JP4516244B2 - アクティブマトリクス型液晶表示装置用基板及びそれを備えた液晶表示装置 - Google Patents

アクティブマトリクス型液晶表示装置用基板及びそれを備えた液晶表示装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画素毎にスイッチング素子を有するアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板及びそれを備えた液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
アクティブマトリクス型の液晶表示装置の液晶表示パネルは、画素毎にスイッチング素子を有するアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板と、それに対向して配置される対向基板とを貼り合わせ、両基板間に液晶を封入して形成されている。アクティブマトリクス型液晶表示装置用基板上には、複数のゲートバスラインと、ゲートバスラインにほぼ直交する複数のドレインバスラインとが形成され、両バスラインで画定された画素領域毎にスイッチング素子として薄膜トランジスタ(TFT;Thin Film Transistor)が形成されている。これらのTFTや各バスライン等は、フォトリソグラフィ工程で形成され、「成膜→レジスト塗布→露光→現像→エッチング→レジスト剥離」という一連の半導体プロセスを繰り返して形成される。
【0003】
半導体プロセスに起因して生じる欠陥として、バスラインの断線や、絶縁膜を介して交差するバスライン間の層間短絡等がある。図37は、ドレインバスライン108に断線が生じている従来の液晶表示パネル112の概略構成を示している。図38は、図37に示した液晶表示パネル112の一部を拡大して示している。図37に示すように、液晶表示パネル112は、アクティブマトリクス型液晶表示装置用基板130と対向基板132とで形成されている。液晶表示パネル112の図中上端部及び左端部には、周辺回路基板(図示せず)が接続されている。図37及び図38に示すように、ドレインバスライン108が断線部106で断線したときは、リペア配線104を用いて断線のリペア(修復)が行われる。リペア配線104は、あらかじめ表示領域102を迂回するように形成されている。リペア配線104は、液晶表示パネル112から引き出され周辺回路基板を経由して配線されており、絶縁膜を介して各ドレインバスライン108の両端と交差している。断線部106で断線したドレインバスライン108は、当該ドレインバスライン108の一端の接続点110と、他端の接続点111とでレーザを用いてリペア配線104と電気的に接続される。断線したドレインバスライン108をリペア配線104で迂回させることにより、断線部106を挟んでドレインバスライン108全体に所定の階調信号が供給されるようになる。
【0004】
これに対し、ゲートバスライン114は、上記のリペア配線104と同様なリペア配線で迂回させると配線長が長くなってしまうため、ゲートバスライン114の抵抗や負荷容量が増大する。このため、ゲートパルスに遅延が生じてパルス波形がなまってしまい、表示領域102の左右方向で輝度むらが生じてしまう。したがって、一般にゲートバスライン114に断線欠陥が生じたときは断線のリペアはされず、液晶表示パネル112はパネル不良となる。
【0005】
一方、図39は、ドレインバスライン108と蓄積容量バスライン120との間に層間短絡が生じている従来のアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板130の一画素を示している。図40は、図39に示したアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板130をX−X線で切断した断面を示している。図39及び図40に示すように、ドレインバスライン108と蓄積容量バスライン120との間に層間短絡部122で層間短絡が生じたときは、層間短絡部122を挟んで両側の切断部124でドレインバスライン108を切断する。その後、図37及び図38に示した欠陥修復方法を用いて修復することができる。
【0006】
ところで、特に高精細の液晶表示装置ではドレインバスライン108の本数が多いため、リペア配線104とドレインバスライン108とが絶縁膜を介して交差する交差領域の数が増加する。各交差領域には容量が形成される。したがって、リペア配線104に多数の容量が並列に接続されることになるため、リペア配線104を流れる階調信号になまりが生じてしまう。このため、リペア配線104で迂回させたドレインバスライン108上の画素に所望の画像データを書き込むことが困難になる。
【0007】
図41は、ドレインバスライン108に断線が生じている従来の他の液晶表示パネル112の概略構成を示している。図42は、図41に示した液晶表示パネル112の一部を拡大して示している。図41及び図42に示すように、ドレインバスライン108が断線部106で断線したときは、リペア配線104a、104b、104cを用いて断線リペアが行われる。リペア配線104a、104cの一端は、絶縁膜を介して所定本数のドレインバスライン108の両端と交差している。リペア配線104bはドレインバスライン108とは交差せず、絶縁膜を介して複数のリペア配線104a、104cの他端と交差している。断線部106で断線したドレインバスライン108は、ドレインバスライン108の一端の接続点110でレーザを用いてリペア配線104aと電気的に接続され、他端の接続点111でレーザを用いてリペア配線104cと電気的に接続される。また、リペア配線104a、104cは、それぞれ接続点110’、111’でレーザを用いてリペア配線104bと電気的に接続される。断線したドレインバスライン108をリペア配線104a、104b、104cで迂回させることにより、断線部106を挟んでドレインバスライン108全体に所定の階調信号が供給されるようになる。
【0008】
図41及び図42に示す液晶表示パネル112においては、ドレインバスライン108の断線を修復する際、レーザを用いて電気的に接続される接続点は4箇所であり、接続点が2箇所の図37及び図38に示す液晶表示パネル112の2倍になる。しかし、図41及び図42に示す液晶表示パネル112は、所定本数のドレインバスライン108毎にリペア配線104a、104cを配置しているため、断線リペア後のリペア配線に交差するドレインバスライン108の本数が図37及び図38に示す液晶表示パネル112より大幅に減少する。このため、ドレインバスライン108とリペア配線104a、104cとの間に形成される容量を減少させることができ、階調信号のなまりは低減する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、図37乃至図42に示す従来の欠陥修復方法は、接続点110、111、又は接続点110、110’、111、111’においてドレインバスライン108とリペア配線104、104a、104cとの間、又はリペア配線104bとリペア配線104a、104cとの間の接続が不十分であると新たな欠陥となってしまい、修復後のドレインバスライン108に所定の階調信号が供給されないという問題が発生する。また、レーザ光が照射された部位の金属層がレーザ光照射による溶融で大きく変形すると、対向基板132上に形成されているコモン(共通)電極に接触してしまう。このため、リペア配線104、104a、104b、104cとコモン電極とが短絡し、新たな欠陥になってしまうという問題が生じている。
【0010】
例えば図41及び図42に示す液晶表示装置において、上記の欠陥修復の失敗による新たな欠陥が4箇所の接続点110、110’、111、111’のいずれかで生じた場合、どの接続点に新たな欠陥が生じているかを判断するのは極めて困難である。上記の新たな欠陥を確実に修復するには、4箇所の接続点110、110’、111、111’全てに再びレーザ光を照射する必要がある。このため、レーザ光の照射回数が増加し、リペア処理に非常に手間がかかってしまうという問題が生じている。
【0011】
また、欠陥修復後のドレインバスライン108とリペア配線104、104a、104b、104cとの間で形成される容量を減少させるため、接続点110、110’、111、111’となる交差領域の各配線の面積は小さく設計される。このため、レーザ光の照射が繰り返されると交差領域で各配線が断線してしまう可能性が高くなる。したがって、レーザ光の照射回数が増加すると、液晶表示装置の製造歩留まりが低下してしまうという問題が生じている。
【0012】
本発明の目的は、欠陥が生じている位置を容易かつ確実に検出して、製造歩留まりを向上できるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板及びそれを備えた液晶表示装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、絶縁性を有する基板と、前記基板上に形成されたゲートバスラインと、前記ゲートバスラインにほぼ直交して形成されたドレインバスラインと、前記ゲートバスライン及び前記ドレインバスラインで画定された画素領域と、前記画素領域毎に形成された薄膜トランジスタと、前記画素領域に形成された画素電極と、前記ドレインバスラインに生じた第1の欠陥を修復するために形成されたリペア配線と、前記第1の欠陥の修復の失敗により新たに生じた第2の欠陥の位置を検出するために前記リペア配線近傍に形成された欠陥位置検出用画素領域とを有することを特徴とするアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板によって達成される。
【0014】
【発明の実施の形態】
〔第1の実施の形態〕
本発明の第1の実施の形態によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板及びそれを備えた液晶表示装置について図1乃至図10を用いて説明する。図1は、本実施の形態による液晶表示装置の概略構成を示している。液晶表示パネル30は、TFT等が形成されたアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板2とカラーフィルタ(CF;Color Filter)等が形成された対向基板4との2枚の絶縁性を有するガラス基板を所定の間隙(例えば4μm)で対向させて貼り合わせ、両基板2、4間に液晶(図示せず)を封入した構造を有している。
