JP4986821B2 - 門扉の扉体連結装置 - Google Patents

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Description

本発明は、伸縮門扉その他における門扉の扉体連結装置に関するものである。
例えば伸縮門扉には、伸縮方向に長い親扉体と短い子扉体とを連結装置により伸縮方向に連結し、吊り元支柱と戸当たり支柱間の出入口を二段階に開閉するようにした片開き親子式のものがある。この片開き親子式は、通常の人の出入りのときには子扉体のみを開閉し、自動車等の出入りのときには親扉体と子扉体との両方を開閉する。
従来の連結装置は、端枠の上下方向の略全長にわたる前後一対の連結カバーを両扉体の各端枠に跨がって設け、この各連結カバーの内側に、各扉体の縦溝に上下方向に挿入される係合片を両端枠間の間隔に対応して一体に形成し、各連結カバーの幅方向の両端部を上下方向に複数のネジにより各端枠に固定している(特許文献1)。
特開2001−207758号公報
従来の連結装置では、両扉体の連結に際して両扉体の端枠を所定の間隔で略平行に保ちながら、端枠の上端側から縦溝に沿って連結カバーの係合片を挿入するようにしている。このため端枠、連結カバーが上下方向に長い場合には、係合片を挿入する際の連結カバーの取り扱いが非常に煩雑であり、しかも挿入の途中で両端枠の平行度が崩れたときには挿入不能になるか、連結カバー側が変形する等の惧れがある。
また両端枠間では前後両側の連結カバーを前後方向に連結するようにはなっていない。このため連結カバーの中央部分に過大な外力が加われば、その部分で連結カバーが屈曲する等の惧れがある。更に連結カバーの幅方向の両端縁が端枠の幅方向の中間にあり、連結カバーで端枠の全体を覆う構造になっていないので、見栄えも悪く意匠性に欠けるという問題がある。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、隣り合う扉体の端枠を簡単な作業で容易且つ確実に連結できると共に、強度の確保が容易であり、しかも見栄が良く意匠性を良好にできる門扉の扉体連結装置を提供することを目的とする。
本発明は、左右に隣り合う扉体6,7の端枠19,20同士を、該端枠19,20の上下方向の略全長にわたる前後一対の連結カバー58により連結した門扉の扉体連結装置において、前後の組み合わせにより前記両端枠19,20に跨がって略全周を覆う二つ割り状の前記両連結カバー58の内、その一方の前記連結カバー58は一方の前記端枠19,20が前後方向から嵌合し固定された固定部66と、他方の前記端枠19,20が前後方向から嵌合し収容される収容部67とを有し、他方の前記連結カバー58は前記他方の端枠19,20が前後方向から嵌合し固定された固定部66と、前記一方の端枠19,20が前後方向から収容される収容部67とを有し、前記両連結カバー58を前記両端枠19,20間で前記両連結カバー58間に配置された上下方向に複数の連結部材59に固定具60により固定したものである。
前記両連結カバー58は前記両端枠19,20を前後方向の外側から覆うカバー部62と、該各カバー部62の左右両端から前記各端枠19,20の左右方向の外側を経て相手側へと屈曲する屈曲部63,64と、一方の前記屈曲部63,64との間に前記端枠19,20が嵌合する間隔をおいて前記カバー部62の中間部から相手側へと突出し且つ反対側の前記端枠19,20に固定された突出部65とを一体に備えてもよい。
前記両連結カバー58は左右方向の反対側の一方の前記屈曲部63に外重なり部63aを、他方の前記屈曲部64に相手側の前記連結カバー58の前記外重なり部63aの内側に重なる内重なり部64aを夫々備え、対応する前記屈曲部63,64の少なくとも一方に、相手側の先端が前後方向に当接する当接部63b,64bを備えてもよい。
