとして出力するようになっている。さらに、出力回路3が設けられており、ここでは前記平均値デジタル出力Doutavを出力回路3からデジタル出力Doutとして出力するようになっている。
ここで、前記コンバータ対を構成している2つの同一構成のA/DコンバータAD0,AD1を半導体集積回路装置内に配設する際、すなわち当該半導体集積回路装置を構成している集積回路チップ上に配設する際には、図5に模式的に示すように、両A/DコンバータAD0,AD1の間に任意に設定される1点Pに対して両A/DコンバータAD0,AD1が点対称となるようにレイアウト配置している。すなわち、前記1点Pに対して両A/DコンバータAD0,AD1のそれぞれに設けられている各分圧回路21の抵抗ストリング21が点対称に配置され、したがってこの抵抗ストリング21に接続される参照電源電圧AVrefと接地GNDも点対称の状態に接続されている。
このように構成した半導体集積回路装置では、仮に前記抵抗ストリングの各抵抗をポリシリコン抵抗で構成する場合には集積回路チップに形成するポリシリコンの膜厚の偏りによって、あるいは各抵抗を不純物拡散抵抗で構成する場合には集積回路チップでの不純物濃度の偏りによって、図9(a),(b)で説明したように、A/Dコンバータの変換特性に偏りが生じる。すなわち、一方のA/DコンバータAD0は、抵抗ストリング21において例えば参照電源電圧AVrefから接地GNDに向けて抵抗値が増大する特性であるためそのA/D変換特性は図9(a)の方向であり、他方のA/DコンバータAD1はこれと点対称配置であるため抵抗ストリング21は参照電源電圧AVrefから接地GNDに向けて抵抗値が減少する特性であるためそのA/D変換特性は図9(b)の特性となる。したがって、同一構成のA/DコンバータAD0,AD1を同一の抵抗の偏りのある集積回路チップ上に配置する際に、図9(c)のように、両A/DコンバータAD0,AD1を点Pに対して点対称に配置することで、これらA/DコンバータAD0,AD1の変換特性はそれぞれ図9(a),(b)の反対特性となるので、各デジタル出力Dout0,Dout1を平均値演算回路2において平均化し、この平均化したデジタル出力Doutavを出力回路3を通して半導体集積回路装置のデジタル出力Doutとして出力することで、両A/DコンバータAD0,AD1の偏りが相殺され、全体として偏りのない理想のA/D変換特性を得ることができる。すなわち、集積回路チップにおけるポリシリコン膜厚や不純物濃度のばらつきによっても高精度のA/D変換特性を得ることができる。
また、この実施例1では、集積回路チップ上にA/DコンバータAD0,AD1を配設する場合に、同一構成のA/DコンバータAD0,AD1を単に点対称に配置してコンバータ対を構成するのみであるため、特許文献1のように、各D/Aコンバータの内部に配設される抵抗や容量をそれぞれ点対称となるように接続する構成のように配線パターンや配線レイアウト設計が困難なものになることはない。また、集積回路チップ上に多数個のA/Dコンバータを配置する場合でも、各A/Dコンバータ対を構成する各A/Dコンバータを点対称に配置する限り、半導体集積回路装置のA/D変換精度のばらつきが防止される。
図6は本発明の実施例2の半導体集積回路装置のブロック回路図であり、実施例1と同様にA/DコンバータAD0,AD1を含む構成例である。実施例1と同一部分には同一符号を付してある。実施例2では、A/Dコンバータ対を構成している2つのA/DコンバータAD0,AD1を集積回路チップ内において点対称に配設すること、入力回路1によりチャネル0〜チャネルnのアナログ入力を2つのマルチプレクサMPX0,MPX1により選択して両A/DコンバータAD0,AD1に同時に入力してA/D変換を行うこと、さらに両A/DコンバータAD0,AD1のデジタル出力を平均値演算回路2において平均値演算を行い、平均化したデジタル出力Doutavを出力することは実施例1と同じである。この構成に加えて、実施例2では、新たに補正回路4を設けており、この補正回路4には両A/DコンバータAD0,AD1の各デジタル出力Dout0,Dout1と、前記平均値演算回路2の平均値デジタル出力Doutavをそれぞれ入力する構成としている。また、前記入力回路1は、ここではアナログスイッチの切り替えによって両A/DコンバータAD0,AD1のそれぞれに異なるチャネルのアナログ入力Ainを入力することができるようにも構成されている。すなわち、両A/DコンバータAD0,AD1にそれぞれ別のアナログ入力Ainを入力することが可能である。さらに、前記出力回路3は前記補正回路4から、前記平均値演算回路2のデジタル出力Doutavと、補正回路4で補正された各A/DコンバータAD0,AD1のデシダル出力Dout0c,Dout1cとを選択して出力するように構成されている。
