JP3733256B2 - スロットマシン - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数種の図柄を順次移動させて表示する複数の図柄表示手段と、これら複数の図柄表示手段を始動させる始動操作具と、始動後の各図柄表示手段をそれぞれ停止させる複数の停止操作具と、ゲームの進行状態を検出しながら制御する制御手段と、入賞ライン上に停止した前記図柄表示手段の図柄配列に基いて入賞の成否を判別する判別手段とを備えたスロットマシンに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のスロットマシンでは、演出用のランプ及び入賞ラインを表示する入賞ライン表示ランプ、並びに、演出用の音を発生するスピーカを設けてあり、従来、前記制御手段がゲームの進行に連れて特定の状態、例えば、前記判別手段によって、入賞ライン上に停止した図柄配列が特典ゲームへ移行する入賞図柄配列であると判別された状態を検出すると、制御手段から制御信号が出力されて、この制御信号に基いて、演出用のランプ及び入賞ライン表示ランプを点灯又は点滅させるとともに、スピーカから演出用の音を発生させて、特典ゲームに移行した状態であることを遊技者に知らせることにより遊技者の満足感を高めていた。尚、前記特典ゲームとは、スロットマシンによるゲームにおいて、通常のゲームよりも、ゲームに使用される遊技用媒体を獲得し易くなるゲームであり、一般的にはビッグボーナスゲームと称されている。
つまり、従来のスロットマシンでは、前記制御手段がゲームの進行に連れて特定の状態を検出したとき、演出用のランプ及び入賞ライン表示ランプ等を点灯又は点滅、並びに、スピーカから演出用の音を発生させることによってゲームの興趣を高めている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来のスロットマシンでは、ゲームの進行に伴う特定の状態を遊技者に対して光や音という視覚的及び聴覚的な効果によって知らせるものであるが故に、このような効果は周辺の機器のランプ等の点灯又は点滅並びに周辺の騒音等に相殺されて判り難くなることがあり、折角のゲームの興趣を遊技者に十分に感じさせることができなくなる問題があった。
【0004】
本発明は、上述の事情に鑑みて為されたものであって、その主たる課題は、光や騒音という周辺環境の影響を受けることなく、ゲームの進行に伴う特定の状態を遊技者に知らせることができるスロットマシンを提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1によるスロットマシンの特徴構成は、複数種の図柄を順次移動させて表示する複数の図柄表示手段と、これら複数の図柄表示手段を始動させる始動操作具と、始動後の各図柄表示手段をそれぞれ停止させる複数の停止操作具と、ゲームの進行状態を検出しながら制御する制御手段と、入賞ライン上に停止した前記図柄表示手段の図柄配列に基いて入賞の成否を判別する判別手段とを備えたスロットマシンであって、
前記制御手段がゲームの進行に連れて特定の状態を検出したとき、前記制御手段からの制御信号に基いて、遊技者が触れることが可能な部位を振動させるための振動装置を作動するように構成してある点にある。
上記特徴構成によれば、前記制御手段がゲームの進行に連れて特定の状態を検出すると、遊技者が触れることが可能な部位を振動させるための振動装置が作動するから、遊技者は、振動装置の作動により振動する前記部位に触れて、その振動を体感することにより、ゲームの進行状態が特定の状態にあることを直接知ることができる。
それ故に、前記振動による体感を利用して、ゲームの進行状態が特定の状態にあることを遊技者に知らせることができるから、光や騒音等の周辺環境に影響を受けることなく、ゲームの進行に伴う特定の状態を遊技者に知らせることができる。
また、前記振動による体感は、その体感を享受する遊技者自身にしか感じ取ることはできず、周囲の他の遊技者には分かり難いため、体感を享受する遊技者のみの楽しみとなり、従来のスロットマシンにはない新たな興趣を創出することができる。
【0006】
本発明の請求項2によるスロットマシンの特徴構成は、前記振動装置の作動により振動する部位が、遊技者がゲームを進行させるために触れる部位である点にある。
上記特徴構成によれば、前記振動装置の作動により、遊技者がゲームを進行させるために触れる部位を振動させるものであるから、例えば、遊技者が触れることが可能であっても、ゲームの進行とは無関係な部位を振動させる場合に比して、遊技者に振動を体感させ易い。
【0007】
本発明の請求項3によるスロットマシンの特徴構成は、前記遊技者がゲームを進行させるために触れる部位で、かつ、前記振動装置の作動により振動する部位が、前記始動操作具及び複数の停止操作具のうちの少なくとも一つである点にある。
上記特徴構成によれば、始動操作具又は複数の停止操作具は、一回のゲーム中に少なくとも一回は遊技者がその手指にて操作する部位であるから、振動によってゲームの特定の状態を遊技者に確実に知らせるには最も合理的な部位である。
【0008】
本発明の請求項4によるスロットマシンの特徴構成は、前記振動装置の作動により振動する操作具が、それの操作状態にあるときのみ振動するように、これら振動装置と操作具とが連係されている点にある。
上記特徴構成によれば、遊技者がその手指にて、前記振動装置の作動により振動する操作具を操作するときのみ、つまり振動装置の作動により振動する操作具に手指が触れているときのみ該操作具が振動し、この振動を手指を介して体感することができるものであり、前記操作具が必要以上に振動することに起因する各種の影響、例えば電力消費量の増加を最小限に止めることができる。
【0009】
本発明の請求項5によるスロットマシンの特徴構成は、前記特定の状態が、前記判別手段によって、前記入賞ライン上に停止した図柄配列が特典ゲームへ移行する入賞図柄配列であると判別された状態である点にある。
ところで、遊技者がスロットマシンによるゲームで最も満足感を感じるのは、入賞ライン上に停止した図柄表示手段の図柄配列が特典ゲームへ移行する特定の図柄配列となったときである。
従って、上記特徴構成によれば、前記判別手段によって、前記入賞ライン上に停止した図柄配列が特典ゲームへ移行する入賞図柄配列であると判別されたとき、振動装置が作動して遊技者がゲーム中に触れる部位が振動するから、遊技者は、入賞ライン上に停止した図柄表示手段の図柄配列が前記入賞図柄配列となった特定の状態を従来のスロットマシンでは経験することができない体感で知ることができ、その結果、遊技者の満足感を飛躍的に高めることができる。
【0010】
本発明の請求項6によるスロットマシンの特徴構成は、前記入賞ライン上に停止する前記図柄表示手段の図柄配列を抽選する抽選手段が備えられているとともに、前記特定の状態が、前記抽選手段によって特典ゲームへの移行する入賞図柄配列が選出された状態である点にある。
ところで、前記操作停止具を操作してから、この操作停止具に対応する図柄表示手段が停止するまでの時間が、法令の規則により一定時間内に制限されているスロットマシンでは、抽選手段により前記入賞図柄配列が選出されても、前記一定時間内に前記入賞図柄配列となる図柄が入賞ライン上に達しなかった場合には、入賞ライン上に停止した図柄表示手段の図柄の配列が前記入賞図柄配列とならないことがある。つまり「取り零し」となることがある。
