JP4504673B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技盤の前方に配置したガラスに遊技者の指を接触させると、センサが指の接触を検知して遊技状態を変更するようにした遊技機に関する。
遊技者自ら遊技状態を変更でき、あたかもゲームに参加しているような間隔で遊技者の遊技に対する興味を高めることができる遊技機として、例えば特許文献1に示すように、遊技盤の前方に配置したガラスの前面に遊技者の指を接触させ、センサが指の接触を検知することで遊技状態を変更するようにした遊技機が知られている。
この遊技機は、遊技者の指をガラスの前面に接触させることで、思い通りに遊技状態を変更することができる。
特開2003−310975号公報
しかし、この種の遊技機は、ガラスの前面の指が接触する位置が遊技者の指紋等で汚れてしまいやすく、このように指紋等で汚れている状態で、他の遊技者が遊技機を使用しようとしても、清潔感が損なわれた遊技機となるおそれがある。そこで、ホール従業員が、頻繁に指が接触する位置のガラス前面の清掃作業を行うようにしているが、遊技機の台数が多い場合には、ホール従業員の清掃作業の労力が大幅に増大してしまう。
そこで、本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、頻繁に遊技者の指がガラスの前面に接触しても、自動的にガラスの前面側をきれいな状態に保持することができ、ホール従業員のガラス清掃作業を無くすことができる遊技機を提供することを目的とする。
請求項1記載の遊技機は、遊技領域内に発射された遊技球が入賞可能な始動入賞装置、前記始動入賞装置への遊技球の入賞にもとづき図柄の変動表示を開始する図柄表示装置、及び、前記図柄表示装置の下方に配置されて遊技者の指を検知するためのセンサを有する遊技盤と、当該遊技盤の前面を覆うガラスが装着されたガラス枠とを備え、前記センサの前方位置のガラスに遊技者の指を接触させると、前記センサが検知して前記図柄表示装置に表示される図柄の表示を変更するようにした遊技機において、前記センサは、当該センサの前方位置の前記ガラスに接触した遊技者の指を検知することで作動する非接触式の光学式センサで構成され、前記ガラスの前面下部に前記センサを覆い、前記ガラスの左右に設けたフィルム移動部とフィルム案内部とに巻き付けて左右方向に移動可能に配置した透明なフィルムと、前記透明なフィルムを前記センサから得た情報に基づき移動させて前記センサの前方位置の前記透明なフィルムを交換するフィルム交換部と、前記フィルム交換部を制御する制御部とを備えている。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の遊技機において、前記制御部は、前記遊技者の指が前記センサに接触した回数をカウントする接触カウント手段と、この接触カウント手段がカウントした回数が所定値となったときに、前記フィルム交換部への制御を開始する制御開始手段とを備えている。
また、請求項3記載の発明は、請求項2記載の遊技機において、前記制御部は、特定時間までの時間経過を計測するタイマ手段を備えており、このタイマ手段が前記特定時間を計測したときに、前記制御開始手段が前記フィルム交換部への制御を開始するようにした。
また、請求項4記載の発明は、請求項2又は3に記載の遊技機において、清掃スイッチを設け、遊技者が前記清掃スイッチをON状態としたときに、前記制御部は、前記制御開始手段が前記フィルム交換部への制御を開始するようにした。
さらに、請求項5記載の発明は、請求項1乃至4の何れかに記載の遊技機において、前記透明なフィルムは、少なくとも前記センサを覆い、前記ガラスの前面及び裏面を一周するように配置した無端状の帯状フィルムであり、前記フィルム交換部は、前記ガラス枠の左右枠の裏側にそれぞれ配置し、前記透明フィルムを半周巻き付けている駆動ローラ及び従動ローラと、前記制御部の制御指令に基づいて前記駆動ローラに回転力を伝達する回転モータと、前記駆動ローラ及び前記従動ローラの一方に付設され、前記透明フィルムに接触することで当該透明フィルムに付着している汚れを落とす棒状の清掃用ブラシとを備えている。
