JP5134342B2 - 門扉 - Google Patents

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Description

本発明は門扉、取り分けその施錠装置に関するものである。
従来の伸縮門扉等の施錠装置は、施錠掛け枠を施錠受け枠に当接して出入口等を閉じたときに、施錠掛け枠の施錠用掛け具を施錠受け枠の施錠用受け具に係合して施錠し、開けるときには施錠掛け枠の解除レバーを操作して施錠用掛け具を施錠用受け具から外すようにしている。
しかし、施錠用掛け具を施錠用受け具に掛けて施錠するだけでは十分な安全性を確保することができない。このため安全面を重視する近年の施錠装置では、従来の施錠用掛け具、施錠用受け具、解除レバー等の他に、施錠用掛け具の前後両側に飾り台座を介してシリンダ錠等の錠止手段を設け、この錠止手段の鍵孔に鍵を挿入して、その鍵により錠止手段を操作するようにしている(特許文献1)。
この施錠装置は、施錠用掛け具を含む作動機構部が組み込まれたケースを施錠掛け枠内に装着する一方、飾り台座に解除レバーと錠止手段とを組み込み、この飾り台座を施錠掛け枠の前後両側に装着したときに、その解除レバーと錠止手段とがケース側の作動機構部と連携するように構成している。
また飾り台座は外側からネジを挿入して施錠掛け枠の前後両側に固定するのが一般的である(特許文献2)。
実公平7−43402号公報 特開2004−270230号公報
錠止手段を備えた施錠装置では、鍵がない限り錠止手段を解除できないので、施錠を解除して不法に侵入する等の惧れは少なくできる。しかし、通常は外側から飾り台座にネジを挿入して飾り台座を施錠掛け枠の前後両側に固定しているため、ドライバー等でネジを外部から操作することにより飾り台座を施錠掛け枠から簡単に取り外すことができる。そのため錠止手段があるにも拘わらず、飾り台座を取り外して施錠用掛け具の係合を解除される等の惧れがある。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、施錠掛け枠の前後両側の飾り台座を外部から取り外すことができず、従来に比較して安全性を飛躍的に向上できる門扉を提供することを目的とする。
本発明は、施錠受け枠7に施錠受け具70を、前記施錠受け枠7に当接する施錠掛け枠15内に前記施錠受け具70に係脱自在に係合する施錠掛け具71を夫々備え、前記施錠掛け枠15の前後方向の両側に、前記施錠掛け具71を解除操作する解除操作手段72と、鍵操作により前記施錠掛け具71を施錠状態に錠止する錠止手段73と、該錠止手段73を鍵操作可能に覆う飾り台座74とを備え、前記各飾り台座74に前記各解除操作手段72及び前記各錠止手段73を装着した門扉において、内側の閉鎖空間27を開放可能に備えた前記施錠掛け枠15の前後両側に、前記各飾り台座74を前記施錠掛け枠15の内側からのみ着脱操作可能な固定具81,147により固定し、前記施錠掛け枠15は前記施錠受け枠7に当接する側で前記閉鎖空間27を閉塞可能にしたものである。
記閉鎖空間27内に前記施錠掛け具71に連動する作動機構76を配置し、前記飾り台座74を前記施錠掛け枠15に固定したときに、前記作動機構76側の解除軸77及び錠止軸78が前記解除操作手段72及び前記錠止手段73に夫々係合するようにしもよい。
前記施錠掛け枠15は前後方向に複数個に分割された分割体26と、その内部に形成された前記閉鎖空間27とを備え、前記施錠掛け枠15の前後の側壁28を含む前記分割体26の前記側壁28に前記閉鎖空間27側からネジ81により前記飾り台座74を固定してもよい。
前記施錠掛け枠15は前記側壁28の一端側に内重なり部30が、他方に外重なり部31が夫々屈曲形成された断面略コ字状の一対の前記分割体26を備え、該両分割体26の前記内重なり部30と前記外重なり部31との重なり部30,31を、該重なり部30,31に対して前記施錠受け枠7側からネジ44,145により締結合してもよい。
前記施錠掛け枠15の前後一対の縦枠材117間に、前記施錠掛け具71の作動機構76が収容された施錠掛け箱111を設け、前記縦枠材117の前後方向の外側に前記飾り台座74を配置し、前記施錠掛け箱111内の前記閉鎖空間27側から前記各縦枠材117に挿通された前記固定具147により前記飾り台座74を該縦枠材117に固定してもよい。
前記施錠掛け箱111は前記施錠掛け具71が取り付けられた取り付け板127と、該取り付け板127の裏側に配置され且つ該取り付け板127に対して前記施錠受け枠7側から固定具133により固定された裏板129とを備え、前後両端が前記縦枠材117側で閉塞されることもある。
前記施錠掛け枠15は外側から前記取り付け板127又は前記裏板129に固定され且つ前記各縦枠材117の凹溝117aに嵌合する閉塞板131を前後両側に備え、該閉塞板131側からネジ137により前記飾り台座74を前記縦枠材117に固定してもよい。
