JP4525941B2 - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4525941B2
JP4525941B2 JP2007058785A JP2007058785A JP4525941B2 JP 4525941 B2 JP4525941 B2 JP 4525941B2 JP 2007058785 A JP2007058785 A JP 2007058785A JP 2007058785 A JP2007058785 A JP 2007058785A JP 4525941 B2 JP4525941 B2 JP 4525941B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
daughter card
main body
side connector
cage
ejector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007058785A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008226902A (ja
Inventor
勲 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2007058785A priority Critical patent/JP4525941B2/ja
Publication of JP2008226902A publication Critical patent/JP2008226902A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4525941B2 publication Critical patent/JP4525941B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、情報処理装置に関し、特に、ドーターカードを装着することにより機能を増設することができる情報処理装置に関する。
ドーターカードを装着することにより機能を増設することができる情報処理装置が知られている。このような情報処理装置は、より確実にコネクタを嵌め合わせることが望まれている。図4は、公知の情報処理装置を示している。その情報処理装置は、ケージ101とドーターカード102とを備えている。ケージ101は、概ね直方体の筐体に形成され、その直方体の1つの面に開口部が形成されている。ケージ101は、本発明による情報処理装置の本体部分に接合され、その開口部が形成される面がその本体部分から外部に露出するように配置されている。ケージ101は、ケージ本体103とバックボード105とから形成されている。バックボード105は、樹脂から形成される板であり、その開口部の面と反対側の面を形成している。ケージ本体103は、金属板から形成され、ケージ101のうちのバックボード105を除く部分を形成している。すなわち、ケージ本体103とバックボード105とは、バックボード105の縁がケージ本体103に接合されて、ケージ101を形成している。
ケージ101は、本体側コネクタ106とガイドレール107−1〜107−2とリヤバー108−1〜108−2とを備えている。本体側コネクタ106は、バックボード105のケージ101の内部に向いている側の面の中央に配置され、バックボード105に接合されている。本体側コネクタ106は、複数の端子を備えている。その端子は、情報処理装置の本体部分が備えるマザーボード(図示されていない)に電気的に接続されている。ガイドレール107−1は、ケージ101の内部のうちの開口部とバックボード105との間に配置され、ケージ本体103に接合されている。ガイドレール107−2は、ケージ本体103のガイドレール107−1が配置されている面に対向する面に配置され、ケージ本体103に接合されている。リヤバー108−1は、その開口部のガイドレール107−1に近い側に配置され、ケージ本体103に接合されている。リヤバー108−1は、その開口部のガイドレール107−2に近い側に配置され、ケージ本体103に接合されている。すなわち、本体側コネクタ106は、リヤバー108−1〜108−2に対して固定されている。
ドーターカード102は、ドーターカード本体111とドーターカード側コネクタ112とイジェクタ114−1〜114−2とを備えている。ドーターカード本体111は、概ね長方形状の板状に形成され、図示されていないドーターカード側電気回路が表面に配置されている。ドーターカード側コネクタ112は、ドーターカード本体111の一辺の中央に固定されている。ドーターカード側コネクタ112は、複数の端子を備えている。その端子は、ドーターカード側電気回路に電気的に接続されている。イジェクタ114−1〜114−2は、ドーターカード本体111のドーターカード側コネクタ112が配置されている辺の対辺の両端に配置されている。
