JP4511843B2 - 非常脱出ドアの錠装置 - Google Patents

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本発明はプラットホームドアの緊急開放用として設けられる非常脱出ドアの錠装置に関するものである。
従来、乗客の安全を確保する目的でプラットホームの軌道側にプラットホームドアの設置が行われている。
このプラットホームドアは、列車の乗降ドアと連動して開閉する開閉ドアと、その開閉ドアを収納する戸袋体と、上記開閉ドアが開かないような緊急時に入線した列車内の乗客が速やかにプラットホーム上に避難できるように設けられた非常脱出ドアが備えられている(例えば、特許文献1参照)。
上記非常脱出ドアの戸先側には例えばグレモン錠が内蔵されており、平常時は閉扉状態にロックされているが、緊急時にはそのグレモン錠を手動でロック解除すれば、戸尻側に設けられたヒンジを支点としてプラットホーム側に旋回させて開放することができるようになっている。
上記グレモン錠は、グレモン錠本体と、そのグレモン錠本体から上下に延びる上部ロッド棒および下部ロッド棒とを有し、各ロッド棒はラック・ピニオン機構によって互いに反対方向に向けて連動するようになっている。また、各ロッド棒は伸長方向にばねで付勢されており、解錠ハンドルを操作すれば、そのばねの付勢力に抗して各ロッド棒を縮小方向に移動させることができ、それにより、非常脱出ドアのロックを解除することができる。
特開2001−233201号公報
上記した従来のグレモン錠は、解錠ハンドルの回転軸に固定されたピニオンを回転させ、そのピニオンの左右両側に歯合されている一対のラックレールを昇降させるものであり、ハンドルの操作が重たく操作性に改善の余地があった。
また、ピニオンとラックレールの配置を保持した状態でラックレールの移動をガイドすることができるようにするため、グレモン錠本体は強固なケース内に収納されてユニット化されている。したがって、非常脱出ドアの例えば縦框にそのグレモン錠本体を内蔵する場合には、その縦框を、グレモン錠本体が収納できるサイズとしなければならず、非常脱出ドアのフレームのスリム化が図れないという問題もある。
本発明は以上のような従来の手動解錠装置における課題を考慮してなされたものであり、ハンドル操作が軽く、しかも限られたスペースにも収納できて非常脱出ドアフレームのスリム化および非常脱出ドアの軽量化を図ることができる非常脱出ドアの錠装置を提供するものである。
本発明は、旋回開閉されるドアパネルを有し、平常時にはそのドアパネルが閉状態にロックされ、ロック解除操作された場合にロックが解除され開放される非常脱出ドアの錠装置において、ドアパネル内に突設された水平軸に中央部が枢支されて揺動するアームと、アームの一方端にピンを介して連結され上向きに延設される第一ロッドと、アームの他方端にピンを介して連結され下向きに延設される第二ロッドと、第一ロッドの先端部に連結金具を介して接続された上側ピンと、第二ロッドの先端部に連結金具を介して接続された下側ピンと、第一ロッド及び第二ロッドを伸長方向に付勢することにより、上側ピンと下側ピンをそれぞれ対応するピン受けに係合させるロッド伸長手段と、ロック解除操作用の操作手段と、この操作手段によってロック解除操作が行われた場合に、ロッド伸長手段の付勢力に抗して第一ロッドおよび第二ロッドを縮小させ上側ピンと下側ピンをそれぞれ対応するピン受けから離脱させるロッド縮小手段とを備えてなる非常脱出ドアの錠装置である。
また、本発明において、上記第一ロッドと第二ロッドにそれぞれピンを固定し、アームの一方端および他方端にそれぞれアーム長手方向に長孔に形成し、その長孔に上記ピンを係合すれば、平行な第一ロッドと第二ロッドを近接配置させた状態で両ロッドを連動させることができるようになり、例えば錠装置を非常脱出ドアの縦框に収納する場合にその縦框の横幅を短くすることができる。
また、本発明において第一ロッドと第二ロッドを平行な状態で伸縮させるガイドブロックを備えることが好ましい。このガイドブロックをアームの上下両側に配置すれば第一ロッドと第二ロッドをより正確に伸縮させることができため、さらに好ましい。