前記隣り合う扉体の一方は伸縮式の親扉体6であり、他方の扉体は前記親扉体6よりも短い伸縮式の子扉体7であることもある。前記連結カバー58の外側に装着される外部装置の支持ブラケット72と前記連結部材59とをネジ60により共締めしてもよい。前記各連結カバー58の上下両端部を覆う端部カバー61を設け、該各端部カバー61を前記突出部65に固定してもよい。
本発明では、前後の組み合わせにより前記両端枠19,20に跨がって略全周を覆う二つ割り状の両連結カバー58の内、その一方の連結カバー58は一方の端枠19,20が前後方向から嵌合し固定された固定部66と、他方の端枠19,20が前後方向から嵌合し収容される収容部67とを有し、他方の連結カバー58は他方の端枠19,20が前後方向から嵌合し固定された固定部66と、一方の端枠19,20が前後方向から収容される収容部67とを有し、両連結カバー58を両端枠19,20間で両連結カバー58間に配置された上下方向に複数の連結部材59に固定具60により固定しているので、隣り合う扉体5,6の端枠19,20を簡単な作業で容易且つ確実に連結できると共に、強度の確保が容易であり、しかも見栄が良く意匠性を良好にできる利点がある。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。図1〜図10は水平パンタグラフ型の片開き親子式の伸縮門扉に採用した本発明の第1の実施例を例示する。
この伸縮門扉は、図1(A)(B)に示すように、出入口1の左右両側で地面2上に立設された吊り元支柱3及び戸当たり支柱4と、吊り元支柱3及び戸当たり支柱4間に左右方向に隣接して配置され且つ連結装置5により連結された親扉体6及び子扉体7と、親扉体6の中間部側、連結装置5側、及び子扉体7の戸当たり側に夫々設けられた落とし棒装置8〜10とを備え、親扉体6、子扉体7の左右方向への伸縮動作により出入口1を二段階に開閉可能である。
戸当たり支柱4には、上下一対の連結腕11を介して施錠受け枠12が固定されている。親扉体6、子扉体7は共に伸縮式であって、伸縮方向(左右方向)に長い親扉体6は吊り元側に配置され、親扉体6よりも短い子扉体7は戸当たり側に配置されている。
親扉体6、子扉体7は、左右方向に伸縮自在に構成された上下一対の水平式のパンタグラフ機構13,14と、この両パンタグラフ機構13,14の中間部分を上下に連結する左右方向に複数本の縦桟15,16、17,18と、両パンタグラフ機構13,14の両端部間を上下に連結する端枠19,20(図2参照)とを備えている。
なお、親扉体6は吊り元側の端枠19が上下方向のヒンジ21、連結腕22を介して吊り元支柱3に回動自在に連結され、両扉体6,7の収縮状態でヒンジ21廻りに回転収納可能である。
子扉体7の戸当たり側の端枠20には開閉操作用の把手23等を有する施錠掛け枠24が装着され、その施錠掛け枠24が施錠受け枠12に当接して施錠されるようになっている。更に各扉体6,7には、落とし棒装置8〜10よりも吊り元側で且つ落とし棒装置8〜10の近傍の縦桟17,18の下端に、地面2上を走行する走行車輪25〜27が設けられている。
パンタグラフ機構13,14は、図2(A)(B)に示すように、平面視X字状に交差して配置された左右方向に複数組の一対の中間リンク部材28,29と、両端に平面視八の字状に配置された一対の端部リンク部材30,31とを有し、円筒状の縦桟15,16、17,18、枢軸32,33を介して縦軸心廻りに水平方向に屈伸しながら左右方向に伸縮自在である。
一対の中間リンク部材28,29はその略中央の交差部で縦桟15,16により相対回動自在に連結され、左右方向に隣り合う各組の中間リンク部材28,29はその先端部で縦桟17,18により相対回動自在に連結されている。
一対の端部リンク部材30,31は、内端側が対応する端部側の中間リンク部材28,29の先端部に縦桟17,18により相対回動自在に連結され、また外端側が前後に近接して配置された端枠19,20の上下両端の枢軸32,33に相対回動自在に套嵌されて連結されている。
