JP4506770B2 - 画像形成装置およびその感光体の研磨方法 - Google Patents

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Description

本発明は,電子写真方式の画像形成装置に関する。さらに詳細には,現像剤の添加成分による感光体の汚染に起因する画像品質の低下を防止した画像形成装置およびその感光体の研磨方法に関するものである。
従来から,電子写真方式の現像剤には,トナーとキャリアとを含む二成分系のものと,キャリアを含まない一成分系のものとがある。一成分系現像剤を用いる画像形成装置においては,キャリアがない分,トナーの摩擦帯電を補助する摩擦部材を設けることが多い。それでも均一な帯電性がなかなか得られないので,帯電性を補助するために外添材を添加している。
また,近年ではトナーの流動性が低下している傾向がある。高画質化のためにトナーが小径化しており,そのためにトナーの比表面積が増大しているからである。この流動性の低下を補うためにも外添材の添加が有益である。このための外添材としては無機化合物粒子が有効であり,疎水化したシリカがよく使われる。この他,逆荷電粒子も添加される。トナーの電界下での移動性を高めて現像,転写の効率を高めるためである。なお,二成分系現像剤でも外添材が添加されているものはある。
また,感光体の表面を清掃するクリーニング部材を設けることも従来から行われている。しかし前述のトナーの小径化により,トナーがクリーニング部材と感光体との間をすり抜けるようになってきている。前述の外添材は,このトナーのすり抜けへの対策としても機能している。すなわち,トナーから離脱した外添材が,クリーニング部材のエッジ部に溜まって外添層を形成する。この外添層により,トナーのすり抜けを防止しているのである。
一方でこれは,外添材の成分が凝集して感光体表面への付着物となる一面もある。感光体上における外添材の成分の付着は,特に低温低湿環境で起こりやすい。この付着の発生機構の1つとして,中間転写体から感光体への逆転写があることがわかっている。すなわち,一旦中間転写体上に転移した外添材が,中間転写体に載って1周して再び転写箇所に至って感光体に再転移するのである。こうした外添材は,中間転写体上で二次転写箇所や中間転写体のクリーニング部材をすり抜けており,凝集していることが多い。このため付着物となりやすい。
また,再転移を経験していない外添材でも,クリーニング部材をすり抜けて感光体上を周回することがある。こうした外添材は,帯電部を通過するときの放電により,感光体に固着する。またそのときに帯電状況が変化するので,逆荷電粒子を含む現像剤である場合に,転写箇所等で逆荷電粒子を引き寄せることがある。これは付着物の大型化として現れる。これにより,目視でもわかる画像ノイズの発生に繋がっていた。
これに対し特許文献1には,現像剤の外添材として研磨剤を添加することが開示されている。クリーニング部材で転写残トナーを除去しながら,感光体の表面を研磨して付着物を取り除くためである。この他,クリーニング部材とは別に研磨部材を設けたもの(特許文献2)や,クリーニング部材に研磨剤を供給するもの(特許文献3)もある。
特開平11−212293号公報 特開平9−244493号公報 特開平8−194419号公報
しかしながら,前記した従来の技術には,次のような問題点があった。クリーニング部材による感光体上の付着物の除去は,完全ではない。このため耐久使用により,除去しきれない付着物が感光体上に蓄積し,さらに成長し,画像ノイズの原因となる。転写部でもある程度は付着物が除去されるが,前述のように転写先でのクリーニングをすり抜けて再び感光体に付着することがある。
感光体と転写体との速度差を設けて転写部で除去されやすくすることもできるが,速度差が大きすぎると画像品質が悪くなる。現像剤に添加する研磨剤を増量すると,機内汚染の問題や,トナーの帯電不良の問題が発生する。研磨部材を別に設けるのは,装置の複雑化・大型化に繋がる。クリーニング部材に研磨剤を供給するように構成することも同様である。
本発明は,前記した従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは,感光体を過剰に研磨することなく,感光体を適宜リフレッシュして,長期にわたり画像品質の良い状態を維持できる画像形成装置およびその感光体の研磨方法を提供することにある。