【0015】
図2は、本実施の形態によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板2上に形成された素子構成の等価回路を示している。アクティブマトリクス型液晶表示装置用基板2上には、図中左右方向に延びるゲートバスライン6がそれぞれ平行に複数形成され、それらにほぼ直交して図中上下方向に延びるドレインバスライン8がそれぞれ平行に複数形成されている。複数のゲートバスライン6及びドレインバスライン8で画定された領域が画素領域となる。各画素領域には画素電極12が形成されている。ゲートバスライン6とドレインバスライン8との交差位置近傍にはTFT10が形成されている。TFT10のドレイン電極は隣接するドレインバスライン8に接続され、ゲート電極は隣接するゲートバスライン6に接続され、ソース電極は画素電極12に接続されている。画素領域のほぼ中央には、ゲートバスライン6に平行な蓄積容量バスライン14が画素領域を横断して形成されている。
【0016】
図1に戻り、アクティブマトリクス型液晶表示装置用基板2には、複数のゲートバスライン6を駆動するドライバICが実装されたゲート駆動回路16と、複数のドレインバスライン8を駆動するドライバICが実装されたドレイン駆動回路18とが設けられている。これらの駆動回路16、18は、制御回路20から出力された所定の信号に基づいて、走査信号や階調信号を所定のゲートバスライン6あるいはドレインバスライン8に出力するようになっている。アクティブマトリクス型液晶表示装置用基板2の素子形成面と反対側の面には偏光板22が貼り付けられている。偏光板22のアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板2と反対側の面にはバックライトユニット26が取り付けられている。一方、対向基板4のCF形成面と反対側の面には、偏光板22とクロスニコルに配置された偏光板24が貼り付けられている。
【0017】
図3は、ドレインバスライン8に断線が生じている本実施の形態による液晶表示パネル30の概略構成を示している。図4は、図3に示す液晶表示パネル30の一部を拡大して示している。図3及び図4に示すように、アクティブマトリクス型液晶表示装置用基板2と対向基板4とが貼り合わされた液晶表示パネル30において、ドレインバスライン8が断線部28で断線したときは、あらかじめ表示領域32を迂回して形成されているリペア配線34a、34b、34cを用いて断線リペアが行われる。複数のリペア配線34a、34c(図3及び図4では1本ずつのみ示している)は、絶縁膜を介して所定本数のドレインバスライン8の両端とそれぞれ交差している。リペア配線34bはドレインバスライン8と交差せず、絶縁膜を介して複数のリペア配線34a、34cと交差している。断線部28で断線したドレインバスライン8は、ドレインバスライン8の一端の接続点36でレーザを用いてリペア配線34aと電気的に接続され、他端の接続点37でレーザを用いてリペア配線34cと電気的に接続される。また、リペア配線34a、34cは、それぞれ接続点36’、37’でレーザを用いてリペア配線34bと電気的に接続される。このように、断線したドレインバスライン8をリペア配線34a、34b、34cで迂回させることにより、断線部28を挟んでドレインバスライン8全体に所定の階調信号が供給されるようになる。
【0018】
リペア配線34a近傍には欠陥修復の失敗による新たな欠陥が生じている位置を検出するための欠陥位置検出用画素領域38aが形成されており、リペア配線34c近傍には同様に欠陥修復の失敗による新たな欠陥が生じている位置を検出するための欠陥位置検出用画素領域38cが形成されている。また、リペア配線34bの接続点36’近傍には欠陥位置検出用画素領域38bが形成されており、リペア配線34bの接続点37’近傍には欠陥位置検出用画素領域38b’が形成されている。
【0019】
図5は、本実施の形態によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板2が有する欠陥位置検出用画素領域38bの構成を示している。図5に示すように、欠陥位置検出用画素領域38bは、表示領域32内の画素電極12と同一の形成材料で画素電極12と同時に形成されたダミー画素電極40を有している。ダミー画素電極40は、例えば長方形状で形成されている。ダミー画素電極40は、一端部に形成されたコンタクトホール42を介して図中左右方向に延びるリペア配線34bと電気的に接続されている。
【0020】
図6は、図5に示す欠陥位置検出用画素領域38bをA−A線で切断した断面を示している。図6に示すように、ガラス基板44上には絶縁膜46が形成されている。絶縁膜46上にはドレインバスライン8と同一の形成材料でドレインバスライン8と同時に形成されたリペア配線34bが形成されている。リペア配線34b上には保護膜48が形成されている。保護膜48上にはダミー画素電極40が形成されている。ダミー画素電極40は、保護膜48の一部が開口されて形成されたコンタクトホール42を介してリペア配線34bに電気的に接続されている。欠陥位置検出用画素領域38b’は、欠陥位置検出用画素領域38bと同様の構成を有している。
【0021】
図5及び図6では図示していないが、リペア配線34a、34cはゲートバスライン6と同一の形成材料でゲートバスライン6と同時に形成されている。欠陥位置検出用画素領域38a、38cは、保護膜48及び絶縁膜46の一部が開口されて形成されたコンタクトホールを介してリペア配線34a、34cにそれぞれ接続されていること以外は、欠陥位置検出用画素領域38bとほぼ同様の構成を有している。
【0022】
図3及び図4に示すように、欠陥位置検出用画素領域38a、38b、38b’、38cは、表示領域32の外側に表示領域32から比較的離れて配置されている。このため、欠陥位置検出用画素領域38a、38b、38cは、欠陥検出工程では表示状態が検出されるが、液晶表示装置の製造工程の最終段階では、液晶表示パネル30を格納する筐体(図示せず)で隠されるようになっている。なお、欠陥位置検出用画素領域38a、38b、38b’、38cは、十分に小さい寸法で形成されていれば筐体で隠さなくても実使用上の問題はない。
【0023】
次に、本実施の形態によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板2及びそれを備えた液晶表示装置の動作について再び図5及び図6を用いて説明する。図5及び図6に示すように、欠陥位置検出用画素領域38bのダミー画素電極40は、リペア配線34bに電気的に接続されている。このため、欠陥位置検出用画素領域38bでは、リペア配線34bに所定の階調電圧が印加されると、ダミー画素電極40と対向基板4に形成されたコモン電極(図示せず)との間に電位差が生じる。両電極間に生じる電位差によりダミー画素電極40上の液晶が駆動されて欠陥位置検出用画素領域38bの透過率が変化するため、リペア配線34bが導通しているか否かを目視や画像解析で判断できるようになる。同様に、欠陥位置検出用画素領域38a、38b’、38cでも、それぞれリペア配線34a、34b、34cが導通しているか否かを目視等で判断できるようになっている。したがって、欠陥位置検出用画素領域38a、38b、38b’、38cの表示状態により、新たな欠陥が生じている接続点を特定できる。
【0024】
次に、本実施の形態による液晶表示装置の欠陥位置検出方法について説明する。表1は、各欠陥位置検出用画素領域38a、38b、38b’、38cの表示状態と、当該表示状態により特定される欠陥が生じている接続点等との関係を示している。表中の「ON」は、ダミー画素電極40に所定の電圧が印加されている状態を示しており、ノーマリーブラックモードの液晶表示装置では欠陥位置検出用画素領域38a、38b、38b’、38cが白を表示している状態を示している。また、表中の「OFF」は、ダミー画素電極40に電圧が印加されていない状態を示しており、ノーマリーブラックモードの液晶表示装置では欠陥位置検出用画素領域38a、38b、38b’、38cが黒を表示している状態を示している。
【0025】
【表1】
Figure 0004516244
【0026】
例えば、欠陥修復に失敗して新たな欠陥が生じたノーマリーブラックモードの液晶表示装置において、所定の電圧が印加されたときに全ての欠陥位置検出用画素領域38a、38b、38b’、38cが黒を表示しているときは、接続点36で欠陥修復の失敗による新たな欠陥が生じていることがわかる。同様に、所定の電圧が印加されたときに欠陥位置検出用画素領域38aが白を表示し、欠陥位置検出用画素領域38b、38b’、38cが黒を表示しているときは、接続点36’で欠陥修復の失敗による新たな欠陥が生じていることがわかる。また、所定の電圧が印加されたときに欠陥位置検出用画素領域38a、38bが白を表示し、欠陥位置検出用画素領域38b’、38cが黒を表示しているときは、周辺回路基板内でリペア配線34bに欠陥が生じていることがわかる。欠陥修復の失敗による新たな欠陥が複数生じているときは、所定の階調信号を出力するドレインバスライン駆動回路18に最も近い欠陥しか検出できないが、再リペアにより当該欠陥を修復し、その後に同様の欠陥位置検出方法を用いて新たな欠陥を検出する工程を繰り返すことにより、全ての欠陥を検出することができる。
【0027】
リペア配線34a、34b、34cとコモン電極とが短絡しているときは、リペア配線34a、34b、34cとコモン電極との電位差が生じないため全ての欠陥位置検出用画素領域がOFFとなる。また、リペア配線34a、34b、34cを用いた断線リペアがされていない状態では、リペア配線34a、34b、34cに階調電圧が印加されないため、全ての欠陥位置検出用画素領域がOFFとなっている。
【0028】