端枠19,20は一対のパンタグラフ機構13,14の伸縮方向の端部間を上下に連結するもので、図3〜図6に示すように左右幅に比べて前後方向に長く、内部に前後一対の軸保持部34,35を有する中空状に形成されると共に、その左右一側の側壁37,38には前後方向の両端に突部39,40が、前後方向の中間に前後一対の突部41,42が夫々上下方向の全長に形成され、その一対の突部41,42の中間部間が連絡壁43,44により前後に連絡されている。
各枢軸32,33は端枠19,20の軸保持部34,35の両端部に上下両側から挿入され、その挿入部分がリベット55,56により側壁37,38側で端枠19,20に固定されている。端部リンク部材30,31の端部側の上下両側には、一対の枢軸32,33を前後に連結する連結板45,46が設けられ、この連結板45,46により前後一対の枢軸32,33が前後方向に連結されている。なお、リベット55,56に代えてネジ等を使用してもよい。
落とし棒装置8〜10は、図1(B)に示すように落とし棒47〜49を有する。落とし棒装置8,9は親扉体6が伸長状態のときに、落とし棒47,48を地面2側の落とし孔50,51に落とし込んでロックするためのものであり、また落とし棒装置10は両扉体6,7が共に伸長状態のときに地面2の落とし孔52に、親扉体6が伸長状態で子扉体7が収縮状態のときに落とし孔53に、両扉体6,7が共に収縮状態のときに落とし孔54に夫々落とし棒49を落とし込んでロックするためのものである。
なお、落とし棒装置8の落とし棒47は中央の縦桟15内に上下動自在に挿入されており、縦桟15に上下動自在に套嵌された操作筒体47aにより上下に操作するようになっている。また落とし棒装置10の落とし棒49は施錠掛け枠24内に上下動自在に挿入されており、施錠掛け枠24から前後両側に突出する操作摘まみ49aにより上下に操作するようになっている。落とし棒装置9は後述のように連結装置5の前後両側に装着されている。
連結装置5は図3〜図8に示すように構成されている。即ち、親扉体6と子扉体7との相対向する端枠19,20は、その側壁37,38側を対向させた状態で、伸縮方向に僅かの間隔を置いて配置されている。この両端枠19,20を連結する連結装置5は、両端枠19,20の上下方向の略全長にわたる長さを有し且つ両端枠19,20に跨がって少なくともその略半周を覆う半割り状の前後一対の連結カバー58と、両端枠19,20間で前後の両連結カバー58間に介在された上下方向に複数の連結部材59と、この各連結部材59に前後両側から各連結カバー58を固定する上下方向に複数の固定具、例えばネジ60と、各連結カバー58の上下両端に装着された合成樹脂性の端部カバー61とを備えている。
両連結カバー58は両者間の中央廻りに略点対称形であって、両端枠19,20を前後方向から覆うカバー部62と、このカバー部62の幅方向の両端から各端枠19,20の左右方向の外側を経て相手側へと屈曲する一対の屈曲部63,64と、左右方向の反対側の一方の屈曲部63から他方の屈曲部64側へと端枠19,20の左右幅分の間隔をおいた位置でカバー部62から相手側へと突出する突出部65とが上下方向の全長に形成されている。
そして、両連結カバー58の内部には、左右方向の反対側の一方の屈曲部63と突出部65との間が、一方の端枠19,20が後方向から嵌合し固定される固定部66となり、他方の屈曲部64と突出部65との間が、他方の端枠19,20が前後方向から嵌合し収容される収容部67となっている。従って、両連結カバー58相互では、固定部66と収容部67とが前後に対向して設けられている。
両連結カバー58の両屈曲部63,64の内、左右方向の反対側の一方の屈曲部63に外重なり部63aが、他方の屈曲部64に相手側の外重なり部63aの内側に重なる内重なり部64aが夫々設けられ、また各屈曲部63,64の互いに重なる両重なり部63a,64aの基部側に、相手側の先端が前後方向に当接する当接部63b,64bが設けられている。
