JP4496053B2 - 移動体通信システム及び移動体通信端末 - Google Patents

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Description

本発明は、移動体通信端末とストリーミングサーバとを備えた移動体通信システム、及び、このシステムに用いられる移動体通信端末に関するものである。
ネットワーク上のサーバに記憶された映像データや音データ等のコンテンツデータを通信端末で再生する方法には、ダウンロード再生方法とストリーミング再生方法の2つの方法がある。前者の方法は、コンテンツデータの全てを通信端末へダウンロードしてからそのコンテンツデータを再生するので、全コンテンツデータのダウンロードが完了してからでないと、そのコンテンツデータを再生することができない。そのため、コンテンツデータの取得開始から再生開始までに要する時間が長くなるという欠点がある。これに対し、後者の方法は、コンテンツデータを受信しつつ、受信したデータ部分から順次再生するので、コンテンツデータの取得開始から再生開始までに要する時間がダウンロード再生方法よりも短くできるという利点がある。また、ダウンロード再生方法は、全コンテンツデータを記憶できる大容量の記憶手段を通信端末に設ける必要があるという欠点もある。これに対し、ストリーミング再生方法は、一般に再生したデータ部分を順次破棄していくので、通信端末に設ける記憶手段の容量がダウンロード再生方法に比べて小さくて済むという利点がある。
特許文献1には、同じストリーミングデータを繰り返し再生する場合、繰り返し再生を開始するまでの待ち時間を短くする方法が開示されている。この方法は、第1回目の再生中に第1回目再生用のデータを受信し終わり次第、第2回目再生用のストリーミングデータの最初の部分について受信を開始し、これを保存しておく。そして、第1回目の再生が終了した時、上記最初の部分のストリーミングデータを用いて第2回目の再生を開始すると同時に、上記最初の部分のデータ以降のストリーミングデータのバッファリングを開始する。その後、上記最初の部分のストリーミングデータの再生が終了した時点で、バッファリングしたストリーミングデータの再生を行う。以後は、通常のストリーミング再生方法と同様に、ストリーミングデータを受信しながら再生を行う。この方法によれば、同じストリーミングデータを繰り返し再生する場合、第2回目の再生を開始するにあたって必要となる量のストリーミングデータを第1回目の再生中に事前にバッファリングしておくことにより、第1回目の再生が終了した時点ですぐに第2回目の再生を開始でき、繰り返し再生を開始するまでの待ち時間を短くすることができる。
特開2003−333579号公報
一般に、コンテンツデータを移動体通信端末で再生する場合、小型化の要請等により移動体通信端末に大容量の記憶手段を搭載することが困難である現状では、記憶手段の容量が小さくて済むストリーミング再生方法を採用するのが望ましい。
図10は、コンテンツデータを移動体通信端末である携帯電話機でストリーミング再生する際の従来の通信手順を示すシーケンスフロー図である。コンテンツデータを再生しようとする場合、まず、携帯電話機からサーバへSDP(Session Description Protocol)データ(端末設定用データ)の取得要求が送信され、その応答としてSDPデータが携帯電話機に受信される。携帯電話機は、SDPデータを内部メモリに保存した後、そのSDPデータに含まれる各種設定項目を参照し、その設定に従ってストリーミング通信用の接続(ストリーミングセッション)の確立要求をサーバへ送信する。この要求に応じてサーバがストリーミングセッションを確立すると、サーバは携帯電話機からのコンテンツ再生要求に応じてストリーミングデータの送信を開始し、携帯電話機はそのストリーミングデータを受信して再生する。
一方、上記ストリーミングデータの再生を終了してストリーミングセッションを切断した後に、再び同じコンテンツデータを再生するときも(第2回目の再生)、図10に示すように、携帯電話機はSDPデータの取得要求を送信してSDPデータを受信する。そして、第1回目の再生と同じく、セッションの確立要求をストリーミングサーバへ送信してセッションが確立したら、携帯電話機からのコンテンツ再生要求に応じてストリーミングデータの送信が開始され、そのストリーミングデータが移動体通信端末で受信され再生される。このように、従来は、あるコンテンツの再生を終了してストリーミングセッションを切断した後に再び同じコンテンツデータを再生するときも、その通信手順は、前回のコンテンツデータの再生の際の通信手順と全く同じであった。