本実施の形態によれば、欠陥位置検出用画素領域38a、38b、38b’、38cを目視することにより、リペア配線34a、34b、34cが導通しているか否かを判断することができる。このため、欠陥修復の失敗により新たな欠陥が生じている位置を容易かつ確実に検出でき、液晶表示装置の製造歩留まりを向上できる。また、ダミー画素電極40は表示領域32内の画素電極12と同一の形成材料で同時に形成されるため製造工程も増加しない。
【0029】
図7は、本実施の形態によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板2の変形例を示している。また、図8は図7に示すアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板2をB−B線で切断した断面を示している。図7及び図8に示すように、本変形例ではダミー画素電極40がリペア配線34bに直接接続されておらず、リペア配線34bからほぼ垂直に延出する引出し配線50に接続されている。ダミー画素電極40の保護膜48及び絶縁膜46を介した下層には、所定電位印加用配線52が形成されている。所定電位印加用配線52には所定の電位が印加されており、ダミー画素電極40が所定電位印加用配線52に電気的に接続されたとき、欠陥位置検出用画素領域38a、38b、38b’、38cが黒を表示するようになっている。ノーマリーブラックモードの液晶表示装置では例えばコモン電極に電気的に接続されており、ノーマリーホワイトモードの液晶表示装置では例えばゲートバスライン6に電気的に接続されている。上記の電位は、液晶表示パネル30外の電源により印加されるようにしてもよい。
【0030】
本変形例は、欠陥を全て検出し修復した後には、引出し配線50を切断してダミー画素電極40とリペア配線34bとを電気的に絶縁させるとともに、レーザを用いてダミー画素電極40と所定電位印加用配線52とを電気的に接続させることにより、液晶表示装置の製造工程の最終段階では、欠陥位置検出用画素領域38a、38b、38b’、38cを常に黒表示させる電圧が所定電位印加用配線52を介して印加されるようになっている。なお、ノーマリーブラックモードの液晶表示装置では、ダミー画素電極40とリペア配線34bとを電気的に絶縁させるのみで欠陥位置検出用画素領域38a、38b、38b’、38cが常に黒表示するようになる。このため、ダミー画素電極40と所定電位印加用配線52とを電気的に接続させなくてもよいし、所定電位印加用配線52が形成されていなくてもよい。
【0031】
本変形例は、上記実施の形態と同様の効果を有する。また、欠陥を全て検出し修復した後の液晶表示装置は、欠陥位置検出用画素領域38a、38b、38b’、38cが所定電位印加用配線52を介して常に黒表示される電圧が印加されるようになっている。このため、欠陥位置検出用画素領域38a、38b、38b’、38cを筐体で隠す必要がなく、欠陥位置検出用画素領域38a、38b、38b’、38cを表示領域32の外側の表示領域32から比較的近い領域に配置することができる。また、引出し配線50はリペア配線34a、34b、34cと同一の形成材料で同時に形成され、所定電位印加用配線52はゲートバスライン6と同一の形成材料で同時に形成されるため、製造工程も増加しない。
【0032】
図9は、本実施の形態によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板2の他の変形例を示している。図9に示すように、本変形例ではダミー画素電極40とリペア配線34bとの間に、ダミーTFT54が形成されている。ダミー画素電極40は、ダミーTFT54を介し、リペア配線34bに接続されている。ゲート配線56に所定の電圧が印加されると、リペア配線34bの電位がダミー画素電極40に書き込まれるようになっている。
【0033】
図10は、図9に示すアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板2をC−C線で切断した断面を示している。図10に示すように、ガラス基板44上には、ゲート配線56と電気的に接続されたゲート電極58が形成されている。ゲート電極58上方には絶縁膜(ゲート絶縁膜)46を介して動作半導体層60とチャネル保護膜62とがこの順に形成されている。チャネル保護膜62上には、n型不純物半導体層68を介して形成されたドレイン電極66とソース電極64とが互いに所定の間隙で対向している。ドレイン電極66は、リペア配線34bと電気的に接続されている。ソース電極64には、コンタクトホール42を介してダミー画素電極40が電気的に接続されている。ダミーTFT54の各形成層は、表示領域32内のTFT10の各形成層とそれぞれ同一の形成材料で同時に形成されている。
【0034】
本変形例は、欠陥検出工程でゲート配線56に所定の電圧を印加することにより、上記実施の形態と同様に新たな欠陥の位置を検出できる。また、完成した液晶表示装置は、ゲート配線56に所定の電圧を印加しないことにより、欠陥位置検出用画素領域38a、38b、38b’、38cが常に黒表示するようになっている。このため、欠陥位置検出用画素領域38a、38b、38b’、38cを筐体で隠す必要がなく、欠陥位置検出用画素領域38a、38b、38b’、38cを表示領域32の外側の表示領域32から比較的近い領域に配置できる。また、ダミーTFT54の各形成層はTFT10の各形成層と同一の形成材料で同時に形成され、ゲート配線56及びゲート電極58はゲートバスライン6と同一の形成材料で同時に形成されるため、製造工程も増加しない。
【0035】
〔第2の実施の形態〕
本発明の第2の実施の形態によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板及びそれを備えた液晶表示装置について図11乃至図36を用いて説明する。
【0036】
図11は、従来のアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板2の1画素とその周囲を示している。図12は、図11に示すアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板2をD−D線で切断した断面を示している。図11に示すように、アクティブマトリクス型液晶表示装置用基板2上には、図中左右方向に延びる複数のゲートバスライン6(図では2本のゲートバスラインを符号6、6’で示している)が形成され、それらにほぼ直交して図中上下方向に延びる複数のドレインバスライン8(図では2本のドレインバスラインを符号8、8’で示している)が形成されている。両バスライン6、6’、8、8’で画定された領域が画素領域となる。各画素領域には画素電極12が形成されている。画素領域のほぼ中央には、ゲートバスライン6に平行な蓄積容量バスライン14が画素領域を横断して形成されている。蓄積容量バスライン14上層には蓄積容量電極74が画素領域毎に形成されている。
【0037】
ゲートバスライン6、6’とドレインバスライン8、8’との交差位置近傍にはTFT10が形成されている。TFT10のドレイン電極70はドレインバスライン8から図11右方向に引き出されている。ドレイン電極70は、図12に示すように、ゲートバスライン6上にアモルファスシリコン(a−Si)やポリシリコン(p−Si)で形成された動作半導体層60及びその上層に形成されたチャネル保護膜62の一端辺側に配置されている(図12参照)。
【0038】
一方、ソース電極72は、動作半導体層60及びチャネル保護膜62上の他端辺側に位置するように形成されている。このような構成において、チャネル保護膜62直下のゲートバスライン6が当該TFT10のゲート電極59として機能するようになっている。
【0039】
図12の左側に示すように、ガラス基板44上にはゲート電極59(ゲートバスライン6)が形成されている。ゲート電極59直上には絶縁膜46を介して動作半導体層60とチャネル保護膜62がこの順に形成されている。チャネル保護膜62上には、n型不純物半導体層68を介して、ドレイン電極70とソース電極72とが互いに所定の間隙で対向して形成されている。両電極70、72上には保護膜48が形成されている。保護膜48上には画素電極12が形成され、コンタクトホール(スルーホール)42を介してソース電極72に電気的に接続されている。
【0040】
また、図12の右側に示すように、ガラス基板44上には蓄積容量バスライン14が形成されている。蓄積容量バスライン14上には、絶縁膜46を介してn型不純物半導体層68と蓄積容量電極74とがこの順に形成されている。蓄積容量電極74上には保護膜48が形成されている。保護膜48上には画素電極12が形成され、コンタクトホール43を介して蓄積容量電極74に電気的に接続されている。
【0041】
ところで、近年の高精細の液晶表示装置は画素が微細化しているため、各バスライン等のパターンを形成する半導体プロセスにおいて、洗浄不足や塵(ダスト)の付着などを原因とするパターン欠陥が生じやすくなっている。例えば、ドレインバスライン8やドレイン電極70のパターン欠陥が生じると、隣接するドレインバスライン8、8’間の短絡(以下、ドレイン−ドレイン短絡という)が生じやすい。ドレイン−ドレイン短絡は、対向基板と貼り合わせて液晶を封入した後の表示画面上で、2本の連続した線欠陥として視認される。線欠陥は製品として致命的な欠陥であるため、液晶表示装置の製造歩留まりが低下する大きな要因となる。
【0042】
図13は、図11に示す画素に生じたドレイン−ドレイン短絡の例を示している。図13に示すように、ドレインバスライン8、8’の形成時に生じたパターン欠陥76により、画素領域を挟んで隣接する2本のドレインバスライン8、8’間に短絡が生じている。パターン欠陥76は、保護膜48を介して画素電極12直下に形成されている。このため、パターン欠陥76と画素電極12との間には保護膜48を誘電体とした容量が形成される。このため、パターン欠陥76が生じた画素にデータを書き込むと、当該容量の存在により蓄積容量バスライン14と蓄積容量電極74との間には本来充電される電荷とは異なる電荷が充電される。したがって、図13に示すパターン欠陥76が生じた画素は、アクティブマトリクス型液晶表示装置用基板2に画素電極12が形成された段階で、ドレイン−ドレイン短絡が生じているドレインバスライン8を特定し、次にドレインバスライン8に接続される各画素の電荷を測定することにより特定することができる。その後、上層に画素電極12が形成された領域以外のパターン欠陥76をYAGレーザ等を用いて除去し、ドレインバスライン8、8’間を電気的に絶縁させることにより、表示画面上の線欠陥を消失させることができる。
