JP4518916B2 - 積層体の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は円偏光板等の積層体の製造方法に関する。
2種類以上の搬送体を貼合して積層する方法は、例えば特許文献1等に記載されるように従来からよく知られており、積層体として、具体的にはガスバリア層を積層した包装材料、銅箔にポリイミドフィルムを積層したフレキシブル回路基板、フィルムに粘着シートを積層した粘着テープ、あるいはヨウ素で染色したポリビニルアルコールとトリアセチルセルロースを積層した偏光板などが知られている。
これら従来の技術を図1を用いて説明する。図1は従来の製造方法におけるラミネータを示す概略説明図である。図1において、第1の搬送体1および第2の搬送体2は、それぞれ第1の搬送体1が巻き取られたロール状物4および第2の搬送体2が巻き取られたロール状物5から連続して供給される。連続して供給された第1の搬送体1および第2の搬送体2はロール7および8により積層され、積層体11となる。この積層体11に対し、第3の搬送体3をロール状物6から連続供給し、積層体11および第3の搬送体3をロール9および10により積層して、積層体12を得る。得られた積層体12は巻き取りロールによりロール状物13として巻き取られる。
このように、従来の貼合方法は、簡便な装置で複数の搬送体を貼合し積層体を得ることができるという利点はあるが、連続的な貼合を行なおうとすると、必然的に全ての搬送体の搬送方向が同じ、すなわち、搬送体同士の貼合方向が0度にならざるを得ないという制約があった(長手方向を一致させる必要があった)。
これに対し、近年では、0度以外の角度での貼合を必要とする用途が多くなり、上記の技術が使用できない場面が出てくるようになった。例えば、液晶性ポリマーや一軸延伸フィルムは、フィルム搬送方向と、これと直交する方向の物性に大きな違いがある。これらを積層して使用する場合、全て同一方向、すなわち0度で貼合すると、カールが生じたり、機械強度、熱特性について、搬送方向と直交方向とで物性に大きな差が生じたりすることがある。このような場合、例えば0度と90度の角度で交互に積層すると、カールを低減できたり、搬送方向とこれと直交する方向の物性を均一にできたり、引き裂き強度を大きくできたりするなど、多くの利点がある。
また、円偏光板と呼ばれる、偏光板と位相差フィルムの積層体は、その貼合(積層)角度を厳密に制御して積層することが必須であり、角度がずれると、楕円率など円偏光性能が低下することがある。このような用途の場合、従来は、特許文献2に開示されるようにそれぞれの搬送体を切断した後に所定の角度になるように角度を調整して貼り合せたり、特許文献3に開示されるように一方の積層体を切断した後に所定の角度に調整して貼り合わせ、もう一方の積層体を切断するなどの方法が採られていたが、枚葉のフィルムを正確に角度を制御して貼合する必要があるため、生産能力が上がらなかったり、角度がずれるなどの問題を有していた。
さらに、近年、偏光板、位相差フィルムが薄膜化されるに伴い、ハンドリング性が低下するという問題が生じてきたため、0度以外の角度で互いの搬送体を連続積層する積層方法の開発が求められていた。
特開2004−1236号公報 特開平6−71756号公報 特開平11−95028号公報
本発明の課題は、上述した従来技術における問題点の解決を課題として検討した結果達成されたもので、搬送体を互いに異なる積層角度で積層し連続的に積層体を製造する方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る積層体の製造方法は
第1の搬送体を第1の搬送軸に沿って間欠的に搬送せしめる第1間欠搬送工程と、
この第1間欠搬送工程に同期して第2の搬送体を第1の搬送軸とは異なる角度の第2の搬送軸に沿って第1の搬送体上を搬送せしめる第2間欠搬送工程と、
