JP3215075U - 引戸錠装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】開口部に対する引戸の取付位置にかかわらず、引戸に容易に取り付けることができ、かつ、構造がシンプルな引戸錠装置を提供する。【解決手段】引戸錠装置1は、ケース2と、ケース2の外部に、ケース2に対して直線移動可能に取り付けられ、操作部材3と、操作部材3に接続され、操作部材3の操作に伴ってケース2内で直線移動するスライダ4と、スライダ4に接続され、スライダ4の移動に伴って移動するロッド部材5と、ケース2に固定される鎌錠ユニット6とを備えている。【選択図】図2
Description
本考案は、引戸錠装置に関する。
近年、バリアフリーなどの要請から、開き戸を引戸に変更することへの要望が増加している。このように、既設の開き戸を引戸に変更する場合、たとえば、開き戸を取り外し、アウトセット引戸を取り付けることが多い。
このようなアウトセット引戸は施錠する必要がある場合、引戸の引き手の近傍に錠前が設けられ、引戸により閉鎖される開口部の枠や開口部周辺の壁に錠受けが設けられる。これにより、引戸の施錠を行うことができる。このようなアウトセット引戸の引戸錠装置の一例が特許文献1に開示されている。
特許文献1の引戸錠装置は、サムタンを操作して回転伝達軸を回転させると、回転伝達軸の回転が、ケース内に設けられた運動変換手段によって直線運動に変換されて、ケース内の摺動体を上下に移動させる。この摺動体の上下運動によって、ケースの一方の面に固定された鎌部材を出没させて、引戸の施錠・解錠を行なっている。
しかし、特許文献1の引戸錠装置は、鎌部材がケースの一方の面のみから突出するように構成され、他方の面から鎌部材を突出させることができない。そのため、たとえば、壁の開口部の出入り方向で一方側に引戸を取り付ける予定であったものが、急遽現場で予定とは逆方向(開口部の出入り方向で他方側)に引戸を取り付けることになった場合に、同じ引戸錠装置では対応することができない。すなわち、特許文献1の引戸錠装置では、ケースの一方の面のみから鎌部材が突出するため、引戸の取付位置が開口部に対して反対側になった場合、ケースの他方の面から鎌部材が突出するように製造された別の引戸錠装置が必要になる。したがって、現場での柔軟な対応が困難となる。
また、特許文献1の引戸錠装置は、回転運動を直線運動に変換するために、機構が複雑となり、部品点数が多くなる。そのため、引戸錠装置のケースが大型化するだけでなく、引戸錠装置の製造コストが上昇してしまう。
そこで、本考案はかかる問題点に鑑みて、開口部に対する引戸の取付位置にかかわらず、引戸に容易に取り付けることができ、かつ、構造がシンプルな引戸錠装置の提供を目的とする。
本考案の引戸錠装置は、引戸に取り付けられ、ロック操作およびアンロック操作により、前記引戸をロックおよびアンロックする引戸錠装置であって、前記引戸錠装置が、前記引戸に取り付けられるケースと、前記ケースの外部に、前記ケースに対して直線移動可能に取り付けられ、前記引戸をロックおよびアンロックする際に操作される操作部材と、前記操作部材に接続され、前記操作部材の操作に伴って前記ケース内で直線移動するスライダと、前記スライダに接続され、前記スライダの移動に伴って移動するロッド部材と、前記ケースに固定される鎌錠ユニットとを備え、前記鎌錠ユニットは、前記ロッド部材に係合し、前記ロッド部材の移動に伴い軸周りに旋回する鎌部材と、前記鎌部材を出没自在に収容し、前記ケースに取り付けられるハウジングとを備え、前記ケースは、前記引戸に取り付けられた際に前記引戸の表面と略平行となる第1の面と、前記第1の面に略平行に設けられた第2の面とを有し、前記第1の面および第2の面のそれぞれに前記鎌錠ユニットのハウジングを取り付け可能であり、前記第1の面および第2の面のそれぞれに、前記鎌部材を前記ロッド部材に係合接続するための第1開口部および第2開口部が設けられていることを特徴とする。
また、前記第1の面および前記第2の面に、前記鎌錠ユニットのハウジングと係合可能な係合孔が形成され、前記ハウジングが、前記係合孔と係合する係合突部を有していることが好ましい。
本考案の引戸錠装置によれば、構造がシンプルとなり、かつ、開口部に対する引戸の取付位置にかかわらず、引戸に容易に取り付けることができる。
以下、図面を参照し、本考案の一実施形態の引戸錠装置を詳細に説明する。なお、以下の実施形態はあくまで一例であり、本考案の引戸錠装置は、以下の実施形態に限定されるものではない。
