JP6566773B2 - シート搬送装置 - Google Patents

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本発明は、シートに開けられた穴を検知するシート搬送装置に関する。
一般的にオフィスで使用される原稿の中には、ファイル用のパンチ穴があけられたものや、コンピュータフォームやルーズリーフのように連続的に穴があけられたものも少なくない。そして、このような穴のあいた原稿を上述した自動原稿送り装置で搬送しようとした場合、原稿にあけられた穴の位置とシートセンサの配設位置とが一致してしまうと、実際の原稿の先端や後端の他、穴の前後も原稿の先端や後端として誤検知してしまう。その結果、原稿の搬送不良と判断されて原稿ジャムを引き起こしてしまうという技術的課題がみられた。
そこで、特許文献1には、シートセンサが原稿を検知しなくなってから再び原稿を検知するまでの時間が穴の長さに対応した所定時間未満ならシートセンサが穴を検知したものと判定し、所定時間以上なら有無検知センサが原稿後端を検知したものとしている。
特開2001−206593号公報
しかし、原稿の搬送速度が向上し、原稿の給紙間隔が短くなると、有無検知センサが原稿後端を検知してから次の原稿の先端を検知するまでの時間も短くなり、穴の開いていない原稿の後端と次の原稿の先端との間の部分を孔と誤検知してしまう虞がある。その結果、原稿の後端を正確に検知できなくなり、正常な制御を行えなくなる。
本発明は上記課題を鑑みてなされたもので、シート搬送間隔を非常に小さくした場合でも、シート後端と穿孔との誤検知を防止できるシート搬送装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明のシート搬送装置は、穿孔されたシート及び穿孔されていないシートを搬送する搬送手段と、シートの搬送路に設けられ、前記搬送手段により搬送されるシートの有無を検知するシートセンサと、前記シートセンサの出力がシート有を表すシート有期間の長さと、前記シートセンサの出力がシート無を表すシート無期間の長さとに基づいて、シートの先端を決定する制御手段と、を有し、前記制御手段は、第1のシート有期間、第1のシート無期間、第2のシート有期間が順に検出された場合、前記第1のシート無期間の長さが穿孔の長さよりも大きく前記穿孔の長さに応じた第1の所定長さ以上である場合、前記第2のシート有期間の先頭をシートの先頭として決定し、
前記第1のシート無期間の長さが前記第1の所定長さ未満で、前記第1のシート有期間の長さがシートの端から穿孔までの長さよりも大きく前記穿孔の長さに応じた第2の所定長さ未満である場合、前記第1のシート有期間の長さが前記第2の所定長さ未満であれば、前記第1のシート無期間の先頭をシートの先端とはみなさず、前記第2のシート有期間を第1のシート有期間とみなして先端検知の動作を継続し、前記第1のシート有期間が前記第2の所定長さ以上であり、前記第1のシート無期間が前記第1の所定長さ未満であり、前記第2のシート有期間がシートの端から穿孔までの長さよりも大きく前記穿孔の長さに応じた第3の所定長さ以上である場合、前記第2のシート有期間の先頭をシートの先端と決定することを特徴とする。
本発明によれば、シートの搬送間隔が短くなってもシートの紙間と孔との誤検知を防止できる。
画像形成装置の縦断面図 画像形成装置の制御ブロック図 画像記録装置のシート搬送部を表す模式図 CPUの制御を表すフローチャート 穿孔のない記録シートの搬送状態とシートセンサの出力を表す模式図 先端側に穿孔がある1枚目のシートと穿孔がない2枚目のシートの搬送状態とシートセンサの出力を表す模式図 閾値以下の紙間での穿孔がないシートの搬送状態とシートセンサの出力を表す模式図 閾値以下の紙間での穿孔がない1枚目のシートと先端側に穿孔がある2枚目のシートの搬送状態とシートセンサの出力を表す模式図 閾値以下の紙間での後端側に穿孔がある1枚目のシートと穿孔がない2枚目のシートの搬送状態とシートセンサの出力を表す模式図 閾値以下の紙間での後端側に穿孔がある1枚目のシートと先端側に穿孔がある2枚目のシートの搬送状態とシートセンサの出力を表す模式図
以下添付図面を参照して本発明の好適な実施例について具体的かつ詳細に説明する。
