JP4734078B2 - 手動解錠装置及びプラットホームスクリーンドア装置 - Google Patents

手動解錠装置及びプラットホームスクリーンドア装置 Download PDF

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    • E06B11/02Gates; Doors

Description

本発明は、プラットホームスクリーンドア装置の非常用ドアパネルのロックを解除する手動解錠装置及びプラットホームスクリーンドア装置に関するものである。
従来、プラットホームスクリーンドア装置に設けられた非常用ドアパネルとして、例えば下記特許文献1に開示されているように、グレモン錠からなるロック機構が設けられたものが知られている。この特許文献1に開示されたロック機構では、図11に示すように、非常用ドアパネル100から上側及び下側に突き出た上下一対のロッド101,102がドアフレーム103,104に係合することでドアパネル100をロックするようになっている。そして、上側のロッド101には圧縮ばね105が嵌められていて、この圧縮ばね105の弾発力によってロッド101,102を突き出た状態に付勢している。これにより、平常時はロック状態に保持されている。
このロック機構の手動解錠装置は、非常用ドアパネル100における軌道側から操作可能に配設されたパニックレバーと呼ばれる操作レバー106と、この操作レバー106と上下一対の各ロッド101,102との間に介装された図略のラックアンドピニオン機構とを備えている。このラックアンドピニオン機構は、一対のラックを有するものであり、操作レバー106を支軸107回りに回動させることにより、各ラックが上下逆に動くようになっている。操作レバー106はドアパネル100の幅方向のほぼ全体に亘る大きさのものであり、この操作レバー106を押圧して支軸107回りに回動させることによって上側のロッド101を下方に移動させるとともに下側のロッド102を上方に移動させ、非常用ドアパネル100のロックを解錠する。
特開2001−233201号公報
ところで、前記特許文献1には記載されていないが、手動解錠装置として、ホーム側から駅員が解錠操作するための鍵部を設けることがある。この場合、例えば鍵部を前記ラックアンドピニオン機構と直結し、鍵部を回動操作することによって、ラックアンドピニオン機構のピニオンを回動させ、それによってラックを上下方向に移動させるようにすることでロックを解錠できるようになる。
しかしながらこの場合には、鍵部の回動操作の操作性を良くすることができないという問題が生ずる。すなわち、操作レバー106の操作においては、操作レバー106を押圧することにより、支軸107回りに回動させてロック解除をすることができる。このためラックアンドピニオン機構に鍵部が連結されたとしても操作レバー106による操作性を悪化させることはない。これに対し、鍵部での回動操作においては、ラックアンドピニオン機構に連結される操作レバー106が鍵部の回動操作に連動することとなるため、人の手で直接鍵部を回動する回動操作において操作レバーを動かすだけの力が必要となり、鍵部の回動操作の操作性が悪いものとなってしまう。
そこで、本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、操作レバーによるロック解除操作の操作性を維持しつつ、鍵部によるロック解除操作の操作性を向上することにある。
前記の目的を達成するため、本発明は、プラットホームスクリーンドア装置に設けられる非常用ドアパネルをロックするロック位置とロックを解除する解錠位置との間を移動可能なロック部材を備え、非常用ドアパネルの一面側から操作レバーでのロック解除操作が可能で、かつ非常用ドアパネルの他面側から鍵部でのロック解除操作が可能な手動解錠装置を前提として、前記ロック部材と前記鍵部とを連結するように設けられ、前記ロック位置と解錠位置とを結ぶ方向に移動可能な連結部と、前記操作レバーに連動するレバー連動部とを備え、前記連結部は、前記ロック位置と解錠位置とを結ぶ方向に前記レバー連動部と接離可能で且つ前記ロック位置から解錠位置に向かう方向に前記レバー連動部に当接可能に構成された受け部を有し、前記受け部は、前記操作レバーのロック解除操作に応じて前記レバー連動部が当接してロック位置から解錠位置に向かう方向に移動前記受け部は、前記レバー連動部から離れた状態で、前記鍵部のロック解除操作に応じてロック位置から解錠位置に向かう方向に移動する構成とされている。
本発明では、操作レバーによるロック解除操作において、レバー連動部が連結部の受け部に当接することにより連結部がロック位置から解錠位置に向かう方向に移動する。これに伴い、連結部に連結されたロック部材がロック位置から解錠位置に移動し、非常用ドアパネルのロックが解除される。一方、鍵部によるロック解除操作においては、連結部は、受け部がレバー連動部から離れた状態で、ロック位置から解錠位置に向かう方向に移動する。このため、連結部は、レバー連動部を動かすことなくロック部材をロック位置から解錠位置に動かす。したがって、鍵部によるロック解除操作時において、連結部はレバー連動部を動かさずにロック部材をロック位置から解錠位置に動かすので、鍵部の操作時において、操作レバーを動かすのに要する力を入れる必要がなくなり、鍵の回動操作を楽に行うことができ、鍵部でのロック解除操作の操作性を向上することができる。
