JP4498985B2 - 導電性ゴムローラ - Google Patents
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Description
さらに、特許文献1には、現像ローラとしてより良好な画像を形成させるためにロール表面に酸化膜を形成させ、表面の摩擦係数を低減させることは記載されておらず、当然に酸化膜の形成効率については検討していない。
しかしながら、エピクロルヒドリン−エチレンオキサイド−アリルグリシジルエーテル三元共重合体とNBRは極性が高く比較的混じりやすいが、エピクロルヒドリン−エチレンオキサイド−アリルグリシジルエーテル三元共重合体は親水性が高く塩素原子を含有するのに対し、NBRは親水性がわずかで塩素原子を含有しないため、両者が細かく分散しない。その結果、当該エラストマー組成物は強度および伸び率において十分とは言えず、他の部材と摺動接触する導電性部材、例えばトナーカートリッジのシール部分と摩擦する現像ローラなどに使用するためには耐摩耗性を改善する余地がある。
当該導電性ゴム組成物は、特許文献2に記載の導電性エラストマー組成物と同様に十分な分散が達成できない。その結果、当該ゴム組成物は強度および伸び率において十分とは言えず、当該ゴム組成物からなる部材は耐摩耗性を改善する余地がある。
さらに、特許文献3には、現像ローラとしてより良好な画像を形成させるためにロール表面に酸化膜を形成させることは記載されておらず、当然に酸化膜の形成効率については検討されていない。
ゴム成分として、エピクロルヒドリン共重合体のみ又はエピクロルヒドリン共重合体を含有する共重合ゴム、クロロプレンゴムおよびアクリロニトリルブタジエンゴムからなり、
前記エピクロルヒドリン共重合体のみ又はエピクロルヒドリン共重合体を含有する共重合ゴムの配合量および前記クロロプレンゴムの配合量が、前記アクリロニトリルブタジエンゴムの配合量よりも少なく、
前記ゴム成分に、ゴム成分100質量部に対して5〜70質量部の弱電性カーボンブラック、充填剤、受酸剤および加硫剤として硫黄およびチオウレア類を加えている導電性ゴム組成物からなり、
さらに、表面に酸化膜が形成されており、該表面のポリエステル製のOHPフィルムとの動摩擦係数が0.1〜1.5であることを特徴とする導電性ゴムローラを提供している。
これは、NBRは塩素をゴム内に含有しないためクロロプレンゴムに比べ比重が低く、硬度も低い。NBRとクロロプレンゴムを混合し、クロロプレンゴムが微分散した状態で、エチレンオキサイドを含有する共重合ゴムに混ぜると、NBRとクロロプレンゴムとは官能基が異なるにも拘わらず極めて細かく分散する。これは、クロロプレンゴムとNBRが溶解パラメーターにおいて比較的近いこと、材料として電気的に反発しあわないことにあると認められる。結果として、細かく分散したクロロプレンゴムとNBRがエチレンオキサイドを含有する共重合ゴムと混じり合うことになり、これら3者が微分散することになる。このような微分散による効果として、圧縮永久歪みの低減、低硬度化および伸び率の向上が図れ、比重低減との相乗効果で耐摩耗性が飛躍的に向上する。
本発明の半導電性ゴム組成物に含まれるエチレンオキサイドを含有する共重合ゴムとしては、導電性付加のためのエチレンオキサイドを含有していれば公知の共重合ゴムを用いることができるが、具体的には例えばポリエーテル系共重合体またはエピクロルヒドリン系共重合体などが挙げられる。
ポリエーテル系共重合体としては、エチレンオキサイド−プロピレンオキサイド−アリルグルシジルエーテル共重合体、エチレンオキサイド−アリルグルシジルエーテル共重合体またはエチレンオキサイド−プロピレンオキサイド共重合体等が挙げられる。
エピクロルヒドリン系共重合体としては、例えばエピクロルヒドリン−エチレンオキサイド共重合体、エピクロルヒドリン−エチレンオキサイド−アリルグリシジルエーテル共重合体またはエピクロルヒドリン−エチレンオキサイド−プロピレンオキサイド−アリルグリシジルエーテル共重合体等が挙げられる。
