JP4510338B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録用紙がセットされた給紙部からの給紙間隔を調整することにより連続した給紙を可能とした画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、複写機等の各種画像形成装置において、給紙制御部に対して上位装置から送られてくる画像情報に含まれる用紙サイズ情報を用いて、給紙部から搬送路に送り出される給紙間隔を適宜に決定し、その給紙間隔に従って給紙動作を行わせることにより、連続的な給紙動作を可能とした装置が知られている。
【0003】
ところが、上位装置から送られてくる用紙サイズの指示情報と、給紙部に装着された給紙カセット内に実際にセットされている記録用紙のサイズが異なっている場合には、例えば、記録用紙の後端が完全に給紙部から抜け出る前に次の給紙タイミングが到来してジャム状態が発生してしまったり、次の記録用紙との間の間隔が異常に狭くなって、滞留ジャム等のジャム検知が作動し、搬送路中にジャム紙が取り残されたまま停止してしまうなどのおそれがある。
【0004】
そこで、従来から、連続給紙を行う際における上述したようなジャム状態の発生を防止するため、給紙動作を開始したときの1枚目の記録用紙の用紙長を、搬送路中に設けられたTOPセンサで測定しておき、そのTOPセンサからの検知信号により得た実際の用紙長が、上位装置から指示された用紙情報による用紙長と相違していれば、それ以降の給紙をストップするようにしたものや、実際に測定された用紙長に以降切り替えるようにして、なるべくジャム紙を出さないこととし、搬送路中にジャム紙を残さないようにした装置が開発されている。
【0005】
例えば、図7に示されている従来例では、まず最初の第1枚目の記録用紙を給紙するにあたって、給紙部に設けられた給紙ローラの給紙クラッチ21を、上位装置からのプリントコマンドPCに基づいてオンとすることにより上記給紙ローラに対して回転駆動力を付与しているが、第2枚目以降の記録用紙に対しては、搬送路中に設けられたTOPセンサTSからの用紙長検知信号に基づいて給紙クラッチをオンにするように切り替えている。このようにすれば、2枚目、3枚目及びそれ以降に給紙される記録用紙どうしの給紙間隔が、ジャムを起こさない間隔に調整される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来装置のうちの前者、つまり、実際に用いられている記録用紙の用紙長が、上位装置からの用紙情報と相違していれば、給紙をストップするようにした装置では、ストップ状態から復帰させるための処理操作が必要になり、操作性が面倒なものとなり非効率的になる傾向がある。特に、上位装置が離れたところに設置されている場合には、その離れた場所まで行って復帰の処理操作を行わねばならず不便になることが多い。また、復帰の処理操作を行ったとしても、指定された紙サイズが手元にない場合には、そのジョブは出力することが最早できなくなってしまうこともある。
【0007】
一方、上述した従来装置のうちの後者、つまり、実際の用紙長が上位装置からの用紙情報と相違していたときには、給紙タイミングを測定された用紙長に切り替えるようにした装置によれば、給紙1枚目において記録用紙の全長の測定を終了してから初めて、2枚目の記録用紙の給紙動作を開始するものであることから、1枚目と2枚目との間の給紙間隔が大幅に延びてしまい、いわゆるスループットが著しく低下するという問題がある。
【0008】
そこで、本発明は、給紙部に実際にセットされている記録用紙のサイズが、上位装置から指定される用紙サイズと異なっている場合であっても、連続給紙を良好に維持しつつ、しかも、いわゆるスループットを低下させないようにした画像形成装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1にかかる画像形成装置では、画像形成に用いられるべき記録用紙の長さを指示する用紙長情報が上位装置から送られてくると、その用紙長情報に基づいて、記録用紙がセットされた給紙部から搬送路へ送り出される記録用紙の給紙間隔を調整し、連続した給紙を可能とした給紙制御部を備えた画像形成装置において、上記給紙部にセットされた記録用紙の用紙長が、当該画像形成装置における最短の給紙間隔で給紙することが可能な基準用紙長より長いか短いかを給紙前に検出する給紙部用紙長検知センサを備えているとともに、上記給紙制御部は、前記給紙部用紙長検知センサからの検知信号が前記基準用紙長より短いことを示す信号であることを認識した場合には、当該短い長さの記録用紙に対して可能な最短の給紙間隔で給紙動作を開始させる一方、前記給紙部用紙長検知センサからの検知信号が前記基準用紙長より長いことを示す信号であることを認識した場合には、上記最短の給紙間隔では給紙できないと判断し、前記上位装置から送られてくる用紙長情報とは関係なく、当該画像形成装置が給紙可能な最長の記録用紙の給紙間隔に合わせた給紙間隔で給紙動作を行わせる機能を有している。