また、本発明において上記ロッド縮小手段は、操作手段が押し上げ操作されることによって両ロッドを縮小させるように構成することが好ましい。それにより、操作手段を押し下げる場合のように操作手段を持ち上げ姿勢で保持しておくためのばね力が不要となり、操作手段のロック解除操作をより軽くすることができる。
また、本発明において、上記ロッド縮小手段として、ドアパネル内に突設された水平軸を支点として揺動するクランクを有し、このクランクの先端部にクランク長手方向に長孔を形成し、この長孔に第一ロッドまたは第二ロッドに固定されたピンを係合するように構成すれば、操作手段を操作することによって直接、第一ロッドまたは第二ロッドをロック解除方向に移動させることができるため、ロック解除操作の操作力を効率良く各ロッドに伝達することができる。
また、上記水平軸にハンドルを取り付け、このハンドルを押し上げることによってクランクを、水平軸を支点として上向きに回転させ、ピンを介して第二ロッドを上昇させるように構成することができる。
また、本発明において、上記ガイドブロックと、上記クランクと、上記アームとをドアパネルの縦框内に直列に配設すれば、錠装置の横幅が小さくなりスペースに十分な余裕がない縦框にも錠装置を収納することが可能になる。
本発明の錠装置によれば、ハンドル操作が軽く、しかも限られたスペースにも収納することができて非常脱出ドアフレームのスリム化および非常脱出ドアの軽量化が図れるという長所を有する。
以下、図面に示した実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明に係る錠装置が適用される非常脱出ドアの全体図であり、(a)はプラットホーム側から見た状態の正面図を示し、(b)はその右側面図を示している。
両図において非常脱出ドア1は、天井高さを有するスクリーンタイプのプラットホームドアにその一部として備えられるものであり、通常は閉状態にロックされ、緊急時には手動で開放できるようになっている。以下、各部の構成について説明する。
非常脱出ドア1は、角筒部材で窓枠状に組まれたフレーム枠2と、そのフレーム枠2内に嵌め込まれて固定されたガラスパネル3とから構成されている。戸尻側縦框4は複数のヒンジ5を介してプラットホームドアの固定パネル6に接続されており、そのヒンジ5を支点として戸先側をプラットホーム側に押せば、非常脱出ドア1を旋回させることができるようになっている。
非常脱出ドア1の戸先側縦框7にはこの非常脱出ドア1をロックまたはロック解除する錠装置(後述する)が内蔵されている。
また、非常脱出ドア1の高さ方向中間部位には、左右の両縦框4,7に架け渡された状態で解錠用のハンドル8が設けられている。このハンドル8は、棒状の取手部8aを有し、その取手部8aの一方はアーム8bを介して戸尻側縦框4に支持され、他方はアーム8cを介して戸先側縦框7に支持されている。
図1ではハンドル8が操作されていない状態、すなわち、非常脱出ドア1がロックされている状態を示しており、上側ピン9が上框10から突出して図示しないヘッダボックスのピン受け11に係合され、下側ピン9が下框13から突出してプラットホーム14に埋設されたピン受け15に係合されている。
このハンドル8の取手部8aを押し上げる(矢印A方向に略50°回転させる)と、上側ピン9がピン受け11から、下側ピン12がピン受け15からそれぞれ外れ、ロックが解除されるようになっている。
このように、ハンドル8の取手部8aを押し上げ側に操作することによってロックを解除するようにすれば、ハンドルを押し下げ側に操作することによってロックを解除する場合に比べ、ハンドルを支えておくためのばね力が不要となり、その分、ハンドル8の操作力を軽くすることができる。
なお、図中、16は非常脱出ドア1の戸先部に縦方向に装着されたシールである。
図2は縦框7内に収納されている錠装置の構成を拡大して示したものであり、同図(a)は左側面図、同図(b)は正面図を示している。
