JP2008272072A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技球を回収して搬送する過程で汚れが付着しても遊技盤の遊技領域を汚すことなく遊技環境を良好に維持させる。
【解決手段】遊技球が転動する遊技領域を有する遊技盤と、遊技領域に遊技球を発射する遊技球発射手段とを備え、遊技領域を転動して入賞しなかった遊技球を盤外に排出する排出口には発射された遊技球をクリーニングするクリーニング手段を備えるようにパチンコ遊技機とした。
【選択図】図9

Description

本発明は、遊技球を用いる遊技機に関する。
この種の遊技機の代表的なものとして、遊技者による発射手段の操作で遊技球を遊技盤の遊技領域に発射させ、遊技領域に植設された多数の遊技釘との衝突を繰り返しながら遊技球を転動流下させつつ、当該遊技領域に設けられた入賞口に遊技球を入賞させることで賞球を獲得するようにしたパチンコ遊技機が知られている。
かかるパチンコ遊技機は、通常、所謂「島」と呼ばれる遊技設備台に複数台列状に組み込まれて遊技場に設置されており、遊技者は、好みの遊技台を選択して自己の利益となる賞球獲得を目的としながら遊技に興じている。
遊技に用いられる遊技球は、遊技盤上を転動して入賞口やアウト口と呼ばれる排出口に入球すると、遊技機外に一旦排出され、前記遊技設備台に設けられた排出路を経て供給路に循環され、再び遊技機へと供給される。
しかし、遊技球はその間に静電気により帯電するなどして汚れや塵が付着しやすく、その結果、遊技盤自体も汚れ易くなっている。したがって、時間が経つにしたがい、遊技盤の汚れが目立つようになり、遊技者に不快感を与えるおそれがあった。
そこで、従来、前記遊技設備台内の排出路や供給路を遊技球が通過する際に遊技球表面を研磨するなどして汚れを落とすようにしていた。
例えば、前記遊技設備台内おける排出路の終端近傍に、搬送ベルトと研磨ベルトとを用いて遊技機から排出された遊技球を研磨し、研磨後の遊技球を供給路に揚送する遊技媒体揚送装置が提案されている(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2003−154148号公報
しかしながら、前記遊技球揚送装置は、遊技設備台に配設された各遊技機から排出される遊技球をまとめて集めて研磨し、遊技設備台の上部に配設された供給路へ戻すようにしているため、折角研磨しても、供給路を通過していく間に再び汚れが付着するおそれがあった。
そのため、遊技盤に遊技球が発射されるときには、遊技球の汚れが可及的に清掃された状態であることが望ましいが、そのような技術は現在存在していない。
本発明は、上記課題を解決することのできる遊技機を提供することを目的としている。
(1)本発明では、遊技球が転動する遊技領域を有する遊技盤と、前記遊技領域に遊技球を発射する遊技球発射手段と、前記遊技盤に設けられ、前記遊技領域を転動して入賞しなかった前記遊技球を盤外に排出する排出口と、を備え、前記排出口は、前記遊技球発射手段により発射された遊技球をクリーニングするクリーニング手段を備えている遊技機とした。
(2)本発明は、上記(1)記載の遊技機において、前記クリーニング手段を前記排出口に付設し、前記遊技球発射手段により発射された直後の遊技球が接触するように配置したことを特徴とする。
(3)本発明は、上記(1)記載の遊技機において、前記クリーニング手段を、前記排出口の内側壁に配設したことを特徴とする。
(4)本発明は、上記(1)記載の遊技機において、前記クリーニング手段は、前記排出口に付設した第1のクリーニング手段と、前記排出口の内側壁に配設した第2のクリーニング手段とからなることを特徴とする。
(5)本発明は、上記(1)〜(4)のいずれかに記載の遊技機において、前記クリーニング手段は、前記遊技盤に取り外し自在に装着した前記排出口に着脱自在に装着されていることを特徴とする。
本発明によれば、遊技球発射手段により発射された遊技球をクリーニングするので、遊技盤を遊技球が転動するときはクリーニングされたきれいな状態にあるため、遊技球に起因して遊技盤が汚れることを可及的に防止できる。
本実施形態の遊技機は、遊技球が転動する遊技領域を有する遊技盤と、前記遊技領域に遊技球を発射する遊技球発射手段と、前記遊技盤に設けられ、前記遊技領域を転動して入賞しなかった前記遊技球を盤外に排出する排出口と、を備え、前記排出口は、前記遊技球発射手段により発射された遊技球をクリーニングするクリーニング手段を備えている。これによって、使用後の遊技球を遊技機から回収して搬送する過程で汚れが付着しても、遊技盤に発射された遊技球がクリーニングされ、遊技球が転動する遊技盤の遊技領域が汚れることがなく、遊技環境を良好に維持して快適に遊技を楽しむことができる。
遊技機は、例えば、遊技球を発射するパチンコ機やスマートボールなどの弾球遊技機であって、遊技球が転動される遊技盤を備えたものなどに適用できる。遊技機を、遊技場(例えば、パチンコホール)に設置されたパチンコ機とした場合、遊技盤に発射される遊技球の一日当りの数は相当数にのぼり、しかも、遊技球であるパチンコ球は静電気なども帯びて汚れが付着し易い。そして、その汚れが遊技盤を汚す原因となっているため、本実施形態のように、遊技球発射手段によって発射した直後の遊技球をクリーニングすれば、遊技領域を転動する遊技球はいつも清浄化された状態となり、遊技盤を汚すことがない。
遊技盤は、ガイドレールによって略円形状に形成された遊技領域を有し、この遊技領域上に設けられた各種役物や障害釘などに遊技領域上部に発射された遊技球が転動、接触しながら流下する。また、遊技盤は、その全部又は一部をアクリル樹脂などの透光性を有する透明樹脂材などの部材で形成して、この透明樹脂材などを通してその背後に配置された液晶表示装置などを視認可能としている。
このように、液晶表示装置を透視可能な遊技盤としているため、遊技盤の汚れは外観的のみならず、液晶表示装置の視認性も低下させるおそれがあるが、本実施形態においては、遊技盤に向けて発射された遊技球を清浄化するクリーニング手段を備えているため、液晶表示装置の視認性を常時良好に保つことができる。
遊技球発射手段は、遊技球を遊技盤上に発射するための発射ハンドルや、ソレノイド、モータ、バネなどを含む機械系であり、発射ハンドルを介してそのオンオフや遊技球の発射強度が制御される。遊技機を管理する制御部は、遊技球発射手段を介して入力されるオンオフ切換や操作量に対応した操作信号を取得して、これらの機械系を駆動させる。
また、本実施形態における排出口は、遊技領域上に設けられた始動口などの各種入賞口に入賞しなかった遊技球を最終的に遊技盤外に排出させるために、遊技領域下部に設けられた開口部を含む周辺部分としている。