固定部66内の端枠19,20は側壁37,38の一端側の突部39,40、中央側の突部41,42が突出部65に当接され、上下方向の両端部で上下2本のネジ68により突出部65に夫々固定されている。ネジ68は突出部65、連絡壁43,44を貫通してその内側の裏板69に螺合し締結されている。裏板69は上下方向の中央でリベット70により連絡壁43,44に固定されている。
連結部材59はU字状であり、その前後両端の取り付け部59aが各連結カバー58のカバー部62に当接し、外側の落とし棒装置9の支持ブラケット72と共に上下2本のネジ60により固定されている。
各端部カバー61は連結カバー58に対応して前後に半割り状であり、連結カバー58のカバー部62及び屈曲部63,64の端面及び外周に対応する周縁部61aと、この周縁部61aから突出して両端枠19,20間を上側から覆う平板部61bと、この平板部61bからカバー部62内に突出して内接する内接部61cと、この内接部61cから略直角に突出する取り付け部61dとを一体に備え、その取り付け部61dが端枠19,20と反対側で突出部65に当接してネジ68により連結カバー58に固定されている。
落とし棒装置9は、図6、図7に示すように連結装置5の前後両側に配置されており、連結カバー58のカバー部62の外側に配置された上下一対の支持ブラケット72と、この支持ブラケット72により上下動自在に支持された落とし棒48とを備え、落とし棒48の上端に操作摘まみ73が設けられている。
支持ブラケット72は取り付け部72aの上下に案内部72bを備えたコ字状であって、その取り付け部72aが連結カバー58のカバー部62を挟んでネジ60により連結部材59の取り付け部59aに共締めされている。支持ブラケット72は連結カバー58のカバー部62側が開口する箱型の案内カバー74により覆われており、落とし棒48と連結カバー58との間で上側からネジ82により案内カバー74の案内部72bに固定されている。
落とし棒48には上昇位置に係止するための係合突起76が設けられている。支持ブラケット72、案内カバー74には、落とし棒48が上下摺動自在に挿通された案内孔77が設けられ、また上側の支持ブラケット72、案内カバー74には、係合突起76が通過するための通過部78が案内孔77に連通して形成されている。
上側の案内カバー74の上面には、落とし孔51から上方に離脱する上昇位置で落とし棒48の係合突起76が上側から係合する係合凹部79が形成されている。なお、落とし棒48には、上側の支持ブラケット72の下側に抜け止め突起80が設けられている。係合突起76、抜け止め突起80はネジにより構成されている。
上記構成の伸縮門扉において、出入口1を閉じる場合には、親扉体6、子扉体7を伸ばして施錠掛け枠24を施錠受け枠12に当接して施錠する。このとき子扉体7の上下のパンタグラフ機構13,14では、その前後一対の端部リンク部材30,31の先端部を端枠19,20側の前後の枢軸32,33に連結し、その端枠19,20に施錠掛け枠24を固定しているため、施錠掛け枠24をパンタグラフ機構13,14に対して所定の角度に保持できる。従って、施錠掛け枠24を施錠受け枠12に合わせて行けば、両者を容易且つ確実に当接させることができる。
閉状態では各落とし棒装置8〜10の落とし棒47〜49を地面2側の落とし孔50〜52に落とし込んで親扉体6、子扉体7を地面2側にロックする。これによって風圧等による各扉体6,7の前後方向の揺れ等を極力防止できる。
通常の人の出入りに際しては、親扉体6を各落とし棒装置8,9で地面2側にロックしておき、子扉体7のみを伸縮させる。そして、例えば子扉体7を収縮させた後、落とし棒装置10の落とし棒49を落とし孔53に落とし込んで地面2にロックする。また自動車が出入りする場合には、子扉体7、親扉体6の両方を伸縮させる。
親扉体6と子扉体7との端枠19,20同士を連結装置5により連結する場合には、例えば図9に示すように親扉体6の端枠19を前側の連結カバー58の屈曲部63と突出部65との間の固定部66に後方から嵌合する。そして、例えば図4の上下2本のネジ68の内、その下側のネジ68を締め付けて連結カバー58と端枠19とを固定する。
