JPH09265556A - 入力装置及び自動取引装置 - Google Patents

入力装置及び自動取引装置

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JPH09265556A
JPH09265556A JP7607496A JP7607496A JPH09265556A JP H09265556 A JPH09265556 A JP H09265556A JP 7607496 A JP7607496 A JP 7607496A JP 7607496 A JP7607496 A JP 7607496A JP H09265556 A JPH09265556 A JP H09265556A
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JP
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Application number
JP7607496A
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English (en)
Inventor
Kimitoshi Murakami
仁利 村上
Masa Fukuda
雅 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH09265556A publication Critical patent/JPH09265556A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者による取引の状況に応じてタッチパネ
ルのタッチ面を清浄かつ衛生的に保つことができ、利用
者が安心して使用できる自動取引装置及び入力装置を提
供する。 【解決手段】 取引の際、利用者によりタッチパネル4
1のタッチ面41Aのキーが押下されると、制御部50
は、押下されたキーが予め設定された箇所のキーである
かを判定する(ST1)。ST1にて設定された箇所の
キーであると判定されると、カウンタ54によって押下
回数をカウントアップする(ST2)。ST2によりカ
ウント値が所定値に達すると(ST3)、シート送りモ
ータ46を一定時間駆動することにより保護シート42
を移送し、保護シート42の古い部分が巻き取られ、新
しい部分をタッチパネル41のタッチ面41Aに対向し
て、タッチパネルの清掃を終了する(ST4)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば金融機関
で用いられ、不特定多数の利用者が操作する現金自動預
出金機等において、タッチすることで情報の入力が可能
な入力装置に関する。また、タッチすることで情報の入
力が可能な入力装置を用いて利用者の操作に基づき取引
を行う自動取引装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば銀行などに設置された現金
自動預出金機等の自動取引装置(ATM)において、操
作案内表示部であるCRTディスプレイの上に、利用者
によって操作される透明状のスイッチであるタッチパネ
ルを配置したタッチパネル式の入力装置を備えたものが
実用化されている。
【0003】従来のタッチパネル式入力装置は、操作案
内表示部の上に設けられたタッチパネルのタッチ面(上
面)を覆う状態に保護シートを固定して設け、タッチ面
の傷付きや汚れを防止しており、汚れや傷付きがひどく
なった場合(通常、数年おき)に交換するようになって
いる。
【0004】しかしながら、タッチパネル式入力装置は
利用者全てが共通のスイッチを押下するため、保護シー
トに他人の指紋跡が残ったり、雑菌が付着する恐れがあ
り、利用者に多大な不快を与えるという問題がある。そ
こで、近年、タッチパネルのタッチ面に対して保護シー
トの新しい部分が対向するように自動的に保護シートを
移送して、保護シートを衛生的に保つもの等が提案され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のような装置では、保護シートを移送させるタイ
ミングについて考慮されておらず、保護シートの移送を
行うことにより次の取引の実行までに時間がかかり、自
動取引装置の稼働率を低下させてしまう恐れがある。ま
た、複数の取引を行う利用者に取っては、取引状況に対
応することなく自動的に保護シートの移送が行われ、続
けて別の取引を行うことができず、利用者に不信感を与
える場合がある。
【0006】また、タッチパネル上の各種スイッチによ
って押下される回数にばらつきがあり、定期的に保護シ
ートが移送されても、頻繁に押下されるスイッチの箇所
は汚れがひどくなり、結局利用者に不快感を与えるとい
う問題がある。
【0007】そこで本発明は上記欠点を除去し、利用者
による取引の状況に応じてタッチパネルのタッチ面を清
浄かつ衛生的に保つことができ、利用者が安心して使用
できる自動取引装置及び入力装置を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係る入力装置は、操作案内を表
示する表示手段と、この表示手段の上に配設され接触面
を接触することでその接触部分に表示された情報の入力
が可能なタッチパネルを備えた入力装置において、上記
タッチパネルの接触面を一部が覆う状態に設けられ上記
タッチパネルの接触面を保護する保護シートと、上記タ
ッチパネルの接触面への接触回数を計数する計数手段
と、この計数手段の計数値が予め設定された基準値に達
した場合に、上記タッチパネルの接触面に上記保護シー
トの新しい部分が対向するように上記保護シートを移送
するためのシート移送手段とを有するものである。
【0009】上述する請求項1記載の本発明は、操作案
内を表示する表示手段の上に配設され接触面を接触する
ことでその接触部分に表示された情報の入力が可能なタ
ッチパネルへの接触回数を計数手段により計数し、この
計数値が予め設定された基準値に達した場合に、シート
移送手段により保護シートを移送してタッチパネルの接
触面の清掃を行うようになっている。これより、利用者
