JP4515292B2 - 情報記録装置および情報再生装置 - Google Patents

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Description

本発明は、多層情報記録媒体(2層情報記録媒体を含む)に情報を記録する情報記録装置、および、その情報記録媒体から情報を再生する情報再生装置に関するものである。
情報記録媒体の大容量化を実現する手段として多層情報記録媒体がある。多層情報記録媒体において、現在、実用化されているものには、2層DVD−ROM(ビデオフォーマット)、あるいは2層DVD+Rといった規格がある。
2層DVD+Rの構造は、図10に示す説明図のように、光が入射する側から、第1の基板1,半透過膜(L0層)2,中間層3,金属反射膜(L1層)4,第2の基板5を順に積層したものである。
図10において、信号情報は、半透過膜2の表面または金属反射膜4の表面にパターン形状として記録される。基板1,5は一般的にポリカーボネートが用いられ、中間層3は紫外線硬化型もしくは熱硬化型の樹脂が用いられる。また、半透過膜2はシリコンもしくは銀,アルミなどが用いられ、金属反射膜4には主に銀あるいはアルミが用いられる。
ユーザによりデータ記録が可能な単層DVD+Rと2層DVD+Rでは、基板厚(光束入射面から各記録層までの距離)が異なるため、球面収差が生じる。
さらに、図11(a)に示す2層情報記録媒体と図11(b)に示す単層情報記録媒体では,各記録層においてトラックピッチが等しいため、収差補正手段のない同一の光学系ではデータの記録および再生品質が低下する。
そこで、単層情報記録媒体と2層情報記録媒体とにおいて、記録および再生品質を同一にする技術として、球面収差補正素子を搭載した光学系が開発されてきた。例えば、特許文献1に記載されているように、対物レンズ以外のレンズを駆動することで、対物レンズに入射する光学倍率を変え、球面収差を補正する技術、あるいは、特許文献2に記載されているように、対物レンズに入射する光の位相を、液晶の屈折率差を利用してずらすことにより、球面収差を補正する技術が知られている。
また、これらの球面収差補正技術を用いる場合、情報記録媒体を記録装置にセットしたときに、単層情報記録媒体と2層情報記録媒体とにおいて、球面収差補正素子を同一位置で認識することにより、初期アクセス速度を向上する技術として、特許文献3〜5に記載されているような技術が知られている。
これら技術は、いずれも情報記録媒体の記録層を単層情報記録媒体と2層情報記録媒体のいずれかの記録層において一致させるという手法を用いている。
近年、情報記録媒体のアクセス速度は高速であることが強く求められており、多層情報記録媒体においても、初期アクセス速度だけではなく、さらなる高速アクセスを実現する必要がある。その内の一つとして、記録時あるいは再生時におけるレイヤージャンプ(各記録層間を集光スポットが移ること)の所要時間の短縮が挙げられる。
従来の技術では、レイヤージャンプを行うときには、対物レンズのフォーカス移動と共に、球面収差補正素子の移動まで行う必要があり、長い所要時間を必要としていた。
そこで、球面収差補正素子を使わないことで、高速なアクセスを可能にし、かつ各記録層で信号品質を同等に保つための技術として、基板厚差による線形的なスポット径の劣化とスポット径に対する情報密度の割合との関係から、各記録層の情報(トラックピッチや最短マーク長)を各記録層の基板厚差に対して線形的に変えるという技術が特許文献6によって開示されている。
特開平05−266511号公報 特許第2895150号公報 特開2002−352469号公報 特開2003−281779号公報 特開2003−346379号公報 特開平11−16207号公報 特開2003−91822号公報
ところが、高密度化が進んだ次世代の情報記録媒体(例えば波長405nmの光源を用いるもの)では、再生信号における信号劣化の寄与は、収差劣化に伴うスポット径拡大よりも、収差劣化に伴う光学解像度に寄与する所が大きいことが分かってきた。これは、表1に示すようにスポット径に対するトラックピッチや最短マーク長の割合が小さくなってきており、単位スポット径に対して情報量が増加してきているためである。
Figure 0004515292
このような光密度化が進んだ情報記録媒体において、多層化により情報量を増加させた場合、基板厚誤差による球面収差によってスポット径の劣化以上に、光学解像度が大きく変化する。このため、高密度な光ディスクにおいて、再生信号の劣化を抑えることのできる多層情報記録媒体、もしくは多層情報記録媒体に記録可能な情報記録装置が望まれている。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであって、高密度で大容量な情報を記録および再生が可能な多層情報記録媒体において、レイヤージャンプの所要時間が短縮でき、また単層情報記録媒体と多層情報記録媒体との各記録層において、信号品質を同等に記録することが可能な小型な情報記録装置、および、その情報記録装置により記録された多層情報記録媒体から情報再生を行う情報再生装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、記録層を片面に1層有する単層情報記録媒体と、記録層を片面に複数有する多層情報記録媒体とのいずれの記録層に対しても、記録および再生動作が可能な情報記録/再生装置に適用される多層情報記録媒体に対して情報を記録する情報記録装置であって、前記多層情報記録媒体として、前記各記録層のトラックピッチが、基板厚に対して2次関数で設定値を決めた案内溝が形成されており、さらに単層情報記録媒体の基板厚に等しい基板厚におけるトラックピッチが最小値となる条件の案内溝が形成された多層情報記録媒体を用い、前記多層情報記録媒体の各記録層にデータを記録する順番を、前記単層情報記録媒体の基板厚に近い記録層から順次記録するように設定したことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の情報記録装置において、多層情報記録媒体として、波長400〜420nm,対物レンズのNA0.63〜0.67の光学系により、記録再生され、各記録層の基板厚をdi、トラックピッチをPiとすると、(数1)の式を満足する多層情報記録媒体を用いることを特徴とする。
Figure 0004515292
請求項3に記載の発明は、スパイラル状に案内溝が形成された記録層を片面に1層有する単層情報記録媒体と、スパイラル状に案内溝が形成された記録層を片面に複数有する多層情報記録媒体とのいずれの記録層に対しても、再生動作が可能な情報再生装置に適用される多層情報記録媒体に対して情報を記録する情報記録装置であって、前記多層情報記録媒体として、前記単層情報記録媒体における光入射面から記録層までの基板厚を基準として、前記複数の記録層において前記基板厚が遠ざかる記録層における案内溝のトラックピッチを広く形成した多層情報記録媒体を用い、前記多層情報記録媒体の各記録層にデータを記録する順番を、前記単層情報記録媒体の基板厚に近い記録層から順次記録するように設定したことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3記載の情報記録装置において、多層情報記録媒体として、隣接する記録層(m層,n層)のトラックピッチTPm,TPnの関係が、(数2)の式を満足する多層情報記録媒体を用いることを特徴とする。
Figure 0004515292