前記縦枠材117の非平坦部121aと前記飾り台座74との間に、前記非平坦部121aに当接する取り付け台座150を介在し、前記ネジ147の共締めにより前記飾り台座74と前記取り付け台座150とを前記縦枠材117に固定してもよい。
本発明では、飾り台座74を閉鎖空間27側から固定具81,147により施錠掛け枠15に固定しているため、施錠掛け枠15の前後両側の飾り台座74を外部から取り外すことができなくなり、従来に比較して安全性を飛躍的に向上できる利点がある。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。図1〜図12は水平パンタグラフ式の伸縮門扉に採用した本発明の第1の実施例を例示する。
この伸縮門扉は、図1(A)〜(C)に示すように、出入口1の左右両側で地面2上に立設された吊り元支柱3及び戸当たり支柱4と、吊り元支柱3及び戸当たり支柱4間に左右方向に伸縮自在に配置され且つ出入口1を開閉する扉体5とを有する。戸当たり支柱4には、上下一対の連結部材6を介して施錠受け枠7が固定的に連結されている。
扉体5は左右方向に伸縮自在に構成された上下一対の水平パンタグラフ機構8と、この両水平パンタグラフ機構8の中間部分を上下に連結する左右方向に複数本の連結桟9,10と、両水平パンタグラフ機構8の両端部分を上下に連結する連結枠11とを備えている。
なお、扉体5は吊り元側の連結枠11が上下方向のヒンジ12、連結部材13を介して吊り元支柱3に回動自在に連結され、図1(A)(B)に二点鎖線で示す収縮状態(開状態)と、図1(A)(B)に実線で示す伸長状態(閉状態)との間で伸縮自在であり、また収縮状態でヒンジ12廻りに回転収納可能である。
扉体5の戸当たり側の連結枠11には、施錠受け枠7に当接して施錠装置14により施錠可能な施錠掛け枠15が固定されている。また施錠掛け枠15には上下方向の中間の前後両側に開閉操作用の把手16が設けられ、下部側に端部落とし棒装置17が組み込まれている。なお、扉体5の中間には落とし棒18aを有する中間落とし棒装置18が設けられ、また略中央部及び戸当たり端側には地面2上を走行する走行車輪19が設けられている。
水平パンタグラフ機構8は、図2(A)(B)に示すように、平面視X字状に交差して配置された左右方向に複数組の一対の中間リンク部材21と、両端に八の字状に配置された一対の端部リンク部材22とを有し、連結桟9,10、枢軸23を介して縦軸心廻りに水平方向に屈伸しながら伸縮自在である。一対の中間リンク部材21は略中央の交差部で連結桟9により相対回動自在に連結され、また左右方向に隣り合う各組の中間リンク部材21は先端部で連結桟10により相対回動自在に連結されている。
一対の端部リンク部材22は、その内端側が対応する端部側の中間リンク部材21の先端部に連結桟10により相対回動自在に連結され、また外端側の円筒部24が前後に近接して配置された連結枠11の上下両端の枢軸23に相対回動自在に套嵌されて連結されている。
連結枠11は一対の水平パンタグラフ機構8を端部側で上下方向に連結するもので、上下の両水平パンタグラフ機構8間で上下方向に配置され、その上下両端に前後一対の枢軸23が固定されている。前後の枢軸23は円筒部24の上下両側で連結板25により連結されている。
施錠掛け枠15は図3、図4に示すように横断面形状が矩形筒状であって、略点対称に形成された前後一対の分割体26を結合して、内部に閉鎖空間27を有する中空状に構成されている。各分割体26は断面略コ字状であって、施錠掛け枠15の前後となる側壁28と、側壁28の幅方向の一端側から内側に屈曲形成された段部29及び内重なり部30と、側壁28の幅方向の他端側から内側に屈曲形成された外重なり部31とを有する。
そして、施錠掛け枠15は、段部29から先端側で内重なり部30と外重なり部31とを内外に重合して一対の分割体26が組み合わされ、その左右両側の重なり部30,31同士が、この重なり部30,31に対して施錠受け枠7側から後述のネジにより上下方向の複数箇所で締結合されている。
連結枠11と施錠掛け枠15は、図3、図4に示すように、両者の相対向する側壁34,35同士を当接して、連結枠11の上下方向に複数個の締結ユニット36と、下端部の係合手段37とにより固定されている。なお、側壁34はその突部34a、突部39を介して側壁35に当接されている。
締結ユニット36は図1(B)、図3に示すように、連結枠11の上端部で上側の水平パンタグラフ機構8の近傍位置と、これから下方に所定間隔離れた略中央部、例えば把手16と端部落とし棒装置17との間等の中間位置とに設けられており、係合手段37は連結枠11の下端部で下側の水平パンタグラフ機構8の近傍位置に設けられている。
施錠掛け枠15の左右の側壁35には前後両端に突部38が上下方向の略全長に設けられ、その一方の側壁35の突部38間に連結枠11が嵌合している。連結枠11の側壁34には、その前後の枢軸23間で施錠掛け枠15の重なり部30,31の前後両側に対応する前後一対の突部39と、この突部39間を連絡する連絡壁40とが上下方向の略全長に形成され、連結枠11の内部側に連絡壁40に対応して上下方向の凹入溝41が形成されている。