【0043】
図14は、図11に示す画素に生じたドレイン−ドレイン短絡の他の例を示している。図14に示す例も、ドレインバスライン8、8’の形成時に生じたパターン欠陥77により、ドレインバスライン8、8’間に短絡が生じている。本例では、図中左側のドレインバスライン8から引き出されたドレイン電極70の先端と図中右側のドレインバスライン8’との間に短絡が生じている。しかしながら、パターン欠陥77は、図13に示した画素と異なり、保護膜48を介して画素電極12と重なって形成されていないので、容量は形成されない。このため、パターン欠陥77によるドレイン−ドレイン短絡が生じた場合には、容量の変化に基づく欠陥検出方法では当該欠陥画素を特定できない。
【0044】
図15は、図11に示す画素に生じたドレイン−ドレイン短絡のさらに他の例を示している。図15に示す例は、ドレインバスライン8、8’と蓄積容量電極74とが短絡する2つのパターン欠陥79が、ドレインバスライン8、8’形成時に生じている。パターン欠陥79は、絶縁膜46を介して蓄積容量バスライン14と重なって形成されているが、パターン欠陥77と比較して面積が小さいため形成される容量は小さい。このため、パターン欠陥79によるドレイン−ドレイン短絡が生じた場合には、容量の変化に基づく欠陥検出方法を用いた当該欠陥画素の特定が困難である。
【0045】
このため、図14及び図15に示す欠陥が生じた画素は、従来では、高感度な光学的パターン認識装置を用いて、線欠陥が生じているドレインバスライン8に接続される各画素を表示領域の端から端まで検査し、欠陥の生じていない画素とのコントラストの差により検出するようにして特定している。しかし、光学的パターン認識装置は高価であるため、液晶表示装置の製造コストが増加するという問題がある。
【0046】
この問題に対し、本実施の形態によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板及びそれを備えた液晶表示装置では、図16に示すように、画素電極12がドレインバスライン8から引き出されたドレイン電極70と当該ドレイン電極70の先端部に隣接して対向するドレインバスライン8’との間に延出して形成された欠陥画素検出用電極80を有している。こうすることにより、図14に示すパターン欠陥77によりドレイン−ドレイン短絡が生じたときにパターン欠陥77と欠陥画素検出用電極80との間に容量が形成されるため、パターン欠陥77によるドレイン−ドレイン短絡が生じている画素を容易かつ確実に特定できるようになる。
【0047】
また、本実施の形態によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板及びそれを備えた液晶表示装置では、図27に示すように、ドレインバスライン8から引き出されたドレイン電極70と当該ドレイン電極70の先端部に隣接して対向するドレインバスライン8’との間にスルーホール78を形成しており、ドレインバスライン8、8’と蓄積容量電極74との間にスルーホール78を形成している。こうすることにより、図14及び図15に示すパターン欠陥77、79によりドレイン−ドレイン短絡が生じたときに、ドレインバスライン8とゲートバスライン6との間又はドレインバスライン8と蓄積容量バスライン14との間にスルーホール78を介して層間短絡が生じる。そのため、従来の層間短絡の検出方法を用いて、パターン欠陥77、79によるドレイン−ドレイン短絡が生じている画素を容易かつ確実に特定できるようになる。
【0048】
以下、本実施の形態によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板及びそれを備えた液晶表示装置について実施例2−1乃至2−3を用いてより具体的に説明する。
(実施例2−1)
まず、実施例2−1によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板2について図16乃至図24を用いて説明する。図16は、本実施例によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板2の1画素とその周囲の構成を示している。また、図17(a)は図16に示すアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板2をE−E線で切断した断面を示しており、図17(b)はF−F線で切断した断面を示している。図16に示すように、アクティブマトリクス型液晶表示装置用基板2上には、図中左右方向に延びる複数のゲートバスライン6(図では2本のゲートバスラインを符号6、6’で示している)が形成され、それらにほぼ直交して図中上下方向に延びる複数のドレインバスライン8(図では2本のドレインバスラインを符号8、8’で示している)が形成されている。両バスライン6、6’、8、8’で画定された領域が画素領域となる。
【0049】
ゲートバスライン6とドレインバスライン8との交差位置近傍にはTFT10が形成されている。TFT10のドレイン電極70はドレインバスライン8から引き出され、図17(a)に示すように、その端部がゲートバスライン6上にa−Siやp−Siで形成された動作半導体層60及びその上に形成されたチャネル保護膜62の一端辺側に位置するように形成されている。
【0050】
一方、ソース電極72は動作半導体層60及びチャネル保護膜62上の他端辺側に位置するように形成されている。このような構成においてチャネル保護膜62直下のゲートバスライン6が当該TFT10のゲート電極59として機能するようになっている。
【0051】
画素領域には画素電極12が形成されている。画素電極12は、当該画素電極12に接続されたTFT10のドレイン電極70と当該ドレイン電極70の先端部に隣接して対向するドレインバスライン8’との間に延出して形成された欠陥画素検出用電極80を有している。また、図17(b)に示すように、欠陥画素検出用電極80は保護膜48及び絶縁膜46を介してゲートバスライン6に重なって形成されている。画素領域のほぼ中央には、ゲートバスライン6に平行な蓄積容量バスライン14が画素領域を横断して形成されている。蓄積容量バスライン14上層には蓄積容量電極74が画素領域毎に形成されている。
【0052】
次に、本実施例によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板2及びそれを備えた液晶表示装置の製造方法について、図18乃至図21を用いて説明する。図18乃至図21において、(a)は図16に示すアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板2をE−E線で切断した断面を示す工程断面図である。また、(b)は図16に示すアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板2をF−F線で切断した断面を示す工程断面図である。まず、図18(a)及び(b)に示すように、絶縁性を有するガラス基板44上に、スパッタリング法等を用いて例えばアルミニウム(Al)、チタン(Ti)をこの順に成膜してパターニングし、ゲートバスライン6(ゲート電極59)を形成する。
【0053】
次に、図19(a)及び(b)に示すように、例えばシリコン窒化膜(SiN膜)をプラズマCVD法等を用いて基板全面に成膜して絶縁膜46を形成する。次に、プラズマCVD法等を用いてa−Si及びSiN膜をこの順に成膜してパターニングし、動作半導体層60及びチャネル保護膜62を形成する。次に、プラズマCVD法等を用いてn+a−Siを成膜し、続いて、スパッタリング法等を用いて例えばTi、Al、Tiをこの順に成膜する。次に、図20(a)及び(b)に示すように、成膜されたTi、Al、Ti及びn+a−Siをチャネル保護膜62をエッチングストッパとして用いてパターニングし、ドレイン電極70、ソース電極72及びn型不純物半導体層68を形成する。
【0054】
次に、図21(a)及び(b)に示すように、プラズマCVD法等を用いてSiN膜を基板全面に成膜し、保護膜48を形成する。次に、ソース電極72上の保護膜48を除去してコンタクトホール42を形成する。次に、スパッタリング法等を用いて例えばITO等の画素電極形成材料を成膜してパターニングし、画素領域毎に画素電極12を形成する。このとき画素電極12には、ドレイン電極70とドレイン電極70に隣接して対向するドレインバスライン8’との間のゲートバスライン6上に延出した欠陥画素検出用電極80が形成される。以上の工程を経て、図17(a)及び(b)に示す本実施例によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板2が完成する。その後、対向基板と貼り合わせて液晶を封入し、本実施例による液晶表示装置が完成する。
【0055】
次に、本実施例によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板2での欠陥位置検出方法について図22及び図23を用いて説明する。図22は、本実施例によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板2上に形成された素子構成の等価回路を示している。図22に示すように、アクティブマトリクス型液晶表示装置用基板2上には、図中左右方向に延びる複数のゲートバスライン6(図では4本のゲートバスラインを符号6a〜6dで示している)が形成され、それらにほぼ直交して図中上下方向に延びる複数のドレインバスライン8(図では4本のドレインバスラインを符号8a〜8dで示している)が形成されている。両バスライン6a〜6d、8a〜8dで画定された領域が画素領域となる。画素領域のほぼ中央にはゲートバスライン6a〜6dに平行な蓄積容量バスライン14(図では3本の蓄積容量バスラインを符号14a〜14cで示している)が画素領域を横断して形成されている。各画素領域には、TFT10と画素電極12が形成されている。全てのバスライン6a〜6d、8a〜8d、14a〜14cは、静電破壊防止用スイッチング素子として機能するTFT84を介して同一の周辺接続線(ショートリング)82に接続されている。ドレインバスライン8b、8c間にはドレイン−ドレイン短絡が生じている。