本発明の遊技機によると、頻繁に遊技者の指がセンサ前方のガラスの前面接触しても、自動的にガラスを覆っている透明なフィルムがきれいな状態に交換されるので、センサに対向するガラスの前面を常に清潔にすることができるとともに、ホール従業員のセンサ前方のガラス清掃作業を皆無にすることができる。
以下、本発明の遊技機に係る実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、1実施形態としてのパチンコ機2を正面から示すものであり、このパチンコ機2は、外枠4に螺着した前面枠6に、下皿8と、上皿10と、打球の飛距離を調整するハンドル12と、ガラス14を装着したガラス枠16と、下皿8及び上皿10との間に配置した清掃スイッチ38とを設け、ガラス枠16の裏面に後述する遊技盤Gを取り付けているとともに、帯状の透明フィルム18が、ガラス14の前面下部の左右方向を覆って配置されている。
透明フィルム18は、ガラス14の前面及び裏面を一周するように配置した無端状のフィルムであり、ガラス14の前面を覆っているフィルム部分と、左右のガラス縦枠部材16a,16bとガラス14の縦方向の縁部との間に設けた隙間(図示せず)からガラス縦枠部材16a,16bの裏面側に入り込み、ガラス縦枠部材16a,16bの裏面に配置したフィルム移動部20及びフィルム案内部22とに巻き付いているフィルム部分と、ガラス14の裏面下部において左右方向に延在してるフィルム部分が存在している。
フィルム移動部20は、図2に示すように、ガラス14の右側端面に固定した上部取付け板24aと、この上部取付け板24aより下方のガラス14の右側端面に固定した下部取付け板24bと、ガラス14の右側端面から離間する方向に移動自在となるように上部及び下部取付け板24a,24bに係合している上部及び下部ローラ支持板26a,26bと、上部取付け板24a及び上部ローラ支持板26aとの間に配置されて上部ローラ支持板26aをガラス14の右側端面から離間する方向に押し出している上部スプリング28aと、下部取付け板24b及び下部ローラ支持板26bとの間に配置されて下部ローラ支持板26bをガラス14の右側端面から離間する方向に押し出している下部スプリング28bと、上部ローラ支持板26a及び下部ローラ支持板26bに軸回転可能となるように支持されている駆動ローラ30と、駆動ローラ30の下部に同軸に固定されている駆動ギヤ32と、この駆動ギヤ32にモータギヤ34aが噛み合って回転力を伝達する回転モータ34と、上部及び下部ローラ支持板26a,26bに固定されている円筒状の布製ブラシ36とを備えている。
このフィルム移動部20に、右側のガラス縦枠部材16bとガラス14の縦方向の縁部との間に設けた隙間からガラス縦枠部材16bの裏面側に入り込んだ透明フィルム18は、布製ブラシ36の周面に表面が接触し、駆動ローラ30に半周だけ巻き付いた後、ガラス14の裏面に延在している。
また、フィルム案内部22は、詳細には説明しないが、透明フィルム18が半周だけ巻き付いた状態で回転自在に配置したローラを備えている。
これらフィルム移動部20及びフィルム案内部22に巻き付けられた無端状の透明フィルム18は、上部及び下部スプリング28a,28bが上部及び下部ローラ支持板26a,26bを介して駆動ローラ30をガラス14の右側端面から離間する方向に押し出していることで、透明フィルム18にテンションを与え続けている。
そして、駆動モータ34が駆動すると、回転力がモータギヤ34a、駆動ギヤ32を介して駆動ローラ30に伝達され、駆動ローラ30が所定回転数だけ回転することで、透明フィルム18のガラス14の前面を覆っているフィルム部分を、ガラス14の裏面まで移動させるとともに、ガラス14の裏面に位置しているフィルム部分を、ガラス14の表面まで移動させてくる。
ここで、駆動モータ34の駆動により透明フィルム18が移動する際には、ガラス14を覆っていた部分が布製ブラシ36と接触するので、透明フィルム18に付着している指紋等の付着物の拭き取り動作が行われるようになっている。