クリーニング手段は、上述した開口部の周辺及びその開口部を含む排出口の周囲に設けられており、遊技球発射手段により発射された遊技球をクリーニングするための機構である。すなわち、遊技球発射手段により発射された遊技球と摩擦接触させることでその表面に付着した遊技ホールに充満するほこりや煙草のヤニなどの除去作用を有した部材である。
このようなクリーニング手段は、例えば、界面活性剤などの洗浄液を浸透させたフェルト状の繊維片や、表面にブラシ状の突起や研磨面を形成した研磨材、遊技球に超音波を付加して振動により付着物を払い落とす超音波洗浄器、静電作用により遊技球に付着したほこりを吸着除去する静電発生装置などを適用できる。
なお、クリーニング手段は、遊技球の挙動に影響をできるだけ及ぼさない箇所を選ぶことが望ましく、前記排出口周辺以外にも、例えば、遊技盤下部の排出口部分そのものや、遊技球の発射直後の位置、転動した遊技球のガイドレールの先端と遊技領域との境界近傍などに設けることができる。これにより、発射された遊技球に与える攪乱要素などの影響を最小限にとどめることができる。
クリーニング手段を前記排出口に付設する場合、前記遊技球発射手段により発射された直後の遊技球が接触するように配置するとよい。かかる構成によって、遊技球が遊技領域に入る前に確実にその洗浄を行うことができるので、遊技盤を遊技球が転動するときはクリーニングされたきれいな状態にあるため、遊技球に起因して遊技盤が汚れるのを効果的に防止できる。
このクリーニング手段は、ガイドレール部分などの下部側に位置するため、遊技球発射手段により発射された直後の遊技球が接触することになり、遊技球が遊技領域に入球する前の段階で確実に他の遊技機などを経由して送り込まれる遊技球に付着した汚れを除去することができる。
上述してきたクリーング手段によって、遊技ホールなどでは、各遊技機においてそれぞれ独立に遊技球の洗浄を行うことができ、各遊技機から集められた遊技球を洗浄する装置を用いるよりも、その洗浄処理のコストやメンテナンス作業を軽減することができる。
また、他の実施形態として、前記クリーニング手段は、前記排出口の内側壁に配設することができる。かかる構成によって、遊技球の洗浄をさらに効果的に行うことができ、遊技終了後の遊技球の搬送処理過程における汚染や負荷などを回避して、そのメンテナンスを容易にすることができる。
このように、クリーニング手段は、入賞しなかった遊技球が排出される遊技盤における排出口の内側壁にシート状やブラシ状などに配設され、遊技球表面に付着した汚れを、こすり落としたり吸着したりして除去する機能を有する。
また、さらなる他の実施形態として、前記クリーニング手段は、前記排出口に付設した第1のクリーニング手段と、前記排出口の内側壁に配設した第2のクリーニング手段とから構成することができる。すなわち、前述してきた実施形態を併せもつようにしたもので、洗浄能力をより高めることが可能となる。
なお、前記第1及び第2のクリーニング手段は、遊技球に対するそれぞれのクリーニング形態が異なるものとしたり、あるいは同一形態のものとすることができる。例えば、一方のクリーニング手段を遊技球に付着した汚れを化学的に吸着する形態のものとして、他方を物理的に汚れを除去する形態のものなどを採用することができる。これによって、煙草のヤニやその他の埃などを個別に除去してその全体的な洗浄効果をさらに高めることも可能となる。
ところで、前記排出口は、遊技盤に対して取り外し自在にすることができる。そして、かかる排出口に、前述してきたクリーニング手段を着脱自在に装着することもできる。すなわち、クリーニング手段は、前記遊技盤に取り外し自在に装着した前記排出口に着脱自在に装着することができるのである。
かかる構成によって、クリーニング手段の汚染がひどくなっても、これを遊技盤の前面側から、排出口ごと容易に交換が可能となる。あるいは排出口を取り外すことにより、クリーニング手段の清掃や交換も簡単となり、そのメンテナンス作業を容易に行うことができる。その結果、クリーニング手段を、遊技球を洗浄可能な状態に常に維持させることができる。
ところで、このような排出口は、ガイドレールなどの下部にユニット状に形成しておけばよく、このユニット部分を前記遊技盤に対して取り外し自在に装着するものとする。
以下、本発明に好適な実施形態について図面に基づいてより具体的に説明する。なお、本発明に係る遊技機に好適な実施形態としてパチンコ遊技機に適用した場合を示す。
図1は本実施形態におけるパチンコ遊技機10の概観を示す斜視図である。また、図2は同パチンコ遊技機10の概観を示す分解斜視図であり、図3は同パチンコ遊技機の一部を透視表示した正面図である。なお、図3においては、遊技盤に打ち込まれている複数の障害釘13(図2参照)を省略している。
[遊技機の構成]
図1〜図3に示すように、パチンコ遊技機10は、前面に開口12aが形成された基枠12と、基枠12の前方に開閉自在にそれぞれ軸着された扉11とベースドア11aとから構成されている。この扉11は、開口12aの内部に配設される各種の部品を前面から閉鎖するためのものであり、閉鎖した状態で遊技が行われる。また、基枠12の前面右下側には、遊技者の操作により遊技球を発射させるための遊技球発射手段を構成する発射ハンドル26が設けられている。この発射ハンドル26には、図3に示す発射装置130が電気的に接続されており、発射ハンドル26の時計回りの回動角度に応じた強度で、遊技球は発射装置130により遊技領域15に向けて発射されることになる。
基枠12の開口12a内部には、画像を表示する液晶表示装置32と、スペーサー31、遊技盤14等がベースドア11aに配設されている。なお、遊技盤14、スペーサー31、液晶表示装置32以外の各種の部品(図示せず)については、理解を容易にするために説明を省略する。
ベースドア11aは、基枠12に対して固定もしくは開閉できるようにヒンジ連結され、液晶表示装置32が配設される。そして、図2に示すように、ベースドア11aのさらに前面側には保護ガラス板などを有した扉11が開閉自在に取り付けられている。
遊技盤14はベースドア11a上に配置され、その全部が透光性を有する板形状の樹脂(透光性を有する部材)によって形成されている。この透光性を有する部材としては、例えば、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、メタクリル樹脂など各種の材質が該当する。
遊技盤14は、前記発射ハンドル26の操作により発射された遊技球が転動可能な遊技領域15を有している。この遊技領域15はガイドレール30に囲まれ、遊技球が転動可能な領域である。また、遊技盤14における遊技領域15には複数の障害釘13(図2)が打ちこまれている。