図1は、本発明を適用した画像形成装置100の断面構成図である。画像形成装置100は、自動原稿給送装置41と原稿読取装置42と画像記録装置40とを有している。自動原稿給送装置41は、原稿44を1枚ずつ原稿読取装置42の読取位置へ搬送する。原稿読取装置42は、プラテンガラス43上に搬送された原稿44を光源45によって照明し、原稿44からの反射光像を、光学ミラー46,47,48及び結像レンズ49を介して読取素子50によって読み取る。
原稿読取装置42にて読み取られた原稿44の画像は画像記録装置の画像処理部51に送られ、シェーディング補正、ガンマ補正、色空間処理等の画像処理が施される。そして画像処理部51で所定の画像処理が施された画像データは、Y(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン),K(ブラック)の画像データとして露光部5に送られる。露光部5は、画像データに基づいて変調されたレーザ光による画像露光を行う。
像担持体である感光体ドラム1(以降、感光体1と称する)はドラムモータで矢印Aの方向に回転される。感光体1の周囲には、一次帯電器4、電位センサ37、露光部5、カラー現像部7、白黒現像器8、転写帯電器9、クリーナ部6が配置されている。
画像について説明する。まず、帯電部4が感光体1の表面を一様にマイナス帯電する。この帯電レベルは電位センサ37により検出され、この検出結果をもとに帯電部4がフィードバック制御される。続いて、露光装置5は、画像データに基づいて帯電された感光体1レーザで露光し、感光体1に潜像が形成される。カラー現像部7はイエロー、マゼンタ、シアンの各色の現像器7Y,7M,7Cを有し、白黒現像器8と共に1色ずつ各色に対応する潜像を各色のトナーで現像する。カラー現像部7は、1色の現像を行う毎に矢印R方向に回転し、当該色の現像器が感光体ドラム1に当接するように位置合わせする。
感光体1上に現像された各色のトナー像は、転写部9によって中間転写体としてのベルト2に順次転写されて、4色のトナー像が重ね合わされる。ベルト2を挟んで転写ベルト駆動ローラ10と対向する位置にはベルトクリーナ14が設けられていて、ベルト2上の残留トナーがブレードで掻き落とされる。ベルト2に転写されたトナー像は、さらに2次転写部15で記録シートに転写される。フルカラープリント時はベルト上で4色のトナーが重ね合わされた後、記録シートに転写される。
記録シートは、カセット16からピックアップローラ17で1枚ずつ給送され、搬送ローラ対18及び19によって2次転写部15とベルト2との当接部に給送される。搬送ローラ対18と搬送ローラ対19との間には記録シートの有無を検知するシートセンサ21が配置されている。
トナー像が転写された記録シートは、定着器3に搬送され、記録シート上のトナー像が熱と圧力とにより定着される。定着後の記録シートは装置外へ排出される。
上述した画像形成のタイミングは、ベルト2上の所定位置を基準として制御されている。ベルト2はローラ10,11,12,13に張架されている。転写ベルト駆動ローラ10は図示しない駆動源に結合されてベルト2を駆動する駆動ローラとして機能する。転写ベルトテンションローラ11,12はベルト2の張力を調節するテンションローラとして機能し、バックアップローラ13は2次転写装置としての転写ローラ15のバックアップローラとして機能する。テンションローラ12付近には、ベルト2の基準位置を検知する反射型センサ20が配置されている。反射型センサ20はベルト2の外周面端部に設けられた反射テープ等のマーキングを検知してI−top信号を出力する。感光体1の外周の長さとベルト2の周長は、1:n(nは整数)で表される整数比になっている。このように設定しておくと、ベルト2が1周する間に、感光体1が整数回転し、ベルト1周前と同じ位置に戻る。従って、中間転写ベルト2上に4色を重ね合わせる際に(ベルトは4周回る)、感光体1の回転ムラによる色ズレを回避することが可能である。
上記のような中間転写方式の画像形成装置においては、I−top信号を検知したのち、所定時間経過後にレーザースキャナからなる露光装置5で露光を開始する。また、前述したとおり、ベルト2が1周する間に、感光体1が整数回転し、ベルト1周前と同じ位置に戻るため、ベルト2上では常に同じ位置から各色のトナー像が形成される。用紙サイズによって、トナー像サイズも変化するが、ベルト2の周長が画像形成装置100で許容している記録シートの最大サイズよりも長いので、ベルト2上にはトナー像が絶対にのらない範囲が存在する。