図1に示されるように、本考案の引戸錠装置1は、引戸Dに取り付けられ、後述するロック操作およびアンロック操作により、引戸Dをロックおよびアンロックする。本実施形態では、引戸錠装置1は引戸構造Sに適用されている。引戸構造Sは、壁面Wに設けられた開口Aの上部側に設けられた引戸レールRと、引戸レールRに吊り下げられた引戸Dとを有している。本実施形態では、引戸レールRは、壁部Wの一方の面に沿って引戸Dが移動するように設けられ、引戸Dは、引戸Dの移動経路が壁部Wの表面からオフセットしているアウトセット引戸である。なお、引戸Dおよび引戸構造Sは、アウトセット引戸に限定されるものではなく、本実施形態の引戸錠装置1は、他の種類の引戸や引戸構造に適用されてもよい。
本実施形態では、引戸錠装置1は、錠受け11を有している。引戸Dは、引戸Dが開口Aを閉鎖するときに(図1に閉鎖状態の引戸Dを二点鎖線で示している)、引戸Dの戸先側(引き手Hを有する側)が壁部Wと重なりを有するように構成され、錠受け11は、壁部Wのうち、引戸Dの閉鎖時に引戸Dと重なる部位に取り付けられている。錠受け11は、引戸錠装置1の後述する鎌部材61の突出位置に対応する高さに設けられる。
引戸錠装置1は、図2および図3に示されるように、引戸Dに取り付けられるケース2と、操作部材3と、スライダ4と、ロッド部材5とを有している。
ケース2は、操作部材3が直接または間接的に取り付けられ、スライダ4およびロッド部材5を収容する。ケース2は、本実施形態では、扁平な箱状に形成されている。ケース2は、図4および図5に示されるように、一方が開口した薄い箱状のケース本体21と、ケース本体21内に、スライダ4やロッド部材5などが収容された後に、ケース本体21の開口を塞ぐ蓋部材22とを有している。ケース本体21と蓋部材22とはネジ等の公知の固定部材により固定される。
ケース2は、図3に示されるように、引戸Dに取り付けられた際に引戸Dの表面と略平行となる第1の面2Aと、第1の面2Aに略平行に設けられた第2の面2Bとを有している。本実施形態では、蓋部材22の外表面が第1の面2Aを構成し、ケース本体21の外表面が第2の面2Bを構成している。第1の面2Aおよび第2の面2Bは、引戸Dに引戸錠装置1が取り付けられたときに、引戸Dの表面と略平行となる面である。なお、第1の面2Aおよび第2の面2Bは、図示する態様に限定されるものではなく、本実施形態のように全体が平坦であってもよいし、部分的に平坦であってもよい。
図4および図5に示されるように、ケース2は、スライダ4を案内するためのガイド穴H1、H2を有している。本実施形態では、ガイド穴H1、H2は直線状に形成されている。より具体的には、ガイド穴H1、H2は、上下方向に延在し、スライダ4を上下方向に沿って案内する。
ケース2は、後述する鎌錠ユニット6の鎌部材61と、ケース2内のロッド部材5とを係合接続できるように、接続用開口部H3(第1開口部H31、第2開口部H32)を有している。また、ケース2は、後述する鎌錠ユニット6の係合突部62a、62bと係合する係合孔H4を有している。
本実施形態では、ケース2には、図4および図5に示されるように、第1の面2Aと第2の面2Bとの両方に、第1開口部H31、第2開口部H32が同様の形状で設けられている。また、ケース2には、図4および図5に示されるように、第1の面2Aと第2の面2Bとの両方に、ガイド穴H1、H2、係合孔H4が同様の形状で設けられている。
操作部材3は、引戸Dのロック時およびアンロック時に使用者により操作される部材である。操作部材3は、ケース2の外部にケース2に対して直線移動可能に取り付けられる。操作部材3は、ケース2に直接取り付けられてもよいし、間接的に取り付けられてもよい。操作部材3は、使用者により操作されて直線移動すると、操作部材3に接続されたスライダ4を直線移動させる。操作部材3は、本実施形態では、図3に示されるように、上下操作時に指が引っ掛かるように、表面に複数の突部が山状に形成されたものが示されているが、操作部材3の形状は特に限定されない。
また、本実施形態では、図3に示されるように、ケース2の第1の面2A側と第2の面2B側の両方に、引戸Dのロックおよびアンロック時に操作される第1操作部材31および第2操作部材32を有している。この場合、引戸Dの両面側からのロック操作/アンロック操作が可能となる。本実施形態では、第1操作部材31と第2操作部材32とは同一の形状として示されているが、異なる形状であってもよい。たとえば、第1操作部材31はケース2の第1の面2Aおよび第2の面2Bのうち一方に設けられた通常のロック/アンロック操作用のつまみとし、第2操作部材32は、他方の面に、非常時などに治具などを用いて操作できるようにし、使用者の指では操作しにくいように構成されていてもよい。