遊技に関する演出画像を表示する液晶表示装置32は、スペーサー31を挟んで遊技盤14の背後に設けられてベースドア11aの内部に取り付けられている。すなわち、液晶表示装置32は、遊技盤14の透光性を有する部材の背後に配置されている。この液晶表示装置32は、遊技に関する画像の表示を可能とする表示領域32aを有している。この表示領域32aは、遊技盤14の全部又は一部に、スペーサー31を挟んで、背面側から重なるように配設される。具体的には、液晶表示装置32は、その表示領域32aが遊技領域15の全部又は一部と、遊技領域外域16の全部又は一部とに重なるように遊技盤14の後方に配設される。この液晶表示装置32における表示領域32aには、演出用の演出画像、識別情報となる装飾画像等、各種の画像が表示される。
また、遊技盤14における透光性領域の背後に液晶表示装置32を設けることにより、例えば、障害釘の植設領域や役物、装飾部材といった遊技部材を設ける領域を大きくし、レイアウトの自由度も更に大きくすることが可能である。
スペーサー31は、遊技盤14の後方(背面側)に配設されるとともに、液晶表示装置32の前方(前面側)に配設される。つまり、スペーサー31は、遊技盤14と液晶表示装置32によって挟持される。このスペーサー31は、透光性を有した材料で形成されており、液晶表示装置32の視認性を向上させるために、中央に大きな貫通穴31aが設けられている。また、貫通穴31aには電飾ユニット53が設けられている。
図4はこの電飾ユニット53の拡大図である。図4を参照して特別図柄表示器33、普通図柄表示器35、特別図柄保留ランプ34a〜34dおよび普通図柄保留ランプ50a〜50dを説明する。
図4に示すように、表示器ケース37に収容される特別図柄表示器33は、7セグメントLED41で構成されている。この7セグメントLED41は、所定の特別図柄の変動表示開始条件の成立により、点灯・消灯を繰り返す。7セグメントLED41の点灯・消灯によって、"0"から"9"までの10個の数字図柄が、特別図柄として変動表示される。本実施形態では、特別図柄の変動表示から停止表示までを「特別図柄ゲーム」と呼ぶ。
表示器ケース37の左右の両側には、特別図柄保留ランプ34a〜34dが設けられている。この特別図柄保留ランプ34a〜34dは、点灯又は消灯によって保留されている特別図柄の変動表示の実行回数(所謂、「特別図柄の保留球数」)を表示する。
特別図柄表示器33の右側には、普通図柄表示器35が設けられている。普通図柄表示器35は、2つの表示用ランプ(図示せず)で構成されており、これら表示用ランプが交互に点灯・消灯を繰り返すことによって、例えば"○"、"×"等の記号が普通図柄として変動表示される。
表示器ケース37の下側には、普通図柄保留ランプ50a〜50dが設けられている。この普通図柄保留ランプ50a〜50dは、後述するように、点灯又は消灯によって保留されている普通図柄の変動表示の実行回数(所謂、「普通図柄の保留球数」)を表示する。
図1〜3に戻り、パチンコ遊技機10の概観の説明を続ける。図1に示すように、遊技盤14の透光性領域の外側には、発光表示手段としての装飾ランプ133a、133bが配設されており、遊技状態に合わせた所定の発光態様の表示を行う。扉11には、透光性を有する保護板19が配設されている。この保護板19は、扉11が閉鎖された状態で遊技盤14の前面に対面するように配設されている。
また、遊技盤14の後方(背面側)に配設されている液晶表示装置32の表示領域32a(図2、図3)では、特別図柄表示器33において表示される特別図柄と関連する演出画像が表示される。
特別図柄表示器33で表示される特別図柄の変動表示中においては、液晶表示装置32の表示領域32aにおいて、一列の図柄列に数字や記号等からなる装飾図柄(演出用の識別情報でもある。例えば、"0"から"9"までの数字)が変動表示される。また、特別図柄表示器33において変動表示されていた特別図柄が停止表示されるとともに、液晶表示装置32の表示領域32aでも演出用の装飾図柄が停止表示される。
また、特別図柄表示器33において特別図柄として特定の数字図柄が停止表示された場合には、大当たりであることを遊技者に把握させる演出画像が液晶表示装置32の表示領域32aにおいて表示される。具体的には、特別図柄表示器33において特別図柄として特定の数字図柄が停止表示された場合には、液晶表示装置32の表示領域32aにおいて表示される演出用の装飾図柄の組合せが特定の表示態様(例えば、"1"から"9"のいずれかが全て揃った状態で停止表示される態様)となる。そして、表示領域32aの広範囲の領域を用いて、大当たりに応じた演出画像がダイナミックに表示され、遊技者は透光性を有する遊技盤14を透してその画像を楽しむことができる。
次に、遊技盤14に設けられた遊技部材について説明する。図3に示すように、遊技盤14には、外側レール30a及び内側レール30bを含むガイドレール30、障害物55、57、通過ゲート54、始動口25、大入賞口39、が設けられている。なお、遊技盤14の上部では、特別図柄表示器33、普通図柄表示器35等の電飾ユニット53(図4参照)が視認可能となっている。遊技盤14の上部には障害物55が設けられ、遊技盤14の略中央には障害物57が設けられ、この障害物57下部に始動口25が設けられている。また、大入賞口39の直下位置、すなわち遊技領域15の最下方位置には、遊技領域15上に設けられた各種入賞口(始動口25、大入賞口39、一般入賞口56a〜56d)に入賞しなかった遊技球を最終的に遊技盤14の外部に排出させるための排出口29が設けられている。
本実施形態におけるパチンコ遊技機10は、始動口25に遊技球が入球したことを契機に、遊技者にとって有利な遊技へ移行するか否かの抽選が行われ、特別図柄表示器33において識別図柄の変動表示が行われ、液晶表示装置32において演出としての装飾図柄の変動表示、及びこれに伴う演出表示が行われ、前記抽選に当選すると、遊技者に有利な大当たり遊技に移行する遊技を楽しむものである。なお、本実施形態では、装飾図柄の変動表示を含む演出表示を可変表示ゲームと呼ぶ。
すなわち、遊技者による発射ハンドル26の操作で発射された遊技球は、電飾ユニット53上を通過して、複数の障害釘13(図2参照)、遊技盤14上に設けられた障害物55、57等との衝突により、その進行方向を変えながら遊技盤14の下方に向かって流下する。
始動口25に遊技球が入賞した場合には、特別図柄表示器33による特別図柄の変動表示、すなわち特別図柄ゲーム及び可変表示ゲームが開始される。また、特別図柄の変動表示中に遊技球が始動口25へ入賞した場合には、変動表示中の特別図柄が停止表示されるまで、始動口25への遊技球の入賞に基づく特別図柄ゲームの実行(開始)が保留される。その後、変動表示していた特別図柄が停止表示された後に、保留されていた特別図柄ゲームが開始される。つまり、前記電飾ユニット53に設けられた、特別図柄保留ランプ34a〜34d(図4参照)は、保留された特別図柄ゲームの実行回数に対応して、左から順番に点灯され、特別図柄ゲームが終了し、次の保留されていた特別図柄ゲームが開始されると、それに対応した特別図柄保留ランプは消灯される。なお、特別図柄ゲームの実行が保留される回数には上限が設定されており、例えば、4回(個)を上限として特別図柄ゲームは保留される。