【0010】
このような構成を有する請求項1にかかる画像形成装置によれば、上位装置から送られてくる用紙長情報と、給紙部に実際にセットされている記録用紙のサイズとが相違していた場合であっても、上位装置から送られてくる用紙長情報とは関係なく、給紙部で検知した用紙長に対応して選択した最短又は最長の給紙間隔で給紙動作が行われるため、ジャムを発生させることなく、しかも1枚目から最短のスループット給紙が可能となる。
【0011】
また、請求項2にかかる画像形成装置では、請求項1記載の給紙制御部は、給紙部用紙長検知センサからの検知信号が、基準用紙長より短いことを示す信号であると認識し、かつ前記上位装置から送られてくる用紙長情報が上記最短の給紙間隔では給紙できない記録用紙であることを指示している場合には、当該上位装置から送られてきた用紙長情報に基づいた指示給紙間隔で給紙動作を行わせる機能を有することから、ステートメントサイズの記録用紙などのように短長ではあるが、最短の給紙間隔とすることができない記録用紙に対しても適正な給紙動作が可能となる。
【0012】
さらに、請求項3にかかる画像形成装置では、画像形成に用いられるべき記録用紙の長さを指示する用紙長情報が上位装置から送られてくると、その用紙長情報に基づいて、記録用紙がセットされた給紙部から搬送路へ送り出される記録用紙の給紙間隔を調整し、搬送路に対して連続した給紙を可能とした給紙制御部を備えた画像形成装置において、上記給紙部にセットされた記録用紙の用紙長が、当該画像形成装置における最短の給紙間隔で給紙することが可能な基準用紙長より長いか短いかを給紙前に検出する給紙部用紙長検知センサと、上記給紙部から前記搬送路中に送り出された記録用紙が、搬送路中を通過する時間を計測して当該記録用紙の用紙長を検知する搬送路用紙長検知センサと、を備えているとともに、前記給紙制御部は、上記給紙部用紙長検知センサからの検知信号が前記基準用紙長より短いことを示す信号であることを認識した場合には、前記上位装置から送られてくる用紙長情報に基づいた給紙間隔で給紙を開始した後、その給紙を開始した記録用紙に適合した適正給紙間隔を前記搬送路用紙長検知センサからの検知信号に基づいて求め、当該適正給紙間隔を前記最短給紙間隔と比較して適正給紙間隔が大きい値である場合には、以降の給紙間隔を上記適正給紙間隔に変更する機能を有している。
【0013】
このような構成を有する請求項3にかかる画像形成装置によれば、上位装置から送られてくる用紙長情報と、給紙部に実際にセットされている記録用紙のサイズとが相違していた場合であっても、給紙の2枚目以降から、上位装置から送られてくる用紙長情報とは関係なく、搬送路中で検知した用紙長に対応して選択した給紙間隔で給紙動作が行われるため、ジャムを発生させることなく、しかも1枚目から最短のスループット給紙が可能となる。
【0014】
さらにまた、請求項4にかかる画像形成装置では、請求項3記載の給紙制御部は、給紙部用紙長検知センサからの検知信号が基準用紙長より長いことを示す信号であることを認識した場合には、最短の給紙間隔では給紙できないと判断し、当該画像形成装置が給紙可能な最長の記録用紙の給紙間隔に合わせた給紙間隔で給紙動作を開始する機能を有することから、給紙の1枚目から、ジャムを生じる可能性が完全に回避されるようになっている。
【0015】
また、請求項5にかかる画像形成装置では、請求項4記載の給紙制御部は、最長の記録用紙の給紙間隔に合わせた給紙間隔で給紙動作を開始した後に、その給紙を開始した記録用紙に適合した適正給紙間隔を前記搬送路用紙長検知センサからの検知信号に基づいて求め、当該適正給紙間隔を、前記上位装置から送られてくる用紙情報に対応する指示給紙間隔と比較して、適正給紙間隔が大きい値である場合には、以降の給紙間隔を上記適正給紙間隔に変更する機能を有することから、給紙の1枚目の記録用紙に基づいて決定された適正給紙間隔が、上位装置からの用紙情報による指示給紙間隔より大きい場合にのみ維持されることから、ジャムを生じる可能性が一層回避されるようになっている。
【0016】
