JP4504400B2 - 群管理システム、半導体製造装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

群管理システム、半導体製造装置、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、半導体製造プロセスにおいて用いられる群管理システム等に関するものである。
半導体製造プロセスにおいては、電気や水やガス等の様々な用力が用いられている。半導体製造装置の運用現場、例えば工場等では、装置に供給される用力が、半導体製造装置の運用に適した状態にあるかどうかを定期的に点検する必要がある。通常、これらの用力の状態は、それぞれセンサー等の測定器により測定されており、点検の際には、工場や半導体製造装置の管理者等が、これらの測定結果が示す値を、定期的、例えば毎日定時に読み取り、その値が正常な範囲であるか否かを判断することで、用力の異常を監視していた。
なお、従来の半導体製造装置の群管理システムとしては、測定器から送られてくる種々のデータを受信してデータ加工を行うものが知られていた(例えば、特許文献1参照)。
また、従来から、半導体製造装置の異常を検出する構成等が知られている(例えば、特許文献2参照)。
また、従来の群管理システムを構成する製造装置として、いわゆるバッチ式縦型熱処理装置がある(例えば、特許文献3および特許文献4参照)。
また、従来の半導体製造プロセスの管理装置として、故障が検出された場合に、ツールの所有者に電子メールを送る構成等が開示されている。(例えば、特許文献5参照)。
特開平11−354395号公報(第1頁、第1図等) 特開2006−216920号公報(第1頁、第1図等) 特許3543996号公報(第1頁、第1図等) 特開2002−25997号公報(第1頁、第1図等) 特表2006−501680号公報(第1頁、第1図等)
従来は、用力の状態を測定するセンサーが示す値を、点検者が目視で確認して点検表等に記録し、レポートの作成を行っていた。しかしながら、半導体装置の製造は通常バッチ処理で行われることが多く、半導体装置の製造を行う工場等においては、大量生産を行うために、同じ半導体製造装置が数百台程度設置されていることが多い。このような多くの半導体製造装置にそれぞれ供給される用力の点検を毎日行うことは非常に時間がかかるとともに、測定値等の記録ミスも発生しやすい、という課題があった。
例えば、点検に時間がかかると、半導体製造装置毎に用力の点検を行う時間が大きく異なってしまうため、全ての用力の点検をほぼ同じタイミングで行ったとはいえず、例えば半導体製造装置間で用力の値にばらつきが生じても、そのばらつきが用力の異常によるものか、時間のずれによるものかが判断できず、正確な点検を行ったとはいえなくなってしまう。
また、工場においては、同じような半導体製造装置が複数台並ぶため、点検の仕方等によっては、点検者が、点検中にどの装置に用いられる用力を点検したか等が分からなくなってしまったり、点検結果を、取り違えて記入してしまったりして、正確な記録が得られなくなってしまう。
さらに、半導体製造装置に供給される用力によっては、半導体製造装置の稼働時に測定すべきものと、半導体製造装置の非稼働時、すなわちアイドリング時に測定すべきものがある。例えば、用力の一つである各半導体製造装置に供給される電圧等については、半導体製造装置が稼働している際の値が、正常な範囲であることが、半導体プロセス上重要であり、半導体製造装置がアイドリング時の状態にある場合、値が正常な範囲になくても、問題がないと判断することができる場合がある。逆に、例えば真空排気圧等については、アイドリング時の圧力が異常に上昇すると、真空排気管から、半導体製造装置に空気が逆流するため、半導体製造装置内が粉塵等で汚染される恐れがあるため、アイドリング時の値を測定することが好ましい場合もある。しかしながら、従来は、各半導体製造装置が稼働状態であるか非稼働状態であるか等の状態を考慮せずに、単に定期的に点検が行われていたため、半導体製造装置を正常に運用するために必要な点検が十分に行われていない場合があるという課題があった。
本発明の群管理システムは、被処理基板に対して所定の半導体製造プロセスを実行する1以上の半導体製造装置と、当該1以上の半導体製造装置と接続されているサーバ装置とを備えた群管理システムであって、前記半導体製造装置は、半導体製造プロセスにおいて用いられる1以上の用力についての値を示す情報である用力情報を取得する用力情報取得部と、前記用力情報取得部が取得した用力情報を前記サーバ装置に送信する送信部とを備え、前記サーバ装置は、前記半導体製造装置から送信される用力情報を受信する受信部と、前記受信部が受信した用力情報が示す用力の値が、所定の値であるか否かを判断するサーバ側判断部と、前記サーバ側判断部の判断結果に応じた出力を行うサーバ側出力部とを備えた群管理システムである。
かかる構成により、ユーザが各用力を目視等に点検して回る必要が無くなり、短時間で正確に、半導体製造装置に利用される用力に異常が発生したか否か等の点検を行うことができる。また、予め設定した時間においてほぼ同時に複数の半導体製造装置に利用される複数の用力の点検を行うことが可能となる。また、用力の点検を自動化させることで、用力の測定値等の記入漏れや記入間違い等をなくすことができる。
また、本発明の群管理システムは、前記群管理システムにおいて、前記用力情報取得部は、自装置の状態を判断し、自装置の状態に応じて前記各用力情報を取得する群管理システムである。
かかる構成により、各用力にとって適切な状態での点検を、確実に行うことができ、正確な点検を行うことが可能となる。また、半導体製造装置の状態に応じて、用力の情報を取得するようにしたことにより、半導体製造装置が所定の状態になるまで、用力のデータ収集を待つことができる。
また、本発明の群管理システムは、前記群管理システムにおいて、前記用力情報取得部は、予め指定されたタイミングであって、自装置の状態が、所定の状態である場合に、前記用力情報を取得する群管理システムである。
かかる構成により、時刻等のタイミングを指定した点検、例えば定期的な点検等を、各用力にとって適切な状態で、確実に行うことができ、正確な点検を行うことが可能となる。
また、本発明の群管理システムは、上記群管理システムにおいて、前記用力情報取得部は、自装置が各用力情報毎に指定された状態である場合に、当該各用力情報を取得する群管理システムである。
かかる構成により、半導体製造装置が、サーバ装置に、点検に必要なデータだけを送信することができ、不要なデータの送信を減らすことができる。
また、本発明の群管理システムは、上記群管理システムにおいて、前記半導体製造装置は、自装置の状態を示す情報である状態情報を取得する状態情報取得部をさらに備え、前記送信部は、前記用力情報取得部が取得した用力情報と、前記状態情報取得部が取得した状態情報とを前記サーバ装置に送信し、前記受信部は、前記半導体製造装置から送信される用力情報と状態情報とを受信し、前記サーバ装置は、前記受信部が受信した状態情報に応じて、前記受信部が受信した用力情報を取得するサーバ側取得部をさらに備え、前記サーバ装置のサーバ側判断部は、前記受信部が受信した用力情報のうちの、前記サーバ側取得部が取得した用力情報が示す用力の値が、所定の値であるか否かを判断する群管理システムである。
かかる構成により、サーバ装置が、点検に必要なデータだけを判断して取得することができ、各半導体製造装置が行う点検に必要なデータを選択する処理を不要として、各半導体製造装置が行う処理を軽減できる。また、このようなデータを選択するための構成を省略できる。
また、本発明の群管理システムは、前記群管理システムにおいて、前記サーバ側取得部は、各半導体製造装置が予め指定されたタイミングに取得した用力情報であって、各半導体製造装置が所定の状態であることを示す状態情報に対応した用力情報を取得する群管理システムである。
かかる構成により、時刻等のタイミングを指定した点検、例えば定期的な点検等を、各用力にとって適切な状態で、確実に行うことができ、正確な点検を行うことが可能となる。また、半導体製造装置の状態に応じて、用力の情報を取得するようにしたことにより、半導体製造装置が所定の状態になるまで、用力のデータ収集を待つことができる。
また、本発明の群管理システムは、前記群管理システムにおいて、前記サーバ側取得部は、各半導体製造装置が送信した状態情報が、各用力情報毎に指定された状態であることを示す場合に、当該状態情報に対応した各用力情報を取得する群管理システムである。
かかる構成により、用力情報毎に、適切な用力情報を取得することが可能となり、正確な点検ができる。
また、本発明の半導体製造装置は、被処理基板に対して所定の半導体製造プロセスを実行する半導体製造装置であって、半導体製造プロセスにおいて用いられる1以上の用力についての値を示す情報である用力情報を取得する用力情報取得部と、前記用力情報取得部が取得した用力情報が示す用力の値が、所定の値であるか否かを判断する判断部と、前記判断部の判断結果に応じた出力を行う出力部とを備えた半導体製造装置である。
かかる構成により、半導体製造装置に利用される用力に異常が発生したか否か等の点検を、ユーザが各用力を目視等に点検して回ることなく、短時間に正確に行うことができる。また、予め設定した時間においてほぼ同時に複数の半導体製造装置に利用される複数の用力の点検を行うことが可能となる。また、用力の点検を自動化させることで、用力の測定値等の記入漏れや記入間違い等をなくすことができる。
また、本発明の半導体製造装置は、前記半導体製造装置において、前記用力情報取得部は、自装置の状態を判断し、自装置の状態に応じて前記各用力情報を取得する半導体製造装置である。
かかる構成により、各用力にとって適切な状態での点検を、確実に行うことができ、正確な点検を行うことが可能となる。また、半導体製造装置の状態に応じて、用力の情報を取得するようにしたことにより、半導体製造装置が所定の状態になるまで、用力のデータ収集を待つことができる。
また、本発明の半導体製造装置は、前記半導体製造装置において、前記用力情報取得部は、予め指定されたタイミングであって、自装置の状態が、所定の状態である場合に、用力情報を取得する半導体製造装置である。
かかる構成により、時刻等のタイミングを指定した点検、例えば定期的な点検等を、各用力にとって適切な状態で、確実に行うことができ、正確な点検を行うことが可能となる。
また、本発明の半導体製造装置は、前記半導体製造装置において、前記用力情報取得部は、自装置が各用力情報毎に指定された状態である場合に、当該各用力情報を取得する半導体製造装置である。
かかる構成により、用力情報毎に、適切な用力情報を取得することが可能となり、正確な点検ができる。
本発明による半導体製造装置によれば、短時間で正確に、用力の点検を行うことができる。