次に連結カバー58の上下両端に端部カバー61を嵌めて、その取り付け部61dを突出部65に当接して、図4の上側のネジ68を締め付けて突出部65、側壁38を介して連結カバー58及び端枠19に固定する。
同様にして図9に示すように子扉体7の端枠20を前側の連結カバー58の屈曲部63と突出部65との間の固定部66に前方から嵌合する。そして、一方のネジ68により連結カバー58と端枠20とを固定し、また連結カバー58の上下両端に端部カバー61を嵌めて、その取り付け部61dを突出部65に当接して他方のネジ68により突出部65、側壁37を介して連結カバー58及び端枠20に固定する。
また前後の連結カバー58の内、その一方の連結カバー58に一方の支持ブラケット72と連結部材59とをネジ60で固定しておく。なお、これは連結カバー58の固定部66に端枠19,20を嵌合する前にしてもよい。
その後、前側の連結カバー58の収容部67に親扉体6の端枠19を後方から、後側の連結カバー58の収容部67に子扉体7の端枠20を前方から夫々嵌合させながら、図10に示すように両連結カバー58の各屈曲部63,64の外重なり部63aと内重なり部64aとを内外方向に重ね合わせる。
次いで他方の連結カバー58、支持ブラケット72をネジ60で固定する。これによって各重なり部63a,64aの先端が当接部63b,64bに当接した状態で、前後の連結カバー58を両端枠19,20間で連結部材59、ネジ60を介して前後方向に連結できる。
落とし棒装置9側では、各支持ブラケット72に案内カバー74を被せてネジ82により固定する。そして、支持ブラケット72等の案内孔77に上側から落とし棒48を挿入し、上側の支持ブラケット72の下側で落とし棒48に抜け止め突起80を付ける。
このような構成の連結装置5では、一方の連結カバー58の固定部66に一方の端枠19,20を、他方の連結カバー58の固定部66に他方の端枠19,20を夫々前後方向から嵌合してネジ68により固定しておき、その後、一方の連結カバー58の収容部67に他方の端枠19,20を、他方の連結カバー58の収容部67に一方の端枠19,20を夫々前後方向に嵌合させた後、両連結カバー58を連結部材59等を介して前後に連結すればよい。
従って、従来のように連結カバー58を上方から挿入して取り付ける場合に比較して、各連結カバー58の取り扱いを含む一連の組み立て作業が非常に容易であり、隣り合う親扉体6、子扉体7の端枠19,20同士を簡単な作業で容易且つ確実に連結できる。
また両連結カバー58は両端枠19,20に跨がってその略半周を覆う半割り状であるため、連結カバー58の裏側の端枠19,20等が外部に露出することがなく、全体が連結カバー58の外表面の形状によって決まる1本の柱状となる等、連結装置5を含む全体の意匠性が著しく向上する利点がある。更に前後の連結カバー58を両端枠19,20間に配置された上下方向に複数の連結部材59及びネジ60を介して前後に連結するため、一方の連結カバー58に外力が作用した場合の損傷等も少なくでき、強度の確保も容易にできる。
両連結カバー58は両端枠19,20を前後方向から覆うカバー部62と、カバー部62の左右両端側から相手側へと屈曲する屈曲部63,64と、カバー部62の中間から相手側へと突出する突出部65とを備えた構造であるため、連結カバー58自体も構造的に簡単である。
また両側の屈曲部63,64の内、一方の屈曲部63に外重なり部63aを、他方の屈曲部64に相手側の外重なり部63aの外側に重なる内重なり部64aを夫々備え、対応する屈曲部63,64の少なくとも一方に、相手側の先端が前後方向に当接する当接部63b,64bを備えているため、両連結カバー58の屈曲部63,64側での隙間の発生、重なり過ぎ等を容易に防止できる。
また連結部材59、ネジ60は前後の連結カバー58を連結するだけでなく、落とし棒装置9の支持ブラケット72を連結カバー58に固定するための固定用としても兼用しているため、別々に設ける場合に比較して構造的に簡単にできる利点がある。
しかも、支持ブラケット72は連結カバー58側が開口した箱状の案内カバー74で覆っているため、前後の連結カバー58の外側に露出する前後方向のネジ等がなく、連結装置5部分の見栄えも良好にできる。
図11は本発明の第2の実施例を例示する。なお、図11では連結カバー58のみを示すが、他の構成は第1の実施例と略同様である。図11(A)の両連結カバー58は両者間の中心廻りに略点対称であって、カバー部62の両側の屈曲部63,64の内、その一方の屈曲部63側は短く、他方の屈曲部64側は長く構成され、その各屈曲部63,64の先端側に外重なり部63a、内重なり部64a、当接部63b,64bが設けられている。
図11(B)の両連結カバー58は、一方(例えば前側)の連結カバー58の屈曲部63,64が長く、他方(例えば後側)の連結カバー58の屈曲部63,64が短くなっている。なお、この場合には、二つ割り状の前後一対の連結カバー58で両端枠19,20の全周を覆うようになっている。
このように両連結カバー58の両側に一対の屈曲部63,64の長さを変えてもよいし、前後の連結カバー58でその屈曲部63,64の長さを変えたものでもよい。両連結カバー58は両端枠19,20の全周を覆うものであれば、前後一対の半割り状でもよいし、二つ割り状でもよい。
図12は本発明の第3の実施例を例示する。図12の連結部材59は円筒体により構成され、上下に2本設けられている。そして、各連結部材59の両端に支持ブラケット72、連結カバー58に挿通されたネジ60が螺合されている。
図13の連結部材59は、上下にネジ螺合部59cが形成された各筒体により構成され、その上下のネジ螺合部59cの両端に支持ブラケット72、連結カバー58に挿通されたネジ60が螺合されている。
このように連結部材59は前後の連結カバー58間に介在され、両側からネジ60を螺合できるものであれば十分である。
以上、本発明の各実施例について詳述したが、この各実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、実施例では、水平パンタグラフ式のレール走行型の伸縮門扉において、その親扉体6と子扉体7との端枠19,20同士を連結する連結装置5について例示しているが、斜架材を組み合わせた垂直パンタグラフ式の伸縮門扉、レール走行型以外の伸縮門扉においても同様に実施可能である。
また隣り合う扉体は、同じ程度の長さのものでもよい。従って、必ずしも親扉体6と子扉体7である必要はない。扉体は対向端側に端枠19,20を備えたものであれば、伸縮式以外のもの、例えば引き戸式の扉体同士を連結する場合にも同様に実施することが可能である。連結部材59に前後の連結カバー58を固定する固定具はネジ60が一般的であるが、ネジ60以外のリベット等を使用してもよいし、一方をリベットとし、他方をネジとしてもよい。
端枠19,20の形状、連結カバー58の固定部66、収容部68の形状は、固定部66、収容部68に対して端枠19,20を前後方向から嵌合できるものであればよい。また連結カバー58の外側に装着する外部装置は落とし棒装置9が一般的であるが、開閉操作用の把手等でもよい。
端枠19,20の上下両端部、又は上下方向の一部に他の部材が突出している場合には、必要に応じてその部材と干渉しないように連結カバー58に切り欠き部等を設けてもよいし、その部材を除いて端枠19,20の上下方向の略全長に連結カバー58を設けてもよい。
連結カバー58は両屈曲部63,64の先端同士を突き合わせた構造でもよいし、一方の屈曲部63,64の先端に上下方向の縦溝を形成し、他方の屈曲部63,64の先端縁がその縦溝に嵌合するようにしてもよい。また実施例では外重なり部63a、内重なり部64aの両方に当接部63b,64bを設けているが、その当接部63b,64bは一方のみでもよい。