前記補正回路4は、平均値演算回路2から出力される平均演算されたデジタル出力Doutavと、前記各A/DコンバータAD0,AD1から出力される平均演算される前のデジタル出力Dout0,Dout1との差分を演算する差分演算回路41と、演算した差分データを格納する差分データメモリ42と、各A/DコンバータAD0,AD1から出力されるデジタル出力Dout0,Dout1から、前記差分データメモリ42に格納された差分データを加算する加算回路43とを備えている。
この構成において、入力回路1により両A/DコンバータAD0,AD1に同一のアナログ入力Ainを入力し、両A/DコンバータAD0,AD1からのデジタル出力Dout0,Dout1を平均値演算回路2に入力するとともに、両デジタル出力を補正回路4にも入力する。平均値演算回路2では実施例1と同様に両A/Dコンバータのデジタル出力を平均化し、平均化デジタル出力Doutavを出力する。また、補正回路4では、差分演算回路41において平均値デジタル出力Doutavと、各A/DコンバータAD0,AD1の各デジタル出力Dout0,Dout1との差分を演算し、演算した差分を差分データメモリ42に格納しておく。また、補正回路4では、加算回路43は差分データメモリ42に格納した差分を読み出した上で、この差分を入力された各A/Dコンバータのデジタル出力Dout0,Dout1に加算することが可能とされている。
そして、出力回路3において平均化したデジタル出力を選択する場合には、実施例1と同様に両A/DコンバータAD0,AD1に同一のアナログ入力Ainを入力し、両A/DコンバータAD0,AD1で得られる各デジタル出力Dout0,Dout1を平均演算したデジタル出力Doutavを出力する。一方、出力回路3で両A/Dコンバータの各出力を独立して選択する場合には、入力回路1において両A/DコンバータAD0,AD1にそれぞれ任意のアナログ入力Ainを入力する。そして各A/DコンバータAD0,AD1のデジタル出力Dout0,Dout1はそれぞれ補正回路4の加算回路43において平均値デジタル出力Doutavとの差分が加算されるため、この差分が加算された各デジタル出力Dout0c,Dout1cは各A/DコンバータAD0,AD1におけるA/D変換特性の偏りが補正された値になる。これにより、両A/DコンバータAD0,AD1をそれぞれ独立した、しかもA/D変換特性の偏りのないA/Dコンバータとして利用できることになり、実施例1のように2つのA/Dコンバータで1つのデジタル出力を得る場合に比較して2倍の数のA/Dコンバータを搭載した集積回路チップを実現することができる。
実施例1ではA/Dコンバータの分圧回路を抵抗ストリングで構成しているが、分圧回路を複数の容量で構成することも可能である。図7は実施例3のA/Dコンバータのブロック回路図であり、演算回路10は実施例1と同じであるが、分圧回路30は複数個の容量を集積回路チップに配列している。前記容量は、例えば、集積回路チップを構成している半導体基板に形成した導電膜上に容量絶縁膜と容量電極を積層することによって形成する。また、これら容量のレイアウト図については省略するが、図4に示した抵抗ストリングとほぼ同様に集積回路チップの一側から他側に向けて複数個の容量を配列して容量アレイ31を構成している。この例では容量アレイ31は6個の容量を配置しており、容量値は1C,1C,2C,4C,8C,16Cとなっている。これらの容量のうち1C〜8Cはそれぞれの一端にアナログスイッチASによりアナログ入力Ain、参照電源電圧AVref、接地GNDが選択的に接続されるようにしている。また、他端は演算回路10のコンパレータ11の一方の入力端子in1に並列接続されている。さらに、AVdd/2の安定化のための容量C’は一端が接地され、他端は前記コンパレータ11の他方の入力端子in0に接続されている。コンパレータ11の出力には変換結果レジスタ12が接続され、さらに前記アナログスイッチASをオン・オフ制御する参照電圧制御部13が接続されている。
このような容量で構成アレイ31で構成された分圧回路30を備えるA/Dコンバータでは、図8にデジタル変換の工程図を示すように、最初に1C+1C+2C+4Cの並列接続と8Cとをアナログ入力Ainと電源電圧AVdd/2との間に接続してサンプリングを行い、容量に電荷Qsを充電した後、容量を参照電源電圧AVrefと接地GNDとの間に直列接続状態とし、変換結果レジスタの「1000」に対して高いか低いかを比較する。なお、ここではAVdd=AVrefとしている。比較の結果、アナログ入力Ainの方が高い場合には参照電源電圧側の容量値を大きくし、すなわち分圧した参照電圧を高くし、低い場合には参照電源電圧側の容量値を大きくして比較を行い、変換結果レジスタ12の第4桁を「1」のまま或いは「0」にセットする。次いで、参照電圧制御部13により分圧回路30を制御して容量の接続形態を変化して参照電圧を変化しながらアナログ入力Ainとの比較を行って変換結果レジスタ12の第3桁を「1」または「0」にセットする。以下、同様にして第1桁まで順次繰り返すことで、デジタル値に変換する。基本的には実施例1の抵抗ストリングの場合と同じであるので、詳細は説明は省略する。