【0056】
まず、ドレイン−ドレイン短絡が生じているドレインバスラインの位置(以下、ドレイン座標という)を特定する方法について説明する。各ドレインバスライン8a〜8dのいずれかに電流計86を接続し(図22ではドレインバスライン8bに接続した状態を例示している)、周辺接続線82に所定の電圧を印加する。印加する電圧は、TFT84がオン状態となる電圧Vonと、TFT84がオフ状態となる電圧Voffとの2通りとする。周辺接続線82に電圧Vonを印加したとき、ドレイン−ドレイン短絡が生じていないドレインバスライン8aに接続された電流計86では、TFT84を介してドレインバスライン8aに流れる電流Ion1が計測される。また、周辺接続線82に電圧Voffを印加したとき、ドレインバスライン8aに接続された電流計86では、TFT84を介してドレインバスライン8aに流れる微少な電流Ioff1が計測される。
【0057】
ところが、隣接するドレインバスライン8cとの間に短絡部88でドレイン−ドレイン短絡が生じているドレインバスライン8bに接続された電流計86では、周辺接続線82に電圧Vonを印加したとき、TFT84を介してドレインバスライン8bに流れる電流Ion1と、隣接するドレインバスライン8cから短絡部88を介して流れ込む電流Ion2との和の電流値が計測される。電圧Voffを印加したときは、TFT84を介してドレインバスライン8bに流れる電流Ioff1と、隣接するドレインバスライン8から短絡部88を介して流れ込む電流Ioff2との和の電流値が電流計86で計測される。このように、隣接するドレインバスライン8cとの間にドレイン−ドレイン短絡が生じているドレインバスライン8bに接続された電流計86では、ドレインバスライン8aと比較して電流Ion2又は電流Ioff2だけ大きい電流値が計測される。この電流値の変化に基づいて、ドレイン座標を特定することができる。
【0058】
次に、ドレイン−ドレイン短絡が生じている画素を駆動するゲートバスライン6の位置(以下、ゲート座標という)を特定する方法について図23を用いて説明する。図23は、本実施例によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板2上に形成された素子構成の等価回路を示している。図23に示すように、ドレイン−ドレイン短絡が生じているドレインバスライン8bに電圧Vdを印加する。次に、ゲートバスライン6aに電圧Vonを印加し、TFT10をオン状態にする。このとき蓄積容量バスライン14aに電圧Vcsを印加しておくと、蓄積容量バスライン14aと蓄積容量電極(図23では図示せず)とで形成される容量C1に、電荷Q1が充電される。
【0059】
次に、ゲートバスライン6aに電圧Voffを印加すると、TFT10がオフ状態になり、電荷Q1が保持される。ドレインバスライン8bへの電圧Vdの印加を止め、ドレインバスライン8bに積分器90を接続する。積分器90には不図示のコンデンサが接続されており、コンデンサには電荷Q1と逆極性の電荷Q0が充電されている。ゲートバスライン6aに電圧Vonを印加してTFT10を再びオン状態にすると、電荷Q1は積分器90のコンデンサヘ移動する。積分器90のコンデンサの電荷Q0は中和されて減少し、積分器90の出力電圧も低下する。この出力電圧の差を測定することで容量C1に充電されていた電荷Q1を測定することができる。同様にして、ドレインバスライン8b上の全ての画素について電荷を測定する。
【0060】
ドレイン−ドレイン短絡が生じている画素には、パターン欠陥77と画素電極12の欠陥画素検出用画素80とで容量C2が形成されている。このとき画素には、電荷Q1に加えて容量C2によって電荷Q2が充電される。このように、ドレイン−ドレイン短絡が生じている画素は欠陥の生じていない画素と異なる電荷が充電されるため、ドレインバスライン8b上の各画素の電荷を積分器90の出力電圧に基づいて測定し比較することでゲート座標を特定することができる。以上の工程で、ドレイン−ドレイン短絡が生じている画素を検出できる。その後、YAGレーザを照射してパターン欠陥77を除去することにより欠陥を修復できる。
【0061】
本実施例では、画素領域の画素電極12が当該画素領域のドレイン電極70とドレイン電極70の先端部に隣接して対向するドレインバスライン8’との間に延出して形成された欠陥画素検出用電極80を有している。このため、図14に示すパターン欠陥77によりドレイン−ドレイン短絡が生じたときにパターン欠陥77と画素電極12との間に容量C2が形成され、パターン欠陥77によるドレイン−ドレイン短絡が生じている画素を容易かつ確実に特定できる。
【0062】
図24は、本実施例によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板2の構成の変形例を示している。本変形例は、画素電極12が、ドレインバスライン8延伸方向に隣接する図中下方の画素領域の画素電極12に接続されたTFT10のドレイン電極70と当該ドレイン電極70に隣接して対向するドレインバスライン8’との間に延出して形成された欠陥画素検出用電極80を有している。本変形例によれば、図14に示すパターン欠陥77によるドレイン−ドレイン短絡が図中下方の画素領域に生じたとき、パターン欠陥77と当該パターン欠陥77が生じた画素の図中上方に隣接する画素の画素電極12との間に容量C2が形成される。このため、上記欠陥位置検出方法を用いると、他の画素と異なる電荷が充電された画素の図中下方の画素に、パターン欠陥77によるドレイン−ドレイン短絡が生じていることがわかる。本変形例によっても、上記実施例と同様に、パターン欠陥77によるドレイン−ドレイン短絡が生じている画素を容易かつ確実に特定できる。
【0063】
(実施例2−2)
次に、実施例2−2によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板2について図25及び図26を用いて説明する。図25は、本実施例によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板2の1画素とその周囲の構成を示している。本実施例によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板2は、ゲートバスライン6が画素電極12の欠陥画素検出用電極80に重ならないように図中上方を迂回して形成されていることを特徴としている。
【0064】
本実施例では、実施例2−1と同様に、画素電極12がドレイン電極70とドレインバスライン8’との間に延出して形成された欠陥画素検出用電極80を有している。このため、図14に示すパターン欠陥77によりドレイン−ドレイン短絡が生じたときにパターン欠陥77と欠陥画素検出用電極80との間に容量が形成される。したがって、実施例2−1と同様の欠陥位置検出方法を用いると、パターン欠陥77によるドレイン−ドレイン短絡が生じている画素を容易かつ確実に特定できる。また、本実施例では、ゲートバスライン6が欠陥画素検出用電極80と重ならないように迂回して形成されている。このため、ゲートバスライン6との間に容量が形成されないので、ゲートパルス遅延は生じない。
【0065】
図26は、本実施例によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板2の構成の変形例を示している。本変形例は、欠陥画素検出用電極80が図中下方に隣接する画素領域に向かって延出して形成されており、ゲートバスライン6が欠陥画素検出用電極80の図中下方を迂回して形成されている。本変形例によれば、図24に示す実施例2−1の変形例と同様に、図14に示すパターン欠陥77によりドレイン−ドレイン短絡が生じたとき、パターン欠陥77と当該パターン欠陥が生じた画素の図中上方に隣接する画素の画素電極12との間に容量C2が形成される。このため、実施例2−1と同様の欠陥位置検出方法を用いると、他の画素と異なる電荷が充電されている画素の図中下方に隣接する画素にパターン欠陥77によるドレイン−ドレイン短絡が生じていることがわかる。本変形例によっても、上記実施例と同様に、パターン欠陥77によるドレイン−ドレイン短絡が生じている画素を容易かつ確実に特定できる。また本変形例では、上記実施例と同様に、ゲートバスライン6が欠陥画素検出用電極80と重ならないように迂回して形成されている。このため、ゲートバスライン6との間に容量が形成されないので、ゲートパルス遅延は生じない。
【0066】
(実施例2−3)
次に、実施例2−3によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板2について図27乃至図36を用いて説明する。図27は、本実施例によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板2の1画素とその周囲の構成を示している。また、図28(a)は図27に示すアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板2をG−G線で切断した断面を示しており、図28(b)はH−H線で切断した断面を示している。本実施例によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板2は、ドレイン電極70と当該ドレイン電極70の先端部に隣接して対向するドレインバスライン8’との間、及びドレインバスライン8、8’と蓄積用電極74との間にスルーホール78が形成されていることを特徴としている。
【0067】