本発明の第1の実施例を示し、(A)は伸縮門扉の平面図、(B)はその正面図である。 (A)は両扉体の連結部側の拡大平面図、(B)はその正面図である。 端枠及び連結装置の分解斜視図である。 連結装置の上部側の破断正面図である。 連結装置の上部側の平面断面図である。 連結装置及び落とし棒装置の平面断面図である。 連結装置及び落とし棒装置の側面断面図である。 連結装置の分解断面図である。 連結方法を示す平面断面図である。 連結カバーの結合状態の平面断面図である。 本発明の第2の実施例を示す連結カバーの平面断面図である。 本発明の第3の実施例を示し、(A)は連結装置の側面断面図、(B)はその正面断面図である。 本発明の第4の実施例を示し、(A)は連結装置の側面断面図、(B)はその正面断面図である。
符号の説明
6 親扉体
7 子扉体
19,20 端枠
58 連結カバー
59 連結部材
60 ネジ(固定具)
61 端部カバー
62 カバー部
63,64 屈曲部
63a外重なり部
64a 内重なり部
63b,64b 当接部
65 突出部
66 固定部
67 収容部
72 支持ブラケット

Claims (6)

  1. 左右に隣り合う扉体(6,7)の端枠(19,20)同士を、該端枠(19,20)の上下方向の略全長にわたる前後一対の連結カバー(58)により連結した門扉の扉体連結装置において、前後の組み合わせにより前記両端枠(19,20)に跨がって略全周を覆う二つ割り状の前記両連結カバー(58)の内、その一方の前記連結カバー(58)は一方の前記端枠(19,20)が前後方向から嵌合し固定された固定部(66)と、他方の前記端枠(19,20)が前後方向から嵌合し収容される収容部(67)とを有し、他方の前記連結カバー(58)は前記他方の端枠(19,20)が前後方向から嵌合し固定された固定部(66)と、前記一方の端枠(19,20)が前後方向から収容される収容部(67)とを有し、前記両連結カバー(58)を前記両端枠(19,20)間で前記両連結カバー(58)間に配置された上下方向に複数の連結部材(59)に固定具(60)により固定したことを特徴とする門扉の扉体連結装置。
  2. 前記両連結カバー(58)は前記両端枠(19,20)を前後方向の外側から覆うカバー部(62)と、該各カバー部(62)の左右両端から前記各端枠(19,20)の左右方向の外側を経て相手側へと屈曲する屈曲部(63,64)と、一方の前記屈曲部(63,64)との間に前記端枠(19,20)が嵌合する間隔をおいて前記カバー部(62)の中間部から相手側へと突出し且つ反対側の前記端枠(19,20)に固定された突出部(65)とを一体に備えたことを特徴とする請求項1に記載の門扉の扉体連結装置。
  3. 前記両連結カバー(58)は左右方向の反対側の一方の前記屈曲部(63)に外重なり部(63a)を、他方の前記屈曲部(64)に相手側の前記連結カバー(58)の前記外重なり部(63a)の内側に重なる内重なり部(64a)を夫々備え、対応する前記屈曲部(63,64)の少なくとも一方に、相手側の先端が前後方向に当接する当接部(63b,64b)を備えたことを特徴とする請求項2に記載の門扉の扉体連結装置。
  4. 前記隣り合う扉体の一方は伸縮式の親扉体(6)であり、他方の扉体は前記親扉体(6)よりも短い伸縮式の子扉体(7)であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の門扉の扉体連結装置。
  5. 前記連結カバー(58)の外側に装着される外部装置の支持ブラケット(72)と前記連結部材(59)とをネジ(60)により共締めしたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の門扉の扉体連結装置。
  6. 前記各連結カバー(58)の上下両端部を覆う端部カバー(61)を設け、該各端部カバー(61)を前記突出部(65)に固定したことを特徴とする請求項2に記載の門扉の扉体連結装置。
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