各締結ユニット36は、凹入溝41内の当て板43と、重なり部30,31を貫通して当て板43に螺合する上下2本の締結ネジ44とを有し、両側壁34,35を締結合するようになっている。なお、施錠掛け枠15には締結ユニット36と反対側の側壁35に、締結ネジ44の操作用の操作孔45aが形成され、その操作孔45aは着脱自在な栓46aにより塞がれている。
係合手段37は、施錠掛け枠15の側壁35等に形成された係合孔45と、連結枠11の側壁34に固定された係合片46とを有し、係合片46が係合孔45の上縁に係合するようになっている。なお、施錠掛け枠15の上下両端側にはキャップ47が嵌合され、左右両側から各重なり部30,31に挿通されたネジ48により固定されている。
端部落とし棒装置17は扉体5を伸長状態にしたとき、収縮状態にしたとき、又は回転収納したときに施錠掛け枠15の前後移動を規制するためのもので、図4〜図7にも示すように、施錠掛け枠15内の下部に固定された保持枠50と、この保持枠50内に上下方向に摺動自在に挿入された落とし棒51と、落とし棒51を上下方向に操作する操作摘まみ52と、落とし棒51を上昇位置で係脱自在に保持する係合式の保持手段53とを備え、落とし棒51が地面2側の落とし孔54等に係脱するようになっている。
保持枠50は矩形筒状で、左右両側が施錠掛け枠15の左右の重なり部30,31に内側から嵌合され、上下両端側で左右両側から重なり部30,31に挿通されたネジ55により施錠掛け枠15に固定されている。落とし棒51は保持枠50の棒案内部56により上下方向に摺動自在に支持され、下端部が地面2の落とし孔54に係合する下降位置と、落とし孔54から上方に外れた上昇位置との間で上下動自在である。
保持手段53は、上昇位置の落とし棒51の上方近傍で保持枠50に前後方向に貫通して固定された係合ピン57と、上下方向の中間部が落とし棒51内で係合ピン57と略平行な支軸58により係合ピン57に対して係脱方向に揺動自在に枢支された係合具59と、この係合具59を係合方向に付勢するバネ60とを備えている。
係合具59は縦長状であって、下側の略半分が落とし棒51の上部側に挿入され、上下方向の略中央が支軸58により落とし棒51に枢支されている。また係合具59にはその上端部に係合部61が、中間にストッパー62が、下端部にバネ支持部63が夫々設けられている。なお、支軸58には係合具59の両側にリング状のスペーサ64が套嵌されている。
係合部61は、落とし棒51の上下動時にバネ60に抗して係合ピン57に係脱自在である。ストッパー62は係合部61が係合ピン57から離脱したときに落とし棒51の上端に当接して、落とし棒51の上昇時に係合ピン57に接触して係合部61が係合ピン57に係合可能な姿勢に係合具59を保持するためのものである。バネ支持部63は係合具59にL字状に屈曲して形成され、このバネ支持部63に落とし棒51の内周と係合具59との間に介在されたバネ60が套嵌されている。
操作摘まみ52は施錠掛け枠15の前後両側に近接して配置され、落とし棒51、保持枠50の案内溝65、施錠掛け枠15の前後両側の案内板66を前後方向に貫通して外側に突出する連結ピン67の前後両側に固定されている。案内板66には案内溝65に対応して上下方向の長孔68が形成されている。案内板66は施錠掛け枠15の前後にネジ66aで固定されている。
施錠装置14は、図8〜図11に示すように、施錠掛け枠15に対向して施錠受け枠7内に固定された施錠受け具70と、施錠掛け枠15の対向側の側壁35から施錠受け枠7側に突出して設けられ且つ施錠受け具70に係脱自在に係合する上下一対の施錠掛け具71とを備え、施錠掛け枠15の前後方向の両側に、施錠掛け具71を解除操作する解除操作手段を構成する解除レバー72と、鍵操作により施錠掛け具71を施錠状態に錠止する錠止手段を構成するシリンダ錠73とが飾り台座74を介して装着されている。
施錠掛け具71は先端にフック部71aを有し、そのフック部71aが施錠受け具70に上下両側から係脱自在に係合するように、基部側がケース75内で上下方向に回動自在に枢支され、図外のバネにより係合方向に付勢されている。ケース75にはその内部に施錠掛け具71に連動する作動機構76が組み込まれると共に、解除レバー72用の解除軸77と、錠止用の錠止軸78とが前後方向に挿通されている。なお、解除軸77、錠止軸78は例えば角軸が用いられており、作動機構76側の角孔に挿脱自在に挿通されている。
ケース75は施錠掛け枠15内の閉鎖空間27に配置され、重なり部30,31の外側に当接する当て板79との間で側壁35を挟んで、施錠掛け具71の上下両側で当て板79側から重なり部30,31を経てケース75に螺合する上下複数本(例えば2本)のネジ80により施錠掛け枠15に着脱自在に固定されている。なお、施錠掛け具71はケース75、当て板79の開口79aから施錠受け枠7側に突出している。
飾り台座74は上下方向に長い縦長状であって、施錠掛け枠15の前後の側壁28に外側から当接して、その側壁28に施錠掛け枠15の閉鎖空間27内から挿通された上下方向に複数本(例えば上下両端部の2本)のネジ81により着脱自在に固定されている。