図27及び図28に示すように、ドレインバスライン8から図27中右側に引き出されたドレイン電極70と当該ドレイン電極70の先端部に隣接して対向するドレインバスライン8’との間のほぼ中間には、スルーホール78からなる開口部がゲートバスライン6上の絶縁膜46を除去して形成されている。また、図27に示すように、ドレインバスライン8、8’と蓄積容量電極74との間のほぼ中間には、スルーホール78からなる開口部が蓄積容量バスライン14上の絶縁膜46を除去して形成されている。図27に示すアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板2では、蓄積容量電極74の左右両側にスルーホール78が形成されているが、どちらか一方だけでもよい。また、スルーホール78は、開口率の低下を防ぐためできるだけ小さく、例えば形成可能な最小の大きさで形成されることが望ましい。
【0068】
図29は、図27に示すアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板2に、パターン欠陥77によるドレイン−ドレイン短絡が生じている状態を示している。図30は、図29に示すアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板2をI−I線で切断した断面を示している。図29及び図30に示すように、パターン欠陥77によるドレイン−ドレイン短絡が生じると、ドレインバスライン8とゲートバスライン6とがスルーホール78を介して電気的に接続され、層間短絡が生じるようになっている。
【0069】
次に、本実施例によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板2及びそれを備えた液晶表示装置の製造方法について、図31乃至図35を用いて説明する。図31乃至図35において、(a)は図27に示すアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板2をG−G線で切断した断面を示す工程断面図である。また、(b)は図27に示すアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板2をH−H線で切断した断面を示す工程断面図である。まず、図31(a)及び(b)に示すように、ガラス基板44上に、スパッタリング法等を用いて例えばAl、Tiをこの順に成膜してパターニングし、ゲートバスライン6(ゲート電極59)を形成する。
【0070】
次に、図32(a)及び(b)に示すように、プラズマCVD法等を用いて例えばSiN膜を基板全面に成膜して絶縁膜46を形成する。次に、プラズマCVD法等を用いてa−Si及びSiN膜をこの順に成膜してパターニングし、動作半導体層60及びチャネル保護膜62を形成する。次に、図33(a)及び(b)に示すように、ドレイン電極70と当該ドレイン電極70の先端部に隣接して対向するドレインバスライン8’との間のゲートバスライン6上の絶縁膜46を除去し、スルーホール78を形成する。図示していないが、ドレインバスライン8、8’と蓄積容量電極74との間の蓄積容量バスライン14上の絶縁膜46を除去し、スルーホール78を同時に形成する。
【0071】
次に、プラズマCVD法等を用いてn+a−Siを成膜し、続いて、スパッタリング法等を用いて例えばTi、Al、Tiをこの順に成膜する。次に、図34(a)及び(b)に示すように、成膜されたTi、Al、Ti及びn+a−Siをチャネル保護膜62をエッチングストッパとして用いてパターニングし、ドレイン電極70、ソース電極72及びn型不純物半導体層68を形成する。ここで、後述する欠陥検出及び欠陥修復の各工程が行われる。ドレイン電極70等のパターニングの際にパターン欠陥77、79によりドレイン−ドレイン短絡が生じると、ドレインバスライン8とゲートバスライン6又は蓄積容量バスライン14とにスルーホール78を介して層間短絡が生じるようになっている。
【0072】
次に、図35(a)及び(b)に示すように、プラズマCVD法等を用いてSiN膜を基板全面に成膜し、保護膜48を形成する。次に、ソース電極72上の保護膜48を除去してコンタクトホール42を形成する。次に、スパッタリング法等を用いて例えばITO等の画素電極形成材料を成膜してパターニングし、画素領域毎に画素電極12を形成する。以上の工程を経て、図28(a)及び(b)に示す本実施例によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板2が完成する。その後、対向基板と貼り合わせて液晶を封入し、本実施例による液晶表示装置が完成する。
【0073】
次に、本実施例によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板2での欠陥位置検出方法について図36を用いて説明する。図36は、本実施例によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板2上に形成された素子構成の等価回路を示している。図36に示すように、ドレインバスライン8b、8c間にはドレイン−ドレイン短絡が生じており、同時にドレインバスライン8b、8cとゲートバスライン6bとに図27に示すスルーホール78を介して層間短絡が生じている。
【0074】
まず、ゲートバスライン6a〜6d及び蓄積容量バスライン14a〜14cとドレインバスライン8a〜8dとの間に順次所定の電圧V1を印加する。各ドレインバスライン8a〜8dにはそれぞれ電流計86が接続されている(図36ではドレインバスライン8bに接続された電流計86のみを示している)。短絡部88により層間短絡が生じているゲートバスライン6bとドレインバスライン8b、8cとの間には電流I1が流れる。このため、電流I1が流れるゲートバスライン6b及びドレインバスライン8b、8cを特定することにより、パターン欠陥77、79によるドレイン−ドレイン短絡が生じている画素を検出できる。その後、YAGレーザを照射してパターン欠陥77、79を除去することにより欠陥を修復できる。
【0075】
本実施例では、ドレイン電極70とドレインバスライン8’との間にスルーホール78を形成しており、ドレインバスライン8、8’と蓄積容量電極74との間にスルーホール78を形成している。このため、図14及び図15に示すパターン欠陥77、79によりドレイン−ドレイン短絡が生じると、ドレインバスライン8、8’とゲートバスライン6又は蓄積容量バスライン14との間にスルーホール78を介して層間短絡が生じるようになっている。したがって、パターン欠陥77、79によるドレイン−ドレイン短絡が生じている画素を容易かつ確実に特定できる。また、本実施例では、ドレイン電極70とドレインバスライン8’との間のほぼ中間、及びドレインバスライン8、8’と蓄積容量電極74との間のほぼ中間にスルーホール78が形成されている。このため、ドレイン−ドレイン短絡には至らない程度のドレインバスライン8、8’の比較的軽微なパターン欠陥による層間短絡を防止できる。
【0076】
本発明は、上記実施の形態に限らず種々の変形が可能である。
例えば、上記実施の形態では逆スタガ型のTFTが形成されたアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、スタガ型やプレーナ型のTFTが形成されたアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板にももちろん適用可能である。
【0077】
以上説明した第1の実施の形態によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板及びそれを備えた液晶表示装置は、以下のようにまとめられる。
(付記1)
絶縁性を有する基板と、
前記基板上に形成されたゲートバスラインと、
前記ゲートバスラインにほぼ直交して形成されたドレインバスラインと、
前記ゲートバスライン及び前記ドレインバスラインで画定された画素領域と、
前記画素領域毎に形成された薄膜トランジスタと、
前記画素領域に形成された画素電極と、
前記ドレインバスラインに生じた第1の欠陥を修復するために形成されたリペア配線と、
前記第1の欠陥の修復の失敗により新たに生じた第2の欠陥の位置を検出するために前記リペア配線近傍に形成された欠陥位置検出用画素領域と
を有することを特徴とするアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板。
【0078】
(付記2)
付記1記載のアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板において、
前記欠陥位置検出用画素領域は、前記画素電極と同一の形成材料で形成されたダミー画素電極を有していること
を特徴とするアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板。
【0079】
(付記3)
付記1又は2に記載のアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板において、
前記ダミー画素電極は、前記リペア配線と電気的に接続されていること
を特徴とするアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板。
【0080】
(付記4)
付記1又は2に記載のアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板において、
前記ダミー画素電極に電気的に接続され、前記ダミー画素電極に所定の電位を印加する所定電位印加用配線をさらに有していること
を特徴とするアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板。
【0081】
(付記5)
付記4記載のアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板において、
前記所定電位印加用配線は、前記ゲートバスラインと同一の形成材料で形成されていること
を特徴とするアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板。
【0082】
(付記6)
付記4又は5に記載のアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板において、
前記所定の電位は、前記欠陥位置検出用画素領域に黒を表示させる電位であること