図2は画像形成装置100の制御系の構成を示すブロック図である。画像形成装置100はシステムコントローラ101によって統括的に制御される。システムコントローラ101は、主に画像形成装置内の各負荷の駆動、センサ類の情報収集解析、そして操作部102即ちユーザインターフェースとのデータの交換の役割を担っている。システムコントローラ101は、CPU101a、ROM101b、RAM101c、タイマ部101dを有している。CPU101aは、ROM101bに格納されたプログラムによって、予め決められた画像形成シーケンスに纏わる様々なシーケンスを実行する。RAM101cには、例えば後述する高圧制御部105への高圧設定値、後述する各種データ、操作部102からの画像形成指令情報などを保存する。
システムコントローラ101は、ユーザにより設定された複写倍率、濃度設定値などの情報を操作部102から取得したり、画像形成装置の状態、例えば画像形成枚数や画像形成中か否かの情報、ジャムに関する情報等を操作部102に送出している。
画像形成装置100内には、複数のモータ、クラッチ/ソレノイド等のDC負荷及びフォトインターラプターやマイクロスイッチ等のセンサが配置されている。システムコントローラ101は、モータ駆動部107により各モータを駆動したりDC負荷制御部108により各DC負荷を適宜駆動させることで、記録シートの搬送や各ユニットの駆動を行っており、その動作を各種センサ類109で監視している。即ち、システムコントローラ101は、各種センサ類109からの信号をもとに、モータ制御部107により各モータをコントロールさせると同時に、DC負荷制御部108により、クラッチ/ソレノイドを動作させる。また、高圧制御部105に各種高圧制御信号を送出することで、高圧ユニット106を構成する各種帯電器である図示しない一次帯電器、補助帯電器、転写帯電器、及び現像器内の現像ローラに適切な高圧を印可させている。更に定着器3の加熱回転体としての定着ローラには、それぞれローラを加熱するためのヒータ111が内蔵されており、その各ヒータはACドライバ110によってON/OFF制御されている。また、定着ローラにはその温度を測定するための温度検知体としてのサーミスタ104が設けられ、サーミスタの出力がA/D変換部103によってデジタルの電圧値に変換され、温度データとしてシステムコントローラ101に入力される。システムコントローラ101はこの温度データに基づいて定着ローラの温度が目標温度になるようにACドライバ110を制御する。
図3は画像記録装置41のシート搬送部の構成を示した模式図である。記録シート200にはパンチ穴等の穿孔201が設けられている。シートセンサ21は、搬送路を搬送される記録シートを検知しているときと検知していないときとで異なる信号値を出力する。穿孔201がシートセンサの位置にあるときも、シートセンサ21は記録シートを検知していないときの信号値を出力する。
図4はCPU101aが実行する紙間・穿孔検知のフローチャートである。図5〜10はシートセンサ21の出力と記録シートの状態の関係を示している。
CPU101aは、操作部102からシート搬送開始の信号を受けると図4に示す動作を開始する。シートが搬送され、前記シート21センサにシート200が到達し、シートセンサ21の出力がシート無状態から有状態に変化するので、CPU101aは、その地点を1枚目のシート先端と決定する(S300、図5〜10、地点A)。その後、CPU101aは、シートセンサ21の出力がシート有状態から無状態に変化(図5〜10、地点Bの状態)するまで判定を継続する(S301)。
シートセンサ21の出力がシート有から無への変化を検知した場合、CPU101aは、シートセンサ21の出力がシート無から有への変化(図5〜10、地点Cの状態)したか否かを判定する(S302)。シートセンサ21の出力がシート無から有への変化していなければ、CPU101aは、シート無である期間が閾値T0を超えるまで判定を継続する(S303)。S303でシート無期間がT0を超えた場合、CPU101aは、該シートが最終シートである、または給送すべき記録シートがなくなったと判断し、搬送動作を終了する(S304)。