そこで、遊技者は「取り零し」とならないように、前記抽選手段により前記入賞図柄配列が選出されたとき、順次移動しながら表示される図柄表示手段の図柄を目視観察して、前記制限時間内に前記入賞図柄配列となる図柄が入賞ライン上に達するタイミングを計りながら停止操作具を操作し、入賞ライン上に停止する図柄表示手段の図柄配列が前記入賞図柄配列となるように狙う、つまり技術介入することとなる。
従って、上記特徴構成によれば、前記抽選手段によって特典ゲームへの移行する入賞図柄配列が選出されたとき、振動装置が作動して遊技者が触れる部位が振動するから、遊技者は、抽選手段によって特典ゲームへの移行する入賞図柄配列が選出された特定の状態を体感により知ることができるから、光や騒音等の周辺環境に影響を受けることがなく、遊技者が、前記抽選手段により特定の図柄配列が選出されたことに気が付かないという不具合が生じることを抑制でき、その結果、遊技者に対するサービスの向上を図ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕
図1〜図3は、本発明のスロットマシンの第1実施形態を示し、図1と図2に示すように、スロットマシン本体1の前扉1Aの前面上半部に位置する表示パネル部2には、複数種の図柄を3行3列のマトリックス状で整列表示するための3つの第1〜第3の表示窓3a,3b,3cと、入賞ライン上に入賞図柄が揃ったときに払い出される配当メダルの枚数、つまり一回入賞する毎にその入賞により獲得したメダルの払出し枚数を表示する払出し枚数表示窓4と、後述する内部保留された保留メダルの枚数を表示する保留枚数表示窓5とを形成してある。
【0012】
前記表示パネル部2の下部に連なる操作パネル部6には、メダルを投入するためのメダル投入口7Aを備えたメダル投入ガイド7と、前記各表示窓3a,3b,3cに対して複数種の図柄を上下方向に順次移動させて表示する3つの第1〜第3の図柄表示手段8a,8b,8cを一斉に始動させるための始動信号を出力する始動操作部9の始動操作具としてのスタートレバー10と、始動後の各図柄表示手段8a,8b,8cをそれぞれ停止させる停止信号を出力する3つの第1〜第3の各停止操作部11a,11b,11cの停止操作具としてのストップボタン12a,12b,12cとを設けてある。
前記スタートレバー10及び各ストップボタン12a,12b,12cは、遊技者自身の手指にて直接操作されるものであり、前記スタートレバー10の操作杆10Aの先端側には、遊技者の手指を当て付けるための球状の操作ノブ10Bを取付けてある。
更に、前記操作パネル部6には、メダルを50枚まで後述する制御手段としての制御装置13にデータとして内部保留する状態(クレジット)とこの内部保留を解除する状態(精算)とに切り替えるクレジット/精算ボタン14と、前記メダル投入口7Aにメダルを投入する換わりに内部保留したメダルを使用してスロットマシンゲームを行なうためのメダル投入ボタン15とを設けてあるとともに、この操作パネル部6の下部に連なる装飾パネル部17の下部には、メダル放出口18を備えたメダル受け皿19を設けてある。
【0013】
前記表示パネル部2の周縁部のうちの上側縁部と左右両側縁部、及び、前記装飾パネル部17の周縁部のうちの左右両側縁部には、入賞ライン上に入賞図柄が揃ったこと電飾で表現する、つまり入賞したことを点灯並びに点滅により演出する演出用のランプ20を複数配設してあるとともに、これら演出用のランプ20は所定個数毎にランプカバー21で覆われている。
また、前記スロットマシン本体1のメダル受け皿19相当箇所には、入賞したことを音で表現する、つまり入賞したことを音で演出する演出用の音響装置22のうち、スピーカー22aを配設してある。
【0014】
前記第1〜第3の図柄表示手段8a,8b,8cの各々は、外周面に「7」,「BAR」,「チェリー」、「オレンジ」等の複数種の図柄を設けてあるリールと、該各リールに連設されたステッピングモータとから構成してあり、第1〜第3のリール23a,23b,23cの各々は、それに対応する第1〜第3のステッピングモータ24a,24b,24cの駆動回転に連れて同一の水平軸芯周りで回転し、各表示窓3a,3b,3cに対して各リール23a,23b,23cの複数種の図柄が上下方向に順次移動するとともに、これらリール23a,23b,23cが停止することによりに第1〜第3の各表示窓3a,3b,3cに、対応するリール23a,23b,23cの図柄が3つずつ表示される。
前記各リール23a,23b,23cの近傍には、そのリールが一回転する毎に該リールの回転基準位置に設けた突片25を検出して、この検出信号を制御装置13に出力する位置検出センサ26を設けてある。
【0015】
前記払出し枚数表示窓4と保留枚数表示窓5との各々には、前記入賞により獲得したメダルの払出し枚数を7セグメントのLEDにてデジタル表示する払出し枚数表示部27と、内部保留された保留メダルの枚数を7セグメントのLEDにてデジタル表示する保留枚数表示部28とを設けてある。
【0016】
また、図3と図4に示すように、前記始動操作部9には、スタートレバー10の揺動操作に伴って始動信号を制御装置13に出力する始動スイッチ29を備えてあるとともに、前記各停止操作部11a,11b,11cには、ストップボタン12a,12b,12cの押圧操作に伴って停止信号を制御装置13に出力する停止スイッチ30a,30b,30cを備えてある。
【0017】
図4,図5に示すように、前記スタートレバー10は前記操作パネル部6の裏面側において揺動自在に支持されており、詳しくは、操作パネル部6の裏面側に固着されたブラケット51に、スタートレバー10の操作杆10Aの長手方向の中間部を横軸芯周りで回動自在に枢支連結して、スタートレバー10を上下揺動自在に支持してあるとともに、スタートレバー10の非操作状態では、図5の(イ)に示すように、操作杆10Aのうち、それの枢支部10Cと先端側に設けられた操作ノブ10Bとの間の部位が、操作パネル部6の前面側に取付けたレバーガイド52のガイド孔52Aの周縁上部に接当する姿勢となるように、ねじりコイルスプリング53にてスタートレバー10を弾性的に揺動付勢してある。
更に、前記スタートレバー10の操作杆10Aのうち、操作ノブ10B側とは反対の基端部の上方には、前記始動スイッチ29を構成するリミットスイッチを配設してあり、スタートレバー10の非操作状態では、前記操作杆10Aの基端部とリミットスイッチ29の操作片29Aとが、非接当状態となるように構成してある。
つまり、スタートレバー10の非操作状態ではリミットスイッチ29がOFFとなり、このリミットスイッチ29から制御装置13に始動信号が出力されることはない。
また、スタートレバー10をねじりコイルスプリング53の付勢力に抗して揺動操作すると、つまりねじりコイルスプリング53の付勢力に抗して操作ノブ10Bを手指で押下げ操作すると、図5の(ロ)に示すように、スタートレバー10の操作杆10Aの基端側が上方に揺動して、前記リミットスイッチ29の操作片29Aと接当し、リミットスイッチ29がON操作されて、このリミットスイッチ29から制御装置13に始動信号が出力される。