ガイドレール107−1〜107−2は、ドーターカード102がケージ本体103に挿入されたときに、ドーターカード本体111の端に接触して、z方向に垂直である平面にドーターカード本体111が沿うように、ドーターカード102を支持する。ガイドレール107−1〜107−2は、ドーターカード本体111の端に摺動して、z方向に垂直であるx方向にドーターカード102が平行移動するように、ドーターカード102を案内する。ドーターカード側コネクタ112は、ガイドレール107−1〜107−2に案内されてドーターカード102がx方向の反対方向に平行移動することにより本体側コネクタ106に嵌め合わされ、x方向に平行移動することにより本体側コネクタ106から抜かれる。ドーターカード側コネクタ112が本体側コネクタ106に嵌め合わされることにより、ドーターカード側コネクタ112の端子は、本体側コネクタ106の端子に電気的に接続され、ドーターカード側電気回路は、マザーボードに電気的に接続される。ドーターカード側コネクタ112が本体側コネクタ106から抜かれることにより、ドーターカード側コネクタ112の端子は、本体側コネクタ106の端子に電気的に切断され、ドーターカード側電気回路は、マザーボードに電気的に切断される。すなわち、ドーターカード102は、ケージ101に着脱可能である。
リヤバー108−i(i=1,2)は、窪みが形成されている。イジェクタ114−iは、回転可能にドーターカード本体111に支持されている。イジェクタ114−iは、回転するときに、一部がドーターカード本体111に衝突して、回転することができる範囲が限定されている。イジェクタ114−iは、ドーターカード側コネクタ112と本体側コネクタ106とが接触するまでドーターカード102がケージ101の内部に挿入されたときに、一部がリヤバー108−iの窪みの内部に配置される。イジェクタ114−iは、回転することにより、リヤバー108−iをx方向の反対方向に押し、その反作用により、ドーターカード102をx方向に押す。イジェクタ114−iは、その反対方向に回転することにより、リヤバー108−iをx方向に押し、その反作用により、ドーターカード102をx方向の反対方向に押す。
ケージ101とドーターカード102とは、イジェクタ114−iが最後まで回転させられたときに、ドーターカード側コネクタ112が本体側コネクタ106に嵌まるように、サイズが設計されている。
ユーザは、ドーターカード側コネクタ112が本体側コネクタ106に嵌め合わされているドーターカード102をケージ101から抜き出すときに、まず、イジェクタ114−iを回転させる。イジェクタ114−iは、回転することにより、リヤバー108−iをx方向の反対方向に押し、その反作用により、ドーターカード102をx方向に押してドーターカード側コネクタ112を本体側コネクタ106からはずす。
ユーザは、ドーターカード102をケージ101に装着するときに、まず、ドーターカード側コネクタ112と本体側コネクタ106とが接触するまでドーターカード102をケージ101に挿入する。ユーザは、ドーターカード102をケージ101に挿入した後に、ドーターカード102をケージ101から抜き出すときと反対の方向にイジェクタ114−iを回転させる。イジェクタ114−iは、回転することにより、リヤバー108−iをx方向に押し、その反作用により、ドーターカード102をx方向の反対方向に押してドーターカード側コネクタ112を本体側コネクタ106に嵌める。
ケージ101とドーターカード102とは、製造されるときの偏差により、設計された大きさと異なる大きさに製造されることがある。ドーターカード102は、設計より大きく製造された場合で、ケージ101に装着するためにイジェクタ114−iが最後まで回転させられたときに、図5に示されているように、バックボード105が所定量より大きく変形することがある。このような変形は、バックボード105を破損させ、バックボード105が備える電気回路が破損させることがある。ドーターカードを装着するときの破損を防止することが望まれている。
特開2000−068669号公報には、ブランクパネルを挿入する操作だけで該ブランクパネルを確実に筐体内に挿入させることができ、筐体に装着された状態で不用意に移動してしまうことのないブランクパネルの固定構造が開示されている。そのブランクパネルの固定構造は、筐体に対して挿抜自在で、装着時に筐体の壁面に形成された開口を閉塞するブランクパネルを該筐体に固定するための固定構造において、筐体の床面と天井面の手前側端縁に設けられた梁部と係脱自在な係止手段を、前記ブランクパネルの手前側端部に設けてブランクパネルの抜去を阻止し、前記係止手段に押圧手段を設け、前記押圧手段は、前記係止手段が前記梁部と係合した状態でブランクパネルを抜去する方向に付勢することを特徴としている。
