JP4509061B2 - 誘導加熱装置 - Google Patents
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Description
図1はこの発明の実施の形態1を示す誘導加熱装置の回路構成図である。
図において、誘導加熱装置は、商用交流電源111、電源ヒューズ114、商用交流電源111に並列接続されたコンデンサ113、および整流回路112からなる電源供給部11と、フィルタ9と、直流電圧を平滑する平滑コンデンサ10と、2個のスイッチング素子51と52が、61と62が、また71と72が各々直列に接続された3つのアーム5、6、7でブリッジを構成する駆動回路を含む高周波電源部が設けられている。
また、アーム5−6間には小径の内コイル、共振コンデンサ3が、アーム5−7間には大径の外コイル2、共振コンデンサ4が各々直列に接続され、アーム5を共通とし、他のアーム6、7との間で各々共振回路を形成している。
また、アーム5、6および、アーム5、7を各々を駆動制御する制御手段である制御回路80が設けられている。また、使用者が装置を操作する操作部81と、装置の稼働状態を表示する表示部82が設けられている。
本実施例では、アーム5を共通として、アーム6と7を同時に制御する動作について説明する。図1において、制御回路80とアーム5、6、7は、各々独立した制御信号53、54、63、64、73、74で接続されており、ここで、制御信号53、54はアーム5を、制御信号63、64はアーム6を、制御信号73、74はアーム7を制御する信号である。また、図8、図9は、各制御信号の様子を表す波形図であり、制御信号53、54と63、73について示している。なお、制御信号64と74については省略している。
このように、制御回路80は、使用者が操作部81により任意に操作した設定状態に対応して、高周波電源部を駆動する複数の駆動制御信号の位相差を変えて、高周波電源部から供給される高周波電流の大きさを制御する。
図において、制御信号54と64、また、制御信号53と73、制御信号54と74の位相と電流の関係動作は同じなので、制御信号53と63で代表している。左半分は、制御信号53と63の位相差がAの場合の制御信号とコイル電流波形であり、右半分は制御信号53と63の位相差がBの場合の各波形である。図より、制御信号53と63との位相差の期間にコイルに電流が流れるため、位相差が大きいほど、コイル電流が流れる期間が長くなり、結果コイル電流ピークが大きくなる。図では、位相差A>位相差Bにより、内コイル1電流A>内コイル1電流Bとなっている。
なお、電流がもっとも多く流れるのは二つの信号の位相差が180°の時である。たとえば、図11において、内コイル1に流れる電流が最大となるのは制御信号53と制御信号63の位相差(および制御信号54と64の位相差)が180°の時であり、外コイル2に流れる電流が最大となるのは制御信号53と制御信号73の位相差(および制御信号54と74の位相差)が180°の時である。すなわち、共通のアーム5のスイッチング素子51(または52)に対し、スイッチング素子61と71(またはスイッチング素子62と72)を駆動する信号が同一の位相差180°の信号である。
また、図11において、制御信号53と54のデッドタイムは、たとえば、2usである。
なお、このデッドタイムは、スイッチング素子の特性に依存して任意に設定される値である。
図13は、シミュレーションによって試算した、結合係数と最大火力の関係の一例を示す図である。結合係数Kによって、最大入力電力が変化し、結合がよい(係数が大きい)と加熱する電力が得にくく、逆に結合が悪い(係数が小さい)と大きな加熱電力が得られる。また、誘導電流による漏れ磁束も結合度に左右される。分割された複数のコイルの間隙調整等により、結合係数を任意に設定することで得られる最大電力を任意に設定できる。
この閾値を設定する場合の指標としては、たとえば、具体的な例として、種々の加熱負荷を加熱することで、実験によって得られた回路電流、または、電圧等である。これらを元に設定した閾値を参照して、通電するコイル(たとえば、内コイル1)を任意に選択する。