【0018】
図4に示すように、前記操作パネル部6の裏面側で、かつ、前記スタートレバー10の操作杆10Aの横側脇には、この操作杆10Aと接当する状態でスタートレバー10を振動させることができる振動装置54を配設してあり、この振動装置54を、電磁石55と、操作杆10Aと接当可能でかつ電磁石55の励磁によって該電磁石55側に引き寄せられる上下揺動自在な揺動アーム56とから構成してある。
前記揺動アーム56は、引張りコイルスプリング57にて電磁石55から離間する上方に向かって弾性的に揺動付勢してあり、電磁石55のコイルに励磁電流が流れると、該電磁石55が励磁して揺動アーム56が引張りコイルスプリング57の付勢力に抗して電磁石55側に引き寄せられ、また、励磁電流が切れると、揺動アーム56が引張りコイルスプリング57の付勢力により電磁石55から離間する方向に揺動する。従って、ON/OFFを繰り返すパルス状の励磁電流を電磁石55のコイルに通電することにより、揺動アーム56が細かく上下揺動する、つまり揺動アーム56が振動する。
【0019】
そして、図5の(ロ)に示すように、前記スタートレバー10は、ねじりコイルスプリング53の付勢力に抗して揺動操作されたとき、つまりスタートレバー10が操作状態にあるとき、操作杆10Aがリミットスイッチ29の操作片29Aと、振動装置53を構成する揺動アーム56の先端側とに接当するように構成してあり、操作杆10Aと揺動アーム56の先端側との接当状態において、振動装置54が作動していると、つまり電磁石55のコイルにパルス状の励磁電流が通電されて揺動アーム56が振動していると、この振動がスタートレバー10に直接伝播され、スタートレバー10が振動するように構成してある。
尚、前記スタートレバー10が非操作状態にあるときは、揺動アーム56が振動しても、操作杆10Aの基端部側と揺動アーム56の先端側とが接当しないように、これら操作杆10Aの基端部側と揺動アーム56の先端側との間隔を設定してあり、前記スタートレバー10が非操作状態にあるときは、揺動アーム56が振動していても、この揺動アーム56によってスタートレバー10を直接振動することはない。
つまり、前記振動装置54の作動に伴って振動するスタートレバー10は、それが操作状態にあるときのみ、振動装置54により振動するように、これら振動装置54の揺動アーム56とスタートレバー10の操作杆10Aとを連係させてある。
【0020】
前記クレジット/精算ボタン14には、切替信号を制御装置13に出力する切替スイッチ31を備えてあるとともに、前記メダル投入ボタン15には、保留メダルの投入信号を制御装置13に出力するメダル投入スイッチ32を備えてある。
【0021】
図3と図4に示すように、前記前扉1Aの内側に設けられ、前記メダル投入ガイド7を連設してあるメダル投入部16には、スロットマシンゲームを一回行なう毎に、投入されたメダルを1枚ずつ検出して、その都度検出信号を制御装置13に出力する投入メダルセンサ34を設けてある。
尚、前記制御装置13は、投入メダルセンサ34が4枚目のメダルを検出すると、メダルの内部保留枚数が50枚に至るまではこの4枚目以降のメダルを内部保留し、メダルの内部保留枚数が50枚を越えると、前記メダル投入部のメダル搬送経路を切替えてこの4枚目以降のメダルをメダル受け皿19に強制排出した後、投入メダルセンサ34による4枚目のメダルの検出を無効にする。つまり、スロットマシンゲームの一回当たりの投入メダルの受付枚数は3枚までに制限してある。
【0022】
図1と図2に示すように、前記表示パネル部2には、第1〜第3の表示窓3a,3b,3cに表示される各リール23a,23b,23cの上部の図柄、中央部の図柄、下部の図柄の各々を、横方向に繋ぐ3本の横入賞ラインと斜めに繋ぐ2本の斜め入賞ラインとを表記する5本の入賞表記ラインLを付記してあり、メダル投入口7Aにメダルを1枚投入したときは、横入賞ラインのうち、中央の入賞ラインだけが有効化され、メダルを2枚投入したときは、3本の横入賞ラインの全てが有効化され、メダルを3枚投入したときは、5本の入賞ラインの全てが有効化されるように制御装置13にて制御してある。
尚、有効化された入賞ラインの表示は、各入賞表記ラインLに対応して表示パネル部2に設けられた5つの入賞ライン表示部35のランプ35aの点灯により行われる。
【0023】
図6に示すように、前記制御装置13はマイクロコンピュータであって、CPU(中央処理装置)36、ROM(読取り専用記憶装置)37、RAM(ランダムアクセス記憶装置)38、クロック39、リセット回路40、入力ポート回路41、出力ポート回路42等を備えている。
そして、前記入力ポート回路41には、前記した始動操作部9の始動スイッチ(リミットスイッチ)29、停止操作部11a,11b,11cの停止スイッチ30a,30b,30c、切替スイッチ31、メダル投入スイッチ32、投入メダルセンサ34並びに各位置検出センサ26を接続してあるとともに、前記出力ポート回路42には、各ステッピングモータ24a,24b,24c、メダル受け皿19に所定枚数の配当メダルを払い出すメダル払出ホッパー(図示せず)を駆動するメダル払出モータ43、払出し枚数表示部27、保留枚数表示部28、演出用の各ランプ20、演出用の音響装置22のアンプ22b、振動装置54の電磁石55並びに各入賞ライン表示部35のランプ35aの各々をドライバー回路44を介して接続してある。
【0024】
前記ROM37には、入賞図柄配列並びに入賞図柄配列に対応するメダル配当枚数を記憶してある入賞図柄配列記憶手段としての入賞図柄配列記憶部45と、スロットマシンゲームを実行するためのプログラムが書き込まれたプログラム記憶部46とを有している。
【0025】
前記CPU36は、ROM37のプログラム記憶部46に書き込まれたプログラムに従って、入力ポート回路41より必要とする前記の外部検出信号(外部情報)を取り込んだり、又は、ROM37から必要とするデータを取り込んだり、或いは、前記RAM38との間でデータを授受することにより、スロットマシンにおけるゲームの進行状態を検出しながら制御している。 つまり、当該スロットマシンは、前記制御装置13にてゲームの進行状態を検出しながら制御することにより、CPU36で所定の処理が実行され、必要に応じて、出力ポート回路42からドライバー回路44を介して各ステッピングモータ24a,24b,24c、メダル払出モータ43、払出し枚数表示部27、保留枚数表示部28、演出用の各ランプ20、振動装置54の電磁石55並びに各入賞ライン表示35のランプ35aの各々に対して制御信号を出力する。
尚、前記振動装置54の電磁石55に出力される制御信号とは、前述した電磁石55のコイルに通電されるパルス状の励磁電流である。
【0026】