第1の搬送体と第2の搬送体とが重なる第1−2重複部分について、その一部又は全部を互いに積層せしめる積層工程と、
この積層工程により積層された第1−2積層部分を含む第1−2重複部分の一部を、第2の搬送体のエッジ部分を残したまま切断して取り出す切断取出工程と、
を有することを特徴とする方法からなる。
ここで、上記の製造方法にさらに、
第1の搬送軸に沿って第2間欠搬送工程よりも上流側に、第1間欠搬送工程に同期して第3の搬送体を第1の搬送軸とは異なる角度の第3の搬送軸に沿って第1の搬送体上を搬送せしめる第3間欠搬送工程と、
第1の搬送体と第3の搬送体とが重なる第1−3重複部分について、その一部又は全部を互いに積層せしめる積層工程と、
この積層工程により積層された第1−3積層部分を含む第1−3重複部分の第3の搬送体のみを切断して第3の搬送体の一部を第1の搬送体上に残置せしめる切断残置工程と、
第2の搬送体と、第1の搬送体上に残置せしめた第3の搬送体とを第2間欠搬送工程に同期して重ねて第1−3−2重複部分を生成せしめた後、第2の搬送体と第3の搬送体とを互いに積層せしめる積層工程と、
この積層工程により積層された第1−3−2積層部分を含む第1−3−2重複部分の一部を切断して取り出す切断取出工程と、
を有していることが好ましい。
本発明によれば、以下に説明するように、0度以外の貼合角度で積層した積層体を高精度に、かつ高速、簡便に連続的に生産性よく製造することが可能となる。
以下に、本発明の望ましい実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
まず、本発明の一実施態様に係る積層体の製造方法について、図2に基づいて説明する。図2は本発明の製造方法における間欠動作を示す概略説明図である。図2(A)は最初のステップを示すもので、偏光板などの第1の搬送体21の上に、位相差フィルムなどの第2の搬送体22が所定の角度θで配置される。第1の搬送体21の上には所定の形状で、別途粘着剤23,23’が塗布されている。図2(B)は第1の搬送体21と第2の搬送体22をそれぞれ矢印A、Bの方向に間欠動作させた後の状態を示しており、第2の搬送体22の下に、第1の搬送体21上の粘着剤23が位置し、各搬送体が重なる部分25(第1−2重複部分)を形成している。図2(C)は上記(B)において目的とする積層体24を切り出した状態を示している。図2(D)は上記(C)の状態から第1の搬送体21と第2の搬送体22とをそれぞれ矢印A、Bの方向に間欠動作させた後の状態を示しており、第2の搬送体22の下に、第1の搬送体21上の次の粘着剤23’が位置している。
さて、図2の(A)、(B)において、第1の搬送体21は第1の搬送軸αに沿って間欠的に移動するとともに(第1間欠搬送工程)、その上流側において図示しない粘着剤塗布手段によって所定の間隔で粘着剤23、粘着剤23’、・・・が順次塗布されている。また、第2の搬送体22が、この第1の搬送体21の間欠動作に同期して所定の角度θで第2の搬送軸βに沿って間欠的に移動している(第2間欠搬送工程)。この同期動作は、第1の搬送体21については、粘着剤がその同期動作毎に第2の搬送体22の下に位置するように、また、第2の搬送体22については、後述するように、その同期動作毎に新たな(切り抜かれていない)部分が粘着剤の上にくるように、それぞれ一定の距離を移動し、その動作毎に第1-2重複部分を生ぜしめる動作である。
次に、上記(B)の状態において、第1の搬送体21と第2の搬送体22とが、その重複する部分25(第1−2重複部分)において図示しない圧接手段(例えば、一対の貼合ロールなど)によって互いに接着され積層される(積層工程)。そして(C)に示すように、積層された部分(第1−2積層部分)を含む形で積層体24が切り出される(切断取出工程)。この積層体24は、第1の搬送体21から切り出された切出片21’、粘着剤23、第2の搬送体22から切り出された切出片22’の順に積層された構造を有している。