また、アーム5、6、7に対して、独立した信号を制御することで、アーム5、6、7を選択的に駆動する場合に、切換え用の半導体スイッチやリレーなどの切換え手段が不要となり、回路の信頼性の向上を図ることができる。
また、加熱負荷径に対し任意に設定したコイル径の閾値に応じて、複数に分割された一つの加熱コイル8に対し、機械的な切換え手段を用いることなく、任意のコイルに任意の大きさの電流を通電することができ、鍋径に適切に対応することができ、また、洩れ磁束を低減することができる。
また、回路の共有化によって部品点数の削減ができ、従ってコスト削減ができる。また、故障対象部品点数が減ることによる信頼性の向上を図ることができる。
また、複数に分割された一つの加熱コイル8に接続される、回路の一部を共用して構成された複数の高周波電源部は、各々独立した制御信号で動作させることができるので形態の異なる信号で駆動することができ、コイルに流れる電流の大きさを任意に設定でき、あるいは、複数のコイルに選択的に電流を流すことで種々の駆動パターンで駆動できることから、均一加熱や漏れ磁束の低減等ができる。
また、回路の一部を共用して構成された複数の高周波電源部を同一の信号で駆動させることができ、分割された複数のコイルを同一信号(同一タイミング)で駆動することで、最大電力を得ることができる。
ただし、同一信号とは、共通のアーム5のスイッチング素子51(または52)に対し、スイッチング素子61と71(または、スイッチング素子62と72)を駆動する信号が同一信号であることを意味している。
また、加熱コイル8が複数のコイルに分割されている構成であっても、各コイルに同時に、同じような高周波電流を流すことができるため、トッププレートを介して載置された加熱負荷(鍋)を均一に加熱することができる。
実施の形態1では、アーム6とアーム7を同時に駆動するようにしたが、実施の形態2では、アーム6を選択的に駆動する実施例について説明する。
図14は、図1の回路構成において、共通のアーム5と内コイル1、共振コンデンサ3、およびアーム6で構成される共振回路aのみを駆動する状態を表した回路構成図である。図において、スイッチング素子71、72を制御する制御信号73、74は供給されず、アーム5を駆動する制御信号53、54、およびアーム6を駆動する制御信号63、64のみが供給されている。その状態を図15、および図16に示す。
このときの内コイル1に流れる高周波電流は、制御信号53と制御信号63(および、制御信号54と64)の位相差によって決定されている。
たとえば、外コイル2より鍋底径の小さな鍋負荷、いわゆる小鍋が載置された場合、加熱に寄与しない外コイル2に高周波電流を流すことなく、内コイル1のみで加熱動作が実現できるため、効率のよい加熱動作ができる。
実施の形態2では、アーム6を選択的に駆動するようにしたが、実施の形態3では、アーム7を選択的に駆動する実施例について説明する。
図17は、図1の回路構成において、共通のアーム5と外コイル2、共振コンデンサ4、およびアーム7で構成される共振回路bのみを駆動する状態を表した回路構成図である。図において、スイッチング素子61、62を制御する制御信号63、64は供給されず、アーム5を駆動する制御信号53、54、およびアーム7を駆動する制御信号73、74のみが供給されている。その状態を図18に示す。
このときの外コイル2に流れる高周波電流は、制御信号53と制御信号73(および、制御信号54と74)の位相差によって決定されている。
たとえば、外コイル2より鍋底径の小さな鍋負荷が載置された場合、鍋負荷との結合が弱くなり、外コイル2に想定外の高周波電流が流れるなどの現象が発生するので、負荷の状態を検知するなどの動作に利用できる。従って、負荷に応じた最適な加熱とするための内コイル1、外コイル2の選択を適切にすることができる。