による取引の状況に応じてタッチパネルのタッチ面を清
浄かつ衛生的に保つことができ、利用者が安心して使用
できる。
【0010】また、上記目的を達成するために、本発明
の請求項3に係る自動取引装置は、利用者の操作により
所定の取引を行う自動取引装置において、取引に関する
操作案内を表示する表示手段と、この表示手段の上に配
設され接触面を接触することでその接触部分に表示され
た情報の入力が可能な入力手段と、この入力手段の接触
面を一部が覆う状態に設けられ上記入力手段の接触面を
保護する保護シートと、上記入力手段の接触面への接触
回数を計数する計数手段と、この計数手段の計数値が予
め設定された基準値に達した場合に、上記入力手段の接
触面に上記保護シートの新しい部分が対向するように上
記保護シートを移送するためのシート移送手段とを有す
るものである。
【0011】上述する請求項3記載の本発明は、取引に
関する操作案内を表示する表示手段の上に配設され接触
面を接触することでその接触部分に表示された情報の入
力が可能な入力手段への接触回数を計数手段により計数
し、この計数値が予め設定された基準値に達した場合
に、シート移送手段により保護シートを移送して入力手
段の接触面の清掃を行うようになっている。これより、
利用者による取引の状況に応じてタッチパネルのタッチ
面を清浄かつ衛生的に保つことができ、利用者が安心し
て使用できる。
【0012】また、上記目的を達成するために、本発明
の請求項11に係る自動取引装置は、利用者の操作によ
り所定の取引を行う自動取引装置において、取引に関す
る操作案内を表示する表示手段と、この表示手段の上に
配設され接触面を接触することでその接触部分に表示さ
れた情報の入力が可能な複数の入力キーを有するタッチ
パネルと、このタッチパネルの接触面を一部が覆う状態
に設けられ上記タッチパネルの接触面を保護する保護シ
ートと、上記タッチパネルの複数の入力キーから特定の
入力キーを指定する指定手段と、この指定手段により指
定された入力キーにおける接触回数を計数する計数手段
と、この計数手段の計数値が予め設定された基準値に達
した場合に利用者による取引が終了しているかを判定す
る判定手段と、この判定手段により利用者による取引が
終了していると判定されると、時間の計測を行うタイマ
と、このタイマにより予め設定された時間が計測された
場合に取引操作を行う利用者の有無を検出する検出手段
と、この検出手段にて利用者がいないと検出された場合
に、上記タッチパネルの接触面に上記保護シートの新し
い部分が対向するように上記保護シートを移送するため
のシート移送手段とを有するものである。
【0013】上述する請求項11記載の本発明は、複数
の入力キーを有するタッチパネルの接触面の指定手段に
より指定された入力キーにおける接触回数を計数手段に
より計数し、この計数値が予め設定された基準値に達し
た場合に判定手段にて利用者による取引が終了している
かを判定し、取引が終了していると判定されるとタイマ
で時間の計測を行い、検出手段で取引操作を行う利用者
の有無を検出し、利用者がいないと検出された場合に、
シート移送手段により保護シートを移送して入力手段の
接触面の清掃を行うようになっている。これより、利用
者による取引の状況に応じてタッチパネルのタッチ面を
清浄かつ衛生的に保つことができ、利用者が安心して使
用できる。
【0014】また、上記目的を達成するために、本発明
の請求項12に係る自動取引装置は、利用者の操作によ
り所定の取引を行う自動取引装置において、取引に関す
る操作案内を表示する表示手段と、この表示手段の上に
配設され接触面を接触することでその接触部分に表示さ
れた情報の入力が可能な複数の入力キーを有するタッチ
パネルと、このタッチパネルの接触面を一部が覆う状態
に設けられ上記タッチパネルの接触面を保護する保護シ
ートと、上記タッチパネルの複数の入力キーから特定の
入力キーを指定する指定手段と、この指定手段により指
定された入力キーにおける接触回数を計数する計数手段
と、取引における取引媒体の排出操作に先駆けて、上記
計数手段の計数値が予め設定された基準値に達している
かを判定する判定手段と、この判定手段により計数値が
基準値に達していると判定された際に上記タッチパネル
の接触面における接触の有無を検出する検出手段と、こ
の検出手段により上記接触面に接触無しと検出された場
合に取引媒体の排出動作と平行して、上記タッチパネル
の接触面に上記保護シートの新しい部分が対向するよう
に上記保護シートを移送するためのシート移送手段とを
有するものである。
【0015】上述する請求項12記載の本発明は、複数
の入力キーを有するタッチパネルの接触面の指定手段に
より指定された入力キーにおける接触回数を計数手段に
より計数し、取引における取引媒体の排出操作に先駆け
て判定手段により計数手段の計数値が予め設定された基
準値に達しているかを判定し、計数値が基準値に達して
いると判定された際に検出手段にてタッチパネルの接触
面における接触の有無を検出し、接触無しと検出された
場合に取引媒体の排出動作と平行してシート移送手段に
より保護シートを移送して入力手段の接触面の清掃を行
うようになっている。これより、利用者による取引の状
況に応じてタッチパネルのタッチ面を清浄かつ衛生的に
保つことができ、利用者が安心して使用できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を参照しながら説明する。まず、図2は本実施形態に係
る自動取引装置(ATM)1の外観構成を概略的に示す
もので、自動取引装置1の前面部側に形成された略L字
形状の接客部には、前端側が傾斜下端となるやや傾斜し
た接客テーブル2と垂直な操作盤4とが設けられてい
る。接客テーブル2の略中央部には、後述するタッチパ
ネル式の入力装置6が配設されており、取引に必要な情
報を入力できるようになっている。
【0017】また、操作盤4には、カードを受入れ放出
すると共に印字したレシートを放出するカード・レシー
ト口7、通帳を受入れ放出する通帳口8、係員が操作す
る係員リセットキー9、取扱表示器10、及び種目表示
器11等が配設されていると共に、この操作盤4と前記