S302でT0以内の期間にシートセンサ21の出力がシート無からシート有の変化した場合、CPU101aは、地点B〜Cのシート無期間が閾値T1(第2の所定長さ)(<T0)以上か判定を行う(S305)。シート無期間がT1以上の場合、該シート無期間はシート中の穿孔の大きさより十分大きいため、該シート無期間が記録シートと次の記録シートとの間(紙間)であると見なせるので、CPU101aは、地点Cをシートの先端と判断する(S306)。閾値T1は、一般的に使用される穿孔のうち最大径である3穴の穿孔の直径8mmよりも1.5倍の長さ、例えば12mm分移動するのに要する時間である。そして、CPU101aは、地点Cを次のシートの先端に対応する地点A’と見なして、シート2枚目以降の先端検知を継続する(S308)。
シート無期間がT1未満の場合、CPU101aは地点A〜Bのシート有期間が閾値T2(第1の所定長さ)以上かの判定を行う(S307)。シート有期間が閾値T2未満であれば、短いシート有期間の後に短いシート無期間が検知されていることになるので、シート先端側に穿孔が存在し、地点Cはシート先端ではないと決定する(S308)。T2は一般的に使用される穿孔のある用紙の端から穿孔までの最大長さ12mmよりも1.5倍の長さ、例えば18mm分移動するのに要する時間である。そして、CPU101aは、地点Cを次のシートの先端に対応する地点A’と見なして、シート2枚目以降の先端検知を継続する(S315)。
シート有期間が閾値T2以上の場合、CPU101aは、シートセンサ21の出力がシート有から無への変化(図8〜10、地点D)したか否かを判定する(S309)。シートセンサ21の出力がシート有から無への変化していない場合、CPU101aは、シート有期間が閾値T3(第3の所定長さ)を超えるまで判定を継続する(S310)。T3はT2同様、用紙の端から穿孔までの最大長さ12mmよりも1.5倍の長さ、例えば18mm分移動するのに要する時間である。シート有期間が閾値T3を超えた場合、長いシート有期間の後に短いシート無期間があり、その後長いシート有期間があることになるため、CPU101aは、このシート無期間を紙間であると決定し、地点Cをシート先端と決定する(S311)。そして、CPU101aは、地点Cを次のシートの先端に対応する地点A’と見なして、引き続き3枚目以降のシート先端検知を行う(S315)。
シート有期間がT3経過する前にシートセンサ21の出力がシート有から無への変化した場合、短い期間のシート無、シート有、シート無の状態が連続していることになる。そこで、CPU101aは、この状態が、先端側と後端側の少なくとも一方に穿孔を持つシートが小さな紙間で搬送されてきた状態であると決定する(S312)。この状態では、図8〜10のようにどの部分がシート先端であるかを正確に判定するのが困難であり、誤った印刷物が形成されてしまう可能性がある。そのため、CPU101aは、シート搬送を停止し、操作部102にシート搬送を停止したことの警告を表示させる(S313)。
これらの制御は、S304での規定枚数の像形成終了または記録シート無しによる搬送終了或いはS313での搬送停止になるまで繰り返される。また、T1、T2、T3は例として具体的な値を示したが、この値に限定されるものではない。
図5図4のS306に相当し、紙間が閾値T1以上である場合のシートの搬送状態とシートセンサ21の出力を表す模式図である。図中シート無期間が閾値T1を上回っているため、シートセンサ21の出力がシート無である期間は紙間であると決定され、シート無期間後のシート有の地点Cはシート2の先端と決定される。
図6は図4のS308に相当し、先端側に穿孔がある1枚目のシートと穿孔がない2枚目のシートとの搬送状態とシートセンサ21の出力を表す模式図である。図中シート無期間が閾値T1を下回っており、かつその直前のシート有期間が閾値T2を下回っているため、シートセンサ21の出力がシート無である期間は穿孔であると決定され、シート有の地点Cはシート先端ではないと決定される。
図7は図4のS311に相当し、紙間が小さい場合の穿孔のないシートの搬送状態とシートセンサ21の出力を表す模式図である。図中シート無期間が閾値T1を下回っており、かつその直前のシート有期間1が閾値T2を上回っており、さらにシート無期間直後のシート有期間2がT3を上回っている。従って、シートセンサ21の出力がシート無である期間は紙間であると決定され、シート有期間2の先頭である地点Cはシート2の先端であると決定される。