次いで、上記(C)の状態から、第1の搬送体21および第2の搬送体22がそれぞれ上記の間欠動作(同期動作)を行うことにより上記(D)の状態に至り、再び(B)からの動作が繰り返されて、積層体が連続的に製造される。
また、本発明の他の実施態様について図3を用いて説明する。図3は、本発明の製造方法において、3種類以上の搬送体を積層して積層体を得る方法を示す概略説明図である。本図においては3種類の搬送体を図示しているが、もちろん、さらに別の搬送体を用いて順次積層を行い、4種類以上の搬送体が積層された積層体を得ることも可能である。
図3において、偏光板などの第1の搬送体31は矢印Aの方向に間欠動作(同期動作)を行うように設置されており、その上には、上流側から順に位相差フィルムなどの第3の搬送体33と第2の搬送体32とが、それぞれ第1の搬送体31とのなす角をθ1、θ2として配置されている。第1の搬送体31上には、所定の形状で別途粘着剤36が塗布されており、間欠動作(同期動作)に伴い、第1の搬送体31と第3の搬送体33とが重なる部分35(第1−3重複部分)が生じている。残置部分34は、後述する切断残置工程によって得られる部分で、第1の搬送体31、粘着剤36、第3の搬送体33の順に積層された構成を有している。同様に、第3の搬送体33の(矢印Aについての)下流側には第2の搬送体32が、第1−3−2重複部分40を形成するように配置されており、後述する切断残置工程によって、残置部分37が形成されている。この第2の搬送体32の裏面(第1の搬送体31と対向する面)には、所定の間隔で粘着剤41が塗布されており、後述する積層工程により生じる残置部分37は、第1の搬送体31、粘着剤36、第3の搬送体33、粘着剤41、第2の搬送体32の順に積層された構成を有している。
次に、図3において、その動作を、第1の搬送体31と第3の搬送体33とが積層される第1−3積層工程38と、この工程により生成された残置部分34の上にさらに第2の搬送体32を積層せしめる第1−3−2積層工程39とに分けて、以下に説明する。
第1の搬送体31は、矢印Aの方向に、一定の距離(粘着剤36の配置間隔)を間欠的に移動しており、その動作毎に第1−3重複部分35が生じるように、第3の搬送体33との間で同期動作を行っている(第3間欠搬送工程)。そして、この第1−3重複部分35において、図示しない圧接手段(例えば、一対の貼合ロールなど)により第1−3積層部分を生成せしめた後(積層工程)、所定の形状にて、第3の搬送体33(および粘着剤36)のみを打ち抜き(以下、ハーフカットと言うことがある)、第1の搬送体31上に残置部分34を生成させる(切断残置工程)。なお、粘着剤36は第3の搬送体33の裏面(第1の搬送体31と対向する面)に塗布しても構わない。
以上の第1−3積層工程38を経た後、残置部分34の上に第2の搬送体32を積層する第1−3−2積層工程39に進む。本工程においては、第1の搬送体31と第2の搬送体32とが、上記したのと同様の間欠動作(同期動作)を行っており、これにより第1−3−2重複部分40を生成している。そして、この重複部分について、上記と同様に第1−3−2積層部分を生ぜしめ(積層工程)、所定の形状にて、第2の搬送体32(および粘着剤41)のみを打ち抜き(ハーフカット)、第1の搬送体上に残置部分37を生成させる(残置切断工程)。
上記工程における間欠動作(同期動作)は、第1の搬送体31と第3の搬送体33との間(第1−3積層工程)、および第1の搬送体31と第2の搬送体32との間(第1−3−2積層工程)において、それぞれ個別に実現していればよいが、もちろん、粘着剤36や粘着剤41の塗布間隔が同じであれば、第1〜3の各搬送体同士が一体となって間欠動作(同期動作)を行えばよく、この場合、積層体の製造効率が著しく向上する。
なお、この図3においては、3種類以上の搬送体を積層して積層体を得る場合について、その一部を説明したが、3種類の搬送体を積層した積層体を得るのであれば、上記した第1−3−2積層工程39において、ハーフカットを行わずに全てを打ち抜いて積層体を得ればよい。