前記スロットマシン本体1には、前記スタートレバー10が揺動操作され、始動スイッチ29から始動信号が制御装置13に出力されたとき、表示窓3a,3b,3cの入賞ライン上に停止するリール23a,23b,23cの図柄配列を抽選する抽選手段と、第1〜第3の各ストップボタン12a,12b,12cの押圧操作により、停止スイッチ30a,30b,30cから制御装置13に停止信号が出力されて停止した全リール23a,23b,23cの入賞ライン上の図柄配列に基いて入賞の成否を判別する判別手段とを備えてあり、これら各手段を前記制御装置13のCPU36で実行される所定の処理の一部から構成してある。
【0027】
そして、前記判別手段による入賞の成否の判別は有効化された入賞ラインに対して行われ、詳細について後述する通常のゲームにおいて、判別手段が入賞の成立を判別し、そのときの3つのリール23a,23b,23cの図柄配列が一般の入賞となる図柄配列であった場合には、その入賞図柄配列に対応する枚数の配当メダルを払い出した後、通常のゲームの初期状態に戻る。
また、前記判別手段が入賞の成立を判別し、そのときの3つのリール23a,23b,23cの図柄配列が特別の入賞となる図柄配列であった場合には、その入賞図柄配列に対応する枚数の配当メダルを払い出した後、通常のゲームから後述する特別ゲームに移行するとともに、前記判別手段が入賞の成立を判別し、そのときの3つのリール23a,23b,23cの図柄配列が特定の入賞となる図柄配列であった場合には、その入賞図柄配列に対応する枚数の配当メダルを払い出した後、通常のゲームから後述する特典ゲームに移行する。
【0028】
前記特別ゲームでは、前記特別の入賞が発生するとCPU36で実行される所定の処理の一部から構成される役物連続作動装置が作動して、前記抽選手段により予め設定された入賞図柄が揃い易くなる。
具体的には、前記特別ゲームでは、メダルをメダル投入口7Aに1枚投入して行なうレギュラーボーナスゲームを最大で12回行なうことができ、その間に入賞図柄が8回揃うか、或いは、レギュラーボーナスゲームを12回終了すると、その時点で特別ゲームを終了して通常のゲームの初期状態に戻るように制御してある。
【0029】
前記特典ゲームは、通常のゲームよりもメダルを獲得し易いゲームであり、一般的にはビッグボーナスゲームと称されている。詳しくは、特典ゲームでは、CPU36で実行される所定の処理の一部から構成される役物連続作動増加装置が作動して、前記抽選手段により特別ゲームに移行するシフト入賞となる図柄が揃い易くなり、このシフト入賞となる図柄が揃うと特別ゲームを複数回行なうチャンスを得ることができる。
具体的には、前記特典ゲームでは、メダルをメダル投入口7Aに所定枚数投入して行なう通常のゲームを最大で30回行なうことができ、その間にシフト入賞が3回発生するか、或いは、通常のゲームを30回終了すると、その時点で特典ゲームを終了して通常のゲームの初期状態に戻るように制御してある。
【0030】
また、前記一般入賞となる図柄配列としては、例えば、入賞ライン上に停止する全リール23a,23b,23cの図柄の配列が「オレンジ」で揃った状態や入賞ライン上に停止する第1のリール23aの図柄が「チェリー」となった状態等であり、前記特別入賞となる図柄配列としては、例えば、入賞ライン上に停止する全リール23a,23b,23cの図柄の配列が「BAR」で揃った状態であり、前記特定の入賞となる図柄配列としては、例えば、入賞ライン上に停止する全リール23a,23b,23cの図柄の配列が「7」で揃った状態である。
【0031】
ところで、このように構成されたスロットマシンでは、通常のゲームの進行に連れて変化する進行状態のうち、特定の状態の一つである、第1〜第3の各ストップボタン12a,12b,12cの押圧操作により入賞ライン上に停止した全リール23a,23b,23cの図柄配列が特典ゲームへ移行する前記入賞図柄配列となったことを前記判別手段が判別した状態が、制御装置13のCPU36に取り込まれると、つまり前記制御装置13が、通常のゲームの進行に連れて、第1〜第3の各ストップボタン12a,12b,12cの押圧操作により入賞ライン上に停止した全リール23a,23b,23cの図柄配列が特典ゲームへ移行する前記入賞図柄配列となったことを前記判別手段が判別した特定の状態を検出すると、CPU36で所定の処理が実行され、制御装置13の出力ポート回路42からドライバー回路44を介して振動装置54の電磁石55に制御信号としてのパルス状の励磁電流が出力され、この励磁電流に基いて、遊技者がゲーム中に操作ノブ10Bを介して触れるスタートレバー10を振動させる振動装置54が作動する。つまり振動装置54の揺動アーム56が振動する。
要約すれば、前記制御装置13が通常のゲームの進行に連れて、前記判別手段により入賞ライン上に停止した全リール23a,23b,23cの図柄配列が特典ゲームへ移行する入賞図柄配列であると判別された状態を検出したとき、制御装置13からの制御信号に基いて、遊技者がゲーム中に触れるスタートレバー10を振動させる振動装置54が作動するように構成してある。
尚、この場合、前記振動装置54を作動する制御信号は、制御装置13が特典ゲームの終了状態を検出したときに出力停止される。つまり前記振動装置54の作動は特典ゲームが終了するまで継続されるから、特典ゲーム中、遊技者は、スタートレバー10を揺動操作する度にスタートレバー10を介して手指に伝わる振動を体感することができる。
尚、この場合、前記振動装置54の作動に伴って、前記演出用のランプ20が点灯又は点滅する。
【0032】
また、このように構成されたスロットマシンでは、リール23a,23b,23cの通常回転時において、前記制御装置13のドライバー回路44から各ステッピングモータ24a,24b,24cに出力される駆動パルスによって、各ステッピングモータ24a,24b,24cが一方向へ400ステップ回転することにより各リール23a,23b,23cを1周回転させることができ、かつ、各リール23a,23b,23cが毎分約80回転の回転速度で回転するように設定してある。つまり、リール23a,23b,23cの通常回転時において、各リール23a,23b,23cは約750ms毎に1周回転するとともに、各ステッピングモータ24a,24b,24cが1ステップ回転するのに要する時間が約1.875msとなるように設定してある。
更に、各ストップボタン12a,12b,12cの押圧操作により、停止スイッチ30a,30b,30cから制御装置13に停止信号が出力されてから、各ステッピングモータ24a,24b,24cが停止する(各リール23a,23b,23cが停止する)までの時間は、法令の規則に基いて190ms以内となるように設定してあるとともに、各リール23a,23b,23cの外周面には21個の図柄が等間隔に設けてあり、従って、各ストップボタン12a,12b,12cの押圧操作により、停止スイッチ30a,30b,30cから制御装置13に停止信号が出力されてから、前記ストップボタン12a,12b,12cに対応するリール23a,23b,23cが停止するまでの間に、リール23a,23b,23cの図柄は0〜5個の範囲内で移動することができる。
つまり、前記抽選手段により入賞図柄配列が選出されても、各ストップボタン12a,12b,12cの押圧操作のタイミングがずれて、停止スイッチ30a,30b,30cから制御装置13に停止信号が出力されてから、各ステッピングモータ24a,24b,24cが停止するまでの190ms以内に入賞となる図柄が入賞ライン上に達しなかった場合には、入賞ライン上に停止するリール23a,23b,23cの図柄配列が入賞図柄配列とならないことがある。つまり「取り零し」となることがある。