を特徴とするアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板。
【0083】
(付記7)
付記6記載のアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板において、
前記所定電位印加用配線は、前記ゲートバスラインに電気的に接続されていること
を特徴とするアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板。
【0084】
(付記8)
付記6記載のアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板において、
前記所定電位印加用配線は、コモン電極に電気的に接続されていること
を特徴とするアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板。
【0085】
(付記9)
付記1又は2に記載のアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板において、
前記ダミー画素電極と前記リペア配線との間にスイッチング素子として設けられたダミー薄膜トランジスタをさらに有すること
を特徴とするアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板。
【0086】
(付記10)
付記9記載のアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板において、
前記ダミー薄膜トランジスタの各形成層は、前記薄膜トランジスタの各形成層と同一の形成材料で形成されていること
を特徴とするアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板。
【0087】
(付記11)
ほぼ直交する複数のバスラインで画定された画素領域を有するアレイ基板と、前記アレイ基板に対向して配置された対向基板と、前記アレイ基板及び前記対向基板の間に封入された液晶とを備えた液晶表示パネルと、前記液晶表示パネルを格納する筐体とを有する液晶表示装置において、
前記アレイ基板として、付記1乃至10のいずれか1項に記載のアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板を備えること
を特徴とする液晶表示装置。
【0088】
(付記12)
付記11記載の液晶表示装置において、
前記欠陥位置検出用画素領域は、前記筐体で隠されていること
を特徴とする液晶表示装置。
【0089】
(付記13)
リペア配線を用いて第1の欠陥が修復されたドレインバスラインに所定の電圧を印加し、
前記リペア配線近傍に形成された欠陥位置検出用画素領域の表示状態に基づき、前記第1の欠陥の修復の失敗により新たに生じた第2の欠陥の位置を検出すること
を特徴とする液晶表示装置の欠陥位置検出方法。
【0090】
以上説明した第2の実施の形態によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板及びそれを備えた液晶表示装置は、以下のようにまとめられる。
(付記14)
絶縁性を有する基板と、
前記基板上に形成されたゲートバスラインと、
前記ゲートバスラインにほぼ直交して形成されたドレインバスラインと、
前記ゲートバスライン及び前記ドレインバスラインで画定された画素領域と、
前記画素領域毎に形成された薄膜トランジスタと、
前記薄膜トランジスタのドレイン電極と前記ドレイン電極の先端部に隣接して対向するドレインバスラインとの間に延出して形成された欠陥画素検出用電極を有する画素電極と
を有することを特徴とするアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板。
【0091】
(付記15)
絶縁性を有する基板と、
前記基板上に形成されたゲートバスラインと、
前記ゲートバスラインにほぼ直交して形成されたドレインバスラインと、
前記ゲートバスライン及び前記ドレインバスラインで画定された画素領域と、
前記画素領域毎に形成された薄膜トランジスタと、
前記ドレインバスライン延伸方向に隣接する画素領域の薄膜トランジスタのドレイン電極と前記ドレイン電極の先端部に隣接して対向するドレインバスラインとの間に延出して形成された欠陥画素検出用電極を有する画素電極と
を有することを特徴とするアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板。
【0092】
(付記16)
付記14又は15に記載のアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板において、
前記ゲートバスラインは、前記画素電極を迂回して形成されていること
を特徴とするアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板。
【0093】
(付記17)
絶縁性を有する基板と、
前記基板上に形成されたゲートバスラインと、
前記ゲートバスラインにほぼ直交して形成されたドレインバスラインと、
前記ゲートバスライン及び前記ドレインバスラインで画定された画素領域と、
前記画素領域を横断して形成された蓄積容量バスラインと、
前記画素領域毎に形成された薄膜トランジスタと、
前記画素領域に形成された画素電極と、
隣接する前記ドレインバスラインが前記画素電極の形成領域以外で互いに短絡して形成されたときに前記ゲートバスライン又は前記蓄積容量バスラインと層間短絡するように、前記ゲートバスライン又は前記蓄積容量バスライン上の絶縁膜を除去して形成された開口部と
を有することを特徴とするアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板。
【0094】
(付記18)
付記17記載のアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板において、
前記開口部は、前記薄膜トランジスタのドレイン電極と前記ドレイン電極の先端部に隣接して対向するドレインバスラインとの間に形成されていること
を特徴とするアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板。
【0095】
(付記19)
付記18記載のアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板において、
前記開口部は、前記ドレイン電極と前記ドレインバスラインとの間のほぼ中間に形成されていること
を特徴とするアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板。
【0096】
(付記20)
付記17乃至19のいずれか1項に記載のアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板において、
前記開口部は、前記ドレインバスラインと前記蓄積容量バスライン上に形成された蓄積容量電極との間に形成されていること
を特徴とするアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板。
【0097】
(付記21)
付記20記載のアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板において、
前記開口部は、前記ドレインバスラインと前記蓄積容量電極との間のほぼ中間に形成されていること
を特徴とするアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板。
【0098】
(付記22)
ほぼ直交する複数のバスラインで画定された画素領域を有するアレイ基板と、前記アレイ基板に対向して配置された対向基板と、前記アレイ基板及び前記対向基板の間に封入された液晶とを有する液晶表示装置において、
前記アレイ基板として、付記14乃至22のいずれか1項に記載のアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板を備えること
を特徴とする液晶表示装置。
【0099】
(付記23)
隣接するバスラインとの間にパターン欠陥による短絡が生じているドレインバスラインを特定し、
前記ドレインバスラインに薄膜トランジスタを介して接続された画素領域の蓄積容量に電荷を充電し、
前記画素領域毎に前記電荷を測定し、
ドレイン電極と前記ドレイン電極の先端部に隣接して対向するドレインバスラインとの間に延出して形成された欠陥画素検出用電極と、前記パターン欠陥との間に形成される容量により、他の画素領域と異なる電荷が充電された画素領域を特定して、隣接する前記ドレインバスライン間の短絡が生じた画素領域を検出すること
を特徴とするアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板の欠陥位置検出方法。
【0100】
【発明の効果】
以上の通り、本発明によればアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板上で欠陥が生じている位置を容易かつ確実に検出でき、液晶表示装置の製造歩留まりを向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置の構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板の構成を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態による液晶表示パネルの構成を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態による液晶表示パネルの構成を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板の構成を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板の構成を示す断面図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板の構成の変形例を示す図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板の構成の変形例を示す断面図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板の構成の他の変形例を示す図である。