接客テーブル2とが接続するコーナ部に対応して、紙幣
を投入/放出する紙幣口12及び硬貨を投入/放出する
硬貨口13が配設されている。また、接客テーブル2よ
り下に位置する現金自動取引装置1の前扉14には、異
物返却口15、及び利用者センサ16が配設されてい
る。
【0018】図3は、前記自動取引装置1の制御系を示
すもので、前記筐体1A内にカードリーダユニット2
1、レシートプリンタユニット22、通帳プリンタユニ
ット23、紙幣入出金ユニット24、硬貨入出金ユニッ
ト25、前記タッチパネル式の入力部6を含む接客ユニ
ット26、各種案内ユニット27、内部モニタ28、セ
ンサユニット29を具備している。また、前記自動取引
装置1は記憶部30、フロッピーディスク部31、交信
手段としての伝送制御部32、全体の制御を行う表示制
御手段を有する主制御部33、電源部34等を具備して
いる。
【0019】前記カードリーダユニット21は、カード
・レシート口7から受入れた通常の取り引きに用いるカ
ードの磁気ストライプから暗証番号および口座番号等の
口座情報を読取るとともに、カードをカード・レシート
口7へ返却する動作も行うようになっている。また、カ
ードリーダユニット21は、カード・レシート口7から
受入れたカードに対する情報の書き込み、読み出し、消
去を行うとともに、カードのエンボス部分のイメージを
読取るようになっている。
【0020】前記レシートプリンタユニット22は、取
引内容を印字したレシートを発行したり、又は、レシー
トに自己診断の結果を印字し、カード・レシート口7か
ら排出するようになっている。また、前記通帳プリンタ
ユニット23は、通帳口8から受入れた通帳の磁気スト
ライプに対して情報の読取りあるいは書込みを行なうと
ともに、必要に応じて通帳に取引内容等の印字を行い、
通帳口8から排出するようになっている。
【0021】前記紙幣入出金ユニット24は、紙幣口1
2に一括して投入された紙幣を判別、計数して収納する
とともに、必要に応じて、予め金庫に収納された紙幣を
所定枚数だけ取出して紙幣口12から一括して払出すよ
うになっている。前記硬貨入出金ユニット25は、硬貨
口13に一括して投入された硬貨を判別、計数して収納
するとともに、必要に応じて、予め金庫に収納された硬
貨を所定枚数だけ取出して硬貨口13から一括して払出
すようになっている。
【0022】前記各種案内ユニット27は、取扱表示器
10、種目表示器11に各種情報を表示したり、音声に
より利用者の操作の誘導案内を行なうようになってい
る。前記内部モニタ28は、この自動取引装置1の運用
に携わる係員に装置状態を伝達するとともに、係員によ
る操作指示の入力を行なうものである。センサユニット
29は、自動取引装置1の稼働中に利用者センサ16を
点灯させ、自動取引装置1の前面における利用者の有無
を検知するようになっている。
【0023】前記フロッピーディスク部31は、この自
動取引装置1の運用に係る後述するような処理のプログ
ラムを格納すると共に、取引に供する各種の情報の取引
記録、自動取引装置1の稼働状況の記録、自動取引装置
1固有に設定された特殊な情報の格納等行う。
【0024】前記伝送制御部32は、通信回線を介して
利用者の取引データを記憶しているホストコンピュータ
35とオンライン接続されており、必要に応じてホスト
コンピュータ35とオンライン交信するようになってい
る。
【0025】また、前記主制御部33は、各種媒体(紙
幣、硬貨、レシート用紙、ジャーナル用紙、通帳など)
の残量診断(チェック)を行なうとともに、各ユニット
21乃至27の動作診断(チェック)を行なう。また、
主制御部33は、フロッピーディスク部31内のプログ
ラム情報を参照しつつ、前記各ユニット21乃至27、
内部モニタ28、センサユニット29、記憶手段として
の記憶部30及び伝送制御部32を各々制御し、これら
に所定の動作を行なわせるようになっている。
【0026】図4は、自動取引装置1のタッチパネル式
の入力装置6の構成を示している。接客テーブル2の中
央部に形成された開口部2Aに対応して設けられた取引
に関する操作案内を表示する表示手段であるCRTディ
スプレイ40の上に透明状のスイッチであるタッチパネ
ル41が設けられている。このタッチパネルにより、表
示手段の上に配設され接触面を接触することでその接触
部分に表示された情報の入力が可能な入力手段を構成し
ている。さらに、このタッチパネル41のタッチ面(上
面)41Aを覆う状態に保護シート42が設けられてお
り、タッチ面41Aの傷付きや汚れを防止するようにな
っている。
【0027】この保護シート42は、帯状を呈し、芯材
43にロール状に巻き付けられている。この保護シート
42のロールは、タッチパネル41の右端側に配設され
た図示しないロール保持機構により前記芯材43の両端
部分が回転可能に保持されており、一端部を引っ張る事
で保護シート42が順次繰り出されるようになってい
る。
【0028】また、保護シート42はタッチパネル41
のタッチ面41Aを覆うように左方向に繰り出され、そ
の先端部は、タッチパネル41の左端側に配設された巻
取方式のシート移送手段であるシート巻取機構44の巻
取軸45に巻き付けられている。巻取軸45はカップリ
ング(図示しない)を介してステッピングモータからな
るシート送りモータ46の駆動軸46Aと連結してお
り、駆動されることで保護シート42を巻き取るように
なっている。
【0029】また、保護シート42は、図5に示すよう
に、表面を粗してなる反射防止処理層47Aを有するポ
リエステルシートからなるノングレアシート47の表面
に、シリカゲル等の抗菌コート48を施したものとなっ
ている。
【0030】図6は、シート送りモータ46の駆動制御
系をしめすもので、シート送りモータ46は、モータ駆
動回路49を介して本発明の制御手段及び第1、第2の
制御部としての制御部50に接続されている。制御部5
0には、電源52と係員モニタ28、カウンタ54、及
び監視タイマ55が接続されている。カウンタ54は、
タッチパネル41のタッチ面41Aに予め選択/設定さ
れた操作キーが押下される度にその操作キーの押下回数