特に、前記抽選手段により特典ゲームへ移行する前記入賞図柄配列が選出されたときに前記「取り零し」が生じると、例え、以後の通常のゲームで入賞ライン上にこの入賞図柄配列が停止するまで抽選手段による前記抽選結果が維持されている場合でも、その間、遊技者は手持ちのメダルを使用しなければならず、それだけメダル枚数が減ることとなり、また、遊技者が前記抽選手段により特定の入賞に相当する図柄配列が選出されたことを知らないまま、ゲームを止めたり、或いは、他のスロットマシンに移動してしまうと、特典ゲームを行なうチャンスを自ら放棄してしまうこととなる。
【0033】
そこで、通常のゲームの進行に連れて変化する進行状態のうち、前述の特定の状態とは異なるもう一つの特定の状態である、前記抽選手段により入賞ライン上に停止する全リール23a,23b,23cの図柄配列として特典ゲームへ移行する前記入賞図柄配列が選出された状態が、制御装置13のCPU36に取り込まれると、つまり前記制御装置13が、通常のゲームの進行に連れて、前記抽選手段により入賞ライン上に停止する全リール23a,23b,23cの図柄配列として特典ゲームへ移行する前記入賞図柄配列を選出した特定の状態を検出すると、CPU36で所定の処理が実行され、制御装置13の出力ポート回路42からドライバー回路44を介して振動装置54の電磁石55に制御信号としてのパルス状の励磁電流が出力され、この励磁電流に基いて、遊技者がゲーム中に操作ノブ10Bを介して触れるスタートレバー10を振動させる振動装置54が作動する。つまり振動装置54の揺動アーム56が振動する。
要約すれば、前記制御装置13が通常のゲームの進行に連れて、前記抽選手段によって入賞ライン上に停止する全リール23a,23b,23cの図柄配列として特典ゲームへ移行する前記入賞図柄配列を選出した状態を検出したとき、制御装置13からの制御信号に基いて、遊技者が触れることが可能な部位のうち、遊技者がゲームを進行させるために触れるスタートレバー10を振動させる振動装置54が作動するように構成してある。
尚、この場合、前記振動装置54を作動する制御信号は、この通常ゲームにおいて制御装置13が、ストップボタン12a,12b,12cの何れか一つが押圧操作された状態を検出したときに出力停止される。
また、図示しないが、前記表示パネル部2に選出結果表示ランプを設け、前記振動装置54の作動に伴って、この選出結果表示ランプを点灯させるように構成してもよい。
【0034】
ところで、前記始動スイッチ29と制御装置13と振動装置54とは電気回路によって接続され、前記抽選手段による抽選及び制御装置13による特定の状態の検出並びに振動装置54への制御信号の出力は、CPU36により瞬時に行われるものであるから、前記特定の状態が検出された場合には、スタートレバー10を操作した瞬間から、殆どタイムラグを生じることなく振動装置54が作動することとなり、遊技者は、スタートレバー10を揺動操作している間に、このスタートレバー10を介して手指に伝わる振動を体感することができ、それにより前記抽選手段によって特典ゲームへ移行する前記入賞図柄配列が選出されたことを知ることができる。
【0035】
従って、前記抽選手段によって特典ゲームへ移行する前記入賞図柄配列が選出されたときのスタートレバー10の振動を体感することにより、遊技者は、表示窓3a,3b,3cを通してリール23a,23b,23cの回転状態を目視観察しながら、前記制限時間(190ms)内に特定の入賞に相当する図柄配列となる図柄が入賞ライン上に達するタイミングを計って、ストップボタン12a,12b,12cを操作する(一般に目押しと称されている。)、所謂、技術介入のチャンスがきたことを知ることができる。
【0036】
次に、図7, 図8に示すフローチャートに基いて、当該実施形態のスロットマシンにおける通常のゲームの動作順序を説明する。
先ず、図7に基いて説明すると、前記メダル投入口7Aにメダルが投入されて投入メダルセンサ34から制御装置13に対して検出信号が出力されたか、又は、メダル投入ボタン15の操作により制御装置13に対して保留メダルの投入信号が出力されたかを制御装置13にてチェックして、メダルが投入されたことを検出すると、始動スイッチ29からの始動信号の出力が有効化されるとともに、メダルの投入枚数に応じた入賞ラインが有効化される。(ステップ#1)
そして、スタートレバー10の揺動操作により始動スイッチ29から始動信号が出力されると、つまりスタートレバー10がON操作されると、入賞ライン上に停止する全リール23a,23b,23cの図柄配列が抽選手段により抽選される。(ステップ#2、#3)
次に、前記抽選手段により抽選された図柄配列が判別され、制御装置13が、抽選手段により特典ゲームへ移行する入賞図柄配列が選出された状態を検出した場合は、この制御装置13から振動装置54へ制御信号としての励磁電流が出力され、スタートレバー10を振動させることができるように振動装置54が作動するとともに、第1〜第3のステッピングモータ24a,24b,24cが始動して、全リール23a,23b,23cが一斉に回転する。また、制御装置13が、抽選手段により特典ゲームへ移行する入賞図柄配列以外の図柄配列が選出された状態を検出した場合は、振動装置54が作動することなく、第1〜第3のステッピングモータ24a,24b,24cが始動して、全リール23a,23b,23cが一斉に回転する。(ステップ#4〜#6)
次に、前記第1〜第3のストップボタン12a,12b,12cの押圧操作により対応する停止スイッチ30a,30b,30cから停止信号が出力されると、つまり第1〜第3のストップボタン12a,12b,12cがON操作されると、前記抽選結果に基いて、各ステッピングモータ24a,24b,24cが停止して各リール23a,23b,23cの回転が停止する。(ステップ#7〜#11)
尚、前記ストップボタン12a,12b,12cの押圧操作開始時に、前記振動装置54が作動している場合には、最初に押圧操作された一つのストップボタンに対応する停止スイッチからの停止信号の出力に伴って、制御装置13から振動装置54への励磁電流の出力が停止され、振動装置54の作動が停止される。(ステップ#7、#8)
そして、前記全ストップボタン12a,12b,12cがON操作されて、全リール23a,23b,23cが停止したか否かを制御装置13にてチェックし、全リール23a,23b,23cが停止状態にある場合は、入賞ライン上に停止している図柄配列の判別に移行し、また、回転したままのリールが存在する場合には、それが停止するまでこの処理が繰り返される。(ステップ#12)
【0037】