また、液晶表示装置32の表示領域32aにおいても、前述した始動口25に遊技球が入賞した場合には、前記特別図柄ゲームの開始にあわせて、識別情報ともなる演出用の装飾図柄の変動表示が開始される。また、特別図柄に関する変動表示中に遊技球が始動口25へ入賞した場合には、変動表示中の装飾図柄が停止表示されるまで、始動口25への遊技球の入賞に基づく次の装飾図柄の変動表示の実行(開始)が保留される。なお、このとき、その他の演出画像による演出表示は継続されてよい。その後、変動表示していた装飾図柄が停止表示された場合には、保留されていた装飾図柄の変動表示が開始される。
遊技盤14の略中央の左側には通過ゲート54が設けられている。この通過ゲート54には、後述する通過球センサ114(図5参照)が設けられている。通過球センサ114は、遊技球が通過ゲート54を通過したことを検出する。そして、通過球センサ114によって遊技球の通過が検出されたときには、普通図柄表示器35において普通図柄の変動表示が開始され、所定の時間が経過した後、普通図柄の変動表示が停止する。
前述したように、普通図柄は、"○"、"×"等の記号であり、この普通図柄が所定の図柄、例えば"○"として停止表示されたときには、始動口25の左右の両側に設けられている羽根部材(所謂、普通電動役物)23が閉鎖状態から開放状態となり、始動口25に遊技球が入りやすくなる。また、羽根部材23を開放状態とした後、所定の時間が経過したときには、羽根部材23を閉鎖状態として、始動口25に遊技球が入りにくくなるようにする。以上のように、普通図柄が変動表示された後、停止表示され、その結果によって羽根部材23の開放・閉鎖状態が異なってくるゲームを「普通図柄ゲーム」という。
また、特別図柄ゲームと同じように、普通図柄ゲームにおける普通図柄の変動表示中において通過ゲート54を遊技球が通過した場合には、変動表示中の普通図柄が停止表示されるまで、通過ゲート54への遊技球の通過に基づく普通図柄ゲームの実行(開始)が保留される。つまり、前記電飾ユニット53に設けられた、普通図柄保留ランプ50a〜50d(図4参照)は、保留された普通図柄ゲームの実行回数に対応して、左から順番に点灯され、変動が停止表示されると、次の保留されていた普通図柄ゲームが開始され、それに対応した普通図柄保留ランプは消灯される。なお、普通図柄ゲームの実行が保留される回数には上限が設定されており、例えば、4回(個)を上限として保留される。
大入賞口39には、その前面側(前方)に開閉自在なシャッタ40が設けられている。このシャッタ40は、特別図柄表示器33において特別図柄として特定の数字図柄が停止表示され、遊技状態が前記の大当たり遊技状態(例えば、15R確変大当たり、2R確変大当たりおよび15R通常大当たり等)に移行された場合は、遊技球を受け入れやすい開放状態となるように駆動される。その結果、大入賞口39は、遊技球を受け入れやすい開放状態となる。
一方、シャッタ40の背面側(後方)に設けられた大入賞口39には、カウントセンサ104(図5参照)を備える遊技球通過領域が設けられており、この領域を遊技球が所定個数(例えば10個)通過するか、又は、所定時間(例えば30秒)が経過するまではシャッタ40が開放状態に駆動される。そして、開放状態において大入賞口39への所定数の遊技球の入賞又は所定時間の経過のいずれかの条件が成立すると、シャッタ40は、遊技球を受け入れ難い閉鎖状態になるように駆動される。その結果、大入賞口39は、遊技球を受け入れ難い閉鎖状態となる。
なお、大入賞口39が遊技球を受け入れやすい状態となっている開放状態から大入賞口39が遊技球を受け入れ難い状態となっている閉鎖状態までの遊技をラウンドゲームという。したがって、シャッタ40は、ラウンドゲーム時に開放し、各ラウンドゲーム間では閉鎖することになる。また、ラウンドゲームは、"1"ラウンド、"2"ラウンド等のラウンド数として計数されるため、ラウンドゲームの1回目を第1ラウンド、2回目を第2ラウンドと呼称する場合がある。
続いて、開放状態から閉鎖状態に駆動されたシャッタ40は、再度開放状態に駆動される。つまり、所定回数のラウンドゲームが終了するまでラウンドゲームは継続されることになる。なお、第1ラウンドのラウンドゲームから最終のラウンドゲームが終了するまでの遊技を大当たり遊技状態という。すなわち、大当たり遊技状態は遊技者にとって有利な遊技状態である。
また、前述した始動口25、一般入賞口56a〜56d、大入賞口39を遊技球が通過(入賞)したときには、それぞれの入賞口の種類に応じて予め設定されている数の遊技球が上皿20又は下皿22に払い出される。
上述してきた本実施形態に係るパチンコ遊技機10において特徴的な構成は、遊技盤14の排出口29を構成する箇所に、発射装置130により発射された遊技球をクリーニングするクリーニング手段を備えたことにある。以下、このクリーニング手段について詳述する。
図3及び図8、図9に示すように、クリーニング手段は、遊技盤14に遊技領域15を形成するためのガイドレール30の下部位置に臨むように設けられた遊技球の排出口29に設けられている。なお、ガイドレール30は、略C字状に湾曲形成された2枚の帯状金属板からなり、開放部分が図において右側を向くように配置された外側レール30aと、開放部分が図において上側を向くように配置した内側レール30bとから構成されている。そして、このガイドレール30により区画された遊技盤14に、略円形状の遊技領域15が形成される。
本実施形態における排出口29は、遊技盤14に形成された開口部と、内側レール30b部分に着脱自在に装着される排出口ユニット29aとから構成されており、遊技領域15を転動して流下してきた遊技球は、この排出口ユニット29aを介して開口部内に進入することになる。
排出口ユニット29aは、断面視略コの字状に形成されたユニット本体290の左右壁から外側に延設されたレール係合用ウイング部291,291とから構成されており、ユニット本体290の底面裏側には第1のクリーニング手段となるブラシ部29cを取付けるためのブラシ取付部292が形成されている。
かかる構成の排出口ユニット29aの装着について説明する。図示するように、内側レール30bの下側部には、排出口29を構成する開口部29dを挟むように切欠した切欠部300が形成されており、この切欠部300の左右側に係止用段部301,301を形成して、この係止用段部301,301にユニット本体290のレール係合用ウイング部291,291をそれぞれ係合させて取付けている。このとき、係止用段部301の段深さはレール係合用ウイング部291の厚みとなるようにしているため、排出口ユニット29aを装着した状態であっても、内側レール30bの内側面は円滑な面一状態となり、遊技球に悪影響を与えることはない。