この点は、上記特許文献1に記載の方法であっても同様である。すなわち、上記特許文献1に記載の方法は、あるコンテンツの再生を終了した後、そのストリーミングセッションを維持したまま再び同じコンテンツデータを再生することを前提としたものである。よって、この方法でも、ストリーミングセッションを切断した後に再び同じコンテンツデータを再生する場合には、従来と同様に、前回の通信手順と同じ通信手順で、SDPデータの取得、ストリーミングセッションの確立、ストリーミングデータの受信の処理を行うことになる。
携帯電話機等の移動体通信端末においては、データ通信量に応じた課金方式が採用されることが多いため、移動体通信端末の利用者からは、ストリーミングサーバと移動体通信端末との間で通信されるデータ量をなるべく少なくしたいとの強い要望がある。また、移動体通信端末の通信事業者にとっても、ストリーミングサーバと移動体通信端末との間で通信されるデータ量が少なくなることは、ネットワークの負荷軽減につながる点で望ましい。本発明者らは、図10に示したように、再び同じコンテンツデータを再生する場合には重複する無駄なデータ通信が存在することを見いだした。この無駄なデータ通信を省略できれば、データ通信量を従来よりも少なくでき、利用者にとっても通信事業者にとっても有益である。
本発明は、以上の背景に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、ストリーミングセッションを切断した後に再び同じコンテンツデータをストリーミング再生する際のデータ通信量を従来よりも少なくすることが可能な移動体通信システム及び移動体通信端末を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、コンテンツデータを記憶するサーバ記憶手段、ネットワークを介して移動体通信端末とデータ通信を行うサーバ通信手段、並びに、該コンテンツデータに基づくストリーミングデータを通信するためのストリーミングセッションを確立するために該移動体通信端末側で設定すべき設定項目及び設定内容を示す端末設定用データを該サーバ通信手段を用いて送信する処理を行い、かつ、該移動体通信端末からのストリーミングセッション確立要求に応じてストリーミングセッションを確立して該ストリーミングデータを該サーバ通信手段を用いて送信する処理を行うサーバ制御手段を有するストリーミングサーバと、該ネットワークを介して該ストリーミングサーバとデータ通信を行う端末通信手段、該端末設定用データを記憶する端末記憶手段、及び、該端末通信手段により端末設定用データを受信してこれを該端末記憶手段に保存する設定保存処理を行った後、該端末設定用データに基づき、該ストリーミングサーバへ該ストリーミングセッション確立要求を送信するとともに、該ストリーミングセッションが確立したら対応するストリーミングデータを該端末通信手段により受信して再生するための受信再生処理を行う端末制御手段を有する移動体通信端末とを備えた移動体通信システムにおいて、上記端末制御手段は、上記ストリーミングセッションが切断した後も所定の保持期間を経過するまでは上記端末記憶手段に記憶されている端末設定用データを残しておき、ストリーミングデータの受信再生処理を行う際、該ストリーミングデータに対応する端末設定用データが該端末記憶手段に記憶されているか否かを判断し、記憶されていると判断したときには、上記設定保存処理を行わずに該端末記憶手段に記憶されている端末設定用データに基づいて上記受信再生処理を行うことを特徴とするものである。
従来は、ストリーミングデータ通信用のストリーミングセッションを切断する時に端末記憶手段内の端末設定用データを消去していたが、本移動体通信システムにおいては、その切断後も所定の保持期間が経過するまでは端末設定用データを端末記憶手段内に保持する。この所定の保持期間は、適宜設定することができる。そして、本システムでは、ストリーミングサーバ上のコンテンツデータを移動体通信端末でストリーミング再生する場合、まず、移動体通信端末において、再生対象であるコンテンツデータの端末設定データが端末記憶手段に記憶されているか否かを判断する。当該コンテンツデータが本移動体通信端末で初めて再生されるものである場合や、過去に再生したことがあってもその端末設定データの保持期間がすでに経過していて端末記憶手段から消去されている場合には、当該コンテンツデータの端末設定データは端末記憶手段内に存在しない。この場合、本システムでは、ストリーミングサーバからの端末設定用データを移動体通信端末で受信してこれを端末記憶手段に保存する設定保存処理を行った後、その端末設定用データに基づいて受信再生処理を行う。この受信再生処理は、端末設定用データに基づき、移動体通信端末からストリーミングセッション確立要求を送信するとともに、ストリーミングセッションを確立したら対応するストリーミングデータを受信して再生する処理である。一方、再生対象であるコンテンツデータが本移動体通信端末で過去に再生したことがあり、かつ、その端末設定データの保持期間がまだ経過していない場合には、当該コンテンツデータの端末設定データが端末記憶手段内に存在する。この場合、本システムでは、上記設定保存処理を行わずに、端末記憶手段内の端末設定用データに基づいて上記受信再生処理を行う。すなわち、本システムによれば、あるコンテンツデータを再生してそのストリーミングセッションを切断した後にそのコンテンツデータをもう一度再生する場合、その端末設定データの保持期間がまだ経過していないときは、ストリーミングサーバからの端末設定用データを移動体通信端末で受信するためのデータ通信を省略することができる。