イオウ変性タイプは、イオウとクロロプレンを共重合したポリマーをチウラムジスルフィド等で可塑化し、所定のムーニー粘度に調整するものである。非イオウ変性タイプとしては、メルカプタン変性タイプまたはキサントゲン変性タイプ等が挙げられる。メルカプタン変性タイプは、n−ドデシルメルカプタン、tert−ドデシルメルカプタンまたはオクチルメルカプタン等のアルキルメルカプタン類を分子量調節剤として使用するものである。また、キサントゲン変性タイプはアルキルキサントゲン化合物を分子量調節剤として使用するものである。
また、クロロプレンゴムは生成クロロプレンゴムの結晶加速度により、結晶化速度が中庸のタイプ、結晶化速度が遅いタイプおよび結晶化速度が早いタイプに分けられる。
本発明においてはいずれのタイプを用いてもよいが、非イオウ変性で結晶化速度が遅いタイプが好ましい。
また、本発明において、クロロプレンゴムとしてクロロプレンゴムに類似の構造を有するゴムまたはエラストマーを用いることもできる。例えば、クロロプレンと他の共重合可能な単量体1種以上との混合物を重合させて得られた共重合体を用いてもよい。クロロプレンと共重合可能な単量体としては、例えば2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエン、1−クロロ−1,3−ブタジエン、硫黄、スチレン、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、イソプレン、ブタジエン並びにアクリル酸、メタクリル酸およびこれらのエステル類などが挙げられる。
本発明の半導電性ゴム組成物のゴム比重を低減するためには、比重の小さい低ニトリルNBRを用いることが好ましい。クロロプレンゴムとの混合性を鑑みれば中ニトリルNBRまたは低ニトリルNBRを用いることが好ましく、より具体的には溶解パラメーターの観点からアクリロニトリル含量が15〜39%、好ましくは17〜35%、より好ましくは20〜30%のNBRを用いることが好適である。
上述したように、NBRとクロロプレンゴムを混合しクロロプレンゴムが微分散した状態でエチレンオキサイドを含有する共重合ゴムに混ぜると、NBRとクロロプレンゴムとは極めて細かく分散する。エチレンオキサイドを含有する共重合ゴムとしてエピクロルヒドリン系共重合体を用いると、エピクロルヒドリン系共重合体はクロロプレンゴムと同じく塩素を含有し官能基が共通するために、クロロプレンゴムがエピクロルヒドリン系共重合体に対してより細かく分散するという利点がある。
また、エピクロルヒドリン系共重合体としては、エピクロルヒドリン(EO)−エチレンオキサイド(EP)共重合体を用いることも特に好ましい。前記共重合体中のEO:EPの好ましい含有比率はEO:EP=30〜80モル%:20〜70モル%であり、さらに好ましい比率はEO:EP=50〜80モル%:20〜50モル%である。
エピクロルヒドリン系共重合体と組み合わせる他のゴム成分としては、上述したようなエチレンオキサイドを含有するポリエーテル系共重合体が好ましく、エチレンオキサイド−プロピレンオキサイド−アリルグルシジルエーテル共重合体がより好ましい。
ポリエーテル系共重合体のエチレンオキサイド含量としては50〜95モル%が好ましい。エチレンオキサイドユニットの比率が高い方が多くのイオンを安定化でき低抵抗化が実現できるが、エチレンオキサイドの比率を上げすぎるとエチレンオキサイドの結晶化が起こり分子鎖のセグメント運動が妨げられるため、逆に体積固有抵抗が上昇する可能性があるからである。
ポリエーテル系共重合体中のアリルグリシジルエーテル含量としては1〜10モル%が好ましい。1モル%未満ではブリードや感光体汚染の発生が起こり易くなる一方、10モル%を越えると、それ以上の結晶化の抑制効果は得られず、加硫後の架橋点の数が多くなり、却って低抵抗化が実現できず、また、引張強度や疲労特性、耐屈曲性等が悪化することとなる。
NBRはクロロプレンゴムとの分散性の観点から少なくともゴム成分100質量部に対して5質量部以上含まれていることが好ましい。さらに、本発明の半導電性ゴム組成物の伸び率を向上させるためには、NBRの配合量がゴム成分100質量部に対して10質量部以上であることがより好ましく、20質量部以上であることが最も好ましい。NBRの配合量の上限値としては、圧縮永久歪みを低減するためにゴム成分100質量部に対して65質量部以下であることが好ましく、50質量部以下であることがより好ましい。
