JP2002295104A - 伸縮門扉の施錠装置 - Google Patents

伸縮門扉の施錠装置

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JP2002295104A
JP2002295104A JP2001090560A JP2001090560A JP2002295104A JP 2002295104 A JP2002295104 A JP 2002295104A JP 2001090560 A JP2001090560 A JP 2001090560A JP 2001090560 A JP2001090560 A JP 2001090560A JP 2002295104 A JP2002295104 A JP 2002295104A
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Japan
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hanging
end frame
locking means
door
door stop
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Application number
JP2001090560A
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English (en)
Inventor
Kishikazu Furukawa
喜士一 古川
Tadaharu Miyazaki
忠晴 宮崎
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Nippon Koki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Koki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 施錠手段を門扉本体の内外両側から容易に操
作できると共に、施錠手段の設計、製作が容易であり、
製作コストを低減できる伸縮門扉の施錠装置を提供す
る。 【解決手段】 伸縮自在な門扉本体4の吊り元側端枠9
をヒンジ20を介して吊り元支柱2に縦軸19廻りに回
動自在に枢着し、吊り元側端枠9を開閉位置Bで吊り元
支柱2に回動不能に施錠する煽り止め用の吊り元側施錠
手段21と、門扉本体4の戸当たり側端枠10を戸当た
り支柱3に施錠する戸当たり側施錠手段22とを設け、
吊り元側施錠手段21は、吊り元支柱2と吊り元側端枠
9との一方に設けられた受け具と、他方に設けられ且つ
開閉位置側で吊り元側端枠9を吊り元支柱2へ押圧した
ときに受け具に係脱自在に係合する掛け具とを備え、掛
け具を解除操作する操作レバー33を、他方側の内外方
向の両側に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伸縮門扉の施錠装
置に関し、吊り元側施錠手段、戸当たり側施錠手段を上
下方向の適正位置に配置でき、しかもその掛け具を門扉
本体の内外両側から容易に操作できるようにしたもので
ある。
【0002】
【従来の技術】伸縮門扉には、従来、伸縮自在な門扉本
体の吊り元側端枠をヒンジを介して吊り元支柱に縦軸廻
りに回動自在に枢着し、この門扉本体の吊り元側端枠を
開閉位置で吊り元支柱に回動不能に施錠する煽り止め用
の吊り元側施錠手段と、門扉本体の戸当たり側端枠を戸
当たり支柱に施錠する戸当たり側施錠手段とを設けたも
のがある。
【0003】また実公昭60−28800号公報に記載
のように、門扉本体の吊り元側端枠を吊り元支柱に回動
自在に枢着するヒンジと反対側の上部に、煽り止め用の
吊り元側施錠手段を配置し、この吊り元側施錠手段の解
除用の操作部をその上側で門扉本体の上部に配置したも
のがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この種の伸縮門扉は、