この課題の解決を目的としてなされた本発明の画像形成装置は,感光体と,感光体にトナー像を形成するトナー像形成部と,感光体に接触する状態と離間する状態とをとり,画像形成時には感光体に接触して前記感光体から前記トナー像の転写を受ける転写部材とを有する装置であって,非画像形成時に感光体の表面汚染を防止する制御を行う非画像形成時制御部を有し,非画像形成時制御部は,非画像形成時に感光体と転写部材とを離間させる第1モードと,非画像形成期間中に,感光体と転写部材とを所定時間にわたり互いに接触させた状態で感光体と転写部材との速度差を画像形成時より大きくして感光体を回転させる研磨処理を行い,その研磨処理の期間以外のときに感光体と転写部材とを離間させる第2モードとのいずれか一方を選択し,選択されたモードでの制御を行うものである。
これにより本発明の画像形成装置では,非画像形成時には,第1モードと第2モードとのいずれか一方が行われる。第1モードでは,感光体と転写部材とを離間させることにより,転写部材から感光体への異物の逆転写が防止される。第2モードでは,所定時間内の研磨処理により感光体上の異物が研磨により除去される。すなわち感光体がリフレッシュされる。これにより,画像品質が維持される。
ここで,通常時には第1モードを行い,所定の頻度で第1モードに代えて第2モードを行えばよい。これにより,感光体を過度に摩滅させることなく,画像品質の良い状態を維持できる。所定の頻度とは例えば,画像形成枚数やトナー使用量に基づいて定めることができる。あるいは,画像形成装置の電源投入,省電力モードからの復帰,ジャムからの回復,および扉開閉動作からの復帰のうち少なくとも1つの事件の発生時に第1モードに代えて第2モードを行うこととしてもよい。
また,第2モードの研磨処理の時間は,低温または低湿の環境下では,高温または高湿の環境下と比較して長くすることが望ましい。低温または低湿の環境下ではトナーの添加成分の凝集が起こりやすいからである。あるいは,感光体の耐久使用の進行とともに,第2モードの研磨処理の時間を長くすることも望ましい。感光体が疲弊してくると,異物の付着が起こりやすいからである。また,第2モードの研磨処理の際には,感光体と転写部材との圧接力を,通常時,すなわち画像形成時よりも強くすることが望ましい。その方が研磨が確実だからである。
写部材が,さらに記録媒体へトナー像を2次転写する中間転写体である場合には,第2モードの研磨処理を,直前に形成した画像の2次転写が終了してから行うことが望ましい。直前に形成した画像を,研磨に影響されずに正しく2次転写するためである。
本発明の別の態様の画像形成装置は,感光体と,感光体にトナー像を形成するトナー像形成部と,画像形成時に感光体に接触しつつ感光体を帯電させる接触帯電部材とを有する装置であって,非画像形成時に感光体の表面汚染を防止する制御を行う非画像形成時制御部を有し,画像形成時制御部は,非画像形成期間中に,感光体と接触帯電部材とを互いに接触させた状態で,所定時間にわたり感光体と接触帯電部材との速度差を画像形成時より大きくして感光体を回転させる研磨処理を行うものである
ここで,感光体と接触帯電部材との圧接力も,研磨処理の際には,画像形成時よりも強くすることが望ましい。また,研磨処理の際に,転写部材と接触帯電部材との両方で感光体を研磨するようにしてもよい。
また,本発明は,感光体と,感光体にトナー像を形成するトナー像形成部と,感光体に接触する状態と離間する状態とをとり,画像形成時には感光体に接触して前記感光体から前記トナー像の転写を受ける転写部材とを有する画像形成装置において,非画像形成時に前記感光体と前記転写部材とを離間させる第1モードと,非画像形成期間中に,感光体と転写部材とを所定時間にわたり互いに接触させた状態で感光体と転写部材との速度差を画像形成時より大きくして感光体を回転させる研磨処理を行い,その研磨処理の期間以外のときに感光体と転写部材とを離間させる第2モードとのいずれか一方を前述のいずれかのように選択し,選択されたモードでの制御を行う感光体の研磨方法にも及ぶ。
さらに本発明は,感光体と,感光体にトナー像を形成するトナー像形成部と,画像形成時に感光体に接触しつつ感光体を帯電させる接触帯電部材とを有する画像形成装置において,非画像形成期間中に,感光体と接触帯電部材とを互いに接触させた状態で,所定時間にわたり感光体と接触帯電部材との速度差を画像形成時より大きくして感光体を回転させる研磨処理を行う感光体の研磨方法にも及ぶ。
本発明によれば,感光体を過剰に研磨することなく,感光体を適宜リフレッシュして,長期にわたり画像品質の良い状態を維持できる画像形成装置およびその感光体の研磨方法を提供することができる。
以下,本発明を具体化した最良の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態は,タンデム式の4色画像形成装置に本発明を適用したものである。本形態の画像形成装置の全体構成を図1に示す。