操作部材3とスライダ4との接続方法は特に限定されず、操作部材3を操作するとスライダ4が移動するものであればよい。本実施形態では、図3に示されるように、スライダ4に設けられた貫通孔41に操作部材3と接続されたピンPが挿通されることにより、操作部材3とスライダ4とが接続されている。
スライダ4は、操作部材3に接続され、操作部材3の操作に伴ってケース2内で直線移動する。スライダ4は、本実施形態ではケース2に案内されて直線移動するように構成されている。具体的には、スライダ4は、図6に示されるように、ガイド穴H1と係合して案内される第1摺動部42と、ガイド穴H2と係合して案内される第2摺動部43とを有している。スライダ4が、第1摺動部42および第2摺動部43を有し、ガイド穴H1およびH2の2か所で案内されることにより、スライダ4が安定して直線移動することができる。なお、第2摺動部43には、スライダ4の上昇位置と下降位置との両方で、スライダ4を保持するためのトーションバネSPの一端が接続されている。トーションバネSPの他端は、ケース2に設けられた突起2Pに接続されている。トーションバネSPは、スライダ4が上昇位置にあるときに、スライダ4を上方に向かって付勢し、スライダ4が下降位置にあるときには、スライダ4を下方に向かって付勢するように取り付けられる。
ロッド部材5は、スライダ4に接続され、スライダ4の移動に伴って移動する。したがって、ロッド部材5は、操作部材3が操作され、スライダ4が上下方向に直線移動すると、スライダ4と一体的にロッド部材5も上下方向に直線移動する。ロッド部材5は、図6に示されるように、スライダ4からスライダ4の移動方向(図6における上下方向)に対して垂直方向に延びている。
また、引戸錠装置1は、図7に示されるように、ケース2に固定される鎌錠ユニット6を備えている。鎌錠ユニット6は、図7および図8に示されるように、ロッド部材5に係合し、ロッド部材5の移動に伴い軸周りに旋回する鎌部材61と、鎌部材61を出没自在に収容し、ケース2に取り付けられるハウジング62とを備えている。
鎌部材61は、ハウジング62から出没し、ハウジング62から突出したときに錠受け11と係合して、引戸Dをロックする(図8の二点鎖線参照)。鎌部材61は、図7および図8に示されるように、ロッド部材5と係合してロッド部材5に接続される係合接続部61aと、鎌部材61の旋回中心となる軸支部61bと、錠受け11に係合する鎌部61cとを有している。また、鎌部材61は、軸支部61bから係合接続部61aに向かって延びる第1アーム部61dと、軸支部61bから鎌部61cに向かって延びる第2アーム部61eとを有している。
係合接続部61aは、図7および図8に示されるように、略U字状の溝により構成され、鎌錠ユニット6をケース2に取り付ける際にロッド部材5への係合を容易にしている。軸支部61bは、ロッド部材5と略平行に水平方向に延びている(図2参照)。軸支部61bは、ハウジング62に固定され、軸支部61bを中心として、係合接続部61a、第1アーム部61d、第2アーム部61eおよび鎌部61cが回転する。鎌部61cは鉤状に形成され、錠受け11に係合したときに、引戸Dの開閉方向だけでなく、引戸Dが錠受け11が設けられた壁部Wから離間する方向への移動も規制している。
ハウジング62は鎌部材61を収容し、ケース2に取り付けられる。ハウジング62は、鎌部材61を少なくとも部分的に収容し、鎌部材61を軸支するように構成される。ハウジング62は、軸支部61bの両端が固定される一対の側壁部62c(図7においては手前側の側壁部のみが示されている)を有している。一対の側壁部62cに垂直で、かつ、ハウジング62がケース2に取り付けられたときにケース2に対向する側(図7において実線で示されたハウジング62の右側)は、係合接続部61aと係合したロッド部材5が上下方向に直線移動することを確保するために開放し、ハウジング62の内部とケース2の内部とは、ケース2の接続用開口部H3(第2開口部H32)を介して連通している。一対の側壁部62cに垂直で、かつ、ケース2に対向する側とは反対側(図7において実線で示されたハウジング62の左側)の面には、鎌部61cが出没するための出没孔H5(図8参照)が形成されている。また、ハウジング62は、図2に示されるように、ケース2とハウジング62とを固定するためにネジ等の固定部材が挿通される固定孔H6を有し、引戸錠装置1が引戸Dに固定される際にネジ等の固定部材が挿通される固定孔H7、H8をハウジング62の上下方向の両端に有している。