ここで、前記非常用ドアパネルが開く方向への前記操作レバーの動作により、前記レバー連動部が前記連結部の受け部と当接して、前記ロック部材をロック位置から解錠位置へ移動させる設定とされているのが好ましい。こうすれば、操作レバーを非常用ドアパネルが開く方向に押すだけで、ロックが解除されるので、非常用ドアパネルの解錠操作を簡便にでき、非常扉としての機能を有効に発揮させることができる。
そして、解錠位置にある前記ロック部材をロック位置に向かう方向に付勢する付勢手段と、前記非常用ドアパネルの開閉動作に連動して、前記ロック部材のロック位置と解錠位置との間を遮断するシャッター手段とが設けられているのが好ましい。この構成では、非常用ドアパネルが開放されているときには、シャッター手段によりロック部材が解錠位置からロック位置へ戻るのを防止することができる。しかも解錠位置にあるロック部材をロック位置に向かう方向に付勢するので、シャッター手段による遮断が解除されるのに応じてロック部材をロック位置に自動的に戻すことができる。したがって、ロックが解除された後、再び非常用ドアパネルが閉鎖されたときでも、ロック解除状態に維持されるのを防止することができる。
また、前記ロック部材は、前記連結部に連結されるとともにねじ部を有する基部と、この基部のねじ部に螺合するねじ部を有するロック部とを備え、前記ロック部の回り止め手段が設けられているのが好ましい。この構成では、基部に対してロック部を回すことで、基部に対するロック部の相対的な位置を変化させることができる。この結果、ロック部を回すことによってロック部材の突出量を簡単に調整することができる。このため、例えば非常用ドアパネルの開閉を検知するための近接スイッチとの間隔を微調整する作業を容易化することが可能となる。
また、本発明は、ドアパネルが軌道に沿う方向に移動するようにプラットホーム上に設置されるプラットホームスクリーンドア装置を前提として、前記ドアパネルの閉じ位置以外の位置に配置される非常用ドアパネルと、前記手動解錠装置とを備えている。
以上説明したように、本発明によれば、操作レバーによるロック解除操作の操作性を維持しつつ、鍵部によるロック解除操作の操作性を向上することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は本発明の実施形態に係るプラットホームスクリーンドア装置(以下、単にスクリーンドア装置と称する)を示したものである。同図に示すように、スクリーンドア装置は、スクリーンパネル11と、ドアパネル12,12と、非常用ドアパネル13(ED)とからなるプラットホームスクリーンドア(以下、単にスクリーンドアを称する)14を備えている。ドアパネル12,12は、本実施形態では両引き式に構成された一対のものとなっており、スクリーンパネル11は、図1における右側ドアパネル12の右側に配置され、非常用ドアパネル13は、図1における左側ドアパネル12の左側に配置されている。図1はドアパネル12,12が閉じ位置にある状態を示している。そして、図2に示すように、このスクリーンドア14と、非常用ドアパネル13の代わりにスクリーンパネル11が配設されたスクリーンドア15とを多数連ねて駅のプラットホーム(図示省略)の縁部に沿って据え付けられることで、プラットホーム上が軌道側とその内側のホーム側とに仕切られることになる。乗客はこのホーム側で電車が来るのを待つこととなり、電車が到着してドアパネル12,12が開放されたときのみ軌道側へ出られる。
図1はスクリーンドア14をホーム側から見たものであり、同図に示すようにスクリーンドア装置は、天井構造物の梁に固定された筒状のヘッダボックス17を備えている。このヘッダボックス17は、スクリーンドア14及びドアパネル12,12,13の上側に配設されるものであり、プラットホームの縁部に沿って延びる形状に構成されている。
ヘッダボックス17内には、筒軸方向に延びる走行レール20が配設されており、この走行レール20と平行してその上方には、駆動スプロケット21aと従動スプロケット21bとに張架され両スプロケット21a,21b間を周回するタイミングベルト21cが配置されている。駆動スプロケット21aはドアエンジン21dによって駆動されるようになっている。
タイミングベルト21cには、連結金具12c,12cを介してそれぞれドアハンガ12a,12aが結合されている。これらドアハンガ12a,12aは、それぞれドアパネル12,12の上框に設けられている。この各ドアハンガ12a,12aには、一対の戸車12b,12bが軸支されていて、この戸車12b,12bが走行レール20上を転動することによってドアパネル12,12が走行レール20に沿って移動するようになっている。