両図において上側ピン9の進退動作は、戸先側上框10に固定された上側ピンガイドブロック17によって案内されるようになっており、上側ピン9の後端(下端)はコ字状の連結金具18を介して上側ロッド19と接続されている。
一方、下側ピン12の進退動作は、戸先側下框13に固定された下側ピンガイドブロック20によって案内されるようになっており、下側ピン9の後端(上端)はコ字状の連結金具21介して下側ロッド22と接続されている。
中心軸が平行になるように上側ロッド(第一ロッド)19と下側ロッド(第二ロッド)22が配置され、各ロッド19,22の各後端部は錠本体部23に接続されている。
図3は上記錠本体部23を拡大したものであり、同図(a)は図2(a)に対応し、同図(b)は図2(b)に対応している。
図3において、上側ロッド19と下側ロッド22の各後端部は、上下方向に離間配置された上側ロッドガイドブロック24と下側ロッドガイドブロック25によって昇降自在に支持されており、各ロッドガイドブロック24,25は、後述するベースプレート28に固定ねじ26で固定されている。なお、ベースプレート28は図示しない固定ねじによって縦框7の内壁に固定されている。
各ロッドガイドブロック24,25は、各ロッド19,22を平行に軸通させるために貫通孔が形成された樹脂、例えばジュラコンからなり、ガイド部材としてこの種の樹脂を採用することにより各ロッド19,22の摺動抵抗を低減させるとともに錠本体部23の軽量化が図られている。
また、上側ロッド19および下側ロッド22にはそれぞれピン19a、22aが植設されており、これらのピン19aおよび22aにアーム27の両端部が連結されている。
詳しくは、アーム27の中央部はベースプレート28から立設された支軸29に枢支されており、その支軸29を中心として矢印B方向に揺動するようになっている。ただし、アーム27の両端にはアーム長手方向にそれぞれ長孔27a,27bが形成されており、アーム27が回転する際に一方のピン19aは長孔27a内を移動することができ、他方のピン22aは長孔27b内を移動する。したがって、上側ロッド19aと下側ロッド22は平行状態を維持したまま、アーム27を介して互いに逆方向に連動するようになっている。
また、アーム27の両端部に長孔27a,27bを設けることによって、平行に配置される上側ロッド19および下側ロッド22を左右方向に近接配置することができるようになり、錠本体部23をコンパクトに構成することができる。
このアーム27の外側には塵芥の侵入を防止するためのカバー30が配置されている。なお、図3(b)ではアーム27の構成が把握しやすいようにカバー30は二点鎖線で示し、図3(a)では実線で示している。
このカバー30には上下方向にスリット30a,30bが平行に形成されており、スリット30aはピン19aの移動を案内し、スリット30bはピン22aの移動を案内するようになっている。また、スリット30aは上側ロッド19の、30bは下側ロッド22の移動範囲をそれぞれ規制するようになっている。
また、カバー30の左右両側にはベースプレート28に向けて折り曲げられた折曲部30cが形成されており、その折曲部30cの中央には凸状に切り欠かれた切欠き30dが形成されている。この切欠き30dは、アーム27が揺動する際にその両端とカバー30の折曲部30cとが干渉することを避けるために形成されたものである。
この切欠き30dを設けることによってカバー30の横幅Wをアーム27の揺動範囲に影響されず短くすることができるため、錠本体部23をコンパクトに構成することができるようになる。
上記カバー30と下側ロッドガイドブロック25との間には回転軸(水平軸)31が左右方向に配置されており、この回転軸31は、二枚の支持板32aおよび32bによって回転自在に支持されている。
回転軸31の軸部略中央にはベースプレート28に向けてクランク33が延設されており、このクランク33の先端部には長孔33aが形成され、この長孔33a内に下側ロッド22に固定されているピン19bが係合している。なお、上記回転軸31、クランク33、ピン19bはロッド縮小手段として機能する。