を予め設定された基準値までカウントするようになって
いる。このカウンタは、入力手段の接触面への接触回数
を計数する計数手段を構成し、さらには接触面の予め設
定された部分における接触回数を計数する第1の計数部
を構成している。
【0031】監視タイマ55は、自動取引装置1の取引
操作が終了すると同時に時間計測を開始して予め設定さ
れた基準時間まで計測するタイマであり、基準時間の計
測中に次の取引操作が開始された場合には時間計測が中
止され、クリアされるようになっている。
【0032】自動取引装置1の利用者は、接客テーブル
2の中央部に配置されたタッチパネル式入力装置6をキ
ーインして、各種操作を行うことになる。タッチパネル
41のタッチ面(上面)41Aを覆う保護シート42に
は抗菌コート48が施され、衛生的に保たれている。
【0033】この抗菌コート48が施された保護シート
42は、シート送りモータ46が駆動される事で、保護
シート42の古い部分が巻取軸45に巻き取られ、新し
い部分がタッチパネル41のタッチ面(上面)41Aに
対向するようになっている。これにより、タッチパネル
41のタッチ面(上面)41Aを覆う保護シート42を
清浄かつ衛生的に保つことができ、利用者が安心して使
う事ができる。
【0034】次に、図7及び図8は、自動取引装置1の
タッチパネル式の入力装置6の他の構成を示している。
この入力部6´は、図7に示すように、取引に関する操
作案内を表示する表示手段である液晶ディスプレイ40
´の上に透明状のスイッチであるタッチパネル41が設
けられ、さらに、このタッチパネル41のタッチ面(上
面)41Aを覆う状態に無端状の保護シート42´が設
けられており、タッチ面41Aの傷付きや汚れを防止す
るようになっている。
【0035】この無端状の保護シート42´は、一対の
フレーム60、62に取り付けられた図示しない軸受け
を介して回転自在に軸支された駆動ローラ64と従動ロ
ーラ66に掛け渡される事によって、前記液晶ディスプ
レイ40´とタッチパネル41とをその内周部で囲うよ
うに張設されており、その一部がタッチパネル41のタ
ッチ面41Aを覆う状態となっている。なお、液晶ディ
スプレイ40´は、図示しない保持部材を介してフレー
ム60に固定されている。
【0036】また、保護シート42´が巻き掛けられた
駆動ローラ64は、図示しないカップリングを介してシ
ート送りモータ46の駆動軸46Aに連結しており、駆
動ローラ64を駆動することで前記タッチパネル41の
タッチ面41Aに前記保護シート42´の新しい部分が
対向するように保護シート42´を移送するためのシー
ト移送手段であるシート移送機構44´を構成してい
る。
【0037】このシート移送機構44´により移送され
る保護シート42´の移送方向にはクリーニング手段と
してのロール状クリーナ68が保護シート42´に接触
する状態に設けられており、保護シート42´の表面の
汚れを除去するようになっている。ロール状クリーナ6
8は、図示しないカップリングを介してクリーナ駆動モ
ータ70の駆動軸に連結されており、クリーナ駆動モー
タ70の駆動に伴い回転するようになっている。
【0038】また、ロール状クリーナ68の配設位置よ
りも、さらに、保護シート42´の移送方向下流側に
は、保護シート42´の表面を殺菌処理する殺菌手段と
しての殺菌灯72が設けられている。殺菌灯72の背部
はシフレクタ74で囲われており、光線が保護シート4
2´に効率よく照射されるようになっている。
【0039】図8は、シート送りモータ46、クリーナ
駆動モータ70、及び殺菌灯72の駆動制御系をしめす
もので、シート送りモータ46は、モータ駆動回路49
を介して制御手段としての制御部50に接続されてい
る。クリーナ駆動モータ70は、モータ駆動回路76を
介して制御部50に接続されている。殺菌灯72は、殺
菌灯駆動回路78を介して制御部50に接続されてい
る。
【0040】さらに、制御部50には、電源52と利用
者センサ26、係員モニタ28、カウンタ54、及び監
視タイマ55が接続されている。カウンタ54は、タッ
チパネル41のタッチ面41Aの予め選択/設定された
操作キーが押下される度にその操作キーの押下回数を予
め設定された基準値までカウントするようになってい
る。監視タイマ55は、自動取引装置1の取引操作が終
了すると同時に時間計測を開始して予め設定された基準
時間を計測するものであり、基準時間の計測中に次の取
引操作が開始された場合には時間計測が中止され、クリ
アされるようになっている。
【0041】自動取引装置1の利用者は、接客テーブル
2の中央部に配置されたタッチパネル式入力装置6´を
キーインして、各種操作を行うことになる。タッチパネ
ル41のタッチ面(上面)41Aを覆う保護シート42
´は、シート送りモータ46が駆動されることで送られ
る。そして、保護シート42´の古い部分がロール状ク
リーナ68及びシート送りモータ46の駆動動作に同期
して点灯された殺菌灯72に順次対向し、クリーニン
グ、殺菌がなされると共に、新しい部分がタッチパネル
41のタッチ面(上面)41Aに対向するようになって
いる。これにより、タッチパネル41のタッチ面(上
面)41Aを覆う保護シート42´を清浄かつ衛生的に
保つことができ、利用者が安心して使う事ができる。
【0042】次に、本発明の自動取引装置1におけるデ
ィスプレイ40(40´)上の特定キーの指定動作、及
び保護シート42、(42´)の移送によるディスプレ
イ40(40´)の清掃動作について図1のフローチャ
ートに沿って説明する。まず、自動取引装置1において
は、所定の取引操作に際してディスプレイ40(40
´)に、図9(a)に示すような暗証番号を入力するた
めの暗証入力画面や、図9(b)に示すような金額入力
画面を表示する。そして、これらの表示画面は、主に番
号を入力するための数字キーa、入力内容の確認や次処
理へ移行するための確認キーb、操作中の処理を中止す
るための取消キーcを有している。
【0043】そして、本発明では、図1(a)に示すよ
うに、まず係員処理として図示しない特定キーの指定処
理を選択し(ST100)、ディスプレイ40(40
´)のタッチ面41A上の取引時に頻繁に押下されるキ