ここで、前記コンバータ対を構成している2つの同じ構成のA/DコンバータAD0,AD1を半導体集積回路装置内に配設する際、すなわち当該半導体集積回路装置を構成している集積回路チップに配設する際には、図5及び図6に示したように、両A/Dコンバータの間に特定される1点Pに対して両A/DコンバータAD0,AD1が点対称となるように配置している。すなわち、前記1点Pに対して両A/DコンバータAD0,AD1のそれぞれに設けられている容量アレイ31が点対称に配置され、この容量アレイ31に接続される参照電源電圧AVrefと接地GNDについても点対称の構成になる。
このように構成した半導体集積回路装置では、容量の電極をポリシリコン膜で構成する場合には集積回路チップに形成するポリシリコンの膜厚の偏りによって、両A/DコンバータのA/D変換特性は図9(a),(b)のように全く反対の特性となる。したがって、これらA/Dコンバータを実施例1の図5と同じ回路構成にして入力回路1、平均値演算回路2、出力回路3を接続することで、各デジタル出力を平均値演算回路において平均化し、図9(c)のように、偏りのない理想のA/D変換特性を得ることができる。すなわち、集積回路チップにおけるポリシリコン膜厚のばらつきによっても高精度のA/D変換特性を得ることができる。
また、実施例3のA/Dコンバータを実施例2の図6のように、補正回路4を備えた回路構成としてもよく、各A/DコンバータAD0,AD1を独立したA/Dコンバータとして構成することが可能である。
前記実施例1〜3では本発明をA/Dコンバータに適用した例を示しているが、抵抗ストリングや容量アレイによって電源電圧を分圧する分圧回路を備える半導体集積回路装置であれば、特許文献1に示されるようなD/Aコンバータに本発明を適用することも可能である。
本発明の実施例1のA/Dコンバータのレイアウトを示す模式構成図である。 実施例1のA/Dコンバータのブロック回路図である。 実施例1のA/D変換動作を説明するための図である。 抵抗ストリングのレイアウトを示す模式図である。 実施例1の半導体集積回路装置のブロック回路図である。 実施例2の半導体集積回路装置のブロック回路図である。 実施例3のA/Dコンバータのブロック回路図である。 実施例3のA/D変換動作を説明するための図である。 集積回路チップにおける抵抗分布と変換特性の相関を示す図である。
符号の説明
1 入力回路
2 平均値演算回路
3 出力回路
4 補正回路
10 演算回路
11 コンパレータ
12 変換結果レジスタ
13 参照電圧制御部
20 分圧回路
21 抵抗ストリング
30 分圧回路
31 容量アレイ
AD0,AD1 A/Dコンバータ
MPX0,MPX1 マルチプレクサ
R 抵抗
C 容量

Claims (14)

  1. 集積回路チップ上に構成され、複数の抵抗又は容量を備えた分圧回路を含み、アナログ信号とデジタル信号を相互変換するコンバータを備える半導体回路装置であって、前記集積回路チップ上において互いに点対称に配置される同一レイアウト構成の偶数個のコンバータからなるコンバータ対と、前記コンバータ対のそれぞれに同一の入力を入力させる入力回路と、前記コンバータ対のそれぞれの出力の出力値を平均化する平均値演算回路と、前記平均値演算回路で演算された平均値をコンバータ出力とする出力回路とを備え、
    前記平均値演算回路で演算された平均値と、前記コンバータ対のそれぞれの出力の出力値との差分を演算し、その差分をメモリに格納する補正回路を備え、前記出力回路は前記平均値演算回路の出力と、前記コンバータ対の各出力を前記差分に基づいて前記補正回路で補正した出力のいずれかを選択して出力することが可能に構成されていることを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 前記コンバータ対は、前記集積回路チップ上の所定の1点に対して点対称に配置された2つのコンバータで構成されることを特徴とする請求項に記載の半導体集積回路装置。
  3. 前記分圧回路は電源電圧を分圧する複数の抵抗又は容量を備え、前記コンバータ対の各分圧回路の抵抗又は容量に印加される電源電圧の電位方向が前記集積回路チップ上において点対称の方向であることを特徴とする請求項に記載の半導体集積
    回路装置。
  4. 前記分圧回路は、電源電圧の高電位端と低電位端との間に直列に接続された複数の抵抗と、前記複数の抵抗で分圧された電源電圧を参照電圧として選択して出力する選択手段とを備えることを特徴とする請求項に記載の半導体集積回路装置。
