JP4512022B2 - 酸性飲料配合用乳化組成物の製造方法 - Google Patents
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(a)油性着香料、油性色素類、動植物油脂類、中鎖脂肪酸トリグリセライド類、脂溶性ビタミン類及び植物性天然樹脂よりなる群から選ばれた少なくとも1種の可食性油性材料、
(b)シュークロース・ジアセテート・ヘキサイソブチレート(SAIB)、
(c)精製ポリグリセリン脂肪酸エステル、
(d)含水率50重量%以下の多価アルコール、
からなることを特徴とする酸性飲料配合用乳化組成物の製造方法に関する。
(a)油性着香料、油性色素類、動植物油脂類、中鎖脂肪酸トシグリセライド類、脂溶性ビタミン類及び植物性天然樹脂よりなる群から選ばれた少なくとも1種の可食性油性材料、
(b)シュークロース・ジアセテート・ヘキサイソブチレート(SAIB)、
(c)エステル化度2.5未満の精製ポリグリセリン脂肪酸エステル、
(d)含水率50重量%以下の多価アルコール、
からなることを特徴とする酸性飲料配合用乳化組成物を提供する。
a. 未精製ポリグリセリン脂肪酸エステルを極性有機溶媒またはその含水物に溶解後、非極性有機溶媒を添加混合し、高次エステルを非極性有機溶媒に移行させて分離する工程、b. 極性有機溶媒またはその含水物から溶媒を留去する工程、
の各工程を経て得られたものである上記の乳化組成物を提供する。
a. 未精製ポリグリセリン脂肪酸エステルを極性有機溶媒またはその含水物に溶解後、非極性有機溶媒を添加混合し、高次エステルを非極性有機溶媒に移行させて分離する工程、b. 極性有機溶媒またはその含水物から溶媒を留去する工程、
c. 溶媒留去物を水および水非混和性有機溶媒に溶解し、未反応のポリグリセリンを水相に移行させて分離する工程、
d. 水非混和性有機溶媒から溶媒を留去する工程
の各工程を経て得られたものである上記の乳化組成物を提供する。
a. 未精製ポリグリセリン脂肪酸エステルを水および水非混和性有機溶媒に溶解し、未反応のポリグリセリンを水相に移行さて分離する工程、
b. 水非混和性有機溶媒から溶媒を留せ去する工程、
c. 溶媒留去物を極性有機溶媒またはその含水物に溶解した後、非極性有機溶媒を添加混合し、高次エステルを非極性有機溶媒に移行させて分離する工程、
d. 極性有機溶媒またはその含水物から溶媒を留去する工程、
の各工程を経て得られる上記の乳化組成物を提供する。
a. 未精製ポリグリセリン脂肪酸エステルを極性有機溶媒またはその含水物に溶解後、非極性有機溶媒を添加混合し、高次エステルを非極性有機溶媒に移行させて分離する工程、b. 極性有機溶媒またはその含水物から溶媒を留去する工程、
の各工程を経て得られたエステル化度2.5未満の精製ポリグリセリン脂肪酸エステル(c)を混合溶解した多価アルコール溶液と、油性着香料、油性色素類、動植物油脂類、中鎖脂肪酸トシグリセライド類、脂溶性ビタミン類及び植物性天然樹脂よりなる群から選ばれた少なくとも1種の可食性油性材料(a)とシュークロース・ジアセテート・ヘキサイソブチレート(SAIB)(b)との混合油とを混合し、乳化処理することを特徴とする酸性飲料配合用乳化組成物の製造方法を提供する。
a. 未精製ポリグリセリン脂肪酸エステルを極性有機溶媒またはその含水物に溶解後、非極性有機溶媒を添加混合し、高次エステルを非極性有機溶媒に移行させて分離する工程、b. 極性有機溶媒またはその含水物から溶媒を留去する工程、
c. 溶媒留去物を水および水非混和性有機溶媒に溶解し、未反応のポリグリセリンを水相に移行させて分離する工程、
d. 水非混和性有機溶媒から溶媒を留去する工程
の各工程を経て得られたエステル化度2.5未満の精製ポリグリセリン脂肪酸エステル(c)を混合溶解した多価アルコール溶液と、油性着香料、油性色素類、動植物油脂類、中鎖脂肪酸トシグリセライド類、脂溶性ビタミン類及び植物性天然樹脂よりなる群から選ばれた少なくとも1種の可食性油性材料(a)とシュークロース・ジアセテート・ヘキサイソブチレート(SAIB)(b)との混合油とを混合し、乳化処理することを特徴とする酸性飲料配合用乳化組成物の製造方法を提供する。