次に、図8に基いて説明を続けると、前記全リール23a,23b,23cが停止状態となり、入賞ライン上に停止している図柄配列の判別に移行すると、前記各位置検出センサ26が対応するリール23a,23b,23cの突片25の通過を検出した後からステッピングモータ24a,24b,24cに出力された駆動パルスのパルス数により、前記所定の位置に停止する全リール23a,23b,23cの図柄の停止番号を演算処理するとともに、この処理により求められた停止番号の配列に基いて入賞ライン上に位置する図柄の配列を演算処理し、この図柄の配列と、ROM37の入賞図柄配列記憶部45に記憶されている入賞図柄配列とを比較して、有効化された入賞ライン上に位置する図柄の配列が、外れであるか、一般入賞に対応する図柄配列か、特別の入賞に対応する図柄配列か、特定の入賞に対応する図柄配列であるかの判別が行われる。つまり前記判別手段によって、有効化された入賞ライン上に位置する図柄の配列が、外れであるか、一般入賞に対応する図柄配列か、特別の入賞に対応する図柄配列か、特定の入賞に対応する図柄配列であるかの判別が行われる。(ステップ#13)
そして、前記制御装置13が、前記判別手段により入賞ライン上に停止した図柄配列が外れであると判別された状態を検出したときは、通常のゲームの初期状態に戻り、また、前記制御装置13が、前記判別手段により入賞ライン上に停止した図柄配列が一般入賞となる入賞図柄配列であると判別された状態を検出したときは、その入賞図柄配列に対応する所定枚数のメダルが払い出された後に通常のゲームの初期状態に戻り、更に、前記制御装置13が、前記判別手段により入賞ライン上に停止した図柄配列が特別の入賞となる入賞図柄配列であると判別された状態を検出したときは、前記役物連続作動装置が作動して、その入賞図柄配列に対応する所定枚数のメダルが払い出された後に特別ゲームに移行し、この特別ゲームが終了すると通常のゲームの初期状態に戻る。(ステップ#14〜#16)
また、前記制御装置13が、前記判別手段により入賞ライン上に停止した図柄配列が特典ゲームへ移行する入賞図柄配列であると判別された状態を検出したときは、この制御装置13から振動装置54へ制御信号としての励磁電流が出力され、スタートレバー10を振動させることができるように振動装置54が作動するとともに、前記役物連続作動増加装置が作動して、その入賞図柄配列に対応する所定枚数のメダルが払い出された後に特典ゲームに移行する。更に、特典ゲームが終了すると、制御装置13から振動装置54への励磁電流の出力が停止され、振動装置54の作動が停止されるとともに、通常のゲームの初期状態に戻る。(ステップ#17〜#20)
【0038】
ところで、前記フローチャートには記載していないが、当該実施形態のスロットマシンでは、前記抽選手段により選出された図柄配列が特典ゲームへ移行する入賞図柄配列であるのにも拘わらず、入賞ライン上に特定の入賞図柄配列が揃わなかった場合、つまり前述した「取り零し」となった場合には、以後の通常のゲームで入賞ライン上に特典ゲームへ移行する入賞図柄配列が揃うまで、前記抽選手段により選出される図柄配列は特典ゲームへ移行する入賞図柄配列に維持されることとなる。
【0039】
〔第2実施形態〕
前記第1実施形態では、前記振動装置54にて、遊技者がゲームを進行させるために触れる始動操作具としてのスタートレバー10を振動させるように構成したが、この構成に限定されるものではなく、例えば、遊技者が触れることが可能な部位のうち、遊技者がゲームを進行させるために触れる停止操作具としての第1〜第3のストップボタン12a,12b,12cの全て、或いは、第1〜第3のストップボタン12a,12b,12cの何れか一つを振動装置54にて振動させるように構成してもよい。
【0040】
例えば、前記第1ストップボタン12aを振動装置54にて振動させるように構成した場合を例示して説明すると、図9に示すように、前記ストップボタン12aは、鍔部60を備えたほぼ椀状に形成され、前記操作パネル部6に取付けられるプレート61に出退移動自在に支持してあるとともに、ストップボタン12aの非操作状態では、図9の(イ)に示すように、ストップボタン12aの鍔部60がプレート61の裏面側に接当する姿勢となるように、押圧コイルスプリング62にて弾性的に押圧付勢してある。
更に、前記プレート61の裏面側には、ストップボタン12aの内面側に設けられた操作軸63の先端面に相対向する状態で、前記停止スイッチ30aを構成するリミットスイッチをブラケット64を介して配設してあり、ストップボタン12aの非操作状態では、前記操作軸63の先端面とリミットスイッチ30aの操作片65とが非接当状態となるように構成してある。尚、前記押圧コイルスプリング62は、ストップボタン12aとリミットスイッチ30aとの間に配設してある。
つまり、ストップボタン12aの非操作状態ではリミットスイッチ30aがOFFとなり、このリミットスイッチ30aから制御装置13に停止信号が出力されることはない。
また、ストップボタン12aを押圧コイルスプリング62の付勢力に抗して押圧操作すると、つまり押圧コイルスプリング62の付勢力に抗してストップボタン12aを手指で押し付けると、図9の(イ)に示すように、操作軸63の先端面とリミットスイッチ30aの操作片65とが接当し、リミットスイッチ30aがON操作されて、このリミットスイッチ30aから制御装置13に停止信号が出力される。
尚、前記第2ストップボタン12bと第2停止スイッチ30bとの関係、並びに、第3ストップボタン12cと第3停止スイッチ30cとの関係も、前述した前記第1ストップボタン12aと第1停止スイッチ30aとの関係と同様に構成してある。
【0041】
更に、図9に示すように、前記プレート61の裏面側で、かつ、前記ストップボタン12aの横側脇には、このストップボタン12aの鍔部60と接当する状態で該ストップボタン12aを振動させることができる振動装置54を配設してあり、この振動装置54を、電磁石55と、鍔部60と接当可能でかつ電磁石55の励磁によって該電磁石55側に引き寄せられる揺動自在な揺動アーム56とから構成してある。
前記揺動アーム56は、引張りコイルスプリング57にて電磁石55から離間する上方に向かって弾性的に揺動付勢してあり、電磁石55のコイルに励磁電流が流れると、該電磁石55が励磁して揺動アーム56が引張りコイルスプリング57の付勢力に抗して電磁石55側に引き寄せられ、また、励磁電流が切れると、揺動アーム56が引張りコイルスプリング57の付勢力により電磁石55から離間する方向に揺動する。従って、ON/OFFを繰り返すパルス状の励磁電流を電磁石55のコイルに通電することにより、揺動アーム56が細かく揺動する、つまり揺動アーム56が振動する。
【0042】
そして、図9の(イ)に示すように、前記ストップボタン12aは、押圧コイルスプリング62の付勢力に抗して押圧操作したとき、つまりストップボタン12aが操作状態にあるとき、前述したように操作軸63の先端面がリミットスイッチ30aの操作片65に接当するとともに、鍔部60が前記振動装置54を構成する揺動アーム56の先端側と接当するように構成してあり、この鍔部60と揺動アーム56の先端側との接当状態において、振動装置54が作動していると、つまり電磁石55のコイルにパルス状の励磁電流が通電されて揺動アーム56が振動していると、この振動がストップボタン12aに直接伝播され、ストップボタン12aが振動するように構成してある。