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4いずれか1項記載の情報記録装置において、多層情報記録媒体として、各記録層に、単層情報記録媒体の記録層における半径方向の光スポットの光学解像度(MTF)に等しくなるトラックピッチの案内溝が形成されている多層情報記録媒体を用いることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、記録層を片面に1層有する単層情報記録媒体と、記録層を片面に複数有する多層情報記録媒体とのいずれの記録層に対しても、記録および再生動作が可能な情報記録/再生装置に適用される多層情報記録媒体に対して情報を記録する情報記録装置であって、前記多層情報記録媒体として、前記各記録層の最短マーク長が、基板厚に対して2次関数で設定値を決めた記録マークが形成されており、さらに単層情報記録媒体の基板厚に等しい基板厚における最短マーク長が最小値となる条件の記録マークが形成された多層情報記録媒体を用い、前記多層情報記録媒体の各記録層にデータを記録する順番を、前記単層情報記録媒体の基板厚に近い記録層から順次記録するように設定したことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6記載の情報記録装置において、多層情報記録媒体として、各記録層に、前記単層情報記録媒体の記録層における最短マーク長に対する光スポットのデータ記録方向における光学解像度(MTF)に等しくなる記録マークを形成した多層情報記録媒体を用いることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項6または7記載の情報記録装置において、多層情報記録媒体として、波長400〜420nm、対物レンズのNA0.63〜0.67の光学系により、記録/再生され、各記録層の基板厚をdi、最短マーク長をSiとすると、(数3)の式を満足する多層情報記録媒体を用いることを特徴とする。
Figure 0004515292
請求項9に記載の発明は、記録層を片面に1層有する単層情報記録媒体と、記録層を片面に複数有する多層情報記録媒体とのいずれの記録層に対しても、記録および再生動作が可能な情報記録/再生装置に適用される多層情報記録媒体に対して情報を記録する情報記録装置であって、前記多層情報記録媒体として、前記各記録層のトラックピッチが、基板厚に対して2次関数で設定値を決めた案内溝が形成されており、さらに単層情報記録媒体の基板厚に等しい前記多層情報記録媒体の基板厚におけるトラックピッチが最小値となる条件の案内溝が形成され、かつ前記多層情報記録媒体における各記録層の最短マーク長が、基板厚に対して2次関数で設定値を決めた記録マークが形成されており、さらに単層情報記録媒体の基板厚に等しい前記多層情報記録媒体の基板厚における最短マーク長が最小値となる条件の記録マークが形成された多層情報記録媒体を用い、前記多層情報記録媒体の各記録層にデータを記録する順番を、前記単層情報記録媒体の基板厚に近い記録層から順次記録するように設定したことを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、スパイラル状に案内溝が形成された記録層を片面に1層有する単層情報記録媒体と、スパイラル状に案内溝が形成された記録層を片面に複数有する多層情報記録媒体とのいずれの記録層に対しても、再生動作が可能な情報再生装置に適用される多層情報記録媒体に対して情報を記録する情報記録装置であって、前記多層情報記録媒体として、前記単層情報記録媒体における光入射面から記録層までの基板厚を基準として、前記複数の記録層において前記基板厚が遠ざかる記録層における記録データの最短マーク長を広く形成した多層情報記録媒体を用い、前記多層情報記録媒体の各記録層にデータを記録する順番を、前記単層情報記録媒体の基板厚に近い記録層から順次記録するように設定したことを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項10記載の情報記録装置において、多層情報記録媒体として、隣接する記録層(m層、n層)の最短マーク長Dm、Dnの関係が、(数4)の式を満足する多層情報記録媒体を用いることを特徴とする。
Figure 0004515292
請求項12に記載の発明は、請求項10または11記載の情報記録装置において、多層情報記録媒体として、各記録層に、単層情報記録媒体の記録層におけるデータ記録方向の光スポットの光学解像度に等しくなる最短マーク長の記録マークを形成した多層情報記録媒体を用いることを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、スパイラル状に案内溝が形成された記録層を片面に1層有する単層情報記録媒体と、スパイラル状に案内溝が形成された記録層を片面に複数有する多層情報記録媒体とのいずれの記録層に対しても、再生動作が可能な情報再生装置に適用される多層情報記録媒体に対して情報を記録する情報記録装置であって、前記多層情報記録媒体として、前記各記録層に、前記単層情報記録媒体の記録層における半径方向の光スポットの光学解像度(MTF)に等しくなるトラックピッチの前記案内溝が形成され、かつ各記録層に、単層情報記録媒体の記録層におけるデータ記録方向の光スポットの光学解像度に等しくなる最短マーク長の記録マーク(ピット,ビット)が形成された多層情報記録媒体を用い、前記多層情報記録媒体の各記録層にデータを記録する順番を、前記単層情報記録媒体の基板厚に近い記録層から順次記録するように設定したことを特徴とする。
請求項14に記載の発明は、請求項1〜13のいずれか1項記載の情報記録装置において、多層情報記録媒体として、いずれかの記録層の基板厚(光束入射面から各記録層までの距離)と、単層情報記録媒体の基板厚とが等しい多層情報記録媒体を用いることを特徴とする。
請求項15に記載の発明は、請求項1〜5,9,13のいずれか1項記載の情報記録装置において、多層情報記録媒体として、記録媒体固有の情報を記録層の案内溝の微小ウォブルによって得ることができ、かつ単層情報記録媒体の記録層におけるウォブル変位量に対するトラックピッチの割合と、各記録層のウォブル変位量に対するトラックピッチの割合とが等しくなるように、各記録層のウォブルが形成されている多層情報記録媒体を用いることを特徴とする。
請求項16に記載の発明は、請求項6〜9のいずれか1項記載の情報記録装置において多層情報記録媒体として、記録媒体固有情報を記録層の案内溝の微小ウォブルによって得ることができ、かつ単層情報記録媒体の記録層におけるウォブル周期に対する最短マーク長の割合と、多層情報記録媒体の各記録層のウォブル周期に対する最短マーク長の割合とが等しくなるように、各記録層のウォブルが形成されている多層情報記録媒体を用いることを特徴とする。
請求項17に記載の発明は、請求項10〜13のいずれか1項記載の情報記録装置において、多層情報記録媒体として、記録媒体固有情報を記録層の案内溝の微小ウォブルによって得ることができ、かつ単層情報記録媒体の記録層におけるウォブル周期に対するチャネルビット長(データ記録マークまたはピットの最小単位データ長)の割合と、ウォブル周期に対するチャネルビット長の割合とが等しくなるように、各記録層のウォブルが形成されている多層情報記録媒体を用いることを特徴とする。
請求項18に記載の発明は、請求項1〜5,9,13のいずれか1項記載の情報記録装置において、多層情報記録媒体として、各記録層に、トラックピッチに関する情報がウォブルにて形成されているか、あるいはトラックピッチに関する情報を記録する領域が設けられている多層情報記録媒体を用いることを特徴とする。
請求項19に記載の発明は、請求項1〜5,9,13のいずれか1項記載の情報記録装置において、多層情報記録媒体として、各記録層に、全記録層のトラックピッチに関する情報がウォブルにて形成されているか、あるいは全記録層のトラックピッチに関する情報を記録する領域が設けられている多層情報記録媒体を用いることを特徴とする。
請求項20に記載の発明は、請求項10〜13のいずれか1項記載の情報記録装置において、多層情報記録媒体として、各記録層に、記録データの最短マーク長に関する情報がウォブルにて形成されているか、あるいは記録データの最短マーク長に関する情報を記録する領域が設けられている多層情報記録媒体を用いることを特徴とする。
請求項21に記載の発明は、請求項6〜9のいずれか1項記載の情報記録装置において、多層情報記録媒体として、各記録層に、記録データの最短マーク長に関する情報がウォブルにて形成されているか、あるいは記録データの最短マーク長に関する情報を記録する領域が設けられている多層情報記録媒体を用いることを特徴とする。
請求項22に記載の発明は、請求項6〜9のいずれか1項記載の情報記録装置において、多層情報記録媒体として、各記録層に、全記録層の記録データの最短マーク長に関する情報がウォブルにて形成されているか、あるいは全記録層の記録データの最短マーク長に関する情報を記録する領域が設けられている多層情報記録媒体を用いることを特徴とする。