また、請求項2の発明は、請求項1の移動体通信システムに用いられる移動体通信端末であって、ネットワークを介して上記ストリーミングサーバとデータ通信を行う端末通信手段と、上記端末設定用データを記憶する端末記憶手段と、該端末通信手段により該端末設定用データを受信してこれを該端末記憶手段に保存する設定保存処理を行った後、該端末設定用データに基づき、該ストリーミングサーバへ上記ストリーミングセッション確立要求を送信するとともに、ストリーミングセッションが確立したら対応するストリーミングデータを該端末通信手段により受信して再生するための受信再生処理を行う端末制御手段とを有し、該端末制御手段は、該ストリーミングセッションが切断した後も所定の保持期間を経過するまでは該端末記憶手段に記憶されている端末設定用データを残しておき、ストリーミングデータの受信再生処理を行う際、該ストリーミングデータに対応する端末設定用データが該端末記憶手段に記憶されているか否かを判断し、記憶されていると判断したときには、該設定保存処理を行わずに、該端末記憶手段に記憶されている端末設定用データに基づいて該受信再生処理を行うことを特徴とするものである。
この移動体通信端末は、請求項1の移動体通信システムに用いられることにより、あるコンテンツデータを再生してそのストリーミングセッションを切断した後にそのコンテンツデータをもう一度再生する場合、その端末設定データの保持期間がまだ経過していないときは、ストリーミングサーバからの端末設定用データを受信するためのデータ通信を省略することができる。
また、請求項3の発明は、請求項2の移動体通信端末において、上記端末制御手段は、上記端末記憶手段に記憶された受信再生プログラムを実行することにより上記受信再生処理を行うものであり、上記所定の保持期間は、上記端末設定用データが該端末記憶手段に記憶されてから、該受信再生プログラムの実行が終了するまでの期間であることを特徴とするものである。
この移動体通信端末においては、受信再生プログラムを実行中に同じコンテンツデータを2回以上ストリーミング再生する場合、2回目以降の再生の際には、ストリーミングサーバからの端末設定用データを受信するためのデータ通信を省略することができる。
また、請求項4の発明は、請求項2の移動体通信端末において、上記所定の保持期間は、上記端末設定用データが上記端末記憶手段に記憶されてから、新たな別の端末設定用データが該端末記憶手段に記憶されるまでの期間であることを特徴とするものである。
この移動体通信端末においては、新しい別のコンテンツデータをストリーミング再生するまでは、同じコンテンツデータを何度再生しても、2回目以降の再生の際には、ストリーミングサーバからの端末設定用データを受信するためのデータ通信を省略することができる。
なお、上記「移動体通信端末」としては、PDC(Personal Digital Cellular)方式、GSM(Global System for Mobile Communication)方式、TIA(Telecommunications Industry Association)方式等の携帯電話機、IMT(International Mobile Telecommunications)−2000で標準化された携帯電話機、TD−SCDMA(Time Division Synchronous Code Division Multiple Access)方式の一つであるTD−SCDMA(MC:Multi Carrier)方式の携帯電話機、PHS(Personal Handyphone System)、自動車電話機等の電話機が挙げられる。また、この移動体通信端末としては、表示手段を有し、利用者に把持された状態で使用されるものであればよく、上記電話機のほか、電話機能を有しないPDA(Personal Digital Assistance)等の移動型の移動体通信端末なども含まれる。
以上、請求項1乃至4の発明によれば、ストリーミングセッションを切断した後に再び同じコンテンツデータをストリーミング再生する際のデータ通信量を従来よりも少なくすることが可能となるという優れた効果が奏される。
以下、本発明を移動体通信システムに適用した一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図2は、本実施形態に係る移動体通信端末としての携帯電話機が利用可能な移動体通信システムの全体構成を説明するための説明図である。