図1に示す本形態の画像形成装置は,4機の画像形成ユニット1を有している。各画像形成ユニット1は,イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(K)の4色のいずれか1色による画像形成を行うものである。本形態の画像形成装置はさらに,中間転写ベルト6を有している。中間転写ベルト6は,ローラ14,15に張り架けられており,図1中反時計回りに走行するようになっている。4機の画像形成ユニット1は,図1中,中間転写ベルト6の上側に配置されている。
本形態の画像形成装置はさらに,2次転写ローラ8,クリーニングブレード10,環境センサ12を有している。2次転写ローラ8は,中間転写ベルト6上の重ねトナー像を,印刷用紙等の有形記録媒体9に転写するローラである。そのために2次転写ローラ8には,バイアス電源部22が備えられている。有形記録媒体9にはその後トナー像の定着処理がなされる。クリーニングブレード10は,中間転写ベルト6上の転写残トナーを回収して廃トナーとするブレードである。環境センサ12は,機内の温度および湿度を検出するセンサである。
各画像形成ユニット1は,感光体ドラム2を中心に構成されている。感光体ドラム2には中間転写ベルト6が接触している。感光体ドラム2の周囲には,帯電ローラ3,露光装置11,現像装置4,1次転写ローラ7,クリーニングブレード5を有している。
帯電ローラ3は,感光体ドラム2に接触しつつの表面を均一に帯電させるものである。露光装置11は,画像データに従って感光体ドラム2の表面に潜像を形成するものである。現像装置4は,感光体ドラム2の表面の潜像上にトナー像を形成するものである。1次転写ローラ7は,中間転写ベルト6を挟んで感光体ドラム2の反対側に位置し,感光体ドラム2の表面のトナー像を中間転写ベルト6上に転写するローラである。そのために1次転写ローラ7には,バイアス電源部13が備えられている。クリーニングブレード5は,感光体ドラム2上の転写残トナーを回収して廃トナーとするブレードである。
本形態における1次転写ローラ7は,図2に示すように,感光体ドラム2および中間転写ベルト6に対して図中上下に移動可能に構成されている。すなわち,中間転写ベルト6を挟んで感光体ドラム2の反対側には,1次転写ローラ7の軸を保持するレバー部材16が配置されている。レバー部材16は,軸17の回りに回転可能に設けられている。レバー部材16はピン17を有している。そして装置のフレームには円弧状の長穴20が形成されており,ピン17はこの長穴20の中に位置している。これにより,レバー部材16の回転範囲が限定されている。
さらに,レバー部材16を付勢するバネ18が設けられている。バネ18は,レバー部材16を図2中時計回りに付勢している。つまり,バネ18の弾力により,1次転写ローラ7が中間転写ベルト6に押し付けられている。これにより,中間転写ベルト6が感光体ドラム2に押し付けられている。レバー部材16を図中反時計回りに回すと,図3に示すように,中間転写ベルト6が感光体ドラム2から離間した状態となる。なお,図2の圧接状態の範囲内で,レバー部材16の微小な動きにより,感光体ドラム2と中間転写ベルト6との圧接力を変更することができる。
本形態の画像形成装置の制御系の構成を図4のブロック図に示す。本形態の画像形成装置の制御系は,コントローラ21を中心に構成されている。すなわち,コントローラ21が,バイアス電源部13,22の転写バイアス制御,帯電ローラ3や露光装置11,現像装置4の一般画像形成制御,感光体ドラム2や中間転写ベルト6の速度制御,レバー部材16による感光体ドラム2と中間転写ベルト6との接触離間制御,などの各種制御を行うようになっている。このためにコントローラ21は,環境センサ12の取得値や,画像データ,ユーザによる操作信号などの入力を受けるようになっている。
上記の各種制御のうち感光体ドラム2や中間転写ベルト6の速度制御は,それぞれの回転軸に設けられたモータ等の回転駆動源を制御することにより行われる。また,レバー部材16の制御は,レバー部材16に設けられたモータまたはソレノイド等のアクチュエータを制御することにより行われる。
次に,本形態の画像形成装置の動作を説明する。本形態の画像形成装置における画像形成動作そのものは一般的なものであるので,ここでは,特徴的な部分を説明することとする。本形態の画像形成装置の動作上の特徴は,感光体ドラム2の表面の付着物の発生に対する対策にある。感光体ドラム2の表面の付着物の発生メカニズムは,背景技術の欄で説明したとおりである。
この付着物対策は基本的には,中間転写ベルト6から感光体ドラム2への凝集物の再転写を防ぐことと,感光体ドラム2の表面を研磨して凝集物を除去することとを,非画像形成時に行うことである。そのために本形態の画像形成装置では,非画像形成時の制御モードとして,第1モードと第2モードとの2通りを用意している。非画像形成時とは,プリントジョブとプリントジョブとの間,プリントジョブ内でのページとページの間,などの期間のことである。
[第1の形態]