特開2003−283167号公報には、複数のプリント基板を実装する装置に使用されるテコの原理を使ったプリント基板の挿抜構造および挿抜方法において、プリント基板の実装完了後にプリント基板の横揺れを防止するとともに、プリント基板の挿抜に際しては押え金具や冶工具を必要としない、組み立てや保守作業等において操作性に優れた挿抜構造が開示されている。その挿抜構造は、一端縁の角部に支持されたイジェクタを備えたプリント基板を収容ケースに挿入・抜去する挿抜構造であって、前記プリント基板に取り付けられた押圧体と、前記イジェクタに取り付けられ、前記イジェクタの回転に応じて前記押圧体により押圧力を加られて変形し、前記収容ケースに押圧力を加える弾性体とを備えることを特徴としている。
特開2000−068669号公報 特開2003−283167号公報
本発明の課題は、ドーターカードを装着するときの破損を防止する情報処理装置を提供することにある。
以下に、発明を実施するための最良の形態・実施例で使用される符号を括弧付きで用いて、課題を解決するための手段を記載する。この符号は、特許請求の範囲の記載と発明を実施するための最良の形態・実施例の記載との対応を明らかにするために付加されたものであり、特許請求の範囲に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明による情報処理装置は、弾性体(22)と、ケージ(1)と、ケージ(1)に着脱可能であるドーターカード(2)とを備えている。ケージ(1)は、リヤバー(8−1〜8−2)と、リヤバー(8−1〜8−2)に対して固定される本体側コネクタ(6)とを備えている。ドーターカード(2)は、ドーターカード本体(11)と、ドーターカード本体(11)に固定されるドーターカード側コネクタ(12)と、ドーターカード本体(11)に対して回転可能に支持されるイジェクタ(14−1〜14−2)とを備えている。このとき、イジェクタ(14−1〜14−2)は、ドーターカード本体(11)に対して回転することにより、弾性体(22)を介してリヤバー(8−1〜8−2)を押し、かつ、ドーターカード側コネクタ(12)が本体側コネクタ(6)に嵌るようにドーターカード本体(11)を押す。このとき、情報処理装置は、イジェクタ(14−1〜14−2)が回転してドーターカード側コネクタ(12)が本体側コネクタ(6)に押し込まれるときに、弾性体(22)が弾性変形することによりドーターカード側コネクタ(12)が本体側コネクタ(6)に押し込まれる量が低減し、ケージ(1)が変形する量を低減することができ、その結果、破損を防止することができる。
本発明による情報処理装置は、本体側電気回路と、ドーターカード本体(11)に配置されるドーターカード側電気回路とをさらに備えている。その本体側電気回路は、ドーターカード側コネクタ(12)が本体側コネクタ(6)に嵌ることにより、ドーターカード側電気回路に電気的に接続される。
イジェクタ(14−1〜14−2)は、イジェクタ(14−1〜14−2)の一部(38)がドーターカード本体(11)の一部(39)にぶつかることにより、ドーターカード本体(11)に対して回転する回転範囲が制限されている。
イジェクタ(14−1〜14−2)は、ドーターカード側コネクタ(12)を本体側コネクタ(6)に嵌めるときにイジェクタ(14−1〜14−2)が回転する回転方向(34)の反対方向にドーターカード本体(11)に対して回転することにより、リヤバー(8−1〜8−2)を押し、かつ、ドーターカード側コネクタ(12)が本体側コネクタ(6)から外れるようにドーターカード本体(11)を押す。
本発明によるケージ(1)は、ドーターカード本体(11)と、ドーターカード本体(11)に固定されるドーターカード側コネクタ(12)と、ドーターカード本体(11)に対して回転可能に支持されるイジェクタ(14−1〜14−2)とを備えるドーターカード(2)が着脱可能である。本発明によるケージ(1)は、リヤバー(8−1〜8−2)に対して固定される本体側コネクタ(6)と、リヤバー(8−1〜8−2)に接合される弾性体(22)とを備えている。イジェクタ(14−1〜14−2)は、ドーターカード本体(11)に対して回転することにより、弾性体(22)を介してリヤバー(8−1〜8−2)を押し、かつ、ドーターカード側コネクタ(12)が本体側コネクタ(6)に嵌るようにドーターカード本体(11)を押す。このとき、ケージ(1)は、イジェクタ(14−1〜14−2)が回転してドーターカード側コネクタ(12)が本体側コネクタ(6)に押し込まれるときに、弾性体(22)が弾性変形することによりドーターカード側コネクタ(12)が本体側コネクタ(6)に押し込まれる量が低減し、ケージ(1)が変形する量を低減することができ、その結果、破損を防止することができる。