さらに、請求項6にかかる画像形成装置では、画像形成に用いられるべき記録用紙の長さを指示する用紙長情報が上位装置から送られてくることなく、記録用紙がセットされた給紙部から搬送路へ送り出される記録用紙の給紙間隔を調整し、連続した給紙を可能とした給紙制御部を備えた画像形成装置において、上記給紙部にセットされた記録用紙の用紙長が、当該画像形成装置における最短の給紙間隔で給紙することが可能な基準用紙長より長いか短いかを給紙前に検出する給紙部用紙長検知センサと、上記給紙部から前記搬送路中に送り出された記録用紙が、搬送路中を通過する時間を計測して当該記録用紙の用紙長を検知する搬送路用紙長検知センサと、を備えているとともに、前記給紙制御部は、上記給紙部用紙長検知センサからの検知信号が前記基準用紙長より長いことを示す信号であることを認識した場合には、上記最短の給紙間隔では給紙できないと判断し、当該画像形成装置が給紙可能な最長の記録用紙の給紙間隔に合わせた給紙間隔で給紙動作を行わせる一方、前記給紙部用紙長検知センサからの検知信号が前記基準用紙長より短いことを示す信号であることを認識した場合には、上記最短の給紙間隔で給紙可能と判断し、当該画像形成装置が給紙可能な最短の記録用紙の給紙間隔に合わせた給紙間隔で給紙動作を開始させた後、その給紙を開始した記録用紙に適合した適正給紙間隔を前記搬送路用紙長検知センサからの検知信号に基づいて求め、それ以降の給紙間隔を上記適正給紙間隔に変更する機能を有している。
【0017】
このような構成を有する請求項6にかかる画像形成装置によれば、上位装置から送られてくる用紙長情報がない場合であっても、給紙部で検知した用紙長に対応して選択した最短又は最長の給紙間隔で給紙動作が行われるため、ジャムを発生させることなく、しかも1枚目から最短のスループット給紙が可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
まず、本発明を適用した複写機の画像形成の給紙動作に関する制御系の全体構成を概略的に説明しておくと、図1に示されているように、上位装置11からの各種画像情報は、インターフェイス12を介して、給紙制御部を構成するCPU(中央演算装置)13、及び画像書込装置としてのレーザースキャナユニット14に送られる。上記CPU13には、後述するような給紙制御に関する制御プログラム及び管理テーブル等の各種データが記憶・格納されたROM15及びデータ処理を行うために各種データを一時的に格納するRAM16がパス接続されている。
【0019】
ここで、上記CPU13の出力側に接続されたレーザースキャナユニット14内には、上記CPU13からの指令信号に基づいて回転駆動されるポリゴンミラーが設けられており、そのレーザースキャナユニット14の内部で作られた画像同期信号に同期して前記上位装置11から送り込まれるイメージ信号に従って、当該レーザースキャナユニット14により、図示を省略した感光ドラム上に潜像が形成されるようになっている。
【0020】
このときの上位装置11から送られていく各種画像情報中には、画像形成するときに使用されるべき記録用紙の紙サイズ情報が含まれており、本実施形態にかかる装置において認識される記録用紙のサイズとしては、レターサイズ、ステートメントサイズ、リーガルサイズ、フールスキャップサイズ、及びフリーサイズ(無指定)の6種類の紙サイズ情報が含まれている。
【0021】
一方、上記CPU13の出力側には、給紙部に装着される給紙カセット25に設けられた給紙ローラに対して回転駆動力を継断させる給紙クラッチ21のドライバ回路が接続されていて、その給紙クラッチ21をオン状態に切り替えた場合には、上記給紙ローラに対して回転駆動力が付与され、それによって、上記給紙カセット25内にセットされた記録用紙がピックアップされて所定の搬送路内に送り出されるようになっている。
【0022】
このようにして搬送路内に送り出された記録用紙は、当該搬送路の途中に設けられた複数の搬送ローラの回転駆動により、適宜の経路を通って転写部に送り込まれるが、上記各搬送ローラは、前記CPU13からドライバ回路を通して送られる駆動信号に基づいて搬送モータ22が回転駆動されることにより駆動されるようになっている。
【0023】
このとき、上記搬送路中には、記録用紙の端部を検知するTOP検知センサ23が設けられており、このTOP検知センサ23によって検出される記録用紙の先端側の検知信号が、上記CPU13の入力側に出力されることによって画像の先端書き出しタイミングが決定されるようになっている。また、上記TOP検知センサ23から検出される記録用紙の後端側の検知信号が、上記CPU13の入力側に出力されることによって搬送路中に送り込まれた実際の記録用紙の用紙長が測定されるようになっている。
【0024】
次に、上記CPU13の入力側には、給紙部に装着された給紙カセット25内にセットされた記録用紙が、予め定められた基準用紙長より長いか短いかを検知する紙長検知センサ24が接続されている。この紙長検知センサ24は、例えば図6に示されているように、給紙部に装着された給紙カセット25の後端側に位置するように配置されているが、上記給紙カセット25内には、当該給紙カセット25内に収納された記録用紙Sの後端側(図示左端側)に当接する長さガイド部25aが、上記記録用紙Sの長さ方向(図示左右方向)に往復移動自在に立設されている。
【0025】