以上、本発明の各実施態様について、図2および図3に基づいて説明したが、もちろん本発明はこれらに限定されるわけではない。
例えば、第1の搬送体21、31については、偏光板を例示したが、他の適用例としては、位相差フィルム、光学補償フィルム、視野角拡大フィルム、反射板、拡散板、導光板、プライバシーフィルター、位相差機能付きプラスチック基板、光学補償機能付きプラスチック基板などの異方性フィルムや、これらの異方性フィルムを1層以上有する積層体、あるいは液晶物質を等方性フィルムに保持したプラスチック液晶セル、液晶性光学補償フィルムなどを用いることができる。
第2の搬送体22、32および第3の搬送体33としては、偏光板、位相差フィルム、光学補償フィルム、視野角拡大フィルム、反射板、拡散板、導光板、プラスチック基板、などの異方性フィルムや、これらの異方性フィルムを1層以上持つ積層体、あるいは液晶物質を等方性フィルムに保持したプラスチック液晶セル、液晶性光学補償フィルムなどを用いることができる。
各搬送体の間欠動作(同期動作)は、搬送体の巻き取りロール(図示せず)を間欠駆動して行うことができる。このときに搬送体の端部にスプロケットホールを設けるか、あるいはマーカーを印刷などにより配することにより、精密に搬送距離を制御することができ、積層体の製造効率やその品質を向上させることができる。
また、本発明における上記の積層工程では、搬送体のエッジ部分を残したまま打ち抜いたりハーフカットを行ったりして、搬送体のハンドリング(間欠動作、同期動作、巻き取りなど)を可能にしているが、何らかの工程トラブルにより、エッジ部が切断した場合には搬送体が搬送できない問題が生じる。このため、エッジ部を補強することが有効である。エッジ部を補強する方法としては、保護フィルムを搬送体のエッジまたは全体に貼る方法、クリップでエッジを保持する方法、フィルム製膜時にエッジの厚みを厚くする方法などを好適に用いることができる。
また、保護フィルムを搬送体の全体に貼る場合は、積層工程より前に搬送体のみを切断し保護フィルムを切断しないハーフカットを行うことにより、積層工程後のフィルム形状がエッジのみとならないために、工程トラブルによりフィルムが破断する頻度を低減することができるので、好ましい態様である。
また、本発明において、位相差フィルムなどの光学補償フィルムを用いた場合、張力によりその光学特性が変化することがある。このため、積層位置では張力を低減するか、できれば無張力状態に保持することが好ましい。張力を低減する方法としては、搬送体をロール等で保持し、その前後の張力を吸収する方法や、搬送体に高強度な保護フィルムを配して保護することが例示できる。
本発明において、搬送体は間欠動作により連続供給されることが重要であり、これにより、精度よく連続して積層体を得ることが可能となる。連続して搬送体を供給する方法は特に限定されないが、ロール状の搬送体を巻きだし部および巻き取り部を有する搬送装置において、搬送する、いわゆるRoll to Rollの方法および、一定の長さに切断した搬送体をチェーンクリップ、ロボットアーム、シートフィーダーなどの搬送装置で送り出す方法などが挙げられる。搬送体を連続供給する方法は、用途に応じて適宜使い分けられるべきであるが、Roll to Rollの方法が簡便であり、材料のロスが少ないことから好ましい。
また、チェーンクリップ、ロボットアーム、シートフィーダーなどの搬送装置で送り出す方法を用いる場合は、当該搬送装置の直前まではロール状の搬送体から連続供給され、搬送装置に少なくとも搬送体の一部を保持した後に切断等の工程に進むことが重要である。先に切断した枚葉の搬送体を用いると、搬送装置に保持する時に角度のずれが生じることがある。