クロロプレンゴムはNBRとの分散性の観点から少なくともゴム成分100質量部に対して5質量部以上含まれていることが好ましい。さらに、各種物性のバランスを保つため、クロロプレンゴムの配合量はゴム成分100質量部に対して5〜75質量部であることが好ましく10〜65質量部、さらに10〜40質量部であることがより好ましい。
エチレンオキサイドを含有する共重合ゴムの配合量を調整することによりイオン導電性とすることができる。また、イオン導電剤を添加してもよい。イオン導電剤は種々選択できるが、例えばフルオロ基(F−)およびスルホニル基(−SO2−)を有する陰イオンを備えた塩などが挙げられる。より具体的には、ビスフルオロアルキルスルホニルイミドの塩、トリス(フルオロアルキルスルホニル)メタンの塩またはフルオロアルキルスルホン酸の塩などが挙げられる。前記塩において陰イオンと対になる陽イオンとしては、アルカリ金属、2A族またはその他の金属イオンが好ましく、なかでもリチウムイオンがより好ましい。前記塩として具体的には、例えばLiCF9SO3、LiN(SO2CF3)2、LiC(SO2CF3)、LiCH(SO2CF3)2、LiSF6CF2SO3等が挙げられる。
イオン導電剤の配合量は、その種類によって適宜選択することができるが、例えばゴム成分100質量部に対して0.1〜5質量部であることが好ましい。
特に、本発明の半導電性ゴム組成物からなる導電性ゴムローラの誘電正接を低減するために、弱導電性カーボンブラックを混合することが好ましい。
弱導電性カーボンブラックとは粒径が大きくストラクチャーの発達が小さく導電性への寄与が小さいカーボンブラックであり、これを配合することにより導電性を高めることなく分極作用によるコンデンサー的な働きを得ることができ、電気抵抗の均一化を損なうことなく帯電性のコントロールを実現できる。
前記弱導電性カーボンブラックとして、一次粒径が80nm以上、好ましくは100nm以上のものを用いれば、より有効に前記効果が得られる。また、一次粒径が500nm以下、好ましくは250nm以下であると表面粗さを極めて小さくできる。前記弱導電性カーボンブラックの形状は表面積が小さいことから球形状または球形に近い形状が好ましい。
弱導電性カーボンブラックとしては種々の選択が可能であるが、中でも大粒径を得やすいファーネス法またはサーマル法により製造されたカーボンブラックが好ましく、ファーネスカーボンブラックがより好ましい。カーボンの分類で言うとSRFやFT、MTが好ましい。また顔料で用いられるカーボンブラックを用いても良い。
前記加硫剤としては硫黄系、チオウレア系、トリアジン誘導体系、過酸化物、各種モノマー等が使用できる。これらは単独で使用しても2種以上を組み合わせて使用してもよい。硫黄系加硫剤としては粉末硫黄、またはテトラメチルチウラムジスルフィドもしくはN,N−ジチオビスモルホリンなどの有機含硫黄化合物等が挙げられる。チオウレア系加硫剤としてはテトラメチルチオウレア、トリメチルチオウレア、エチレンチオウレアおよび(CnH2n+1NH)2C=S(式中、nは1〜10の整数を表す。)で示されるチオウレア等が挙げられる。過酸化物としてはベンソイルペルオキシドなどが挙げられる。
加硫剤の配合量はゴム成分100質量部に対して0.2質量部以上5質量部以下であることが好ましく、1質量部以上3質量部以下であることがより好ましい。
硫黄は、ゴム成分100質量部に対して0.1質量部以上5.0質量部以下、好ましくは0.2質量部以上2質量部以下の割合で含まれているのが良い。上記範囲としているのは、0.1質量部より小さいと組成物全体の加硫速度が遅くなり生産性が悪くなりやすいためである。一方、5.0質量部より大きいと圧縮永久ひずみが大きくなったり、硫黄や促進剤がブルームしたりする可能性があるためである。