まず,第1の形態における第1モードについて説明する。第1モードによる画像形成終了時には,各画像形成ユニット1にて,図5のタイミングチャートに示す制御がなされる。図5において,「感光体接触」とは,感光体ドラム2と中間転写ベルト6とが接触しているかいないかを示す。ONが接触(図2の状態)でOFFが非接触(図3の状態)である。この切り替えはむろん,前述のレバー部材16の動きによる。
また,図5中の「感光体速度」は,感光体ドラム2の回転による周速を示す。「転写速度」は,中間転写ベルト6の走行速度を示す。「2次転写」は,2次転写ローラ8へのバイアス電圧のONOFFを示す。これらの各パラメータの意味は,図6以下のタイミングチャートにおいても同様である。図5に示されるように,感光体ドラム2と中間転写ベルト6との間には,画像形成中においてもわずかながら速度差が設けられている。これは,画像品質を確保するために通常行われていることである。
画像形成中にはむろん,「感光体接触」はONであり,感光体ドラム2も中間転写ベルト6も通常の速度である。2次転写バイアスも当然ONである。時刻t1で画像形成が終了すると,「感光体接触」をOFFにする。すなわち,レバー部材16を操作して,感光体ドラム2から中間転写ベルト6を離間させ,図3の状態とする。同時に感光体ドラム2の回転を止めてしまう。もはや,感光体ドラム2から中間転写ベルト6へトナー像を転写する必要がないからである。そして,離間させることにより,中間転写ベルト6から感光体ドラム2への逆転写を防ぐことができるからである。つまり,逆転写による感光体ドラム2の汚染の防止という観点からは,画像形成中以外には離間させておいた方がよいのである。
中間転写ベルト6自体は時刻t1の時点では停止しない。有形記録媒体9への2次転写がまだ済んでいないからである。中間転写ベルト6が走行してトナー像の2次転写が済むと,時刻t2にて,中間転写ベルト6が停止される。同時に2次転写バイアスもOFFにされる。もはや必要がないからである。こうして,「感光体接触」,「感光体速度」,「転写速度」,「2次転写」のすべてがOFFにされた状態で,次回の画像形成開始時まで待機することになる。つまり第1モードは,非画像形成時に感光体ドラム2と中間転写ベルト6とを離間させる離間モードである。
ここで,時刻t1とは,各々の画像形成ユニット1における画像形成終了時である。よって,画像形成ユニット1によって時刻t1は異なる。具体的には,上流側(図1中右側)の画像形成ユニット1ほど時刻t1が早い。これに対し,時刻t2は,画像形成装置全体として共通である。なお,図5において,感光体ドラム2の回転を,時刻t1の後,転写残トナーのクリーニングブレード5による回収が済むまで継続させてもよい。同様に中間転写ベルト6の走行も,時刻t2の後,転写残トナーのクリーニングブレード10による回収が済むまで継続させてもよい。以上が第1モードによる画像形成終了時の処理である。
次に,第1の形態における第2モードについて説明する。第2モードによる画像形成終了時には,各画像形成ユニット1にて,図6のタイミングチャートに示す制御がなされる。図6においても,画像形成中の状況は図5の第1モードと同じである。時刻t1で画像形成が終了すると,「感光体接触」をOFFにする。この点も第1モードと同じである。しかし,「感光体速度」は,時刻t1で停止せずにそのまま画像形成中の速度を維持する。「転写速度」と「2次転写」は当然,時刻t1では画像形成中のままである。
時刻t2で2次転写が終了すると,「感光体接触」を再びONにする。同時に,「転写速度」を,それまでの画像形成中の速度の約半分にする。「感光体速度」はそのままとする。「2次転写」は,第1モードの場合と同じくこの時点でOFFにする。そして,時刻t2から所定時間経過した時刻t3にて,「感光体接触」,「感光体速度」,「転写速度」をOFFにする。
すなわち第2モードにおいては,2次転写終了後から所定時間内においては,感光体ドラム2が,中間転写ベルト6との間に速度差のある状態で回転している。その速度差は,画像形成中における速度差より遙かに大きい。これによりこの期間内には,感光体ドラム2の表面が研磨される。これにより,感光体ドラム2の表面の付着物が剥がされる。剥がされた付着物の一部は,中間転写ベルト6により運び去られてクリーニングブレード10により回収される。残りはそのまま感光体ドラム2上にとどまるが,クリーニングブレード5により回収される。こうして感光体ドラム2の表面がリフレッシュされ,その後に形成される画像の品質向上が図られる。つまり第2モードは,非画像形成期間中にに感光体ドラム2の表面を研磨する研磨モードである。