切断方法としては、トムソン刃など型を用いた打ち抜き、レーザーによる打ち抜き、移動する刃による切り取り、ダイヤモンドブレードによる切り取りなどが挙げられるが、型を用いた打ち抜きが好適に用いられる。切断形状は4角形または多角形が搬送体のロスが少なくて好ましい。また、この場合、角は鋭角ではなく、丸みを帯びた形状とすることが好ましい。鋭角に打ち抜くと、角部からエッジの破れが生じる場合がある。ただし、エッジが十分な強度を持つ場合は鋭角な方が搬送体のロスが少なくて好ましい。
切断は搬送体から積層体を全て切り離す方法や、打ち抜きの深さを制御することにより、一部を搬送体に残置せしめる方法(ハーフカット)などが挙げられる。いずれか1種類の搬送体に積層体を残置せしめる方法、いわゆる「ハーフカット」を用いた場合、例えば、第1の搬送体21、31の上に他の搬送体の一部を積層した状態で搬送できるので、繰り返して他の搬送体を積層する場合や、得られた積層体を次の加工工程で連続して使用する場合、ロール形状から直接使用サイズにチップカットする場合に精度よく、簡便に搬送できるため有利である。また、完全に切断する場合は、真空吸着、粘着等の機能を有する他の搬送体により積層体を搬送するとよい。
本発明において「積層」とは2層以上の搬送体を密着した状態に固定する方法であり、貼合、接着、粘着、融着、圧着、熱圧着などが例示できる。貼合の一例として、粘着剤をロールで圧着する貼合方法を図2および図3において説明したが、積層方法はこれに限定されるものではない。また、接着剤または粘着剤を用いた積層の場合、常温あるいは加熱しながらの圧着や、活性エネルギー光線を照射することによって行っても構わない。
接着の際に使用される接着剤としては、(メタ)アクリレート系、オキセタン系などのモノマー・オリゴマー系接着剤、尿素樹脂系、メラミン樹脂系、フェノール樹脂系、レゾルシノール樹脂系、エポキシ系、ポリウレタン樹脂系、酢酸ビニル樹脂系、ポリビニルアルコール樹脂系、アクリル樹脂系、セルロース樹脂系などの樹脂系接着剤、クロロプレン系、ニトリルゴム系、スチレンブタジエンゴム系、スチレンブロック共重合熱可塑性エラストマー系、ブチルゴム系、天然ゴム系、再生ゴム系、塩化ゴム系、シリコーンゴム系などのゴム系接着剤、膠や澱粉系などの天然系接着剤などを用いることができる。粘着の際に使用される粘着剤は、一般的に感圧接着剤とも呼称される接着剤の一種である。具体的には、(メタ)アクリレート系、オキセタン系、スチレンブタジエンゴム系、ブチルゴム系、天然ゴム系、シリコーンゴム系、ポリイソプレン系、ポリブテン系、ポリビニルエーテル系、アクリル樹脂系、ポリエステル系などが挙げられる。これら接着剤または粘着剤を用いて、常温あるいは加熱しながらの圧着や、光照射することによって接着することができる。
これら接着剤または粘着剤(以下粘・接着剤という)の中でも、(メタ)アクリレート系、オキセタン系、アクリル樹脂系、ポリエステル系、エポキシ系の粘・接着剤が好ましく、最も好ましくは(メタ)アクリレート系、アクリル樹脂系、ポリエステル系の粘・接着剤である。これらの粘・接着剤は透明性が高く、耐候性も良好という理由で好ましい。もちろん、これら粘・接着剤は搬送体の材質によって適当に選ばれることは言うまでもない。
粘・接着剤の塗布方法としては、ロールコーター、バーコーター、ダイコーター、スプレーガン、フレキソ印刷、スクリーン印刷や、粘着シートの転写などが挙げられる。前述のように、切断される積層体の面積よりも接着面積を小さくする場合は、塗布を間欠的に行なうことのできるフレキソ印刷、スクリーン印刷や、あらかじめ所定の面積に切断した粘着シートを転写することが好ましい。粘・接着剤の塗布は、あらかじめいずれか一方あるいは両方の搬送体に行なっておくこともできるし、積層直前に行なうこともできるが、積層位置から近いところで行う方が、位置ズレを防止できるため好ましい。また、粘・接着剤の種類によっては、十分な接着性能を発揮するために、積層前に加熱あるいは光照射による乾燥や化学反応が必要な場合がある。その場合は、省スペースや生産性の観点から、光照射タイプの粘・接着剤が好ましい。