このドアパネル12,12の移動は、ドアエンジン21dによってタイミングベルト21cを走行させることによって行われる。ドアエンジン21dの駆動動作は、ヘッダボックス17内に収容されたコントローラ22によって制御される。そして、プラットホームに車両が到着したときにその車両の側扉の開閉に対応してドアエンジン21dを駆動してドアパネル12,12を開閉するようになっている。
図3(a)(b)に非常用ドアパネル13を拡大して示している。図3(b)は非常用ドアパネル13をホーム側から見たものである。非常用ドアパネル13は、開き戸式のものであり(図4参照)、手先側(図3(b)の右側)の縦框30、軸元側(図3(b)の左側)の縦框32を上框33、中框34及び下框35で結合した枠体を備え、この枠体には、中框34を挟んで上下にガラスパネル37a,37bが嵌め込まれている。上框33には、非常用ドアパネル13を閉じ方向に付勢するドアクローザー38が設けられている。
非常用ドアパネル13の手先側の縦框30には、図5(a)〜(c)及び図6(a)〜(c)に示すように、非常用ドアパネル13から上下に進出可能なロック部材41,42が設けられている。なお、図5(a)は軌道側から手先側の縦框30を見たものであり、図5(b)(c)は軸元側から手先側の縦框30を見たものである。また、図6(a)(c)はホーム側から縦框30を見たものであり、図6(b)は軸元側から縦框30を見たものである。また、図6(a)を拡大したものを図7(a)に示し、図6(b)を拡大したものを図7(b)に示している。
ロック部材は、上側ロック部材41と下側ロック部材42とからなり、各ロック部材41,42は、非常用ドアパネル13をロックするロック位置と、ロックを解除する解錠位置との間を移動可能に構成されている。すなわち、上側ロック部材41は、ロック位置において非常用ドアパネル13の手先側の縦框30の上端面から上方に突出する一方、解錠位置において縦框30の内側に引き込まれるようになっている。一方、下側ロック部材42は、ロック位置において非常用ドアパネル13の縦框30の下端面から下方に突出する一方、解錠位置において縦框30の内側に引き込まれるようになっている。
非常用ドアパネル13には、非常用ドアパネル13のロックを手動で解除するための手動解錠装置45が設けられている。この手動解錠装置45は、軌道側からもホーム側からもロック解除操作が可能に構成されるものであり、軌道側からは操作レバー46での操作により、またホーム側からは鍵部47での操作により、それぞれロック解除操作が可能となっている。
前記操作レバー46は、中框34における軌道側面に配置されており、両縦框30,32間の間隔にほぼ等しい長さを有して水平方向に延びるように配置されている。操作レバー46は、支軸部46aと、腕部46bと、レバー本体46cとを備えている。支軸部46aは、両縦框30,32にそれぞれ配設されており、各支軸部46aは、中框34と平行な方向に延びる軸回りに回動可能に構成されている。腕部46bは、各支軸部46aに対応して設けられるものであり、各支軸部46aからそれぞれ半径方向に延びるように構成されている。レバー本体46cは、中框34と平行な方向に延びる姿勢に配設されており、両腕部46bの先端部同士を連結している。
支軸部46aは、手先側の縦框30の側壁に締結固定された基板49に設けられているレバー軸受部50に回動可能に嵌め込まれている。これにより、操作レバー46は、支軸部46aを中心として中框34と平行な方向に延びる軸回りに回動可能となっている。操作レバー46は、両ロック部材41,42がロック位置にあるときに、レバー軸受部50から斜め下方に腕部46bが伸び、レバー本体46cが支軸部46aよりも斜め下方に位置した姿勢となる設定となっている。
一方、前記鍵部47は、手先側の縦框30におけるホーム側面に設けられた鍵穴内に配置されている。鍵部47は、前記鍵穴を通して差し込まれる鍵に応じた形状のものであり、前記基板49からホーム側に向かって突出する先端部が角柱状に形成されるものである。鍵部47は、前記基板49と、この基板49と平行に配設されて基板49に固定された固定板51との間に設けられた鍵軸受部52に回動可能に嵌め込まれている。そして、鍵軸受部52は、中框34と垂直な方向(非常用ドアパネル13の厚み方向)に延びる軸回りに回動可能となっていて、鍵穴を通して差し込まれた図外の鍵を鍵部47に嵌めて回動操作することが可能となっている。なお、鍵は、例えば駅員等が所有するものであり、ホーム側からの操作は駅員等だけが行えるものとなっている。
手動解錠装置45は、連結部55とレバー連動部56とを備えている。連結部55は、鍵回動板57と鍵側ロッド58,59と連結具61,62とを備えている。鍵側ロッド58,59及び連結具61,62は、鍵回動板57の上下にそれぞれ配設されている。鍵回動板57は、水平軸回りに前記鍵部47と一体的に回動するように鍵部47に固定されている。鍵回動板57には、回動軸に対して対称となる位置に鍵側ロッド58,59の基端部がそれぞれ結合されている。これにより、鍵回動板57の回動に伴い、上側の鍵側ロッド58と下側の鍵側ロッド59は、それぞれ上下逆向きに移動するようになっている。