なお、フィルム移動部20及びフィルム案内部22が、フィルム交換部に相当している。
図3は、遊技盤Gを示す図であり、遊技領域内G1内に図柄表示装置40、始動入賞口42、普通電動役物44、可変入賞球装置46、タッチセンサ48等が配置されている。
タッチセンサ48は、このタッチセンサ48の前方位置のガラス14にタッチした遊技者の指を検知することで作動する非接触の光学式センサであり、前述した透明フィルム18は、遊技者の指が接触する位置のガラス14を覆いながらガラス14の前面下部の左右方向に配置されている。
図4は、本実施形態のパチンコ機2の制御回路を示すブロック図である。
本実施形態のパチンコ機2の制御回路は、清掃スイッチ38、タッチセンサ48、図柄始動スイッチ50、大入賞口スイッチ54、リセット回路56、電源回路58、入力ポート60、主制御部62、ROM64、RAM66、出力ポート68、図柄表示装置40、大入賞口作動ソレノイド70、ランプ表示装置72、効果音発生装置74、賞球払出装置76、球発射装置78、回転モータ34を有する。
図柄始動スイッチ50は、遊技者により打ち出されて始動入賞口42に入賞した遊技球が、図柄始動スイッチ50を通過する時にトリガを発生して入賞を検知する。その結果、主制御部62により図柄表示装置40の図柄変動の契機を与えると共に、前記入賞の検知を契機として、主制御部62により図柄の当り乱数による抽選が行われる。図柄が当り図柄であった場合には、主制御部62内の図示していない確率変動判定手段(プログラム)が作動して確変図柄の当り乱数の抽選を行い、リーチ及び確変の判定を行う。又、主制御部62は、出力ポート68を介して確率変動判定手段の判定結果を図柄表示装置40内の表示指令信号受信回路を介して表示指令信号として送信する。大入賞口スイッチ54は、当りになった時に、可変入賞球装置46への球の入賞検知を行う。
リセット回路56は、主制御部62を初期状態にする。更に、入力ポート60は、各部からの信号を取り込み、主制御部62に転送する。
主制御部62は、遊技機全体の制御を行うCPU(処理装置)であり、ROM(読み出し専用メモリ)64およびRAM(ランダムアクセスメモリ)66を内蔵する1チップCPUを使用しても、ROM64およびRAM66を外付けでバス接続したCPUを使用してもよい。
ROM64は、主制御部62が用いて遊技機を制御するプログラムが記憶されている。具体的には、主制御部62のCPUが行う遊技制御処理の内容を規定し、前記タッチセンサ48から入力された信号によって変更される遊技状態のパラメータ及び、そのパラメータに応じて動作する遊技制御プログラムを記憶している。ROM64にはさらに、遊技機を制御するための各種パラメータが格納されている。RAM66は、主制御部62に対する入出力データや演算処理のためのデータ、遊技に関連する乱数カウンタを初めとする各種カウンタ及び後述する累積カウンタ58、タイマ59等を一時記憶するランダムアクセスメモリである。
出力ポート68は、主制御部62から出力し、各部に対する信号を転送する。大入賞口作動ソレノイド70は、当りになった時に、可変入賞球装置46を開放する。ランプ表示装置72は、遊技に関連するランプ類の表示装置であり、主制御部62の指示で複数のランプを選択的に点灯/消灯させる。効果音発生装置74は、遊技に関連する音響を発生する。賞球払出装置76は、図柄始動スイッチ50、大入賞口スイッチ54等で入賞検知がされた場合の、賞球の払出を行う。球発射装置78は、遊技者の球発射動作を検知すると、球を遊技領域内G1へ発射する。
なお、入力ポート60、主制御部62及び出力ポート68が、制御部に相当している。
次に、本実施形態のパチンコ機2の遊技動作について説明する。
遊技者がハンドル12の操作により遊技球の発射制御を行うと、遊技領域内G1に遊技球が発射され、始動入賞口42に入賞して、図示していない特別図柄始動スイッチが、始動入賞口42への入賞を検出することにより図柄表示装置20の図柄が変動開始される。