本発明によるドーターカード(2)は、リヤバー(8−1〜8−2)と、リヤバー(8−1〜8−2)に対して固定される本体側コネクタ(6)とを備えるケージ(1)に着脱可能である。本発明によるドーターカード(2)は、ドーターカード本体(11)と、ドーターカード本体(11)に固定されるドーターカード側コネクタ(12)と、ドーターカード本体(11)に対して回転可能に支持されるイジェクタ(14−1〜14−2)に接合される弾性体(22)とを備えている。イジェクタ(14−1〜14−2)は、ドーターカード本体(11)に対して回転することにより、弾性体(22)を介してリヤバー(8−1〜8−2)を押し、かつ、ドーターカード側コネクタ(12)が本体側コネクタ(6)に嵌るようにドーターカード本体(11)を押す。このとき、ドーターカード(2)は、イジェクタ(14−1〜14−2)が回転してドーターカード側コネクタ(12)が本体側コネクタ(6)に押し込まれるときに、弾性体(22)が弾性変形することによりドーターカード側コネクタ(12)が本体側コネクタ(6)に押し込まれる量が低減し、ケージ(1)が変形する量を低減することができ、その結果、破損を防止することができる。
本発明による情報処理装置は、ドーターカード側コネクタが本体側コネクタに嵌るようにイジェクタがドーターカード本体に対して回転するときに、弾性体が弾性変形することにより、ドーターカード側コネクタが本体側コネクタに押し込まれる量を低減することができ、ケージが変形する量を低減することができ、その結果、破損を防止することができる。
図面を参照して、本発明による情報処理装置の実施の形態を記載する。その情報処理装置は、図1に示されているように、ケージ1とドーターカード2とを備えている。ケージ1は、概ね直方体の筐体に形成され、その直方体の1つの面に開口部が形成されている。ケージ1は、本発明による情報処理装置の本体部分に接合され、その開口部が形成される面がその本体部分から外部に露出するように配置されている。ケージ1は、ケージ本体3とバックボード5とから形成されている。バックボード5は、樹脂から形成される板であり、その開口部の面と反対側の面を形成している。ケージ本体3は、金属板から形成され、ケージ1のうちのバックボード5を除く部分を形成している。すなわち、ケージ本体3とバックボード5とは、バックボード5の縁がケージ本体3に接合されて、ケージ1を形成している。
ケージ1は、本体側コネクタ6とガイドレール7−1〜7−2とリヤバー8−1〜8−2とを備えている。本体側コネクタ6は、バックボード5のケージ1の内部に向いている側の面の中央に配置され、バックボード5に接合されている。本体側コネクタ6は、複数の端子を備えている。その端子は、情報処理装置の本体部分が備えるマザーボード(図示されていない)に電気的に接続されている。ガイドレール7−1は、ケージ1の内部のうちの開口部とバックボード5との間に配置され、ケージ本体3に接合されている。ガイドレール7−2は、ケージ本体3のガイドレール7−1が配置されている面に対向する面に配置され、ケージ本体3に接合されている。リヤバー8−1は、その開口部のガイドレール7−1に近い側に配置され、ケージ本体3に接合されている。リヤバー8−1は、その開口部のガイドレール7−2に近い側に配置され、ケージ本体3に接合されている。すなわち、本体側コネクタ6は、リヤバー8−1〜8−2に対して固定されている。
ドーターカード2は、ドーターカード本体11とドーターカード側コネクタ12とイジェクタ14−1〜14−2とを備えている。ドーターカード本体11は、概ね長方形状の板状に形成され、図示されていないドーターカード側電気回路が表面に配置されている。ドーターカード側コネクタ12は、ドーターカード本体11の一辺の中央に固定されている。ドーターカード側コネクタ12は、複数の端子を備えている。その端子は、ドーターカード側電気回路に電気的に接続されている。イジェクタ14−1〜14−2は、ドーターカード本体11のドーターカード側コネクタ12が配置されている辺の対辺の両端に配置されている。
ガイドレール7−1〜7−2は、ドーターカード2がケージ本体3に挿入されたときに、ドーターカード本体11の端に接触して、z方向に垂直である平面にドーターカード本体11が沿うように、ドーターカード2を支持する。ガイドレール7−1〜7−2は、ドーターカード本体11の端に摺動して、z方向に垂直であるx方向にドーターカード2が平行移動するように、ドーターカード2を案内する。ドーターカード側コネクタ12は、ガイドレール7−1〜7−2に案内されてドーターカード2がx方向の反対方向に平行移動することにより本体側コネクタ6に嵌め合わされ、x方向に平行移動することにより本体側コネクタ6から抜かれる。ドーターカード側コネクタ12が本体側コネクタ6に嵌め合わされることにより、ドーターカード側コネクタ12の端子は、本体側コネクタ6の端子に電気的に接続され、ドーターカード側電気回路は、マザーボードに電気的に接続される。ドーターカード側コネクタ12が本体側コネクタ6から抜かれることにより、ドーターカード側コネクタ12の端子は、本体側コネクタ6の端子に電気的に切断され、ドーターカード側電気回路は、マザーボードに電気的に切断される。すなわち、ドーターカード2は、ケージ1に着脱可能である。
図2は、リヤバー8−i(i=1,2)を示している。リヤバー8−iは、リヤバー本体21と弾性体22とを備えている。リヤバー本体21は、窪みが形成され、その窪みの内部に第1面23と第2面24とが形成されている。第1面23は、バックボード5に対向し、すなわち、本体側コネクタ6に対向している。第2面24は、ケージ1の開口部に対向している。弾性体22は、ゴムから形成され、第1面23に接合されている。なお、弾性体22は、ゴム以外の材料から形成されることもできる。その材料としては、ばねが例示される。