また、チオウレア類をゴム成分100gに対して合計0.0009mol以上0.0800mol以下、好ましくは0.0015mol以上0.0400mol以下の割合で配合しているのが良い。上記チオウレア類を上記範囲で配合することにより、ブルームや感光体汚染を起こりにくくすることができると共に、ゴムの分子運動をあまり妨げないため、より低い電気抵抗を実現すると共に、圧縮永久ひずみ等の力学的物性にも優れた非常に高性能なゴム組成物とすることができる。また、チオウレア類の添加量を増やし架橋密度を上げるほど電気抵抗値を下げることができる。上記範囲としているのは、0.0009molより少ないと圧縮永久ひずみを改善しにくい、あるいは電気抵抗値を下げにくいためである。一方、0.0800molより多いとゴム組成物表面からチオウレア類がブルームし感光体を汚染したり、破断伸び等の機械的物性が極度に悪化しやすいためである。
加硫促進剤としては、消石灰、マグネシア(MgO)もしくはリサージ(PbO)等の無機促進剤や以下に記す有機促進剤を用いることができる。有機促進剤としては、ジ−オルト−トリルグアニジン、1,3−ジフェニルグアニジン、1−オルト−トリルビグアニド、ジカテコールボレートのジ−オルト−トリルグアニジン塩等のグアニジン系;2−メルカプト・ベンゾチアゾールもしくはジベンゾチアジルジスルフィド等のチアゾール系;N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアジルスルフェンアミド等のスルフェンアミド系;テトラメチルチウラムモノスルフィド、テトラメチルチウラムジスルフィド、テトラエチルチウラムジスルフィドもしくはジペンタメチレンチウラムテトラスルフィド等のチウラム系;チオウレア系等が挙げられ、これらを単独でまたは適宜組み合わせて用いることができる。
加硫促進剤の配合量は、ゴム成分100質量部に対して0.5質量部以上5質量部以下が好ましく、0.5質量部以上2質量部以下がより好ましい。
加硫促進剤の添加量は、ゴム成分100質量部に対して0.5質量部以上10質量部以下が好ましく、2質量部以上8質量部以下がより好ましい。
充填剤の添加量はゴム成分100質量部に対し60質量部以下とすることが好ましく、50質量部以下とすることがより好ましい。なお、前記弱導電性カーボンブラックは充填剤としての役割も果たす。
受酸剤としては酸受容体として作用する種々の物質を用いることができるが、分散性に優れていることからハイドロタルサイト類またはマグサラットが好ましく、特にハイドロタルサイトがより好ましい。さらに、酸化マグネシウムや酸化カリウムと併用することにより高い受酸効果が得られ、感光体汚染をより確実に防止することができる。
受酸剤の配合量は、ゴム成分100質量部に対し1質量部以上10質量部以下、好ましくは1質量部以上5質量部以下としている。加硫阻害および感光体汚染を防止する効果を有効に発揮させるため受酸剤の配合量は1質量部以上であることが好ましく、硬度の上昇を防ぐため受酸剤の配合量は10質量部以下であることが好ましい。
本発明の半導電性ゴム組成物は、JIS K 6262に規定されている圧縮永久歪みが10%以下、より好ましくは9.5%以下である。圧縮永久歪みが10%以下であると、ローラやベルトになった時の寸法変化が小さく、また耐久性が向上し、画像形成装置の精度をより長期に渡り維持することができるようになる。下限については加硫条件の最適化や安定した量産性の面で1%以上が好ましい。
なお、圧縮永久歪みの測定条件は、測定温度70℃、測定時間24時間、圧縮率25%とする。
本発明の導電性ゴムローラは、本発明の半導電性ゴム組成物からなる導電性ゴム層を最外層に備えている導電性ゴムローラである。該導電性ゴムローラは、少なくとも本発明の半導電性ゴム組成物からなる導電性ゴム層を最外層に備えていればその構造は特に問わず、要求性能に応じて2層等の複層構造としてもよいが、導電性ゴム層の一層からなる構造とすると物性のばらつきが少なく安価に製造できるため好ましい。
酸化膜としては多数のC=O基またはC−O基等を有する酸化膜が好ましい。酸化膜は前記したように導電性ゴム層の表面に紫外線照射あるいは/およびオゾン照射等の処理を施し、導電性ゴム層の表層部分を酸化することで形成されている。なかでも紫外線照射により酸化膜を形成することが、処理時間が早く、コストも低いことから好ましい。