また,この研磨期間中においては,感光体ドラム2が回転している。よって,その表面の1箇所だけが研磨されるのではなく,表面全体が研磨される。また,中間転写ベルト6も研磨期間中に走行している。よって,中間転写ベルト6の1箇所のみに研磨のストレスが掛かることがない。また,非画像形成時のうち研磨期間以外においては,「感光体接触」をOFFにしている。このOFF期間においては,第1モードの場合と同様に,中間転写ベルト6から感光体ドラム2への逆転写が防止されている。
ここで,研磨の期間を,時刻t1の直後でなく時刻t2の後にしているのは,直前に形成した画像の品質に影響を与えないためである。すなわち,時刻t1から時刻t2までの間は,トナー像がまだ中間転写ベルト6の上にある。よってこの間は,中間転写ベルト6の走行速度を変えたり,中間転写ベルト6に余計なストレスを掛けたりすべきでないのである。時刻t2の後であれば,研磨処理を行っても何ら差し支えはない。また,時刻t2から時刻t3までの長さ,つまり研磨処理期間の長さは,感光体ドラム2の何周分,などという程度に定めればよい。なお,時刻t2の時点での中間転写ベルト6上の転写残トナーは,時刻t3までにはクリーニングブレード10に回収される。
上記の第2モードにおいて,図6では,中間転写ベルト6の速度を画像形成時より落とすことにより,研磨期間の速度差を生じさせている。しかし,速度差の発生方法はこれに限らない。感光体ドラム2の回転速度を落とすことで速度差を生じさせてもよい。また,一方を減速させる代わりに一方を増速させることによっても,速度差の発生が可能である。なお,研磨期間においては,中間転写ベルト6の感光体ドラム2への圧接力を,画像形成時よりも大きくするようにしてもよい。こうすると,より高い研磨効果が得られる。また,図6において,時刻t1から時刻t2までの間は,「感光体接触」をONのままにしておいてもさほど大きな違いはない。
また,図6では,非画像形成期間の初期に研磨期間を置いている。しかしこれに限らず,研磨期間は,非画像形成期間内の任意の時期に置けばよい。ただし,図6のように非画像形成期間の初期に研磨期間を置いた方が,次回の画像形成を直ちに開始できる点で有利である。
次に,第1モードと第2モードの使い分けについて説明する。第2モードによる画像形成終了処理は,さほど高頻度に行う必要はない。そこで,通常は第1モードを用い,適宜の頻度で第2モードを行うようにすればよい。例えば,印刷枚数やトナー消費量をカウントして,所定値になったときに第2モードを行うことが考えられる。印刷枚数であれば例えば100枚毎,トナー消費量であれば1グラム消費毎に第2モードを行うようにすることができる。また,画像形成装置の電源投入や省電力モードからの復帰,ジャムからの回復,扉開閉動作からの復帰などの所定の事件の直後にも第2モードを行うことが考えられる。このように両モードを使い分けることで,毎回第2モードを使う場合と比較して,感光体ドラム2が過度に摩滅してしまうことを防止している。
さらに,感光体ドラム2の耐久使用の進行とともに,第2モードにおける研磨処理の時間を延長していくようにすることができる。感光体ドラム2が古くなると付着物が発生しやすいからである。例えば,感光体ドラム2の全寿命を60時間と仮定した場合,研磨時間を次のように定めることが考えられる。
・使用開始から20時間使用時まで−−−−−感光体ドラム2の2周分
・20時間使用時から40時間使用時まで−−感光体ドラム2の4周分
・40時間使用時から使用終了まで−−−−−感光体ドラム2の6周分
さらに,環境センサ12の取得値を,第2モードに反映させることができる。低温または低湿の環境下では高温または高湿の環境下に比べて,感光体ドラム2への付着物が発生しやすい。このため低温または低湿の環境下では,第2モードにおける研磨処理の時間を,高温または高湿の環境下に比べて長くすることが考えられる。例えば,環境条件に応じて,研磨時間を次のように定めることが考えられる。なお,温度と湿度の一方のみを考慮する場合には,他方は無視すればよい。両方を考慮する場合には,指定される研磨処理時間が長い方を優先すればよい。
・温度15℃以下または湿度20%以下の環境−−−−上記に対して感光体ドラム2の2周分を延長
・温度15〜25℃または湿度20〜60%の環境−−上記に対して感光体ドラム2の1周分を延長
・温度25℃以上または湿度60%以上の環境−−−−上記のまま
あるいは,研磨処理時の圧接力を高温または高湿の環境下に比べて低温または低湿の環境下では高くしてもよい。または,第2モードの実行頻度を高温または高湿の環境下に比べて低温または低湿の環境下では高くしてもよい。以上が,第2モードによる画像形成終了時の処理である。
[第2の形態]
上記の第1の形態は,感光体ドラム2の研磨を,中間転写ベルト6のみで行うものである。これに対し第2の形態は,感光体ドラム2の研磨を,中間転写ベルト6に加えて帯電ローラ3でも行うものである。