上記回転軸31の先端部(図面左側)には上述したハンドル8のアーム8cが固定されている。
また、下側ロッド22における下側ロッドガイドブロック25寄りの部位には鍔部34が形成されており、この鍔部34と下側ロッドガイドブロック25との間に圧縮コイルばね(ロッド伸長手段)35が介設されている。
図4は、図2のC方向から上側ピン9を見たものである。
同図において、縦框7の上部には縦框7の軌道側面7aから進退可能にシャッタ36が備えられている。
このシャッタ36は開口36aが形成されている薄板からなり、圧縮コイルばね37によって軌道側に付勢されている。
シャッタ36は上側ピン9が後退して縦框7内に格納された時に、破線で示す位置(36′参照)から実線で示す位置まで跳ね出し、シャッタ36が上側ピン9の出口を塞ぐことにより上側ピン9を格納状態すなわち解錠状態に保持するようになっている。
なお、上側ピン9と下側ピン12は上述したように連動するため、下側ピン12も同様に錠状態に保持される。
なお、シャッタ36は非常脱出ドア1が閉じられる際に、例えばプラットホームに形成された固定部分と当接してプラットホーム側に押し込まれるようになっている。それにより、上側ピン9に開口36aが対応し、上側ピン9および下側ピン12が突出して施錠状態に復帰するようになっている。
次に、上記構成を有する錠装置の動作について図3を参照しながら説明する。
列車が入線してもプラットホームドアの開閉ドアが開かず、乗客がプラットホーム上に避難する場合を想定する。
乗客がハンドル8の取手部8aを掴んで矢印A方向に押し上げると、クランク33が矢印D方向に回転し、クランク33の長孔33aに係合しているピン19bを押し上げる。
このピン19bを固定している下側ロッド22は圧縮コイルばね35の付勢力に抗して押し上げられ、上側ロッド19と下側ロッド22はアーム27によって連結されて互いに反対方向に連動するため、上側ロッド19は押し下げられる。上側ロッド19の上端部には、連結金具18を介して上側ピン9が接続されている一方、下側ロッド22の下端部には、連結金具21を介して下側ピン12が接続されている(図2参照)ため、上側ロッド19が押し下げられると、上側ピン9が上側ピンガイドブロック17によって案内されながら、当該上側ピン9及び連結金具18は上側ロッド19とともに下方へ移動し、下側ロッド22が押し上げられると、下側ピン12が下側ピンガイドブロック20によって案内されながら、当該下側ピン12及び連結金具21は下側ロッド22とともに上方へ移動する。これにより、上側ピン9は、図示しないヘッダブロックの下向きに開口したピン受け11(図1参照)から外れ、下側ピン12は、プラットホーム14に埋設され、上向きに開口したピン受け15(図1参照)から外れる。これにより、ロック解除される。
このとき、この状態で非常脱出ドア1を若干、プラットホーム側に押せば、シャッタ36(図4参照)が突出して上側ロッド19を格納状態に保持するため、下側ロッド22も格納状態に保持される。引き続き、非常脱出ドア1を押せば、非常脱出ドア1を手動で開くことができる。
乗客が避難した後に、非常脱出ドア1を閉じると、シャッタ36が固定部分と当接して後退し、上側ロッド19の上側ピン9と開口36aが対応する。このとき、圧縮された圧縮コイルばね35の復元力によって上側ピン9および下側ピン12はそれぞれ非常脱出ドア1の各端面から突出し、ピン受け11および15に係合され、それにより、非常脱出ドア1は施錠状態に復帰する。
なお、本発明の錠装置は上記実施形態では片開き式の非常脱出ドア1に適用する場合を例に取り説明したが、両開き式の非常脱出ドアにももちろん適用することができる。その場合、左右の非常脱出ドアの戸先側縦框に錠装置を取り付けることになる。
また、上記実施形態ではプラットホームドアに専用の非常脱出ドアが設けられている場合を例に取り説明したが、開閉ドアを収納する戸袋が非常脱出ドアを兼用する構成では、本発明の錠装置は、戸袋パネルに設けることもできる。