特に、本発明の半導電性ゴム組成物を用いれば、酸化膜を安定して形成でき、かつ酸化膜を形成するために要するエネルギーを低減して生産効率を向上させることができる。それゆえに、紫外線照射時間は波長が100〜400nmの紫外線を用いる場合、3〜8分であることが好ましい。
流れる電流を制御して画像不良の発生を抑制し、感光体への放電を防ぐためローラ抵抗値は105Ω以上であることが好ましい。また、例えばトナー供給等の効率を維持し、トナーが感光体に移行する際に現像ローラの電圧降下が起こり以後現像ローラから感光体へ確実にトナーを搬送できなくなって画像不良が生じることを防ぐためにはローラ抵抗値は108Ω以下であることが好ましい。また、107Ω以下であると、より幅広い環境下でも使用でき極めて有用である。
なかでも、非磁性1成分トナーを感光体に搬送するための現像ローラとして好適に用いられる。電子写真装置の画像形成機構における現像方式としては感光体と現像ローラの関係で分類すると接触式または非接触式に大別されるが、本発明の導電性ローラはいずれの方式にも利用できる。なかでも本発明の現像ローラは感光体に概接触していることが好ましい。
本発明の導電性ゴムローラは、現像ローラの他、感光ドラムを一様に帯電させるための帯電ローラ、トナー像を感光体から転写ベルトや用紙に転写するための転写ローラ、トナーを搬送させるためのトナー供給ローラ、転写ベルトを内側から駆動するための駆動ローラ等として用いることもできる。
本発明の半導電性ゴム組成物は、エチレンオキサイドを含有する共重合ゴムとしてエピクロルヒドリンゴムまたはポリエーテル系共重合体と、クロロプレンゴムと、NBRとを含有している。
エピクロルヒドリンゴムとしては、エチレンオキサイド:エピクロルヒドリン:アリルグリシジルエーテルの含有比率が60〜80モル%:15〜40モル%:1〜6モル%であるエチレンオキサイド−エピクロルヒドリン−アリルグリシジルエーテル三元共重合体、またはエチレンオキサイド:エピクロルヒドリンの含有比率が50〜70モル%:30〜50モル%であるエチレンオキサイド−エピクロルヒドリン二元共重合体を用いている。
ポリエーテル系共重合体としては、エチレンオキサイド:プロピレンオキサイド:アリルグリシジルエーテルの含有比率が80〜95モル%:1〜10モル%:1〜10モル%であるエチレンオキサイド−プロピレンオキサイド−アリルグリシジルエーテル三元共重合体を用いる。当該共重合体の数平均分子量Mnは1万以上であることが好ましく、3万以上であることがより好ましく、5万以上であることがさらに好ましい。
クロロプレンゴムとしては、非硫黄系クロロプレンゴムを用いている。
NBRとしては、アクリロニトリル含量が25%以下の低ニトリルNBRを用いている。
エチレンオキサイドを含有する共重合ゴムとしてポリエーテル系共重合体を用いる場合、ゴム成分の総質量を100質量部とすると、ポリエーテル系共重合体の含有量が10〜20質量部、クロロプレンゴムの含有量が10〜75質量部、NBRの含有量が10〜75質量部としている。
いずれの場合もエチレンオキサイドを含有する共重合ゴムの配合量をアクリロニトリルブタジエンゴムの配合量よりも少なくし、クロロプレンゴムの配合量をアクリロニトリルブタジエンゴムの配合量よりも少なくする
弱導電性カーボンブラックとしては、平均一次粒径が100〜250nmで、球形状または球形に近い形状のものを用いる。弱導電性カーボンブラックの配合量は、ゴム成分100質量部に対して20〜70質量部であることが好ましい。弱導電性カーボンブラックを前記量配合することにより、本発明の導電性ゴムローラの誘電正接を低減することができる。また、ローラ表面のタック感を減少させ、トナー離れを向上させることができる。
受酸剤としてはハイドロタルサイトを用いる。受酸剤の配合量は、ゴム成分100質量部に対し1質量部以上5質量部以下としている。
具体的には、ニーダーにゴム成分、弱電性カーボンブラック、酸化亜鉛をこの順序で投入し、排出温度80〜150℃にて混練する。得られた混練物に加硫剤、受酸剤および所望により他の添加剤を添加して、ロールにて1〜30分間、好ましくは1〜15分間練り、得られた混練物をシート状およびリボン状のコンパウンドとしている。