第2の形態における第1モードの画像形成終了時の処理を図7のタイミングチャートに示す。図7中の「帯電速度」は,帯電ローラ3の回転による周速を示す(図8においても同じ)。図7では,「感光体接触」,「転写速度」,「2次転写」については省略しているが,これらは図5と同じである。なお,この場合の「感光体接触」とは,感光体ドラム2と中間転写ベルト6との接触状態のみを意味する。感光体ドラム2と帯電ローラ3とは,接触させたままであり,離間させるには至らない。図7では,時刻t1で感光体ドラム2が停止されると,帯電ローラ3も停止される。このため,第1モードでは,帯電ローラ3による感光体ドラム2の研磨は行われない。なお,帯電ローラ3と感光体ドラム2との間には,画像形成中に速度差はない。
なお,第1の形態で述べたように,感光体ドラム2を転写残トナーの回収が済むまで回転させ続けることもできる。その場合には帯電ローラ3もその間は回転させ続ける。また,第1の形態では帯電ローラ3の回転には言及しなかったが,第1モードに関しては,第2の形態の第1モードと同様にするのがよい。
次に,第2の形態における第2モードについて,図8のタイミングチャートにより説明する。図8でも「感光体接触」,「転写速度」,「2次転写」については省略しているが,これらは図6と同じである。図8では,「感光体速度」を時刻t1で停止させずに,時刻t3までそのまま回転させてから停止させる。「帯電速度」については,時刻t1にて,それまでの画像形成中の速度の半分にする。そして時刻t3にて,「帯電速度」を停止させる。
これより第2の形態の第2モードでは,時刻t1から時刻t3までの間,感光体ドラム2が,帯電ローラ3との間に速度差のある状態で回転している。これによりこの期間内には,感光体ドラム2の表面が研磨される。これにより,感光体ドラム2の表面の付着物が剥がされる。剥がされた付着物は,クリーニングブレード5または10により回収される。こうして感光体ドラム2の表面が清浄化され,その後に形成される画像の品質向上が図られる。
なお,帯電ローラ3による研磨期間t1〜t3のうち後半の期間t2〜t3においては,第1の形態で説明した中間転写ベルト6による研磨も併せて行われる。また,前半の期間t1〜t2においては,中間転写ベルト6上にまだトナー像が残っている。しかしながら,図6で説明したようにこの期間では「感光体接触」がOFFである。このため,帯電ローラ3による摩擦が,直前に形成した画像の品質に影響することはない。
図8の研磨期間においても,「帯電速度」を落とす代わりに「感光体速度」を落とすことによって速度差を生じさせてもよい。また,一方を減速させる代わりに一方を増速させることによっても,速度差の発生が可能である。また,研磨期間において帯電ローラ3の感光体ドラム2への圧接力を通常より増加させるようにすると,より高い研磨効果が得られる。また,研磨期間中でも感光体ドラム2や帯電ローラ3がともに回転している。このため,感光体ドラム2の1箇所のみが研磨されることがない。また,帯電ローラ3の1箇所のみにストレスが掛かることもない。
帯電ローラ3の回転速度を変更する方法としては,感光体ドラム2とは別に独自の駆動源を備えることが挙げられる。あるいは,帯電ローラ3の清掃部材の押し込み圧を変更することも挙げられる。帯電ローラ3の圧接力を変更する手段としては,その軸をプッシュ式のソレノイドで押す方法や,図9のように清掃部材を介してカム等の機械要素で圧接力を変更する方法などが挙げられる。さらに,こうした手段により,帯電ローラ3をも非画像形成時に感光体ドラム2から離間させるようにすることもできる。また,第2の形態の第2モードにおいては,感光体ドラム2の研磨を帯電ローラ3のみにより行うようにすることも可能である。
以上詳細に説明したように本実施の形態によれば,非画像形成時に感光体ドラム2と中間転写ベルト6とを離間させる第1モードの制御を行うようにした。これにより,中間転写ベルト6から感光体ドラム2への凝集物の再転写を抑制している。また,適宜の頻度で,非画像形成時に感光体ドラム2の表面を中間転写ベルト6または帯電ローラ3により研磨する第2モードの制御を行うようにした。これにより,感光体ドラム2に付着した凝集物を除去するようにした。こうして,感光体ドラム2にトナーの添加成分等の凝集物が付着することによる画像品質の低下を防止した画像形成装置およびその感光体の研磨方法が実現されている。すなわち,感光体を過剰に研磨することなく,感光体を適宜リフレッシュして,長期にわたり画像品質の良い状態を維持できるようにしている。
このように本実施の形態では,画像形成装置に元来存在する要素を利用して感光体ドラム2の研磨を行う。このため,現像剤の添加成分として研磨剤を過度に配合する必要がない。これにより,研磨剤による過研磨や機内汚染,トナーの荷電不良等の問題がない。また,研磨専用の部材も不要なので,装置の構成が簡素である。また,感光体ドラム2と中間転写ベルト6との間に常時大きな速度差を付けるわけではない。このため過度の速度差による画像品質の低下はない。