以下、半導体製造装置等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態における群管理システムの概念図である。群管理システムは、例えば、半導体製造装置や、液晶パネル製造装置等の製造装置を管理するシステムである。また、群管理システムは、1以上の半導体製造装置11(半導体製造装置11aから半導体製造装置11n(ただしnは任意数を示す))、サーバ装置12、および1以上のクライアント装置13(クライアント装置13aからクライアント装置13m(ただし、mは任意数を示す))を有する。
1以上の半導体製造装置11とサーバ装置12、および1以上のクライアント装置13とサーバ装置12は、それぞれ、通信回線等を介して接続されており、情報の送受信が可能である。各装置は、例えば、インターネットや、無線や有線のLAN等のネットワークで接続されていてもよいし、ブルートゥース(登録商標)等の近距離無線通信により接続されていてもよい。また、USBやIEEE1394のようなバス等により接続されていてもよい。ただし、各装置間の接続方法は問わない。また、情報の送受信の手段は、通信手段でも、放送手段等でも良い。
半導体製造装置11は、被処理基板、例えば、半導体ウエハ等、に対する所定の半導体製造プロセスを行う装置である。半導体製造装置11は、例えば、成膜処理、エッチング処理、熱酸化処理等の被処理基板に対する各種処理を行う。半導体製造装置11は、例えば、上述の特許文献2、または特許文献3等におけるバッチ式縦型熱処理装置である。本半導体製造装置11の例を図2に示す。本半導体製造装置11は、ローディング室として、他の室に対して密閉可能になされ、不活性雰囲気としてNガスが供給・真空引き可能になされたいわゆるロードロック室構造になされた装置である。半導体製造装置11は、被処理体であるウエハWに所定の処理を施す処理室であるプロセスチューブaと、このプロセスチューブaに対して多数枚、例えば100枚のウエハWを収納した保持体としてのウエハボートfを挿脱する移送機構gを備えたローディング室としてのロードロック室hと、このロードロック室hに対してウエハWを搬出入する搬出入室abと、この搬出入室abに形成されたカセット収容容器用ポートacと、このポートacに載置されたカセット収容容器adを搬出入室ab内に取り込む取り込み手段aeと、取り込んだカセット収容容器adを一時的に保管する容器保管ステージafと、カセット収容容器ad内に収容されたカセットCを取り出すカセット取り出しステージagと、搬出入室ab内にてカセット収容容器adの受け渡しを行う容器移載手段ahと、ロードロック室hと搬出入室abとの間に配置されるウエハボートfを収容する保持体収容室aiとで主要部が構成されている。なお、図2の半導体製造装置11の例における、その他の部位、および動作については、公知技術(特許文献3参照)であるので詳細な説明は省略する。また、半導体製造装置11を構成するチャンバーとして、特許文献4の図1におけるチャンバーが好適である。なお、本実施の形態においては、1以上の製造装置の構成は問わず、半導体製造装置11aから半導体製造装置11nは、異なる処理を行う製造装置であっても良いし、同じ処理を行う製造装置を含んでいても良い。
また、半導体製造装置11は、例えば、ウエハに対する所定のプロセスに関する情報であるレシピを格納しており、当該レシピを用いて制御する。
半導体製造装置11は、半導体製造装置内の測定情報を処理して異常を検出したり、半導体製造装置内の測定情報等をサーバ装置12に送信したりするための構成を有していてもよい。なお、半導体製造装置11が、半導体製造プロセスを実行するための構成や、半導体製造装置11内の測定情報を処理して異常を検出したり、半導体製造装置11内の測定情報等をサーバ装置12に送信したりするための構成等については、ここでは説明を省略する。
サーバ装置12は、複数の半導体製造装置11の群を管理するための、いわゆる群管理システムを構成するサーバ装置である。サーバ装置12は、1以上の半導体製造装置11から送信される各種の測定情報等の情報を受信し、格納可能であり、当該測定情報に対して、異常検出を行う機能を有する。サーバ装置12は、半導体製造装置11から送信される半導体製造装置11内の測定情報を蓄積したり、処理して異常を検出する構成を有していてもよい。なお、サーバ装置12が、半導体製造装置11内の測定情報を処理して異常を検出したりするための構成等については、ここでは説明を省略する。
また、クライアント装置13は、サーバ装置12から送信される異常検出等の処理結果を受信し、処理結果に応じた出力を行うための情報処理装置である。
図3は、本実施の形態における群管理システムのブロック図である。なお、ここでは、説明の便宜上、半導体製造装置11およびクライアント装置13が一つの場合を例に挙げて示しているが、半導体製造装置11およびクライアント装置13は複数であって良い。
半導体製造装置11は、1以上のセンサー111、用力情報取得部112、送信部113を具備する。
センサー111は、半導体製造プロセスにおいて用いられる1以上の用力をそれぞれ検出する。センサー111は、温度や、圧力、流量、電圧、電流等の物理量や、それらの変化量を検出する素子や装置である。各センサー111は、検出した検出量等を示す情報を、用力情報取得部112に出力する。センサー111は、これらの検出量を、適切な情報、例えば検出値を示す情報に変換して出力する構成を有していても良い。センサー111の出力はアナログ信号であっても、デジタル信号であってもよい。用力とは、半導体製造プロセスにおいて必要とされる、半導体製造装置11が利用する電力やガス、水等である。ここでは、排気のための排気圧や真空吸引のための吸引圧等も用力と考える。通常、各センサーは、各半導体製造装置11がそれぞれ利用する用力を検出して、検出量等を用力を使用する各半導体製造装置11に送信する。1以上のセンサーは、測定対象が異なる、異なる構造のセンサーであってもよいし、同じ構造のセンサーを含んでいても良い。通常、センサー111からは一定または不定期である所定のタイミングで、繰り返して変化量を検出するが、用力情報取得部112等が出力する、変化量を検出する指示に応じて変化量を検出しても良い。なお、センサー111の構造は、電力計、流量計、圧力計等として公知であるので、ここでは説明は省略する。
用力情報取得部112は、半導体製造プロセスにおいて用いられる1以上の用力についての値を示す情報である用力情報を取得する。用力情報取得部112は、具体的には、各センサー111が検出した用力について値を示す情報である用力情報を取得する。用力情報取得部112は、例えば、各センサー111が出力する検出量を示す情報を受け付け、この検出量を用力の値を示す情報に変換して用力情報を得る。また、各センサー111が検出値を示す情報を出力する場合、この検出値を、そのまま用力情報として取得しても良い。また、用力情報が、用力情報がどの用力の値であるかを示すための識別情報を含むようにしても良い。用力情報取得部112は、各センサー111が取得した変化量を示す情報等を、各センサー111から直接取得しても良いし、一旦各センサー111が出力した変化量を示す情報が、メモリ等に蓄積されたものを読み出しても良い。用力情報取得部112は、用力情報を予め指定された所定のタイミングや、所定のトリガーに応じてセンサー111から取得する。ただし、用力情報取得部112が用力情報をセンサー111から取得するタイミングやトリガー等は問わない。用力情報取得部112は、自装置である半導体製造装置11の状態を判断し、自装置の状態に応じて各用力情報を取得することが好ましい。自装置の状態とは、具体的には、自装置が、稼働状態であるか、アイドリング状態であるかといった状態や、自装置が予め指定された所定の処理を行っている状態等を指す。自装置の状態に応じてとは、自装置の状態が指定された状態となった場合に、用力情報の取得を行う、あるいは行わないということであってもよいし、自装置の状態が指定された状態となっていない場合に、用力情報の取得を行う、あるいは行わないということであっても良い。特に、用力情報取得部112は、予め指定されたタイミングであって、自装置の状態が、予め指定された所定の状態である場合に、用力情報を取得することが好ましい。ここでのタイミングとは、所定の時点(時刻)、例えば午前6時19分や、所定の期間、例えば午前10時から午前11時までの間や、所定の時期、例えば午前10時以降の時期等を含む概念である。このタイミングは、工場出荷時等に指定されていても、ユーザが指定しても良い。具体例を挙げると、用力情報取得部112が、予め指定されたタイミングである午前6時以降の時期であって、自装置が稼働している最初の時点に用力情報を取得するように設定されている場合、午前6時になった時に、自装置が稼働状態である場合には、その時点で用力情報を取得する。また、午前6時になった時に、自装置が稼働状態でなければ、自装置が稼働状態となった最初の時点に用力情報を取得する。また、用力情報取得部112は、各用力情報毎に、用力情報を取得する際の自装置の状態が個別に指定されている場合、自装置が各用力情報毎に指定された状態である場合に、当該各用力情報を取得する。また、タイミング等も個別に指定されていても良い。上述したタイミングは、半導体製造装置11が有する図示しないクロック等が出力する時刻の情報等を用いて検出可能である。なお、ユーザ等が入力デバイス等を操作した時点、例えばボタンを押した時点等を、指定されたタイミングと判断してもよい。用力情報取得部112が自装置の状態をどのように検出しても良い。例えば、自装置の図示しない制御部等が、ステイタスを示す情報、例えば、レシピ等を実行している稼働状態であることを示す情報を出力している場合に、稼働状態であるか非稼働状態(アイドリング状態)であるかを判断しても良いし、稼働状態に出力されることが分かっている情報が自装置から出力されているかいないか等を判断して、稼働状態であるか非稼働状態であるかを判断しても良い。また、用力情報取得部112は、自装置が実行しているタスクを管理するタスク管理表等(図示せず)を参照することで、自装置の状態を判断してもよい。用力情報取得部は、1以上のセンサー111をどのように識別してもよい。例えば、1以上の入力端子とセンサー111とを対応付けておいて、各入力端子から入力される検出量を示す情報等を、当該入力端子に対応付けられたセンサー111から入力された情報と判断してもよいし、検出量を示す情報に、センサー111を識別する情報を含ませて送信させるようにしても良い。各センサー111と用力情報取得部112との接続は、有線接続であっても無線接続であっても良い。また、用力情報には、用力情報を取得した時刻を示す情報を含ませる、もしくは対応付けておくことが好ましい。この時刻を示す情報は、例えば半導体製造装置11内の図示しないクロック等から取得可能である。また、用力情報には、点検対象となる用力を識別するための識別情報や、用力を検出したセンサー111を識別するための識別情報等を含ませたり、対応付けたりしても良い。用力情報取得部112は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。用力情報取得部112の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