請求項23に記載の発明は、記録層を片面に1層有する単層情報記録媒体と、記録層を片面に複数有するデータの書き込みが可能な多層情報記録媒体とのいずれの記録層に対しても、記録動作が可能な情報記録装置であって、前記多層情報記録媒体として、前記各記録層に記録される最短マーク長を、基板厚に対して2次関数で設定値を決めた記録マークで形成し、さらに単層情報記録媒体の基板厚に等し基板厚における最短マーク長が最小値となる条件の記録マークを形成した多層情報記録媒体を用い前記多層情報記録媒体の各記録層にデータを記録する順番を、前記単層情報記録媒体の基板厚に近い記録層から順次記録するように設定することを特徴とする。
請求項24に記載の発明は、請求項23に記載の情報記録装置において、単層情報記録媒体の基板厚に等しい前記多層情報記録媒体の基板厚に対して、近い記録層から遠い記録層に記録するに従い、データを記録する時の情報記録媒体の回転速度を速くするように設定したことを特徴とする。
請求項25に記載の発明は、請求項23に記載の情報記録装置において、単層情報記録媒体の基板厚に等しい前記多層情報記録媒体の基板厚に対して、近い記録層から遠い記録層に記録するに従い、データを記録する時の記録パルス時間を長くするように設定したことを特徴とする。
請求項26に記載の発明は、請求項10〜13いずれか1項記載の情報記録装置において、多層情報記録媒体を記録する時の情報記録媒体回転速度を、単層情報記録媒体の基板厚に近い記録層から遠い記録層に記録するに従い速くするように設定したことを特徴とする。
請求項27に記載の発明は、請求項10〜13いずれか1項記載の情報記録装置において、多層情報記録媒体を記録する時の記録パルス時間を、単層情報記録媒体の基板厚に近い記録層から遠い記録層に記録するに従い長くするように設定したことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1〜5,9,13のいずれか1項記載の情報記録装置により多層情報記録媒体に記録された情報を再生するため、メインビームとサブビームとによる差動プッシュプル法を用いてトラック制御を行う情報再生装置であって、トラック制御において各記録層における案内溝のトラックピッチに応じて、前記サブビームによるプッシュプル信号のゲイン比を変えるように設定したことを特徴とする。
請求項1〜5または9〜13に係る発明によれば、トラックピッチまたは最短マーク長を各記録層で最適化することにより、単層情報記録媒体と多層情報記録媒体との各記録層において、信号品質が同等に記録することができ、さらに、大容量記録,再生が可能な多層情報記録媒体において、球面収差補正素子を必要としないため、レイヤージャンプの所要時間が短縮でき、かつ多層情報記録媒体の記録順序を明確にすることにより、各記録層の情報容量を効率的(少ないレイヤージャンプ)に記録することができる情報記録装置を提供することが可能になる。
請求項6〜9に係る発明によれば、データの記録・追記が可能な多層情報記録媒体において、最短マーク長を各記録層で最適化することにより、単層情報記録媒体と多層情報記録媒体との各記録層において、信号品質が同等に記録することが可能な情報記録装置を提供することができる。さらに、本発明の情報記録装置では、球面収差補正素子を必要としないため、レイヤージャンプの所要時間を短縮することができ、かつ多層情報記録媒体の記録順序を明確にすることにより、各記録層の情報容量を効率的(少ないレイヤージャンプ)に記録することができる情報記録装置を提供することが可能になる。
請求項14に係る発明によれば、いずれかの記録層の基板厚、単層情報記録媒体の基板厚に等しい多層情報記録媒体を用いることによって、より大容量な記録層に対する記録が可能な情報記録装置が実現する。
請求項15〜17に係る発明によれば、ウォブル変位量、またはウォブル周期を各記録層で最適化することにより、単層情報記録媒体と多層情報記録媒体との各記録層において、ウォブル信号品質が同等な情報記録装置を提供することができる。
請求項18〜22に係る発明によれば、多層情報記録媒体のウォブルから記録媒体固有情報(トラックピッチまたは最短マーク長)を得ることにより、最適な記録条件を設定することが可能になる。また、多層情報記録媒体の各記録層に、記録層情報領域(トラックピッチあるいは最短マーク長)に関する情報を記載した領域を設けることにより、再生時に係る情報記録装置の動作を容易に設定することが可能になる
特に請求項19〜21に係わる発明によれば、多層情報記録媒体の各記録層のウォブルもしくは記録層情報領域から記録媒体固有情報(トラックピッチまたは最短マーク長)を得ることにより、レイヤージャンプ後のサーボをより高速に実現することが可能になる。
請求項23〜2に係る発明によれば、多層情報記録媒体に対して、記録動作が可能な、情報記録装置を提供することが可能になる。特に、多層情報記録媒体の記録順序を明確にすることにより、各記録層の情報容量を効率的(少ないレイヤージャンプ)に記録することができる情報記録装置を提供することが可能になる。
請求項28に係る発明によれば、本発明の情報記録装置により多層情報記録媒体に記録された情報を再生することができる情報再生装置を提供することが可能になる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
(実施形態1)
図1は本発明の多層情報記録媒体の実施形態1におけるラジアル方向(記録層における半径方向)の光スポットのMTFの空間周波数特性を示している。なお、条件は(表2)に示すとおりである。再生装置の波面収差は、基板厚0.6mmに対して最適に設計されているものとする。
Figure 0004515292
球面収差補正手段のない光学系では、基板厚0.6mmに対して、基板厚が厚い記録層(黒三角、黒四角)、あるいは基板厚が薄い記録層(白三角、白四角)において、スポットのMTF特性が低下する。
そこで、本実施形態においては、各MTFが基板厚0.6mmに対して同じ解像度が得られるように、各記録層において空間周波数(Spatial frequency)を変えてしまう。
情報記録媒体では、ラジアル方向の解像度はトラックピッチで決まり、トラックピッチの1周期の周波数が空間周波数である。したがって、MTFを0.18以上必要とすると、各基板厚の記録層におけるトラックピッチが求められる。
図2−1は(表1)と同一条件下での情報記録媒体における各基板厚に対する最適なトラックピッチを示している。最適なトラックピッチは、基板厚に対して2次関数で表されることが分かる。
本実施形態では、単層情報記録媒体の記録層L0は、最もトラックピッチが狭くなる条件でトラックピッチの案内溝を形成されている。これに対して、多層情報記録媒体の記録層は、少なくともいずれかの記録層の基板厚が、記録層L0の基板厚とは異なるので、最適なトラックピッチを、図2−1で与えられた2次関数で設定する。
(表1)の条件で求めた各記録層における最適なトラックピッチPi(μm)は、基板厚diを用いて(数5)の式で表される。
Figure 0004515292
したがって、光学解像度を一定以上で保つには、(数6)の式のような条件になる。
Figure 0004515292
ところが、トラックピッチを(数5)の関数よりも大き過ぎる値で設定すると、情報記録媒体に記録できる容量が低下してしまう。そこで、実際のトラックピッチは、(数5)の式で与えられるトラックピッチの3%程度の増加までを許容するのが望ましい(図2−2参照)。
図3−1(a)は本実施形態の多層情報記録媒体における各記録層の案内溝構造を模式的に示した断面図である。多層情報記録媒体において、図3−1(b)に示す単層情報記録媒体と同じ基板厚(光入射面から記録層までの距離)の記録層L0では、トラックピッチを単層情報記録媒体に一致させる。そして、基準となる基板厚の前記記録層L0から離れるに従い、その記録層L1,L2におけるトラックピッチを2次関数的に拡大させる構造になっている。
本実施形態の多層情報記録媒体の各記録層の配列は、1方向(基板厚が薄くなる方向)に形成するのではなく、基板厚が厚くなる方向、あるいは、図3−2(a),(b)に示すように、基板厚が薄くなる方向と厚くなる方向の2方向に形成するようにしてもよい。
以上の説明における構成を各記録層において採用することにより、各記録層の信号品質を、単層情報記録媒体と同等にすることが可能になる。
さらに、球面収差補正手段を使用しないことにより、各記録層を行き来する際の制御に(球面収差補正の駆動)時間をかけることなく、高速なアクセスが可能な多層情報記録媒体を提供することが可能になる。