また、搬送体が熱可塑性の基材であった場合は、加熱しながら融着することで積層することもできる。
本発明において、積層される搬送体の種類に特に限定はないが、好ましくは2〜10種類、さらに好ましくは2〜3種類である。積層する搬送体の種類が多いほど、効率は良くなるが、搬送機構が多数必要になり、また、積層時に泡が入る、十分に密着しないなどの問題が起こる場合がある。
搬送軸はその用途によって任意に決めることができるが、具体的には、例えば以下が例示できる。偏光板と1/4波長位相差フィルムを積層した円偏光板では、偏光板の透過軸に対し、位相差フィルムの遅相軸が45°±15°であることが好ましい。より好ましくは位相差フィルムの遅相軸が45°±5°である。また、偏光板と1/2波長位相差フィルム、1/4波長位相差フィルムを積層した円偏光板では、偏光板の透過軸に対し、1/2波長位相差フィルムの遅相軸が15°±15°、1/4波長位相差フィルムの遅相軸が75°±15°であることが好ましい。より好ましくは1/2波長位相差フィルムの遅相軸が15°±5°、1/4波長位相差フィルムの遅相軸が75°±5°である。また、液晶ポリマーのような異方性素材を積層して、強度を向上する場合には層数が偶数の場合には90°、3層の場合には60°が好ましい。従って、本発明においては、上記の各角度が実現できるように、例えば図2や図3における角度θ、θ1、θ2を適宜調整すればよい。
本発明において、第1の搬送体21、31は所定の角度(例えば0度)で固定された状態で搬送されることが好ましい。一方、第1の搬送体21、31以外の搬送体の搬送は、目的とする積層体に応じて任意の角度に設定できる搬送装置を用いて行うことが好ましい。この搬送方法は特に限定はされないが、例えば、図4に示すように、円形レール上を移動するなどしてその角度を調整する方法などが例示できる。
図4において、第1の搬送体51の搬送軸はαで示した軸に固定される。これに対し、第2の搬送体52の搬送軸βは任意の角度で制御が可能である。第2の搬送体52のロール状物53と巻き取りロール54は円形レール55上に設置される。第2の搬送体52はロール状物53および巻き取りロール54と共に円形レール55の円弧上を移動することによって、搬送軸βを制御する。このように、各搬送体の供給を、搬送体を巻き取ったロールにより行うことにより、連続的に積層体の製造を行うことが容易となる。
本発明では、積層位置において、「積層」、「貼合」、「切断」、「積層体の取り出し」を連続して行うことが重要である。このため、積層位置には以下の機構が好適である。積層位置で行うことにより、装置に必要な設置面積を小さくすることができる。
(1)積層時には切断刃および切断あて板は横方向または上下方向に退避する。
(2)積層、貼合を行った後、貼合あて板および貼合ロールは横方向に退避する。
(3)積層体を取り出す。但し、ハーフカットの場合は搬送体によって取り出される。
本発明では、生産性を向上するために異なる位置において、「積層」、「貼合」、「切断」、「積層体の取り出し」を連続して行ってもよい。各工程を異なる位置で行うことにより間欠運転の1サイクルの時間を短縮できるため、生産性が向上する。具体的な製造方法としては、図3において第2の搬送体および/または第3の搬送体の全面に保護フィルムを貼り、搬送体のみを切断し保護フィルムを切断しないハーフカットを行う工程、第1の搬送体および/または第2の搬送体および/または第3の搬送体を積層位置に間欠動作(同期)により移動する工程、第1の搬送体と第2の搬送体または第3の搬送体とを積層する工程、この積層工程により積層された部分(第1−2および/または1−3積層部分)を第1の搬送体により取り出す工程により積層体を連続的に製造する方法が例示できる。