第1のクリーニング手段となるブラシ部29cは、細長い略棒状に形成した基部293の長手方向に毛体294を多数取付けてなり、基部293を、前記ブラシ取付部292に形成した細長挿入孔に挿通して、毛体294が、垂下状態となるように着脱自在に取り付けられている。
かかる構成により、図8に示すように、発射装置130(図3参照)によりガイドレール30に沿って発射された直後の遊技球をその垂下したブラシ毛先部分で掃引することができ、発射直後の遊技球をクリーニング可能としている。
他方、排出口ユニット29aの遊技領域側となる断面視コの字状のユニット本体290の底面には、ガイドレール30のレール壁に沿って排出口29に転がり落ちる遊技球に接触摺動して遊技球の付着物を除去洗浄するための第2のクリーニング手段となるフェルト片29bが着脱自在に貼り付けられている。クリーニング手段となるフェルト片29bには、例えば洗浄剤や研磨材を含ませておくとよい。
また、本実施形態では、ユニット本体290の底面の奥行き長さを、少なくとも排出口29の内部まで伸延する程度に左右側面幅よりも長く形成しており、この底面全体にフェルト片29bを貼設しているため、遊技球がフェルト片29bとの接触時間が長くなり、クリーニング効果がより高められるようにしている。なお、ユニット本体290の底面の長さは、遊技球の排出に支障がきたさないように適宜設定すればよい。
ところで、本実施形態では、フェルト片29bはユニット本体290の底面にのみ貼着した例を示したが、フェルト片29bは、これに加えてユニット本体290の左右内側面に貼着することもできる。
さらに、他の実施形態として、図10に示すように、前記第1、第2のクリーニング手段(ブラシ部29c、フェルト片29b)による構成に加えて、ガイドレール30に沿って発射された遊技球が遊技領域15に至るまでの領域にクリーニング手段を設けることもできる。
すなわち、図10に示すように、発射装置130により発射された遊技球を遊技盤14に形成された遊技領域15に誘導するための外側レール30aの一部をなす誘導レール30cの内側面に、帯状に形成され、これも例えば洗浄剤や研磨材を含ませたフェルト片30eを貼着して、これをクリーニング手段とするものである。
外側レール30a及び内側レール30bは、それぞれ遊技盤14を周回させるようにして遊技盤14に配置されている。そして、外側レール30aの内側に廻りこむように、内側レール30bにおける左半部をなす部分が約15〜30mmの間隔を有して配置される。こうして、外側レール30aと内側レール30bとで挟まれた部分が遊技球を遊技領域15に導くための誘導路として機能し、この誘導路を形成する外側レール30a部分に誘導レール30cが着脱自在に形成されている。
このように、誘導レール30cはガイドレール30の構成部分である外側レール30aのさらなる構成部分であって、この誘導レール30cを、取付部材30dを介して遊技盤14に着脱自在に取り付けることができるようにしている。
そして、この誘導レール30cの内側周面に、発射ハンドル26の操作により、発射装置130(図5参照)により発射されてレール壁に沿って転がる遊技球に接触摺動して遊技球の付着物を除去洗浄するための前述のフェルト片30eを貼着している。
特に、誘導レール30cの表裏両面(内側周面と外側周面)に予めこのようなフェルト片30eを配置しておき、一方のフェルト片の洗浄効果や研削効果が低下したときに、誘導レール30cを遊技盤14から一旦、取り外した後、その表裏面を反転して取り付けることで、その効果を2倍の期間に渡って持続させることも可能である。
当然ではあるが、フェルト片30eは必ずしも誘導レール30cの両面に設ける必要はない。特に、誘導レールとなる部分が外側レール30aと一体に形成されたものにも適用でき、外側レール30aの誘導レールとして機能する部分にフェルト片を貼着する構成であってよい。
図3に示すように、ガイドレール30を構成する外側レール30aの始端側をなす誘導レール30cの遊技領域15側には、内側レール30bの左半部が配設されている。このように、外側レール30aの内側(遊技領域15側)に間隔を有して配置される内側レール30bの左半部の上端をなす終端部分には、誘導レール30cから遊技領域15への進入を許容し遊技領域15から誘導レール30c側(誘導路内)への遊技球の戻りを防止するための戻り球防止片30fが回動軸部30gを介して開閉自在に取付けられている。
なお、戻り球防止片30fは、回動軸部30gに着脱できるようになっており、その誘導レール30c側となる面にはクリーニング手段となる略矩形状のフェルト片30hが装着されている。
これによって、誘導レール30cを通って遊技領域15に発射される遊技球が閉止状態にある戻り球防止片30fの内側面に貼着されたフェルト片30hに衝突しながらこれを押し上げる際に遊技球表面に付着した汚れを確実に除去できるようになっている。
このように、本実施形態では、遊技盤14における遊技球の排出口29に設けたフェルト片29bやブラシ部29cからなるクリーニング手段に加えて、誘導レール30cと戻り球防止片30fとの両方の遊技球摺動面にクリーニング手段となるフェルト片を配設することもできるため、遊技球が遊技領域15に進入する前に、より確実に清浄化されることになる。したがって、遊技球の汚れに起因する遊技盤14の汚れを未然に防止することができる。
特に、本実施形態に係るパチンコ遊技機10は、液晶表示装置32を透視可能な透光性を有する遊技盤14としているため、遊技盤14が汚れてしまうと、外観的のみならず、液晶表示装置32の視認性も低下させるという機能面にも直結して悪影響を及ぼすため、遊技盤14に向けて発射された遊技球を、遊技領域15に達するまでに清浄化することの意義は大きい。
上述した構成としているために、発射ハンドル26の操作により、発射装置130を介して発射された遊技球は、遊技盤14上に設けられたガイドレール30の誘導レール30cに案内されて、遊技盤14上部に移動する。この誘導レール30cにおける外側レール30aの内面側には洗浄又は研削効果を有したフェルト片がクリーニング手段として貼り付けられるので、誘導レール30c内を滑走する遊技球の表面を拭きあげて煙草のヤニやその他の汚れをさらに確実に除去することができる。
また、本実施形態におけるクリーニング手段は、全て容易に着脱自在となっているため、例えばフェルト片の交換など、メンテナンス作業も極めて容易に行える。
なお、図示しないが、クリーニング手段をガイドレール30に直接設けるのではなく、例えば、洗浄剤や研磨材を含むフェルト素材などからなる円筒パイプをクリーニング手段として誘導路に配置して、この誘導路内に遊技球を通過させることで遊技球を清浄化させることも可能である。
[遊技機の電気的構成]
ここで、本実施形態に係るパチンコ遊技機10の電気的構成について説明する。先ず、パチンコ遊技機10が備える制御回路について図5を用いて説明する。図5は本実施形態におけるパチンコ遊技機10の制御回路を示すブロック図である。