図4は本発明の多層情報記録媒体の実施形態2におけるタンジェンシャル方向(記録層におけるデータ記録方向)の光スポットのMTFの空間周波数特性を示している。なお、条件は(表1)に示すとおりである。再生装置の波面収差は、基板厚0.6mmに対して最適に設計されているものとする。
球面収差補正手段のない光学系では、基板厚0.6mmに対して、基板厚が厚い記録層(黒三角,黒四角)、あるいは基板厚が薄い記録層(白三角,白四角)において、スポットのMTF特性が低下する。そこで本実施形態では、各MTFが基板厚0.6mmに対して同じ解像度が得られるように、各記録層で空間周波数(Spatial frequency)を変えてしまう。
情報記録媒体においては、タンジェンシャル方向の解像度は記録データの最短マーク長で決まる。最短マーク長の逆数が空間周波数になる。
光ディスクにおける情報の最小単位はチャネルビット長(1T)であり、マーク長はチャネルビット長に対して整数倍nTになる。最短マーク長は、EFM変調あるいは2−7変調ではn=3(3T)であり、MO,Blu−Ray,HD−DVDなどの1−7変調ではn=2(2T)になる。尚、多値記録(特許文献7参照)における最短マーク長は、セル長として定義される。
MTFを0.18以上必要とすると、各基板厚の記録層における最短マーク長が求められる。
図5は図4と同条件下における各基板厚に対する最適な最短マーク長を示している。最適な最短マーク長は、基板厚に対して2次関数で表されることが分かる。
本実施形態では、単層情報記録媒体の記録層L0は、最も最短マーク長が狭くなる条件でピット(マーク)を形成する。これに対して多層情報記録媒体は、少なくともいずれかの記録層の基板厚が、記録層L0の基板厚とは異なるので、最適な最短マーク長を、図5−1で与えられた2次関数で設定する。
本実施形態では、単層情報記録媒体の記録層L0は、最も最短マーク長が狭くなる条件で記録マークを形成する。
(表1)の条件で求めた各記録層における最適な最短マーク長Si(μm)は、基板厚diを用いて(数7)の式で表される。
Figure 0004515292
したがって、光学解像度を一定以上で保つには(数8)の式のような条件になる。
Figure 0004515292
ところが、最短マーク長Siを(数7)の式の関数よりも大き過ぎる値で設定すると、情報記録媒体に記録できる容量が低下してしまう。そこで、実際の最短マーク長は、(数7)の式で与えられるトラックピッチの3%程度の増加までを許容するのが望ましい(図5−2参照)。
図6は本発明の多層情報記録媒体の実施形態における各記録層の最短マーク長を模式的に示したものである。多層情報記録媒体において、単層情報記録媒体と同じ基板厚R0の記録層がある場合、最短マーク長は、単層情報記録媒体に一致する。さらにそこから基板厚が離れる(R0<R1<R2もしくは、R0>R1>R2)に従い、最短マーク長が2次関数的に拡大される。
以上の説明にある構成を各記録層において採用することにより、本実施形態において各記録層の信号品質を単層情報記録媒体と同等にすることが可能になる。さらに、球面収差補正手段を使わないことによって、各記録層を行き来する際の制御に(球面収差補正の駆動)時間をかけることなく、高速なアクセスが可能な多層情報記録媒体を提供することが可能になる。
なお、図2および図5のように、トラックピッチおよび最短マーク長が最も狭い条件は、記録層L0の基板厚d0のときである。したがって、多層情報記録媒体のいずれかの記録層の基板厚を、単層情報記録媒体の基板厚に等しくすることにより、大容量な記録層を有する多層情報記録媒体を実現できる。
図6の単層情報記録媒体に示す案内溝はラジアル方向に微小蛇行している。これはウォブルと呼ばれ、情報記録媒体の固有情報(データ絶対時間,アドレス情報など)が記録されている。本発明の多層情報記録媒体では、トラックピッチが各記録層で異なる。
そこで、各記録層Lnにおけるウォブル変位量(蛇行量)WnとトラックピッチPnの割合(Wn/Pn)が(数9)の式のように各記録層で一定になるように、各記録層のウォブル変位量を設定する。
Figure 0004515292
これにより、各記録層で安定したウォブル振幅を得ることできる多層情報記録媒体が得られる。
ウォブル信号に基づき、PLL(Phase Locked Loop)回路によって、その整数倍の逓倍クロックを生成すると、スピンドルの回転制御クロック、あるいは記録クロックとして用いることができるため、PLL回路を簡易な構成とすることができる。
そこで、ウォブルの周期は、チャネルビット長の整数倍に設定する。例えば、DVD+R/RW(1倍速)ではウォブル周期は32T(=818KHz)であり、DVD−R/RWでは186T(=141KHz)となる。
各記録層における最短マーク長が各記録層Lnにおいて異なる多層情報記録媒体では、各記録層Lnにおけるウォブル周期Fnと、最短マーク長の最小単位データ長であるチャネルビット長Cnとの割合(Fn/Cn)が各記録層で一定になるように、ウォブル周期を設定する。すなわち、最短マーク長とウォブル周期Tnとの割合も(数10)の式のように一定となる。
Figure 0004515292
これにより、各記録層で同一の回路によるスピンドルの回路クロック,記録クロックを生成することができる。
本多層情報記録媒体では、トラックピッチ,最短マーク長に関する記録媒体固有情報がウォブルに形成されている。よって、本発明に係る記録装置の実施形態では、これらの固有情報を各記録層におけるウォブルから読み取って、記録層情報領域に記録する。
また、記録媒体固有情報は、全記録層に対して、全記録層の情報を記録しておくことで、いずれの記録層にデータをアクセスする際にも、予め記録媒体固有情報を得ることで、より高速なアクセスが可能になる。
図7は本発明の多層情報記録媒体の実施形態における記録層情報領域に関する構成例を示し、多層情報記録媒体に記録されたデータを再生する際には、この記録情報領域で得られた信号から、記録装置の各種設定を行う。
また、記録媒体固有情報は、全記録層に対して、全記録層の情報を記録しておくことで、いずれの記録層にデータをアクセスする際にも、予め記録媒体固有情報を得ることで、より高速なアクセスが可能になる。
図8は本発明の多層情報記録媒体を記録するための情報記録装置の構成を示すブロック図である。本情報記録装置を用いて、既述した構成の多層情報記録媒体にデータを記録する場合の処理動作について説明する。
前記構成の情報記録装置における基本的な処理動作は以下のとおりである。
多層情報記録媒体10が情報記録装置20にセットされ、CPU40がインターフェース38を介してホスト装置15から記録要求を受信すると、信号処理回路28のI/Vアンプ28aで検出した信号を用いて,ウォブル信号検出回路28cにおいてウォブル信号を生成し,デコーダ28eにおいて記録媒体固有情報を復調し、これらの情報を元にCPU40にて、各記録層に対応する記録動作の条件となるスピンドル回転のクロック周波数や記録クロック周波数を算出する。このようにして算出された設定値として、各記録層(例えばL0)に適した記録速度に基づいてスピンドルモータ22の回転を制御するための制御信号を制御回路26のスピンドルモータ(SPモータ)制御回路26cに出力するとともに、各記録層(例えばL0)に適した最短マーク長から算出された記録クロック周波数の設定値を出力することによって、エンコーダ25の動作クロックとして用いたり、レーザ制御回路24の記録クロックとして用いることで、記録媒体へ照射する記録パルス列を生成するようにしている。
より詳細には、多層情報記録媒体10の回転が所定の線速度に達すると、光ピックアップ装置23は、はじめはレーザ制御回路24により記録層L0に適した再生発光を行い、記録層L0の基板厚R0に最も近い記録層に対して、フォーカス制御およびトラック制御を行う。このとき、光ピックアップ装置23の出力信号に基づきサーボ信号検出回路28bによって、トラックエラー信号およびフォーカスエラー信号を検出し、制御回路26のピックアップ(PU)制御回路26aによって、光ピックアップ装置23のトラッキングアクチュエータおよびフォーカシングアクチュエータを駆動する。
記録層L0に最も近い記録層において、光ピックアップ装置23は、多層情報記録媒体10の記録層情報領域にシークし、記録層情報領域から、記録層に関するデータ(トラックピッチや最短マーク長)を読み取る。このデータをもとにして、光ピックアップ装置23は、記録層にデータを記録するのに最適な記録パルス長、あるいは最適なスピンドルモータ回転数を認識する。記録パルス長のデータはレーザ制御回路24に送られ、光ピックアップ装置23のレーザ発光が制御される。