鍵回動板57は、上側の鍵側ロッド58の結合部が上位置となり、かつ下側の鍵側ロッド59の結合部が下位置となるロック姿勢と、上側の鍵側ロッド58の結合部が下位置となり、かつ下側の鍵側ロッド59の結合部が上位置となる解錠姿勢とをとり得る。そして、鍵側ロッド58,59の結合位置は、鍵回動板57がロック姿勢と解錠姿勢との間で回動するのに伴って鍵側ロッド58,59が上下方向に移動するときのストローク量が、ロック部材41,42がロック位置と解錠位置との間を移動するストローク量に一致するように設定されている。
上側の鍵側ロッド58と下側の鍵側ロッド59とは、それぞれ同じ形状のものであり、これらが上下逆向きに配設されている。そして、上側の鍵側ロッド58が鍵回動板57から上方に向かって延びる一方、下側の鍵側ロッド59が、鍵回動板57から下方に向かって延びるように配設されている。
上側の連結具61と下側の連結具62は、それぞれ同じ形状のものであるが、これらは互いに上下逆向きに配設されている。上側の連結具61は、金属板を断面コ字状に折り曲げた構成のものであり、上端部61a及び下端部61bが水平方向に延びる平板状に構成され、その中間部61cが垂直方向に延びる平板状に構成されている。そして、上側の連結具61の下端部61bが、上側の鍵側ロッド58の先端部(上端部)に固定され、下側の連結具62の上端部が、下側の鍵側ロッド59の先端部(下端部)に固定されている。
一方、前記レバー連動部56は、レバー回動板65と、レバー側ロッド66とを備えている。レバー回動板65は、前記支軸部46aと一体的に回動するように支軸部46aに固定されている。このレバー回動板65は、支軸部46aから径方向の外側に向かって延びる形状に構成され、その外端部近傍に貫通孔65aが形成されている。
レバー側ロッド66は、上下方向に延びるロッド本体66aと、このロッド本体66aの下端部から水平方向に突出するピン部66bとを備え、L字状に構成されている。このピン部66bは、レバー回動板65の貫通孔65aに挿通されている。そして、レバー側ロッド66は、レバー回動板65の回動に伴って上下方向に移動するようになっている。
前記固定板51には、台座部68と規制部69とが設けられている。台座部68は、固定板51に締結固定されており、この台座部68には、図略の挿通孔にレバー側ロッド66のロッド本体66aが挿通されている。そして、ロッド本体66aには、台座部68よりも上方の部位に鍔部66cが設けられていて、この鍔部66cと台座部68との間にコイルばね70が配設されている。レバー側ロッド66は、コイルばね70によって上方に付勢されている。
規制部69は、台座部68よりも下方の位置で固定板51に締結固定されている。規制部69には、上下に延びる長孔69aが設けられていて、この長孔69aにレバー側ロッド66のピン部66bが挿通されている。長孔69aは、レバー側ロッド66のストローク量を規制するためのものである。レバー側ロッド66は、コイルばね70によって上方に付勢されているので、操作レバー46の押圧操作がされなければ、ピン部66bが長孔69aの上端に当接している。
前記レバー側ロッド66のロッド本体66aは、上側の連結具61の下端部61bに形成された貫通孔61dに挿通されている。そして、この貫通孔61dよりも上方に突出したロッド本体66aの先端部には、貫通孔61dよりも大径の当接部材66dが嵌められている。そして、レバー側ロッド66が下方に移動するときには、当接部材66dが上側の連結具61の下端部61bに当接し、その状態でレバー側ロッド66と上側の連結具61とが一体となって降下する。一方、上側の鍵側ロッド58が下方に移動して、上側の連結具61が下方に移動するときには、連結具61の下端部61bが当接部材66dから離れる方向に移動することになるので、レバー側ロッド66が一緒に移動することはなく、鍵側ロッド58が単独で移動することになる。すなわち、本実施形態1では、上側の連結具61の下端部61bが、ロック位置と解錠位置とを結ぶ方向にレバー連動部56と接離可能に構成された受け部を構成している。
上側の連結具61には、前記上側ロック部材41が結合され、下側の連結具62には、前記下側ロック部材42が結合されている。上側ロック部材41は、図8(a)(b)にも拡大して示すように、連結具61に固定された基部41aと、この基部41aに対して相対変位可能に設けられるロック部41bとを備えている。基部41aには、雄ねじ部が設けられる一方、ロック部41bの基端部にこの雄ねじ部に螺合する雌ねじ部が設けられ、これによりロック部41bが基部41aに対して上下方向に相対変位可能となっている。そして、このねじ込み量を適宜調整することにより、縦框30上端部からのロック部材41の突出量を調整することができ、ヘッダボックス17等に固定された近接スイッチ72(図8(a)参照)との間隔を調整できるようになっている。なお、下側ロック部材42についても上側ロック部材41と同様の構成となっている。
手先側の縦框30における上端部には、図8(a)〜(d)に示すように、カバー板75と、このカバー板75に締結されて縦框30内に収納されたガイド部材76とが設けられている。カバー板75には、上側ロック部材41のロック部41bを挿通させる開口部75aが形成されている。