図2は、さらに、イジェクタ14−iを示している。イジェクタ14−iは、イジェクタ本体31と軸受け32とを備えている。軸受け32は、回転軸33を中心に回転可能にイジェクタ本体31をドーターカード本体11に支持している。回転軸33は、z方向に平行である。イジェクタ本体31は、取手部分35と第1部分36と第2部分37と第3部分38とを備えている。取手部分35は、ユーザにより操作される部分である。すなわち、イジェクタ本体31は、ユーザにより取手部分35を移動させられることにより、回転方向34または回転方向34の反対方向に回転する。
第1部分36は、ドーターカード側コネクタ12と本体側コネクタ6とが接触するまでドーターカード2がケージ1の内部に挿入されたときに、リヤバー本体21の第1面23に対向する。第1部分36は、ドーターカード側コネクタ12と本体側コネクタ6とが接触するまでドーターカード2がケージ1の内部に挿入された場合で、イジェクタ本体31が回転方向34に回転するときに、弾性体22を介して第1面23に押し付けられる。第2部分37は、ドーターカード側コネクタ12と本体側コネクタ6とが接触するまでドーターカード2がケージ1に挿入されたときに、リヤバー本体21の第2面24に対向する。第2部分37は、ドーターカード側コネクタ12と本体側コネクタ6とが接触するまでドーターカード2がケージ1に挿入された場合で、イジェクタ本体31が回転方向34の反対方向に回転するときに、第2面24に押し付けられる。第3部分38は、ドーターカード本体11のドーターカード側コネクタ12が配置される端の反対側の端39に対向している。第3部分38は、イジェクタ本体31が回転方向34に回転するときに、図3に示されているように、端39に衝突して、イジェクタ本体31がドーターカード本体11に対して回転することができる範囲を限定している。
ドーターカード2は、ドーターカード側コネクタ12が本体側コネクタ6に嵌まり、かつ、第3部分38が端39にぶつかるまでイジェクタ14−iを回転方向34に回転させられたときに、弾性体22が弾性変形するように、サイズが設計されている。さらに、弾性体22は、ドーターカード側コネクタ12が本体側コネクタ6に嵌まり、かつ、第3部分38が端39にぶつかるまでイジェクタ14−iを回転方向34に回転させられたときに、弾性力がドーターカード側コネクタ12を本体側コネクタ6に嵌める力より大きくなるように、かつ、弾性力がバックボード5を所定量より大きく変形する力より小さくなるように設計されている。
ユーザは、ドーターカード側コネクタ12が本体側コネクタ6に嵌め合わされているドーターカード2をケージ1から抜き出すときに、まず、イジェクタ14−iを回転方向34の反対方向に回転させる。イジェクタ14−iは、回転方向34の反対方向に回転することにより、リヤバー8−iをx方向の反対方向に押し、その反作用により、ドーターカード2をx方向に押してドーターカード側コネクタ12を本体側コネクタ6からはずす。
ユーザは、ドーターカード2をケージ1に装着するときに、まず、ドーターカード側コネクタ12と本体側コネクタ6とが接触するまでドーターカード2をケージ1に挿入する。ユーザは、ドーターカード2をケージ1に挿入した後に、図3に示されているように、第3部分38が端39にぶつかるまでイジェクタ14−iを回転方向34に回転させる。イジェクタ14−iは、回転方向34に回転することにより、弾性体22を介してリヤバー8−iをx方向に押し、その反作用により、ドーターカード2をx方向の反対方向に押してドーターカード側コネクタ12を本体側コネクタ6に嵌める。このとき、弾性体22は、弾性変形している。
ケージ1とドーターカード2とは、製造されるときの偏差により、設計された大きさと異なる大きさに製造されることがある。ドーターカード2は、設計より大きく製造された場合で、ケージ1に装着するときに、弾性体22が大きく弾性変形し、バックボード5が所定量より大きく変形することを防止する。このとき、ドーターカード2は、バックボード5またはバックボード5が備える電気回路が破損することを防止することができる。ドーターカード2は、設計より小さく製造された場合でも、ケージ1に装着するときに、イジェクタ14−iの第1部分36が弾性体22に接触することができ、その反作用によりドーターカード2をx方向の反対方向に押すことができ、ドーターカード側コネクタ12が本体側コネクタ6に嵌まることをより確実にする。
本発明による情報処理装置の実施の他の形態は、既述の実施の形態における弾性体22が他の弾性体に置換されている。その弾性体は、イジェクタ14−iの第1部分36に接合されている。このような情報処理装置は、既述の実施の形態における情報処理装置と同様にして、ドーターカード2をケージ1に装着するときに、バックボード5が所定量より大きく変形することを防止し、バックボード5またはバックボード5が備える電気回路が破損することを防止することができる。