一方、上記紙長検知センサ24には、上記給紙カセット25側の長さガイド部25aが接触・離間するセンサフラグ24aが、図6(a)のように回転軸24bから垂下するように設けられている。このセンサフラグ24aは、板状部材から形成されており、そのセンサフラグ24aに対して、前記長さガイド部25aが接触したときに、当該センサフラグ24aが、図6(b)のように上方側に押し上げられ上記回転軸24bが回動し、その回転軸24bの一端側(図示左端側)に取り付けられた遮蔽フィン24cが、光学的構造などからなる遮蔽センサ24d内に入り込むことによって、その遮蔽センサ24dからの信号が、オン状態からオフ状態に切り替えられるようになっている。
【0026】
すなわち、本実施形態では、上記給紙カセット25内に収納される記録用紙Sの長さを、基準用紙長に対して短いか長いかの2種類に分類して検出しており、図6(a)のように、レターサイズやステートメントサイズなどの長さが短い記録用紙Sが給紙カセット25内に収納されている場合には、前記長さガイド部25aが、同図中の符号"a"及び"b"で示された前方側に位置することによって、上述したセンサフラグ24aから離間し、上記遮蔽センサ24dからは、オン信号、つまり短紙信号が前記CPU13に出力されるようになっている。一方、リーガルサイズやフールスキャップサイズのような長さが長い記録用紙Sが給紙カセット25内に収納されている場合には、前記長さガイド部25aが、同図中の符号"c"及び"d"で示された後方側に位置することによって、上述したセンサフラグ24aに接触し、上記遮蔽センサ24dからは、オフ信号、つまり長紙信号が前記CPU13に出力されるようになっている。
【0027】
このような紙長検知センサ24による検知信号に対して、次の表1に示されているような記録用紙Sのサイズに関する最適な紙間時間(給紙間隔時間)を定めた管理テーブルが、図1中のROM15内に格納されている。
【表1】
Figure 0004510338
【0028】
すなわち、この管理テーブルでは、用紙長が短いレターサイズやステートメントサイズに対しては、最適紙間時間(給紙間隔時間)が短く設定されているとともに、用紙長が長いリーガルサイズやフールスキャップサイズに対しては、最適紙間時間(給紙間隔時間)が長く設定されている。このとき、ステートメントサイズの記録用紙は、レターサイズよりも長さが短いが、紙幅が相当に狭いことから、最適紙間時間(給紙間隔時間)は最長に設定されており、それによって、定着ローラの幅端縁部分における異常加熱状態を回避して焼き付きや破損を防止するようにしている。なお、これら指定可能な紙サイズ情報は、装置の規模に応じて、適宜増減することが可能なものである。
【0029】
さらに、図1に示されているように、前記CPU13の入力側には、各記録用紙Sの給紙タイミングを決定するための時間を計測する紙間タイマー26、及び記録用紙Sの長さを計測する用紙長測定タイマー27がそれぞれ接続されているとともに、当該CPU13の出力側には、電子写真プロセスを実現するための高圧コントローラ28、及びトナーをヒータで溶かして記録用紙S上に定着させる際の温度制御を行う定着コントローラ29がそれぞれ接続されている。
【0030】
一方、上述したROM15内には、図2〜図5に示されているような制御プログラムが格納されている。
【0031】
まず、図2に示されているように、本実施形態にかかる装置がスタンバイ状態にあるときに、上位装置11からのプリントコマンドを受信して1枚目の画像形成がスタートすると(ステップ1)、最初に、給紙カセット25側に配置された紙長検知センサ24をチェックし(ステップ2)、その給紙カセット25内に収納されている記録用紙Sの紙長が、基準用紙長より長いか短いかを給紙前に検出することによって、次の記録用紙Sの給紙タイミングが、最短給紙間隔で給紙可能かどうかを判断する。
【0032】
すなわち、給紙カセット25内に収納されている記録用紙Sが、レターサイズやステートメントサイズのような短い方の記録用紙Sである場合には、前記紙長検知センサ24からオフ信号、つまり短紙信号が前記CPU13側に出力されることとなり、その場合には、使用される記録用紙Sの紙長が、連続給紙可能な最短タイミングで給紙してもジャムを起こさない間隔で給紙できるものであると判断し、変数Xに、最短給紙間隔を表す時間値を代入する(ステップ3)。そうでない場合、つまり、給紙カセット25内に収納されている記録用紙Sが、リーガルサイズやフールスキャップサイズのような長い方の記録用紙Sである場合には、前記紙長検知センサ24からオン信号、すなわち長紙信号が前記CPU13側に出力されることとなり、その場合には、使用される記録用紙Sの紙長が、連続給紙可能な最短給紙間隔のタイミングで給紙を行うと、ジャムを起こしてしまうおそれがあることから、最大給紙間隔を表す時間値を変数Xに代入する(ステップ4)。