解除レバー72はその基部側の軸部72aにより解除軸77と略同一軸心廻りに回動自在に飾り台座74に支持されると共に、軸部72a内の角孔等を介して解除軸77と着脱自在に連結されている。この解除レバー72は図8に示すように通常位置から下側の解除位置へと操作したときに、フック部71aの間隔が上下に開く解除方向に解除軸77、作動機構76を介して一対の施錠掛け具71を回動させて、施錠掛け具71に対する係合を解除する。
シリンダ錠73は飾り台座74の鍵挿入孔83から鍵穴73aに鍵84を挿入可能に飾り台座74内に保持されており、錠止軸78の略同一軸心上に配置されると共に、内側のプラグ85を介して錠止軸78の端部に着脱自在に連結されている。このシリンダ錠73は鍵穴73aに鍵84を挿入して錠止方向に操作したときに、錠止軸78、作動機構76を介して一対の施錠掛け具71を係合状態で回動不能に拘束して錠止し、反対方向に操作したときに錠止を解除する。
把手16は図8〜図10に示すように、飾り台座74の下側に隣接して施錠掛け枠15の側壁28に固定されており、上下一対のブラケット86と、このブラケット86の先端部間に設けられた上下方向の把手棒87とを備えている。各ブラケット86は施錠掛け枠15の側壁28に当接して、施錠掛け枠15の閉鎖空間27側から挿通されたネジ88により着脱自在に固定されている。なお、上側のブラケット86の基部は飾り台座74の下端部に当接している。
施錠掛け枠15は、その対向面側が施錠受け枠7に当接するが、前後両側の突部38間が凹入状になっているため、対向面側の側壁35にネジ48,55,80、栓46a、当て板79等があっても、それらが施錠受け枠7と干渉することはない。なお、側壁35の重なり部30,31には施錠掛け具71を通すための切り欠き部が形成されている。
上記構成の伸縮門扉において、出入口1を閉じる場合には、施錠掛け枠15の把手16を把持して扉体5を施錠受け枠7側へと伸ばし、施錠掛け枠15を施錠受け枠7に当接して施錠装置14により両者を施錠する。
扉体5を伸ばす場合、各水平パンタグラフ機構8の前後一対の端部リンク部材22の先端部を連結枠11側の前後の枢軸23に連結し、その連結枠11に施錠掛け枠15を固定しているため、施錠掛け枠15を水平パンタグラフ機構8に対して所定の角度に保持できる。従って、施錠掛け枠15を施錠受け枠7に合わせて行けば、両者の対向端側を容易且つ確実に当接させることができる。
施錠装置14の一対の施錠掛け具71は通常、図外のバネによりフック部71aが閉じた状態にある。そして、施錠掛け枠15を施錠受け枠7側に接近させて行けば、一対のフック部71aの先端側の傾斜面に施錠受け枠7の施錠受け具70が当接して一対の施錠掛け具71が上下両側へと回動し、フック部71aが施錠受け具70に係合し施錠することができる。
施錠を解除する場合には、解除レバー72を通常位置から図8の二点鎖線で示す解除位置へと操作する。これにより解除軸77、作動機構76を介して上下一対の施錠掛け具71が離脱方向に回動して、フック部71aの施錠受け具70に対する係合を解除できる。
施錠状態で錠止する場合には、シリンダ錠73の鍵孔73aに鍵84を挿入して錠止方向に操作する。これによって錠止軸78、作動機構76を介して上下一対の施錠掛け具71が回動不能に錠止され、解除レバー72を操作しても施錠掛け具71の施錠受け具70に対する係合を解除することはできない。
施錠掛け具71を施錠受け具70に掛けて施錠した後は、端部落とし棒装置17の落とし棒51を落とし孔54に落とし込んで、施錠受け枠7に当接した状態で扉体5の施錠掛け枠15側をロックする。落とし棒51を落とし孔54に落とし込む場合には、操作摘まみ52を把持して施錠掛け枠15に沿って下方へと押し下げる。
すると係合部61が係合ピン57に対して摺動し、係合具59がバネ60に抗して支軸58廻りに離脱方向へと回動するため、係合部61が係合ピン57から離脱して下方へと通過する。従って、操作摘まみ52を下方へと操作して落とし棒51の下端部を地面2側の落とし孔54に落とし込めばよい。
係合ピン57から離脱した係合具59は、そのストッパー62が落とし棒51の上端に当接した状態にある。そこで、落とし棒51を落とし孔54から抜いてロックを解除する場合には、操作摘まみ52を把持して保持枠50に沿って上昇させる。すると連結ピン67が案内溝65によって案内されるため、係合具59を所定の姿勢に維持したままで操作摘まみ52、落とし棒51が一体に上昇し、落とし棒51が落とし孔54から抜ける。
操作摘まみ52を上昇位置の近傍まで上昇させると、係合具59がバネ60に抗して支軸58廻りに回動する。そして、係合部61が係合ピン57を通過すると、係合具59がバネ60で戻されてその係合部61が係合ピン57に係合し、これによって落とし棒51、操作摘まみ52を上昇位置に保持することができる。