収縮状態の門扉本体をヒンジの縦軸廻りに内側へと回動
させることにより、門扉本体を吊り元支柱の背後に回転
収納できるため、出入口等の間口を最大限に開放できる
利点があり、しかも門扉本体を収縮状態で放置する場合
にも、吊り元側施錠手段で門扉本体の吊り元側端枠を吊
り元支柱に施錠できるため、風圧等により門扉本体が縦
軸廻りに回動する煽りを防止できる。
【0005】しかし、従来の伸縮門扉では、吊り元側施
錠手段と戸当たり側施錠手段とに種類の異なるものを使
用しているため、その施錠手段の設計、製作が煩わし
く、また二種類の施錠手段を別々に製作する必要があ
り、製作コストがアップする欠点がある。
【0006】しかも、従来の吊り元側施錠手段は、その
操作部を門扉本体の上側から操作するようにしているた
め、施錠を解除する際の操作が困難である。特に門扉本
体の前後幅が大きくなれば、施錠手段がヒンジの反対
側、取り分け門扉本体の外側にあるため、門扉本体が伸
長状態のときに施錠手段を内側から解除する場合は、外
側から操作する場合に比較してその操作が非常に困難で
あり、門扉本体の前後幅が大きなものには採用し難い欠
点がある。
【0007】また操作部を門扉本体の上側から操作する
構造であるため、操作部を含む施錠手段の小型化を図る
には、施錠手段を門扉本体の上部側に配置する必要があ
り、施錠手段を門扉本体の上下方向の適正位置に配置し
難くなる。
【0008】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、施錠手段を門扉本体の内外両側から容易に操作でき
ると共に、施錠手段を上下方向の適正位置に配置でき、
しかも施錠手段の設計、製作が容易であり、製作コスト
を低減できる伸縮門扉の施錠装置を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、伸縮自在な門
扉本体4の吊り元側端枠9をヒンジ20を介して吊り元
支柱2に縦軸19廻りに回動自在に枢着し、前記吊り元
側端枠9を開閉位置Bで前記吊り元支柱2に回動不能に
施錠する煽り止め用の吊り元側施錠手段21と、前記門
扉本体4の戸当たり側端枠10を戸当たり支柱3に施錠
する戸当たり側施錠手段22とを設けた伸縮門扉におい
て、前記吊り元側施錠手段21は、前記吊り元支柱2と
前記吊り元側端枠9との一方に設けられた受け具31
と、他方に設けられ且つ前記開閉位置B側で前記吊り元
側端枠9を前記吊り元支柱2へ押圧したときに前記受け
具31に係脱自在に係合する掛け具32とを備え、該掛
け具32を解除操作する操作レバー33を、前記他方側
の内外方向の両側に設けたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態を図面
に基づいて詳述する。図1〜図6は本発明の第1の実施
形態を例示する。この伸縮門扉は、図1及び図2に示す
ように、左右に所定の間隔をおいて地面1に立設された
吊り元支柱2及び戸当たり支柱3と、この両支柱2,3
間に開閉方向に伸縮自在に配置された門扉本体4とを備
え、左右の塀5間の出入口6に対応してその内側に設置
されている。
【0011】門扉本体4は、開閉方向に伸縮自在に構成
されたパンタグラフ機構7と、開閉方向に所定の間隔を
おいて配置され且つパンタグラフ機構7に連結された複
数個の縦枠材8と、吊り元側の縦枠材8に取り付けられ
た吊り元側端枠9と、戸当たり側の縦枠材8に取り付け
られた戸当たり側端枠10とを備え、下側に地面1上を
走行するための走行用自在車輪11が設けられている。
【0012】各縦枠材8は、図3及び図5に示すよう
に、出入口6の内外方向に所定の間隔をおいて配置され
た内外一対の縦桟12,13と、この縦桟12,13の
上下両端側を内外に連結する連結部材(図示省略)とを
備え、その内外一対の縦桟12,13間にパンタグラフ
機構7が設けられている。
【0013】パンタグラフ機構7は、右上がりの傾斜リ
ンク14と左上がりの傾斜リンク15とを交差状に多数
備え、その各傾斜リンク14,15が交差部で相対回動
自在に枢着されている。各縦枠材8は、上下方向の3か