ガイド部材76の上面には、平面視で略矩形状の矩形凹部76aと、この矩形凹部76aよりも深く形成された収容凹部76bとが設けられている。矩形凹部76aは、ガイド部材76の上面における少なくとも中央部を含む領域に設けられるとともに、軌道側の端面にまで延びている。縦框30の軌道側の側壁には矩形凹部76aに対応して開口が設けられている。前記収容凹部76bは、矩形凹部76aの底面の中央部を凹陥したものであり、その一部が矩形凹部76aからホーム側へ延出されている。
ガイド部材76には、上側ロック部材41のロック部41bを挿通させるガイド孔76cが形成されている。このガイド孔76cの上端部は、収容凹部76bの底面に開口しており、収容凹部76b及び矩形凹部76aをロック部41bが貫通している。このロック部41bの側面には、互いに平行に形成された一対の平面部41cが設けられている。そして、収容凹部76bには、ロック部41bの回り止め手段としての回り止め部材78が配設されている。回り止め部材78は、平面視で略U字状に形成されていて、ロック部41bを挟み込んで平面部41cと係合することによってロック部41bが軸回りに回るのを規制する。
ガイド部材76には、非常用ドアパネル13の開閉動作に連動して、上側ロック部材41のロック位置と解錠位置との間を遮断するシャッター手段が設けられている。このシャッター手段には、シャッター部材81と、コイルばね82とが含まれる。
シャッター部材81は、ロック部41bが挿通可能な挿通孔(図示省略)が形成された矩形平板状のシャッター部81aと、このシャッター部81aの端部に設けられた押圧部81bとを有する。シャッター部81aは、収容凹部76bにまたがるように矩形凹部76aに載置されており、押圧部81bは、シャッター部81aの端部から下方に延出されている。シャッター部81aは、軌道側端面が縦框30の軌道側端面よりも突出可能な状態に配設されるとともに、押圧部81bと収容凹部76bの壁面との間に配設されたコイルばね82を圧縮させることで、軌道側端面が縦框30の軌道側端面とほぼ面一の状態になるようにシャッター部81aを押し込み可能になっている。この状態で、シャッター部81aの挿通孔とカバー板75の開口部75aとが重なり合い、ロック部41bを挿通可能となっている。言い換えると、コイルばね82が復元した状態では、シャッター部81aの挿通孔とカバー板75の開口部75aとが位置ずれして、ロック部41bが挿通不可能な状態となる。つまり、上側ロック部材41が解錠位置まで降下すると、圧縮されたコイルばね82が伸長してシャッター部材81がカバー板75の開口部75aの少なくとも一部を閉じるので、軌道側からシャッター部材81を押し込まない限り、上側ロック部材41は、解錠位置からロック位置へ復帰できない。
ガイド部材76の下端部には、ロック部41bに嵌められたコイルばね84を保持ためのブラケット85が設けられている。このブラケット85は、ガイド部材76の下面から所定の間隔をおいたところに配置される水平板部85aを有しており、この水平板部85aにはロック部41bを挿通させる挿通孔(図示省略)が形成されている。この水平板部85aと、水平板部85aよりも上方でロック部41bに設けられた鍔部41dとの間にコイルばね84が配設されている。このコイルばね84は、上側ロック部材41が降下して解錠位置にあるときに、上側ロック部材41をロック位置に向かって付勢する付勢手段を構成している。
次に、本実施形態に係るスクリーンドア装置の動作及び非常時等における手動解錠操作について説明する。
通常時において、ドアパネル12,12は閉鎖されている(図1及び図2参照)。このとき、非常用ドアパネル13は閉鎖位置にあり、上下のロック部材41,42が非常用ドアパネル13からそれぞれ上方又は下方に突出したロック位置にある。このため、非常用ドアパネル13は開放することができない。
そして、プラットホームに車両が到着すると、車両の側扉が開放されるのに合わせて、コントローラ22はドアエンジン21dに制御信号を出力する。これにより、駆動スプロケット21aが回転してタイミングベルト21cが走行し、ドアパネル12,12が開放される。そして、車両の側扉が閉鎖されるのに合わせ、コントローラ22からの制御信号がドアエンジン21dへ入力されると、駆動スプロケット21aが今度は逆向きに回転し、タイミングベルト21cが走行してドアパネル12,12が閉じられる。
次に、車両の停止位置が大きくずれてしまった場合等のような非常時における手動解錠操作について説明する。通常、ロック部材41,42がロック位置にあり、非常用ドアパネル13はロックされている。具体的には、図6(a)に示すように、鍵回動板57が、上側の鍵側ロッド58の結合部が上位置で、かつ下側の鍵側ロッド59の結合部が下位置となるロック姿勢に保持されることにより、上側の連結具61が上位置に位置付けられて、上側ロック部材41が非常用ドアパネル13から上方に突出したロック位置に位置付けられるとともに、下側の連結部55が下位置に位置付けられて、下側ロック部材42が非常用ドアパネル13から下方に突出したロック位置に位置付けられている。そして、レバー側ロッド66がコイルばね70の弾発力を受けて、ピン部66bが規制部69の長孔69aの上端に当接した状態となっている。このとき、上側の連結具61の下端部61bがレバー側ロッド66の当接部材66dに当接した状態となっていてもよく、あるいは当接部材66dが、連結具61の下端部61bからわずかに上方に離間した状態となっていてもよい。