パチンコ遊技機10の制御回路は、主に、遊技制御手段としての主制御回路60と、演出制御手段としての副制御回路200とから構成される。主制御回路60は、発射ハンドル26(遊技球発射手段)を介して入力される操作信号に基づいて発射装置130(遊技球発射手段)を制御する払出・発射制御回路126などを備えて遊技の制御を行うものである。
副制御回路200は、遊技の進行に応じた演出の制御(例えば、画像表示制御、音声出音制御、装飾ランプ制御等)を行うものである。
主制御回路60は、図5に示すように、制御手段であるメインCPU66、メインROM(読み出し専用メモリ)68、メインRAM(読み書き可能メモリ)70を備えている。この主制御回路60は、遊技の進行を制御する。
メインCPU66には、メインROM68、メインRAM70等が接続されており、このメインROM68に記憶されたプログラムに従って、各種の処理を実行する機能を有する。このように、このメインCPU66は、例えば、遊技プログラムによって実行される大当たり遊技実行手段や抽選手段などとして機能することとなる。
メインROM68には、メインCPU66によりパチンコ遊技機10の動作を制御するためのプログラムが記憶されており、その他には、乱数抽選によって大当たり判定をする際に参照される大当たり判定テーブル等の各種のテーブルが記憶されている。
このような大当たり抽選テーブルには、「はずれ」、「大当たり」となる確率データがそれぞれ登録されており、これらの確率データに基づいて乱数による抽選処理がなされる。こうして、この抽選テーブルにおける確率データを適宜設定することによって、パチンコ遊技における有利不利の状態が制御できるようにしている。
メインRAM70は、メインCPU66の一時記憶領域として種々のフラグや変数の値を記憶する機能を有する。
また、この主制御回路60は、所定の周波数のクロックパルスを生成するリセット用クロックパルス発生回路62、電源投入時においてリセット信号を生成する初期リセット回路64、後述する副制御回路200に対してコマンドを供給するためのシリアル通信用IC72を備えている。また、これらのリセット用クロックパルス発生回路62、初期リセット回路64、シリアル通信用IC72は、メインCPU66に接続されている。なお、このリセット用クロックパルス発生回路62は、システムタイマ割込処理を実行するために、所定の周期(例えば2ミリ秒)毎にクロックパルスを発生する。なお、このシリアル通信用IC72は、各種のコマンドを副制御回路200(副制御回路200に含まれる各種の手段)へ送信する送信手段に相当する。
主制御回路60には、各種の装置が接続されており、例えば、カウントセンサ104、一般入賞球センサ106、108、110、112、通過球センサ114、始動入賞球センサ117、普通電動役物ソレノイド118、大入賞口ソレノイド120、バックアップクリアスイッチ124が接続されている。
カウントセンサ104は、大入賞口39内の遊技球通過領域に設けられている。このカウントセンサ104は、大入賞口39における遊技球通過領域を遊技球が通過した場合に、所定の検知信号を主制御回路60に供給する。
一般入賞球センサ106、108、110、112は、一般入賞口56a〜56dにそれぞれ設けられている。この一般入賞球センサ106、108、110、112は、各一般入賞口56a〜56dへ遊技球が入賞した場合に、所定の検知信号を主制御回路60に供給する。
通過球センサ114は、通過ゲート54に設けられている。この通過球センサ114は、通過ゲート54を遊技球が通過した場合に、所定の検知信号を主制御回路60に供給する。
遊技球検出手段である始動入賞球センサ117は始動口25に設けられている。この始動入賞球センサ117は、始動口25に遊技球が入賞したことを検出して、所定の検知信号を主制御回路60に供給する。
普通電動役物ソレノイド118は、リンク部材(図示せず)を介して羽根部材23に接続されており、メインCPU66から供給される駆動信号に応じて、羽根部材23を開放状態または閉鎖状態とする。
大入賞口ソレノイド120は、図3に示すシャッタ40に接続されており、メインCPU66から供給される駆動信号に応じて、シャッタ40を駆動させ、大入賞口39を開放状態又は閉鎖状態とする。
バックアップクリアスイッチ124は、パチンコ遊技機10に内蔵されており、電断時等におけるバックアップデータを遊技場の管理者の操作に応じてクリアする機能を有する。
主制御回路60には、遊技球の発射を制御する機能を有した払出・発射制御回路126が接続されている。この払出・発射制御回路126には、遊技球の払出を行う払出装置128、遊技球の発射を行う発射装置130(図3参照)、遊技者による操作信号が送出される発射ハンドル26(遊技球発射手段)、カードユニット150が接続されている。
払出・発射制御回路126は、主制御回路60から供給される賞球制御コマンド、カードユニット150から供給される貸し球制御信号を受け取り、払出装置128に対して所定の信号を送信することにより、払出装置128に遊技球を払い出させる。
また、払出・発射制御回路126は、発射ハンドル26から送出される操作信号に基づいて発射装置130に対して所定の発射信号を供給することにより、遊技球を発射させる制御を行う。
さらに、主制御回路60には、ランプ制御回路76が接続されており、このランプ制御回路76は、メインCPU66からの指示に従い、特別図柄保留ランプ34a〜34d、普通図柄保留ランプ50a〜50d、特別図柄表示器33(7セグメントLED41)、普通図柄表示器35(表示用ランプ)等を制御する。
一方、シリアル通信用IC72には、副制御回路200が接続されている。この副制御回路200は、主制御回路60から供給される各種のコマンドに応じて、液晶表示装置32における表示制御、スピーカ46から発生させる音声に関する制御、装飾ランプ133a、133bの制御等を行う。
なお、主制御回路60から副制御回路200に対して所定のコマンドを供給するとともに、副制御回路200から主制御回路60に対して信号を供給できないように構成したが、これに限らず、副制御回路200から主制御回路60に対して信号を送信できるように構成しても問題ない。
副制御回路200は、可変表示制御手段、音発生制御手段としてのサブCPU206、記憶手段としてのプログラムROM208、ワークRAM210、液晶表示装置32における表示制御を行うための表示制御回路250、スピーカ46から発生させる音声に関する制御を行う音声制御回路230、装飾ランプなどのランプ133a、133bの制御を行うランプ制御回路240から構成されている。副制御回路200は、主制御回路60からの指令に応じて遊技の進行に応じた演出を実行する。