なお,本実施の形態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良,変形が可能である。例えば,本発明は,一成分系と二成分系とのいずれの現像剤を使う画像形成装置にも適用可能である。また,タンデム式には限定されないし,カラー画像形成装置にも限定されない。
実施の形態に係る画像形成装置の全体構成を示す断面図である。 実施の形態に係る画像形成装置における1次転写ローラの離間機構を説明する図である。 実施の形態に係る画像形成装置における1次転写ローラの離間機構を説明する図である。 実施の形態に係る画像形成装置の制御系の構成を示すブロック図である。 第1の形態における第1モードによる画像形成終了時の制御を示すタイミングチャートである。 第1の形態における第2モードによる画像形成終了時の制御を示すタイミングチャートである。 第2の形態における第1モードによる画像形成終了時の制御を示すタイミングチャートである。 第2の形態における第2モードによる画像形成終了時の制御を示すタイミングチャートである。 帯電ローラの圧接力を変更する機構の例を示す模式図である。
符号の説明
1 画像形成ユニット
2 感光体ドラム
3 帯電ローラ
6 中間転写ベルト
7 1次転写ローラ
16 レバー部材
21 コントローラ

Claims (14)

  1. 感光体と,前記感光体にトナー像を形成するトナー像形成部と,前記感光体に接触する状態と離間する状態とをとり,画像形成時には前記感光体に接触して前記感光体から前記トナー像の転写を受ける転写部材とを有する画像形成装置において,
    非画像形成時に前記感光体の表面汚染を防止する制御を行う非画像形成時制御部を有し,
    前記非画像形成時制御部は,
    非画像形成時に前記感光体と前記転写部材とを離間させる第1モードと,
    非画像形成期間中に,前記感光体と前記転写部材とを所定時間にわたり互いに接触させた状態で前記感光体と前記転写部材との速度差を画像形成時より大きくして前記感光体を回転させる研磨処理を行い,その研磨処理の期間以外のときに前記感光体と前記転写部材とを離間させる第2モードとのいずれか一方を選択し,選択されたモードでの制御を行うものであり,
    通常時には第1モードを選択し,所定の頻度で第1モードに代えて第2モードを選択することを特徴とする画像形成装置。
  2. 感光体と,前記感光体にトナー像を形成するトナー像形成部と,前記感光体に接触する状態と離間する状態とをとり,画像形成時には前記感光体に接触して前記感光体から前記トナー像の転写を受ける転写部材とを有する画像形成装置において,
    非画像形成時に前記感光体の表面汚染を防止する制御を行う非画像形成時制御部を有し,
    前記非画像形成時制御部は,
    非画像形成時に前記感光体と前記転写部材とを離間させる第1モードと,
    非画像形成期間中に,前記感光体と前記転写部材とを所定時間にわたり互いに接触させた状態で前記感光体と前記転写部材との速度差を画像形成時より大きくして前記感光体を回転させる研磨処理を行い,その研磨処理の期間以外のときに前記感光体と前記転写部材とを離間させる第2モードとのいずれか一方を選択し,選択されたモードでの制御を行うものであり
    通常時には第1モードを選択し,画像形成装置の電源投入,省電力モードからの復帰,ジャムからの回復,および扉開閉動作からの復帰のうち少なくとも1つの事件の発生時に第1モードに代えて第2モードを選択することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の画像形成装置において,前記非画像形成時制御部は,
    低温または低湿の環境下では,高温または高湿の環境下と比較して第2モードの研磨処理の時間を長くすることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1または請求項2に記載の画像形成装置において,前記非画像形成時制御部は,
    前記感光体の耐久使用の進行とともに,第2モードの研磨処理の時間を長くすることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1または請求項2に記載の画像形成装置において,前記非画像形成時制御部は,
    第2モードの研磨処理の際には,前記感光体と前記転写部材との圧接力を,通常時よりも強くすることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1から請求項までのいずれか1つに記載の画像形成装置において,