【0033】
次に、上述した最短給紙間隔又は最大給紙間隔からなる最適紙間時間より、上位装置からの指定の方が大きい場合を優先させるために、上位装置からサイズ指定有りかどうかを判断し(ステップ5)、表1における紙間管理テーブルに示されている紙サイズの指定が有る場合には(ステップ5のYes)、その指定サイズによる最適紙間時間と、上述のように代入された変数Xによる給紙時間とを比較して(ステップ6)、指定サイズによる最適紙間時間が大きければ(ステップ6のNo)、それを変数Xに代入する(ステップ7)。
【0034】
そして、上記変数Xの値を変数Sに代入した後(ステップ8)、給紙クラッチ21をオン状態に切り替え(ステップ9)、記録用紙Sを給紙カセット25からピックアップして搬送路側に送り出す。さらに、給紙クラッチ21をオンしてからすぐに、紙間タイマー26をクリアーしてから当該紙間タイマー26を再スタートさせる(ステップ10)。このときの上記紙間タイマー26は、所定時間単位で加算を行うタイマーである。
【0035】
そして、記録用紙Sの先端をTOPセンサー23が検知したら(ステップ11のON)、すぐに用紙長測定タイマー27をスタートさせる(ステップ12)。この用紙長測定タイマー27は、スタートさせてからストップするまでの間、所定時間単位で加算を行うタイマーである。
【0036】
ついで、上位装置に対してプリント指示受付許可ステータスを送信する(ステップ13)。これにより、上位装置は、連続2枚目以降のプリントコマンドを送信可能な状態となり、その上位装置からプリントコマンドを受信した場合には、後述する図4に表された2枚目の以降スタートフローチャートの処理が、以下に述べる処理と平行で処理される。
【0037】
すなわち、TPOセンサー23で記録用紙Sの後端を検知すると(ステップ14のOFF)、上記用紙長測定タイマー27がストップし(ステップ15)、そこでカウンウトしたタイマー時間を変数yに代入する(ステップ16)。次いで図3に移行して、上記変数yの値と、前述した表1における紙間管理テーブルに設定されたTOPセンサー通過予定時間とで、最も近い値から紙サイズを導き出して、それに対応した適正給紙間隔に相当する時間を変数Yに代入する(ステップ17)。
【0038】
このことき、上位装置から紙サイズの指定がある場合には(ステップ18のYes)、その上位装置から指定された紙サイズに基づく最適紙間隔に相当する時間を変数Sに代入した後(ステップ19)、その値と、計測した紙サイズで導き出した上述の適正給紙間隔に相当する時間(変数Y)とを比較し(ステップ20)、そのうちの大きい方を変数Sとする(ステップ21)。一方、上位装置から紙サイズの指定が無い場合には、変数Yを変数Sに代入する(ステップ22)。このようにして決定された給紙間隔で、1枚目の給紙動作が開始される。
【0039】
なお、本実施形態では、上位装置の印字管理時間と、画像先端の書き出し位置との調停をとるため、上位装置で紙サイズが指示される場合には、給紙間隔は指定されたサイズの給紙間隔より狭めることはできないようにしているが、上位装置によっては、上述したステップ18〜ステップ21の処理を省略することも可能である。
【0040】
次に、図4に示されているように、連続2枚目以降の場合について説明する。まず、2枚目以降の給紙制御をスタートすると(ステップ1)、先行する記録用紙Sとの紙間を保つために、紙間タイマー26の値が、前述した変数Sと同じか大きくなったところで(ステップ2のYes)、給紙クラッチ21をオン状態ににする(ステップ3)。そして、紙間タイマー26の値をクリアした後に、当該紙間タイマー26を再スタートさせる(ステップ4)。
【0041】
次いで、記録用紙Sの先端をTOPセンサ23が検知するまで待ち、TOPセンサ23が記録用紙Sの先端を検知したら(ステップ5のON)、プリント指示受付許可を上位装置に対して送信する(ステップ6)。そして、TOPセンサ23が記録用紙Sの後端を検知してオフするのを待つ(ステップ7)。以上の制御動作は、連続2枚目以降で同様である。
【0042】
このようなフローを実施する際、例えば、上位装置からの紙サイズがレターサイズに指示された場合に、給紙カセット25にもレターサイズの記録用紙Sがセットされている場合には、上位装置からのプリントコマンド、給紙クラッチ、及びTOPセンサの検知信号とが、図5(a)に示されているように関係付けられて給紙動作が実行される。また、上位装置からの紙サイズがレターサイズに指示されているが、給紙カセット25にはステートメントサイズの記録用紙Sがセットされている場合には、図5(b)に示されているようにしてようにして切り替え動作が行われる。さらにまた、上位装置からの紙サイズがステートメントサイズに指示されていて、給紙カセット25にもステートメントサイズの記録用紙Sがセットされている場合には、図5(c)に示されているようにして切り替え動作が行われる。さらにまた、上位装置からの紙サイズがリーガルサイズに指示されていて、給紙カセット25にもリーガルサイズの記録用紙Sがセットされている場合には、図5(d)に示されているようにして切り替え動作が行われる。