尚、前記ストップボタン12aが非操作状態にあるときは、揺動アーム56が振動しても、鍔部60と揺動アーム56の先端側とが接当しないように、これら鍔部60と揺動アーム56の先端側との間隔を設定してあり、前記ストップボタン12aが非操作状態にあるときは、揺動アーム56が振動していても、この揺動アーム56によってストップボタン12aを直接振動することはない。
つまり、前記振動装置54の作動に伴って振動するストップボタン12aは、それが操作状態にあるときのみ、振動装置54により振動するように、これら振動装置54の揺動アーム56とストップボタン12aの鍔部60とを連係させてある。
【0043】
その他の構成は前記第1実施形態と同一であり、第1実施形態で記載した構成部分と同一構成又は同一機能を有する構成部分には同一番号を付記してそれの説明を省略する。
【0044】
このように構成されたスロットマシンでは、通常のゲームの進行に連れて変化する進行状態のうち、特定の状態の一つである、第1〜第3の各ストップボタン12a,12b,12cの押圧操作により入賞ライン上に停止した全リール23a,23b,23cの図柄配列が特典ゲームへ移行する前記入賞図柄配列となったことを前記判別手段が判別した状態が、制御装置13のCPU36に取り込まれると、つまり前記制御装置13が、通常のゲームの進行に連れて、第1〜第3の各ストップボタン12a,12b,12cの押圧操作により入賞ライン上に停止した全リール23a,23b,23cの図柄配列が特典ゲームへ移行する前記入賞図柄配列となったことを前記判別手段が判別した特定の状態を検出すると、CPU36で所定の処理が実行され、制御装置13の出力ポート回路42からドライバー回路44を介して振動装置54の電磁石55に制御信号としてのパルス状の励磁電流が出力され、この励磁電流に基いて、遊技者が触れることが可能な部位のうち、遊技者がゲームを進行させるために触れる第1ストップボタン12aを振動させる振動装置54が作動する。つまり振動装置54の揺動アーム56が振動する。
要約すれば、前記制御装置13が通常のゲームの進行に連れて、前記判別手段により入賞ライン上に停止した全リール23a,23b,23cの図柄配列が特典ゲームへ移行する入賞図柄配列であると判別された状態を検出したとき、制御装置13からの制御信号に基いて、遊技者が触れることが可能な部位のうち、遊技者がゲームを進行させるために触れる第1ストップボタン12aを振動させる振動装置54が作動するように構成してある。
尚、この場合、前記振動装置54を作動する制御信号は、制御装置13が特典ゲームの終了状態を検出したときに出力停止される。つまり前記振動装置54の作動は特典ゲームが終了するまで継続されるから、特典ゲーム中、遊技者は、第1ストップボタン12aを押圧操作する度に第1ストップボタン12aを介して手指に伝わる振動を体感することができる。
【0045】
更に、前記抽選手段により入賞ライン上に停止する全リール23a,23b,23cの図柄配列として特典ゲームへ移行する前記入賞図柄配列が選出された状態が、制御装置13のCPU36に取り込まれると、つまり前記制御装置13が、通常のゲームの進行に連れて、前記抽選手段により入賞ライン上に停止する全リール23a,23b,23cの図柄配列として特典ゲームへ移行する前記入賞図柄配列を選出した特定の状態を検出すると、CPU36で所定の処理が実行され、制御装置13の出力ポート回路42からドライバー回路44を介して振動装置54の電磁石55に制御信号としてのパルス状の励磁電流が出力され、この励磁電流に基いて、遊技者が触れることが可能な部位のうち、遊技者がゲームを進行させるために触れる第1ストップボタン12aを振動させる振動装置54が作動する。つまり振動装置54の揺動アーム56が振動する。
要約すれば、前記制御装置13が通常のゲームの進行に連れて、前記抽選手段によって入賞ライン上に停止する全リール23a,23b,23cの図柄配列として特典ゲームへ移行する前記入賞図柄配列を選出した状態を検出したとき、制御装置13からの制御信号に基いて、遊技者が触れることが可能な部位のうち、遊技者がゲームを進行させるために触れる第1ストップボタン12aを振動させる振動装置54が作動するように構成してある。
尚、この場合、前記振動装置54を作動する制御信号は、この通常ゲームにおいて制御装置13が、全ストップボタン12a,12b,12cが押圧操作された状態を検出したときに出力停止される。
【0046】
〔その他の実施形態〕
(1)前記第1実施形態又は第2実施形態では、前記制御装置13が通常のゲームの進行に連れて、前記判別手段により入賞ライン上に停止した全リール23a,23b,23cの図柄配列が特典ゲームへ移行する入賞図柄配列であると判別された状態を検出したとき、並びに、制御装置13が通常のゲームの進行に連れて、前記抽選手段によって入賞ライン上に停止する全リール23a,23b,23cの図柄配列として特典ゲームへ移行する前記入賞図柄配列を選出した状態を検出したとき、制御装置13からの制御信号に基いて、遊技者がゲーム中に触れるスタートレバー10又は第1ストップボタン12aを振動させる振動装置54が作動するように構成してあるが、この構成に限定されるものではない。
つまり、前記制御装置13が通常のゲームの進行に連れて両状態の何れか一方を検出したとき、つまり、前記制御装置13が通常のゲームの進行に連れて、前記判別手段により入賞ライン上に停止した全リール23a,23b,23cの図柄配列が特典ゲームへ移行する入賞図柄配列であると判別された状態を検出したときのみ、制御装置13からの制御信号に基いて、遊技者がゲーム中に触れるスタートレバー10又は第1ストップボタン12aを振動させる振動装置54が作動するように構成する、又は、制御装置13が通常のゲームの進行に連れて、前記抽選手段によって入賞ライン上に停止する全リール23a,23b,23cの図柄配列として特典ゲームへ移行する前記入賞図柄配列を選出した状態を検出したときのみ、制御装置13からの制御信号に基いて、遊技者がゲーム中に触れるスタートレバー10又は第1ストップボタン12aを振動させる振動装置54が作動するように構成してもよい。
【0047】
(2)前記第1実施形態では、前記振動装置54が作動している状態で、スタートレバー10が操作状態にあるときのみ、スタートレバー10が振動するように構成したが、この構成に限定されるものではなく、前記振動装置54が作動すると、スタートレバー10が非操作状態又は操作状態の何れの状態にあっても振動するように構成してもよい。つまり、振動装置54の作動する状態では、常にスタートレバー10が振動するように構成してもよい。
(3)前記第2実施形態では、前記振動装置54が作動している状態で、第1ストップボタン12aが操作状態にあるときのみ、第1ストップボタン12aが振動するように構成したが、この構成に限定されるものではなく、前記振動装置54が作動すると、第1ストップボタン12aが非操作状態又は操作状態の何れの状態にあっても振動するように構成してもよい。つまり、振動装置54の作動する状態では、常に第1ストップボタン12aが振動するように構成してもよい。
【0048】