スピンドルモータ22の回転数データは、CPU40からSPモータ制御回路26cに送られ、この回転数データを元に、多層情報記録媒体10が回転制御される。その後、試書き領域を使って記録層を記録するのに適した発光パワーを設定する。
信号処理回路28では、光ピックアップ装置23からの出力信号のウォブル信号から正確にアドレス情報を取得し、CPU40に通知する。さらに、信号処理回路28では、CPU40は、ホスト装置15からのデータをバッファマネージャ37を介してバッファRAM34に蓄積する。バッファRAM34に蓄積されたデータ量が所定の値を超えると、
バッファマネージャ37はCPU40に通知する。
CPU40は、バッファマネージャ37からの通知を受け取ると、エンコーダ25に書き込みデータの作成を指示するとともに、ウォブル信号を復調した信号処理回路28からのアドレス情報に基づいて、所定の書き込み開始地点に光ピックアップ23が位置するように光ピックアップ23のシーク動作を指示する信号を、制御回路26のシークモータ制御回路26bからシークモータ21に出力する。
さらにCPU40は、信号処理回路28からのアドレス情報に基づいて、光ピックアップ装置23の位置が書き込み開始地点であると判断すると、エンコーダ25に通知する。そして、エンコーダ25では、レーザ制御回路24および光ピックアップ装置23を介して、書き込みデータを多層情報記録媒体10のデータ領域にデータを記録するとともに、ウォブル信号から得られた記録層の記録媒体固有情報を、記録層情報領域に記録する。
CPU40が、ホスト装置15から別の記録層への記録要求を受信すると、ホスト装置15から記録層を変える旨を信号処理回路28に通知する。光ピックアップ装置23は、PU制御回路26aからフォーカス位置を変える旨を受け取り、多層情報記録媒体10の記録層の数に応じて発生するフォーカス信号に基づいてフォーカス位置を変える(レイヤージャンプ)。さらに、記録動作を一度停止し、再生発光を行う旨をレーザ制御回路24に送り、光ピックアップ装置23を再生動作する。
次に、光ピックアップ装置23は、ウォブル信号に含まれる記録媒体固有情報(トラックピッチや最短マーク長)を読み取る。このデータをもとに、光ピックアップ装置23は、多層情報記録媒体10の記録層にデータを記録するのに最適な記録パルス長や最適なスピンドルモータ回転数を認識する。記録パルス長のデータはレーザ制御回路24に送られ、光ピックアップ装置23のレーザ発光が制御される。
スピンドルモータ22の回転速度データは、SPモータ制御回路26cに送られ、この情報を元に、多層情報記録媒体10が回転制御される。その後、試書き領域を使って記録層を記録するのに適した発光パワーを設定する。
以下、前記と同様の手順により記録動作を行う。
本実施形態に係る多層情報記録媒体に対して記録処理を行う情報記録装置において、トラック制御には、差動プッシュプル法を使う場合が多い。差動プッシュプル法とは、図9に示すようにメインスポットと2つのサブスポットを形成するための3ビームを用いて得られるプッシュプル信号を演算し、光軸ずれが起きてもオフセットのないトラック信号を得る方法である。
メインスポットのプッシュプル信号をMPP、先行サブスポットのプッシュプル信号をSPP1、後行サブスポットのプッシュプル信号をSPP2としたときに、差動プッシュプル信号DPPは(数11)の式により得られる。
Figure 0004515292
(数11)の式において、Kは、メインスポットの光量と、2つのサブスポットの和光
量との比率で与えられる。
本多層情報記録媒体において、トラックピッチは各記録層で異なるため、サブスポットがランド部からずれてしまい、MPPとSPPの比率が変わってしまう。そこで、メインスポットの光量と、2つのサブスポットとの和光量の比率であるKを、各記録層に応じたサブプッシュプルのゲインKnとして各記録層に応じて切り換えることによって、(数12)の式により、安定した差動プッシュプル信号を得ることができる。
Figure 0004515292
本実施形態の多層情報記録媒体は、記録層が単層情報記録媒体の基板厚R0から遠ざかるに従って、トラックピッチおよび最短マーク長が疎になるため情報記録量が低下する。したがって、基板厚R0に近い記録層から順番に記録することにより、少ない動作(レイヤージャンプ数)で大容量を記録することが可能になる。
また、各記録層では最短マーク長が異なるため、各最短マーク長に適したスピンドル回転速度を設定する必要がある。
すなわち、各記録層における基板厚をR0,R1,…,Rnとし、各記録層に対応したスピンドル回転速度(m/s)をA0,A1,…,An(n:自然数)とすると、各記録層の記録パルスの関係が(数13)の式を満たせばよい。
Figure 0004515292
ただし、2層情報記録媒体の場合は(数14)の式を満たすこととする。
Figure 0004515292
スピンドル回転速度が物理的な許容値に達した場合、スピンドル回転速度に代えてパルス時間として記録クロック周波数の変更を行い各記録層で設定することによっても最適な記録が可能になる。
すなわち、各記録層における基板厚をR0,R1,…,Rnとし、各記録層に対応した記録パルス時間をT0,T1,…,Tn(n:自然数)とすると、各記録層の記録パルスの関係が(数15)の式を満たせばよい。
Figure 0004515292
ただし、2層情報記録媒体の場合は(数16)の式を満たすこととする。
Figure 0004515292
次に、本発明の実施形態3であるスパイラル状に案内溝が形成された記録層を具備する情報記録媒体について説明する。なお、実施形態3においても前記実施形態の説明にて使用した図1〜図9を利用して説明する。
本実施形態の多層情報記録媒体におけるラジアル方向(記録層における半径方向)の光スポットのMTFの空間周波数特性は図1に示すようになる。なお、条件は(表3)に示すとおりである。再生装置の波面収差は、基板厚0.6mmに対して最適に設計されているものとする。
Figure 0004515292
球面収差補正手段のない光学系では、基板厚0.6mmに対して、基板厚が厚い記録層(黒三角,黒四角)、あるいは基板厚が薄い記録層(白三角,白四角)において、スポットのMTF特性が低下する。
そこで、本実施形態においては、各MTFが基板厚06mmに対して同じ解像度が得られるように、各記録層において空間周波数(Spatial frequency)を変えてしまう。
情報記録媒体では、ラジアル方向の解像度はトラックピッチで決まり、トラックピッチの1周期の周波数が空間周波数である。したがって、MTFを018以上必要とすると、各基板厚の記録層におけるトラックピッチが求められる。
(表3)と同一条件下での情報記録媒体における各基板厚に対する最適なトラックピッチを図2−1に示している。
本実施形態では、単層情報記録媒体の記録層L0は、最もトラックピッチが狭くなる条件でトラックピッチの案内溝を形成されている。これに対して、多層情報記録媒体は、少なくともいずれかの記録層の基板厚が、記録層L0の基板厚とは異なるので、最適なトラックピッチは、単層情報記録媒体のトラックピッチよりも若干広く設定する。
例えば、単層情報記録媒体の記録層L0の基板厚R0、多層情報記録媒体の各記録層で、記録層L0と同じ基板厚の場合はR0、そこから離れた記録層L1,…,Ln(n:自然数)の基板厚をR1,…,Rnとし、各記録層のトラックピッチをP0,P1,…,Pnとすると、本実施形態の多層情報記録媒体は、(数17)の式を満たす条件のトラックピッチの案内溝が、各記録層に形成されているものとする。
Figure 0004515292
ただし、2層情報記録媒体の場合は(数18)の式を満たすこととする。
Figure 0004515292
本実施形態の多層情報記録媒体における各記録層のスパイラル状に形成された案内溝構造を模式的に示した断面は図3−1(a)に示すものであり、多層情報記録媒体において、図3−1(b)に示す単層情報記録媒体と同じ基板厚(光入射面から記録層までの距離)の記録層L0では、トラックピッチを単層情報記録媒体に一致させる。そして、基準となる基板厚の前記記録層L0から離れるに従い、その記録層L1,L2におけるトラックピッチを拡大させる構造になっている。