所の交差部でパンタグラフ機構7に連結されており、中
間の枢着部の固定枢軸16が縦枠材8の内外の縦桟1
2,13に上下動不能に取り付けられ、またその上下両
側の交差部の可動枢軸18が縦枠材8の内外の縦桟1
2,13に対して上下動自在になっている。
【0014】門扉本体4は、収縮状態の門扉本体4を縦
軸19廻りに回転させて一方の塀5等の内側の収納位置
A(図1の仮想線位置)に回転収納できるように、その
吊り元側端枠9がヒンジ20を介して吊り元支柱2に連
結され、また開閉位置B側で吊り元側端枠9が煽り止め
用の吊り元側施錠手段21を介して吊り元支柱2に施錠
可能になっている。門扉本体4の戸当たり側端枠10
は、戸当たり側施錠手段22を介して戸当たり支柱3に
施錠可能であり、また戸当たり側端枠10には、開閉操
作用の把手23と、戸当たり側施錠手段22をロックす
るためのロック手段24とが設けられている。
【0015】吊り元支柱2、戸当たり支柱3は、図3及
び図5に示すように、内外に配置された一対の支柱材2
5,26を備え、また吊り元側端枠9、戸当たり側端枠
10も、同様に内外に配置された一対の端枠材27,2
8を備えている。ヒンジ20は、図3に示すように、吊
り元支柱2に固定されたヒンジ金具29と、その吊り元
側端枠9の内側の端枠材27に固定されたヒンジ金具3
0と、この両ヒンジ金具29,30を連結する縦軸19
とを有し、その縦軸19が吊り元支柱2、吊り元側端枠
9から内外方向の内側に突出して配置されている。
【0016】吊り元側施錠手段21は、図3及び図4に
示すように、吊り元側端枠9に設けられた受け具31
と、吊り元支柱2に設けられた掛け具32とを備え、吊
り元支柱2及び吊り元側端枠9の内外方向の略中央に配
置され、この吊り元側施錠手段21を解除操作するため
の操作レバー33が、吊り元支柱2の内外両側に設けら
れている。受け具31は、吊り元側端枠9から若干吊り
元支柱2側に突出して内外方向に略水平状に配置され、
両側のブラケット34を介して吊り元側端枠9の内外の
端枠材27に上下調整可能に固定されている。なお、ブ
ラケット34は上下方向の長孔35を有し、その長孔3
5に挿通されたボルト36により端枠材27に上下調整
可能に固定されている。
【0017】掛け具32は、先端側が受け具31側に突
出するように、吊り元支柱2の内外の支柱材25間で保
護ケース37内に配置され、基部側が吊り元支柱2の内
外の支柱材25に回動自在に挿通された枢軸38に固定
されると共に、つる巻バネ等のバネ39により受け具3
1に対して係合方向に付勢されている。掛け具32の先
端側には、受け具31に対して上側から係脱自在に係合
する係合凹部40と、開閉位置B側で吊り元側端枠9を
吊り元支柱2へ押圧したときに、バネ39に抗して掛け
具32が枢軸38廻りに上側に回動するように案内する
案内部41とが設けられている。
【0018】保護ケース37は、掛け具32が受け具3
1に係脱するときに、受け具31が嵌脱する切り欠き部
42が先端側に形成され、基部側が取り付け板43を介
して内外の支柱材25間に固定されている。操作レバー
33は、吊り元支柱2の内外方向の両側に近接して枢軸
38の両端に固定されている。掛け具32は、係合姿勢
で枢軸38の下側のストッパー37aにより規制されて
いる。
【0019】戸当たり側施錠手段22も、吊り元側施錠
手段21と略同様の構成であって、図5及び図6に示す
ように、戸当たり支柱3に設けられた受け具44と、戸
当たり側端枠10に設けられた掛け具45とを備え、戸
当たり支柱3及び戸当たり側端枠10の内外方向の略中
央に配置されており、この戸当たり側施錠手段22を解
除操作するための操作レバー46が、戸当たり側端枠1
0の内外両側に設けられている。
【0020】受け具44は、戸当たり支柱3から戸当た
り側端枠10側に突出しないように内外方向に略水平状
に配置され、両側のブラケット47を介して戸当たり支
柱3の内外の支柱材26に上下調整可能に固定されてい
る。なお、ブラケット47は上下方向の長孔48を有
し、その長孔48に挿通されたボルト49により支柱材