施錠装置14を施錠掛け枠15に組み付ける際には、先ず図12に示すように解除レバー72、シリンダ錠73を備えた飾り台座74を各分割体26の側壁28に当接し、側壁28の内側からネジ81を挿入して飾り台座74を各分割体26の側壁28に固定する。なお、把手16も同様にして各分割体26にネジ88により固定する。
次に両分割体26間にケース75を配置し、その解除軸77、錠止軸78の両端を解除レバー72、シリンダ錠73のプラグ85に夫々嵌合させながら、両分割体26の内重なり部30と外重なり部31とを重合して、その重なり部30,31の外側に当て板79を当てて外側から挿入したネジ80によりケース75を施錠掛け枠15の側壁35の重なり部30,31に固定する。
このように各飾り台座74を施錠掛け枠15内の閉鎖空間27側からネジ81で前後の各側壁28に固定することにより、飾り台座74の固定用のネジ81が外部に露出するようなことを防止できる。従って、外部からドライバーによりネジ81を操作して飾り台座74が不正に取り外されるような惧れはなく、従来に比較して安全性が一段と向上する利点がある。
施錠掛け枠15は前後方向に2個に分割された分割体26を備え、施錠掛け枠15の前後の側壁28を含む各分割体26のその側壁28に飾り台座74を固定しているため、施錠掛け枠15内の閉鎖空間27側からネジ81により飾り台座74を固定しているにも拘わらず、飾り台座74を施錠掛け枠15に対して容易に固定できる。
また施錠掛け枠15は側壁28の幅方向の一端側に内重なり部30が、他端側に外重なり部31が夫々屈曲形成された断面略コ字状の一対の分割体26を備え、その両分割体26の内重なり部30と外重なり部31とを重合して結合しているため、簡単な形状の分割体26を使用して施錠掛け枠15を構成できる。
更に施錠掛け具71、作動機構76を備えたケース75を当て板79側からネジ80により側壁35に固定し、また施錠掛け枠15と連結枠11とを締結ユニット36の締結ネジ44で固定する等、施錠掛け枠15の左右両側の重なり部30,31を、その重なり部30,31に対して施錠受け枠7側から螺合するネジ44,48,55,80により締結合しているが、施錠状態では施錠掛け枠15と施錠受け枠7とが当接することから、これらのネジ44,48,55,80が外側からの操作により不正に外されるような惧れもない。このため安全性を確保しながらも容易に組み立てることができる。
また施錠掛け枠15と連結枠11との固定用の締結ネジ44、キャップ47用のネジ48、保持枠50用のネジ55、ケース75用のネジ80を利用して、両分割体26の重なり部30,31を締結合しているため、それらのネジ44,48,55,80とは別に結合用のネジを設ける場合に比較して構造的にも簡単であり、組み立て作業も容易にできる。
図13(A)(B)は本発明の第2の実施例を例示する。図13(A)の施錠掛け枠15では、分割体26の内重なり部30側が長く、外重なり部31側が短くなっている。そして、両重なり部30,31は施錠掛け枠15の前後方向の中央から片側に偏位した位置で重合し、施錠受け枠7側から螺合されたネジ90により締結されている。ネジ90は締結ユニット36、ケース75から離れた位置に配置されている。
図13(B)の施錠掛け枠15は、前後左右の各側壁28,35毎の4個の分割体26に分割され、その前後の側壁28の左右両端間に左右の側壁35が結合部91を介して前後に結合されている。各結合部91は、例えば前後の側壁28の結合溝92に左右の側壁35の突条93を嵌合させて、上下両端のキャップ47、その他で各側壁28,35相互の相対上下動が規制されている。
施錠掛け枠15はこのように分割して構成してもよい。従って、施錠掛け枠15は第1の実施例に例示した断面略コ字状の分割体26により構成したものでもよいし、それ以外の分割構造を採用したものでもよい。
図14〜図19は本発明の第3の実施例を例示し、両開き型の垂直パンタグラフ式の伸縮門扉に採用したものである。
この伸縮門扉は、図14(A)〜(C)に示すように、出入口1の左右両側で地面2上に立設された左右一対の吊り元支柱3と、吊り元支柱3間で地面2に敷設された前後一対のレール95と、左右方向に伸縮自在に構成され且つ車輪108を介してレール95上を伸縮方向に走行する左右一対の扉体5とを有する。
各扉体5は例えば略同じ長さであって、複数本の斜架材96,97を交差状に組み合わせてなる垂直パンタグラフ機構98と、左右方向に等間隔を置いて配置された複数本の縦枠99とを備え、吊り元端側の縦枠99が吊り元支柱3に連結されている。また左右の扉体5の内、一方の扉体5の移動端側の縦枠99は施錠受け枠7に、他方の扉体5の移動端側の縦枠99は施錠掛け枠15に夫々に連結具100を介して連結されている(図17参照)。そして、両扉体5は施錠受け枠7と施錠掛け枠15とを対向状に当接することにより、施錠装置14によって閉状態で施錠可能である。
各縦枠99は前後一対の縦枠材101の上下両端を前後に連結して構成され、その内部に垂直パンタグラフ機構98が設けられている。各縦枠材101は矩形筒状の縦桟102と、この縦桟102の垂直パンタグラフ機構98と反対側(扉体5の前面側及び後面側)に結合されたカバー103,104とを備えている。なお、前カバー103は前端側が円弧状に構成され且つ前後方向に長い筒状であり、後カバー104は偏平状である。