サブCPU206には、プログラムROM208、ワークRAM210等が接続されている。サブCPU206は、このプログラムROM208に記憶されたプログラムに従って、各種の処理を実行する機能を有する。特に、サブCPU206は、主制御回路60から供給される各種のコマンドに従って、副制御回路200の制御を行う。サブCPU206は各種の手段として機能することとなる。
プログラムROM208には、サブCPU206によりパチンコ遊技機10の特別図柄の変動表示に関連して実行される液晶表示装置32の画像表示に伴う複数種類の演出画像データや、大当たり遊技中のラウンドゲームに関連して実行される複数種類の演出画像データが記憶されており、その他には、リーチ演出の表示期間を定めたリーチ時間テーブル等各種のテーブルも記憶されている。
ワークRAM210は、サブCPU206の一時記憶領域として種々のフラグや変数の値を記憶する機能を有する。例えば、リーチ演出時間を制御するためのタイマ変数、演出パターンを選択するための演出表示選択用乱数カウンタ等、各種の変数等が位置付けられている。
表示制御回路250は、サブCPU206から供給される、特別図柄の変動表示に関連して実行される演出表示の進行に伴う複数種類の演出パターンや、大当たり遊技中のラウンドゲームに関連して実行される複数種類の演出パターン等の演出画像データ等を、液晶表示装置32に画像を表示させる制御を行うものである。
音声制御回路230は、サブCPU206から供給される音声発生命令に応じて、スピーカ46から音声を発生させるものである。
ランプ制御回路240は、サブCPU206から供給されるプログラムROM208に記憶されたプログラムに従って、装飾ランプ133a、133bの発光制御を行うものである。
なお、パチンコ遊技機10の制御回路において、遊技制御手段としての主制御回路60と、演出制御手段としての副制御回路200を別々に構成しているが、主制御回路60と副制御回路200とを同じ基板で構成してもかまわない。
[遊技機の動作]
本実施形態における遊技状態は、一般遊技状態(大当たりの抽選を行いながら遊技球を消費する、所謂遊技客に不利な状態)と大当たり遊技状態(短時間で大量の遊技球の獲得が期待できる、所謂遊技客にとって有利な状態)とに大別される。さらに一般遊技状態においても、通常モード、確変モード、時短モードなどの遊技状態が設けられている。以下に、これらの遊技状態を実現するためのパチンコ遊技機10におけるメイン処理及びシステムタイマ割込み処理のルーチンについて図6及び図7を参照して説明する。
メイン処理は、パチンコ遊技機10における遊技モードの設定や、遊技球入賞による抽選処理などを担う主要ルーチンであり、電源の投入によってスタートされる。
図6に示すようにメイン処理における最初のステップS11では、RAMアクセス許可処理や、バックアップ復帰処理、作業領域の初期化処理等を含む初期設定処理が実行される。
次のステップS12では、特別図柄ゲームを進行させて、液晶表示装置32、特別図柄表示器33に表示される特別図柄、装飾図柄の制御に関する特別図柄制御処理を実行する。
そして、普通図柄ゲームの進行、普通図柄表示器35に表示される普通図柄に関する普通図柄制御処理を実行する(ステップS13)。
このように、メイン処理においては、ステップS11の初期設定処理が終了した後、ステップS12の特別図柄制御処理及び、ステップS13の普通図柄制御処理を繰り返し実行することによって、パチンコ遊技機10における各種の遊技状態が提供されるようになっている。
なお、メイン処理における特別図柄制御処理、及び普通図柄制御処理などルーチンは、パチンコ遊技機10に要求されるそのゲーム形態や遊技環境などに応じて設定された各種のプログラムにより実行できるようになっている。
システムタイマ割込処理は、前記メイン処理の実行中にタイマによるシステムコールを契機として、これを中断させて実行される処理である。メインCPU66は、メイン処理を実行している状態であっても、メイン処理を中断させ、システムタイマ割込処理が実行される。
ここでは、リセット用クロックパルス発生回路62から所定の周期(例えば2ミリ秒)毎に発生されるクロックパルスに応じて、以下のシステムタイマ割込処理が実行される。以下、図7を用いてシステムタイマ割込処理を説明する。
図7に示すように、メインCPU66は、大当たり抽選用乱数値等の各抽選値を更新する乱数更新処理を実行する(ステップS21)。そして、メインCPU66は、始動口25等への遊技球の入賞を検知する入力検出処理を実行する(ステップS22)。この処理においては、メインCPU66は、各種の入賞口に遊技球が入賞したことを条件として、遊技球を払出す(賞球する)旨のデータをメインRAM70の所定領域に記憶することとなる。そして、主制御回路60と副制御回路200との同期をとるための待ち時間タイマ、大当たりが発生した際に開放する大入賞口39の開放時間を計測するための大入賞口開放タイマ等、各種のタイマの更新処理を実行する(ステップS23)。そして、各種の変数に基づいて駆動制御するための信号をソレノイド、モータ等に供給するために、出力処理を実行する(ステップS24)。この処理が終了した場合には、ステップS25に処理を移す。
ステップS25においては、コマンド出力処理を実行する。この処理において、メインCPU66は、各種のコマンドを副制御回路200に供給する。これらの各種のコマンドには、デモ表示コマンドや、導出表示される特別図柄の種類を示す導出図柄指定コマンド等が含まれる。この処理が終了した場合には、ステップS26に処理を移す。
そして、ステップS26の処理において、メインCPU66は、払出装置128に賞球を行わせるための賞球制御コマンドを払出・発射制御回路126へ送信する等の払出処理が実行される。具体的には、メインCPU66は、各種の入賞口に遊技球が入賞することで予め設定された所定数の賞球払出を行うための賞球制御コマンドを払出・発射制御回路126へ供給する。この処理が終了した場合には、本サブルーチンを終了し、割込発生前のアドレスへ復帰することで前記メイン処理のルーチンに戻るようになっている。
本実施形態のパチンコ遊技機10は、上述したように遊技球が転動する遊技領域15を有する遊技盤14と、遊技領域15に遊技球を発射する発射ハンドル26と、遊技盤14に設けられ遊技領域15を転動して入賞しなかった遊技球を盤外に排出する排出口29と、排出口29に設けられ遊技球をクリーニングするためのクリーニング手段(フェルト片29b、ブラシ部29c)とを備えている。
こうして、従来のように、遊技設備台に配設された各パチコ遊技機から排出される遊技球をまとめて集めて所定の研磨装置で研磨する場合にしても、研磨した遊技球を遊技設備台の上部に配設された供給路へ戻す搬送過程で再び汚れが付着するようなことがあっても、遊技球が遊技盤14に到達する前の段階で排出口29の排出口ユニット29aの表側に設けたブラシ部29c(第1のクリーニング手段)を介して、このような汚れを除去することができる。さらに、遊技盤14から遊技球が排出されるときにも排出口ユニット29aの表側に設けたフェルト片29b(第2のクリーニング手段)によって確実にその再清浄化を行うことができ、遊技球の汚れに起因する遊技盤14の視認性の低下やメンテナンスにかかる手間などを未然に抑制することができる。
