JP4503465B2 - 基板ユニット - Google Patents

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Description

この発明は基板ユニットに関し、とくに基板収納枠体に挿抜可能に装着される基板ユニットに関する。
電子回路部品を装備したプリント回路基板等の回路基板を、通信装置等の電子機器ユニットを構成するサブラックに挿抜可能に装着する技術が知られている。(たとえば、特許文献1の「背景技術」欄参照)。この例では、図12A及び図12Bに示すように、サブラック120は直方体状のものから構成され、複数の回路基板を収納する前面側に開口部121aを有する収納部121を備えている。この収納部121には、開口部121aから奥部にかけて前後方向に延ばされたガイドレール127・・・127が備えられている。また、サブラック120の上面及び下面における開口部121a側には、夫々、フロントレール124、124が備えられている。又、このフロントレール124には、第1ハンドル当接部125と第2ハンドル当接部126とが備えられている。
回路基板110は、図13に示すように、図示右側の後端側に、基板用コネクタ115が設けられている。回路基板110の図示左側の前端側には、フロントパネル111が設けられているとともに、フロントパネル111の上部側と下部側とに夫々、上下一対の挿抜用ハンドル100、100が設けられている。
この各挿抜用ハンドル100は、図14Aに示すように、後端側に、回路基板110に設けられたハンドル係止部112に係脱自在に係止される被係止部102と、サブラック120のフロントレール124の第1ハンドル当接部125、第2ハンドル当接部126夫々に当接させるための第1被当接部103a及び第2被当接部103bを有する被当接部103と、被係止部102と被当接部103との間に、回路基板110に設けられたハンドル取付部材140に回転自在に取り付けられた回転軸部104とを備えている。挿抜用ハンドル100の前端側には、第1押圧操作部101a及び第2押圧操作部101bを有する押圧操作部101を備えている。
そして、回路基板110をサブラック120に挿入する場合は、挿抜用ハンドル100の被係止部102をハンドル係止部112から外した図14Bに示す状態にし、その状態から、回路基板110をサブラック120に入れていき、挿抜用ハンドル100の第1押圧操作部101aを、図14Bの上側(矢印R1の方向)に押圧操作する。これにより、挿抜用ハンドル100が回転軸部104を回転の中心に回転し、挿抜用ハンドル100の第1被当接部103aとサブラック120のフロントレール124の第1ハンドル当接部125とが当接する。更に、挿抜用ハンドル100を回転させると第1被当接部103aが回転し、これにより、サブラック120に対して回路基板110が後方側(図示X1方向)に移動して回路基板110の基板側コネクタ115がサブラック120に設けられたサブラック側コネクタ(図示せず)に挿入される。又、この状態で、図14Aに示すように挿抜用ハンドル100の被係止部102がハンドル係止部112に係止される。
一方、サブラック120に挿入した回路基板110をサブラック120から抜く場合は、図14Aに示す状態から挿抜用ハンドル100の第2押圧操作部101bを、上記第1押圧操作部101aの押圧方向と反対側の図示の下方側(矢印R2の方向)に押圧操作する。これにより、図14Bに示すように被係止部102とハンドル係止部112との係止が外れるとともに、挿抜用ハンドル100の第2被当接部103bとサブラック120のフロントレール124の第2ハンドル当接部126とが当接し、更に、挿抜用ハンドル100を回転させると第2被当接部103bが回転し、これにより、サブラック120に対して回路基板110を図示の左側の前方側(図のX2方向)に移動させて回路基板110の基板側コネクタ115をサブラック120のサブラック側コネクタ123から抜くことができる。
回路基板110においては、挿抜用ハンドル100を合成樹脂により構成する一方、図14Aに示すように、その形状に工夫をこらしてバネ性を持たせることで、挿抜用ハンドル100の被係止部102をハンドル係止部112側に付勢し、もって、所定の係止力で挿抜用ハンドル100を回路基板110に係止するようにしている。このように構成することで、サブラック120に挿入された回路基板110が簡単に抜け出してしまわないようにしている。
しかしながら、挿抜用ハンドル100の形状を工夫するだけで所望の係止力を得るのは容易でない。また、挿抜動作を繰り返したり長時間放置したりすると、被係止部102およびハンドル係止部112の摩耗やクリープによる係止力の低下が無視できなくなるため、耐久性に難があった。さらに、回路基板110にハンドル係止部112を固定的に設ける必要があるため、製造工程が複雑となり、製造コスト上昇の要因となっていた。
WO03/086039号公報
この発明は、このような従来の回路基板の問題点を解決し、所望の係止力を容易に得ることができ、係止力が低下しにくく、かつ、製造コストの低い、挿抜用ハンドルの係止構造を備えた基板ユニットを提供することを目的とする。
この発明による基板ユニットは、基板収納枠体に挿抜可能に装着される基板ユニットである。この基板ユニットは、基板本体と、基板本体を固定的に支持するパネル体であってストッパー進入穴を設けたパネル体と、パネル体に回転可能に支持された挿抜用ハンドルと、ストッパー進入穴および挿抜用ハンドルのいずれか一方に非固定的に保持されたスプリングユニットと、を備えている。挿抜用ハンドルは、操作部と、操作部が所定の固定ポジションまで回転操作されると基板収納枠体の一部と結合し、操作部が所定の解除ポジションまで回転操作されると基板収納枠体の前記一部との結合が解除されるよう構成された枠体結合部と、操作部が固定ポジションまで回転操作されるとストッパー進入穴に進入し、操作部が解除ポジションまで回転操作されるとストッパー進入穴から退出するよう構成されたストッパー部と、を備えている。スプリングユニットは、ストッパー部がストッパー進入穴に進入する際に挿抜用ハンドルに所定の進入抵抗力を付与するとともにストッパー部がストッパー進入穴から退出する際に挿抜用ハンドルに所定の退出抵抗力を付与する主スプリング部、を有する。