【0043】
一方、上位装置からのサイズ指定がない場合に、給紙カセット25にレターサイズの記録用紙Sがセットされている場合には、上述した図5(a)と同じタイミンクで給紙可能である。同様に、給紙カセット25にステートメントサイズの記録用紙Sがセットされていれば、図5(b)と同じタイミンクで給紙可能である。同様に、給紙カセット25にリーガルサイズの記録用紙Sがセットされていれば、図5(d)と同じタイミンクで給紙可能である。
【0044】
このように本実施形態にかかる装置では、上位装置11から送られてくる用紙長情報と、給紙部に装着された給紙カセット25内に実際にセットされている記録用紙Sのサイズとが相違していた場合であっても、上位装置11から送られてくる用紙長情報とは関係なく、給紙部において検知した用紙長に対応して選択した最短又は最長の給紙間隔で給紙動作が行われるため、ジャムを発生させることなく、しかも1枚目から最短のスループット給紙が可能となる。
【0045】
また、本実施形態では、給紙部用紙長検知センサ24からの検知信号が、基準用紙長より短いことを示す信号であると認識し、かつ上位装置11から送られてくる用紙長情報が最短の給紙間隔では給紙できない記録用紙であることを指示している場合には、当該上位装置11から送られてきた用紙長情報に基づいた指示給紙間隔で給紙動作を行わせる機能を有することから、ステートメントサイズの記録用紙などのように短長ではあるが、最短の給紙間隔とすることができない記録用紙に対しても適正な給紙動作が可能となっている。
【0046】
さらに、本実施形態にかかる装置では、上位装置11から送られてくる用紙長情報と、給紙部に装着された給紙カセット25内に実際にセットされている記録用紙Sのサイズとが相違していた場合であっても、給紙の2枚目以降から、上位装置から送られてくる用紙長情報とは関係なく、搬送路中で検知した用紙長に対応して選択した給紙間隔で給紙動作が行われるため、ジャムを発生させることなく、しかも1枚目から最短のスループット給紙が可能となる。
【0047】
さらにまた、本実施形態では、給紙部用紙長検知センサ24からの検知信号が基準用紙長より長いことを示す信号であることを認識した場合には、最短の給紙間隔では給紙できないと判断し、当該装置が給紙可能な最長の記録用紙の給紙間隔に合わせた給紙間隔で給紙動作を開始する機能を有することから、給紙の1枚目から、ジャムを生じる可能性が完全に回避される。
【0048】
また、本実施形態では、最長の記録用紙の給紙間隔に合わせた給紙間隔で給紙動作を開始した後に、その給紙を開始した記録用紙に適合した適正給紙間隔をTOP検知センサ23からの検知信号に基づいて求め、当該適正給紙間隔を、前記上位装置11から送られてくる用紙情報に対応する指示給紙間隔と比較して、適正給紙間隔が大きい値である場合には、以降の給紙間隔を上記適正給紙間隔に変更する機能を有することから、給紙の1枚目の記録用紙に基づいて決定された適正給紙間隔が、上位装置11からの用紙情報による指示給紙間隔より大きい場合にのみ維持されることから、ジャムを生じる可能性が一層回避されるようになっている。
【0049】
さらに、本実施形態では、上位装置11から送られてくる用紙長情報がない場合であっても、給紙部に装着された給紙カセット25において検知した用紙長に対応して選択した最短又は最長の給紙間隔で給紙動作が行われるため、ジャムを発生させることなく、しかも1枚目から最短のスループット給紙が可能となる。
【0050】
以上、本発明の実施の形態を具体的に説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0051】
例えば、本発明は、上述した実施形態のような複写機に限定されることなく、他の多種多様な画像形成装置に対しても同様に適用することが可能である。
【0052】
【発明の効果】
以上述べたように請求項1にかかる画像形成装置は、上位装置から送られてくる用紙長情報と、給紙部に実際にセットされている記録用紙のサイズとが相違していた場合であっても、上位装置から送られてくる用紙長情報とは関係なく、給紙部において検知した用紙長に対応して選択した最短又は最長の給紙間隔で給紙動作を行う給紙制御部を設けて、ジャムを発生させることなく1枚目から最短のスループット給紙を可能としたものであるから、記録用紙の給紙動作を安価かつ好適に行わせることができる。
【0053】