a. 未精製ポリグリセリン脂肪酸エステルを水および水非混和性有機溶媒に溶解し、未反応のポリグリセリンを水相に移行させて分離する工程、
b. 水非混和性有機溶媒から溶媒を留去する工程、
c. 溶媒留去物を極性有機溶媒またはその含水物に溶解した後、非極性有機溶媒を添加混合し、高次エステルを非極性有機溶媒に移行させて分離する工程、
d. 極性有機溶媒またはその含水物から溶媒を留去する工程、
の各工程を経て得られたエステル化度2.5未満の精製ポリグリセリン脂肪酸エステル(c)を混合溶解した多価アルコール溶液と、油性着香料、油性色素類、動植物油脂類、中鎖脂肪酸トシグリセライド類、脂溶性ビタミン類及び植物性天然樹脂よりなる群から選ばれた少なくとも1種の可食性油性材料(a)とシュークロース・ジアセテート・ヘキサイソブチレート(SAIB)(b)との混合油とを混合し、乳化処理することを特徴とする酸性飲料配合用乳化組成物の製造方法を提供する。
実測エステル化率(%)=(SV−AV)/[OHV1+(SV−AV)−(PGL×0.01×OHV2)]×100 (式1)
エステル化度=実測エステル化率(%)/ポリグリセリンモノエステル理論エステル化率(%) (式2)
AV=酸価、SV=ケン化価、OHV1=実測水酸基価、OHV2=ポリグリセリン水酸基価理論値、PGL=未反応の残存ポリグリセリン含有率
未反応の残存ポリグリセリンの測定法は下記条件の下でHPLCを実施し、蒸発光散乱検出器を用いて溶出するポリグリセリンを定量した。
装置: 液体クロマトグラフィー8020(東ソー社製)
使用カラム: CAPCELL PAK G18MG、
4.6mmI.D.×150mm(資生堂社製)
検出器: 蒸発光散乱検出器(ELSD2000、Alltech社製)
溶離液: 水:メタノール=3:7
溶出速度: 1.0ml/min
注入量: 10μl
カラム温度: 50℃。
未精製のデカグリンモノステアレート(商品名:Decaglyn1-SVF/日光ケミカルズ→ 以下DSEと表記、エステル化度2.7、ポリオール残存率39.4%:未精製品1)80gを720mlのメタノールに溶解する。溶解後にn-ヘキサン800mlを添加して40〜45℃で1時間攪拌する。その後、精製水80mlを加え、攪拌しながら20〜25℃程度まで冷却し静置する。直ちに液は2層に分離し、上層のn-ヘキサンは除去し、下層と同量のn-ヘキサンを新たに加えて同様の工程を再度行う。薄層クロマトグラフィーで高次エステルの除去を確認し(展開溶媒/クロロホルム:メタノール=95:5(容量比)、検出/リンモリブデン酸5%メタノール溶液を噴霧し、100℃で5分間加熱処理し高次エステル化物相当スポットの有無を確認)、結果により精製3回目を実施する。高次エステルの除去が確認できたら、エバポレーターで70℃、3hrの濃縮を行い、61.0g(エステル化度1.7、ポリオール残存率51.6%)の精製DSEを回収した(精製品1)。この半量30.5gを取り、さらにポリグリセリンを除去するためにイソブタノール250mlに60℃で溶解する。溶解したDSE-イソブタノール相に予め50℃に温めておいた25%(W/V)食塩水500mlを添加し80℃で1時間攪拌する。80℃で静置し、上下ともに均一透明になったら下層を除去する。さらに、同様の工程を10%食塩水でも行い、静置後に下層を除去する。その後、約50℃の精製水を添加後、80℃で30分攪拌した後に80℃で静置し、上下ともに均一透明になったら下層を除去する。こうして得られた上層は未反応ポリオールの除去がされていることを、薄層クロマトグラフィーを用いて確認する(展開溶媒/アセトン:精製水=75:25(容量比)、検出/リンモリブデン酸5%メタノール溶液を噴霧し100℃で5分間加熱処理し相当スポットの有無を確認)。 除去が確認できたら、エバポレーターで70℃、3hrの濃縮を行い14.8g(エステル化度1.7、ポリオール残存率0.1%)の精製DSEを回収した(精製品2)。