さらには、切断後にエッジ部分が積層されていると、駆動できなくなるため、切断される積層体の内側のみを積層する技術が必要である。この方法としては、例えば切断される積層体の面積よりも、接着面積を小さくすることなどが挙げられる。
偏光板とは、自然光、すなわち非偏光な光線からある一方向の直線偏光を選択的に透過する機能を有するものであり、例えばヨウ素系偏光板、染料系偏光板、反射型偏光板およびこれらの積層体が例示できる。
位相差フィルムとは、搬送方向と、搬送方向に直交する方向の光線の透過速度に差がある物質であり、位相差フィルムの厚みは0.1〜200μmであることが好ましい様態である。さらに好ましくは1〜20μm、最も好ましくは2〜10μmである。厚みが0.1μm未満の場合、搬送時の応力によって、位相差が変わってしまうことがある。また、200μmを超えると、単板でのハンドリング性に優れるため、本発明の積層方法を使用する利点は少ない。また、光学用積層体は薄膜化、軽量化が求められているが、200μmを超える厚い位相差フィルムは積層体の厚膜化、重量化をもたらすため好ましくない。位相差フィルムの素材は例えばポリカーボネート、ポリエチレン、ポリプロピレン、環状ポリオレフィンのようなポリオレフィン、アラミド、ポリビニルアルコール、ポリスチレン、ポリメチルメタクリレート、ポリアリレート、ポリアミドなどが例示できる。薄膜化に着目した場合、好ましくはアラミドである。アラミドは機械強度が極めて大きく、薄膜位相差フィルムとした時にハンドリング性が良く、搬送時の応力に対する位相差変化が少ないため好ましい。
光学補償フィルムとしては、例えば視野角向上フィルム、プライバシーフィルム、輝度向上フィルムなどが例示できる。位相差フィルムも広義では光学補償フィルムの一種である。
以下に実施例を挙げて、本発明をさらに具体的に説明する。
本発明における物性の測定方法、効果の評価方法は次の方法に従って行った。
(1)楕円率
王子計測機器社製、自動複屈折計KOBRA−21ADHを用いて測定した。なお550nmにおける位相差はコーシーの式を用いて近似した。
実施例1
図2に示した連続積層機構を有し、さらに図3に示すように搬送体31,32,33を連続積層する装置を作製し、住友化学工業株式会社製偏光板(幅30cm、厚み63μm)を第1の搬送体31、東レ株式会社製アラミドλ/2位相差フィルム(幅30cm、厚み8μm、積層角度15度(偏光板の透過軸に対して))を第3の搬送体33,東レ株式会社製アラミドλ/4位相差フィルム(幅30cm、厚み8μm、積層角度75度(偏光板の透過軸に対して))を第2の搬送体32とし、綜研化学株式会社製粘着剤SKダイン2065を用いて積層、貼合した。作業員1名が1時間に15cm×15cmの積層体30枚を得た。シワが入ったものは無く、すべて良好な積層体を得た。光の波長550nmにおける楕円率は98%であった。
実施例2
東亞合成株式会社製の紫外線硬化型粘着剤アロンタックUVA−2101を厚み100μmのポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムに膜厚20μmになるようバーコーターにて塗布温度80℃で塗工した。続いて、フュージョンUVシステムズ・ジャパン製Dバルブの取り付けられた紫外線照射装置を用いて、紫外線照射を行った。積算光量は1,200mJ/cm2(313nm)であった。さらに厚み100μmのPETフィルムを粘着面にラミネートし、粘着シート1を作成した。
綜研化学株式会社製粘着剤SKダイン2065の代わりに、得られた粘着シート1を用いて粘着剤を偏光板に転写し、実施例1と同様の積層・貼合を行った。作業員1名が1時間に15cm×15cmの積層体30枚を得た。シワが入ったものは無く、すべて良好な積層体を得た。光の波長550nmにおける楕円率は98%であった。
比較例1
全ての材料をロールからダイテックス社製フィルム切断機PAC-F-10tで切り出し、ハルテック社製、貼合機HAL-430CCDを用いて、実施例1と同じ材料を積層、貼合した。作業員2名が4時間で15cm×15cmの積層体5枚を得た。5枚のうち2枚はシワおよび、端部の浮きが確認された。光の波長550nmにおける楕円率は95%であった。