この移動体通信システムにおいて、ユーザーが使用する携帯電話機20は、ユーザーによって登録されたアプリケーションプログラムを実行可能な構成を有している。本実施形態において、このアプリケーションプログラムは、プラットフォームに依存しないオブジェクト指向プログラミング等によって開発されたものである。このようなアプリケーションプログラムとしては、JAVA(登録商標。以下同様。)で記述されたアプリケーションプログラム、C++言語で記述されたアプリケーションプログラム、BREW(登録商標。以下同様。)のアプリケーション実行環境上で動作するアプリケーションプログラムなどが挙げられる。また、アプリケーションプログラムは、C言語やアセンブリ言語等で記述された構造化プログラムであってもよい。この携帯電話機20は、ネットワークとしての携帯電話通信網10に接続可能である。また、この携帯電話通信網10には、コンテンツデータを配信するストリーミングサーバ11が接続されている。このストリーミングサーバ11は、携帯電話機20からの要求に応じて、コンテンツデータに基づくストリーミングデータを携帯電話機20に対して送信する。
ストリーミングサーバ11で配信されるコンテンツデータは、コンテンツ開発事業者等のコンテンツ開発元から提供される。具体的には、例えば、コンテンツ開発元側のパーソナルコンピュータ等から、専用回線や公衆回線を介してストリーミングサーバ11にアップロードして提供する。なお、開発したコンテンツのデータを記録した光ディスクや磁気ディスク等の記録媒体を、コンテンツ開発元からストリーミングサーバ11を管理・運営する通信事業者に送り、その記録媒体内のコンテンツデータをストリーミングサーバ11で読み取るようにして、提供してもよい。このようにして提供されたコンテンツデータは、携帯電話機20から携帯電話通信網10を介してストリーミング配信可能な状態でストリーミングサーバ11に登録される。なお、「コンテンツデータ」としては、画像と音を組合せた映画等の映像コンテンツのデータ、音楽等の音のみからなるコンテンツのデータ、画像のみからなるコンテンツのデータなどが含まれる。
図3は、上記ストリーミングサーバ11のハードウェア構成を示す概略構成図である。
このストリーミングサーバ11は、システムバス100、CPU101、内部記憶装置、外部記憶装置104、入力装置105及び出力装置106を備えている。上記内部記憶装置は、RAM102やROM103等で構成されている。上記外部記憶装置104は、ハードディスクドライブ(HDD)や光ディスクドライブ等で構成されている。上記入力装置105は、マウスやキーボード等で構成されている。上記出力装置106は、ディスプレイやプリンタ等で構成されている。更に、このストリーミングサーバ11は、携帯電話通信網10を介して各ユーザーの携帯電話機20と通信するためのサーバ通信手段としての携帯電話用通信装置107を備えている。本実施形態では、上記内部記憶装置及び上記外部記憶装置104がサーバ記憶手段として機能する。
上記CPU101やRAM102等の構成要素は、システムバス100を介して、互いにデータやプログラムの命令等のやり取りを行う。このストリーミングサーバ11を所定の手順に従って動作させるための各種プログラムは、ROM103や外部記憶装置104に記憶されており、必要に応じてCPU101やRAM102上の作業エリアに呼び出されて実行される。また、このストリーミングサーバ11には、携帯電話機20に対して送信するコンテンツデータが外部記憶装置104に記憶されている。ストリーミングサーバ11は、携帯電話機20からの要求に応じ、CPU101、RAM102、携帯電話通信網用通信装置107等が協働して、外部記憶装置104に記憶されているコンテンツデータを、携帯電話通信網10を介して携帯電話機20にストリーミングデータ送信する機能を有している。また、外部記憶装置104に記憶されているコンテンツデータを紹介するためのWebサイトを提供するWebサーバとしての機能も有している。本実施形態では、携帯電話機20のユーザーは、コンテンツデータをストリーミング再生しようとする場合、まず、Webサイトにアクセスして再生対象のコンテンツデータを選択し、その後、選択したコンテンツデータに基づくストリーミングデータを受信して再生することになる。なお、このストリーミングサーバ11は、専用装置として構成してもいいし、汎用のコンピュータシステムを用いて構成してもよい。また、1台のコンピュータで構成してもいいし、複数の機能をそれぞれ受け持つ複数台のコンピュータをネットワークで結んで構成してもよい。
図4は、上記携帯電話機20の外観を示す正面図であり、図5は、その携帯電話機20のハードウェア構成を示す概略構成図である。