そして、非常時において軌道側の乗客等がホーム側へ脱出できるようにするために、非常用ドアパネル13のロックを手動で解除することになる。このドアパネル13の解錠には、ホーム側からの操作と軌道側からの操作が可能である。
まずホーム側からの解錠操作について説明すると、この操作では駅員等が所有している所定の鍵を使用する。ホーム側にいる駅員等がこの鍵を非常用ドアパネル13の手先位置にある鍵穴に差し込んで回動操作すると、それに伴って鍵部47が回動する。この回動操作前には、図6(a)に示すように鍵回動板57がロック姿勢となっているが、鍵部47の回動により鍵回動板57が回動し、図6(b)(c)に示すように、解錠姿勢となる。これに伴い、上側の鍵側ロッド58及び上側の連結具61が降下するとともに、下側の鍵側ロッド59及び下側の連結具62が上昇する。そして、上側ロック部材41及び下側ロック部材42がいずれもロック位置から解錠位置へと移動し、非常用ドアパネル13のロックが解除される。
上側の連結具61が降下する際には、この連結具61の下端部61bがレバー側ロッド66の当接部材66dから離れる方向に移動するので、操作レバー46との連結が遮断される。このため、レバー側ロッド66が移動することはなく、操作レバー46が連動して動くこともない。したがって、鍵の回動操作において、操作レバー46を動かせるだけの力を入れる必要がなく、鍵による解錠操作を楽に行うことができる。
上側ロック部材41が、縦框30の上端面よりも下方に引き込まれた解錠位置へ移動すると、非常用ドアパネル13を開放操作が可能となる。そして、非常用ドアパネル13が開放されると、縦框30上端部のシャッター部材81がコイルばね82の弾発力を受けて軌道側に移動して、縦框30から側方に突出する。これにより、シャッター部81aの挿通孔がカバー板75の開口部75aから位置ずれして開口部75aの少なくとも一部を閉じる。このため、非常用ドアパネル13が開放されているときには、ロック部材41,42は解錠位置に保持される。このとき、上側ロック部材41は、コイルばね84によって上向きの力を受けている。
その後、非常用ドアパネル13が閉鎖されると、シャッター部材81がヘッダボックス17のブラケット金具(図示せず)と当接する。これにより、シャッター部材81は、非常用ドアパネル13の縦框30内に押し込められ、シャッター部81aの挿通孔とカバー板75の開口部75aとが重なり合って、上側ロック部材41のロック部41bがこれら挿通孔及び開口部75aを通して上方に突出する。これにより、非常用ドアパネル13は再びロックされる。
一方、軌道側からの解錠操作では、軌道側にいる乗客等が非常用ドアパネル13の操作レバー46を回動操作することにより行われる。通常時には、操作レバー46は、図5(a)(b)に示すように、腕部46bが支軸部46aから斜め下方に延びる姿勢となっている。この状態でレバー回動板65は水平配置となっている。そして、操作レバー46のレバー本体46cを軌道側からホーム側に向かう方向(図5(b)における右向き)に押圧操作すると、操作レバー46は、支軸部46aを中心として回動する。これに伴い、レバー回動板65は、水平位置から外端部(先端部)が降下するように回動し、これにより、ピン部66bが貫通孔65aに挿通されているレバー側ロッド66が降下する。これにより、レバー側ロッド66は、その当接部材66dが上側の連結具61の下端部61bと当接した状態で降下するので、連結具61が押し下げられ、ロック部材41はロック位置から解錠位置まで引き込まれる。なお、このとき、上側の連結具61と一緒に上側の鍵側ロッド58も降下するので、鍵回動板57がそれに連動して回動することとなる。その後のシャッター部材81の動作は、ホーム側から操作したときと同様である。
以上説明したように、本実施形態によれば、操作レバー46によるロック解除操作において、レバー側ロッド66が上側の連結具61の下端部61bに当接することにより連結具61がロック位置から解錠位置に向かう方向に移動する。これに伴い、連結具61に連結されたロック部材41がロック位置から解錠位置に移動し、非常用ドアパネル13のロックが解除される。一方、鍵部47によるロック解除操作時において、連結具61はレバー側ロッド66を動かすことなくロック部材41をロック位置から解錠位置に動かす。このため操作レバー46が連動して動くこともない。したがって、鍵部47によるロック解除操作において、操作レバー46を動かすのに要する力を入れる必要がなくなり、鍵の回動操作を楽に行うことができる。したがって、操作レバー46によるロック解除操作の操作性を維持しつつ、鍵部47によるロック解除操作の操作性を向上することができる。