ーを選択する(ST101)。本実施形態では、上述す
る数字キーa、確認キーb、取消キーcの操作キーを夫
々選択し、選択された操作キーに対応するタッチパネル
41のタッチ面41Aが押下される度にカウンタ54に
て押下回数をカウントするよう指定登録するようになっ
ている(ST102)。
【0044】ここで、本実施形態では、この暗証入力画
面は、図9(a)に示すように、主に暗証番号を入力す
るための数字キーa、次処理へ移行するための確認キー
b、操作中の処理を中止するための取消キーcからな
る。また、金額入力画面は、図9(b)に示すように、
金額を入力するための数字キーa、入力内容の確認する
ための確認キーb、取消キーc、単位を入力する単位キ
ーdからなる。そして、これらの操作キー(数字キー
a、確認キーb、取消キーc)等の配置に関して、種々
の取引操作において利用者による円滑な操作を考慮し
て、本実施形態ではディスプレイ40(40´)におい
て同一位置に設けている。
【0045】図9(b)において、利用者による取引の
際に利用者によってタッチパネル41のタッチ面41A
のキーが押下されると、制御部50は、利用者によって
押下されたキーが予め設定されたキーであるかを判定す
る(ST1)。ST1にて、予め設定されたキーである
と判定されると、制御部50はカウンタ54によって押
下回数をカウントアップし、カウント値に+1を加算す
る(ST2)。このST2にて+1加算されたカウント
値が予め設定された基準値に達すると(ST3)、制御
部50は、シート送りモータ46を一定時間駆動するこ
とにより保護シート424(42´)を移送し、保護シ
ート42(42´)の古い部分が巻取軸45によって巻
き取られ、新しい部分をタッチパネル41のタッチ面
(上面)41Aに対向して、タッチパネルの清掃を終了
する(ST4)。そして、カウンタ54のカウント値を
クリアして、再び新たなカウントに入る(ST5)。
【0046】次に、利用者の取引状況を考慮した保護シ
ート42(42´)の移送動作の他の実施形態につい
て、図10を参照して説明する。上述した図9に示す処
理動作とは、利用者による取引操作の最中にカウント値
が基準値に達した場合に保護シート42(42´)の移
送処理を一時見合わせる処理以外は同じであり、同じ処
理動作を行う箇所には同じステップ数を付してある。
【0047】本実施形態では、利用者による取引操作の
最中にカウント値(操作キー押下回数)が予め設定され
た基準値に達した場合には、保護シート42(42´)
の移送処理を一時見合わせる。そして、制御部50は、
カウント値が基準値に達し、利用者がほとんどタッチパ
ネル41に接触する必要のない取引操作になると、この
取引操作と平行して保護シート41の移送動作を開始す
るようになっている。また、本実施形態では、利用者が
ほとんどタッチパネル41に接触する必要のない取引操
作として、取引の最終操作、即ちカードや紙幣などの取
引媒体の排出処理時を設定している。
【0048】図10において、取引の際に利用者によっ
てタッチパネル41のタッチ面41Aのキーが押下され
ると、制御部50は、押下されたキーが予め設定された
キーである場合に(ST1)、カウンタ54にてカウン
ト値に+1を加算する(ST2)。このST2にてカウ
ント値が基準値に達すると(ST3)、次に判定手段を
有する制御部50は、最終操作の前迄取引が終了してい
るかを判定する(ST10)。このST10にて、最終
操作の前迄取引が達していない場合には、最終操作の前
迄取引が終了するまで保護シート42の移送処理を一時
見合わせる。
【0049】そして、自動取引装置1にて行われている
取引操作が予め設定した最終操作(カードや紙幣の取引
媒体の排出処理)に達すると(ST10)、制御部50
は、主制御部33が取引の最終操作を開始する際に、こ
の操作と平行して、タッチパネルの清掃を行う。即ち、
カードや紙幣を排出しながら、シート送りモータ46を
一定時間駆動することにより保護シート42(42´)
を移送し、保護シート42(42´)の古い部分が巻取
軸45によって巻き取られ、新しい部分をタッチパネル
41のタッチ面(上面)41Aに対向して、タッチパネ
ルの清掃を終了する(ST4)。
【0050】この保護シート42(42´)の移送時
に、利用者に対して、図11に示すような、画面清掃中
である旨の情報をディスプレイ40(40´)に表示し
て案内しても良い。そして、カウンタ54のカウント値
をクリアして、再び新たなカウントに入る(ST5)。
【0051】また、利用者の取引状況を考慮した保護シ
ート42(42´)の移送動作の他の実施形態につい
て、図12を参照して説明する。尚、上述した図9に示
す処理動作とは、利用者による取引操作の最中にカウン
ト値が基準値に達した場合に保護シート42(42´)
の移送処理を一時見合わせ、取引終了後に保護シートを
移送する処理以外は同じであり、同じ処理動作を行う箇
所には同じステップ数を付してある。
【0052】本実施形態では、利用者による取引操作の
最中にカウント値(操作キー押下回数)が基準値に達し
た場合には、保護シート42(42´)の移送処理を一
時見合わせる。そして、制御部50は、取引操作が終了
すると監視タイマ55による時間計測を開始するように
なっている。この計測時間が予め設定された基準時間に
達し、かつ利用者センサ16より利用者がいないと判定
されると、自動取引装置1を一時停止した状態で、図1
1に示すような、画面清掃中である旨の情報をディスプ
レイ40(40´)に表示すると共に、保護シート42
(42´)の移送動作を開始するようになっている。
【0053】図12において、取引の際に利用者によっ
てタッチパネル41のタッチ面41Aのキーが押下され
ると、制御部50は、押下されたキーが予め設定された
キーである場合に(ST1)、カウンタ54にてカウン
ト値に+1を加算する(ST2)。このST2にてカウ
ント値が基準値に達すると(ST3)、次に判定手段を
有する制御部50は、自動取引装置1における取引操作
が終了しているかを判定する(ST20)。このST2
0にて、取引操作が終了していない場合には、取引が終
了するまで保護シート42(42´)の移送処理を一時