この携帯電話機20は、クラムシェル(折り畳み)タイプの携帯電話機であり、システムバス200、CPU201、RAM202やROM203等からなる内部制御装置、入力装置204、出力装置205及び携帯電話用通信装置206を備えている。CPU201やRAM202等の構成要素は、システムバス200を介して、互いに各種データや後述のアプリケーションプログラムの命令等のやり取りを行っている。上記入力装置204は、データ入力キー(テンキー、*キー、#キー)21、通話開始キー22、終話キー23、スクロールキー24、多機能キー25、マイク26などから構成されている。上記出力装置205は、表示手段としての液晶ディスプレイ(LCD)27、通話用スピーカ28、図示しない外部スピーカ等から構成されている。上記携帯電話用通信装置206は、携帯電話通信網10を介して他の携帯電話機や上記ストリーミングサーバ11と通信するためのものである。また、RAM202内には、後述する電話機プラットフォームが管理する第1の記憶手段としてのプラットフォーム用記憶領域と、後述するアプリケーション実行環境上で管理される第2の記憶手段としてのアプリケーション用記憶領域とが存在する。本実施形態において、RAM202及びROM203は、端末記憶手段として機能する。
図6は、上記携帯電話機20の主要部を抽出して示したブロック図であり、図7は、その携帯電話機20におけるソフトウェア構造の説明図である。
この携帯電話機20は、電話通信部211及び端末通信手段としてのデータ通信部212、操作手段としての操作部213、アプリケーションプログラム実行手段としてのアプリケーションプログラム実行管理部214、主制御部215、出力部216等により構成される。
上記電話通信部211は、他の携帯電話機や固定電話機と電話通信を行うために、携帯電話通信網10の基地局と無線通信を行うものであり、上述のハードウェア構成上の携帯電話用通信装置206等に対応する。
上記データ通信部212は、上記電話通信部211と同様に、上述のハードウェア構成上の携帯電話用通信装置206等に対応する。このデータ通信部212は、携帯電話通信網10を介して他の携帯電話機とメールのやり取りを行ったり、携帯電話通信網10からゲートウェイサーバを介して、インターネット等の外部のネットワークに接続し、インターネット上での電子メールのやり取りやWebページの閲覧等を行ったりするためのものである。また、このデータ通信部212は、携帯電話通信網10を介して、ストリーミングサーバ11が提供するアプリケーションプログラムをダウンロードするためにも用いられる。
上記操作部213は、ユーザーにより操作される上述のテンキー21、通話開始キー22、終話キー23等で構成されている。この操作部213の各種キーを操作することにより、ユーザーは、携帯電話機20に対してURL等のデータを入力したり、電話着信の際に通話の開始及び終了を行ったり、アプリケーションプログラムの選択、起動及び停止を行ったりすることができる。また、ユーザーは操作部213の各種キーを操作することにより、上記ストリーミングサーバ11が提供するWebサイトにアクセスしてコンテンツデータに基づくストリーミングデータを受信してこれを再生することもできる。
上記アプリケーションプログラム実行管理部214は、上述のシステムバス200、CPU201やRAM202の一部等で構成されている。このアプリケーションプログラム実行管理部214は、図7のソフトウェア構造上において中央の「アプリケーション実行環境」に対応しており、オブジェクト指向プログラミングで開発されたアプリケーションプログラムに利用されるクラスライブラリ、実行環境管理ライブラリ、アプリケーション管理等のソフトウェアを提供し、アプリケーションプログラムの実行環境を管理する。このアプリケーション実行環境は、実行するアプリケーションプログラムに応じて適宜選定される。例えば、実行するアプリケーションプログラムがJAVAで記述されたものである場合には、JAVAのアプリケーション実行環境を選定する。また、実行するアプリケーションプログラムがBREWの実行環境上で動作するC言語で記述されたものである場合には、BREWのアプリケーション実行環境を選定する。なお、実行するアプリケーションプログラムがJAVAで記述されたものである場合には、BREWのアプリケーション実行環境上に更にJAVAのアプリケーション実行環境を構築することで、これを実行することができる。
ここで、アプリケーションプログラムは、クラスライブラリAPI(アプリケーションインターフェース)を介して上記アプリケーション実行環境内にある関数等のクラスライブラリを呼び出して使用できるようになっている。この関数等のクラスライブラリの呼び出しの履歴は、アプリケーションプログラムの仮想的な実行環境(仮想マシン:VM)が終了するまで、RAM202内におけるアプリケーション用記憶領域に記憶される。また、アプリケーション実行環境は、アプリケーションプログラムの実行に際して用いる各種データも、そのアプリケーション用記憶領域に保存する。そして、この各種データを用いるときには、このアプリケーション用記憶領域から読み出したり、書き込んだりする。また、アプリケーション実行環境内の実行環境管理ライブラリは、電話機プラットフォームAPIを介して後述の電話機プラットフォーム内の電話機プラットフォームライブラリを呼び出して使用できるようになっている。