以上の実施の形態では、アーム6、7を同時に、または選択的に駆動する実施例について述べたが、実施の形態4ではアーム6とアーム7を異なる位相差を持つ信号で駆動する実施例について説明する。
図20は実施の形態4を示す誘導加熱装置の回路構成図であり、図1において、実施例1と同様、アーム5を共通とし、アーム6、7とで各々共振回路a、bを構成している。
図23では外コイル2の電流が、図24では内コイル1の電流がより多く流れていることがわかる。これは、図24では、外コイル2が接続されたアーム5とアーム7を制御する制御信号53と73の位相差が、また図24では、内コイル1が接続されたアーム5とアーム6を制御する制御信号53と63(および制御信号54と64)の位相差が大きくなるように制御した結果である。
これにより、内コイル1の電流と外コイル2の電流の大きさが個別に任意に設定できるようにしたので、内コイル1と外コイル2に流す高周波電流の比を任意に設定可能であり、たとえば、鍋底径が大鍋と小鍋の中間程度の負荷、いわゆる中鍋を加熱する時は、内コイル1に一定の電流を流す一方、外コイル2には、内コイル1だけで加熱するには不十分な電力を補う程度の少量の電流を流すだけでよく、効率のよい加熱動作をすることができる。
実施の形態4では、アーム6とアーム7をアーム5を駆動する信号に対し異なる位相差を持つ信号で駆動したが、実施の形態5では、アーム6と7を複数の位相差を持つ制御信号で駆動する例について説明する。回路構成は実施の形態4の図20と同じであり説明を省略する。
図25は実施の形態5を示す駆動信号の波形図である。図25において、内コイル1と外コイル2に流れる高周波電流は、位相差量A>Bにより、このとき、期間1では内コイル1電流が、期間2では外コイル2電流が多い。ここでは、理解を容易にするため、位相差量はAとBを交互に入れ替える状態を示しているが、たとえば、期間1の位相関係はA、B、期間2の位相関係はC、D(図示せず)等任意に設定可能である。
実施の形態4では、内コイル1と外コイル2の電流量を異なる位相に設定し、たとえば、中径の鍋の加熱時に外コイル2に流す電流を制限するために、アーム5とアーム7で構成される共振回路の駆動信号位相差を小さくすることで外コイル2に流れる高周波電流を抑制しているが、実施の形態6では、アーム6とアーム7を位相差と間欠動作を組み合わせた信号で駆動する実施例について説明する。
回路構成は実施の形態4の図20と同じであり説明を省略する。 図26は実施の形態6を示す駆動信号の波形図である。図26において、アーム5とアーム6で構成される共振回路aを定常駆動し、内コイル1に連続的に通電する一方、アーム7の駆動/停止を繰り返すことで、外コイル2に流れる高周波電流を抑制することができる。アーム5とアーム7、およびアーム6との関係についても同様の動作が可能であることはいうまでもない。
さらに、内コイル1と外コイル2の電流の強弱が任意に制御できるので、加熱負荷である鍋底を均一に加熱できる効果が得られる。
実施の形態7はアーム6、7の位相差を変化させながら通電する例について説明する。回路構成は実施の形態4の図20と同じであり説明を省略する。 図27は実施の形態7を示す駆動信号の波形図である。図において、コイルに流す電流量を決定する駆動信号の位相差を連続的に変化させる例を示している(位相差A→B→C→D→・・)。
なお、図27では、内コイル1に接続されるアーム6と外コイル2に接続されるアーム7を同一形態の信号(アーム5に対する位相差が同じ)で駆動制御する例を示しているが、図27の制御信号63と制御信号73は制御信号53に対して異なる位相を持つ信号であってもよい。
なお、ここでは、外コイル2の電流量を制御する制御信号73(および74)について示しているが、制御信号63(および64)を同様に変化させてもよい。
実施の形態8は駆動を停止する期間を変化させる例である。図28は実施の形態8の動作を示す制御信号の波形図である。図において、外コイル2の電流量を制御する制御信号73の駆動を停止する期間を変化させている。
なお、図28では、外コイル2の電流量を制御する制御信号73(および74)について示しているが、制御信号63(および64)を同様に変化させてもよい。