見合わせる。
【0054】そして、自動取引装置1にて行われている
取引が終了すると(ST20)、制御部50は監視タイ
マ55により時間計測を行うと共に、利用者センサ16
による利用者の監視を行う。そして、計測時間が予め設
定された基準時間を経過し(ST21)、利用者センサ
16より利用者がいないと判定されると(ST22)、
主制御部33では自動取引装置1を一時停止した状態に
すると共に、図11に示すような、画面清掃中である旨
の情報をディスプレイ40(40´)に表示し、制御部
50では保護シート42(42´)の移送動作を開始す
る。
【0055】制御部50は、シート送りモータ46を一
定時間駆動することにより保護シート42(42´)を
移送し、保護シート42(42´)の古い部分が巻取軸
45によって巻き取られ、新しい部分をタッチパネル4
1のタッチ面(上面)41Aに対向して、タッチパネル
の清掃を終了し(ST23)、カウンタ54のカウント
値をクリアして、再び新たなカウントに入る(ST
5)。
【0056】次に、図13のフローチャートを参照し
て、利用者の取引状況を考慮した保護シート42(42
´)の移送動作の他の実施形態を説明すると共に、本実
施形態の自動取引装置1の動作を説明する。尚、上述し
た図9に示す処理動作とは、取引の最終操作の前に押下
回数が基準値まで達しているかを判定すると共に、保護
シート42(42´)表面に水平に設置された光学セン
サ(図示しない)により保護シート42(42´)表面
における異物等の有無を検知し、異物等が検知された際
には保護シート42(42´)の移送処理を一時見合わ
せる処理以外は同じである。
【0057】最初に利用者は、自動取引装置1のディス
プレイ40(40´)に表示された利用者待ち画面の取
引項目から希望する取引の表示、本実施形態では引出取
引に対応するタッチパネル41のタッチ面41Aを指で
押下し、取引を指定する(ST21)。
【0058】このようにして利用者は取引を指定し、デ
ィスプレイ40(40´)に表示された案内に従って、
利用者はカードをカード・レシート口7へ挿入すると、
カードリーダユニット21がカードの磁気ストライプか
ら暗証番号、口座番号等の口座情報を読み取り、主制御
部33へ伝送する(ST22)。
【0059】次に、利用者は、図9(a)に示すような
暗証入力画面の案内に従って、タッチパネル41のタッ
チ面41Aの所定キーを押下することにより予め登録さ
れた暗証番号を入力する(ST23)。このST23に
よる暗証番号の入力の際に、タッチパネル41のタッチ
面41Aの予め設定されたキーが押下される度にカウン
タ54にて押下回数をカウントアップする(ST2
4)。
【0060】ST23での暗証の入力処理が終了する
と、主制御部33は、ホストコンピュータ35に照会を
行い、暗証番号を照合する(ST25)。ST25で、
主制御部33により暗証一致と判定されると、ディスプ
レイ40(40´)より通帳を開いた状態で通帳口8か
ら挿入するよう案内を表示し、利用者により通帳が挿入
される(ST26)。
【0061】すると、図9(b)に示すような金額入力
画面の案内に従って、利用者はタッチパネル41のタッ
チ面41Aの所定キーを押下することにより出金金額を
入力すると(ST27)、接客ユニット26では入力金
額を表示して、利用者による引出金額の承認を得るよう
になっている(ST28)。このST27、ST28に
よる出金金額の入力の際に、タッチパネル41のタッチ
面41Aの予め設定されたキーが押下される度にカウン
タ54にて押下回数をカウントアップする(ST2
9)。
【0062】ST28で利用者により出金金額の承認が
得られると、主制御部33では伝送制御部32を介して
ホストコンピュータ35とオンライン交信して利用者の
口座情報及び出金金額等を伝送し、利用者による取引の
可否を照会する(ST30)。ホストコンピュータ35
においては、利用者の口座情報の金額情報に基づいて、
取引の可否を判定する(ST31)。自動取引装置1に
おいて、ホストコンピュータ35から取引可能であると
受信した場合には、紙幣入出金ユニット24および硬貨
入出金ユニット25により出金紙幣/硬貨を計数し、出
金金額を用意する(ST33)。
【0063】このST33までの取引操作の間に、利用
者によってタッチパネル41のタッチ面41Aの予め設
定されたキーが押下される度に(ST23、ST27、
ST28)、制御部50はカウンタ54にてカウント値
に+1を加算している。そして、ST33にて出金金額
を用意している際に、カウンタ54のカウント値が予め
設定された基準値に達しているかを判定する(ST3
7)。カウント値が基準値に達していると判定される
と、次に制御部50は保護シート42(42´)表面に
おける異物等の有無を検知する(ST38)。このST
37にてカウント値が基準値に達していない場合、また
はST38にて保護シート42(42´)表面に異物等
が検知された場合には保護シート42(42´)の移送
処理を一時見合わせる。
【0064】そして、所定の操作迄取引が終了すると、
カードリーダユニット21によりカード・レシート口7
からカードを返却し(ST34)、続けて紙幣入出金ユ
ニット24と硬貨入出金ユニット25によりそれぞれ紙
幣口12と硬貨口13から出金紙幣および出金硬貨を払
い出す(ST35)。また、通帳プリンタユニット23
では、取引内容を通帳Pに印字し、通帳口8から通帳を
返却して取引を終了する(ST36)。
【0065】この際、保護シート42(42´)表面に
異物が検知されない場合、ST34〜36の処理動作と
平行して、制御部50は、シート送りモータ46を一定
時間駆動することにより保護シート42(42´)を移
送し、保護シート42(42´)の古い部分が巻取軸4
5によって巻き取られ、新しい部分をタッチパネル41
のタッチ面(上面)41Aに対向して、タッチパネルの
清掃を終了するようになっている。(ST36)。
【0066】上述するように、本実施形態では、頻繁に
押下されるキーとして、タッチパネル上の操作キー(特
に、数字キーa、確認キーb、取消キーc)を予め選択
/設定し、設定された操作キーに対応するタッチパネル