図1は、本発明による情報処理装置の実施の形態を示す断面図である。 図2は、リヤバーを示し、イジェクタを示す平面図である。 図3は、図2が示す状態と異なる状態のリヤバーを示し、イジェクタを示す平面図である。 図4は、公知の情報処理装置を示す断面図である。 図5は、ドーターカードが強く押し込まれたときの公知の情報処理装置を示す断面図である。
符号の説明
1 :ケージ
2 :ドーターカード
3 :ケージ本体
5 :バックボード
6 :本体側コネクタ
7−1〜7−2:ガイドレール
8−1〜8−2:リヤバー
11:ドーターカード本体
12:ドーターカード側コネクタ
14−1〜14−2:イジェクタ
21:リヤバー本体
22:弾性体
23:第1面
24:第2面
31:イジェクタ本体
32:軸受け
33:回転軸
34:回転方向
35:取手部分
36:第1部分
37:第2部分
38:第3部分
39:端

Claims (5)

  1. ケージと、
    前記ケージに着脱可能であるドーターカードとを具備し、
    前記ケージは、
    リヤバーと、
    前記リヤバーに対して固定される本体側コネクタと
    前記リヤバーに接合される弾性体とを備え、
    前記ドーターカードは、
    ドーターカード本体と、
    前記ドーターカード本体に固定されるドーターカード側コネクタと、
    前記ドーターカード本体に対して回転可能に支持されるイジェクタとを備え、
    前記イジェクタは、前記ドーターカード本体に対して回転することにより、前記弾性体を介して前記リヤバーを押し、かつ、前記ドーターカード側コネクタが前記本体側コネクタに嵌るように前記ドーターカード本体を押す
    情報処理装置。
  2. 請求項1において、
    本体側電気回路と、
    前記ドーターカード本体に配置されるドーターカード側電気回路とを更に具備し、
    前記本体側電気回路は、前記ドーターカード側コネクタが前記本体側コネクタに嵌ることにより、前記ドーターカード側電気回路に電気的に接続される
    情報処理装置。
  3. 請求項1または請求項2のいずれかにおいて、
    前記イジェクタは、前記イジェクタの一部が前記ドーターカード本体の一部にぶつかることにより、前記ドーターカード本体に対して回転する回転範囲が制限される
    情報処理装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかにおいて、
    前記イジェクタは、前記ドーターカード側コネクタを前記本体側コネクタに嵌めるときに前記イジェクタが回転する回転方向の反対方向に前記ドーターカード本体に対して回転することにより、前記リヤバーを押し、かつ、前記ドーターカード側コネクタが前記本体側コネクタから外れるように前記ドーターカード本体を押す
    情報処理装置。
  5. ドーターカード本体と、
    前記ドーターカード本体に固定されるドーターカード側コネクタと、
    前記ドーターカード本体に対して回転可能に支持されるイジェクタとを備える
    ドーターカードが着脱可能であるケージであり、
    リヤバーに対して固定される本体側コネクタと、
    前記リヤバーに接合される弾性体とを具備し、
    前記イジェクタは、前記ドーターカード本体に対して回転することにより、前記弾性体を介して前記リヤバーを押し、かつ、前記ドーターカード側コネクタが前記本体側コネクタに嵌るように前記ドーターカード本体を押す
    ケージ
JP2007058785A 2007-03-08 2007-03-08 情報処理装置 Expired - Fee Related JP4525941B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007058785A JP4525941B2 (ja) 2007-03-08 2007-03-08 情報処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007058785A JP4525941B2 (ja) 2007-03-08 2007-03-08 情報処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008226902A JP2008226902A (ja) 2008-09-25
JP4525941B2 true JP4525941B2 (ja) 2010-08-18

Family

ID=39845214

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007058785A Expired - Fee Related JP4525941B2 (ja) 2007-03-08 2007-03-08 情報処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4525941B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102298426B (zh) 2010-06-28 2016-08-24 上海力锐网络科技有限公司 抽拉式固定结构