本発明の特徴は、上記のように広く示すことができるが、その構成や内容は、目的および特徴とともに、図面を考慮に入れた上で、以下の開示によりさらに明らかになるであろう。
請求項1の基板ユニットは、基板収納枠体に挿抜可能に装着される基板ユニットである。この基板ユニットは、基板本体と、基板本体を固定的に支持するパネル体であってストッパー進入穴を設けたパネル体と、パネル体に回転可能に支持された挿抜用ハンドルと、ストッパー進入穴および挿抜用ハンドルのいずれか一方に非固定的に保持されたスプリングユニットと、を備えている。挿抜用ハンドルは、操作部と、操作部が所定の固定ポジションまで回転操作されると基板収納枠体の一部と結合し、操作部が所定の解除ポジションまで回転操作されると基板収納枠体の前記一部との結合が解除されるよう構成された枠体結合部と、操作部が固定ポジションまで回転操作されるとストッパー進入穴に進入し、操作部が解除ポジションまで回転操作されるとストッパー進入穴から退出するよう構成されたストッパー部と、を備えている。スプリングユニットは、ストッパー部がストッパー進入穴に進入する際に挿抜用ハンドルに所定の進入抵抗力を付与するとともにストッパー部がストッパー進入穴から退出する際に挿抜用ハンドルに所定の退出抵抗力を付与する主スプリング部、を有する。
したがって、挿抜用ハンドルと別体でスプリングユニットを構成するから、スプリングユニットの設計製造の自由度が高い。このため、所望の退出抵抗力を有する耐久性に優れたスプリングユニットを容易に得ることができる。また、スプリングユニットはストッパー進入穴または挿抜用ハンドルに非固定的に保持されているのであって、固定的に結合されているのではないから、固定的な結合に起因する過重な応力や偏摩耗が生じにくい。このため、さらに耐久性を向上させることができる。また、スプリングユニットをストッパー進入穴または挿抜用ハンドルに装着する際、固定的に結合する必要がないから、鋲打ち等の工程を省略することができ、その分、製造コストを低く抑えることが可能となる。
すなわち、所望の係止力を容易に得ることができるうえ、係止力が低下しにくく、かつ、製造コストの低い、挿抜用ハンドルの係止構造を備えた基板ユニットを実現することができる。
請求項2の基板ユニットにおいては、基板本体は、基板収納枠体に対する基板ユニットの挿抜方向と略平行に配置されている。パネル体は、基板本体に対して略平行に配置された略平面状のサイドパネルと、サイドパネルの挿抜方向の抜き方向端から挿抜方向と略直交する方向に立ち上がるように形成された略平面状のフロントパネルと、を備えている。ストッパー進入穴は、フロントパネルを貫通するように設けられている。挿抜用ハンドルは、パネル体に回転可能に支持されたベース部と、ベース部に連続して設けられた棹部と、をさらに備えている。枠体結合部は、ベース部に連続して形成されている。ストッパー部は、棹部の途中に形成されている。操作部は、棹部の他端に形成されている。ベース部は、実質的にフロントパネルの内側に配置されている。棹部は、操作部が固定ポジションにあるときにフロントパネルの外側であってフロントパネルに対して近接して略平行な状態となり、操作部が解除ポジションにあるときにフロントパネルの外側であってフロントパネルに対して略起立した状態となる、よう構成されている。ストッパー部は、操作部が固定ポジションにあるときにフロントパネルの内側に位置し、操作部が解除ポジションにあるときにフロントパネルの外側に位置する、よう構成されている。主スプリング部は、少なくとも操作部が固定ポジションにあるときにフロントパネルの内側に位置する、よう構成されている。
したがって、挿抜用ハンドルの操作部が固定ポジションにある状態、すなわち、基板収納枠体に基板ユニットが収納固定されている通常使用状態においては、挿抜用ハンドルのフロントパネルの外側への突出高さを低くすることができる。このため、このような基板ユニットを収納した基板収納枠体を用いることで、通常使用状態において、上記挿抜方向の寸法(たとえば奥行き寸法)の小さいコンパクトな電子機器ユニット等を実現することができる。
請求項3の基板ユニットにおいては、挿抜用ハンドルのベース部、ならびに、少なくとも操作部が固定ポジションにあるときのストッパー部および主スプリング部は、基板本体とサイドパネルとの間隙に位置する、よう構成されたこと、を特徴とする。
したがって、挿抜用ハンドルのベース部、ならびに、少なくとも操作部が固定ポジションにあるときのストッパー部および主スプリング部を、基板本体およびサイドパネルの、当該基板本体およびサイドパネルに直交する方向への投影面内にとどめることが可能となる。このため、通常使用状態において、上記挿抜方向の寸法(たとえば奥行き寸法)の、いっそう小さいコンパクトな電子機器ユニット等を実現することができる。
請求項4の基板ユニットにおいては、挿抜用ハンドルの操作部が固定ポジションから解除ポジションに向けて回転する方向に挿抜用ハンドルを付勢する付勢手段、をさらに備えたこと、を特徴とする。
したがって、基板収納枠体に対して基板ユニットを挿入したり抜き出したりしたりする際に、基板収納枠体と挿抜用ハンドルの枠体結合部とが接触するのを防止することで、基板ユニットの挿抜動作を容易にすることができる。
請求項5の基板ユニットにおいては、スプリングユニットは、ストッパー進入穴に保持されている。主スプリング部は、ストッパー部がストッパー進入穴に進入する際にストッパー部に接触して変形することで進入抵抗力を発生させるとともに、ストッパー部がストッパー進入穴から退出する際にストッパー部に接触して変形することで退出抵抗力を発生させるよう構成されている。スプリングユニットは、ストッパー進入穴と非固定的に結合する進入穴結合部であって、ストッパー部がストッパー進入穴に進入する際にストッパー進入穴との間に上述の進入抵抗力より大きい進入時離脱抵抗力を発生させ、ストッパー部がストッパー進入穴から退出する際にストッパー進入穴との間に上述の退出抵抗力より大きい退出時離脱抵抗力を発生させるよう構成された進入穴結合部、をさらに備えている。
つまり、スプリングユニットは、その進入穴結合部によって、パネル体のストッパー進入穴と非固定的に結合しており、挿抜用ハンドルのストッパー部がパネル体のストッパー進入穴に進入する際にも、ストッパー部がストッパー進入穴から退出する際にも、その結合が維持されるよう構成されている。
請求項6の基板ユニットにおいては、スプリングユニットは、主スプリング部と進入穴結合部とを、板状バネ部材を用いて一体的に形成したものであること、を特徴とする。
たとえば、このようなスプリングユニットは、ストッパー部のストッパー進入穴への進入・退出方向に略直交する断面が略「コ」の字形の架橋部であって、架橋板と、架橋板の両端からそれぞれ架橋板に略直交する方向に架橋板に連続して形成された立ち上がり片と、からなる架橋部、をさらに備えている。進入穴結合部は、架橋部の一対の立ち上がり片の退出方向端から、当該退出方向に向かって相互に離間するようにそれぞれ略斜め方向に延びるように、一対、形成される。主スプリング部は、架橋部の一対の立ち上がり片の進入方向端から、相互に近接する方向に略「U」状に折り返されそれぞれ退出方向に向かって延びるように、一対、形成される。
あるいは、たとえば、このようなスプリングユニットは、ストッパー部のストッパー進入穴への進入・退出方向に略直交する断面が略「コ」の字形の架橋部であって、架橋板と、架橋板の両端からそれぞれ架橋板に略直交する方向に架橋板に連続して形成された立ち上がり片と、からなる架橋部、をさらに備えている。進入穴結合部は、架橋部の一対の立ち上がり片の退出方向端から、当該退出方向に向かって相互に離間するようにそれぞれ略斜め方向に延びるように、一対、形成される。主スプリング部は、架橋部の一対の立ち上がり片のうち一方の立ち上がり片の進入方向端からのみ、一対の進入穴結合部の間に略「U」状に折り返され退出方向に向かって延びるように、形成される。
したがって、たとえば、金属板に打ち抜き加工および曲げ加工を施すことで、容易にスプリングユニットを得ることができる。
請求項7の基板ユニットにおいては、スプリングユニットは、挿抜用ハンドルのストッパー部近傍に保持されている。主スプリング部は、ストッパー部がストッパー進入穴に進入する際にストッパー進入穴の縁に接触して変形することで進入抵抗力を発生させるとともに、ストッパー部がストッパー進入穴から退出する際にストッパー進入穴の縁に接触して変形することで退出抵抗力を発生させるよう構成されている。スプリングユニットは、挿抜用ハンドルと非固定的に結合するハンドル結合部であって、ストッパー部がストッパー進入穴に進入する際に挿抜用ハンドルとの間に上述の進入抵抗力より大きい進入時離脱抵抗力を発生させ、ストッパー部がストッパー進入穴から退出する際に挿抜用ハンドルとの間に上述の退出抵抗力より大きい退出時離脱抵抗力を発生させるよう構成されたハンドル結合部、をさらに備えている。
つまり、スプリングユニットは、そのハンドル結合部によって、ストッパー部近傍において挿抜用ハンドルと非固定的に結合しており、挿抜用ハンドルのストッパー部がパネル体のストッパー進入穴に進入する際にも、ストッパー部がストッパー進入穴から退出する際にも、その結合が維持されるよう構成されている。
請求項8の基板ユニットにおいては、スプリングユニットは、主スプリング部とハンドル結合部とを、板状バネ部材を用いて一体的に形成したものであること、を特徴とする。
たとえば、このようなスプリングユニットの主スプリング部は、ストッパー部のストッパー進入穴への進入・退出方向に略直交する稜線を持つ山折り状に形成される。ハンドル結合部は、主スプリング部の進入方向側の麓部から当該進入方向に向かって連続して形成されるとともにその先で略「コ」の字状に折り返された第1フック部であって、挿抜用ハンドルに対するスプリングユニットの退出方向への移動を阻止する第1フック部と、主スプリング部の退出方向側の麓部から当該退出方向に向かって連続して形成されるとともにその先で第1フック部と逆向きの略「コ」の字状に折り返された第2フック部であって、挿抜用ハンドルに対するスプリングユニットの進入方向への移動を阻止する第2フック部と、を備えている。
したがって、たとえば、金属板に打ち抜き加工および曲げ加工を施すことで、容易にスプリングユニットを得ることができる。
図1は、基板収納枠体であるサブラック1に、この発明の一実施形態による基板ユニット2を複数(この図では14個)挿入した状態を示す正面図である。図2Aは、サブラック1に基板ユニット2を挿入した状態を説明するための概念図であって、右側面図に対応する。図2Bは、サブラック1から基板ユニット2を抜き出した状態を説明するための概念図であって、右側面図に対応する。図3Aは、図2Aの一部を詳細に描いた拡大図である。図3Bは、図2Bの一部を詳細に描いた拡大図である。
図4Aは、サブラック1に基板ユニット2を挿入した状態を説明するための図面であって、サブラック1の記載を省略した基板ユニット2の部分斜視図である。図4Bは、サブラック1から基板ユニット2を抜き出した状態を説明するための図面であって、サブラック1の記載を省略した基板ユニット2の部分斜視図である。図5Aは、基板ユニット2に用いるスプリングユニットの一例であるスプリングユニット6を示す図面であって右側面図に対応する。図5Bは、スプリングユニット6の構成を示す斜視図である。
図1に示すサブラック1は、図12Aおよび図12Bに示すサブラック120とほぼ同様の構成である。図3Bに示すように、サブラック1はフロントレール11を備えており、フロントレール11の略前端(図中X2方向端)に、後述する挿抜ハンドル5の枠体結合部52と結合するハンドル掛け部12が形成されている。また、サブラック1の前面(X2側面)近傍には、後述する止めねじ7をねじ込むための雌ねじ(図示せず)が形成されている。
図1に示す基板ユニット2は、挿抜方向(X1およびX2方向)と平行に配置され、サブラック1に挿抜可能に装着される。図2Aに示すように、基板ユニット2は、電子回路等を実装した基板本体3と、基板本体3を固定的に支持するパネル体4と、パネル体4に回転可能に支持された上下(Z1およびZ2方向)一対の挿抜用ハンドル5と、パネル体4をサブラック1に確実に固定するための上下一対の止めねじ7と、を備えている。
図3Bに示すように、止めねじ7は、つまみ部72と、サブラック1にねじ込まれるねじ部71とを備えている。また、基板ユニット2は、さらに、パネル体4に設けられた上下一対のストッパー進入穴としてのスプリング保持穴45に非固定的に(この例では弾性的に)保持された上下一対のスプリングユニット6を備えている。なお、下部(Z2方向部)のスプリング保持穴45およびスプリングユニット6は図示していない。とくに断らないかぎり、この実施形態における上下一対の構造は上下対称(鏡面対称)構造である。したがって、説明の便宜上、上部(Z1方向部)の構造のみについて説明する。