未精製のデカグリンモノステアレート(商品名:Decaglyn1-SVF/日光ケミカルズ→ 以下DSEと表記、エステル化度2.7、ポリオール残存率39.4%)80gをイソブタノール500mlに60℃で溶解する。溶解したDSE-イソブタノール相に予め50℃に温めておいた25%(W/V)食塩水1000mlを添加し80℃で1時間攪拌する。80℃で静置し、上下ともに均一透明になったら下層を除去する。さらに、同様の工程を10%食塩水でも行い、静置後に下層を除去する。その後、約50℃の精製水を添加後、80℃で30分攪拌した後に80℃で静置し、上下ともに均一透明になったら下層を除去する。こうして得られた上層は未反応ポリオールの除去がされていることを、薄層クロマトグラフィーを用いて確認する(展開溶媒/アセトン:精製水=75:25(容量比)、検出/リンモリブデン酸5%メタノール溶液を噴霧し100℃で5分間加熱処理し相当スポットの有無を確認)。除去が確認できたら、エバポレーターで70℃、3hrの濃縮を行い48.5g(エステル化度2.5ポリオール残存率0.1%)の精製DSEを回収した(処理品1)。
未精製のデカグリンモノオレエート(商品名:Decaglyn1-OLV/日光ケミカルズ→ 以下DOEと表記、エステル化度2.5、ポリオール残存率39.9%:未精製品2)80gを720mlのメタノールに溶解する。溶解後にn-ヘキサン800mlを添加して40〜45℃で1時間攪拌する。その後、精製水80mlを加え、攪拌しながら20〜25℃程度まで冷却し静置する。直ちに液は2層に分離し、上層のn-ヘキサンは除去し、下層と同量のn-ヘキサンを新たに加えて同様の工程を再度行う。薄層クロマトグラフィーで高次エステルの除去を確認し(展開溶媒/クロロホルム:メタノール=95:5(容量比)、検出/リンモリブデン酸5%メタノール溶液を噴霧し、100℃で5分間加熱処理し高次エステル化物相当スポットの有無を確認)、結果により精製3回目を実施する。高次エステルの除去が確認できたら、エバポレーターで70℃、3hrの濃縮を行い、60.9g(エステル化度1.8、ポリオール残存率52.4%)の精製DOEを回収した(精製品4)。
未精製のデカグリンモノオレエート(商品名:Decaglyn1-OLV/日光ケミカルズ→ 以下DOEと表記、エステル化度2.5、ポリオール残存率39.9%)80gをイソブタノール500mlに60℃で溶解する。溶解したDSE-イソブタノール相に予め50℃に温めておいた25%(W/V)食塩水1000mlを添加し80℃で1時間攪拌する。80℃で静置し、上下ともに均一透明になったら下層を除去する。さらに、同様の工程を10%食塩水でも行い、静置後に下層を除去する。その後、約50℃の精製水を添加後、80℃で30分攪拌した後に80℃で静置し、上下ともに均一透明になったら下層を除去する。こうして得られた上層は未反応ポリオールの除去がされていることを、薄層クロマトグラフィーを用いて確認する(展開溶媒/アセトン:精製水=75:25(容量比)、検出/リンモリブデン酸5%メタノール溶液を噴霧し100℃で5分間加熱処理し相当スポットの有無を確認)。除去が確認できたら、エバポレーターで70℃、3hrの濃縮を行い48.1g(エステル化度2.5ポリオール残存率0.1%)の精製DOEを回収した(処理品2)。
製造例1
レモン精油2g、SAIB9g,MCT(中鎖脂肪酸グリセリンエステル)9gを混合溶解し、他方グリセリン70g、イオン交換水13gにデカグリセリンモノステアレート精製品1を4.5g溶解し、両液をTK−ホモゲナイザー(特殊機化工業社製)により、8000rpmで撹拌混合し、10分間の乳化を行った。イオン交換水で2000倍希釈時の波長680nmにおける吸光度が0.2AbsとなるようなO/W型エマルジョンとした(本発明品1)。
レモン精油2g、SAIB9g,MCT9gを混合溶解し、他方グリセリン71.8g、イオン交換水13gにデカグリセリンモノステアレート精製品2を2.2g溶解し、両液をTK−ホモゲナイザーにより、8000rpmで撹拌混合し、10分間の乳化を行った。イオン交換水で2000倍希釈時の波長680nmにおける吸光度が0.2AbsとなるようなO/W型エマルジョンとした(本発明品2)。