そして、遊技者が、タッチセンサ48の前方のガラス14を指でタッチすると、図柄表示装置20の図柄が変更されるようになっている。
図柄が予め定められた特定の図柄となった場合、図示していない大入賞口作動ソレノイドの作動により、可変入賞球装置28が、予め定められた条件の間(例えば30秒以内、又は大入賞口スイッチが遊技球を10個検出するまで)開放する。
また、可変入賞球装置28内には、入賞した遊技球をカウントする、図示していない大入賞口スイッチが設けられている。可変入賞球装置28が開放中、可変入賞球装置28内の特定領域(継続スイッチ)を遊技球が通過することにより、可変入賞球装置28の開放動作終了後、再び可変入賞球装置28が開放する。前記の開放動作は、予め定められた回数(例えば16回)、繰り返し行われる。前記予め定められた回数(例えば16回)開放動作が行われた後、当り動作終了となる。当り動作中に特定領域を遊技球が通過しない場合は、その回の開放動作終了後、当り動作は終了となる。なお、図柄が当り図柄の場合で、その当り図柄の中でもさらに特定の図柄(確変図柄)の場合には、当り動作終了後、予め定められた条件の間(例えば、次回の当り迄の間、又は図柄の変動回数10回迄等)、図柄が当り図柄になる確率が高確率になるように変動する。
ここで、主制御部62は、清掃スイッチ38、タッチセンサ48から得た情報により、図5のフローチャートで示す清掃処理を行う。この処理は、周期t(例えば4msec)毎に起動される割り込み処理であり、主制御部62のCPUが、RAM66に記憶されている制御プログラムを読み出して実行することにより行われる。なお、RAM66に保存されている累積カウンタ58、タイマ59はゼロクリアされているものとする。なお、この処理では、累積カウンタ58の累積最大値Nを50(N=50)とし、タイマ59の計測時間Hを1時間(H=1時間)とする。
図5の処理手順を説明すると、先ず、ステップS2において清掃スイッチ38のON状態、OFF状態を確認し、清掃スイッチ38がON状態となっている場合にはステップS4に移行し、清掃スイッチ38がOFF状態となっている場合にはステップS6に移行する。
ステップS4では回転モータ34の駆動制御を行い、次いで、ステップS5に移行して累積カウンタ58及びタイマ59をゼロクリアした後、処理を終了する。
一方、ステップS6では、タッチセンサ48がON状態かOFF状態であるかを確認し、タッチセンサ48がON状態となっている場合にはステップS8に移行し、タッチセンサ48がOFF状態となっている場合にはステップS10に移行する。
ステップS8では累積カウンタ58の値をインクリメント(+1)し、ステップS12に移行する。
ステップS12では、累積カウンタ58が累積最大値Nに達したか否かを判定し、累積カウンタ58が累積最大値Nに達している場合にはステップS14に移行し、累積カウンタ58が累積最大値Nに達していない場合には処理を終了する。
ステップS14では回転モータ34の駆動制御を行い、次いでステップS16に移行して累積カウンタ58及びタイマ59をゼロクリアした後に処理を終了する。
一方、前述したステップS6でタッチセンサ48がOFF状態となっている場合に移行するステップS10では、タイマ59のカウントを行い、次いでステップS18に移行する。
ステップS18では、タイマ59が計測時間Hまで経過しているか否かを判定し、タイマ59が計測時間Hまで経過している場合にはステップS20に移行し、タイマ59が計測時間Hまで経過していない場合には処理を終了する。
ステップS20では回転モータ34の駆動制御を行い、次いでステップS22に移行して累積カウンタ58及びタイマ59をゼロクリアした後に処理を終了する。
なお、図5のステップS6、8、12が、接触カウント手段に相当し、ステップS10、18がタイマ手段に相当し、ステップS14と、ステップS20と、ステップS4とが、それぞれ制御開始手段に相当している。
次に、図5で示した清掃処理による透明フィルム18の交換動作について説明する。