26に上下調整可能に固定されている。
【0021】掛け具45は、先端側が受け具44側に突
出するように、戸当たり側端枠10の内外の端枠材28
間で保護ケース50内に配置され、基部側が戸当たり側
端枠10の内外の端枠材28に回動自在に挿通された枢
軸51に固定されると共に、つる巻バネ等のバネ52に
より受け具44に対して係合方向に付勢されている。掛
け具45の先端側には、受け具44に対して上側から係
脱自在に係合する係合凹部53と、戸当たり側端枠10
を戸当たり支柱3へ押圧したときに、バネ52に抗して
掛け具45が枢軸51廻りに上側に回動するように案内
する案内部54とが設けられている。掛け具45は、係
合姿勢で枢軸51の下側のストッパー50aにより規制
されている。
【0022】保護ケース50は、掛け具45が受け具4
4に係脱するときに、受け具44が嵌脱する切り欠き部
55が先端側に形成され、基部側が戸当たり側端枠10
の一対の端枠材28間に固定された施錠ボックス56内
に取り付けられている。操作レバー46は、戸当たり側
端枠10の内外方向の両側に近接して枢軸51の両端に
固定されている。なお、戸当たり支柱3には、施錠ボッ
クス56に対応する端板57がブラケット47を介して
固定されている。端板57には、掛け具45,保護ケー
ス50が嵌脱する開口部58が形成されている。
【0023】施錠ボックス56内には、戸当たり側施錠
手段22を施錠状態にロックするためのロック手段24
がその上側に配置されている。このロック手段24は、
枢軸51と平行な枢軸59に固定されたロック片60を
備え、図外の鍵により枢軸59を介してロック片60
を、掛け具45の上側に当接するロック位置(図6の2
点鎖線位置)と、掛け具45の上側から外れたアンロッ
ク位置(図6の実線位置)とに回動操作するようになっ
ている。なお、ロック片60は、施錠ボックス56内の
バネ61によりロック位置とアンロック位置とに保持可
能である。
【0024】次に操作方法を説明する。門扉本体4は通
常、図3に示すように吊り元側端枠9が吊り元側の開閉
位置B側で吊り元側施錠手段21により吊り元支柱2に
施錠されている。このため吊り元側端枠9がヒンジ20
により吊り元支柱2に枢着されているにも拘わらず、収
縮状態の門扉本体4に風圧等が作用しても、門扉本体4
が縦軸19廻りに回動する煽りを防止できる。
【0025】収縮状態の門扉本体4を縦軸19廻りに回
転させて収納位置Aに回転収納する場合には、門扉本体
4の内外方向の何れからでも操作レバー33を解除方向
に操作すれば、掛け具32がバネ39に抗して解除方向
に回動して、掛け具32が受け具31から離脱する。こ
のため回転収納に際しての吊り元側施錠手段21の解除
操作が非常に容易である。また吊り元支柱2の内外両側
の操作レバー33を操作すれば良いので、吊り元側施錠
手段21を上下方向の適正位置に配置することもでき
る。
【0026】回転収納状態の門扉本体4を開閉位置B側
に戻す場合には、門扉本体4を縦軸19廻りに開閉位置
B側へと回転させる。この場合、吊り元側端枠9を縦軸
19廻りに吊り元支柱2側へと押圧すれば、吊り元側端
枠9が吊り元支柱2に近接したときに受け具31が掛け
具32の先端側の案内部41に当接し、受け具31が案
内部41に沿って摺動するため、掛け具32がバネに抗
して枢軸38廻りに上側へと回動する。そして、吊り元
側端枠9が吊り元支柱2と略平行になった時点で、図3
及び図4に示すように掛け具32の係合部が受け具31
に係合し、吊り元側端枠9を吊り元支柱2に施錠する。
このため門扉本体4を縦軸19廻りに開閉位置Bへと回
転させるだけで、吊り元側端枠9を開閉位置Bで吊り元
支柱2に容易に施錠することができる。
【0027】収縮状態の門扉本体4を伸ばして出入口を
閉鎖する場合には、開閉位置B側で門扉本体4の把手2
3を持って戸当たり支柱3側へと伸ばした後、戸当たり
側端枠10を戸当たり支柱3側へと押圧する。すると戸
当たり側施錠手段22の掛け具45が受け具44に係合
して、図5及び図6に示すように、戸当たり側端枠10