本発明の半導電性ゴム組成物は、JIS K 6262に記載の「加硫ゴム及び熱可塑性ゴムの永久ひずみ試験方法」で測定温度70℃、測定時間24時間、圧縮率25%で測定した圧縮永久歪みの大きさが1〜9.5%である。
本発明の半導電性ゴム組成物は、JIS K 6253に記載のデュロメーター硬さ試験タイプAの硬度が50〜63度である。
本発明の半導電性ゴム組成物は、500mm/分の引張速度で破断するまで引っ張ったときの破断時の最大伸びが260〜400%である。
実施形態の一つとして、図1に、非磁性1成分トナーを感光体に搬送するための現像ローラを示す。
芯金2は、アルミニウム、アルミニウム合金、SUSもしくは鉄等の金属製、またはセラミック製等とすることができる。
シール部3はテフロン(登録商標)などの不織布やシートから構成されている。
加硫時間は、加硫試験用レオメータ(例えばキュラストメータ)により最適加硫時間を求めて決めている。加硫温度は必要に応じて前記温度に上下して定めてよい。なお、他の部材への汚染と圧縮永久ひずみを低減させるため、なるべく十分な加硫量を得られる様に条件を設定することが好ましい。また、発泡剤等を配合して発泡ロールを形成してもよい。
(a)ゴム成分
・エピクロルヒドリンゴム;ダイソー(株)製「エピクロマーD」
EO(エチレンオキサイド)/EP(エピクロルヒドリン)=61mol%/39m
ol%
・ポリエーテル系共重合体:日本ゼオン(株)製 「ゼオスパンZSN8030」
EO(エチレンオキサイド)/PO(プロピレンオキサイド)/AGE(アリルグリ
シジルエーテル)=90mol%/4mol%/6mol%
数平均分子量Mn=8万
・クロロプレンゴム;昭和電工(株)製
・アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR);日本ゼオン(株)製「ニッポールDN4
01LL」(アクリロニトリル含量18%の低ニトリルNBR)
(b)フィラー
・酸化亜鉛;酸化亜鉛2種(三井金属(株)製)
・カーボンブラック;旭カーボン(株)製「旭#15」(平均1次粒径122nm、弱電
性)
(c)加硫剤
・硫黄;粉末硫黄(鶴見化学工業(株)製)
・エチレンチオウレア;川口化学工業(株)製「アクセル22−S」
(d)受酸剤
・ハイドロタルサイト;協和化学工業(株)製「DHT−4A−2」
表1に示した配合に従い、10Lニーダーにゴム成分、カーボンブラック、酸化亜鉛をこの順序で投入した。排出温度110℃にて混練りし、得られた混練物に加硫剤および受酸剤を添加して、ロールにて5分間練り、シート状およびリボン状のコンパウンドを得た。
シート状のコンパウンドを、油圧式プレスを用いて160℃にて60分間加硫して、JIS K 6262に規定されている圧縮永久歪み測定用試験片を作成した。
かかる試験片を用いてJIS K 6262に記載の「加硫ゴム及び熱可塑性ゴムの永久ひずみ試験方法」の規定に従い、測定温度70℃、測定時間24時間で測定した。圧縮率は25%とした。
上記で作製した圧縮永久歪み測定用試験片を用いて、JIS K 6253の規定に従い、デュロメーター硬さ試験タイプAで試験した。
シート状のコンパウンドを、油圧式プレスを用いて160℃にて30分間加硫して、厚み2mmで10cm角のスラブを得た。得られたスラブより3号ダンベルにて試験片を打ち抜き、この試験片を500mm/分の引張速度で破断するまで引っ張り、破断時の最大の伸び率(最大伸び)を測定した。
リボン状のコンパウンドを、φ60のバキューム式ゴム押出機を用いて口金温度50℃にて、内径φ9mm、外径φ21mmのチューブ状に押出成形した。この工程で気泡やゴム分子に吸着された水分以上の水分は取り除くことができる。得られたチューブを加圧環境下でφ10mmの金属製シャフトに挿入し、加硫缶にて160℃で60分間加熱し、加硫させた。
その後、端部をカット成形し、円筒研磨機でトラバース研磨、ついで仕上げ研磨として鏡面研磨を施し、JIS B 0601に規定の表面粗さRzが3〜5μmになるように仕上げた。結果、φ20mm(交差0.05mm)の導電性ゴムローラを得た。