【図10】本発明の第1の実施の形態によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板の構成の他の変形例を示す断面図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態の前提となる従来のアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板の構成を示す図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態の前提となる従来のアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板の構成を示す断面図である。
【図13】本発明の第2の実施の形態の前提となる従来のアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板にドレイン−ドレイン短絡が生じた状態を示す図である。
【図14】本発明の第2の実施の形態の前提となる従来のアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板にドレイン−ドレイン短絡が生じた状態を示す図である。
【図15】本発明の第2の実施の形態の前提となる従来のアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板にドレイン−ドレイン短絡が生じた状態を示す図である。
【図16】本発明の第2の実施の形態の実施例2−1によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板の構成を示す図である。
【図17】本発明の第2の実施の形態の実施例2−1によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板の構成を示す断面図である。
【図18】本発明の第2の実施の形態の実施例2−1によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板及びそれを備えた液晶表示装置の製造方法を示す工程断面図である。
【図19】本発明の第2の実施の形態の実施例2−1によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板及びそれを備えた液晶表示装置の製造方法を示す工程断面図である。
【図20】本発明の第2の実施の形態の実施例2−1によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板及びそれを備えた液晶表示装置の製造方法を示す工程断面図である。
【図21】本発明の第2の実施の形態の実施例2−1によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板及びそれを備えた液晶表示装置の製造方法を示す工程断面図である。
【図22】本発明の第2の実施の形態の実施例2−1によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板での欠陥位置検出方法を説明する図である。
【図23】本発明の第2の実施の形態の実施例2−1によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板での欠陥位置検出方法を説明する図である。
【図24】本発明の第2の実施の形態の実施例2−1によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板の他の構成を示す図である。
【図25】本発明の第2の実施の形態の実施例2−2によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板の構成を示す図である。
【図26】本発明の第2の実施の形態の実施例2−2によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板の他の構成を示す図である。
【図27】本発明の第2の実施の形態の実施例2−3によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板の構成を示す図である。
【図28】本発明の第2の実施の形態の実施例2−3によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板の構成を示す断面図である。
【図29】本発明の第2の実施の形態の実施例2−3によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板にドレイン−ドレイン短絡が生じた状態を示す図である。
【図30】本発明の第2の実施の形態の実施例2−3によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板にドレイン−ドレイン短絡が生じた状態を示す断面図である。
【図31】本発明の第2の実施の形態の実施例2−3によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板及びそれを備えた液晶表示装置の製造方法を示す工程断面図である。
【図32】本発明の第2の実施の形態の実施例2−3によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板及びそれを備えた液晶表示装置の製造方法を示す工程断面図である。
【図33】本発明の第2の実施の形態の実施例2−3によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板及びそれを備えた液晶表示装置の製造方法を示す工程断面図である。
【図34】本発明の第2の実施の形態の実施例2−3によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板及びそれを備えた液晶表示装置の製造方法を示す工程断面図である。
【図35】本発明の第2の実施の形態の実施例2−3によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板及びそれを備えた液晶表示装置の製造方法を示す工程断面図である。
【図36】本発明の第2の実施の形態の実施例2−3によるアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板での欠陥位置検出方法を説明する図である。
【図37】従来の液晶表示パネルの概略構成を示す図である。
【図38】従来の液晶表示パネルの概略構成を示す図である。
【図39】従来の液晶表示パネルの概略構成を示す図である。
【図40】従来の液晶表示パネルの概略構成を示す断面図である。
【図41】従来の液晶表示パネルの概略構成を示す図である。
【図42】従来の液晶表示パネルの概略構成を示す図である。
【符号の説明】
2 アクティブマトリクス型液晶表示装置用基板
4 対向基板
6、6’ ゲートバスライン
8、8’ ドレインバスライン
10 TFT
12 画素電極
14 蓄積容量バスライン
16 ゲート駆動回路
18 ドレイン駆動回路
20 制御回路
22、24 偏光板
26 バックライトユニット
28 断線部
30 液晶表示パネル
32 表示領域
34a、34b、34c リペア配線
36、36’、37、37’ 接続点
38a、38b、38b’、38c 欠陥位置検出用画素領域
40 ダミー画素電極
42、43 コンタクトホール
44 ガラス基板
46 絶縁膜
48 保護膜
50 引出し配線
52 所定電位印加用配線
54 ダミーTFT
56 ゲート配線
58、59 ゲート電極
60 動作半導体層
62 チャネル保護膜
64、72 ソース電極
66、70 ドレイン電極
68 n型不純物半導体層
74 蓄積容量電極
76、77、79 パターン欠陥
78 スルーホール
80 欠陥画素検出用電極
82 周辺接続線
84 TFT
86 電流計
88 短絡部
90 積分器

Claims (3)

  1. 絶縁性を有する基板と、
    前記基板上に形成されたゲートバスラインと、
    前記ゲートバスラインにほぼ直交して形成されたドレインバスラインと、
    前記ゲートバスライン及び前記ドレインバスラインで画定された画素領域と、
    前記画素領域毎に形成された薄膜トランジスタと、
    前記画素領域に形成された画素電極と、
    前記ドレインバスラインに生じた第1の欠陥を修復するために形成されたリペア配線と、
    前記第1の欠陥の修復の失敗により新たに生じた第2の欠陥の位置を検出するために前記リペア配線近傍に形成され、前記リペア配線と電気的に接続されたダミー画素電極を備えた欠陥位置検出用画素領域と
    を有することを特徴とするアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板。
  2. 請求項1記載のアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板において、
    前記ダミー画素電極は、前記画素電極と同一の形成材料で形成されていること
    を特徴とするアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板。
  3. ほぼ直交する複数のバスラインで画定された画素領域を有するアレイ基板と、前記アレイ基板に対向して配置された対向基板と、前記アレイ基板及び前記対向基板の間に封入された液晶とを備えた液晶表示パネルと、前記液晶表示パネルを格納する筐体とを有する液晶表示装置において、
    前記アレイ基板として、請求項1又は2に記載のアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板を備えること
    を特徴とする液晶表示装置。
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