を戸当たり支柱3に容易に施錠することができる。この
場合の戸当たり側施錠手段22は、吊り元側施錠手段2
1と同様に動作する。
【0028】施錠後にロックする場合には、ロック手段
24の枢軸59を鍵によりロック方向に操作すると、ロ
ック片60がロック位置へと回動して掛け具45の上側
に当接する。このため操作レバー46を操作しても、掛
け具45が回動することはなく、戸当たり側施錠手段2
2を施錠状態でロックすることができる。
【0029】この実施形態では、煽り止め用の吊り元側
施錠手段21と、戸当たり側施錠手段22に、端枠9,
10を支柱2,3側へと押圧したときに、掛け具32,
45の先端側の案内部41,54に受け具31,44が
当接し、掛け具32,45がバネ39,52に抗して回
動して受け具31,44に係合するようにした略同形式
のものを使用しているため、施錠する際の操作が容易で
ある他、一部の部品を兼用できる等、各吊り元側施錠手
段21,22の設計を容易に行うことができる。
【0030】図7は本発明の第2の実施形態を例示し、
この実施形態では、吊り元支柱2に受け具31を、吊り
元側端枠9に掛け具32及び操作レバー33を設けてい
る。吊り元支柱2は内外方向に長い矩形筒状に構成さ
れ、その吊り元側端枠9側に、掛け具32、保護ケース
37等が嵌脱する開口部63と、この開口部63に対応
して配置された受け具31とが設けられている。受け具
31は、ブラケット34を介して上下調整可能に固定さ
れている。
【0031】掛け具32、保護ケース37は、吊り元側
端枠9の端枠材27間に配置されている。掛け具32
は、端枠材27に回動自在に挿通された枢軸38に固定
され、且つバネ39により傾動方向に付勢されている。
保護ケース37は、取り付け板43を介して端枠材27
に固定されている。枢軸38の両端には、吊り元側端枠
9の両側に近接して操作レバー33が固定されている。
なお、他の構成は第1の実施形態と同様である。
【0032】この実施形態に例示するように吊り元側施
錠手段21は、その受け具31を吊り元支柱2に設け、
掛け具32、枢軸38、操作レバー33を吊り元側端枠
9に夫々設けて、第1の実施形態と反対に構成すること
も可能である。勿論、戸当たり側施錠手段22において
も同様である。
【0033】以上、本発明の各実施形態について詳述し
たが、本発明は各実施形態に限定されるものではなく、
その他種々の態様で実施することができる。例えば、実
施形態では、吊り元側施錠手段21と、戸当たり側施錠
手段22とに略同種類のものを使用しているが、この両
施錠手段21,22は、端枠9,10を支柱2,3側へ
と押圧したときに、掛け具32,45が受け具31,4
4に係脱自在に係合する形式のものであれば、他の係合
構造のものでも良い。
【0034】また実施形態では、各吊り元側施錠手段2
1,22を門扉本体4及び支柱2,3の内外方向の略中
央に配置しているが、必ずしも略中央である必要はな
く、吊り元側施錠手段21,22が門扉本体4及び支柱
2,3から内外方向の外側に突出しないように中間部分
に配置すれば十分である。
【0035】
【発明の効果】本発明では、伸縮自在な門扉本体4の吊
り元側端枠9をヒンジ20を介して吊り元支柱2に縦軸
19廻りに回動自在に枢着し、吊り元側端枠9を開閉位
置Bで吊り元支柱2に回動不能に施錠する煽り止め用の
吊り元側施錠手段21と、門扉本体4の戸当たり側端枠
10を戸当たり支柱3に施錠する戸当たり側施錠手段2
2とを設けた伸縮門扉において、吊り元側施錠手段21
は、吊り元支柱2と吊り元側端枠9との一方に設けられ
た受け具31と、他方に設けられ且つ開閉位置B側で吊
り元側端枠9を吊り元支柱2へ押圧したときに受け具3
1に係脱自在に係合する掛け具32とを備え、該掛け具
32を解除操作する操作レバー33を、他方側の内外方
向の両側に設けているので、吊り元側施錠手段21を門
扉本体4の内外両側から容易に操作できると共に、吊り
元側施錠手段21を上下方向の適正位置に配置できる。
【0036】また戸当たり側施錠手段22は、戸当たり