41のタッチ面41Aが押下される度にカウンタ54に
て押下回数をカウントする。そして、押下回数が予め設
定された基準値に達すると保護シートの移送を行い、画
面清掃するようになっている。このため、利用者による
取り引き操作を妨げずに画面清掃を行うことができ、円
滑な取引操作を行うことができる。
【0067】また、本実施形態では、利用者による取引
操作の最中にカウント値(特定の操作キー押下回数)が
予め設定された基準値に達した場合に保護シート42の
移送処理を一時見合わせるようになっている。そして、
利用者がほとんどタッチパネルに接触する必要のない取
引操作になると、保護シート41の移送動作を開始する
ようになっている。また、利用者がほとんどタッチパネ
ルに接触する必要のない取引操作として、取引の最終操
作、即ちカードや紙幣の取引媒体の排出処理時を設定し
ており、この取引操作と平行して保護シートの移送動作
を行うようになっている。このため、通常の取り引き動
作と平行しているので保護シートの移送動作にかかる処
理時間を新たにとる必要がなくなり、排出される媒体を
受け取っているため、利用者がタッチパネルに接触する
ことなく、円滑に保護シートの移送動作を行うことがで
きる。
【0068】また、本実施形態では、利用者による取引
操作の最中にカウント値が予め設定された基準値に達し
た場合に保護シート42の移送処理を一時見合わせ、取
引終了後に保護シートを移送するようになっている。こ
のため、利用者による取り引き操作を妨げずに画面清掃
を行うことができ、円滑な取引操作を行うことができ
る。
【0069】また、本実施形態では、取引操作が終了す
るとタイマによる時間計測を開始し、この計測時間が予
め設定された基準時間に達し、かつ利用者センサより利
用者がいないと判定された場合に取引終了と判断してい
る。そして、自動取引装置1を一時停止した状態で、保
護シートの移送動作を開始するようになっている。この
ため、利用者がいないことを確認して画面清掃を行って
いるので、複数回の取引操作を行う利用者に対しても、
次取引への操作を妨げる事なく、円滑な取引操作を行う
ことができる。
【0070】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、利
用者による取引の状況に応じてタッチパネルのタッチ面
を清浄かつ衛生的に保つことができ、利用者が安心して
使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る自動取引装置1にお
ける表示手段の清掃の処理動作を説明するフローチャー
ト図で、(a)がタッチパネルのタッチ面の特定キーの
指定動作を説明するフローチャート図で、(b)が押下
回数に基づく保護シートの移送動作を説明するフローチ
ャート図。
【図2】自動取引装置1及びの外観を概略的に示す斜視
図。
【図3】自動取引装置1の主な制御系を示す構成図。
【図4】本発明に係るタッチパネル式の入力装置6の一
実施形態の構成を概略的に示す分解斜視図。
【図5】タッチパネル式の入力装置6の一実施形態に使
用される保護シートの構造を示す断面図。
【図6】タッチパネル式の入力装置6の一実施形態の制
御系を示すブロック図。
【図7】本発明に係るタッチパネル式の入力装置6´の
他の実施形態の構成を一部省略して示す斜視図。
【図8】タッチパネル式の入力装置6´の他の実施形態
の制御系を示すブロック図。
【図9】ディスプレイ40に表示される画面表示を説明
する図であり、(a)は暗証入力画面であり、(b)は
金額入力画面である。
【図10】保護シートの移送による表示手段の清掃の処
理動作の他の実施形態を説明するフローチャート図。
【図11】ディスプレイ40に表示される、表示手段の
清掃中である旨の情報を利用者に案内する画面を示す
図。
【図12】保護シートの移送による表示手段の清掃の処
理動作の他の実施形態を説明するフローチャート図。
【図13】自動取引装置1における引出取引の処理動
作、及び保護シートの移送による表示手段の清掃の処理
動作の他の実施形態を説明するフローチャート図。
【符号の説明】
1 自動取引装置 6、6´ タッチパネル式入力装置 7 カード・レシート口 8 通帳口 12 紙幣口 16 利用者センサ 33 主制御部 40、40´ ディスプレイ 41 タッチパネル 41A タッチ面 42、42´ 保護シート 44 シート巻取機構(シート移送手段) 44´ シート移送機構 48 抗菌コート 54 監視タイマ 55 カウンタ 68 クリーナ(クリーニング手段) 72 殺菌灯(殺菌手段)

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作案内を表示する表示手段と、この表
    示手段の上に配設され接触面を接触することでその接触
    部分に表示された情報の入力が可能なタッチパネルを備
    えた入力装置において、 上記タッチパネルの接触面を一部が覆う状態に設けられ
    上記タッチパネルの接触面を保護する保護シートと、 上記タッチパネルの接触面への接触回数を計数する計数
    手段と、 この計数手段の計数値が予め設定された基準値に達した
    場合に、上記タッチパネルの接触面に上記保護シートの
    新しい部分が対向するように上記保護シートを移送する
    ためのシート移送手段と、 を有することを特徴とする入力装置。
  2. 【請求項2】 上記タッチパネルは、複数の情報の入力
    が可能な複数の入力部を有しており、 この複数の入力部から特定の入力部を指定する指定手段
    と、 上記計数手段は、この指定手段により指定された入力部
    における接触回数を計数する計数部を有することを特徴
    とする請求項1記載の入力装置。
  3. 【請求項3】 利用者の操作により所定の取引を行う自
    動取引装置において、 取引に関する操作案内を表示する表示手段と、 この表示手段の上に配設され接触面を接触することでそ
    の接触部分に表示された情報の入力が可能な入力手段
    と、 この入力手段の接触面を一部が覆う状態に設けられ上記