多層情報記録媒体の隣接記録層の間隔dspが狭まると、再生中の記録層とは異なる隣接層からの反射光が、受光素子に入射し、オフセットになる。フレア光量の信号光に対する割合をαとし、隣接記録層の間の屈折率をnsp,対物レンズのNAをNAobj,検出レンズのNAをNAdet,受光素子の一辺の長さ(受光素子は正方形とする)をLとすると、(数19)の式のように表されることが知られている。
Figure 0004515292
sp=162,NAobj=065,NAdet=0065,L=100(μm)の光ピックアップで、隣接記録層からの光量αをα≦1/10まで許容できるとすると、隣接記録層の間隔dsp≧303(μm)まで許容される。
図2−1の結果より、多層情報記録媒体の記録層の第n層が、基板厚06(mm)であるとすると、その層に隣接した記録層である第m層は06303(mm)以上の基板厚である必要があり、このときのトラックピッチの差は、(数20)の式の条件を満たすことにより、隣接層からのフレア光量を抑え、なおかつ、各記録層において十分なMTFを得ることが可能になる。
Figure 0004515292
本実施形態の多層情報記録媒体の各記録層の配列は、1方向(基板厚が薄くなる方向)に形成するのではなく、基板厚が厚くなる方向、あるいは、図3−2(a),(b)に示すように、基板厚が薄くなる方向と厚くなる方向の2方向に形成するようにしてもよい。
以上の説明における構成を各記録層において採用することにより、各記録層の信号品質を、単層情報記録媒体と同等にすることが可能になる。
さらに、球面収差補正手段を使用しないことにより、各記録層を行き来する際の制御に(球面収差補正の駆動)時間をかけることなく、高速なアクセスが可能な2層情報記録媒体を提供することが可能になる。
本発明の多層情報記録媒体の実施形態4におけるタンジェンシャル方向(記録層におけるデータ記録方向)の光スポットのMTFの空間周波数特性を図4に示している。なお、条件は(表1)に示すとおりである。再生装置の波面収差は、基板厚0.6mmに対して最適に設計されているものとする。
球面収差補正手段のない光学系では、基板厚0.6mmに対して、基板厚が厚い記録層(黒三角,黒四角)、あるいは基板厚が薄い記録層(白三角,白四角)において、スポットのMTF特性が低下する。そこで、本実施形態では、各MTFが基板厚0.6mmに対して同じ解像度が得られるように、各記録層で空間周波数(Spatial frequency)を変えてしまう。
情報記録媒体においては、タンジェンシャル方向の解像度は記録データのマーク線密度で決まる。マーク線密度の逆数が空間周波数になる。
ビット線密度はチャネルビット長(1T)であり、マーク線密度はチャネルビット長に対して最短マーク長nTになる。最短マーク長は、EFM変調あるいは2−7変調ではn=3(3T)であり、MO,Blu−Ray,HD−DVDなどの1−7変調ではn=2(2T)になる。
MTFを0.18以上必要とすると、各基板厚の記録層における最短マーク長が求められる。図5は図4と同条件下における各基板厚に対する最適な最短マーク長を示している。
本実施形態では、単層情報記録媒体の記録層L0は、最も最短マーク長が狭くなる条件でピット(マーク)を形成する。これに対して、多層情報記録媒体は、少なくともいずれかの記録層の基板厚が、記録層L0の基板厚とは異なるため、最適な最短マーク長は単層情報記録媒体の最短マーク長よりも若干広く設定する。
例えば、単層情報記録媒体の記録層L0の基板厚をR0とし、多層情報記録媒体の各記録層において、記録層L0と同じ基板厚の場合はR0とし、そこから離れた記録層L1,…,Ln(n:自然数)の基板厚をR1,…,Rnとし、各記録層の最短マーク長をD0,D1,…,Dnとすると、本実施形態の多層情報記録媒体は、(数21)の式を満たす条件の最短マーク長のピット(マーク)が、各記録層に形成されているものとする。
Figure 0004515292
ただし、2層情報記録媒体の場合は(数22)の式を満たすこととする。
Figure 0004515292
本実施形態の多層情報記録媒体における各記録層の最短マーク長構造の模式図が図6であり、多層情報記録媒体において、単層情報記録媒体と同じ基板厚R0の記録層がある場合、最短マーク長は、単層情報記録媒体に一致する。さらにそこから基板厚が離れるに従い、最短マーク長が拡大される。
隣接記録層からの光量αをα≦1/10まで許容できるとすると、隣接した記録層の最短マーク長は図5の結果より、(数23)の条件を満たすことにより、隣接層からのフレア光量を抑え、なおかつ、各記録層において十分なMTFを得ることが可能になる。
Figure 0004515292
以上の説明にある構成を各記録層において採用することにより、各記録層の信号品質を単層情報記録媒体と同等にすることが可能になる。さらに、球面収差補正手段を使わないことによって、各記録層を行き来する際の制御に(球面収差補正の駆動)時間をかけることなく、高速なアクセスが可能な2層情報記録媒体を提供することが可能になる。
なお、図2および図5に示すように、トラックピッチおよび最短マーク長が最も狭い条件は、記録層L0の基板厚R0のときである。したがって、多層情報記録媒体のいずれかの記録層の基板厚を、単層情報記録媒体の基板厚に等しくすることにより、大容量な記録層を有する多層情報記録媒体を実現できる。
図6に示すように案内溝はラジアル方向に微小蛇行しているものである。これはウォブルと呼ばれ、情報記録媒体の固有情報(データ絶対時間,アドレス情報など)が記録されている。多層情報記録媒体ではトラックピッチが各記録層Lnで異なる構造のものがある。
そこで、各記録層Lnにおけるウォブル変位量(蛇行量)WnとトラックピッチPnの割合(Wn/Pn)が各記録層で一定になるように、各記録層のウォブル変位量を設定する。これにより、各記録層で安定したウォブル振幅を得ることできる多層情報記録媒体が得られる。
ウォブル信号に基づき、PLL(Phase Locked Loop)回路によって、その整数倍の逓倍クロックを生成すると、スピンドルの回転制御クロック、あるいは記録クロックとして用いることができるため、PLL回路を簡易な構成とすることができる。
そこで、ウォブルの周期は、チャネルビット長の整数倍に設定する。例えば、DVD+R/RW(1倍速)ではウォブル周期は32T(=818KHz)であり、DVD−R/RWでは186T(=141KHz)となる。
各記録層における最短マーク長が各記録層Lnにおいて異なる多層情報記録媒体では、各記録層Lnにおけるウォブル周期Wnと、最小単位データ長であるチャネルビット長Cnとの割合(Wn/Cn)が各記録層で一定になるように、ウォブル周期を設定する。これにより、各記録層で同一の回路によるスピンドルの回路クロック,記録クロックを生成することができる。
本多層情報記録媒体では、トラックピッチ,最短マーク長に関する記録媒体固有情報がウォブルに形成されている。よって、本発明に係る記録装置の実施形態では、これらの固有情報を各記録層におけるウォブルから読み取って、記録層情報領域に記録する。
本実施形態の多層情報記録媒体における記録層情報領域に関する構成例は図7に示すものであり、多層情報記録媒体に記録されたデータを再生する際には、この記録情報領域で得られた信号から、記録装置の各種設定を行う。
本実施形態の多層情報記録媒体を記録するための情報記録装置の実施形態の構成は図8に示すブロック図のものである。本情報記録装置を用いて、既述したように多層情報記録媒体に対する処理動作が行われる。
概略的には、多層情報記録媒体10が情報記録装置20にセットされ、CPU40がインターフェース38を介してホスト装置15から記録要求を受信すると、記録層L0に適した記録速度に基づいてスピンドルモータ22の回転を制御するための制御信号を、既述したウォブル信号から信号処理回路28のI/Vアンプ28a,ウォルブ信号検出回路28c,デコーダ28eにおいて生成し、制御回路26のスピンドルモータ(SPモータ)制御回路26cに出力するとともに、ホスト装置15から記録要求を受信した旨を信号処理回路28に通知し、RF信号検出回路28dにて処理する。そして、多層情報記録媒体10の回転が所定の線速度に達した時点で既述したと同様の記録/再生処理が行われる。