また、本実施形態1では、操作レバー46を非常用ドアパネル13が開く方向に押すだけで、ロックが解除されるので、非常用ドアパネル13の解錠操作を簡便にでき、非常扉としての機能を有効に発揮させることができる。
また、本実施形態1では、非常用ドアパネル13が開放されているときには、シャッター部材81により上側ロック部材41が解錠位置からロック位置へ戻るのを防止できるので、非常用ドアパネル13の開放時にロック部材41,42が損傷するのを防止することができる。しかも、解錠位置にある上側ロック部材41をコイルばね84によってロック位置に向かう方向に付勢するので、シャッター部材81による遮断が解除されるのに応じて上側ロック部材41をロック位置に自動的に戻すことができる。したがって、ロックが解除された後、再び非常用ドアパネル13が閉鎖されたときでも、ロック解除状態に維持されるのを防止することができる。
また、本実施形態1では、上側ロック部材41を基部41aとロック部41bとによって構成し、これらがねじで螺合される構成としているので、ロック部41bを回すことによってロック部材41の突出量を調整することができる。このため、ロック部41bの配設位置を微調整する場合に、手動解錠装置45を縦框30から取り出してばらし、再度組み付けるというような煩わしい作業をしなくても、簡単にロック部41bの微調整をすることができる。このため、非常用ドアパネル13の開閉を検知するための近接スイッチ72との間隔を微調整する作業を容易化することができる。また、下側ロック部材42についても同様となっており、下側ロック部材42の微調整も容易に行うことができる。
(実施形態2)
図9(a)〜(c)および図10(a)〜(c)は本発明の実施形態2を示す。尚、ここでは、実施形態1と同じ構成要素には同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
前記実施形態1では、レバー連動部56がレバー回動板65とレバー側ロッド66とを備え、連結部55とレバー側ロッド66が接離する構成としが、本実施形態2では、レバー側ロッド66が設けられておらず、連結部55とレバー回動板65が接離する構成としている。以下具体的に説明する。
前記連結部55は、鍵回動板57と鍵側ロッド58,59と連結具61,62とを備えている。鍵回動板57、下側の鍵側ロッド59及び連結具61,62の構成は、実施形態1と同様である。
上側の鍵側ロッド58は、実施形態1と異なり、鍵回動板57と上側の連結具61とを連結する主ロッド90と、この主ロッド90から分岐する副ロッド91とを備えている。主ロッド90は、その上端部が上側の連結具61の下端部61bに結合され、下端部が鍵回動板57に結合されている。副ロッド91は、主ロッド90の中間部分から側方に延出される横部91aと、この横部91aの先端から下方に延びる縦部91bと、この縦部91bの下端から側方に延びるピン部91cとを有している。
前記レバー回動板65は、支軸部46aから径方向の外側に向かって延びる形状に構成され、操作レバー46が操作されない通常位置にあるときに、水平方向に向かって延びる姿勢で配設されている。レバー回動板65の外端部近傍には、切欠き部65bが形成されている。この切欠き部65bは、レバー回動板65が水平姿勢にあるときにレバー回動板65の下端部から上方に向かって凹設されている。そして、切欠き部65b内に副ロッド91のピン部91cが挿通されている。
本実施形態2では、操作レバー46によるロック解除操作において、操作レバー46が押されて図9(b)(c)における右方向に回動すると、レバー回動板65が下向きに回動する。これにより、レバー回動板65が副ロッド91のピン部91cを押圧して上側の鍵側ロッド58を押し下げ、ロック部材41をロック位置から解錠位置に後退させることができる。一方、鍵部47でのロック解除操作では、鍵部47の回動操作によって上側の鍵側ロッド58が降下してロック部材をロック位置から解錠位置に後退させることができる。これにより、副ロッド91のピン部91cが降下するが、このときレバー回動板65の切欠き部65bから抜け出て下方に離間するので、レバー回動板65が回動することはない。すなわち、本実施形態2では、ピン部91cが、ロック位置と解錠位置とを結ぶ方向にレバー連動部56と接離可能に構成された受け部を構成している。
したがって、本実施形態2においても、鍵部47によるロック解除操作において、操作レバー46を動かすのに要する力を入れる必要がなくなり、鍵の回動操作を楽に行うことができる。したがって、操作レバー46によるロック解除操作の操作性を維持しつつ、鍵部47によるロック解除操作の操作性を向上することができる。
なお、本実施形態2では、上側の鍵側ロッド58が主ロッド90から分岐した副ロッド91を備える構成としたが、これに代え、上側の鍵側ロッド58を実施形態1と同様に構成するとともに、上側の連結具61に下方に延びるロッド部材を結合し、その下端部にピン部を設けて、そのピン部がレバー回動板65の切欠き部65bに挿通される構成としてもよい。
また、その他の構成、作用及び効果は、その説明を省略するが、前記実施形態1と同様である。