垂直パンタグラフ機構98は斜架材96,97の交差部がピン軸105,106により枢着され、各縦枠99に対応する上下方向に複数個の交差部の内、その1個の交差部のピン軸105が前後の縦桟102に上下動不能に連結され、他の交差部のピン軸106が前後の縦桟102の凹溝102aに上下摺動自在に連結されている。なお、車輪108は移動端側及び中間に配置され、縦枠99の前後の縦桟102の下端部に取り付けられている。
施錠装置14は、図15〜図19に示すように、第1の実施例と同様に施錠受け枠7側に設けられた施錠受け具70、施錠掛け枠15側に設けられた施錠掛け具71、作動機構76が収容されたケース75、解除レバー72、シリンダ錠73及び飾り台座74等とにより構成されている。
施錠受け具70は施錠受け枠7の施錠受け箱110の閉鎖空間27内に、施錠掛け具71を支持し且つ作動機構76を収容するケース75は、施錠掛け枠15の施錠掛け箱111の閉鎖空間27内に夫々設けられている。また施錠掛け枠15の前後両側には解除レバー72、シリンダ錠73を保持する飾り台座74が把手16と共に取り付けられている。なお、施錠受け枠7の前後両側には、施錠掛け枠15の飾り台座74、把手16に対応して飾り台座113、把手114が取り付けられている。
施錠受け枠7、施錠掛け枠15は扉体5の縦枠99と略同一の構成であって、その前後の縦枠材116,117は縦枠99の縦枠材101と同様に縦桟118,119と、この縦桟118,119に結合されたカバー120,121とを備え、上下両端が前後に連結されている。そして、施錠受け枠7の縦枠材116間に施錠受け箱110が、施錠掛け枠15の縦枠材117間に施錠掛け箱111が夫々相対向して固定されている。
施錠受け枠7、施錠掛け枠15の前後のカバー120,121の内、後側のカバー120,121は裏面が平坦状であるのに対して、前側のカバー120,121はその前面側が円弧状に突出する非平坦部120a,121aとなっている。
施錠受け箱110、施錠掛け箱111は縦枠材116,117の左右幅と略同じ偏平状であって、対向面側が偏平な断面コ字状の取り付け板126,127と、内部空間27を介して取り付け板126,127の裏側を塞ぐ裏板128,129と、取り付け板126,127と裏板128,129との前後両端を塞ぐ閉塞板130,131とを有する。
取り付け板126,127と裏板128,129は取り付け板126,127の対向面側の上下隅部で裏板128,129の取り付け片134,135にリベット132,133又はネジにより固定されている。
閉塞板130,131は上下両端部で閉塞板130,131側からネジ136,137により取り付け板126,127の取り付け部126a,127aに固定されている。閉塞板130,131は縦桟118,119の凹溝118a,119aに上下方向に挿入されている。
閉塞板130は取り付け板126の対向面側からネジ138により縦桟118に固定されている。ネジ138は縦桟118の凹溝118a側に形成された上下方向の長孔118bに挿入されており、施錠受け具70は長孔118bの範囲内で施錠受け箱110を介して上下方向に位置調整可能である。また閉塞板131は裏板129と同じ側(反対向面側)からネジ139により縦桟119に固定されている。
なお、閉塞板130,131はネジ136,137により裏板128,129に固定してもよいし、取り付け板126,127と裏板128,129との両方に固定してもよい。
施錠受け箱110の取り付け板126には、開口142a内に施錠受け具70を有する施錠受け板142がネジ143により固定されている。なお、施錠受け具70は施錠受け箱110内に設けられている。
施錠掛け箱111内には、施錠掛け具71、作動機構76を有するケース75が収容され、またケース75は施錠掛け箱111の取り付け板127を挟んで外側に当接する当て板144と、この当て板144側から挿入されたネジ145とにより取り付け板127に固定されている。
飾り台座74には解除レバー72とシリンダ錠73とが設けられている。飾り台座74は施錠掛け箱111内の閉鎖空間27側、即ち閉塞板131側から縦枠材117の縦桟119、カバー121を貫通して飾り台座74に螺合するボルト等のネジ147により縦枠材117に固定されている。飾り台座74の下側には、上下一対のブラケット86と把持棒87とからなる把手16が縦桟119側からカバー121を貫通するボルト等のネジ148により縦枠材117に固定されている。
飾り台座74、ブラケット86の取り付け面は平坦状であり、前側のカバー121と飾り台座74及びブラケット86との間には、前側のカバー121の非平坦部121aに対応する当接面を有する取り付け台座150が介在されている。取り付け台座150は飾り台座74及び把手16に跨がる長さを有し、非平坦部121aに対応する当接面と反対側が平坦状になっている。そして、この取り付け台座150は飾り台座74及び把手16のブラケット86とネジ147,148により共締めされている。