ローラ表面を水洗いした後、紫外線照射を行い表面に酸化層を形成した。これは紫外線照射機(セン特殊光源(株)製「PL21−200」)を用い、ローラと紫外線ランプ間の距離を10cmとして周方向90度毎に紫外線(波長184.9nmと253.7nm)を表1に記載した時間照射することによって行い、ローラを90度ずつ4回回転させてローラ全周(360度)に酸化膜を形成させた。
紫外線照射時間が3分以下の場合を「◎」と、3分を超えて6分以下の場合を「○」と、6分を超えて9分以下の場合を「△〜○」と、9分を超える場合を「△」と評価した。
なお、比較例1において紫外線照射時間を短くし5分とすると摩擦係数が0.95となり、実用に適さない。
上記で作成した導電性ゴムローラの摩擦係数を下記のように測定した。
図2に示すように、デジタルフォースゲージ((株)イマダ製「Model PPX−2T」)41と、摩擦片(市販のポリエステル製のOHPフィルム、ロール長手方向との接触幅:50mm)42と、20gの重り44と、導電性ゴムローラ43とからなる装置においてデジタルフォースゲージ41で測定された数値をオイラーの式に代入し、摩擦係数を算出した。
上記で作成した導電性ゴムローラを市販のレーザープリンターに現像ローラとして装着し、シール部の摩耗性を下記のようにして評価した。なお、前記レーザープリンターはプラス帯電性を有する1成分系非磁性トナーを使用するものである。
1%の印字画像により印刷を重ねてゆき、500枚を印刷するごとに目視でシール部の汚れを確認した。シール部前面にトナーが乗った段階で摩耗と判断し、そのときの枚数を表1に記載した。そして、シール部の摩耗が非常に少なく耐久性に極めて優れているもの(10,000枚以上)は「◎」と、シール部の摩耗が少なく耐久性に優れているもの(8,500〜9,500枚)は「○」と、シール部が摩耗しやすく耐久性がやや劣っているもの(7,000〜8,000枚)は「△」と評価した。なお、市販のレーザープリンターの保証枚数は6,500枚であるから、前記試験の枚数が6,500枚以下のものは全く実用に適さない。
上記全ての試験結果を鑑み、下記のような総合評価を行った。
「◎」は実用上極めて耐久性に優れ、かつ高画質が長期にわたり維持できる。
「◎〜○」は実用上極めて耐久性に優れ、かつ高画質が維持できる。
「○」は実用上耐久性に優れ、かつ高画質が維持できる。
「△」は実用上耐久性が劣る。摩耗時にトナーが流入しうる。
「×」は現像ローラとしては不適で、実用化できない。
2 芯金
3 シール部
4 トナー
10 現像ローラ
Claims (2)
- マイナス帯電性を有する非磁性1成分トナーを用いる画像形成機構に現像ローラとして装着される導電性ゴムローラであって、
ゴム成分として、エピクロルヒドリン共重合体のみ又はエピクロルヒドリン共重合体を含有する共重合ゴム、クロロプレンゴムおよびアクリロニトリルブタジエンゴムからなり、
前記エピクロルヒドリン共重合体のみ又はエピクロルヒドリン共重合体を含有する共重合ゴムの配合量および前記クロロプレンゴムの配合量が、前記アクリロニトリルブタジエンゴムの配合量よりも少なく、
前記ゴム成分に、ゴム成分100質量部に対して5〜70質量部の弱電性カーボンブラック、充填剤、受酸剤および加硫剤として硫黄およびチオウレア類を加えている導電性ゴム組成物からなり、
さらに、表面に酸化膜が形成されており、該表面のポリエステル製のOHPフィルムとの動摩擦係数が0.1〜1.5であることを特徴とする導電性ゴムローラ。 - 前記最外層の導電性ゴム層を形成する導電性ゴム組成物は、
体積固有抵抗値が105.5〜109.0Ω・cm
JIS K 6262の規定に従って測定温度70℃、測定時間24時間、圧縮率25%の条件で測定される圧縮永久歪みが1%以上10%以下、
JIS A硬度が50度以上63度以下、
500mm/分の引張速度で破断するまで引っ張ったときの破断時の最大伸びが260%以上であり、
前記ゴムローラの印加電圧が500Vにおけるローラ抵抗値は105〜108Ωである請求項1に記載の導電性ゴムローラ。
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