図4Bに示すように、パネル体4は、基板本体3に対して平行に配置された略平面状のサイドパネル41と、サイドパネル41の前端(X2方向端)から略直交する方向(Y1方向)に立ち上がった略平面状のフロントパネル42と、フロントパネル42の一端(Y1方向端)から後方(X1方向)に曲げられた折り返し部43を備えている。
サイドパネル41の前端(X2方向端)近傍の上端(Z1方向端)近傍には、横方向(Y1方向)に向かってハンドル軸44が突設されている。この例では、ハンドル軸44は、大径部44aおよび小径部44bの2段構造になっている。
フロントパネル42の他端(Y2方向端)のうち、ハンドル軸44の突設位置近傍は、挿抜用ハンドル5の動きを妨げないよう切除され、切り欠き部46を形成している。フロントパネル42の他端(Y2方向端)のうち、切り欠き部46よりやや下方(Z2方向)よりに、フロントパネル42を貫通するように略矩形状のスプリング保持穴45が形成されている。
パネル体4の材料や構成等はとくに限定されるものではないが、たとえば、金属薄板に打ち抜き加工および曲げ加工等を施したワンピース構成とするのが好ましい。
挿抜用ハンドル5は、ベース部54と、ベース部54に連続して形成された枠体結合部52と、ベース部54に連続して設けられた棹部56と、棹部56の途中に形成されたストッパー部53と、棹部56の他端に形成された操作部51とを備えている。図4Aおよび図4Bに示すように、挿抜用ハンドル5は、Y1およびY2方向に略均一の厚さを持つ略平板状に形成されている。つまり、挿抜用ハンドル5の各構成部分(ベース部54、枠体結合部52、棹部56、ストッパー部53および操作部51)は、いずれも略同一厚さ(Y1およびY2方向寸法)であり、かつ、略同一平面を構成している。
ベース部54の略中央に貫通穴55が設けられている。貫通穴55に上記ハンドル軸44の大径部44aをはめ込むことで、挿抜用ハンドル5がパネル体4のサイドパネル42に回転可能に保持される。
枠体結合部52は、1つの凹部を2つの凸部が挟むような形状に形成されており、操作部51が所定の固定ポジション(図3Aに示す位置)まで回転操作されると、サブラック1のフロントレール11に形成されたハンドル掛け部12と結合し、操作部51が所定の解除ポジション(図3Bに示す位置)まで回転操作されると、ハンドル掛け部12との結合が解除されるよう構成されている。
ストッパー部53は、先端が略ハート形に形成されており、操作部51が固定ポジション(図3Aに示す位置)まで回転操作されるとスプリング保持穴45に進入し、操作部51が解除ポジション(図3Bに示す位置)まで回転操作されると、スプリング保持穴45から退出するよう構成されている。
挿抜用ハンドル5の材料や構成はとくに限定されるものではないが、たとえば、合成樹脂を成形加工したワンピース構成としたり、金属板に打ち抜き加工等を施したワンピース構成としたりすることができる。
図4Bに示すように、基板本体3の前端32(X2方向端)近傍の上端33(Z1方向端)近傍には、ハンドル軸44の小径部44bの外径に略外接する直径の貫通穴31が設けられている。この貫通穴31にハンドル軸44の小径部44bを挿入し、ビス(図示せず)等によりハンドル軸44に固定する。なお、この実施形態においては、ハンドル軸44以外の基板固定部(図示せず)においても、基板本体3をパネル体4に固定するよう構成している。
図4Bに示すように、基板ユニット2は、サイドパネル41、挿抜用ハンドル5のベース部54,基板本体3を、この順に横方向(Y2からY1に向かう方向)に積み重ねた構造となっている。もちろん、挿抜用ハンドル5のベース部54がハンドル軸44回りに回転する際、サイドパネル41および基板本体3のいずれとも干渉しないよう、各部材の寸法設定がなされている。
図3A、図3B、図4Aおよび図4Bに示すように、挿抜用ハンドル5のベース部54は、実質的にフロントパネル42の内側に配置されている。棹部56は、操作部51が固定ポジションにあるときにフロントパネル42の外側であってフロントパネル42に対して近接して略平行な状態となり、操作部51が解除ポジションにあるときにフロントパネル42の外側であってフロントパネル42に対して略起立した状態となる、よう構成されている。ストッパー部53は、操作部51が固定ポジションにあるときにフロントパネル42の内側に位置し、操作部51が解除ポジションにあるときにフロントパネル42の外側に位置する、よう構成されている。
スプリングユニット6の第1スプリング部61(後述)は、フロントパネル42の内側に位置するよう構成されている。第2スプリング部62(後述)も、実質的に(すなわち、直線部62cを除き)フロントパネル42の内側に位置するよう構成されている。
図5Aに示すように、スプリングユニット6は、前後方向(X2およびX1方向)に直交する断面(YZ断面)が略「コ」の字形の架橋部63(架橋板63bと、架橋板63bの両端からそれぞれ架橋板63bに略直交する方向に架橋板63bに連続して形成された立ち上がり片63aと、からなる)と、架橋部63の立ち上がり片63aの前端(X2方向端)から前方(X2方向)やや外向き(Z1およびZ2方向側)に向かって形成された上下(Z1およびZ2方向)一対の進入穴結合部としての第2スプリング部62と、架橋部63の立ち上がり片63aの後端(X1方向端)から立ち上がり片63aの内側(Z2およびZ1方向側)に略「U」状に折り返され前方(X2方向)に向かって延びるよう形成された上下(Z1およびZ2方向)一対の主スプリング部としての第1スプリング部61とを備えている。
第1スプリング部61の前端は、内側に凸となるような略円弧状に形成された凸部61aを構成している。つまり、図3Aに示すように、凸部61aは、挿抜用ハンドル5のストッパー部53の外形に沿ってこれを抱き込むような形状に形成されている。したがって、挿抜用ハンドル5のストッパー部53がスプリング保持穴45に進入する際にストッパー部53に接触して所定の進入抵抗力を付与するとともに、ストッパー部53がスプリング保持穴45から退出する際にストッパー部53に接触して所定の退出抵抗力を付与することができる。
図5Aに示すように、第2スプリング部62の前端側には、まず、外側に凸となるような略円弧状の凸部62aが形成されるとともに、これに続いて、内側に凸となるような略「U」字状に折り返された凸部62bが形成され、末端は、外方に向かって形成された直線部62cとなっている。スプリングユニット6をスプリング保持穴45に装着するには、スプリングユニット6の第1スプリング部61の略「U」状端61b側を、スプリング保持穴45の前方側(X2側)から後方側(X1側)に向かって挿入してゆき、図5Aの状態にすればよい。この状態になると、スプリングユニット6は、凸部62aを第2スプリング部62のバネ力に抗して内側に変位させない限り、スプリング保持穴45から外れることはない。
すなわち、凸部62aをスプリング保持穴45の後方側(X1側)の上下端(Z1およびZ2端)周辺部に当接させることで、スプリングユニット6の前方(X2方向)への離脱抵抗力(退出時離脱抵抗力)が、ストッパー部53からの上記退出抵抗力に対応する力(X2方向の力)より大きくなるようにしている。また、直線部62cをスプリング保持穴45の前方側(X2側)の上下端(Z1およびZ2端)周辺部に当接させることで、スプリングユニット6の後方(X1方向)への離脱抵抗力(進入時離脱抵抗力)が、ストッパー部53からの上記進入抵抗力に対応する力(X1方向の力)より大きくなるようにしている。
図4Bに示すように、スプリングユニット6も、その大部分が、挿抜用ハンドル5のベース部54と同様に、サイドパネル41と基板本体3との間に設けられた横方向(Y1およびY2方向)の間隙に収容されるよう構成されている。
スプリングユニット6の材料や構成等はとくに限定されるものではないが、たとえば、ばね用の金属薄板に打ち抜き加工および曲げ加工等を施したワンピース構成とするのが好ましい。
図6Aは、基板ユニット2に用いるスプリングユニットの他の例であるスプリングユニット66を示す図面であって右側面図に対応する。図6Bは、スプリングユニット66の構成を示す斜視図である。図6Aに示すように、スプリングユニット66は、第1スプリング部61が1つしかない点で、第1スプリング部61が一対あるスプリングユニット6と異なる。すなわち、図6Aに示すスプリングユニット66は、図5Aに示すスプリングユニット6を構成する一対の第1スプリング部61のうち、パネル体4に対する挿抜用ハンドル5の回転中心からより遠方にある1つの第1スプリング部61を除去したものである。スプリングユニット66の他の構成は、スプリングユニット6のそれと同様である。このように構成することで、図3Bに示すように、ハンドル軸44を中心とする円弧を描いて進入してくるストッパー部53を円滑に受容することができる。
つぎに、基板ユニット2をサブラック1に挿入する際の動作を説明する。まず、図3Bに示すように、基板ユニット2をサブラック1の所定の位置に挿入し、サブラック1内のガイドレール(図示せず)に沿って後方(X1方向)に押し込んでゆく。このとき、挿抜用ハンドル5の操作部51をR2方向に回転させて解除ポジション(図3Bに示す位置)を維持するようにする。なお、解放時(抜き出し時)に挿抜用ハンドル5の操作部51が常に解除ポジションに来るよう、バネなどの付勢手段を用いて挿抜用ハンドル5をR2方向に付勢するようにしておいてもよい。
図3Aに示すように、基板ユニット2をサブラック1の最も奥まで押し込むと同時に、操作部51をR1方向に回転させて固定ポジション(図3Aに示す位置)になるようにする。この動作により、挿抜用ハンドル5の枠体結合部52とサブラック1のハンドル掛け部12とが結合するとともに、挿抜用ハンドル5のストッパー部53とスプリングユニット6の第1スプリング部61の凸部61a(図5A参照)とが弾性的に結合する。これにより、挿抜用ハンドル5の操作部51が固定ポジションを維持することができる。より確実に固定するには、止めねじ7をサブラック1にねじ込んで締め付けておけばよい。
つぎに、基板ユニット2をサブラック1から抜き出す際の動作を説明する。まず、止めねじ7が締め付けられている場合には、これを解放する。つぎに、図3Aに示す状態から、挿抜用ハンドル5の操作部をR2方向に回転させる。これにより、挿抜用ハンドル5のストッパー部53とスプリングユニット6の第1スプリング部61の凸部61a(図5A参照)との弾性的結合が解除されるとともに、挿抜用ハンドル5の枠体結合部52とサブラック1のハンドル掛け部12との結合が解除される。その状態のまま、基板ユニット2を前方(X2方向)に抜き出せば、図3Bに示す状態となる。
なお、上述の発明は次のように把握することもできる。
すなわち、基板収納枠体に挿抜可能に装着される基板ユニットであって、基板本体と、基板本体を固定的に支持するパネル体であって、スプリング保持穴を設けたパネル体と、スプリング保持穴に保持されたスプリングユニットと、パネル体に回転可能に支持された挿抜用ハンドルと、を備え、挿抜用ハンドルは、操作部と、操作部が所定の固定ポジションまで回転操作されると基板収納枠体の一部と結合し、操作部が所定の解除ポジションまで回転操作されると基板収納枠体の前記一部との結合が解除されるよう構成された枠体結合部と、操作部が固定ポジションまで回転操作されるとスプリング保持穴に進入し、操作部が解除ポジションまで回転操作されるとスプリング保持穴から退出するよう構成されたストッパー部と、を備え、スプリングユニットは、ストッパー部がスプリング保持穴に進入する際にストッパー部に接触して所定の進入抵抗力を付与するとともに、ストッパー部がスプリング保持穴から退出する際にストッパー部に接触して所定の退出抵抗力を付与するよう構成された第1スプリング部と、スプリング保持穴と弾性的に結合するとともに、ストッパー部がスプリング保持穴に進入する際にスプリング保持穴との間に前記進入抵抗力より大きい進入時離脱抵抗力を発生させ、ストッパー部がスプリング保持穴から退出する際にスプリング保持穴との間に前記退出抵抗力より大きい退出時離脱抵抗力を発生させるよう構成された第2スプリング部と、を備えた、基板ユニット。
本願発明を上記のように把握すると、次のような技術的効果を導出することができる。つまり、挿抜用ハンドルと別体でスプリングユニットを構成するから、スプリングユニットの設計製造の自由度が高い。このため、所望の退出抵抗力を有する耐久性に優れたスプリングユニットを容易に得ることができる。また、スプリングユニットはスプリング保持穴に対して弾性的に結合されているのであって、固定的に結合されているのではないから、固定的な結合に起因する過重な応力や偏摩耗が生じにくい。このため、さらに耐久性を向上させることができる。また、スプリングユニットをスプリング保持穴に装着する際、第2スプリング部の弾性的反発力に抗してスプリング保持穴に挿入するだけでよいから、固定的に結合する場合に比し、鋲打ち等の工程を省略することができ、その分、製造コストを低く抑えることが可能となる。すなわち、所望の係止力を容易に得ることができるうえ、係止力が低下しにくく、かつ、製造コストの低い、挿抜用ハンドルの係止構造を備えた基板ユニットを実現することができる。
図7Aは、上述のサブラック1に、この発明の他の実施形態による基板ユニット202を挿入した状態を示す右側面図の一部を詳細に描いた図面であり、前述の実施形態における図3Aに対応する。図7Bは、サブラック1から基板ユニット202を抜き出した状態を示す右側面図の一部を詳細に描いた図面であり、前述の実施形態における図3Bに対応する。
前述の実施形態による基板ユニット2においては、スプリングユニット6を、パネル体4に設けられたストッパー進入穴であるスプリング保持穴45に保持するよう構成したが、この実施形態による基板ユニット202においては、スプリングユニット206を、挿抜用ハンドル5に保持するよう構成している。
すなわち、この実施形態による基板ユニット202と前述の実施形態による基板ユニット2とは、スプリングユニット自体の形状およびスプリングユニットを保持する場所が異なるのみで、他の構成は同じである。なお、この実施形態においては、原則として、前述の実施形態と同じ部分には、同じ符号を用いている。
図8Aは、挿抜用ハンドル5に装着する前のスプリングユニット206を示す斜視図である。図8Bは、このスプリングユニット206を、図8Aと異なる方向から見た斜視図である。なお、図8Aおよび図8Bにおいて、方向を示す符号X1,X2,Y1,Y2,Z1およびZ2は、挿抜用ハンドル5のストッパー部53が、パネル体4のストッパー進入穴245に進入したときの状況に対応させて表現したものである。
図9Aおよび図9Bは、スプリングユニット206を挿抜用ハンドル5に装着する手順を説明するための図面である。
図10A、図10B、図11Aおよび図11Bは、挿抜用ハンドル5のストッパー部53が、パネル体4のストッパー進入穴245に進入/退出する際の状況を説明するための図面である。なお、ストッパー進入穴245の位置および形状は、とくに限定されるものではないが、この実施形態においては、前述の実施形態におけるスプリング保持穴45と同じ位置および形状としている。
図7Aおよび図7Bに示すように、この実施形態における基板ユニット202においては、スプリングユニット206は、挿抜用ハンドル5のストッパー部53近傍に保持されている。
図8Aおよび図8Bに示すように、スプリングユニット206は、主スプリング部261とハンドル結合部262とを、板状バネ部材を用いて一体的に形成したものである。
主スプリング部261は、図7Aに示す挿抜用ハンドル5のストッパー部53が、パネル体4のストッパー進入穴245へ進入・退出する方向(X1、X2方向)に略直交する稜線261cを持つ山折り状に形成されている。ハンドル結合部262は、第1フック部262aと第2フック部262bとを備えている。
第1フック部262aは、主スプリング部261の進入方向側(X1方向側)の麓部261aから当該進入方向(X1方向)に向かって連続して形成されるとともにその先で略「コ」の字状に折り返されている。図10Bに示すように、この第1フック部262aによって、挿抜用ハンドル5のストッパー部53がX1方向に移動しつつパネル体4のストッパー進入穴245へ進入する際に、スプリングユニット206が挿抜用ハンドル5に対して退出方向側(X2方向側)に外れてしまうことを阻止している。
第2フック部262bは、主スプリング部261の退出方向側(X2方向側)の麓部261b(から当該退出方向(X2方向)に向かって連続して形成されるとともにその先で第1フック部262aと逆向きの略「コ」の字状に折り返されている。図11Bに示すように、この第2フック部262bによって、挿抜用ハンドル5のストッパー部53がX2方向に移動しつつパネル体4のストッパー進入穴245から退出する際に、スプリングユニット206が挿抜用ハンドル5に対して進入方向側(X1方向側)に外れてしまうことを阻止している。なお、麓部261a、麓部261bおよび稜線261cは、相互に略平行になるよう形成されている。
スプリングユニット206は、さらに、第1フック部262aと第2フック部262bとを、主スプリング部261に対向する側で繋ぐ位置に配置された背面部263を備えている。すなわち、スプリングユニット206は、第1フック部262a、主スプリング部261、第2フック部262bおよび背面部263をこの順に環状に配置することにより構成されている。
この実施形態においては、背面部263は、略矩形状に形成され、その一端は第1フック部262aに連続して形成されている。背面部263の他端は、第2フック部262bの端部と重なるように構成されている。背面部263の他端と第2フック部262bの端部との重なっている部分を重なり部264という。重なり部264においては、背面部263の他端と第2フック部262bの端部とは、接合されておらず、相対動可能となっている。
スプリングユニット206は、さらに、挿抜用ハンドル5に装着されたスプリングユニット206が、挿抜用ハンドル5の棹部56の長手方向(図7AにおけるZ1,Z2方向)に移動しないようにするための、一対の係止片265を備えている。この実施形態においては、係止片265は、背面部263の略中央部のZ1方向端およびZ2方向端から、それぞれ、連続して形成されている。
図8Bに示すように、挿抜用ハンドル5に装着する前のスプリングユニット206においては、係止片265は、環状のスプリングユニット206に挿抜用ハンドル5を通した後で折り曲げやすいように、背面部263との境界でやや折り曲げられているが、この折り曲げの程度は鈍角で浅く、挿抜用ハンドル5を通す際の障害にならないよう構成されている。
スプリングユニット206を挿抜用ハンドル5に装着するには、まず、図9Aに示すように、環状のスプリングユニット206を、挿抜用ハンドル5の操作部51側から通し、棹部56の長手方向と略平行に、ストッパー部53近傍まで移動させる。
つぎに、図9Bに示すように、挿抜用ハンドル5の棹部56とストッパー部53とを繋いでいるストッパー連結部57を両側から挟み込むように、スプリングユニット206の一対の係止片265を折り曲げる。これにより、スプリングユニット206が、挿抜用ハンドル5の棹部56の長手方向と略平行に移動するのを阻止することができる。
つぎに、スプリングユニット206の装着された挿抜用ハンドル5のストッパー部53が、パネル体4のストッパー進入穴245に進入するときの状況を説明する。図7Bに示す状態(解除ポジションに対応)から、図7Aに示す状態(固定ポジションに対応)になるようにR1方向に挿抜用ハンドル5を回転させて行くと、図10Aに示すように、スプリングユニット206の主スプリング部261が、ストッパー進入穴245の縁245a(この実施形態においては、右端すなわちY1端)に当接する。
さらに、R1方向に挿抜用ハンドル5を回転させると、図10Bに示すように、スプリングユニット206の主スプリング部261が、ストッパー進入穴245の縁245aに押されて弾性変形する。すなわち、主スプリング部261の高さ(Y1、Y2方向の寸法)が低くなる。主スプリング部261のこのような変形が容易になるよう、上述のように、重なり部264において、背面部263の他端と第2フック部262bの端部とを接合せず、相対動可能としているのである。
もちろん、重なり部264の重なり長さ(X1,X2方向寸法)は、挿抜用ハンドル5のストッパー部53が、パネル体4のストッパー進入穴245に進入/退出する際における背面部263の他端と第2フック部262bの端部とのX1,X2方向の相対動よりも大きくなるよう設定されている。
さらに、R1方向に挿抜用ハンドル5を回転させると、図11Aに示す状態(固定ポジションに対応)となる。この状態においては、スプリングユニット206は、弾性変形前の状態(図10Aと同様の状態)に戻っている。
逆に、図11Aに示す状態、すなわち図7Aに示す状態(固定ポジションに対応)から、R2方向に挿抜用ハンドル5を回転させて行くと、スプリングユニット206は、図11Bに示すように弾性変形した後、図10Aに示す状態に戻る。
このように、スプリングユニット206の主スプリング部261は、挿抜用ハンドル5のストッパー部53がストッパー進入穴245に進入する際にストッパー進入穴245の縁245aに接触して変形することで進入抵抗力を発生させるとともに、ストッパー部53がストッパー進入穴245から退出する際にストッパー進入穴245の縁245aに接触して変形することで退出抵抗力を発生させるよう構成されている。
また、スプリングユニット206は、挿抜用ハンドル5と非固定的に(すなわち、ストッパー部53のストッパー進入穴245に対する進入・退出方向(X1,X2方向)に所定量移動可能に結合するハンドル結合部262を備えている。ハンドル結合部262を構成する第1フック部262aは、ストッパー部53がストッパー進入穴245に進入する際に挿抜用ハンドル5との間に上述の進入抵抗力より大きい進入時離脱抵抗力を発生させる。ハンドル結合部262を構成する第2フック部262bは、ストッパー部53がストッパー進入穴245から退出する際に挿抜用ハンドル5との間に上述の退出抵抗力より大きい退出時離脱抵抗力を発生させるよう構成されている。
上記においては、本発明を好ましい実施形態として説明したが、各用語は、限定のために用いたのではなく、説明のために用いたものであって、本発明の範囲および精神を逸脱することなく、添付のクレームの範囲において、変更することができるものである。また、上記においては、本発明のいくつかの典型的な実施形態についてのみ詳細に記述したが、当業者であれば、本発明の新規な教示および利点を逸脱することなしに上記典型的な実施形態において多くの変更が可能であることを、容易に認識するであろう。したがって、そのような変更はすべて、本発明の範囲に含まれるものである。
基板収納枠体であるサブラック1に、この発明の一実施形態による基板ユニット2を複数挿入した状態を示す正面図である。 図2Aは、サブラック1に基板ユニット2を挿入した状態を説明するための概念図であって、右側面図に対応する。図2Bは、サブラック1から基板ユニット2を抜き出した状態を説明するための概念図であって、右側面図に対応する。 図3Aは、図2Aの一部を詳細に描いた拡大図である。図3Bは、図2Bの一部を詳細に描いた拡大図である。 図4Aは、サブラック1に基板ユニット2を挿入した状態を説明するための図面であって、サブラック1の記載を省略した基板ユニット2の部分斜視図である。図4Bは、サブラック1から基板ユニット2を抜き出した状態を説明するための図面であって、サブラック1の記載を省略した基板ユニット2の部分斜視図である。 図5Aは、基板ユニット2に用いるスプリングユニットの一例であるスプリングユニット6を示す図面であって右側面図に対応する。図5Bは、スプリングユニット6の構成を示す斜視図である。 図6Aは、基板ユニット2に用いるスプリングユニットの他の例であるスプリングユニット66を示す図面であって右側面図に対応する。図6Bは、スプリングユニット66の構成を示す斜視図である。 図7Aは、サブラック1に、この発明の他の実施形態による基板ユニット202を挿入した状態を示す右側面図の一部を詳細に描いた図面である。図7Bは、サブラック1から基板ユニット202を抜き出した状態を示す右側面図の一部を詳細に描いた図面である。 図8Aは、挿抜用ハンドル5に装着する前のスプリングユニット206を示す斜視図である。図8Bは、スプリングユニット206を、図8Aと異なる方向から見た斜視図である。 図9Aおよび図9Bは、スプリングユニット206を挿抜用ハンドル5に装着する手順を説明するための図面である。 図10Aおよび図10Bは、挿抜用ハンドル5のストッパー部53が、パネル体4のストッパー進入穴245に進入/退出する際の状況を説明するための図面であって、図7Aの断面XIA−XIAに対応する。 図11Aおよび図11Bは、挿抜用ハンドル5のストッパー部53が、パネル体4のストッパー進入穴245に進入/退出する際の状況を説明するための図面であって、図7Aの断面XIA−XIAに対応する。 図12Aは、従来の回路基板110を挿入するサブラック120の正面図である。図12Bは、サブラック120の底面図である。 従来の回路基板110の側面図である。 図14Aは、従来の回路基板110をサブラック120に挿入して挿抜用ハンドルの被係止部をハンドル係止部に係止した状態の一部を断面にした要部拡大側面図である。図14Bは、挿抜用ハンドルの被係止部をハンドル係止部から外した状態の一部を断面にした要部拡大側面図である。
符号の説明
4:パネル体
5:挿抜用ハンドル
6:スプリングユニット
45:スプリング保持穴
53:ストッパー部
61:第1スプリング部
62:第2スプリング部

特許出願人 株式会社ユーバー
出願人代理人 弁理士 田川 幸一

Claims (8)

  1. 基板収納枠体に挿抜可能に装着される基板ユニットであって、
    基板本体と、
    基板本体を固定的に支持するパネル体であって、ストッパー進入穴を設けたパネル体と、
    パネル体に回転可能に支持された挿抜用ハンドルであって、
    操作部と、
    操作部が所定の固定ポジションまで回転操作されると基板収納枠体の一部と結合し、操作部が所定の解除ポジションまで回転操作されると基板収納枠体の前記一部との結合が解除されるよう構成された枠体結合部と、
    操作部が固定ポジションまで回転操作されるとストッパー進入穴に進入し、操作部が解除ポジションまで回転操作されるとストッパー進入穴から退出するよう構成されたストッパー部と、
    を備えた挿抜用ハンドルと、
    ストッパー進入穴および挿抜用ハンドルのいずれか一方に非固定的に保持されたスプリングユニットであって、ストッパー部がストッパー進入穴に進入する際に挿抜用ハンドルに所定の進入抵抗力を付与するとともにストッパー部がストッパー進入穴から退出する際に挿抜用ハンドルに所定の退出抵抗力を付与する主スプリング部、を有するスプリングユニットと、
    を備えた、
    基板ユニット。
  2. 請求項1の基板ユニットにおいて、
    前記基板本体は、前記基板収納枠体に対する前記基板ユニットの挿抜方向と略平行に配置され、
    前記パネル体は、
    前記基板本体に対して略平行に配置された略平面状のサイドパネルと、
    サイドパネルの前記挿抜方向の抜き方向端から、前記挿抜方向と略直交する方向に立ち上がるように形成された略平面状のフロントパネルと、
    を備え、
    前記ストッパー進入穴は、前記フロントパネルを貫通するように設けられ、
    前記挿抜用ハンドルは、
    パネル体に回転可能に支持されたベース部と、
    ベース部に連続して設けられた棹部と、
    をさらに備え、
    前記枠体結合部は、ベース部に連続して形成され、
    前記ストッパー部は、棹部の途中に形成され、
    前記操作部は、棹部の他端に形成され、
    ベース部は、実質的にフロントパネルの内側に配置され、
    棹部は、操作部が前記固定ポジションにあるときにフロントパネルの外側であってフロントパネルに対して近接して略平行な状態となり、操作部が前記解除ポジションにあるときにフロントパネルの外側であってフロントパネルに対して略起立した状態となる、よう構成され、
    ストッパー部は、操作部が前記固定ポジションにあるときにフロントパネルの内側に位置し、操作部が前記解除ポジションにあるときにフロントパネルの外側に位置する、よう構成され、
    前記主スプリング部は、少なくとも操作部が前記固定ポジションにあるときにフロントパネルの内側に位置する、よう構成されたこと、
    を特徴とするもの。
  3. 請求項2の基板ユニットにおいて、
    前記挿抜用ハンドルの前記ベース部、ならびに、少なくとも前記操作部が前記固定ポジションにあるときの前記ストッパー部および前記主スプリング部は、前記基板本体と前記サイドパネルとの間隙に位置する、よう構成されたこと、
    を特徴とするもの。
  4. 請求項1〜3のいずれかの基板ユニットにおいて、
    前記挿抜用ハンドルの前記操作部が固定ポジションから解除ポジションに向けて回転する方向に挿抜用ハンドルを付勢する付勢手段、をさらに備えたこと、
    を特徴とするもの。
  5. 請求項1〜4のいずれかの基板ユニットにおいて、
    前記スプリングユニットは、前記ストッパー進入穴に保持され、
    前記主スプリング部は、前記ストッパー部がストッパー進入穴に進入する際にストッパー部に接触して変形することで前記進入抵抗力を発生させるとともに、ストッパー部がストッパー進入穴から退出する際にストッパー部に接触して変形することで前記退出抵抗力を発生させるよう構成され、
    前記スプリングユニットは、
    ストッパー進入穴と非固定的に結合する進入穴結合部であって、ストッパー部がストッパー進入穴に進入する際にストッパー進入穴との間に前記進入抵抗力より大きい進入時離脱抵抗力を発生させ、ストッパー部がストッパー進入穴から退出する際にストッパー進入穴との間に前記退出抵抗力より大きい退出時離脱抵抗力を発生させるよう構成された進入穴結合部、をさらに備えたこと、
    を特徴とするもの。
  6. 請求項5の基板ユニットにおいて、
    前記スプリングユニットは、前記主スプリング部と進入穴結合部とを、板状バネ部材を用いて一体的に形成したものであること、
    を特徴とするもの。
  7. 請求項1〜4のいずれかの基板ユニットにおいて、
    前記スプリングユニットは、前記挿抜用ハンドルの前記ストッパー部近傍に保持され、
    前記主スプリング部は、前記ストッパー部がストッパー進入穴に進入する際にストッパー進入穴の縁に接触して変形することで前記進入抵抗力を発生させるとともに、ストッパー部がストッパー進入穴から退出する際にストッパー進入穴の縁に接触して変形することで前記退出抵抗力を発生させるよう構成され、
    前記スプリングユニットは、
    挿抜用ハンドルと非固定的に結合するハンドル結合部であって、ストッパー部がストッパー進入穴に進入する際に挿抜用ハンドルとの間に前記進入抵抗力より大きい進入時離脱抵抗力を発生させ、ストッパー部がストッパー進入穴から退出する際に挿抜用ハンドルとの間に前記退出抵抗力より大きい退出時離脱抵抗力を発生させるよう構成されたハンドル結合部、をさらに備えたこと、
    を特徴とするもの。
  8. 請求項7の基板ユニットにおいて、
    前記スプリングユニットは、前記主スプリング部と前記ハンドル結合部とを、板状バネ部材を用いて一体的に形成したものであること、
    を特徴とするもの。
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