レモン精油2g、SAIB9g,MCT9gを混合溶解し、他方グリセリン71.8g、イオン交換水13gにデカグリセリンモノステアレート精製品3を2.2g溶解し、両液をTK−ホモゲナイザーにより、8000rpmで撹拌混合し、10分間の乳化を行った。イオン交換水で2000倍希釈時の波長680nmにおける吸光度が0.2AbsとなるようなO/W型エマルジョンとした(本発明品3)。
レモン精油2g、SAIB9g,MCT9gを混合溶解し、他方グリセリン68g、イオン交換水13gにデカグリセリンモノステアレート未精製品1を6g溶解し、両液をTK−ホモゲナイザーにより、8000rpmで撹拌混合し、10分間の乳化を行った。イオン交換水で2000倍希釈時の波長680nmにおける吸光度が0.2AbsとなるようなO/W型エマルジョンとした(比較品1)。
レモン精油2g、SAIB9g,MCT9gを混合溶解し、他方グリセリン68g、イオン交換水13gにデカグリセリンモノステアレート処理品1を6g溶解し、両液をTK−ホモゲナイザーにより、8000rpmで撹拌混合し、10分間の乳化を行った。イオン交換水で2000倍希釈時の波長680nmにおける吸光度が0.2AbsとなるようなO/W型エマルジョンとした(比較品2)。
レモン精油2g、SAIB9g,MCT9gを混合溶解し、他方グリセリン70.4g、イオン交換水13gにデカグリセリンモノステアレート処理品1を3.6g溶解し、両液をTK−ホモゲナイザーにより、8000rpmで撹拌混合し、10分間の乳化を行った。イオン交換水で2000倍希釈時の波長680nmにおける吸光度が0.2AbsとなるようなO/W型エマルジョンとした(比較品3)。
レモン精油2g、SAIB9g,MCT9gを混合溶解し、他方グリセリン70g、イオン交換水13gにデカグリセリンモノオレエート精製品4を4.5g溶解し、両液をTK−ホモゲナイザーにより、8000rpmで撹拌混合し、10分間の乳化を行った。イオン交換水で2000倍希釈時の波長680nmにおける吸光度が0.2AbsとなるようなO/W型エマルジョンとした(本発明品4)。
レモン精油2g、SAIB9g,MCT9gを混合溶解し、他方グリセリン71.8g、イオン交換水13gにデカグリセリンモノオレエート精製品5を2.2g溶解し、両液をTK−ホモゲナイザーにより、8000rpmで撹拌混合し、10分間の乳化を行った。イオン交換水で2000倍希釈時の波長680nmにおける吸光度が0.2AbsとなるようなO/W型エマルジョンとした(本発明品5)。
レモン精油2g、SAIB9g,MCT9gを混合溶解し、他方グリセリン71.8g、イオン交換水13gにデカグリセリンモノオレエート精製品6を2.2g溶解し、両液をTK−ホモゲナイザーにより、8000rpmで撹拌混合し、10分間の乳化を行った。イオン交換水で2000倍希釈時の波長680nmにおける吸光度が0.2AbsとなるようなO/W型エマルジョンとした(本発明品6)。
レモン精油2g、SAIB9g,MCT9gを混合溶解し、他方グリセリン68g、イオン交換水13gにデカグリセリンモノオレエート未精製品2を6g溶解し、両液をTK−ホモゲナイザーにより、8000rpmで撹拌混合し、10分間の乳化を行った。イオン交換水で2000倍希釈時の波長680nmにおける吸光度が0.2AbsとなるようなO/W型エマルジョンとした(比較品4)。
レモン精油2g、SAIB9g,MCT9gを混合溶解し、他方グリセリン68g、イオン交換水13gにデカグリセリンモノオレエート処理品2を6g溶解し、両液をTK−ホモゲナイザーにより、8000rpmで撹拌混合し、10分間の乳化を行った。イオン交換水で2000倍希釈時の波長680nmにおける吸光度が0.2AbsとなるようなO/W型エマルジョンとした(比較品5)。
レモン精油2g、SAIB9g,MCT9gを混合溶解し、他方グリセリン70.4g、イオン交換水13gにデカグリセリンモノオレエート処理品2を3.6g溶解し、両液をTK−ホモゲナイザーにより、8000rpmで撹拌混合し、10分間の乳化を行った。イオン交換水で2000倍希釈時の波長680nmにおける吸光度が0.2AbsとなるようなO/W型エマルジョンとした(比較品6)。