以上の実施の形態では、複数のコイルからなる加熱コイル8を駆動する回路をフルブリッジ回路としたが、実施の形態9はハーフブリッジ回路や電圧共振回路の例を示す。
図29はハーフブリッジ回路構成図、図30は電圧共振回路である。
なお、スイッチ素子SW1、SW2は、機器を構成する制御部から送出される独立した信号によって制御されている。このように、負荷径に応じてコイル径を切換える構成となっているので、実施の形態2同様、加熱効率の向上、漏れ磁束低減などの効果が得られる。
実施の形態10では、実施の形態1の図1に示す本発明の回路構成において、アーム5、6、7を制御する信号を用いて、回路構成を切換える方法について説明する。
図31で示す破線で囲んだ部分は、内コイル1のみ駆動させるときの回路構成図である。図31において、たとえば、制御信号73、74をオフとして共通のアーム5と内コイル1、共振コンデンサ3、およびアーム6で構成される共振回路のみを駆動させることで、小鍋加熱に対する回路構成に切換える。これは実施の形態2と同様の動作である。
図33(a)はアーム5、6、7の組み合わせをパターンA〜Sに示し、このパターンに対応した各々の駆動状態、回路構成を示すフルブリッジ(FB)とハーフブリッジ(HB)の区分、動作、効果及び対応する実施の形態1〜10を示した表であり、図33(b)、(c)は、実施の形態1の図1を簡略化したものであり、図33(a)の各パターンの動作の参考図である。なお、図33(c)は「共通のアーム」の概念をわかりやすくするための図であり、図33(b)、(c)は等価回路である。図において(1)、(2)からなる共通アームが図1のアーム5に、(3)、(4)からなるアームAが図1のアーム6に、(5)、(6)らなるアームBが図1のアーム7に相当する。(1)、(2)が共通部で、アームA間に接続されたコイルが図1の内コイル1、アームB間に接続されるコイルが図1の外コイル2に相当する。図中の矢印は、共通アームからコイルに流れる電流を表す。図33(a)で初段の数字(1)〜(6)は、図33(b)、(c)の(1)〜(6)に対応している。
パターンPの場合は、図33(b)(または(c))の(4)〜(6)の素子を駆動する。すなわち、図34において 図33(b)(または(c))の(4)〜(6)の素子に相当するスイッチング素子62、71、72のみを使って内コイル1と外コイル2に電流を流す。このとき、(3)を常時OFF状態、(4)を常時ON状態にしておくことで、図29相当の回路構成(大径負荷対応=スイッチング素子211、内コイル1、外コイル2、スイッチ素子SW2、共振コンデンサ23、スイッチング素子212で構成される回路)となる。この時、フルブリッジ回路構成と同様に、内コイル1と外コイル2は直列接続となるため、回路インピーダンスが増加し回路電流が低減できるので、損失が改善され効率の良い加熱動作ができる。なお、パターンNも同様にして(3)、(4)、(6)の素子を駆動する。なお、パターンNも同様にして(3)、(4)、(6)の素子を駆動する。
なお、以上に示した実施の形態1〜10については、独立した制御信号で各々の回路を制御するようにしたので、信号の組み合わせ(駆動パターン)によって、種々の回路動作の効果が期待できる。
実施の形態1〜10の回路構成は、内コイル1には共振コンデンサ3とアーム5、6からなる駆動回路が、外コイル2には共振コンデンサ4とアーム5、7からなる駆動回路が接続され、共振コンデンサ3,4の2個用いたが、本実施の形態は共振コンデンサを1個にしたものである。
共通のアーム5の中点に共振コンデンサ3を介して、内コイル1と外コイル2が接続されており、アーム5、共振コンデンサ3、内コイル1、アーム6で内コイル1駆動用のフルブリッジ回路を、アーム5、共振コンデンサ3、外コイル2、アーム7で外コイル2駆動用のフルブリッジ回路を構成している。
このように、共振コンデンサ3を共用した構成として、実施の形態1と同様な効果を得ることができる。
Claims (4)