    入力手段の接触面を保護する保護シートと、 上記入力手段の接触面への接触回数を計数する計数手段
    と、 この計数手段の計数値が予め設定された基準値に達した
    場合に、上記入力手段の接触面に上記保護シートの新し
    い部分が対向するように上記保護シートを移送するため
    のシート移送手段と、 を有することを特徴とする自動取引装置。
  4. 【請求項4】 上記入力手段は、複数の情報の入力が可
    能な複数の入力部を有しており、 この複数の入力部から特定の入力部を指定する指定手段
    と、 上記計数手段は、この指定手段により指定された入力部
    における接触回数を計数する計数部を有することを特徴
    とする請求項3記載の自動取引装置。
  5. 【請求項5】 上記計数手段の計数値が予め設定された
    基準値に達した場合に、取引における取引媒体の排出操
    作と平行して上記シート移送手段を制御して上記保護シ
    ートの移送を行う制御手段とを有することを特徴とする
    請求項3記載の自動取引装置。
  6. 【請求項6】 上記計数手段の計数値が予め設定された
    基準値に達した場合に利用者による取引が終了している
    かを判定する判定手段と、 この判定手段により利用者による取引が終了していない
    と判定された場合に上記シート移送手段による上記保護
    シートの移送を禁止し、上記判定手段により利用者によ
    る取引が終了していると判定された場合に上記シート移
    送手段を制御して上記保護シートの移送を行う制御手段
    とを有することを特徴とする請求項3記載の自動取引装
    置。
  7. 【請求項7】 上記シート移送手段による上記上記保護
    シートの移送中に、上記表示手段に上記入力手段の接触
    面の清掃中である旨の情報を表示する表示制御手段を有
    することを特徴とする請求項6記載の自動取引装置。
  8. 【請求項8】 上記計数手段の計数値が予め設定された
    基準値に達した場合に取引操作を行う利用者の有無を検
    出する検出手段と、 この検出手段にて利用者がいないと検出された場合に、
    上記シート移送手段を制御して上記保護シートの移送を
    行う制御手段とを有することを特徴とする請求項3記載
    の自動取引装置。
  9. 【請求項9】 上記計数手段の計数値が予め設定された
    基準値に達した場合に利用者による取引が終了している
    かを判定する判定手段と、 この判定手段により利用者による取引が終了していると
    判定されると、時間の計測を行うタイマと、 このタイマにより予め設定された時間が計測された場合
    に上記シート移送手段を制御して上記保護シートの移送
    を行い、上記タイマにより予め設定された時間が計測さ
    れる前に利用者により次の取引が開始された場合に上記
    上記シート移送手段による上記保護シートの移送を禁止
    する制御手段と、 を有することを特徴とする請求項3記載の自動取引装
    置。
  10. 【請求項10】 上記計数手段の計数値が予め設定され
    た基準値に達した場合に上記入力手段の接触面における
    接触の有無を検出する検出手段と、 上記検出手段により上記接触面に接触無しと検出された
    場合に上記シート移送手段を制御して上記保護シートの
    移送を行う制御手段とを有することを特徴とする請求項
    3記載の自動取引装置。
  11. 【請求項11】 利用者の操作により所定の取引を行う
    自動取引装置において、 取引に関する操作案内を表示する表示手段と、 この表示手段の上に配設され接触面を接触することでそ
    の接触部分に表示された情報の入力が可能な複数の入力
    キーを有するタッチパネルと、 このタッチパネルの接触面を一部が覆う状態に設けられ
    上記タッチパネルの接触面を保護する保護シートと、 上記タッチパネルの複数の入力キーから特定の入力キー
    を指定する指定手段と、この指定手段により指定された
    入力キーにおける接触回数を計数する計数手段と、 この計数手段の計数値が予め設定された基準値に達した
    場合に利用者による取引が終了しているかを判定する判
    定手段と、 この判定手段により利用者による取引が終了していると
    判定されると、時間の計測を行うタイマと、 このタイマにより予め設定された時間が計測された場合
    に取引操作を行う利用者の有無を検出する検出手段と、 この検出手段にて利用者がいないと検出された場合に、
    上記タッチパネルの接触面に上記保護シートの新しい部
    分が対向するように上記保護シートを移送するためのシ
    ート移送手段と、 を有することを特徴とする自動取引装置。
  12. 【請求項12】 利用者の操作により所定の取引を行う
    自動取引装置において、 取引に関する操作案内を表示する表示手段と、 この表示手段の上に配設され接触面を接触することでそ
    の接触部分に表示された情報の入力が可能な複数の入力
    キーを有するタッチパネルと、 このタッチパネルの接触面を一部が覆う状態に設けられ
    上記タッチパネルの接触面を保護する保護シートと、 上記タッチパネルの複数の入力キーから特定の入力キー
    を指定する指定手段と、この指定手段により指定された
    入力キーにおける接触回数を計数する計数手段と、 取引における取引媒体の排出操作に先駆けて、上記計数
    手段の計数値が予め設定された基準値に達しているかを
    判定する判定手段と、 この判定手段により計数値が基準値に達していると判定
    された際に上記タッチパネルの接触面における接触の有
    無を検出する検出手段と、 この検出手段により上記接触面に接触無しと検出された
    場合に取引媒体の排出動作と平行して、上記タッチパネ
    ルの接触面に上記保護シートの新しい部分が対向するよ
    うに上記保護シートを移送するためのシート移送手段
    と、 を有することを特徴とする自動取引装置。
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