支柱3と戸当たり側端枠10との一方に設けられた受け
具44と、他方に設けられ且つ戸当たり側端枠10を戸
当たり支柱3へ押圧したときに受け具44に係脱自在に
係合する掛け具45とを備え、該掛け具45を解除操作
する操作レバー46を、他方側の内外方向の両側に設け
ているので、戸当たり側施錠手段22を門扉本体4の内
外両側から容易に操作できると共に、戸当たり側施錠手
段22を上下方向の適正位置に配置でき、しかも吊り元
側施錠手段21と戸当たり側施錠手段22とに同種のも
のを使用でき、両施錠手段21,22の設計、製作が容
易であり、製作コストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す伸縮門扉の平面
図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す伸縮門扉の正面
図である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す吊り元側の横断
面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す吊り元側の縦断
面図である。
【図5】本発明の第1の実施形態を示す戸当たり側の横
断面図である。
【図6】本発明の第1の実施形態を示す戸当たり側の縦
断面図である。
【図7】本発明の第2の実施形態を示す吊り元側の横断
面図である。
【符号の説明】
2 吊り元支柱 3 戸当たり支柱 4 門扉本体 9 吊り元側端枠 10 戸当たり側端枠 19 縦軸 20 ヒンジ 21 吊り元側施錠手段 22 戸当たり側施錠手段 31 受け具 32 掛け具 33 操作レバー 44 受け具 45 掛け具 46 操作レバー B 開閉位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E038 CA02 DG01 DG05 DG07

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伸縮自在な門扉本体(4)の吊り元側端
    枠(9)をヒンジ(20)を介して吊り元支柱(2)に
    縦軸(19)廻りに回動自在に枢着し、前記吊り元側端
    枠(9)を開閉位置(B)で前記吊り元支柱(2)に回
    動不能に施錠する煽り止め用の吊り元側施錠手段(2
    1)と、前記門扉本体(4)の戸当たり側端枠(10)
    を戸当たり支柱(3)に施錠する戸当たり側施錠手段
    (22)とを設けた伸縮門扉において、前記吊り元側施
    錠手段(21)は、前記吊り元支柱(2)と前記吊り元
    側端枠(9)との一方に設けられた受け具(31)と、
    他方に設けられ且つ前記開閉位置(B)側で前記吊り元
    側端枠(9)を前記吊り元支柱(2)へ押圧したときに
    前記受け具(31)に係脱自在に係合する掛け具(3
    2)とを備え、該掛け具(32)を解除操作する操作レ
    バー(33)を、前記他方側の内外方向の両側に設けた
    ことを特徴とする伸縮門扉の施錠装置。
  2. 【請求項2】 前記戸当たり側施錠手段(22)は、前
    記戸当たり支柱(3)と前記戸当たり側端枠(10)と
    の一方に設けられた受け具(44)と、他方に設けられ
    且つ前記戸当たり側端枠(10)を前記戸当たり支柱
    (3)へ押圧したときに前記受け具(44)に係脱自在
    に係合する掛け具(45)とを備え、該掛け具(45)
    を解除操作する操作レバー(46)を、前記他方側の内
    外方向の両側に設けたことを特徴とする請求項1に記載
    の伸縮門扉の施錠装置。
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JP2008230755A (ja) * 2007-03-20 2008-10-02 Koshihara:Kk 手すり装置およびその連結施錠具
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