- 加熱負荷を載置する耐熱性のトッププレートと、
装置使用者により操作される操作部と、
装置の稼動状態を表示する表示部と、
交流電源を直流電源に変換する直流電源部と、
加熱コイル及び該加熱コイルに直列に接続されたコンデンサを組として、複数組備えた複数の共振回路と、
前記直流電源部の出力を高周波電流に変換し前記複数の共振回路に同一周波数の高周波電流を供給する高周波電源部と、
前記高周波電源部を制御する制御手段と、
を備え、
前記複数の共振回路の一部を構成する前記加熱コイルは、略同心円状で且つ略同一平面上に配置された複数のコイルからなり、
前記高周波電源部は、少なくとも2個のスイッチング素子が直列に接続されたアームを複数個備え、複数のアームのうち、1つのアームを共通アームとし、該共通アームのスイッチング素子間と他のアームのスイッチング素子間との間に各共振回路を接続し、
前記制御手段は、前記操作部の操作による設定状態に対応して、前記高周波電源部の前記他のアームにそれぞれ供給する駆動制御信号の相互の位相差を相違させるとともに、前記他のアームの何れか1つの駆動制御信号に当該アームの駆動を定期的に休止させるための休止信号を含ませて、前記高周波電源部から前記加熱コイルに供給される前記高周波電流の大きさを制御することを特徴とする誘導加熱装置。 - 加熱負荷を載置する耐熱性のトッププレートと、
装置使用者により操作される操作部と、
装置の稼動状態を表示する表示部と、
交流電源を直流電源に変換する直流電源部と、
加熱コイル及び該加熱コイルに直列に接続されたコンデンサを組として、複数組備えた複数の共振回路と、
前記直流電源部の出力を高周波電流に変換し前記複数の共振回路に同一周波数の高周波電流を供給する高周波電源部と、
前記高周波電源部を制御する制御手段と、
を備え、
前記複数の共振回路の一部を構成する前記加熱コイルは、略同心円状で且つ略同一平面上に配置された複数のコイルからなり、
前記高周波電源部は、少なくとも2個のスイッチング素子が直列に接続されたアームを複数個備え、複数のアームのうち、1つのアームを共通アームとし、該共通アームのスイッチング素子間と他のアームのスイッチング素子間との間に各共振回路を接続し、
前記制御手段は、前記高周波電源部の前記他のアームにそれぞれ供給する駆動制御信号の相互の位相差を相違させるとともに、前記他のアームの間で、駆動制御信号の位相差を加熱時間の経過とともに定期的に交互に入れ替えることを特徴とする誘導加熱装置。 - 加熱負荷を載置する耐熱性のトッププレートと、
装置使用者により操作される操作部と、
装置の稼動状態を表示する表示部と、
交流電源を直流電源に変換する直流電源部と、
加熱コイル及び該加熱コイルに直列に接続されたコンデンサを組として、複数組備えた複数の共振回路と、
前記直流電源部の出力を高周波電流に変換し前記複数の共振回路に同一周波数の高周波電流を供給する高周波電源部と、
前記高周波電源部を制御する制御手段と、
を備え、
前記複数の共振回路の一部を構成する前記加熱コイルは、略同心円状で且つ略同一平面上に配置された複数のコイルからなり、
前記高周波電源部は、少なくとも2個のスイッチング素子が直列に接続されたアームを複数個備え、複数のアームのうち、1つのアームを共通アームとし、該共通アームのスイッチング素子間と他のアームのスイッチング素子間との間に各共振回路を接続し、
前記制御手段は、前記高周波電源部の前記他のアームにそれぞれ供給する駆動制御信号位相差を増加又は減少させるときには、少なくとも3つ以上の段階に分けて連続的に位相差を変化させることを特徴とする誘導加熱装置。 - 前記制御手段は、前記加熱コイルの複数のコイルのうち、前記加熱負荷の径の大きさに応じて加熱に貢献するコイルのみに電流を供給するように、前記高周波電源部を制御することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の誘導加熱装置。
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