また、本実施形態では、ハウジング62は、図7に示されるように、ケース2に設けられた係合孔H4に係合する係合突部62a、62bを有している。係合突部62a、62bは、図7に示されるように、ハウジング62のケース2と対向する側の端縁に設けられている。ハウジング62の係合突部62a、62bをケース2の係合孔H4に係合させることにより、ネジなどの固定部材により固定する前にケース2に対してハウジング62を仮止めすることができ、ケース2とハウジング62との接続が容易になる。本実施形態では、第1係合突部62aは鉤状に形成され、対応する位置の係合孔H4に挿通された後、ハウジング62を下方にスライドさせることにより、ハウジング62のケース2に対する外れが抑制されて、ハウジング62のケース2に対する仮保持がより確実となる。
つぎに、本実施形態の引戸錠装置1の組み付けおよび動作の一例について説明する。なお、以下の説明はあくまで一例であり、本考案の引戸錠装置1は以下の態様に限定されるものではない。
図6および図7に示されるように、スライダ4およびロッド部材5が収容されたケース2に、鎌錠ユニット6を取り付ける。具体的には、ケース2の接続用開口部H3(第2開口部H32)を介して、ロッド部材5と鎌部材61の係合接続部61aとを係合させ、ハウジング62の係合突部62a、62bを、ケース2の係合孔H4に係合させる。本実施形態では、第1の面2Aおよび第2の面2Bのいずれかに鎌錠ユニット6のハウジング62を選択的に取り付け可能であり、第1の面2Aおよび第2の面2Bのそれぞれに、鎌部材61をロッド部材5に係合接続するための第1開口部H31および第2開口部H32が設けられている。したがって、図7に実線および二点鎖線で示されるように、引戸Dが壁部Wの開口Aに対していずれの側に取り付けられるかに応じて、鎌錠ユニット6をケース2の第1の面2Aに取り付けるか、第2の面2Bに取り付けるかを現場で選択することができる。したがって、本実施形態では、壁部Wの開口Aに対する引戸Dの取付位置にかかわらず1つの引戸錠装置1で対応が可能となる。より具体的には、引戸Dの正面視で、鎌錠ユニット6を左側に位置させたい場合(引戸Dの閉鎖方向が左側となる場合)には、接続用開口部H3(第2開口部H32がケース2の左側に位置するケース2の第1の面2Aを引戸Dの表面側となるようにして、鎌錠ユニット6を取り付ければよい。逆に、鎌錠ユニット6を右側に位置させたい場合(引戸Dの閉鎖方向が右側となる場合)には、接続用開口部H3(第1開口部H31)がケース2の右側に位置するケース2の第2の面2Bを引戸Dの表面側となるようにして、鎌錠ユニット6を取り付ければよい。
鎌錠ユニット6をケース2に取り付けた後(または鎌錠ユニット6をケース2に取り付ける前)は、スライダ4に設けられた貫通孔41を介して操作部材3をスライダ4に接続する。たとえば、スライダ4の貫通孔41に、ピンPを挿入して操作部材3の固定部3aとピンPとを接続することにより、操作部材3がスライダ4に接続される。本実施形態では、第1操作部材31および第2操作部材32がそれぞれケース2に接続される。
鎌錠ユニット6および操作部材3がケース2に取り付けられた後、引戸錠装置1は引戸Dに取り付けられる。引戸錠装置1の形状に応じて切り欠かれた引戸Dの切欠部に引戸錠装置1を設置し、ネジ等の固定部材によって、引戸錠装置1が引戸Dに固定される。一方、壁部W側には、引戸Dの閉鎖位置において鎌部材61が引戸錠装置1から突出する位置に、錠受け11を取り付ける。これにより、引戸錠装置1の取り付けが完了する。
引戸錠装置1により、閉鎖位置に位置した引戸Dをロックする際には、操作部材3を操作する。具体的には、操作部材3を下方へと直線移動させると、操作部材3に接続されたスライダ4も下方へと直線移動する。スライダ4が下方へと直線移動すると、スライダ4に接続されたロッド部材5は下方へと水平に延びた状態を保ちながら移動する。ロッド部材5が下方へと移動すると、ロッド部材5に係合している鎌部材61の係合接続部61aが下方へ向かって力を受ける。これにより、図8に二点鎖線で示されるように、鎌部材61は、軸支部61bを中心に回転して、鎌部61cが錠受け11に係合する。これにより、引戸Dのロック動作が完了する。本実施形態では、操作部材3から鎌部材61までに、スライダ4およびロッド部材5が介在しているだけで、引戸錠装置1の構造が非常にシンプルとなる。そのため、引戸錠装置1に必要な部品点数を少なくすることができ、引戸錠装置1のケース2を小型化することができ、製造コストを抑制することができる。
1 引戸錠装置
11 錠受け
2 ケース
21 ケース本体
22 蓋部材
2A 第1の面
2B 第2の面
2P 突起
3 操作部材
3a 固定部
31 第1操作部材
32 第2操作部材
4 スライダ
41 貫通孔
42 第1摺動部
43 第2摺動部
5 ロッド部材
6 鎌錠ユニット
61 鎌部材
61a 係合接続部
61b 軸支部
61c 鎌部
61d 第1アーム部
61e 第2アーム部
62 ハウジング
62a、62b 係合突部
62c 側壁部
A 開口
D 引戸
H 引き手
H1、H2 ガイド穴
H3 接続用開口部
H31 第1開口部
H32 第2開口部
H4 係合孔
H5 出没孔
H6、H7、H8 固定孔
P ピン
R 引戸レール
S 引戸構造
SP トーションバネ
W 壁面
11 錠受け
2 ケース
21 ケース本体
22 蓋部材
2A 第1の面
2B 第2の面
2P 突起
3 操作部材
3a 固定部
31 第1操作部材
32 第2操作部材
4 スライダ
41 貫通孔
42 第1摺動部
43 第2摺動部
5 ロッド部材
6 鎌錠ユニット
61 鎌部材
61a 係合接続部
61b 軸支部
61c 鎌部
61d 第1アーム部
61e 第2アーム部
62 ハウジング
62a、62b 係合突部
62c 側壁部
A 開口
D 引戸
H 引き手
H1、H2 ガイド穴
H3 接続用開口部
H31 第1開口部
H32 第2開口部
H4 係合孔
H5 出没孔
H6、H7、H8 固定孔
P ピン
R 引戸レール
S 引戸構造
SP トーションバネ
W 壁面
Claims (2)
- 引戸に取り付けられ、ロック操作およびアンロック操作により、前記引戸をロックおよびアンロックする引戸錠装置であって、前記引戸錠装置が、
前記引戸に取り付けられるケースと、
前記ケースの外部に、前記ケースに対して直線移動可能に取り付けられ、前記引戸をロックおよびアンロックする際に操作される操作部材と、
前記操作部材に接続され、前記操作部材の操作に伴って前記ケース内で直線移動するスライダと、
前記スライダに接続され、前記スライダの移動に伴って移動するロッド部材と、
前記ケースに固定される鎌錠ユニットとを備え、
前記鎌錠ユニットは、
前記ロッド部材に係合し、前記ロッド部材の移動に伴い軸周りに旋回する鎌部材と、
前記鎌部材を出没自在に収容し、前記ケースに取り付けられるハウジングとを備え、
前記ケースは、前記引戸に取り付けられた際に前記引戸の表面と略平行となる第1の面と、前記第1の面に略平行に設けられた第2の面とを有し、
前記第1の面および第2の面のそれぞれに前記鎌錠ユニットのハウジングを取り付け可能であり、前記第1の面および第2の面のそれぞれに、前記鎌部材を前記ロッド部材に係合接続するための第1開口部および第2開口部が設けられている、引戸錠装置。 - 前記第1の面および前記第2の面に、前記鎌錠ユニットのハウジングと係合可能な係合孔が形成され、
前記ハウジングが、前記係合孔と係合する係合突部を有している、請求項1記載の引戸錠装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017005641U JP3215075U (ja) | 2017-12-14 | 2017-12-14 | 引戸錠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017005641U JP3215075U (ja) | 2017-12-14 | 2017-12-14 | 引戸錠装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3215075U true JP3215075U (ja) | 2018-02-22 |
Family
ID=61231560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017005641U Active JP3215075U (ja) | 2017-12-14 | 2017-12-14 | 引戸錠装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3215075U (ja) |
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2017
- 2017-12-14 JP JP2017005641U patent/JP3215075U/ja active Active
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