また、請求項2にかかる画像形成装置は、上記請求項1に加えて、給紙部用紙長検知センサからの検知信号が、基準用紙長より短いことを示す信号であると認識し、かつ上位装置から送られてくる用紙長情報が最短の給紙間隔では給紙できない記録用紙であることを指示している場合には、当該上位装置から送られてきた用紙長情報に基づいた指示給紙間隔で給紙動作を行わせる機能を有する給紙制御部を設けて、ステートメントサイズの記録用紙などのように短長ではあるが、最短の給紙間隔とすることができない記録用紙に対しても適正な給紙動作を可能としたものであるから、上述した効果を更に高めることができる。
【0054】
さらに、請求項3にかかる画像形成装置は、上位装置から送られてくる用紙長情報と、給紙部に実際にセットされている記録用紙のサイズとが相違していた場合であっても、給紙の2枚目以降から、上位装置から送られてくる用紙長情報とは関係なく、搬送路中で検知した用紙長に対応して選択した給紙間隔で給紙動作を行う給紙制御部を設けて、ジャムを発生させることなく、しかも1枚目から最短のスループット給紙を可能としたものであるから、上述した効果を一層向上させることができる。
【0055】
さらにまた、請求項4にかかる画像形成装置は、上記請求項3に加えて、給紙部用紙長検知センサからの検知信号が基準用紙長より長いことを示す信号であることを認識した場合には、最短の給紙間隔では給紙できないと判断し、当該装置が給紙可能な最長の記録用紙の給紙間隔に合わせた給紙間隔で給紙動作を開始する機能を有する給紙制御部を設けて、給紙の1枚目から、ジャムを生じる可能性を完全に回避するようにしたものであるから、記録用紙の給紙動作を安価かつ好適に行わせることができる。
【0056】
また、請求項5にかかる画像形成装置は、上記請求項4に加えて、最長の記録用紙の給紙間隔に合わせた給紙間隔で給紙動作を開始した後に、その給紙を開始した記録用紙に適合した適正給紙間隔を搬送路用紙長検知センサからの検知信号に基づいて求め、当該適正給紙間隔を、前記上位装置から送られてくる用紙情報に対応する指示給紙間隔と比較して、適正給紙間隔が大きい値である場合には、以降の給紙間隔を上記適正給紙間隔に変更する機能を有する給紙制御部を設けて、給紙の1枚目の記録用紙に基づいて決定された適正給紙間隔を、上位装置からの用紙情報による指示給紙間隔より大きい場合にのみ維持させ、ジャムを生じる可能性を一層回避させたものであるから、上述した効果を一層向上させることができる。
【0057】
さらに、請求項6にかかる画像形成装置は、上位装置から送られてくる用紙長情報がない場合であっても、給紙部において検知した用紙長に対応して選択した最短又は最長の給紙間隔で給紙動作を行う給紙制御部を設けて、ジャムを発生させることなく、しかも1枚目から最短のスループット給紙を可能としたものであるから、記録用紙の給紙動作を安価かつ好適に行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における画像形成装置としての複写機の給紙制御部の概要を表したブロック線図である。
【図2】図1に表された給紙制御部による第1枚目の制御動作を表したフロー図である。
【図3】図2に表された給紙制御部による制御動作の続きを表したフロー図である。
【図4】図1に表された給紙制御部による第2枚目以降の制御動作を表したフロー図である。
【図5】各具体的場合における動作タイミングを表した線図である。
【図6】本発明の他の一実施形態における給紙部に設けられた紙長検知センサの構造を表した側面説明図である。
【図7】従来の給紙制御動作の一例を表したタイミング図である。
【符号の説明】
11 上位装置
13 給紙制御部を構成するCPU(中央演算装置)
14 レーザースキャナユニット
15 ROM
16 RAM
25 給紙カセット
25a 長さガイド部
21 給紙クラッチ
22 搬送モータ
23 TOP検知センサ
24 紙長検知センサ
24a センサフラグ
24c 遮蔽フィン
24d 遮蔽センサ
S 記録用紙

Claims (6)

  1. 画像形成に用いられるべき記録用紙の長さを指示する用紙長情報が上位装置から送られてくると、その用紙長情報に基づいて、記録用紙がセットされた給紙部から搬送路へ送り出される記録用紙の給紙間隔を調整し、連続した給紙を可能とした給紙制御部を備えた画像形成装置において、
    上記給紙部にセットされた記録用紙の用紙長が、当該画像形成装置における最短の給紙間隔で給紙することが可能な基準用紙長より長いか短いかを給紙前に検出する給紙部用紙長検知センサを備えているとともに、