(4)前記第1実施形態のハード構成をそのまま利用して、例えば、制御装置13が通常のゲームの進行に連れて、入賞ラインの有効化が受付られた状態(特定の状態の一例)を検出したとき、制御装置13からの制御信号に基いて、始動操作具としてのスタートレバー10を振動させるように構成したり、或いは、通常のゲームの終了状態から次の通常のゲームにおいて前記始動スイッチ29のON操作が受付け可能となるまでの間に所定待機時間が設定されているスロットマシンにおいては、制御装置13が通常のゲームの進行に連れて、その通常のゲームの終了状態(特定の状態の一例)を検出したとき、次の通常のゲームでの始動スイッチ29のON操作が受付け可能となるまでの所定待機時間の間、制御装置13からの制御信号に基いて、始動操作具としてのスタートレバー10を振動させるように構成してもよい。
【0049】
(5)前記第1実施形態及び第2実施形態では、前記スタートレバー10が揺動操作され、始動スイッチ29から始動信号が制御装置13に出力されたとき、前記抽選手段が、表示窓3a,3b,3cの入賞ライン上に停止するリール23a,23b,23cの図柄配列を抽選するように構成したが、これに限定されるものではなく、前記全ストップボタン12a,12b,12cが押圧操作され、全停止スイッチ30a,30b,30cから停止信号が制御装置13に出力されたとき、前記抽選手段が、表示窓3a,3b,3cの入賞ライン上に停止するリール23a,23b,23cの図柄配列を抽選するように構成してもよい。この場合、抽選手段による抽選結果は次の通常のゲームに有効化される。
【0050】
(6)前記第1実施形態及び第2実施形態において、前記制御装置13が通常のゲームの進行に連れて、前記判別手段により入賞ライン上に停止した全リール23a,23b,23cの図柄配列が特典ゲームへ移行する入賞図柄配列であると判別された状態を検出したとき、及び、制御装置13が通常のゲームの進行に連れて、前記抽選手段によって入賞ライン上に停止する全リール23a,23b,23cの図柄配列として特典ゲームへ移行する前記入賞図柄配列を選出した状態を検出したときに、制御装置から出力される励磁電流のパルス幅に変化を持たせておくことにより、前記各状態を検出したときの振動に違いを持たせてもよい。
(7)前記第1実施形態及び第2実施形態を組み合わせて実施してもよい。
(8)前記第1実施形態及び第2実施形態では、図柄表示手段の各々を、外周面に複数種の図柄を設けてあるリールと、該各リールに連設されたステッピングモータとから構成し、これらリールの図柄を第1〜第3の表示窓に3行3列のマトリックス状で整列表示するものであるが、これに限定されるものではなく、例えば、スロットマシン本体内の表示窓相当箇所にCRT等からなるディスプレイを設け、この各ディスプレイに3つの図柄を備えた疑似リールを映し出し、この疑似リールをスクロールさせることにより、各表示窓に対して複数の図柄を順次移動させて表示する図柄表示手段を構成してもよい。
(9)前記振動装置54としては電磁石を用いるものに限定されず、電動モータを振動源とするバイブレーションであってもよい。
【0051】
(10)前記第1実施形態又は第2実施形態では、前記振動装置54の作動により振動させることができる部位としてスタートレバー10又は第1ストップボタン12aを例示したが、これに限定されるものではなく、前記振動装置54の作動により振動させることができる部位としては、例えば、遊技者がゲームを進行させるために触れる部位であるメダル投入ボタン15であってもよい。
(11)前記第1実施形態又は第2実施形態では、前記振動装置54の作動により振動させることができる部位として、スタートレバー10又は第1ストップボタン12aを例示したが、これに限定されるものではなく、前記振動装置54の作動により振動させることができる部位としては、例えば、遊技者が触れることが可能な部位である、前記スタートレバー10やストップボタン12a,12b,12c等を備えた操作パネル部6、又は、この操作パネル部6に取付けられ、ストップボタン12a,12b,12cを支持するプレート61、或いは、メダル投入ガイド7であってもよい。
【0052】
(12)前記振動装置54にてメダル投入ガイド7を振動させる場合においては、制御装置13が通常のゲームの進行に連れて、メダル投入部16にメダルが3枚投入された状態(特定の状態の一例)を検出したとき、制御装置13からの制御信号に基いて、メダル投入ガイド7を振動させるように構成してもよい。これによれば、4枚目のメダルをメダル投入口7Aに投入しようとした場合、メダル投入ガイド7の振動によって、投入しようとしているメダルが4枚目であることを遊技者に知らせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスロットマシンの斜視図
【図2】本発明のスロットマシンの正面図
【図3】本発明のスロットマシンの第1実施形態における前扉の裏面図
【図4】第1実施形態の要部の斜視図
【図5】(イ)、(ロ)は第1実施形態の要部の操作状態を示す断面図
【図6】本発明のスロットマシンの回路構成を示すブロック図
【図7】通常のゲームの動作順序を表すフローチャート
【図8】通常のゲームの動作順序を表すフローチャート
【図9】(イ)、(ロ)は第2実施形態の要部の操作状態を示す断面図
【符号の説明】
8a 図柄表示手段
8b 図柄表示手段
8c 図柄表示手段
10 始動操作具
12a 停止操作具
12b 停止操作具
12c 停止操作具
13 制御装置(制御手段)
54 振動装置

Claims (4)

  1. 複数種の図柄を順次移動させて表示する複数の図柄表示手段と、これら複数の図柄表示手段を始動させる始動操作具と、始動後の各図柄表示手段をそれぞれ停止させる複数の停止操作具と、ゲームの進行状態を検出しながら制御する制御手段と、入賞ライン上に停止した前記図柄表示手段の図柄配列に基いて入賞の成否を判別する判別手段と、前記入賞ライン上に停止する前記図柄表示手段の図柄配列を抽選する抽選手段とを備えたスロットマシンであって、
    ームの進行に連れて特定の状態にあるとき、前記制御手段からの制御信号に基いて、遊技者が触れることが可能な部位を振動させるための振動装置を作動するように構成し、
    前記特定の状態が、前記始動操作具によって複数の図柄表示手段を始動させた時点から、前記抽選手段によって特典ゲーム又は特別ゲームへ移行する図柄配列が選出され、停止操作具によって少なくとも一つの図柄表示手段を停止させた時点までの間と、
    前記判別手段によって、前記入賞ライン上に停止した図柄配列が特典ゲームへ移行する入賞図柄配列であると判別された時点から特典ゲームが終了した時点までの間であるスロットマシン。
  2. 前記振動装置の作動により振動する部位が、遊技者がゲームを進行させるために触れる部位である請求項1記載のスロットマシン。
  3. 前記遊技者がゲームを進行させるために触れる部位で、かつ、前記振動装置の作動により振動する部位が、前記始動操作具及び複数の停止操作具のうちの少なくとも一つである請求項2記載のスロットマシン。
  4. 前記振動装置の作動により振動する操作具が、それの操作状態にあるときのみ振動するように、これら振動装置と操作具とが連係されている請求項3記載のスロットマシン。
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