以上説明したように本実施形態のパチンコ遊技機10は、発射された遊技球をクリーニングするクリーニング手段を遊技盤14の排出口29に設けたことを要旨としたものである。これによって、遊技球をパチンコ遊技機10から回収して搬送する過程などで汚れが付着してもこれをその使用前に確実に洗浄した状態で遊技を楽しむことができるとともに、遊技球をその使用後に汚れの少ない状態で後続の集球処理装置などに戻すことができる。これによって、遊技環境のみならず、洗浄処理などを行うための遊技球の処理環境を良好に維持することができる。
また、クリーニング手段としては上述したフェルト片29bやブラシ部29cなどのものの他に、遊技盤上やガイドレール上などの所定箇所に設けた超音波振動子の振動により遊技球に付着した汚れを振るい落とす形式のものや、周囲の空気を吸引したり洗浄用のガスを吐出させたりすることで通過する遊技球の洗浄を行うガス噴射式などのものを用いることも可能である。さらには、これら形式の異なるクリーニング手段を遊技盤などの同一箇所に併用して設けることで遊技球の洗浄効果をさらに高めることができる。
なお、クリーニング手段を、洗浄剤などを含浸させたフェルト片とした場合には、従来の洗浄機構を有した遊技機のように専用の動力などを必要とせず稼動コスト性に優れるとともに、クリーニング手段の着脱や交換が容易にできるのでメンテナンス性に優れたものとすることができる。
上述した実施形態から以下の遊技機が実現される。
遊技球が転動する遊技領域15を有する遊技盤14と、遊技領域15に遊技球を発射する遊技球発射手段(例えば発射ハンドル26や発射装置130)と、遊技盤14に設けられ遊技領域15を転動して入賞しなかった遊技球を盤外に排出する排出口29と、を備え、排出口29は遊技球発射手段により発射された遊技球をクリーニングするクリーニング手段(例えばフェルト片29b、ブラシ部29c)を備えている遊技機(パチンコ遊技機10)。
前記クリーニング手段(例えばブラシ部29c)を前記排出口29に付設し、前記遊技球発射手段により発射された直後の遊技球が接触するように配置した遊技機(パチンコ遊技機10)。
前記クリーニング手段(例えばフェルト片29b)を、前記排出口29の内側壁に配設した遊技機(パチンコ遊技機10)。
前記クリーニング手段は、前記排出口29に付設した第1のクリーニング手段(例えばブラシ部29c)と、前記排出口29の内側壁に配設した第2のクリーニング手段(例えばフェルト片29b)とからなる遊技機(パチンコ遊技機10)。
前記クリーニング手段は、遊技盤14に取り外し自在に装着した排出口(例えば排出口ィユニット20a)に着脱自在に装着されている遊技機(パチンコ遊技機10)。
以上、本発明の実施形態を説明したが、具体例とその効果を例示したに過ぎず、これによって本発明を限定するものではない。すなわち、遊技機の具体的構成は適宜設計変更が可能である。例えば、本実施形態では、透明な素材からなる遊技盤を有したパチンコ遊技機のデザインのものを例として説明したがこれに限定されるものではない。また、遊技球を洗浄するためのクリーニング手段としては、フェルト片を用いたが素材はこれに限るものではなく、また機械接触式のものに限らず、静電気方式や化学処理方式、空気噴射式などのものを必要に応じて単数もしくはこれらを複数組み合わせて適用することも可能である。
本発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機の概観を示す斜視図である。 同パチンコ遊技機の概観を示す分解斜視図である。 同パチンコ遊技機の概観を示す正面図である。 同パチンコ遊技機の電飾ユニットを示す正面図である。 同パチンコ遊技機の主制御回路及び副制御回路を示すブロック図である。 同パチンコ遊技機におけるメイン処理のフローチャートである。 同パチンコ遊技機のシステムタイマ割込処理のフローチャートである。 同パチンコ遊技機のクリーニング手段を示す斜視図である。 同パチンコ遊技機のクリーニング手段を示す分解斜視図である。 同パチンコ遊技機のガイドレールに配設されたクリーニング手段の説明図である。
符号の説明
10 パチンコ遊技機(遊技機)
14 遊技盤
26 発射ハンドル(遊技球発射手段)
29 排出口
29a 排出口ユニット
29b フェルト片(クリーニング手段)
29c ブラシ部(クリーニング手段)
30 ガイドレール
30a 外側レール
30b 内側レール
30c 誘導レール
30d 取付部材
30f 戻り球防止片
30g 回動軸部
30h フェルト片

Claims (5)

  1. 遊技球が転動する遊技領域を有する遊技盤と、
    前記遊技領域に遊技球を発射する遊技球発射手段と、
    前記遊技盤に設けられ、前記遊技領域を転動して入賞しなかった前記遊技球を盤外に排出する排出口と、
    を備え、
    前記排出口は、前記遊技球発射手段により発射された遊技球をクリーニングするクリーニング手段を備えていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記クリーニング手段を前記排出口に付設し、前記遊技球発射手段により発射された直後の遊技球が接触するように配置したことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記クリーニング手段を、前記排出口の内側壁に配設したことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  4. 前記クリーニング手段は、前記排出口に付設した第1のクリーニング手段と、前記排出口の内側壁に配設した第2のクリーニング手段とからなることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  5. 前記クリーニング手段は、前記遊技盤に取り外し自在に装着した前記排出口に着脱自在に装着されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の遊技機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015042240A (ja) * 2013-07-26 2015-03-05 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 研磨装置および遊技機

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