図8は図4のS312に相当し、紙間が小さい場合で穿孔がない1枚目のシートと先端側に穿孔がある2枚目のシートの搬送状態とシートセンサ21の出力表す模式図である。図中シート無期間が閾値T1を下回っており、かつその直前のシート有期間1が閾値T2を上回っており、シートセンサ21の出力がシート無である期間直後のシート有期間2が閾値T3を下回っている。従って、シートに設けられた穿孔と紙間との判別が困難である。そのため、システムコントローラ101はモータ制御部107を制御し、シートの搬送を停止させる。
図9は図4のS312に相当し、紙間が小さい場合で後端側に穿孔がある1枚目のシートと穿孔がない2枚目のシートの搬送状態とシートセンサ21の出力を表す模式図である。この場合も図8と同様、穿孔と紙間との判別が困難であるため、シートの搬送が停止される。
図10は図4のS312に相当し、紙間が小さい場合で先端側に穿孔がある1枚目のシートと後端側に穿孔がある2枚目のシートの搬送状態とシートセンサ21の出力を表す模式図である。この場合も図8と同様、穿孔と紙間との判別が困難であるため、シートの搬送が停止される。
上述した様に、本実施形態によれば、シートセンサ21の出力におけるシート無期間とシート有期間の長さの組合せに基づいて、シートに設けられる穿孔と紙間との誤検知を防止することができる。また、穿孔と紙間との区別がつかない場合はシート搬送が停止する。その結果、不適切な成果物の形成を防止することができる。
また、上述した実施形態では記録シートに設けられた穿孔を例に説明したが、原稿給送装置を用いて原稿の画像を読み取る場合に、穿孔がある原稿に対しても本発明を適用可能である。
21 シート検知センサ
101 システムコントローラ
101a CPU
200 シート
201 穿孔

Claims (5)

  1. 穿孔されたシート及び穿孔されていないシートを搬送する搬送手段と、
    シートの搬送路に設けられ、前記搬送手段により搬送されるシートの有無を検知するシートセンサと、
    前記シートセンサの出力がシート有を表すシート有期間の長さと、前記シートセンサの出力がシート無を表すシート無期間の長さとに基づいて、シートの先端を決定する制御手段と、
    を有し、前記制御手段は、
    第1のシート有期間、第1のシート無期間、第2のシート有期間が順に検出された場合、前記第1のシート無期間の長さが穿孔の長さよりも大きく前記穿孔の長さに応じた第1の所定長さ以上である場合、前記第2のシート有期間の先頭をシートの先頭として決定し、
    前記第1のシート無期間の長さが前記第1の所定長さ未満で、前記第1のシート有期間の長さがシートの端から穿孔までの長さよりも大きく前記穿孔の長さに応じた第2の所定長さ未満である場合、前記第1のシート有期間の長さが前記第2の所定長さ未満であれば、前記第1のシート無期間の先頭をシートの先端とはみなさず、前記第2のシート有期間を第1のシート有期間とみなして先端検知の動作を継続し、
    前記第1のシート有期間が前記第2の所定長さ以上であり、前記第1のシート無期間が前記第1の所定長さ未満であり、前記第2のシート有期間がシートの端から穿孔までの長さよりも大きく前記穿孔の長さに応じた第3の所定長さ以上である場合、前記第2のシート有期間の先頭をシートの先端と決定する
    ことを特徴とするシート搬送装置。
  2. 前記制御手段は、前記第2のシート有期間の後に第2のシート無期間が検出された場合、前記第1のシート有期間の長さが前記の所定長さ以上であり、前記第シート無期間の長さが前記所定長さ未満であり、前記第シート有期間が前記第3の所定長さ未満である場合に、シートの搬送を停止することを特徴とする請求項記載のシート搬送装置。
  3. 情報を表示する表示手段を有し、
    前記制御手段は、シートの搬送を停止したことを前記表示手段に表示することを特徴とする請求項記載のシート搬送装置。
  4. 前記搬送手段により搬送されたシートに画像を形成する画像形成手段を有することを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載のシート搬送装置。
  5. 前記搬送手段により搬送されたシートの画像を読み取る読取手段を有することを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載のシート搬送装置。
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