レモン精油2g、SAIB9g,MCT9gを混合溶解し、35%アラビアガム水溶液57gと混合の上、TK−ホモゲナイザーで8000rpmで撹拌混合し、10分間の予備乳化を行った後にグリセリン30gを加えて、さらに8000rpm、5分間の乳化を行った。この液を高圧ホモゲナイザーで40MPaの処理を3回行うことにより、平均粒子0.5〜1.0ミクロンの乳化組成物が得られた。イオン交換水で2000倍希釈時の波長680nmにおける吸光度が0.15〜0.20AbsとなるようなO/W型エマルジョンとした(比較品7)。
グラニュー糖80g、クエン酸1.5g、クエン酸ナトリウム0.2g、ビタミンC0.2gをイオン交換水で1000mlとし、このシロップ200mlに本発明品1〜6、比較品1〜7を各々1g添加し、透明ガラス瓶に充填後打栓し、85℃にて15分間殺菌後冷却して飲料を得た。これを冷蔵、室温で6ヶ月間静置し、沈澱、ネックリングの発生の有無を3ヶ月、6ヶ月の時点で観察した。結果を表2に示す。
Pは沈澱、Rはネックリングを意味し、その程度は以下の基準に照らし1〜3の数字で表す。
2 はっきりと確認できる
3 著しく発生しており、問題がある。
Claims (3)
- 含水率50重量%以下の多価アルコール(d)に、下記aおよびb
a. 未精製ポリグリセリン脂肪酸エステルを極性有機溶媒またはその含水物に溶解後、非極性有機溶媒を添加混合し、高次エステルを非極性有機溶媒に移行させて分離する工程、b. 極性有機溶媒またはその含水物から溶媒を留去する工程、
の各工程を経て得られたエステル化度2.5未満の精製ポリグリセリン脂肪酸エステル(c)を混合溶解した多価アルコール溶液と、油性着香料、油性色素類、動植物油脂類、中鎖脂肪酸トシグリセライド類、脂溶性ビタミン類及び植物性天然樹脂よりなる群から選ばれた少なくとも1種の可食性油性材料(a)とシュークロース・ジアセテート・ヘキサイソブチレート(SAIB)(b)との混合油とを混合し、乳化処理することを特徴とする酸性飲料配合用乳化組成物の製造方法。 - 含水率50重量%以下の多価アルコール(d)に、下記a〜d
a. 未精製ポリグリセリン脂肪酸エステルを極性有機溶媒またはその含水物に溶解後、非極性有機溶媒を添加混合し、高次エステルを非極性有機溶媒に移行させて分離する工程、b. 極性有機溶媒またはその含水物から溶媒を留去する工程、
c. 溶媒留去物を水および水非混和性有機溶媒に溶解し、未反応のポリグリセリンを水相に移行させて分離する工程、
d. 水非混和性有機溶媒から溶媒を留去する工程
の各工程を経て得られたエステル化度2.5未満の精製ポリグリセリン脂肪酸エステル(c)を混合溶解した多価アルコール溶液と、油性着香料、油性色素類、動植物油脂類、中鎖脂肪酸トシグリセライド類、脂溶性ビタミン類及び植物性天然樹脂よりなる群から選ばれた少なくとも1種の可食性油性材料(a)とシュークロース・ジアセテート・ヘキサイソブチレート(SAIB)(b)との混合油とを混合し、乳化処理することを特徴とする酸性飲料配合用乳化組成物の製造方法。 - 含水率50重量%以下の多価アルコール(d)に、下記a〜d
a. 未精製ポリグリセリン脂肪酸エステルを水および水非混和性有機溶媒に溶解し、未反応のポリグリセリンを水相に移行させて分離する工程、
b. 水非混和性有機溶媒から溶媒を留去する工程、
c. 溶媒留去物を極性有機溶媒またはその含水物に溶解した後、非極性有機溶媒を添加混合し、高次エステルを非極性有機溶媒に移行させて分離する工程、
d. 極性有機溶媒またはその含水物から溶媒を留去する工程、
の各工程を経て得られたエステル化度2.5未満の精製ポリグリセリン脂肪酸エステル(c)を混合溶解した多価アルコール溶液と、油性着香料、油性色素類、動植物油脂類、中鎖脂肪酸トシグリセライド類、脂溶性ビタミン類及び植物性天然樹脂よりなる群から選ばれた少なくとも1種の可食性油性材料(a)とシュークロース・ジアセテート・ヘキサイソブチレート(SAIB)(b)との混合油とを混合し、乳化処理することを特徴とする酸性飲料配合用乳化組成物の製造方法。
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