送信部113は、用力情報取得部112が取得した用力情報をサーバ装置12に送信する。送信部113は、用力情報を、用力情報取得部112が用力情報を取得した直後に送信してもよく、用力情報取得部112が全てのセンサー111についての用力情報を取得した時点で送信してもよく、送信するタイミング等は問わない。また、送信部113は、用力情報がどの半導体製造装置が送信した用力情報であるかをサーバ装置12が判別できるようにするために、自装置の識別情報等を、図示しない格納部等から読み出し、用力情報と対応付けて送信してもよい。送信部113は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送手段で実現されても良い。
サーバ装置12は、受信部121、サーバ側判断部122、サーバ側出力部123、を具備する。
サーバ装置12は、被処理基板に対して所定の半導体製造プロセスを実行する1以上の半導体製造装置とネットワーク等を介して接続されている。
受信部121は、半導体製造装置11から送信される用力情報を受信する。受信した用力情報は、例えばメモリ等に一時記憶される。受信部121は、各半導体製造装置11から用力情報と対応付けられて送信される半導体製造装置11の識別情報を受信してもよい。この場合、用力情報を、半導体製造装置11の識別情報と対応付けて蓄積するようにしても良い。受信部121は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現されても良い。
サーバ側判断部122は、受信部121が受信した用力情報が示す用力の値が、所定の値であるか否かを判断する。所定の値とは、具体的には、用力情報別の、用力情報が正常な値である場合の値、あるいは値の範囲を示す情報である。例えば、この所定の値の範囲の上限または下限、もしくは両方を指定する閾値は、予め図示しないメモリ等の格納部に蓄積されており、サーバ側判断部122は、受信部121が受信した用力情報に対応した閾値を読み出し、この読み出した閾値が示す範囲内に、受信部121が受信した用力情報が入っているか否かを判断する。この用力情報別の閾値は半導体製造装置11別に異なる値に設定されていても良い。用力情報が、どの用力に関するものであるかは、例えば、用力情報に含まれる用力の識別情報に応じて判断される。なお、上記の異常検知に用いられる閾値は、予め指定された所定の値に限るものではない。例えば、上記の所定の値であるか否かの判断処理として、受信部121が受信した用力情報が示す用力の値を、他の1以上の半導体製造装置から得られる同じ用力についての用力情報と比較し、その比較結果のずれが、正常であること示す範囲内であるか否かを判断する判断処理を、所定のアルゴリズムを用いて行うようにしても良い。サーバ側判断部122は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。サーバ側判断部122の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
サーバ側出力部123は、サーバ側判断部122の判断結果に応じた出力を行う。判断結果に応じた出力とは、例えば、用力に異常が発生したことを示す警報等の表示である。また、判断結果に応じた出力は、用力についての異常の発生に応じて半導体製造装置11の製造プロセスを中止させたり、半導体製造装置11に警報等を出力させることを指示するためのコマンドの送信等であってもよい。また、予め指定されているクライアント装置13への、用力に異常が発生したことを示す情報の、電子メールや、データ通信等を用いた送信であってもよい。また、半導体製造装置11の状態がプロセス実行中の際に異常検知した場合の出力は、半導体製造装置11へのプロセスの一時停止(ウエハ待機)や中断(ウエハ排出)や装置停止等を指示するコマンド等の送信等であっても良い。また、半導体製造装置11の状態がアイドル中の際に異常検知した場合の出力は、プロセス開始インターロックや装置停止等を指示するコマンド等の送信等であっても良い。サーバ側出力部123は、例えば、用力情報と対応付けられた半導体製造装置11の識別情報から、用力の異常が判断された半導体製造装置11を判断する。ここで述べる出力とは、ディスプレイへの表示、プリンタへの印字、音出力、外部の装置、例えばクライアント装置13や半導体製造装置11への送信等を含む概念である。サーバ側出力部123は、ディスプレイやスピーカー等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。サーバ側出力部は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイスや、通信デバイスと通信デバイスのドライバーソフト等で実現され得る。
クライアント装置13は、クライアント側受信部131、クライアント側出力部132を備えている。
クライアント側受信部131は、サーバ装置12から送信される、サーバ側判断部122の判断結果に応じた情報を受信する。例えば、クライアント側受信部131は、電子メールを用いて送信される、用力に異常が発生したことを示す情報を受信する。また、判断結果と共に送信される、どの半導体製造装置11が検出した、どの用力についての異常であるかを示す情報も受信しても良い。ここで述べる電子メールにはいわゆるWEBメールも含む。クライアント側受信部131は、クライアント側受信部131は、有線または無線の通信手段等により実現される。また、異常通知情報が電子メールを用いて送信される場合、電子メールのソフトウェア等や、これを実行するMPUやメモリ等を含んでも良い。
クライアント側出力部132は、クライアント側受信部131が受信した異常通知情報を出力する。ここで述べる出力とは、ディスプレイへの表示、外部の装置への送信、記憶媒体等への蓄積等を含む概念である。例えば、一旦、ハードディスク等の記憶媒体等へ異常通知情報を蓄積し、さらに何らかの指示やトリガーに応じて、この蓄積した異常通知情報をディスプレイ等に表示するようにしても良い。クライアント側出力部132は、ディスプレイ等の出力デバイス等を含むと考えても含まないと考えても良い。クライアント側出力部132は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
次に、半導体製造装置の動作について図4のフローチャートを用いて説明する。ここでは、例として半導体製造装置11が、用力を検出するためのs(sは1以上の整数)個のセンサー111を有し、k(1≦k≦s)番目のセンサーが検出した情報を用いて、用力情報取得部112がk番目の用力についての用力情報を取得するものとする。
(ステップS401)用力情報取得部112は、カウンターkに1を代入する。
(ステップS402)用力情報取得部112は、k番目の用力情報を取得するタイミングか否かを判断する。例えば、k番目の用力情報を取得するための時刻として指定されている時刻を経過したか否かを判断する。k番目の用力情報を取得するタイミングである場合、ステップS403に進み、タイミングでない場合、ステップS406に進む。なお、定期的や不定期に繰り返して用力情報を取得する場合等においては、k番目の用力情報を取得するタイミングに対してk番目の用力情報を一度取得した後は、新たなk番目の用力情報を取得するタイミングが来るまでは、k番目の用力情報を取得するタイミングではないと判断してもよい。
(ステップS403)用力情報取得部112は、自装置である半導体製造装置11がk番目の用力情報を取得する状態であるか否かを判断する。例えば、各用力情報を取得する際に、半導体製造装置11がどのような状態である必要があるかを示す情報が、図示しないメモリ等に格納されており、このメモリ等の情報と、自装置の状態を示す情報とを比較して、用力情報を取得する状態であるか否かを判断する。k番目の用力情報を取得する状態である場合、ステップS404に進み、取得する状態でない場合、ステップS406に進む。
(ステップS404)用力情報取得部112は、k番目の用力情報を取得する。具体的には、k番目のセンサー111が出力する用力の検出量を示す情報を取得して、この取得した情報を、例えば数値等に変換して、用力情報を取得する。用力情報には、k番目の用力情報であることを示す情報や、用力情報を取得した日時等の情報を含ませる、あるいは対応付けるようにしても良い。
(ステップS405)送信部113は、ステップS404において取得した用力情報をサーバ装置12に送信する。
(ステップS406)用力情報取得部112は、カウンターkを1インクリメントする。
(ステップS407)用力情報取得部112は、カウンターkがsより大きいか否かを判断する。sより大きい場合、ステップS401に戻り、s以下である場合、ステップS402に戻る。
なお、半導体製造装置11が図示しない受信部や制御部等を備えるようにし、サーバ装置12から命令等の情報が送信された場合、半導体製造装置11の受信部等が、サーバ装置12から送信される命令等の情報を受信するようにし、この命令等に応じた処理を、半導体製造装置11の制御部等が実行するようにしてもよい。例えば、サーバ装置12から、半導体製造装置11が利用する用力に異常が生じたこと示すための警報を出力する命令が送信された場合、この命令を受信部により受信して、制御部の制御によって半導体製造装置11が警報を出力するようにしても良い。
また、ここでは、各用力情報を取得した時点で、取得した用力情報をサーバ装置12に送信するようにしたが、複数の用力情報が揃った時点で、取得した用力情報を一括してサーバ装置12に送信してもよい。
なお、図4のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
以下、本実施の形態におけるサーバ装置の具体的な動作について図5のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS501)受信部121は、用力情報を受信したか否かを判断する。受信した場合、ステップS502に進み、受信していない場合、ステップS501に戻る。
(ステップS502)サーバ側判断部122は、図示しない記憶媒体等に予め格納されている、ステップS501において受信した用力情報に応じた閾値である上限値、および下限値を読み出す。上限値または下限値の一方しか指定されていない場合、この一方のみを読み出す。用力情報に応じた閾値は、用力情報に含まれる、用力を示す識別情報や、半導体製造装置11の識別情報等を検索キー等として取得される。
(ステップS503)サーバ側判断部122は、ステップS501において受信した用力情報が示す値が、ステップS502において読み出した下限値以上であるか否かを判断する。下限値以上である場合、ステップS504に進み、下限値以上でない場合、ステップS505に進む。なお、ステップS502において下限値を読み出していない場合、この処理は省略される。
(ステップS504)サーバ側判断部122は、ステップS501において受信した用力情報が示す値が、ステップS502において読み出した上限値以下であるか否かを判断する。上限値以下である場合、ステップS501に戻り、上限値以下でない場合、ステップS505に進む。なお、ステップS502において上限値を読み出していない場合、この処理は省略される。