本実施形態の多層情報記録媒体は、記録層が単層情報記録媒体の基板厚R0から遠ざかるに従って、トラックピッチおよび最短マーク長が疎になるため情報記録量が低下する。したがって、基板厚R0に近い記録層から順番に記録することにより、少ない動作(レイヤージャンプ数)で大容量を記録することが可能になる。また、各記録層では最短マーク長が異なるため、各最短マーク長に適したスピンドル回転速度を設定する必要がある。
すなわち、各記録層における基板厚をR0,R1,…,Rnとし、各記録層に対応したスピンドル回転速度(m/s)をA0,A1,…,An(n:自然数)とすると、各記録層の記録パルスの関係が(数24)の式を満たせばよい。
Figure 0004515292
ただし、2層情報記録媒体の場合は(数25)の式を満たすこととする。
Figure 0004515292
前記実施形態の構成は一例に過ぎず、前記CPU40によるプログラムに従う処理によって実現した構成各部の少なくとも一部を、ハードウェアによって構成してもよいし、あるいは全ての構成部分をハードウェアによって構成するようにしてもよい。
スピンドル回転速度が物理的な許容値に達した場合、スピンドル回転速度に代えてパルス時間を各記録層で設定することによっても最適な記録が可能になる。
すなわち、各記録層における基板厚をR0,R1,…,Rnとし、各記録層に対応した記録パルス時間をT0,T1,…,Tn(n:自然数)とすると、各記録層の記録パルスの関係が(数26)の式を満たせばよい。
Figure 0004515292
ただし、2層情報記録媒体の場合は(数27)の式を満たすこととする。
Figure 0004515292
本多層情報記録媒体に対して記録処理を行う情報記録装置において、トラック制御には、差動プッシュプル法を使う場合が多い。差動プッシュプル法とは、既述した図9に示すようにメインスポットと2つのサブスポットを形成するための3ビームを用いて得られるプッシュプル信号を演算し、光軸ずれが起きてもオフセットのないトラック信号を得る方法である。
本発明は、多層構造のDVD−ROM,DVD+Rなど、レイヤージャンプの所要時間の短縮化、あるいは単層情報記録媒体と多層情報記録媒体との各記録層において信号品質を同等に記録することが要求される多層情報記録媒体に適用され、さらに、当該多層情報記録媒体を記録および再生することが可能な情報記録装置および情報再生装置に適用される。
本発明の多層情報記録媒体の実施形態におけるラジアル方向(記録層における半径方向)の光スポットのMTFの空間周波数特性を示す図 本実施形態における(表1)と同一条件下での情報記録媒体における各基板厚に対する最適なトラックピッチを示す図 本実施形態における最適なトラックピッチの許容範囲を示す図 (a)は本実施形態の多層情報記録媒体における各記録層の案内溝構造を模式的に示す断面図、(b)は単層情報記録媒体における各記録層の案内溝構造を模式的に示す断面図 (a)は本実施形態の多層情報記録媒体における他の各記録層の案内溝構造を模式的に示す断面図、(b)は単層情報記録媒体における各記録層の案内溝構造を模式的に示す断面図 本発明の多層情報記録媒体の実施形態2におけるタンジェンシャル方向(記録層におけるデータ記録方向)の光スポットのMTFの空間周波数特性を示す図 図4と同条件下における各基板厚に対する最適な最短マーク長を示す図 各基板厚に対する最適な最短マーク長の許容範囲を示す図 本発明の多層情報記録媒体の実施形態における各記録層の最短マーク長構造を模式的に示す平面図 本発明の多層情報記録媒体の実施形態における記録層情報領域に関する構成例を示す説明図 本発明の多層情報記録媒体を記録するための情報記録装置の実施形態の構成を示すブロック図 一般的な差動プッシュプル法の説明図 一般的な2層DVD+Rの構造の説明図 従来の一般的な2層情報記録媒体と単層情報記録媒体との構造の説明図
符号の説明
L1,…,Ln 記録層
R1,…,Rn 基板厚
P0,P1,…,Pn 各記録層のトラックピッチ
10 多層情報記録媒体
20 情報記録装置
22 スピンドルモータ
23 光ピックアップ装置
26 制御回路
28 信号処理回路
40 CPU

Claims (28)

  1. 記録層を片面に1層有する単層情報記録媒体と、記録層を片面に複数有する多層情報記録媒体とのいずれの記録層に対しても、記録および再生動作が可能な情報記録/再生装置に適用される多層情報記録媒体に対して情報を記録する情報記録装置であって、
    前記多層情報記録媒体として、前記各記録層のトラックピッチが、基板厚に対して2次関数で設定値を決めた案内溝が形成されており、さらに前記単層情報記録媒体の基板厚に等しい基板厚におけるトラックピッチが最小値となる条件の案内溝形成された多層情報記録媒体を用い、
    前記多層情報記録媒体の各記録層にデータを記録する順番を、前記単層情報記録媒体の基板厚に近い記録層から順次記録するように設定したことを特徴とする情報記録装置
  2. 前記多層情報記録媒体として、波長400〜420nm,対物レンズのNA0.63〜0.67の光学系により、記録/再生され、各記録層の基板厚をdi、トラックピッチをPiとすると、(数1)の式を満足する多層情報記録媒体を用いることを特徴とする請求項1記載の情報記録装置
    Figure 0004515292
  3. スパイラル状に案内溝が形成された記録層を片面に1層有する単層情報記録媒体と、スパイラル状に案内溝が形成された記録層を片面に複数有する多層情報記録媒体とのいずれの記録層に対しても、再生動作が可能な情報再生装置に適用される多層情報記録媒体に対して情報を記録する情報記録装置であって、
    前記多層情報記録媒体として、前記単層情報記録媒体における光入射面から記録層までの基板厚を基準として、前記複数の記録層において前記基板厚が遠ざかる記録層における案内溝のトラックピッチを広く形成した多層情報記録媒体を用い、
    前記多層情報記録媒体の各記録層にデータを記録する順番を、前記単層情報記録媒体の基板厚に近い記録層から順次記録するように設定したことを特徴とする情報記録装置
  4. 前記多層情報記録媒体として、隣接する記録層(m層,n層)のトラックピッチTPm,TPnの関係が、(数2)の式を満足する多層情報記録媒体を用いることを特徴とする請求項記載の情報記録装置
    Figure 0004515292
  5. 前記多層情報記録媒体として、前記各記録層に、前記単層情報記録媒体の記録層における半径方向の光スポットの光学解像度(MTF)に等しくなるトラックピッチの前記案内溝が形成されている多層情報記録媒体を用いることを特徴とする請求項1〜4いずれか1項記載の情報記録装置
  6. 記録層を片面に1層有する単層情報記録媒体と、記録層を片面に複数有する多層情報記録媒体とのいずれの記録層に対しても、記録および再生動作が可能な情報記録/再生装置に適用される多層情報記録媒体に対して情報を記録する情報記録装置であって、
    前記多層情報記録媒体として、前記各記録層の最短マーク長が、基板厚に対して2次関数で設定値を決めた記録マークが形成されており、さらに単層情報記録媒体の基板厚に等しい基板厚における最短マーク長が最小値となる条件の記録マーク形成された多層情報記録媒体を用い、
    前記多層情報記録媒体の各記録層にデータを記録する順番を、前記単層情報記録媒体の基板厚に近い記録層から順次記録するように設定したことを特徴とする情報記録装置
  7. 前記多層情報記録媒体として、前記各記録層に、前記単層情報記録媒体の記録層における最短マーク長に対する光スポットのデータ記録方向における光学解像度(MTF)に等しくなる記録マークを形成した多層情報記録媒体を用いることを特徴とする請求項6記載の情報記録装置
  8. 前記多層情報記録媒体として、波長400〜420nm、対物レンズのNA0.63〜0.67の光学系により、記録/再生され、各記録層の基板厚をdi、最短マーク長をSiとすると、(数3)の式を満足する多層情報記録媒体を用いることを特徴とする請求項6または7記載の情報記録装置
    Figure 0004515292
  9. 記録層を片面に1層有する単層情報記録媒体と、記録層を片面に複数有する多層情報記録媒体とのいずれの記録層に対しても、記録および再生動作が可能な情報記録/再生装置に適用される多層情報記録媒体に対して情報を記録する情報記録装置であって、