なお、飾り台座74を固定する上下一対のネジ147、把手16の上側のブラケット86を固定するネジ148は施錠掛け箱111の閉塞板131を貫通しているが、下側のブラケット86を固定するネジ148は施錠掛け箱111よりも下側にあるため、縦桟102、カバー121を貫通している。
施錠受け枠7の前後の縦枠材116にも同様に施錠受け箱110の閉鎖空間27側からネジ151,152により飾り台座113及び把手114が固定されている。そして、前側の縦枠材116と飾り台座113及び把手114との間には、施錠掛け枠15側と同様の取り付け台座154が介在されている。解除軸77、錠止軸78の両端は前後の縦枠材117の縦桟119、カバー121内を経て飾り台座74側の解除レバー72、シリンダ錠73のプラグ85に着脱自在に連結されている。把手114は把手16と同様にブラケット155と把手棒156とを有する。
なお、施錠受け箱110、施錠掛け箱111の下側には、孔158a,159aを有する突出片158,159が対向面側の端部中央等の適当箇所に下向きに設けられており、両突出片158,159に南京錠等の錠を掛けて施錠できるようになっている。各突出片158,159はリベット160,161等により施錠受け箱110、施錠掛け箱111の下面に固定されている。
この両開き型の伸縮門扉において、出入口1を閉じる際には左右の扉体5を伸長させて施錠掛け枠15と施錠受け枠7とを当接し、施錠装置14の施錠掛け具71を施錠受け具70に係合して施錠する。また必要に応じて解除レバー72により施錠掛け具71の係合を解除し、シリンダ錠73の鍵操作により施錠掛け具71を係合状態で錠止する。
このように施錠掛け枠15の前後一対の縦枠材101間に施錠掛け箱111を設け、その施錠掛け箱111の閉鎖空間27内の作動機構76を介して解除レバー72の操作、シリンダ錠73の鍵操作により、施錠掛け具71の解除、錠止等を行うような場合にも、その解除レバー72、シリンダ錠73を支持する飾り台座74を施錠掛け箱111の閉鎖空間27側からネジ147により縦枠材117に固定することにより、第1の実施例と同様の安全性を容易に確保できる。
施錠掛け箱111はその取り付け板127と裏板129とを結合するリベット133が施錠受け枠7側に露出するが、施錠状態では施錠受け枠7により覆われるため、外部からの操作により施錠掛け箱111が不正に開けられる等の惧れもない。
施錠掛け箱111は外側からネジ137により取り付け板127又は裏板129に固定され且つ縦枠材117の凹溝117aに嵌合する閉塞板131を前後両側に備え、この閉塞板131側からネジ147により飾り台座74を縦枠材117に固定しているため、閉塞板131側から施錠掛け箱111が不正に開けられる等の惧れがなく、しかも飾り台座74をネジ147により強固に固定でき、縦枠材117が中空状であっても、その損傷等を極力防止できる。
また縦枠材117が装飾用の非平坦部121aを有する場合でも、その非平坦部121aと飾り台座74との間に取り付け台座150を介在し、ネジ147の共締めにより飾り台座74と取り付け台座150とを縦枠材117に固定することにより、飾り台座74を容易且つ確実に固定できる。なお、飾り台座74は非平坦部121aに安定的に当接する当接部を備えておれば良く、非平坦部121aと略全面で面接触する必要はない。
以上、本発明の実施例について詳述したが、この実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、各実施例では、水平パンタグラフ式、垂直パンタグラフ式の伸縮門扉における施錠装置14を例示しているが、施錠掛け枠15と施錠受け枠7との間で施錠する形式のものであれば、伸縮門扉以外の引き戸式、観音開き式、その他の各種の門扉にも採用可能である。
施錠受け枠7と施錠掛け枠15は、閉状態のときに近接して対向する関係にあれば良く、必ずしも両者が直接的又は間接的に当接する関係である必要はない。施錠装置14は施錠掛け具71を施錠受け具70に係脱自在に係合して施錠する構造であれば良く、実施例に例示するフック部71aを備えた施錠掛け具71以外のものを使用してもよい。
固定具としてはネジが一般的であるが、ネジ以外のものを使用することも可能である。解除操作手段は解除レバー72以外のもの、例えば摘まみ等でもよい。錠止手段は施錠掛け具71を施錠状態で錠止できるものであれば、シリンダ錠73以外のものでもよい。
本発明の第1の実施例を示し、(A)は伸縮門扉の平面図、(B)はその正面図、(C)はその側面図である。 (A)は扉体5の要部の拡大平面図、(B)はその正面図である。 連結枠と施錠掛け枠との結合部の正面断面図である。 連結枠と施錠掛け枠との結合部の拡大平面断面図である。 端部落とし棒装置の上昇状態の正面断面図である。 保持手段の拡大正面断面図である。 保持手段の拡大側面断面図である。 施錠掛け枠側の正面図である。 施錠掛け枠側の左側面図である。 施錠掛け枠部分の拡大左側面断面図である。 施錠掛け枠部分の拡大平面断面図である。 組み立て工程の施錠掛け枠側の左側面図である。 本発明の第2の実施例を示し、(A)(B)は施錠掛け枠の平面断面図である。 本発明の第3の実施例を示し、(A)は伸縮門扉の平面図、(B)はその正面図、(C)はその側面図である。 施錠受け枠、施錠掛け枠側の要部の正面図である。 施錠受け枠、施錠掛け枠側の要部の正面断面図である。 施錠受け枠、施錠掛け枠側の要部の平面断面図である。 施錠受け枠側の一部破断右側面図である。 施錠掛け枠側の一部破断左側面図である。