(ステップS505)サーバ側出力部123は、予め指定されているクライアント装置に、ステップS501において受信した用力情報に対応する半導体製造装置11が利用する用力に、異常が発生したことを示す情報を送信、例えば電子メール等で送信する。
(ステップS506)サーバ側出力部123は、ステップS501において受信した用力情報に対応する半導体製造装置11に対して、当該半導体製造装置11が利用する用力に異常が発生した場合に応じた所定の処理を実行させるための命令等の情報を送信する。この命令は、例えば、半導体製造装置11に異常が発生したことを示す警報を出力させるための命令や、半導体製造装置11を異常停止させるための命令等である。そして、ステップS501に戻る。
なお、図5のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
クライアント装置113の動作について簡単に説明すると、クライアント側受信部131は、サーバ装置12から送信される、サーバ側判断部122の判断結果に応じた情報を受信したか否かの判断を繰り返し、受信した場合、クライアント側出力部132は、クライアント側受信部131が受信した異常通知情報を出力する。なお、クライアント側受信部131がサーバ装置12から送信される情報を、例えば電子メール等で受信した場合、クライアント側出力部132が、電子メールを受信したことを示す情報を表示し、その後ユーザによる指示を図示しない受付部等が受け付けた場合に、サーバ装置12から送信された情報を表示するようにしても良い。
次に、本実施の形態にかかる群管理システムの具体例について説明する。群管理システムの概略図については、図1と同様である。
まず、ここでは、一の半導体製造装置11が、複数のセンサー111を有しているものとする。これらの各センサー111は、半導体製造装置11において利用される用力の測定を、所定の時間間隔、例えば1秒間隔で繰り返して行っており、検出した用力の量を示す情報を、検出直後に用力情報取得部112等に出力しているものとする。
図6は、複数のセンサー111と各センサー111が測定する用力との対応関係を管理する用力管理表である。用力管理表は、各センサー111の識別情報である「センサー名」と、各センサーが測定する用力の識別情報、ここでは用力の名称である「用力名」と、各センサーが出力する用力から得られる用力の値の単位である「単位」と、各センサー111がそれぞれ接続されている入力端子(図示せず)の識別番号である「入力端子番号」とを属性として有している。
また、図7は、用力情報を取得するタイミングと、用力情報を取得する際の半導体製造装置11の状態とを指定する取得タイミング状態管理表である。取得タイミング状態管理表は、上述した「センサー名」と、取得するタイミングである「タイミング」と、取得する際の半導体製造装置11の状態を指定する情報である「状態」とを属性として有している。「タイミング」はここでは、毎日の時刻である。また、「状態」は、この取得タイミング状態管理表における、一のレコードの「タイミング」および「状態」が、「センサー名」に対応する各センサー111から出力される用力の量を示す情報を取得するタイミングおよび半導体製造装置11の状態を示す。なお、ここでは測定する用力を識別するための情報として、用力の測定に用いる「センサー名」を用いるようにしているが、用力を識別可能であれば、「センサー名」の代わりに、上述した「用力名」や、「入力端子番号」等を用いるようにしてもよい。
まず、用力情報取得部112は、図7に示した各レコードについて、順番に、現在の時刻が、「タイミング」属性が示す時刻と一致あるいは「タイミング」属性が示す時刻を経過した時刻か否かの判断を繰り返す。
そして、「タイミング」属性が示す時刻が、現在の時刻と一致あるいは経過した時刻であった場合、現在の半導体製造装置11の稼働状態を示す情報を取得し、そのレコードの「状態」属性の示す状態と、取得した稼働状態を示す情報とを比較する。
具体的には、現在の時刻が「9:00」であったとすると、用力情報取得部112は、まず、取得タイミング状態管理表の、最初のレコードの「タイミング」属性を、現在の時刻と比較して、「センサー名」が「S001」であるレコードの「タイミング」属性が、現在の時刻と一致する、と判断する。つぎに、半導体製造装置11が現在レシピを実行しておらず、用力情報取得部112が取得した現在の半導体製造装置11の稼働状態を示す情報が、「アイドリング中」であったとすると、「センサー名」が「S001」であるレコードの「状態」属性が、一致する属性、すなわち「アイドリング中」であるか否かを判断する。ここでは、「センサー名」が「S001」であるレコードの「状態」属性が、「アイドリング中」であり、現在の半導体製造装置11の稼働状態を示す属性と一致すると判断される。これにより、用力情報取得部112は、「センサー名」が「S001」のセンサー111が出力する用力の検出量を取得することを決定する。
つぎに、図6に示す用力管理表から、「センサー名」が「S001」であるレコードを検索により検出し、このレコードに含まれる「入力端子番号」である「P001」を取得する。そして、この「P001」という番号の入力端子に接続されたセンサー111が出力した用力の検出量を示す情報を、入力端子「P001」を介して取得する。そして、この検出量を示す情報を、同じレコードの「単位」属性が示す単位の検出値に変換する。ここでは、例えば、検出量の変換により得られた検出値が「95」であったとする。そして、この検出値と、同じレコードの「センサー名」属性と、現在の日時である「2007/05/22 09:00:10」の情報とを含む用力情報を構成する。これにより、「S001」のセンサー111についての用力情報を取得したこととなる。用力情報取得部112が取得した用力情報は、サーバ装置12に送信される。なお、用力情報には、送信元である半導体製造装置11の識別情報である「TE501」が付加されて送信されるものとする。ここでは、例として、各用力情報が取得できた時点で、各用力情報をサーバ装置12に送信する場合について説明する。ただし、複数の用力情報を、一旦メモリ等に蓄積した後、一括して複数の用力情報をサーバ装置12に送信しても良い。
次に、用力情報取得部112は、取得タイミング状態管理表の、次のレコードの「タイミング」属性を、現在の時刻と比較して、「センサー名」が「S002」であるレコードの「タイミング」属性が、現在の時刻と一致する、と判断する。つぎに、半導体製造装置11が現在レシピを実行しておらず、用力情報取得部112が取得した現在の半導体製造装置11の稼働状態を示す情報が、「アイドリング中」であったとすると、「センサー名」が「S002」であるレコードの「状態」属性が、一致する属性、すなわち「アイドリング中」であるか否かを判断する。ここでは、「センサー名」が「S002」であるレコードの「状態」属性が、「稼働中」であり、現在の半導体製造装置11の稼働状態を示す属性と一致しないと判断される。これにより、用力情報取得部112は、「センサー名」が「S002」のセンサー111が出力する用力の検出量を現時点で取得しないことを決定する。
次に、用力情報取得部112は、取得タイミング状態管理表の、次のレコードの「タイミング」属性を、現在の時刻と比較して、「センサー名」が「S003」であるレコードの「タイミング」属性が、現在の時刻と一致しておらず、現在の時刻よりも前の時刻でもない、と判断する。これにより、用力情報取得部112は、「センサー名」が「S003」のセンサー111が出力する用力の検出量を現時点で取得しないことを決定する。
同様の処理を、取得タイミング状態管理表の各レコードについて一通り繰り返した後、再び、用力情報を取得していないレコードについて同様の処理を繰り返す。
ここで、時間が経過して時刻が「9:05」になったとし、この時点で、半導体製造装置11がレシピの実行を開始したとする。
そして、このタイミングで、用力情報取得部112による上述した処理の繰り返しにより、取得タイミング状態管理表の、「センサー名」が「S002」であるレコードの「タイミング」属性と現在の時刻との比較が行われたとする。用力情報取得部112は、この「タイミング」属性が示す時刻と、現在の時刻と一致する、と判断する。つぎに、半導体製造装置11が現在レシピを実行しているため、用力情報取得部112が取得した現在の半導体製造装置11の稼働状態を示す情報は、「稼働中」となる。そして、「センサー名」が「S002」であるレコードの「状態」属性が、一致する属性、すなわち「稼働中」であるか否かを判断する。ここでは、「センサー名」が「S002」であるレコードの「状態」属性が、「稼働中」であり、現在の半導体製造装置11の稼働状態を示す属性と一致すると判断される。これにより、用力情報取得部112は、「センサー名」が「S002」のセンサー111が出力する用力の検出量を現時点で取得することを決定する。
つぎに、図6に示す用力管理表から、「センサー名」が「S002」であるレコードを検索により検出し、このレコードに含まれる「入力端子番号」である「P002」を取得する。そして、この「P002」という番号の入力端子に接続されたセンサー111が出力した用力の検出量を示す情報を、入力端子「P002」を介して取得する。そして、この検出量を示す情報を、同じレコードの「単位」属性が示す単位の検出値に変換する。ここでは、例えば、検出量の変換により得られた検出値が「19」であったとする。そして、この検出値と、同じレコードの「センサー名」属性の属性値と、現在の日時である「2007/05/22 09:05:15」の情報とを含む用力情報を構成する。これにより、「S002」のセンサー111についての用力情報を取得したこととなる。用力情報取得部112が取得した用力情報は、サーバ装置12に送信される。
また、時間が経過して時刻が「9:10」になった時点で、半導体製造装置11がレシピの実行を継続していたとすると、上記と同様に、「S003」のセンサー111についての用力情報が取得され、サーバ装置12に送信される。
サーバ装置12においては、まず、半導体製造装置11から送信される「S001」のセンサー名を含む用力情報を受信部121が受信する。そして受信した用力情報に対応した、用力情報の示す値の正常値の範囲を指定する上限値と下限値とを、メモリ等から読み出す。この上限値等は、ユーザ等により予め指定されているものとする。
図8は、正常値の範囲を指定する情報を管理する正常範囲管理表である。正常範囲管理表は、半導体製造装置11の識別情報である「装置識別情報」、上述した「センサー名」と、正常値の範囲の下限値である「下限値」、正常値の範囲の上限値である「上限値」、用力の単位である「単位」を属性として有している。