  5. 前記分圧回路は、異なる容量値の容量を含む複数の容量と、前記容量を電源電圧の高電位端と低電位端との間に任意の組み合わせで並列接続し、かつこれらを直列に接続することで分圧された電源電圧を参照電圧として選択して出力する選択手段とを備えることを特徴とする請求項に記載の半導体集積回路装置。
  6. 前記分圧回路において、電源電圧を分圧する前記複数の抵抗がストリングス状に接続されていることを特徴とする請求項3に記載の半導体集積回路装置。
  7. 半導体基板上において互いに点対称に同一レイアウト構成で配置され、それぞれアナログ信号とデジタル信号とを相互変換する第1及び第2のコンバータと、
    複数の入力信号を入力し、前記複数の入力信号のうちの1つを選択して前記第1及び第2のコンバータのそれぞれに同一の信号を出力するか、若しくは、前記複数の入力信号のうちから2つを選択して前記第1及び第2のコンバータのそれぞれに異なる信号を出力するかのいずれかを選択可能な入力回路と、
    前記同一の信号が入力されたときの前記第1及び第2のコンバータの出力の平均値を演算して出力する平均値演算回路と、
    前記平均値演算回路の出力に基づいて生成された前記第1のコンバータと前記第2のコンバータとの間に生じる変換特性の偏りを補正するための差分データを格納するメモリを含む補正回路とを備え、
    前記補正回路は、前記メモリに格納された前記差分データに基づいて、前記異なる信号が入力されたときに出力される前記第1及び第2のコンバータの出力の補正を行うことを特徴とする半導体集積回路装置。
  8. 前記補正回路は、前記同一の信号が入力されたときの前記第1及び第2のコンバータの出力のそれぞれと前記平均値演算回路の出力との差分を演算する差分演算回路を備え、
    前記補正回路は、前記差分を前記差分データとして前記メモリに格納する請求項7に記載の半導体集積回路装置。
  9. 前記補正回路は、前記異なる信号が入力されたときに出力される前記第1及び第2のコンバータの出力それぞれに、前記メモリに格納された前記差分データを加算する加算回路を備え、
    前記異なる信号が入力されたときに出力される前記第1及び第2のコンバータの出力の補正は前記加算回路による加算処理によって行われる請求項8に記載の半導体集積回路装置。
  10. 前記補正回路は、
    前記第1及び第2のコンバータに前記同一の信号が入力されたときには、前記平均値演算回路の出力を、前記同一の信号に対するアナログ信号とデジタル信号との変換後のデータとして出力し、
    前記第1及び第2のコンバータに前記異なる信号が入力されたときには、前記第1及び第2のコンバータの出力の補正したものを、前記異なる信号に対するアナログ信号とデジタル信号との変換後のデータとして出力する請求項7に記載の半導体集積回路装置。
  11. 前記平均値演算回路の出力と、前記メモリに格納された前記差分データに基づいて補正された前記第1及び第2のコンバータの出力とのいずれかを選択して出力する出力回路を備える請求項7に記載の半導体集積回路装置。
  12. 半導体基板上において互いに点対称に同一レイアウト構成で配置され、それぞれアナログ信号とデジタル信号とを相互変換する第1及び第2のコンバータを備える半導体集積回路装置の動作方法であって、
    第1の動作モードで動作するときには、
    同一の信号を前記第1及び第2のコンバータに入力し、

    前記第1及び第2のコンバータのそれぞれにおいて、前記同一の信号に対して
    アナログ信号とデジタル信号との相互変換処理を行い、
    前記第1及び第2のコンバータの出力の平均値を算出し、
    前記平均値に基づいて生成された前記第1のコンバータと前記第2のコンバータとの間に生じる変換特性の偏りを補正するための差分データをメモリに格納し、
    第2の動作モードで動作するときには、
    異なる信号を第1及び第2のコンバータに入力し、
    前記第1及び第2のコンバータのそれぞれにおいて、前記異なる信号に対してアナログ信号とデジタル信号との相互変換処理を行い、
    前記メモリに格納された前記差分データに基づいて、前記第1及び第2のコンバータの出力の補正を行う半導体集積回路装置の動作方法。
  13. 前記メモリに格納する処理は、
    前記第1及び第2のコンバータの出力のそれぞれと前記平均値との差分を演算し、
    前記差分を前記差分データとして前記メモリに格納することを含む請求項12に記載の半導体集積回路装置の動作方法。
  14. 前記第1及び第2のコンバータの出力の補正を行う処理は、
    前記第1及び第2のコンバータの出力それぞれに、前記メモリに格納された前記差分データを加算する処理によって行われる請求項13に記載の半導体集積回路装置の動作方法。
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