符号の説明
7 施錠受け枠
15 施錠掛け枠
26 分割体
27 閉鎖空間
28 側壁
30 内重なり部
31 外重なり部
44,145 ネジ
70 施錠受け具
71 施錠掛け具
72 解除レバー(解除操作手段)
73 錠止手段
74 飾り台座
76 作動機構
77 解除軸
78 錠止軸
81,147 ネジ(固定具)
111 施錠掛け箱
117 縦枠材
127 取り付け板
129 裏板
131 閉塞板
133 リベット(固定具)
137 ネジ
121a 非平坦部

Claims (8)

  1. 施錠受け枠(7)に施錠受け具(70)を、前記施錠受け枠(7)に当接する施錠掛け枠(15)内に前記施錠受け具(70)に係脱自在に係合する施錠掛け具(71)を夫々備え、前記施錠掛け枠(15)の前後方向の両側に、前記施錠掛け具(71)を解除操作する解除操作手段(72)と、鍵操作により前記施錠掛け具(71)を施錠状態に錠止する錠止手段(73)と、該錠止手段(73)を鍵操作可能に覆う飾り台座(74)とを備え、前記各飾り台座(74)に前記各解除操作手段(72)及び前記各錠止手段(73)を装着した門扉において、内側の閉鎖空間(27)を開放可能に備えた前記施錠掛け枠(15)の前後両側に、前記各飾り台座(74)を前記施錠掛け枠(15)の内側からのみ着脱操作可能な固定具(81,147)により固定し、前記施錠掛け枠(15)は前記施錠受け枠(7)に当接する側で前記閉鎖空間(27)を閉塞可能にしたことを特徴とする門扉。
  2. 記閉鎖空間(27)内に前記施錠掛け具(71)に連動する作動機構(76)を配置し、前記飾り台座(74)を前記施錠掛け枠(15)に固定したときに、前記作動機構(76)側の解除軸(77)及び錠止軸(78)が前記解除操作手段(72)及び前記錠止手段(73)に夫々係合するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の門扉。
  3. 前記施錠掛け枠(15)は前後方向に複数個に分割された分割体(26)と、その内部に形成された前記閉鎖空間(27)とを備え、前記施錠掛け枠(15)の前後の側壁(28)を含む前記分割体(26)の前記側壁(28)に前記閉鎖空間(27)側からネジ(81)により前記飾り台座(74)を固定したことを特徴とする請求項1又は2に記載の門扉。
  4. 前記施錠掛け枠(15)は前記側壁(28)の一端側に内重なり部(30)が、他方に外重なり部(31)が夫々屈曲形成された断面略コ字状の一対の前記分割体(26)を備え、該両分割体(26)の前記内重なり部(30)と前記外重なり部(31)との重なり部(30,31)を、該重なり部(30,31)に対して前記施錠受け枠(7)側からネジ(44,145)により締結合したことを特徴とする請求項3に記載の門扉。
  5. 前記施錠掛け枠(15)の前後一対の縦枠材(117)間に、前記施錠掛け具(71)の作動機構(76)が収容された施錠掛け箱(111)を設け、前記縦枠材(117)の前後方向の外側に前記飾り台座(74)を配置し、前記施錠掛け箱(111)内の前記閉鎖空間(27)側から前記各縦枠材(117)に挿通された前記固定具(147)により前記飾り台座(74)を該縦枠材(117)に固定したことを特徴とする請求項1又は2に記載の門扉。
  6. 前記施錠掛け箱(111)は前記施錠掛け具(71)が取り付けられた取り付け板(127)と、該取り付け板(127)の裏側に配置され且つ該取り付け板(127)に対して前記施錠受け枠(7)側から固定具(133)により固定された裏板(129)とを備え、前後両端が前記縦枠材(117)側で閉塞されていることを特徴とする請求項5に記載の門扉。
  7. 前記施錠掛け枠(15)は外側から前記取り付け板(127)又は前記裏板(129)に固定され且つ前記各縦枠材(117)の凹溝(117a)に嵌合する閉塞板(131)を前後両側に備え、該閉塞板(131)側からネジ(137)により前記飾り台座(74)を前記縦枠材(117)に固定したことを特徴とする請求項6に記載の門扉。
  8. 前記縦枠材(117)の非平坦部(121a)と前記飾り台座(74)との間に、前記非平坦部(121a)に当接する取り付け台座(150)を介在し、前記ネジ(147)の共締めにより前記飾り台座(74)と前記取り付け台座(150)とを前記縦枠材(117)に固定したことを特徴とする請求項5〜7の何れかに記載の門扉。
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