本発明の実施形態1に係るスクリーンドア装置の全体構成を示す正面図である。 スクリーンドア装置のスクリーンドアを多数連ねて設置した状態を示す正面図である。 前記スクリーンドア装置に設けられた非常用ドアパネルを示しており、(a)は(b)のIII−III線における断面図であり、(b)は正面図である。 前記スクリーンドア装置のスクリーンパネル、ドアパネル及び非常用ドアパネルの配置関係を示す上面図である。 前記非常用ドアパネルの手先側の縦框内に設けられた手動解錠装置を示しており、(a)は操作レバーによる操作前の状態を軌道側から見た図であり、(b)は操作レバーによる操作前の状態を軸元側から見た図であり、(c)は操作レバーによる操作後の状態を軸元側から見た図である。 前記非常用ドアパネルの手先側の縦框内に設けられた手動解錠装置を示しており、(a)は鍵部での操作前の状態をホーム側から見た図であり、(b)は鍵部での操作後の状態を軸元側から見た図であり、(c)は鍵部での操作後の状態をホーム側から見た図である。 (a)は図6(a)の主要部を拡大した図であり、(b)は図6(b)の主要部を拡大した図である。 前記手先側の縦框の上端部付近を拡大して示す図であり、(a)はホーム側から見た図であり、(b)は手先側から見た図であり、(c)はガイド部材の上面図であり、(d)は手先側の縦框の上面図である。 本発明の実施形態2に係るスクリーンドア装置に設けられた非常用ドア装置の手動解錠装置を示しており、(a)は操作レバーによる操作前の状態を軌道側から見た図であり、(b)は操作レバーによる操作前の状態を軸元側から見た図であり、(c)は操作レバーによる操作後の状態を軸元側から見た図である。 本発明の実施形態2に係るスクリーンドア装置に設けられた非常用ドア装置の手動解錠装置を示しており、(a)は鍵部での操作前の状態をホーム側から見た図であり、(b)は鍵部での操作後の状態を軸元側から見た図であり、(c)は鍵部での操作後の状態をホーム側から見た図である。 従来の手動解錠装置を示す図である。
符号の説明
12 ドアパネル
13 非常用ドアパネル
41 上側ロック部材
41a 基部
41b ロック部
42 下側ロック部材
46 操作レバー
47 鍵部
45 手動解錠装置
55 連結部
56 レバー連動部
61 連結具
61b 下端部(受け部の一例)
78 回り止め部材(回り止め手段の一例)
84 コイルばね(付勢手段の一例)
91c ピン部(受け部の一例)

Claims (5)

  1. プラットホームスクリーンドア装置に設けられる非常用ドアパネルをロックするロック位置とロックを解除する解錠位置との間を移動可能なロック部材を備え、非常用ドアパネルの一面側から操作レバーでのロック解除操作が可能で、かつ非常用ドアパネルの他面側から鍵部でのロック解除操作が可能な手動解錠装置であって、
    前記ロック部材と前記鍵部とを連結するように設けられ、前記ロック位置と解錠位置とを結ぶ方向に移動可能な連結部と、
    前記操作レバーに連動するレバー連動部とを備え、
    前記連結部は、前記ロック位置と解錠位置とを結ぶ方向に前記レバー連動部と接離可能で且つ前記ロック位置から解錠位置に向かう方向に前記レバー連動部に当接可能に構成された受け部を有し、
    前記受け部は、前記操作レバーのロック解除操作に応じて前記レバー連動部が当接してロック位置から解錠位置に向かう方向に移動
    前記受け部は、前記レバー連動部から離れた状態で、前記鍵部のロック解除操作に応じてロック位置から解錠位置に向かう方向に移動することを特徴とする手動解錠装置。
  2. 前記非常用ドアパネルが開く方向への前記操作レバーの動作により、前記レバー連動部が前記連結部の受け部と当接して、前記ロック部材をロック位置から解錠位置へ移動させる設定とされていることを特徴とする請求項1に記載の手動解錠装置。
  3. 解錠位置にある前記ロック部材をロック位置に向かう方向に付勢する付勢手段と、
    前記非常用ドアパネルの開閉動作に連動して、前記ロック部材のロック位置と解錠位置との間を遮断するシャッター手段とが設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の手動解錠装置。
  4. 前記ロック部材は、前記連結部に連結されるとともにねじ部を有する基部と、この基部のねじ部に螺合するねじ部を有するロック部とを備え、
    前記ロック部の回り止め手段が設けられていることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の手動解錠装置。
  5. ドアパネルが軌道に沿う方向に移動するようにプラットホーム上に設置されるプラットホームスクリーンドア装置であって、
    前記ドアパネルの閉じ位置以外の位置に配置される非常用ドアパネルと、
    請求項1から4の何れか1項に記載の手動解錠装置とを備えていることを特徴とするプラットホームスクリーンドア装置。
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