遊技者は、タッチセンサ48の前方のガラス14を指でタッチし、図柄表示装置20の図柄を変更しながら遊技を行っている。そして、遊技者の指がタッチセンサ48の前方のガラス14をタッチする回数が50回になると、主制御部62から回転モータ34に駆動信号が出力される(ステップS2、6、8、12、14、16)。
駆動信号が入力した回転モータ34は、モータギヤ34a、駆動ギヤ32を介して駆動ローラ30に回転力を伝達する。駆動ローラ30が回転すると、この駆動ローラ30とフィルム案内部22に巻き付けられている無端状の透明フィルム18は、ガラス14の前面を覆っていたフィルム部分がガラス14の裏面まで移動していき、ガラス14の裏面に位置していたフィルム部分が、ガラス14の表面まで移動してくる。この際、ガラス14の前面を覆っていたフィルム部分がガラス14の裏面まで移動していく際には、ガラス14を前面を覆っていた部分が布製ブラシ36と接触するので、透明フィルム18に付着している指紋等の付着物の拭き取り動作が行われていく。
一方、本実施形態のパチンコ機2は1時間が経過すると、主制御部62から回転モータ34に駆動信号が出力される(ステップS2、6、10、18、20、22)。この場合も、駆動信号が入力した回転モータ34が駆動ローラ30に回転力を伝達するので、無端状の透明フィルム18のガラス14の前面を覆っていたフィルム部分がガラス14の裏面まで移動していき、ガラス14の裏面に位置していたフィルム部分が、ガラス14の表面まで移動してくる。そして、ガラス14の前面を覆っていたフィルム部分がガラス14の裏面まで移動していく際に、ガラス14を前面を覆っていた部分が布製ブラシ36と接触し、透明フィルム18に付着している指紋等の付着物の拭き取り動作が行われる。
さらに、遊技者が、下皿8及び上皿10との間の清掃スイッチ38を押すと、主制御部62から回転モータ34に駆動信号が出力される(ステップS2、4、6)。この場合も、駆動信号が入力した回転モータ34の回転により、無端状の透明フィルム18のガラス14の前面を覆っていたフィルム部分がガラス14の裏面まで移動していき、ガラス14の裏面に位置していたフィルム部分が、ガラス14の表面まで移動してくる。そして、ガラス14の前面を覆っていたフィルム部分がガラス14の裏面まで移動していく際に、ガラス14を前面を覆っていた部分が布製ブラシ36と接触し、透明フィルム18に付着している指紋等の付着物の拭き取り動作が行われる。
したがって、本実施形態のパチンコ機2は、遊技者がタッチセンサ48の前方のガラス14を指でタッチする回数が50回になると、或いは、前回の透明フィルム18の移動時間から1時間が経過した場合にも、タッチセンサ48の前方のガラス14を覆っていた透明フィルム18の一部が移動していき、代わりにきれいな透明フィルム18の一部がタッチセンサ48の前方のガラス14を覆った状態となって交換されるので、常に、タッチセンサ48の前方のガラス14をきれいな状態にすることができる。
また、遊技者が清掃スイッチ38を押すと、タッチセンサ48の前方のガラス14を覆っていた透明フィルム18の一部が移動していき、代わりにきれいな透明フィルム18の一部がタッチセンサ48の前方のガラス14を覆った状態となって交換されるので、他の遊技者がパチンコ機2を使用しようとしてタッチセンサ48の前方のガラス14が指紋等で汚れている場合にも、直ぐにきれいな状態にすることができる。
このように、頻繁に遊技者の指がガラス14の前面に接触しても、自動的にガラス14の前面側をきれいな状態に保持することができるので、ホール従業員のタッチセンサ48の前方のガラス清掃作業を皆無にすることができる。
なお、図5の処理では、累積カウンタ58の累積最大値Nを50とし、タイマ59の計測時間Hを1時間に設定したが、これらの値は一例であり、他の数値に変更しても同様の効果を奏することができる。
また、本実施形態では、非接触の光学式センサであるタッチセンサ48を使用したが、他のタッチセンサ、例えば、発光ダイオードとフォトトランジスタとをガラス枠16近くで互いに対向するように縦横方向に配置しておき、ガラス14の特定位置を遊技者の指がタッチして光を遮ることで検知するセンサであっても、同様の作用効果を奏することができる。