    上記給紙制御部は、前記給紙部用紙長検知センサからの検知信号が前記基準用紙長より短いことを示す信号であることを認識した場合には、当該短い長さの記録用紙に対して可能な最短の給紙間隔で給紙動作を開始させる一方、前記給紙部用紙長検知センサからの検知信号が前記基準用紙長より長いことを示す信号であることを認識した場合には、上記最短の給紙間隔では給紙できないと判断し、前記上位装置から送られてくる用紙長情報とは関係なく、当該画像形成装置が給紙可能な最長の記録用紙の給紙間隔に合わせた給紙間隔で給紙動作を行わせる機能を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記給紙制御部は、前記給紙部用紙長検知センサからの検知信号が、基準用紙長より短いことを示す信号であると認識し、かつ前記上位装置から送られてくる用紙長情報が上記最短の給紙間隔では給紙できない記録用紙であることを指示している場合には、当該上位装置から送られてきた用紙長情報に基づいた指示給紙間隔で給紙動作を行わせる機能を有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 画像形成に用いられるべき記録用紙の長さを指示する用紙長情報が上位装置から送られてくると、その用紙長情報に基づいて、記録用紙がセットされた給紙部から搬送路へ送り出される記録用紙の給紙間隔を調整し、搬送路に対して連続した給紙を可能とした給紙制御部を備えた画像形成装置において、
    上記給紙部にセットされた記録用紙の用紙長が、当該画像形成装置における最短の給紙間隔で給紙することが可能な基準用紙長より長いか短いかを給紙前に検出する給紙部用紙長検知センサと、
    上記給紙部から前記搬送路中に送り出された記録用紙が、搬送路中を通過する時間を計測して当該記録用紙の用紙長を検知する搬送路用紙長検知センサと、を備えているとともに、
    前記給紙制御部は、上記給紙部用紙長検知センサからの検知信号が前記基準用紙長より短いことを示す信号であることを認識した場合には、前記上位装置から送られてくる用紙長情報に基づいた給紙間隔で給紙を開始した後、その給紙を開始した記録用紙に適合した適正給紙間隔を前記搬送路用紙長検知センサからの検知信号に基づいて求め、当該適正給紙間隔を前記最短給紙間隔と比較して適正給紙間隔が大きい値である場合には、以降の給紙間隔を上記適正給紙間隔に変更する機能を有することを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記給紙制御部は、給紙部用紙長検知センサからの検知信号が基準用紙長より長いことを示す信号であることを認識した場合には、最短の給紙間隔では給紙できないと判断し、当該画像形成装置が給紙可能な最長の記録用紙の給紙間隔に合わせた給紙間隔で給紙動作を開始する機能を有することを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記給紙制御部は、最長の記録用紙の給紙間隔に合わせた給紙間隔で給紙動作を開始した後に、その給紙を開始した記録用紙に適合した適正給紙間隔を前記搬送路用紙長検知センサからの検知信号に基づいて求め、当該適正給紙間隔を、前記上位装置から送られてくる用紙情報に対応する指示給紙間隔と比較して、適正給紙間隔が大きい値である場合には、以降の給紙間隔を上記適正給紙間隔に変更する機能を有することを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 画像形成に用いられるべき記録用紙の長さを指示する用紙長情報が上位装置から送られてくることなく、記録用紙がセットされた給紙部から搬送路へ送り出される記録用紙の給紙間隔を調整し、連続した給紙を可能とした給紙制御部を備えた画像形成装置において、
    上記給紙部にセットされた記録用紙の用紙長が、当該画像形成装置における最短の給紙間隔で給紙することが可能な基準用紙長より長いか短いかを給紙前に検出する給紙部用紙長検知センサと、
    上記給紙部から前記搬送路中に送り出された記録用紙が、搬送路中を通過する時間を計測して当該記録用紙の用紙長を検知する搬送路用紙長検知センサと、を備えているとともに、
    前記給紙制御部は、上記給紙部用紙長検知センサからの検知信号が前記基準用紙長より長いことを示す信号であることを認識した場合には、上記最短の給紙間隔では給紙できないと判断し、当該画像形成装置が給紙可能な最長の記録用紙の給紙間隔に合わせた給紙間隔で給紙動作を行わせる一方、前記給紙部用紙長検知センサからの検知信号が前記基準用紙長より短いことを示す信号であることを認識した場合には、上記最短の給紙間隔で給紙可能と判断し、当該画像形成装置が給紙可能な最短の記録用紙の給紙間隔に合わせた給紙間隔で給紙動作を開始させた後、その給紙を開始した記録用紙に適合した適正給紙間隔を前記搬送路用紙長検知センサからの検知信号に基づいて求め、それ以降の給紙間隔を上記適正給紙間隔に変更する機能を有することを特徴とする画像形成装置。
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