JPS6366041A - 給紙制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子写真複写装置に係り、具体的には、給紙
手段の給紙制御装置に関するものである。

従来の技術 複写機に於いては、給紙された紙上に形成された像を定
着装置を用いて熱を加えて、定着させることが一般的で
ある。従って、複写速度が速くなると、定着装置に於い
て必要とする熱量は複写速度に比例して増加する。これ
は、給紙される紙の単位時間当りの枚数が増え、紙に熱
を奪われる為である。しかしながら、定着装置に於ける
熱源の大きさには限界があり、特に低温時には、定着装
置の温度が下がり、給紙を停止していた。

具体的知説明すると、連続した複写動作に於いて、スイ
ッチを入れると演算装置は、温度検出装置により定着装
置の温度を測定し、あらかじめ定められた値以上である
ならば、これもあらかじめ定められた間隔で給紙を行う
様に駆動装置に信号を送る。この信号により、駆動装置
は、給紙装置を駆動し、一定の間隔で紙が送られ、現像
装置で像が形成され、搬送装置により定着装置に送られ
、定着されて排出される。しかしながら連続して紙を送
ることにより紙に熱が奪われ定着装置の温度がしだいに
低下し、十分な定着性を得ることが出来なくなる。

従って演算装置は、常に温度検出装置により定着装置の
温度を監視し、定着装置が十分々定着性が得られない温
度まで低下した時は、給紙を停止する信号を駆動装置に
送り、給紙を停止する。

定着装置の温度が再び所定の値を越えたことを確認して
作業者は、再び、スイッチを入れて複写を行う。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記の様な動作では、いつ定着装置の温度
が低下して、複写作業が停止するかわからない為、作業
者は常に複写機のそげにいて管理しなければならず、又
、スイッチの再投入を繰り返す必要があるという問題点
を有していた。

本発明は、上記問題点に鑑み、定着装置の温度低下を検
出して給紙装置を制御し、連続した複写動作を行うこと
を可能とした給紙制御装置を提供するものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明は、給紙装置と、
その給紙装置を駆動する装置と、原動する間隔を制御す
る演算装置と給紙された紙に像を形成する現像装置と、
紙を送る搬送装置と、形成された像と定着する定着装置
と、定着装置の温度を測定する手段を備え、定着装置の
温度によって給紙装置が紙を送る間隔を変化させるとい
う動作を行うものである。

作　　用 本発明は、上記した構成と、動作によって定着装置の温
度が十分な定着を行うことが出来ないレベルに低下する
前に、連続給紙の間隔を広げることにより、定着装置の
温度低下を防ぎ、スイッチの再投入を必要としない、連
続した複写動作を提供するものである。

実施例 以下本発明の一実施例の？圧制御装置について、図面を
参照しながら説明する。

第１図は本発明の実施例に於ける給紙制御装置の構成を
示すものであり、構成は従来例と同じである。

第２図は第１図に於ける定着装置６の温度変化をＸ軸に
複写枚数、Ｙ軸に温度を取ったグラフと、給紙装置の給
紙のタイミングを示した図である。

Ｔｏは複写開始時の定着装置６の温度、Ｔ１は十分な定
着が行なわれる最低の温度を示す。給紙のタイミングに
於いて、Ｈのレベルは給紙の間隔であり、Ｌのレベルに
於いて紙が給紙されている。

Δｔ１　は定着装置６の温度がＴ１　より十分高い時の
給紙の間隔であり、Δｔ２は定着装置６の温度がＴ１に
近付いた時の給紙間隔であり、Δｔ２〉Δｔ１である。

スイッチ８が投入されると、演算装置３は、定着装置６
の温度を温度検出装置７により所定の温度１０以上であ
ることを確認し、Δｔ、の間隔で給紙が行なわれる様に
給紙駆動装置２に信号を送る。

そして給紙装置１が給紙を始め紙が送られ、現像装置４
で像が形成され、搬送装置５により、定着装置６に送ら
れ、紙上に像が定着されて排出される。

連続して紙が定着装置６を通過すると、次第に定着装置
６の温度が低下する。定着装置ｆ６の温度がＴ１に近付
くと、演算装置３は、給紙、駆動装置２に、Δｔ２の間
隔で給紙を行う信号を送る。この為給紙間隔が広くなる
ので、定着装置６に於いて単位時間当りに通過する紙の
量が減り、紙に奪われる熱量が減り、定着装置６の温度
が再び上昇する。定着装置６の温度がＴ１　　より十分
高くなると、演算装置３は再びΔｔ１　　の間隔で給紙
する信号を発生し、給紙速度は再び速くなる。

以上の動作で、定着装置６の温度を下げることなく、連
続した複写動作を行うことが出来る。

尚、実施例に於いて、紙の大きさ、種類、重さシてよっ
て、適切なＴｏ、Ｔ１は異なる為に、あらかじめこれら
の情報を演算装置３に記憶させて、Δｔ１．Δｔ２の値
を数種、準備することも容易に出来る。

また、給紙のタイミングが変更されることによって作像
プロセスのうち、露光タイミングが変更制御されるよう
になっている。

尚、実施例に於いて、紙が通常のものよシ大きい場合や
、厚さが厚い場合には、熱を奪われる割合が大きいので
、紙の種類、大きさ、重さに合わせて、数鍾のＴ。、Ｔ
１を準備し、あらかじめこれらの情報を演算装置Ｏて記
憶させて、Δｔ１．Δｔ２の値を数種準備することによ
り紙の種類、大きさにかかわらず前述の効果を生じさせ
ることは容易である。

発明の効果 、以上詳述した如く、本発明によれば、給紙装置とその
給紙装置を駆動する装置と、駆動する間隔を制御する演
算装置と、給紙された紙に像を形成する現像装置と、紙
を送る搬送装置と形成された像を定着する定着装置と、
定着装置の温度を測定する手段を備え、定着装置の温度
によって給紙装置が紙を送る間隔を変化させることによ
り、連続して複写作業を行う場合、定着装置の温度が、
低下して複写作業を停止する必要がなくなシ、円滑な連
続複写作業を行うことが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における給紙制御装置の構造
図、第２図ａ、ｂは本発明の一実施例の動作中に於ける
定着装置の温度の推移を示すグラフおよび給紙装置の動
作のタイミング図である。 １・・・・・給紙装置、２・・・給紙７動装置、３−・
・・演算装置、４・・・・現像装置、５・・−搬送装置
、６・・・・一定着装置、７・・・温度検出装置、８・
−・・・スイッチ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 給紙装置と、この給紙装置を駆動する駆動装置と、駆動
   する間隔を制御する演算装置と、給紙された紙に像を形
   成する現像装置と、紙を送る搬送装置と、形成された像
   を定着する定着装置と、前記定着装置の温度を測定する
   手段と、前記定着装置の温度によって、前記給紙装置が
   紙を送る間隔を変化させる信号を前記駆動装置に送出す
   る演算装置を備えたことを特徴とする給紙制御装置。