    前記転写部材は,さらに記録媒体へトナー像を2次転写する中間転写体であり,
    前記非画像形成時制御部は,第2モードの研磨処理を,直前に形成した画像の2次転写が終了してから行うことを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1から請求項までのいずれか1つに記載の画像形成装置において,
    画像形成時に前記感光体に接触しつつ前記感光体を帯電させる接触帯電部材を有し,
    前記非画像形成時制御部は,第2モードの研磨処理の際に,前記感光体と前記接触帯電部材との速度差も画像形成時より大きくすることを特徴とする画像形成装置。
  8. 感光体と,前記感光体にトナー像を形成するトナー像形成部と,画像形成時に前記感光体に接触しつつ前記感光体を帯電させる接触帯電部材とを有する画像形成装置において,
    非画像形成時に前記感光体の表面汚染を防止する制御を行う非画像形成時制御部を有し,
    前記非画像形成時制御部は,非画像形成期間中に,前記感光体と前記接触帯電部材とを互いに接触させた状態で,所定時間にわたり前記感光体と前記接触帯電部材との速度差を画像形成時より大きくして前記感光体を回転させる研磨処理を行うものであることを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項8に記載の画像形成装置において,前記非画像形成時制御部は,
    研磨処理の際には,前記感光体と前記接触帯電部材との圧接力を,画像形成時よりも強くすることを特徴とする画像形成装置。
  10. 感光体と,前記感光体にトナー像を形成するトナー像形成部と,前記感光体に接触する状態と離間する状態とをとり,画像形成時には前記感光体に接触して前記感光体から前記トナー像の転写を受ける転写部材とを有する画像形成装置における感光体の研磨方法において,
    非画像形成時に前記感光体と前記転写部材とを離間させる第1モードと,
    非画像形成期間中に,前記感光体と前記転写部材とを所定時間にわたり互いに接触させた状態で前記感光体と前記転写部材との速度差を画像形成時より大きくして前記感光体を回転させる研磨処理を行い,その研磨処理の期間以外のときに前記感光体と前記転写部材とを離間させる第2モードとのいずれか一方を選択し,選択されたモードでの制御を行うとともに,
    通常時には第1モードを選択し,所定の頻度で第1モードに代えて第2モードを選択することを特徴とする画像形成装置における感光体の研磨方法。
  11. 感光体と,前記感光体にトナー像を形成するトナー像形成部と,前記感光体に接触する状態と離間する状態とをとり,画像形成時には前記感光体に接触して前記感光体から前記トナー像の転写を受ける転写部材とを有する画像形成装置における感光体の研磨方法において,
    非画像形成時に前記感光体と前記転写部材とを離間させる第1モードと,
    非画像形成期間中に,前記感光体と前記転写部材とを所定時間にわたり互いに接触させた状態で前記感光体と前記転写部材との速度差を画像形成時より大きくして前記感光体を回転させる研磨処理を行い,その研磨処理の期間以外のときに前記感光体と前記転写部材とを離間させる第2モードとのいずれか一方を選択し,選択されたモードでの制御を行うとともに,
    通常時には第1モードを選択し,画像形成装置の電源投入,省電力モードからの復帰,ジャムからの回復,および扉開閉動作からの復帰のうち少なくとも1つの事件の発生時に第1モードに代えて第2モードを選択することを特徴とする画像形成装置における感光体の研磨方法。
  12. 請求項10または請求項11に記載の画像形成装置における感光体の研磨方法において, 前記感光体の耐久使用の進行とともに,第2モードの研磨処理の時間を長くすることを特徴とする画像形成装置における感光体の研磨方法。
  13. 請求項10または請求項11に記載の画像形成装置における感光体の研磨方法において, 第2モードの研磨処理の際には,前記感光体と前記転写部材との圧接力を,通常時よりも強くすることを特徴とする画像形成装置における感光体の研磨方法。
  14. 感光体と,前記感光体にトナー像を形成するトナー像形成部と,画像形成時に前記感光体に接触しつつ前記感光体を帯電させる接触帯電部材とを有する画像形成装置における感光体の研磨方法において,
    非画像形成期間中に,前記感光体と前記接触帯電部材とを互いに接触させた状態で,所定時間にわたり前記感光体と前記接触帯電部材との速度差を画像形成時より大きくして前記感光体を回転させる研磨処理を行うことを特徴とする画像形成装置における感光体の研磨方法。
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