サーバ側判断部122は、正常範囲管理表の、受信部121が受信した用力情報に付加されている半導体製造装置11の識別情報、ここでは「TE501」が、「装置識別情報」と一致するレコードのうちの、用力情報に含まれるセンサー名の属性が「センサー名」と一致するレコードを検索する。そして、このレコードの「下限値」と「上限値」とを読み出す。ここでは、まず、「S001」のセンサー名を含む用力情報が受信されるため、下限値として「90」、上限値として「125」が読み出される。
サーバ側判断部122は、読み出した「下限値」である「90」と受信部121が受信した用力情報が示す値である「95」とを比較する。ここでは、下限値以上であると判断される。
次に、サーバ側判断部122は、読み出した「上限値」である「125」と受信部121が受信した用力情報が示す値である「95」とを比較する。ここでは、下限値以下であると判断される。
これにより、受信部121が受信した用力情報が示す値が正常な値であると判断されたこととなる。従って、結果的に、サーバ側判断部122によって、半導体製造装置11のセンサー名「S001」に対応するセンサー111が検出した用力が正常であると判断されたこととなる。
サーバ側出力部123は、図示しない格納部等に、受信部121が受信した用力情報と、当該用力情報に対するサーバ側判断部122の判断結果を蓄積する。
図9は、受信部121が受信した用力情報と、当該用力情報に対するサーバ側判断部122の判断結果を管理するための判断結果管理表を示す図である。判断結果管理表は、用力情報に付加された半導体製造装置の識別情報である「装置識別情報」、用力情報に含まれる上述した「センサー名」、用力情報に含まれる、用力情報を取得した日時を示す情報である「日時」、用力情報が示す用力の値である「値」、用力情報が示す値が正常値の範囲であるか否かを示す情報である「評価」を、属性として有している。なお、「評価」が「正常」であることは、用力情報が示す値が正常値の範囲であることを示し、「評価」が「異常」であることは、用力情報が示す値が正常値の範囲にないことを示す。
また、同様にして、受信部121が順次受信する用力情報に対して、サーバ側判断部122によって、同様の判断を行っていく。
受信部121が受信した「S001」のセンサー名を含む用力情報については、用力情報が示す値が「4(sccm)」であるのに対し、正常範囲管理表から得られた下限値が「5」であり、用力情報が示す値が正常範囲でなかったとする。
この場合、サーバ側出力部123は、図9に示すように、この用力情報についてのサーバ側判断部122の判断結果である「異常」を蓄積するとともに、予め指定されていたクライアント装置13に、電子メールにより、半導体製造装置「TE501」のセンサー「S003」が異常を検出したことを送信する。
クライアント装置13においては、クライアント側受信部131が、この異常の発生を知らせる電子メールを受信するとともに、クライアント側出力部132がこの電子メールを、図示しないディスプレイ等に、図10に示すように表示することで、クライアント装置13を操作するユーザに、半導体製造装置「TE501」のセンサー「S003」が検出対象としている用力に異常が生じたことを通知することができる。なお、予め、用力情報に用力名等を含ませるようにし、サーバ装置12が異常を示す情報と共にこの異常を検出した用力情報に含まれる用力名等をクライアント装置13に送信することで、どの用力に異常が発生したかをクライアント装置に表示させるようにしてもよい。
また、サーバ側出力部123は、この用力情報に付加された識別情報に対応した半導体製造装置11に対して、センサー名が「S003」であるセンサー111が、用力の異常を検知したことを出力させるための情報、例えばコマンドを送信する。
半導体製造装置11においては、このサーバ装置12から送信されるコマンドを、図示しない受信部において受信し、図示しない制御部がこのコマンドを実行して、センサー名が「S003」であるセンサー111が、用力の異常を検出したことを示す警告表示を、制御パネル等に表示させることで、半導体製造装置11を操作するユーザに、センサー「S003」が検出対象としている用力に異常が生じたことを通知することができる。
以上、本実施の形態によれば、1以上の半導体製造装置11が用力の情報を取得するようにして、サーバ装置12が、1以上の半導体製造装置11が取得した用力の情報を用いて用力に異常が発生したか否かを判断して判断結果を出力するようにしたことにより、ユーザが各用力を目視等に点検して回る必要が無くなり、短時間で正確に、半導体製造装置に利用される用力の点検を行うことができる。特に、半導体製造工場等においては、半導体製造装置11が200台程度配置されることがあることから、ユーザが各用力を目視等に点検して回ると、各用力をほぼ同時に点検することが不可能となるが、このような本実施の形態の構成を用いることで、予め設定した時間においてほぼ同時に用力の点検を行うことが可能となる。また、用力の点検を自動化させることで、用力の測定値等の記入漏れや記入間違い等をなくすことができる。
また、半導体製造装置11の状態に応じて、用力の情報を取得するようにしたことにより、各用力にとって適切な状態での点検を、確実に行うことができる。例えば、半導体製造装置が稼働状態の場合の値が重要である用力については、常に半導体製造装置が稼働状態の場合の用力の点検が可能となる。また、半導体製造装置11の状態に応じて、用力の情報を取得するようにしたことにより、装置が所定の状態になるまで、用力のデータ収集を待つことができる。
また、サーバ装置12により、1以上の半導体製造装置11の用力の状態を判断できるようにしたことにより、用力の状態の判断処理を、サーバ装置12で集中して行うことができ、各半導体製造装置11の構成を簡略化することが可能となる。また、用力を取得するタイミングの設定等を、各半導体製造装置11を回りながら、各半導体製造装置に一つづつ設定する必要が無く、一のサーバ装置12において設定できるため、設定の手間等が簡略化できる。
また、各半導体製造装置11が、自装置が利用する用力の測定を行えるような構成とすることにより、半導体製造装置11の設置と同時に、用力を自動的に測定する本実施の形態の構成を導入することができるため、用力を測定するための構成の導入が容易となる。
以下、本実施の形態の変形例について図11を用いて、説明する。この変形例は、上記実施の形態において、サーバ装置12を省略すると共に、上述した半導体製造装置11において、サーバ装置12のサーバ側判断部122と同様の判断を行う判断部124をさらに設け、送信部113の代わりにサーバ側出力部123と同様の出力部125を設けるようにしたものである。
この判断部124は、サーバ側判断部と同様の判断を、用力情報取得部112が取得した用力情報について行うものであり、その他の判断の方法や構成等については、サーバ側判断部と同様である。すなわち、この判断部124は、用力情報取得部112が取得した用力情報が示す用力の値が、所定の値であるか否かを判断する。
また、出力部125は、サーバ側出力部123と同様に、判断部124の判断結果に応じた出力、ディスプレイ等への異常が発生したことを示す表示や、例えばクライアント装置13に対する電子メールによる異常の通知等を行うものであり、その他の構成等については、サーバ側出力部123と同様である。ただし、出力部125は、異常を検出したと判断されたセンサー11を有する半導体製造装置が、自装置であることから、センサー11が用力の異常を検出したことを示す警告表示を、制御パネル等に表示させるようにすればよい。すなわち、この出力部125は、判断部124の判断結果に応じた出力を行う。また、出力部125は、半導体製造装置11の状態がプロセス実行中の際に異常検知した場合、自装置がプロセスの一時停止(ウエハ待機)や中断(ウエハ排出)や装置停止等を実行するための指示やコマンド等を、自装置に対して出力しても良い。また、半導体製造装置11の状態がアイドル中の際に異常検知した場合、自装置がプロセス開始インターロックや装置停止等を実行するための指示やコマンド等を自装置に対して出力しても良い。
このような変形例においても、上記実施の形態1と同様の効果を奏することが可能である。また、サーバ装置が不要となるため、半導体製造装置の集中的な管理はできなくなるが、半導体製造装置を設置する際の通信のための設定等が簡略化できるとともに、このような用力の異常を検知する仕組みを容易に導入することが可能となる。
(実施の形態2)
本実施の形態にかかる群管理システムは、上記実施の形態にかかる群管理システムにおいて、半導体製造装置が、用力を検出するセンサーが順次出力する情報から、用力情報を順次取得して、サーバ装置に送信するようにし、サーバ装置が、これらの用力情報の中から、所定のタイミングに取得された用力情報のうちの、半導体製造装置が所定の状態である場合に取得された用力情報を取得し、この用力情報を用いて、半導体製造装置の異常を検出するようにしたものである。
図12は、本実施の形態にかかる群管理システムの構成を示すブロック図である。
本実施の形態の群管理システムは、上記実施の形態1と同様に、1以上の半導体製造装置21、サーバ装置22、および1以上のクライアント装置13を有する。ただし、ここでは、説明を簡略化するため、半導体製造装置21およびクライアント装置13が、それぞれ一つの場合を例に挙げて説明している。
クライアント装置13の構成については、上記実施の形態1と同様であるので説明は省略する。
半導体製造装置21は、1以上のセンサー111、用力情報取得部212、送信部213、状態情報取得部214を具備する。
センサー111の構成については、上記実施の形態1と同様であるので、説明は省略する。
用力情報取得部212は、半導体製造プロセスにおいて用いられる1以上の用力についての値を示す情報である用力情報を取得するものであり、上記実施の形態1の用力情報取得部112と同様と同様の構成を有している。ただし、用力情報取得部が、所定のタイミングで、各センサー111が出力する情報から用力情報を選択的に取得するのではなく、用力を検出する各センサー111が、各センサー毎に所定のタイミングで順次出力する情報から用力情報を順次取得するようにしている点が、上記実施の形態1の用力情報取得部112とは異なっている。また、ここでは、用力情報には、用力情報を取得したタイミングを判断できるように、用力情報を取得した時刻を示す情報を含ませる、もしくは対応付けておくようにする。この違いを除けば、上記実施の形態1と同様であるので、説明は省略する。
状態情報取得部214は、自装置、すなわち半導体製造装置21の状態を示す情報である状態情報を取得する。状態情報は、具体的には、各用力情報が用力情報取得部212により取得されたタイミングにおいて、半導体製造装置21がどのような状態であったかを示すことが可能な情報である。状態情報は、例えば、半導体製造装置21の状態を示す情報と、その状態を判断した時刻を示す情報とを対応付けた情報である。状態を判断した時刻の情報は、図示しないクロック等から取得可能である。あるいは、状態情報取得部214が、用力情報取得部212が用力情報を取得した時点の、自装置の状態を示す情報である状態情報を取得するようにして、用力情報取得部212が取得した用力情報と、その用力情報が取得された時点の半導体製造装置21の状態を示す状態情報とを対応付けて送信できるようにしても良い。半導体製造装置21の状態とは、上記実施の形態1において説明した半導体製造装置の状態と同様である。状態情報取得部214は、一定または不定の所定のタイミングで繰り返し状態情報を取得しても良いし、半導体製造装置21の状態が変化したことをトリガーとして、状態情報を取得しても良い。また、用力情報取得部212が用力情報を取得した時点の、状態情報を取得するようにしても良い。用力情報取得部112が自装置の状態を示す情報をどのように取得しても良い。例えば、自装置の図示しない制御部等が、ステイタスを示す情報、例えば、レシピ等を実行している稼働状態であることを示す情報を出力している場合に、稼働状態であるか非稼働状態(アイドリング状態)であるかを判断し、その状態を示す状態情報を取得しても良いし、稼働状態に出力されることが分かっている情報が自装置から出力されているかいないか等を判断して、稼働状態であるか非稼働状態であるかを判断して、その状態を示す状態情報を取得しても良い。状態情報取得部214は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。状態情報取得部214の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
送信部213は、上記実施の形態1において説明した送信部113において、用力情報に加えて、状態情報を、サーバ装置12に送信するようにしたものであり、その他の構成については、上記実施の形態1と同様であるので、説明は省略する。
サーバ装置22は、受信部221、サーバ側取得部224、サーバ側判断部222、サーバ側出力部123を具備する。
サーバ側出力部123の構成については、サーバ側判断部222の判断結果に応じた出力を行う点を除けば、上記実施の形態1と同様であるので、説明は省略する。
受信部221は、上記実施の形態1において説明した受信部121において、用力情報に加えて、状態情報を、受信するようにしたものである。受信部221が受信した状態情報は、例えば、順次記憶媒体等に蓄積される。その他の構成については、上記実施の形態1と同様であるので、説明は省略する。
サーバ側取得部224は、受信部221が受信した状態情報に応じて、受信部221が受信した用力情報を取得する。状態情報に応じて取得するとは、状態情報から、各半導体製造装置21が各状態情報を取得した時点の状態を判断し、各半導体製造装置21の状態に応じて取得することである。具体的には、サーバ側取得部224は、受信部221が受信した用力情報のうちの、各半導体製造装置が予め指定された所定の状態であることを示す状態情報に対応した用力情報を取得する。ここで述べる状態情報に対応した用力情報とは、例えば、取得された時刻が状態情報と同じ、あるいはほぼ同じである用力情報のことである。例えば、所定の状態であることを示す状態情報が有している、当該状態情報が取得された時刻を示す情報と、一致する時刻の情報と対応付けられた用力情報をサーバ側取得部224が取得する。あるいは、用力情報と、当該用力情報を取得した時刻に取得された状態情報とが対応付けられている場合、所定の状態であることを示す状態情報に対応付けられた用力情報を取得しても良い。また、特に、サーバ側取得部224は、各半導体製造装置11が予め指定されたタイミングに取得した用力情報であって、各半導体製造装置が所定の状態であることを示す状態情報に対応した用力情報を取得するようにしてもよい。ここで述べるタイミングとは、上記実施の形態1において用力情報取得部112の説明等において説明したタイミング等と同じである。サーバ側取得部224は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。サーバ側取得部224の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
サーバ側判断部222は、サーバ側取得部224が取得した用力情報が示す用力の値が、所定の値であるか否かを判断する点を除けば、上記実施の形態1のサーバ側判断部122と同様の構成を有しているため、ここでは説明を省略する。
次に、半導体製造装置の動作について図13のフローチャートを用いて説明する。ここでは、用力を検出するためのs(sは1以上の整数)個のセンサー111を有し、各センサー111が予め設定されたタイミングで、検出量を示す情報を繰り返し出力するものとする。
(ステップS1301)用力情報取得部212は、カウンターkに1を代入する。
(ステップS1302)用力情報取得部212は、k番目のセンサー111が出力する用力の検出量を示す情報を受け付けたか否かを判断する。受け付けた場合、ステップS1303に進み、受け付けていない場合、ステップS1306に進む。
(ステップS1303)用力情報取得部212は、ステップS1302で受け付けた情報を、例えば数値等に変換して、用力情報を取得する。ここでは、用力情報には、用力情報を取得した日時等の情報を含ませるようにする。また、用力情報には、k番目の用力情報であることを示す情報等を含ませる、あるいは対応付けるようにしても良い。
(ステップS1304)状態情報取得部214は、状態情報を取得する。そして、ここでは例として、取得した状態情報を、ステップS1303で取得した用力情報に対応付けてメモリ等に一時記憶する。例えば、状態情報と用力情報とを情報を管理するデータベースの同じレコードで管理する。なお、ここでは、用力情報を取得する際に、状態情報も取得するようにしたが、状態情報を取得する時期であるか否かを判断して、用力情報を取得する時期と異なる時期に用力情報を取得しても良い。
(ステップS1305)送信部213は、ステップS1303で取得した用力情報、およびステップS1304で取得した状態情報を、サーバ装置22に送信する。ここでは、用力情報と状態情報とを対応付けて送信する。
(ステップS1306)用力情報取得部212は、カウンターkを1インクリメントする。
(ステップS1307)用力情報取得部112は、カウンターkがsより大きいか否かを判断する。sより大きい場合、ステップS401に戻り、s以下である場合、ステップS402に戻る。
なお、半導体製造装置21が、上記実施の形態1の半導体製造装置と同様に、図示しない受信部や制御部等を備えるようにしても良い。
また、ここでは、各用力情報と状態情報とを取得した時点で、取得した用力情報と状態情報とをサーバ装置22に送信するようにしたが、複数の用力情報や状態情報が揃った時点で、取得した用力情報および状態情報を一括してサーバ装置22に送信してもよい。
また、用力情報と状態情報との対応関係が判断可能であれば、用力情報と状態情報とを個別に送信しても良い。
なお、図13のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
以下、本実施の形態におけるサーバ装置の具体的な動作について図14のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS1401)受信部221は、用力情報および状態情報を受信したか否かを判断する。受信した場合、用力情報と状態情報とを、図示しない記憶媒体等に蓄積し、ステップS1402に進み、受信していない場合、ステップS1401に戻る。
(ステップS1402)サーバ側取得部224は、ステップS1401において受信した用力情報に応じた、用力情報を取得するタイミングを示す情報と、用力情報を取得する際の半導体製造装置21の状態を示す情報とを、図示しない記憶媒体等から読み出す。図示しない記憶媒体には、各用力、あるいは各センサー111に対応した、予め用力情報を取得するタイミングを示す情報と、用力情報を取得する際の半導体製造装置21の状態を示す情報とが格納されているものとする。
(ステップS1403)サーバ側取得部224は、ステップS1401において受信した用力情報が有している用力情報を取得した時刻を示す情報が示す時刻が、ステップS1402において取得した用力情報を取得するタイミングを示す情報が示すタイミング内の時刻であるか否か、すなわちタイミングを示す情報が示すタイミングに取得された用力情報であるか否かを判断する。タイミング内の時刻である場合、ステップS1404に進み、タイミング内の時刻でない場合、ステップS1401に戻る。なお、定期的や不定期に繰り返して用力情報を取得する場合等においては、一の用力情報を取得するタイミングに対して、一度、用力情報を取得した後は、新たに用力情報を取得するタイミングが来るまでは、用力情報を取得するタイミングではないと判断してもよい。
(ステップS1404)サーバ側取得部224は、ステップS1401において受信した用力情報に対応した状態情報が示す半導体製造装置21の状態が、ステップS1402において取得した用力情報を取得する際の半導体製造装置21の状態を示す情報が示す状態と一致するか否か、すなわち状態を示す情報が示す状態に取得された用力情報であるか否かを判断する。を判断する。この一致は部分一致等としてもよい。一致する場合、ステップS1405に進み、一致しない場合、ステップS1401に戻る。
(ステップS1405)サーバ側取得部224は、ステップS1401において受信した用力情報を取得する。
(ステップS1406)サーバ側判断部222は、図示しない記憶媒体等に予め格納されている、ステップS1401において受信した用力情報に応じた閾値である上限値、および下限値を読み出す。上限値または下限値の一方しか指定されていない場合、この一方のみを読み出す。用力情報に応じた閾値は、用力情報に含まれる、用力を示す識別情報や、半導体製造装置11の識別情報等を検索キー等として取得される。
(ステップS1407)サーバ側判断部222は、ステップS1405において取得した用力情報が示す値が、ステップS1406において読み出した下限値以上であるか否かを判断する。下限値以上である場合、ステップS1408に進み、下限値以上でない場合、ステップS1409に進む。なお、ステップS1406において下限値を読み出していない場合、この処理は省略される。
(ステップS1408)サーバ側判断部222は、ステップS1405において受信した用力情報が示す値が、ステップS502において読み出した上限値以下であるか否かを判断する。上限値以下である場合、ステップS1401に戻り、上限値以下でない場合、ステップS1409に進む。なお、ステップS1406において上限値を読み出していない場合、この処理は省略される。
(ステップS1409)サーバ側出力部123は、予め指定されているクライアント装置に、ステップS1401において受信した用力情報に対応する半導体製造装置21が利用する用力に、異常が発生したことを示す情報を送信、例えば電子メール等で送信する。
(ステップS1410)サーバ側出力部123は、ステップS1401において受信した用力情報に対応する半導体製造装置21に対して、当該半導体製造装置21が利用する用力に異常が発生した場合に応じた所定の処理を実行させるための命令等の情報を送信する。この命令は、例えば、半導体製造装置11に異常が発生したことを示す警報を出力させるための命令や、半導体製造装置21を異常停止させるための命令等である。そして、ステップS1401に戻る。
なお、上記フローチャートにおいて、ステップS1401において、受信部221が受信した用力情報等に対して判断等を行う代わりに、ステップS1401において、受信部221が記憶媒体等に蓄積した用力情報について、順次、ステップS1402から1410までの処理等を繰り返し、行うようにしても良い。
なお、図14のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、本実施の形態にかかる群管理システムの具体例について説明する。群管理システムの概略図は、図1に示した群管理システムにおいて、半導体製造装置を半導体製造装置21に、サーバ装置をサーバ装置22に置き換えたものと同様である。
まず、ここでは、上記実施の形態1の具体例と同様に、一の半導体製造装置21が、半導体製造装置11において利用される用力の測定を、所定の時間間隔、例えば1秒間隔で繰り返して行う複数のセンサー111を有しているものとする。
まず、用力情報取得部212は、順番に各センサー111から用力の検出量を示す情報が出力されたか否かを判断し、出力された場合、出力された情報を用いて、用力の値を示す情報と、用力情報を取得した時刻を示す情報と、検出量を示す情報を出力したセンサー111の識別情報を含む用力情報を構成して取得する。取得した用力情報は、例えば、メモリ等に一時記憶する。
また、状態情報取得部214は、用力情報を構成した時刻における半導体製造装置21の稼働状態を示す情報を取得して、稼働状態を示す情報である状態情報を構成する。そして、この状態情報を同時に取得された用力情報とを、ステップS1303で取得した用力情報に対応付けてメモリ等に一時記憶する。
送信部213は、メモリ等に一時記憶された用力情報と、この用力情報に対応付けられた状態情報とを読み出し、半導体製造装置21の識別情報である装置識別情報と共に、サーバ装置22に送信する。例えば、図15に示すように、対応付けられた用力情報と、状態情報とを、対応関係が保たれるように組み合わせた情報をサーバ装置22に送信してもよい。
サーバ装置22においては、受信部221が、半導体製造装置21から送信された、用力情報と、当該用力情報と対応付けられた状態情報と、半導体製造装置21の識別情報とを受信し、これらが対応関係が保たれるよう、図示しないメモリ等に一時記憶する。ここで受信した用力情報が示す用力の値が「95」、用力情報に含まれるセンサー111の識別情報が「S001」、用力情報が示す用力を取得した時刻が「9:00:00」であり、状態情報が示す半導体製造装置21の状態が「アイドリング中」であったとする。また、ここでは、この半導体製造装置21の装置識別情報が「TE501」、であったとする。
つぎに、サーバ側取得部224は、最初に受信部221が受信した用力情報に対応付けられた半導体製造装置21の装置識別情報「TE501」と、受信部221が受信した用力情報に含まれる、当該用力情報に対応する用力を検出したセンサー111の識別情報「S001」とを取得する。
図16は、サーバ装置22内の図示しない格納部に格納されている、半導体製造装置21と当該半導体装置21が有するセンサー111との組み合わせ毎に、予め用意された、用力情報を取得するタイミングを示す情報と、用力情報を取得する際の半導体製造装置21の状態を示す情報との対応関係を示すサーバ側取得タイミング状態管理表である。サーバ側取得タイミング状態管理表は、「装置識別情報」、「センサー名」、「タイミング」、「状態」という属性を有している。「装置識別情報」は製造装置の識別情報である。「センサー名」、「タイミング」、および「状態」については、図7に示した取得タイミング状態管理表と同様である。
サーバ側取得部224は、図16に示したサーバ側取得タイミング状態管理表において、「装置識別情報」が「TE501」、「センサー名」が「S001」であるレコードを検索により検出する。そして、検出されたレコードの「タイミング」属性値と、「状態」属性値とを取得する。ここでは、「タイミング」属性値である「9:00」および「状態」属性値である「アイドリング中」という属性値が得られる。
そして、サーバ側取得部224は、まず、受信部221が受信した用力情報に含まれる時刻を示す情報である「9:00:00」と、図16に示したサーバ側取得タイミング状態管理表から取得した「タイミング」属性値である「9:00」とを比較して、一致していると判断する。なお、一致しているか否かの判断を行う代わりに、用力情報に含まれる時刻が、「タイミング」属性値が示す時刻以降の時刻であるか否かを判断するようにしても良い。ここでは例として1秒未満の時間については、一致の判断を行わないものとする。つぎに、受信部221が受信した状態情報である「アイドリング中」と、図16に示したサーバ側取得タイミング状態管理表から取得した「状態」属性値である「アイドリング中」とを比較して、一致していると判断する。これにより、サーバ側取得部224は、結果として、受信部221が受信した用力情報が、各半導体製造装置11が予め指定されたタイミングに取得した用力情報であって、各半導体製造装置が所定の状態であることを示す状態情報に対応した用力情報であると判断したこととなる。サーバ側取得部224は、受信部221が受信した用力情報を取得する。
次に、サーバ側判断部222は、サーバ側取得部224が取得した用力情報が示す値についての上限値と下限値とを、この用力情報に対応して受信された半導体製造装置21の装置識別情報である「TE501」と、用力情報に含まれるセンサー111の識別情報である「S001」とを用いて、上記実施の形態の具体例と同様に取得する。そして、取得した上限値と下限値とを用いて、上記実施の形態の具体例と同様にサーバ側取得部224が取得した用力情報が示す値から、用力に異常が生じたか否かの判断等を行う。なお、サーバ側判断部222が行う処理以降の処理等については、上記具体例と同様であるのでここでは説明を省略する。
次に、受信部221が半導体製造装置21から受信した用力情報が示す用力の値が「19」、用力情報に含まれるセンサー111の識別情報が「S002」、用力情報が示す用力を取得した時刻が「9:00:14」であり、状態情報が示す半導体製造装置21の状態が「アイドリング中」であったとする。
サーバ側取得部224は、用力情報に対応付けられた半導体製造装置21の装置識別情報「TE501」と、受信部221が受信した用力情報に含まれる、当該用力情報に対応する用力を検出したセンサー111の識別情報「S002」とを取得する。
サーバ側取得部224は、図16に示したサーバ側取得タイミング状態管理表において、「装置識別情報」が「TE501」、「センサー名」が「S001」であるレコードを検索により検出する。そして、検出されたレコードの「タイミング」属性値と、「状態」属性値とを取得する。ここでは、「タイミング」属性値である「9:00」および「状態」属性値である「稼働中」という属性値が得られる。
そして、サーバ側取得部224は、まず、受信部221が受信した用力情報に含まれる時刻を示す情報である「9:00:15」と、図16に示したサーバ側取得タイミング状態管理表から取得した「タイミング」属性値である「9:00」とを比較して、タイミングが一致していると判断する。ここでは例として1秒未満の時間については、一致の判断を行わないものとする。なお、ここで、「タイミング」属性値が「9:00」以前の時刻を示すものであった場合、タイミングが一致していると判断しても良い。なお、ここで、「タイミング」属性値が「9:01」以降の時刻を示すものであった場合、タイミングが一致していないと判断され、受信部221が受信したこの用力情報に対するその後の判断処理等は終了する。
つぎに、受信部221が受信した状態情報である「アイドリング中」と、図16に示したサーバ側取得タイミング状態管理表から取得した「状態」属性値である「稼働中」とを比較して、一致していないと判断する。これにより、半導体製造装置21が所定の状態の時点で取得された用力情報でないと判断され、受信部221が受信したこの用力情報に対するその後の判断処理等は終了する。
次に、受信部221が、半導体製造装置21から受信した用力情報が示す用力の値が「19」、用力情報に含まれるセンサー111の識別情報が「S002」、用力情報が示す用力を取得した時刻が「9:05:15」であり、状態情報が示す半導体製造装置21の状態が「稼働中」であったとする。
サーバ側取得部224は、図16に示したサーバ側取得タイミング状態管理表を用いて、上記と同様に、「タイミング」属性値である「9:00」および「状態」属性値である「稼働中」という属性値を得る。
そして、サーバ側取得部224は、まず、受信部221が受信した用力情報に含まれる時刻を示す情報である「9:05:15」と、図16に示したサーバ側取得タイミング状態管理表から取得した「タイミング」属性値である「9:00」とを比較して、タイミングが一致していると判断する。
つぎに、受信部221が受信した状態情報である「稼働中」と、図16に示したサーバ側取得タイミング状態管理表から取得した「状態」属性値である「稼働中」とを比較して、一致していると判断する。これにより、サーバ側取得部224は、結果として、受信部221が受信した用力情報が、各半導体製造装置11が予め指定されたタイミングに取得した用力情報であって、各半導体製造装置が所定の状態であることを示す状態情報に対応した用力情報であると判断したこととなる。サーバ側取得部224は、受信部221が受信した用力情報を取得する。
そして、この用力情報を用いて、上記と同様に、サーバ側判断部222が用力に異常が発生したか否かの判断等を行う。
その後同様の処理が繰り返されて、用力の異常の判断や、異常の通知等が行われる。
以上、本実施の形態によれば、1以上の半導体製造装置21が、用力の情報を取得してサーバ装置22が、用力に異常が発生したか否かを判断して判断結果を出力するようにしたことにより、ユーザが各用力を目視等に点検して回る必要が無くなり、短時間で正確に、半導体製造装置に利用される用力の点検を行うことができる。
また、半導体製造装置21の状態に応じて、用力の情報を取得するようにしたことにより、各用力にとって適切な状態での点検を、確実に行うことができる。また、半導体製造装置21の状態に応じて、用力の情報を取得するようにしたことにより、半導体製造装置21が所定の状態になるまで、用力のデータ収集を待つことができる。
また、サーバ装置22により、予め指定されたタイミングに取得した用力情報であって、各半導体製造装置が所定の状態であることを示す状態情報に対応した用力情報を取得するようにしたことにより、用力情報を取得するための判断処理や、用力の状態の判断処理等を、サーバ装置12で集中して行うことができ、各半導体製造装置11の構成を簡略化することが可能となる。
なお、上記実施の形態1において、上記実施の形態2と同様に、用力情報取得部112が、用力を検出する各センサー111が順次出力する情報から、用力情報を順次取得するようにし、この取得した用力情報のうちの、上述した用力情報を取得する処理と同様の処理により、所定のタイミングに取得された用力情報であって、半導体製造装置が所定の状態である場合に取得された用力情報である用力情報を取得するようにしても良い。順次取得した用力情報は、例えば図示しないメモリ等に蓄積するようにしても良い。
この場合、上記実施の形態2と同様に、自装置、すなわち半導体製造装置11の状態を示す情報である状態情報を取得する状態情報取得部214を、半導体製造装置11に設けるようにし、この状態情報取得部214が取得した状態情報を、用力情報と対応付けるようにして、この状態情報を用いて、用力情報取得部112が、取得された用力情報が、半導体製造装置が所定の状態である場合に取得された用力情報であるか否かの判断を行うようにしても良い。
さらに、本実施の形態における処理は、ソフトウェアで実現しても良い。そして、このソフトウェアをソフトウェアダウンロード等により配布しても良い。また、このソフトウェアをCD−ROMなどの記録媒体に記録して流布しても良い。なお、このことは、本明細書における他の実施の形態においても該当する。
なお、本実施の形態における情報処理装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータに、被処理基板に対して所定の半導体製造プロセスを実行する半導体製造装置が行う処理を実行させるプログラムであって、コンピュータに、半導体製造プロセスにおいて用いられる1以上の用力についての値を示す情報である用力情報を取得する用力情報取得ステップと、前記用力情報取得ステップで取得した用力情報をサーバ装置に送信する送信ステップとを実行させるためのプログラムである。
また、このプログラムは、コンピュータに、被処理基板に対して所定の半導体製造プロセスを実行する1以上の半導体製造装置と接続されているサーバ装置が行う処理を実行させるプログラムであって、コンピュータに、前記1以上の半導体製造装置から送信される用力情報を受信する受信ステップと、前記受信ステップで受信した用力情報が示す用力の値が、所定の値であるか否かを判断するサーバ側判断ステップと、前記サーバ側判断ステップによる判断結果に応じた出力を行うサーバ側出力ステップとを実行させるためのプログラムである。
また、このプログラムは、コンピュータに、被処理基板に対して所定の半導体製造プロセスを実行する半導体製造装置が行う処理を実行させるプログラムであって、コンピュータに、半導体製造プロセスにおいて用いられる1以上の用力についての値を示す情報である用力情報を取得する用力情報取得ステップと、前記用力情報取得ステップで取得した用力情報が示す用力の値が、所定の値であるか否かを判断する判断ステップと、前記判断ステップの判断結果に応じた出力を行う出力ステップとを実行させるためのプログラムである。
また、上記各実施の形態において、各処理(各機能)は、単一の装置(システム)によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
なお、上記プログラムにおいて、情報を送信する送信ステップや、情報を受信する受信ステップなどでは、ハードウェアによって行われる処理、例えば、送信ステップにおけるモデムやインターフェースカードなどで行われる処理(ハードウェアでしか行われない処理)は含まれない。
また、上記プログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段(送信部など)は、物理的に一の媒体で実現されても良いことは言うまでもない。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上のように、本発明にかかる群管理システム等は、半導体製造装置に利用される用力を点検するためのシステム等として有用であり、特に、多数の半導体製造装置にそれぞれ利用される用力を点検するためのシステム等として有用である。
本実施の形態における群管理システムの概念図。 同群管理システムの本半導体製造装置11の一例を示す図。 同群管理システムのブロック図。 同群管理システムの半導体製造装置の動作について説明するフローチャート。 同群管理システムのサーバ装置の動作について説明するフローチャート。 同群管理システムの用力管理表を示す図。 同群管理システムの取得タイミング状態管理表を示す図。 同群管理システムの正常範囲管理表を示す図。 同群管理システムの判断結果管理表を示す図。 同群管理システムのクライアント装置13における表示例を示す図。 同群管理システムの変形例のブロック図。 実施の形態2における群管理システムのブロック図。 同群管理システムの半導体製造装置の動作について説明するフローチャート。 同群管理システムのサーバ装置の動作について説明するフローチャート。 同群管理システムの半導体製造装置が送信する情報を示す模式図。 同群管理システムのサーバ側取得タイミング状態管理表を示す図。
符号の説明
13 クライアント装置
11、21 半導体製造装置
12、22 サーバ装置
112、212 用力情報取得部
111 センサー
113、213 送信部
121、221 受信部
122、222 サーバ側判断部
123 サーバ側出力部
124 判断部
125 出力部
131 クライアント側受信部
132 クライアント側出力部
214 状態情報取得部
224 サーバ側取得部

Claims (15)

  1. 被処理基板に対して所定の半導体製造プロセスを実行する1以上の半導体製造装置と、当該1以上の半導体製造装置と接続されているサーバ装置とを備えた群管理システムであって、
    前記半導体製造装置は、
    半導体製造プロセスにおいて用いられる1以上の用力についての値を示す情報である用力情報を取得する用力情報取得部と、
    前記用力情報取得部が取得した用力情報を前記サーバ装置に送信する送信部とを備え、
    前記サーバ装置は、
    前記半導体製造装置から送信される用力情報を受信する受信部と、
    前記受信部が受信した用力情報が示す用力の値が、所定の値であるか否かを判断するサーバ側判断部と、
    前記サーバ側判断部の判断結果に応じた出力を行うサーバ側出力部とを備えた群管理システム。
  2. 前記用力情報取得部は、自装置の状態を判断し、自装置の状態に応じて前記各用力情報を取得する請求項1記載の群管理システム。
  3. 前記用力情報取得部は、予め指定されたタイミングであって、自装置の状態が、所定の状態である場合に、前記用力情報を取得する請求項2記載の群管理システム。
  4. 前記用力情報取得部は、自装置が各用力情報毎に指定された状態である場合に、当該各用力情報を取得する請求項2または請求項3記載の群管理システム。
  5. 前記半導体製造装置は、自装置の状態を示す情報である状態情報を取得する状態情報取得部をさらに備え、
    前記送信部は、前記用力情報取得部が取得した用力情報と、前記状態情報取得部が取得した状態情報とを前記サーバ装置に送信し、
    前記受信部は、前記半導体製造装置から送信される用力情報と状態情報とを受信し、
    前記サーバ装置は、前記受信部が受信した状態情報に応じて、前記受信部が受信した用力情報を取得するサーバ側取得部をさらに備え、
    前記サーバ装置のサーバ側判断部は、前記受信部が受信した用力情報のうちの、前記サーバ側取得部が取得した用力情報が示す用力の値が、所定の値であるか否かを判断する請求項1から請求項4いずれか記載の群管理システム。
  6. 前記サーバ側取得部は、各半導体製造装置が予め指定されたタイミングに取得した用力情報であって、各半導体製造装置が所定の状態であることを示す状態情報に対応した用力情報を取得する請求項5記載の群管理システム。
  7. 前記サーバ側取得部は、各半導体製造装置が送信した状態情報が、各用力情報毎に指定された状態であることを示す場合に、当該状態情報に対応した各用力情報を取得する請求項5または請求項6記載の群管理システム。
  8. 被処理基板に対して所定の半導体製造プロセスを実行する半導体製造装置であって、
    半導体製造プロセスにおいて用いられる1以上の用力についての値を示す情報である用力情報を取得する用力情報取得部と、
    前記用力情報取得部が取得した用力情報をサーバ装置に送信する送信部とを備えた半導体製造装置。
  9. 前記用力情報取得部は、自装置の状態を判断し、自装置の状態に応じて前記各用力情報を取得する請求項8記載の半導体製造装置。
  10. 前記用力情報取得部は、予め指定されたタイミングであって、自装置の状態が、所定の状態である場合に、用力情報を取得する請求項9記載の半導体製造装置。
  11. 前記用力情報取得部は、自装置が各用力情報毎に指定された状態である場合に、当該各用力情報を取得する請求項9または請求項10記載の半導体製造装置。
  12. 被処理基板に対して所定の半導体製造プロセスを実行する半導体製造装置において実行される情報処理方法であって、
    半導体製造プロセスにおいて用いられる1以上の用力についての値を示す情報である用力情報を取得する用力情報取得ステップと、
    前記用力情報取得ステップで取得した用力情報をサーバ装置に送信する送信ステップとを備えた情報処理方法。
  13. 被処理基板に対して所定の半導体製造プロセスを実行する1以上の半導体製造装置と接続されているサーバ装置において実行される情報処理方法であって、
    前記1以上の半導体製造装置から送信される用力情報を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップで受信した用力情報が示す用力の値が、所定の値であるか否かを判断するサーバ側判断ステップと、
    前記サーバ側判断ステップによる判断結果に応じた出力を行うサーバ側出力ステップとを備えた情報処理方法。
  14. コンピュータに、被処理基板に対して所定の半導体製造プロセスを実行する半導体製造装置が行う処理を実行させるプログラムであって、
    コンピュータに、
    半導体製造プロセスにおいて用いられる1以上の用力についての値を示す情報である用力情報を取得する用力情報取得ステップと、
    前記用力情報取得ステップで取得した用力情報をサーバ装置に送信する送信ステップとを実行させるためのプログラム。
  15. コンピュータに、被処理基板に対して所定の半導体製造プロセスを実行する1以上の半導体製造装置と接続されているサーバ装置が行う処理を実行させるプログラムであって、
    コンピュータに、
    前記1以上の半導体製造装置から送信される用力情報を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップで受信した用力情報が示す用力の値が、所定の値であるか否かを判断するサーバ側判断ステップと、
    前記サーバ側判断ステップによる判断結果に応じた出力を行うサーバ側出力ステップとを実行させるためのプログラム。
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