従来のラミネータの概略断面図である。 本発明の一実施態様に係る積層体の製造方法を示す概略平面図である。 本発明の他の実施態様に係る積層体の製造方法を示す概略平面図である。 本発明の積層体の製造方法における貼合角度制御機構を示す概略平面図である。
符号の説明
1 第1の搬送体
2 第2の搬送体
3 第3の搬送体
4 1のロール状物
5 2のロール状物
6 3のロール状物
7 ロール
8 ロール
9 ロール
10 ロール
11 第1の搬送体と第2の搬送体の積層体
12 第1の搬送体と第2の搬送体と第3の搬送体の積層体
13 ロール状物
21 第1の搬送体
21' 第1の搬送体から切り取られた部分(切出片)
22 第2の搬送体
22’ 第2の搬送体から切り取られた部分
23 粘着剤
23’、23’’、23’’’ 粘着剤
24 積層体
25 第1−2重複部分
31 第1の搬送体
32 第2の搬送体
33 第3の搬送体
34 残置部分
35 第1−3重複部分
36 粘着剤
37 残置部分
38 第1−3積層工程
39 第1−3−2積層工程
40 第1−3−2重複部分
41 粘着剤
51 第1の搬送体
52 第2の搬送体
53 第2の搬送体のロール状物
54 巻き取りロール
55 円形レール

Claims (6)

  1. 第1の搬送体を第1の搬送軸に沿って間欠的に搬送せしめる第1間欠搬送工程と、
    この第1間欠搬送工程に同期して第2の搬送体を第1の搬送軸とは異なる角度の第2の搬送軸に沿って第1の搬送体上を搬送せしめる第2間欠搬送工程と、
    第1の搬送体と第2の搬送体とが重なる第1−2重複部分について、その一部又は全部を互いに積層せしめる積層工程と、
    この積層工程により積層された第1−2積層部分を含む第1−2重複部分の一部を、第2の搬送体のエッジ部分を残したまま切断して取り出す切断取出工程と、
    を有することを特徴とする積層体の製造方法。
  2. 第1の搬送軸に沿って第2間欠搬送工程よりも上流側に、第1間欠搬送工程に同期して第3の搬送体を第1の搬送軸とは異なる角度の第3の搬送軸に沿って第1の搬送体上を搬送せしめる第3間欠搬送工程と、
    第1の搬送体と第3の搬送体とが重なる第1−3重複部分について、その一部又は全部を互いに積層せしめる積層工程と、
    この積層工程により積層された第1−3積層部分を含む第1−3重複部分の第3の搬送体のみを切断して第3の搬送体の一部を第1の搬送体上に残置せしめる切断残置工程と、
    第2の搬送体と、第1の搬送体上に残置せしめた第3の搬送体とを第2間欠搬送工程に同期して重ねて第1−3−2重複部分を生成せしめた後、第2の搬送体と第3の搬送体とを互いに積層せしめる積層工程と、
    この積層工程により積層された第1−3−2積層部分を含む第1−3−2重複部分の一部を切断して取り出す切断取出工程と、
    を有する、請求項1に記載の積層体の製造方法。
  3. 第1の搬送体が偏光板又はディスプレイ用基板であり、第2および第3の搬送体が位相差フィルムおよび/又は光学補償フィルムである、請求項に記載の積層体の製造方法。
  4. 第1の搬送体として偏光板を用い、第2および第3の搬送体として位相差フィルムを用いるとともに、第1の搬送軸と第3の搬送軸とがなす角を15°とし、第1の搬送軸と第2の搬送軸とがなす角を75°とする、請求項2又は3に記載の積層体の製造方法。
  5. 積層工程を粘着剤または接着剤を用いて行う、請求項1〜のいずれかに記載の積層体の製造方法。
  6. すべての搬送体がロールにより供給される、請求項1〜のいずれかに記載の積層体の製造方法。
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