JP5776029B2 (ja) * 2011-10-11 2015-09-09 スリオジャパン株式会社 コネクタ
JP6308324B1 (ja) * 2017-09-28 2018-04-11 株式会社セガゲームス コンピュータ装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04137091U (ja) * 1991-06-11 1992-12-21 日本電気株式会社 電子回路ユニツト構造
JPH10335858A (ja) * 1997-05-28 1998-12-18 Oki Tec:Kk プラグインパッケージの取付構造
JP2003283167A (ja) * 2002-03-26 2003-10-03 Nec Corp プリント基板の挿抜構造および挿抜方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04137091U (ja) * 1991-06-11 1992-12-21 日本電気株式会社 電子回路ユニツト構造
JPH10335858A (ja) * 1997-05-28 1998-12-18 Oki Tec:Kk プラグインパッケージの取付構造
JP2003283167A (ja) * 2002-03-26 2003-10-03 Nec Corp プリント基板の挿抜構造および挿抜方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008226902A (ja) 2008-09-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20080318448A1 (en) Dimm socket positive lock extractor
TWI448011B (zh) 使用於接收基板的連接器
US7918683B1 (en) Connector assemblies and daughter card assemblies configured to engage each other along a side interface
JP5141923B2 (ja) コネクタ装置
US8613631B2 (en) Electrical connector
JP5748335B2 (ja) コネクタ
JP5741828B2 (ja) コネクタ装置
JP6689063B2 (ja) コネクタ
JPH07296888A (ja) イジェクト機構付カードエッジコネクタ
WO2013085037A1 (ja) コネクタ
JP2012199187A (ja) コネクタ装置
KR20090092671A (ko) 케이블용 커넥터
JP4525941B2 (ja) 情報処理装置
US6409526B1 (en) Mechanism for engaging and disengaging printed circuit board connectors
US9590335B1 (en) Connector
WO2013096717A1 (en) Assisting tool for connector
US7497714B2 (en) Electrical connector
JP3673733B2 (ja) 電子機器及び電子機器の基板挿抜装置
KR101286472B1 (ko) 커넥터
JP5446397B2 (ja) 電気コネクタ嵌合治具
JP6675232B2 (ja) コネクタ
JP2004335650A (ja) プラグインユニットの挿入ガイド機構
JP5862858B2 (ja) コネクタ装置
EP2562880A1 (en) Electrical connector
JP2008192517A (ja) 電気コネクタ組立体

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100319

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100324

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100419

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100512

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130611

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100525

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees