JP4510808B2 - 振幅レベル制御回路 - Google Patents

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Description

本発明は、発振器の発振振幅を制御するための振幅レベル制御回路に関する。
振幅レベル制御回路は、水晶発振器の発振振幅を水晶発振中に制御するため通常用いられている。しかしながら、発振器に対する適切なスタートアップ条件が適合されることを保証するため、多くの発振器回路が、最初に高い利得を用いるよう設計されている。
発振回路の発振振幅は、発振器が最終の発振に近づくにつれ、バイアス電流振幅を低下させて、その利得を低下させることにより制限されることが好ましく、さもなければ、発振振幅は、発振レベルが駆動増幅器の大信号の非線形性により制限されるまで増大するであろう。損失メカニズムは、他の手段が存在しない場合に振幅を制限するが、この損失メカニズムは、例えば、周波数誤差を導入するようなことになりがちである。更に、過剰の発振振幅は、過剰の水晶駆動レベルを生じさせる場合があり、それは、長期間周波数ドリフトをもたらす可能性がある。
米国特許No.6,194,973に記載された1つの解法は、発振検出器を用いて、発振器電流を制御し、それにより発振振幅が増大するにつれ駆動増幅器の利得を低減する方法である。
この解法は、初期の高利得を発振のスタートアップ時に発生し、それに対応して、発振振幅が増大するにつれ低減することを可能にするにも拘わらず、この解法は、初期の(即ち、スタートアップ時の)電流を容易に決定することが可能でなく、その結果、発振を抑制することをもたらすことができるであろう初期電流が高すぎることがあり得る。
この状況を改善することが望ましい。
本発明の第1の局面に従って、発振器を駆動する第1の電流を発生するよう構成された第1の手段と;第2の電流を発生し、それにより直流電流条件において、前記第2の電流が前記第1の電流の所定の比であるよう構成されたスタック形トランジスタ装置と、を備える発振器のための振幅レベル制御回路であって、前記第2の電流が、基準電流に加えられて、フィードバック電流を形成するよう構成され、それにより直流電流の条件において、前記第1の電流が、前記基準電流、前記フィードバック電流と第1の電流との比、及び前記第1の電流と第2の電流との比により決定され;前記スタック形トランジスタ装置が更に、前記発振器の発振が増大するにつれ前記第2の電流を低減するよう構成され、それにより前記第1の電流を低減する、前記発振器のための振幅レベル制御回路が提供される。
これは、初期のスタートアップ電流を容易に決定することを可能にする一方、ひとたび発振振幅が増大(ビルドアップ)されると、発振器利得をスタートアップ利得より下に低減することにより電力消費をまた低減することを可能にする利点を与える。
前記第1の電流が、直流電流条件において、前記基準電流と、前記フィードバック電流と前記第1の電流との比との積を、1から前記フィードバック電流と第1の電流との比と前記第1の電流と第2の電流との比との積を差し引いた値で除算した値により決定されることが好ましい。
前記フィードバック電流と第1の電流との比がステップアップ比(逓増比)であることが好ましい。
前記第1の電流と第2の電流との比がステップダウン比(逓減比)であることが好ましい。
前記第2の手段が、交差結合されたゲートを有する2つの直列のスタック形(積み重ねられた)デバイスを含むことが好ましい。
振幅レベル制御回路が更に、基準電流を発生する手段を備えることが適切である。
本発明の一実施形態が、ここで、例示として、図面を参照して説明されるであろう。
図1は、共振器1と、この共振器1の振幅を制御するための振幅レベル制御回路2と、バイアス回路5とを有する発振器回路10を示す。
共振器1はこの実施形態においてはピアス型2ピン共振器であるが、この共振器1は、2つのキャパシタCとC間にはめ込まれた水晶3により形成される。各キャパシタは、水晶共振器から遠い端子で電圧ノードVSSに接続される。
十分に定義された電流を発生して、共振器1をスタートアップ時に十分な利得でもって駆動して、十分に制御された要領で発振を開始するよう構成されている振幅レベル制御回路2が、共振器1の入力A及び出力Bに結合されている。しかしながら、ひとたび共振器1が発振を始めると、振幅レベル制御回路2は、振幅利得を、発振振幅を所望の値に維持するレベルまで低減するよう構成されており、それにより過剰の電力放散と、発振器の過剰駆動に関連した水晶の故障又は他の問題を回避する。
振幅レベル制御回路2は、以下に説明されるように、バイアス回路5に結合されている。バイアス回路5はPMOSトランジスタM4を含み、当該PMOSトランジスタM4のドレーンは電圧源VDDに結合され、そして当該PMOSトランジスタM4はダイオード構成にされている(即ち、そのソースがそのゲートに結合されている。)。その上、PMOSトランジスタM4のソースは、バイアス抵抗RBIASに結合されており、そこにおいて、バイアス抵抗RBIASは、イネーブル・スイッチNMOSトランジスタM12を介して電圧源VSSに結合されている。
別のPMOSトランジスタM3のゲートは、ロー・パス・フィルタ4を介してPMOSトランジスタM4のゲートにミラー構成で結合されている。ロー・パス・フィルタ4は、抵抗RLP及びキャパシタCLPを含む。当該抵抗RLPは、PMOSトランジスタM4のゲートとPMOSトランジスタM3のゲートとの間に直列接続されている。また、キャパシタCLPの1つの端子は、PMOSトランジスタM4及びM3の両方のゲートの間に結合され、他方の端子は、電圧源VDDに結合されている。
ロー・パス・フィルタ4は、以下に説明されるように、振幅レベル制御回路2のフィードバック・ループに主極周波数を導入して、そのフィードバック・ループの低周波数の寄生発振を防止する。
PMOSトランジスタM3及びM4は、第1の電流ミラーとして動作するよう構成され、そこにおいては、当該電流ミラーは、ステップアップ比、例えば8を有する。
PMOSトランジスタM3のソースは、電源VDDに結合され、そしてPMOSトランジスタM3のドレーンは、NMOSトランジスタM1のドレーンに結合されている。
NMOSトランジスタM1のドレーンはまた、ピアス共振器1の出力Bに接続され、一方ピアス共振器1の入力Aは、NMOSトランジスタM1及びM2のゲートに接続され、そこにおいて、NMOSトランジスタM1のソースは、NMOSトランジスタM2のドレーンに結合され、そしてNMOSトランジスタM2のソースは、スイッチNMOSトランジスタM9のドレーンに結合され、そのスイッチNMOSトランジスタM9のゲートは、イネーブル信号(使用可能化信号)に結合されている。スイッチNMOSトランジスタM9のソースは、VSSに結合されている。
PMOSトランジスタM3及びNMOSトランジスタM1及びM2は、ピアス共振器1のための増幅器として動作する。PMOSトランジスタM3及びNMOSトランジスタM1及びM2により形成される増幅器は、NMOSトランジスタM1及びM2のゲートとNMOSトランジスタM1のソースとの間に結合されているフィードバック抵抗RFDBにより活性領域又は遷移領域に保持される。
上記増幅器は、イネーブル・スイッチNMOSトランジスタM9により活性化され、又は活性化を停止される。
2つの直列のスタック形NMOSトランジスタM5、M6、M7、M8が、ピアス共振器1の入力及び出力に結合され、これら2つの直列のスタック形NMOSトランジスタM5、M6、M7、M8は、NMOSトランジスタM7及びM6のゲートが共振器1の出力Bに結合され且つNMOSトランジスタM8及びM5のゲートが共振器1の入力Aに結合されるように交差結合されたゲートを有する。更に、NMOSトランジスタM7及びM5のドレーンが、PMOSトランジスタM4のゲートに結合されている。NMOSトランジスタM7のソースは、NMOSトランジスタM8のドレーンに結合され、NMOSトランジスタM8のソースは、イネーブル・スイッチNMOSトランジスタM11を介して電圧源VSSに結合されている。NMOSトランジスタM5のソースは、NMOSトランジスタM6のドレーンに結合され、そしてNMOSトランジスタM6のソースは、イネーブル・スイッチNMOSトランジスタM10を介して電圧源VSSに結合されている。
2つの直列のスタック形NMOSトランジスタM5、M6、M7、M8は、NMOSトランジスタM1及びM2と一緒に第2の電流ミラーを形成するよう構成されている。第2の電流ミラーは、電流ステップダウン比、例えば1/10を有するよう構成されている。
本発明の目的のため、2つの直列のスタック形NMOSトランジスタM5、M6、M7、M8は、単一のスタックと置換することができるが、しかし、この2つの直列のスタック形トランジスタを用いることにより、例えば、キャパシタCとCとの差異のため生じ得る共振器1の入力A及び出力Bにおける振幅の差異の場合でさえ発振振幅が増大するときフィードバック電流の低減が保証される。
発振器回路10は、イネーブル・スイッチNMOSトランジスタM12、M11、M10を使用可能化することにより活性化され、それは、VDDから、ダイオード構成にされたPMOSトランジスタM4、抵抗RBIAS及びイネーブル・スイッチNMOSトランジスタM12を介してVSSへ流れる基準電流IRBIASが抵抗RBIASにより発生されることをもたらす。
その上、ひとたび発振器回路10が使用可能化されると、フィードバック抵抗RFDBは、NMOSトランジスタM1及びM2の平均ゲート電圧がそれらの平均ドレーン電圧に設定され、それにより、それらNMOSトランジスタM1及びM2が、ダイオード接続されたMOSデバイスとして動作することを保証する。従って、PMOSトランジスタM4及びM3により形成された電流ミラー装置は、関連のバイアス電流が発振器増幅器(即ち、PMOSトランジスタM3及びNMOSトランジスタM1及びM2)に形成することをもたらす。増幅器電流IBIASは、第1の電流ミラーのステップアップ比に依存する。これは、増幅器が意図する動作点に留まることを保証する。従って、発振器のスタートアップ時に見られる発振が無い状態では、デバイスM1及びM2は、ダイオード接続されたMOSデバイスとして挙動し、そして、対応するMOSデバイスのスタックM7及びM8とM5及びM6のそれぞれにおける電流の流れを制御し、そこにおいて、直列のスタック形NMOSトランジスタを通る電流の流れは、第2の電流ミラーのステップダウン比により決定される。
直列のスタック形NMOSトランジスタの出力がPMOSトランジスタM4のゲートに結合されるので、当該直列のスタック形NMOSトランジスタの出力電流は、基準電流IRBIASに加えられ、それは、PMOSトランジスタM3がPMOSトランジスタM4と一緒に電流ミラーを形成することによって、PMOSトランジスタM3を流れるべき電流の関連した増大をもたらす。これは、2つの直列のスタック形NMOSトランジスタM5、M6、M7、M8がPMOSトランジスタM4及びバイアス抵抗RBIASにより形成されたバイアス回路5とPMOSトランジスタM3及びNMOSトランジスタM1及びM2により形成された発振器増幅器との間の正のフィードバック・ループを形成することをもたらす。
その結果、スタートアップ時にPMOSトランジスタM3により与えられる発振器バイアス電流IBIASは、基準電流IRBIASと2つの電流ミラーの電流比とにより次式のように決定される。

I(BIASini)=
(I(RBIAS)×第1電流ミラー比)/(1−第1電流ミラー比×第2電流ミラー)

この方程式は、デバイスM1,M2,M3,M4,M5,M6,M7,M8の全てが飽和領域で動作され、一方イネーブル・デバイスM9−M11が線形領域で動作される結果として導出可能である。その上、同一のチャネル長さが、デバイスM1,M2,M5,M6,M7及びM8と3つのイネーブル・デバイスM9−M11とに対して選定される。発振が無い状態では、NMOSデバイス・スタックの電流の流れは、次式のとおりである。

(1) IM5=IM7=IM2×RM7=IM3×R

ここで、Rは、次の関連のデバイス幅同士の比により設定され、
=WM5/WM1=WM7/WM1=WM10/WM9=WM11/WM9
である。
M1=WM2;WM5=WM6;WM7=WM8であることに注目されたい。
同様に、PMOSデバイスM3及びM4が等しい長さであり、それにより、デバイスM4の電流の流れに対するデバイスM3の電流の流れは、次式のとおりである。

(2) IM3=IM4×R

ここで、R=WM3/WM4 である。
発振が無い状態では、デバイスM1,M2,M3及びM9に流れるDCバイアス電流IBIASは、次の数ステップで決定される。

(3) IM4=IRBIAS+IM7+IM5

(1)をIM7及びIM5に代入すると次式が与えられる。

(4) IM4=IRBIAS+IM3×2×R

(2)を+IM4に代入すると次式が与えられる。

(5) IM3/R=IRBIAS+IM3×2×R

この式は、次のように解くことができる。

(6)IM3=IBIAS=IRBIAS×R/(1−2×R×R

従って、一例として、バイアス抵抗RBIASが、37.6μAのDCバイアス電流IBIASを発生するよう選定され、そして第1の電流ミラーが、8のステップアップ比を有するよう構成され、更に第2の電流ミラーが、1/10のステップダウン比を有するよう構成される場合、増幅器のバイアス・スタートアップ電流は、次のとおりであろう。
37.6μA×8/(1−8/10)=1.5mA
2つの直列のスタック形NMOSトランジスタM5,M6,M7,M8のゲートがピアス共振器1の入力A及び出力Bに結合されているので、共振器1の発振振幅が増大するにつれ、発振信号の正及び負の半分が、それら2つ直列のスタック形NMOSトランジスタM5,M6,M7,M8と相互作用して、出力電流を低減し、そして、各半波中に、反対の位相信号により制御されるトランジスタ・ゲートは、それらの直列のスタック形NMOSトランジスタがゼロ交差する所に近い遷移領域にあるときを除いて、最終の発振振幅がより高いバイアス電流に対して確立されなかった場合、発振器バイアス電流IBIASが一例として、スタートアップ電流の1/5まで低減されることができるように上記の直列のスタック・トランジスタをオフにするであろう。これは、ゼロ交差する所の近くの遷移領域の持続時間が、電流がスタック形フィードバック・デバイスM5,M6及びM7,M8に流れるとき発振振幅がより高くなるにつれ一層短くなる結果である。
フィードバック電流が無視し得る程小さくなるならば、実効電流比Rはゼロに近づき、従って、残りのバイアス電流は、次式から決定することができる。

(7) IBIAS_min=IRBIAS×R

これは、一例として、37.6μA×8=301μAになる。
電源電圧VDDがVth+2×Vdsatより大きいことだけが必要であるので、これは、振幅レベル制御回路2がほぼ1.0から1.5Vの低い電源電圧に適することを可能にする更なる利点を有する。
最小動作電圧を決定するため、考慮すべき2つの異なる電流分岐がある。
1)M3,M1,M2及びM9
2a)M4,M5,M6及びM10;並びに等価スタック
2b)M4,M7,M8及びM11。
直列のスタック形デバイスM1及びM2は、単一のデバイスMiとみなすことができる。そのDC動作条件は、次のとおりである。
GS_M3=VDS_M3=Vth_N+Vdsat_Mi
デバイスM3は、そのドレーン対ソース電圧がその飽和電圧より大きくなければならないこと、即ち、Vds_M3>Vdsat_M3であることを要求する飽和状態で動作される。上記の条件は、
Figure 0004510808
であれば、満たされる。
同様に、デバイスM4に関して次のことに注目することができる。

GS_M4=VDS_M4=Vth_P+Vdsat_M4

直列のスタック形スタックM5及びM6は、飽和状態、従って、Vds_Mf<Vdsat_Mfで動作される単一のデバイスMfとみなすことができる。上記条件は、
Figure 0004510808
であれば、満たされる。
一例として、スレッショルド電圧は、Vth=Vth_N≒−Vth_P≒0.6Vであり、そして飽和電圧は、Vdsat_N≒−Vdsat_P≒0.25Vである。従って、最小供給電圧は、次のとおりである。

DDmin=Vth+2×Vdsat=0.6V+2×0.25V=1.1V

上記の計算において、イネーブル・デバイスM9,M10及びM11に跨る電圧降下は、無視した。これらのデバイスは、線形領域において、Vds<0.05Vの低いドレーン・ソース間電圧(drain to source voltage)で動作され、そして最小供給電圧を取るに足らない小さい量だけ増大する。
図2は、典型的な増幅器バイアス電流IBIAS対時間のグラフを示し、そこにおいて、振幅レベル制御回路は、1.36mAのスタートアップ電流を与えるよう構成され、そして発振器振幅が増大するにつれ低減するよう構成され、それは、この例では、バイアス電流レベルは0.35mAで横ばいになる。
図3は、発振器のノードBでの波形を示し、そして発振振幅の増大を時間の関数として示す。更に、その平均値が時間と共に低減され、それは低減するバイアス電流によりもたらされることに注目することができる。
図1は、本発明の一実施形態に従った振幅レベル制御回路の略回路図を示す。 図2は、本発明の一実施形態に従った振幅レベル制御回路を用いた発振器のパワーアップ時に生じる波形を示す。 図3は、本発明の一実施形態に従った振幅レベル制御回路を用いた発振器のパワーアップ時に生じる波形を示す。

Claims (7)

  1. 発振器(1)のための振幅レベル制御回路(2)であって、
    第1の出力端子と第2の出力端子を有し、当該第1の出力端子からは、発振器(1)を駆動するための第1の電流が流出し、当該第2の出力端子からは、基準電流が流する、第1電流ミラー回路(M3,M4)と、
    出力端子であって、当該出力端子から、第2の電流が流出する出力端子を有し、スタック形トランジスタ装置(M5〜M8)のデバイス幅を設定することによって、直流電流条件において、前記第2の電流が前記第1の電流の所定の比であるようにするスタック形トランジスタ装置(M5〜M8)と、
    前記発振器(1)に結合される増幅器回路(M1〜M3)と、
    を備え、
    前記第2の電流が、基準電流に加えられて、フィードバック電流を形成し、
    電流ミラー(M3,M4)、スタック型トランジスタ装置(M5〜M8)、及び、増幅器回路(M1〜M3)のデバイス幅を設定することによって、直流電流条件において、前記第1の電流が、前記基準電流、前記フィードバック電流と第1の電流との比、及び前記第1の電流と第2の電流との比により決定され、
    前記発振器(1)の発振が増大するにつれ前記第2の電流を低減するように、前記スタック形トランジスタ装置が前記発振器に結合され、前記スタック型トランジスタ装置(M5〜M8)の、前記第1の電流ミラー(M3,M4)への結合により前記第1の電流を低減する、
    前記発振器(1)のための振幅レベル制御回路(2)。
  2. 前記第1の電流が、直流電流条件において、前記基準電流と前記第1の電流と前記フィードバック電流との比との積を、1から前記第1の電流とフィードバック電流との比と前記第2の電流と第1の電流との比との積を差し引いた値で除算した値により決定される請求項1記載の発振器のための振幅レベル制御回路(2)。
  3. 前記フィードバック電流と第1の電流との比がステップアップ比である請求項1又は2記載の発振器のための振幅レベル制御回路(2)。
  4. 前記第2の電流と第1の電流との比がステップダウン比である請求項1又は2記載の発
    振器のための振幅レベル制御回路(2)。
  5. 前記基準電流を発生する手段を更に備える請求項1又は2記載の発振器のための振幅レベル制御回路(2)。
  6. 前記発振器(1)がピアス水晶発振器を含む請求項1又は2記載の発振器のための振幅レベル制御回路(2)。
  7. 請求項1又は2記載の振幅レベル制御回路(2)と、
    発振器(1)と、を備え、
    前記振幅レベル制御回路が、前記発振器(1)の発振を制御するよう構成されている、発振回路(10)。
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