また、図3に示した支軸29に対して縦框7の挿入穴から別のハンドルを装着することができるように構成すれば、錠装置をプラットホーム側から解錠することもできるようになる。また、上記実施形態では棒状の取手部8aを有するハンドル8で構成したが、これに限らず、支軸29にレバーを装着して操作することもできる。
(a)は本発明に係る非常脱出ドアの正面図、(b)はその右側面図である。 (a)は非常脱出ドアの縦框の内部構成を示す正面拡大図、(b)はその側面図である。 (a)は図2(a)の錠本体部の拡大図、(b)は図2(b)の錠本体部の拡大図である。 図2のC矢視平面図である。
符号の説明
1 非常脱出ドア
2 フレーム枠
3 ガラスパネル
4 戸尻側縦框
5 ヒンジ
6 固定パネル
7 戸先側縦框
8 ハンドル
9 上側ピン
10 上框
12 下側ピン
13 下框
14 プラットホーム
17 上側ピンガイドブロック
19 上側ロッド
20 下側ピンガイドブロック
22 下側ロッド
23 錠本体部
27 アーム
28 ベースプレート
29 支軸
30 カバー
30a,30b スリット
30c 折曲部
30d 切欠き
31 回転軸
33 クランク
35 圧縮コイルばね

Claims (7)

  1. 旋回開閉されるドアパネルを有し、平常時にはそのドアパネルが閉状態にロックされ、ロック解除操作された場合にロックが解除され開放される非常脱出ドアの錠装置において、
    上記ドアパネル内に突設された水平軸に中央部が枢支されて揺動するアームと、
    上記アームの一方端にピンを介して連結され上向きに延設される第一ロッドと、
    上記アームの他方端にピンを介して連結され下向きに延設される第二ロッドと、
    上記第一ロッドの先端部に連結金具を介して接続された上側ピンと、
    上記第二ロッドの先端部に連結金具を介して接続された下側ピンと、
    上記第一ロッド及び第二ロッドを伸長方向に付勢することにより、上記上側ピンと上記下側ピンをそれぞれ対応するピン受けに係合させるロッド伸長手段と、
    ロック解除操作用の操作手段と、
    この操作手段によってロック解除操作が行われた場合に、上記ロッド伸長手段の付勢力に抗して上記第一ロッドおよび上記第二ロッドを縮小させ上記上側ピンと上記下側ピンをそれぞれ対応する上記ピン受けから離脱させるロッド縮小手段とを備えてなることを特徴とする非常脱出ドアの錠装置。
  2. 上記第一ロッドと上記第二ロッドにそれぞれ上記ピンが固定されており、上記アームの一方端および他方端にそれぞれアーム長手方向に長孔が形成され、この長孔に上記ピンが係合されている請求項1記載の非常脱出ドアの錠装置。
  3. 上記第一ロッドと上記第二ロッドを平行な状態で伸縮させるガイドブロックが備えられている請求項1または2記載の非常脱出ドアの錠装置。
  4. 上記ロッド縮小手段は、上記操作手段が押し上げ操作されることによって上記両ロッドを縮小させるように構成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の非常脱出ドアの錠装置。
  5. 上記ロッド縮小手段として、上記ドアパネル内に突設された水平軸を支点として揺動するクランクを有し、このクランクの先端部にクランク長手方向に長孔が形成され、この長孔に上記第一ロッドまたは上記第二ロッドに固定されたピンが係合されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の非常脱出ドアの錠装置。
  6. 上記水平軸にハンドルが取り付けられ、このハンドルを押し上げることによって上記クランクが上記水平軸を支点として上向きに回転し、上記ピンを介して上記第二ロッドが上昇するように構成されている請求項5記載の非常脱出ドアの錠装置。
  7. 上記ガイドブロックと、上記クランクと、上記アームが上記ドアパネルの縦框内に直列に配設されている請求項5または6記載の非常脱出ドアの錠装置。
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