    前記多層情報記録媒体として、前記各記録層のトラックピッチが、基板厚に対して2次関数で設定値を決めた案内溝が形成されており、さらに単層情報記録媒体の基板厚に等しい前記多層情報記録媒体の基板厚におけるトラックピッチが最小値となる条件の案内溝形成され、かつ前記多層情報記録媒体における各記録層の最短マーク長が、基板厚に対して2次関数で設定値を決めた記録マークが形成されており、さらに単層情報記録媒体の基板厚に等しい前記多層情報記録媒体の基板厚における最短マーク長が最小値となる条件の記録マーク形成された多層情報記録媒体を用い、
    前記多層情報記録媒体の各記録層にデータを記録する順番を、前記単層情報記録媒体の基板厚に近い記録層から順次記録するように設定したことを特徴とする情報記録装置
  10. スパイラル状に案内溝が形成された記録層を片面に1層有する単層情報記録媒体と、スパイラル状に案内溝が形成された記録層を片面に複数有する多層情報記録媒体とのいずれの記録層に対しても、再生動作が可能な情報再生装置に適用される多層情報記録媒体に対して情報を記録する情報記録装置であって、
    前記多層情報記録媒体として、前記単層情報記録媒体における光入射面から記録層までの基板厚を基準として、前記複数の記録層において前記基板厚が遠ざかる記録層における記録データの最短マーク長を広く形成した多層情報記録媒体を用い、
    前記多層情報記録媒体の各記録層にデータを記録する順番を、前記単層情報記録媒体の基板厚に近い記録層から順次記録するように設定したことを特徴とする情報記録装置
  11. 前記多層情報記録媒体として、隣接する記録層(m層、n層)の最短マーク長Dm、Dnの関係が、(数4)の式を満足する多層情報記録媒体を用いることを特徴とする請求項10記載の情報記録装置
    Figure 0004515292
  12. 前記多層情報記録媒体として、前記各記録層に、前記単層情報記録媒体の記録層におけるデータ記録方向の光スポットの光学解像度に等しくなる最短マーク長の記録マークを形成した多層情報記録媒体を用いることを特徴とする請求項10または11記載の情報記録装置
  13. スパイラル状に案内溝が形成された記録層を片面に1層有する単層情報記録媒体と、スパイラル状に案内溝が形成された記録層を片面に複数有する多層情報記録媒体とのいずれの記録層に対しても、再生動作が可能な情報再生装置に適用される多層情報記録媒体に対して情報を記録する情報記録装置であって、
    前記多層情報記録媒体として、前記各記録層に、前記単層情報記録媒体の記録層における半径方向の光スポットの光学解像度(MTF)に等しくなるトラックピッチの前記案内溝が形成され、かつ各記録層に、単層情報記録媒体の記録層におけるデータ記録方向の光スポットの光学解像度に等しくなる最短マーク長の記録マークが形成された多層情報記録媒体を用い、
    前記多層情報記録媒体の各記録層にデータを記録する順番を、前記単層情報記録媒体の基板厚に近い記録層から順次記録するように設定したことを特徴とする情報記録装置
  14. 前記多層情報記録媒体として、いずれかの記録層の基板厚(光束入射面から各記録層までの距離)と、単層情報記録媒体の基板厚とが等しい多層情報記録媒体を用いることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項記載の情報記録装置
  15. 前記多層情報記録媒体として、記録媒体固有の情報を記録層の案内溝の微小ウォブルによって得ることができ、かつ単層情報記録媒体の記録層におけるウォブル変位量に対するトラックピッチの割合と、各記録層のウォブル変位量に対するトラックピッチの割合とが等しくなるように、各記録層のウォブルが形成されている多層情報記録媒体を用いることを特徴とする請求項1〜5,9,13のいずれか1項記載の情報記録装置
  16. 前記多層情報記録媒体として、記録媒体固有情報を記録層の案内溝の微小ウォブルによって得ることができ、かつ単層情報記録媒体の記録層におけるウォブル周期に対する最短マーク長の割合と、多層情報記録媒体の各記録層のウォブル周期に対する最短マーク長の割合とが等しくなるように、各記録層のウォブルが形成されている多層情報記録媒体を用いることを特徴とする請求項6〜9のいずれか1項記載の情報記録装置
  17. 前記多層情報記録媒体として、記録媒体固有情報を記録層の案内溝の微小ウォブルによって得ることができ、かつ単層情報記録媒体の記録層におけるウォブル周期に対するチャネルビット長(データ記録マークまたはピットの最小単位データ長)の割合と、ウォブル周期に対するチャネルビット長の割合とが等しくなるように、各記録層のウォブルが形成されている多層情報記録媒体を用いることを特徴とする請求項10〜13のいずれか1項記載の情報記録装置
  18. 前記多層情報記録媒体として、各記録層に、トラックピッチに関する情報がウォブルにて形成されているか、あるいはトラックピッチに関する情報を記録する領域が設けられている多層情報記録媒体を用いることを特徴とする請求項1〜5,9,13のいずれか1項記載の情報記録装置
  19. 前記多層情報記録媒体として、各記録層に、全記録層のトラックピッチに関する情報がウォブルにて形成されているか、あるいは全記録層のトラックピッチに関する情報を記録する領域が設けられている多層情報記録媒体を用いることを特徴とする請求項1〜5,9,13のいずれか1項記載の情報記録装置
  20. 前記多層情報記録媒体として、各記録層に、記録データの最短マーク長に関する情報がウォブルにて形成されているか、あるいは記録データの最短マーク長に関する情報を記録する領域が設けられている多層情報記録媒体を用いることを特徴とする請求項10〜13のいずれか1項記載の情報記録装置
  21. 前記多層情報記録媒体として、各記録層に、記録データの最短マーク長に関する情報がウォブルにて形成されているか、あるいは記録データの最短マーク長に関する情報を記録する領域が設けられている多層情報記録媒体を用いることを特徴とする請求項6〜9のいずれか1項記載の情報記録装置
  22. 前記多層情報記録媒体として、各記録層に、全記録層の記録データの最短マーク長に関する情報がウォブルにて形成されているか、あるいは全記録層の記録データの最短マーク長に関する情報を記録する領域が設けられている多層情報記録媒体を用いることを特徴とする請求項6〜9のいずれか1項記載の情報記録装置
  23. 記録層を片面に1層有する単層情報記録媒体と、記録層を片面に複数有するデータの書き込みが可能な多層情報記録媒体とのいずれの記録層に対しても、記録動作が可能な情報記録装置であって、
    前記多層情報記録媒体として、前記各記録層に記録される最短マーク長を、基板厚に対して2次関数で設定値を決めた記録マークで形成し、さらに単層情報記録媒体の基板厚に等しい基板厚における最短マーク長が最小値となる条件の記録マークを形成した多層情報記録媒体を用い
    前記多層情報記録媒体の各記録層にデータを記録する順番を、前記単層情報記録媒体の基板厚に近い記録層から順次記録するように設定することを特徴とする情報記録装置。
  24. 単層情報記録媒体の基板厚に等しい前記多層情報記録媒体の基板厚に対して、近い記録層から遠い記録層に記録するに従い、データを記録する時の情報記録媒体の回転速度を速くするように設定したことを特徴とする請求項23記載の情報記録装置。
  25. 単層情報記録媒体の基板厚に等しい前記多層情報記録媒体の基板厚に対して、近い記録層から遠い記録層に記録するに従い、データを記録する時の記録パルス時間を長くするように設定したことを特徴とする請求項23記載の情報記録装置。
  26. 層情報記録媒体を記録する時の情報記録媒体回転速度を、単層情報記録媒体の基板厚に近い記録層から遠い記録層に記録するに従い速くするように設定したことを特徴とする請求項10〜13いずれか1項記載の情報記録装置。
  27. 層情報記録媒体を記録する時の記録パルス時間を、単層情報記録媒体の基板厚に近い記録層から遠い記録層に記録するに従い長くするように設定したことを特徴とする請求項10〜13いずれか1項記載の情報記録装置。
  28. 請求項1〜5,9,13のいずれか1項記載の情報記録装置により多層情報記録媒体に記録された情報を再生するため、メインビームとサブビームとによる差動プッシュプル法を用いてトラック制御を行う情報再生装置であって、
    トラック制御において各記録層における案内溝のトラックピッチに応じて、前記サブビームによるプッシュプル信号のゲイン比を変えるように設定したことを特徴とする情報再生装置
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