さらに、フィルム移動部20に、透明フィルム18に接触して汚れを落とす布製ブラシ36を配置したが、フィルム案内部2に、布製ブラシ36を配置して透明フィルム18に接触するようにしても、透明フィルム18の汚れを落とすことができる。
本発明に係る遊技機を正面から示した図である。 本発明に係るフィルム交換部の構造を示す図である。 本発明に係る遊技盤の一例を示した図である。 本発明に係る制御部のブロック図である。 本発明に係る制御部が行う処理を示すフローチャートである。
符号の説明
2 パチンコ機
14 ガラス
16 ガラス枠
16a,16b ガラス縦枠部材
18 透明フィルム(透明なフィルム)
20 フィルム移動部
22 フィルム案内部
30 駆動ローラ
34 回転モータ
36 布製ブラシ(清掃用ブラシ)
38 清掃スイッチ
48 タッチセンサ(センサ)
58 累積カウンタ
59 タイマ
60 入力ポート
62 主制御部
68 出力ポート
G 遊技盤
G1 遊技領域内
H タイマ59の計測時間
N 累積カウンタ58の累積最大値

Claims (5)

  1. 遊技領域内に発射された遊技球が入賞可能な始動入賞装置、前記始動入賞装置への遊技球の入賞にもとづき図柄の変動表示を開始する図柄表示装置、及び、前記図柄表示装置の下方に配置されて遊技者の指を検知するためのセンサを有する遊技盤と、当該遊技盤の前面を覆うガラスが装着されたガラス枠とを備え、前記センサの前方位置のガラスに遊技者の指を接触させると、前記センサが検知して前記図柄表示装置に表示される図柄の表示を変更するようにした遊技機において、
    前記センサは、当該センサの前方位置の前記ガラスに接触した遊技者の指を検知することで作動する非接触式の光学式センサで構成され、
    前記ガラスの前面下部に前記センサの前方位置を覆い、前記ガラスの左右に設けたフィルム移動部とフィルム案内部とに巻き付けて左右方向に移動可能に配置した透明なフィルムと、
    前記透明なフィルムを前記センサから得た情報に基づき移動させて前記センサの前方位置の前記透明なフィルムを交換するフィルム交換部と、前記フィルム交換部を制御する制御部とを備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記制御部は、前記遊技者の指が前記センサに接触した回数をカウントする接触カウント手段と、この接触カウント手段がカウントした回数が所定値となったときに、前記フィルム交換部への制御を開始する制御開始手段とを備えていることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記制御部は、特定時間までの時間経過を計測するタイマ手段を備えており、このタイマ手段が前記特定時間を計測したときに、前記制御開始手段が前記フィルム交換部への制御を開始するようにしたことを特徴とする請求項2記載の遊技機。
  4. 清掃スイッチを設け、遊技者が前記清掃スイッチをON状態としたときに、前記制御部は、前記制御開始手段が前記フィルム交換部への制御を開始するようにしたことを特徴とする請求項2又は3に記載の遊技機。
  5. 前記透明なフィルムは、少なくとも前記センサを覆い、前記ガラスの前面及び裏面を一周するように配置した無端状の帯状フィルムであり、
    前記フィルム交換部は、前記ガラス枠の左右枠の裏側にそれぞれ配置し、前記透明フィルムを半周巻き付けている駆動ローラ及び従動ローラと、前記制御部の制御指令に基づいて前記駆動ローラに回転力を伝達する回転モータと、前記駆動ローラ及び前記従動ローラの一方に付設され、前記透明フィルムに接触することで当該透明フィルムに付着している汚れを落とす棒状の清掃用ブラシとを備えていることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の遊技機。
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