上記主制御部215は、電話通信部211、データ通信部212、出力部216を制御するものであり、上述のシステムバス200、CPU201やRAM202等で構成されている。この主制御部215は、アプリケーションプログラム実行管理部214との間で制御命令や各種データのやりとりを行い、これと協働して制御を行うことで、端末制御手段として機能する。主制御部215は、図7のソフトウェア構造上において最下部の「電話機プラットフォーム」に対応しており、上記電話通信部211等を制御するための制御用プログラムやユーザインターフェースを実行したり、電話機プラットフォームライブラリを提供したりする。この電話機プラットフォームは、上記アプリケーション実行環境内の実行環境管理ライブラリに対してイベントを送ることにより、アプリケーションプログラムにおいて各種処理を実行したり、アプリケーション管理APIを介して上記アプリケーション実行環境内のアプリケーション管理のソフトウェアを呼び出して使用したりできるようになっている。また、アプリケーション実行環境が電話機プラットフォームAPIを介して電話機プラットフォームライブラリを呼び出して使用したとき、電話機プラットフォームは、その電話機プラットフォームライブラリに応じた処理を実行する。例えば、電話機プラットフォームは、電話機プラットフォームライブラリを利用したアプリケーション実行環境からの指示に基づき、RAM202内における電話機プラットフォームが管理するプラットフォーム用記憶領域に記憶されたデータを読み出して、これをアプリケーション用記憶領域に移行することができる。
上記出力部216は、上述の液晶ディスプレイ27、通話用スピーカ28、外部スピーカ等からなる出力装置205等で構成されている。この出力部216は、上記データ通信部212で受信したWebページ画面を液晶ディスプレイ27に表示する。また、この出力部216の液晶ディスプレイ27は、上記電話通信部211やデータ通信部212で情報を着信した旨をユーザーに報知するときに用いられる。具体的には、その情報を着信すると、主制御部215により、出力部216の液晶ディスプレイ27に着信報知画像を表示したり、外部スピーカから着信音を出力させたりする。更に、この出力部216は、アプリケーション実行環境で実行される後述のコンテンツ再生用アプリケーションプログラムを実行中には、再生されたコンテンツデータの映像や音などの出力にも用いられる。
携帯電話機20を所定の手順に従って動作させる電話機プラットフォームを構築するための制御用プログラムは、RAM202やROM203に記憶されている。また、基本OS(オペレーティングシステム)のプログラムや、上記アプリケーション実行環境を構築するためのプログラム及びアプリケーションプログラムも、RAM202やROM203に記憶されている。そして、これらのプログラムは、必要に応じてCPU201やRAM202中の作業エリアに呼び出されて実行される。
次に、本発明の特徴部分であるコンテンツデータのストリーミング再生処理について説明する。なお、本実施形態では、画像(動画像)と音とを組合せた映像コンテンツをストリーミング再生する場合について説明するが、他のコンテンツについても同様である。
図1は、コンテンツデータを携帯電話機20でストリーミング再生する際の携帯電話機20の処理動作の流れを示すフローチャートである。図8は、コンテンツデータを携帯電話機20でストリーミング再生する際の通信手順を示すシーケンスフロー図である。
コンテンツデータを再生しようとする場合、まず、ユーザーは、操作部213のキーを操作し、ブラウザを起動する(S1)。そして、操作部213のキーを操作して、ストリーミングサーバ11のコンテンツ選択サイトのURLを入力し、アクセスする(S2)。これにより、ブラウザを実行する主制御部215は、そのURLによって特定されるストリーミングサーバ11に対してリクエストを送信する。このリクエストを受けたストリーミングサーバ11は、そのリクエストの送信元である携帯電話機20に向けて、そのリクエストに係るコンテンツ選択サイトの画面(コンテンツリスト画面)をレスポンスとして送信する。その後、ユーザーは、操作部213のキーを操作して、LCD27上に表示された画面のコンテンツリストの中から自分が希望するコンテンツを選択する(S3)。これを受けて、図7に示した電話機プラットフォームすなわち図6に示した主制御部215に、アプリケーションプログラムの実行指示が入力される。これにより、主制御部215は、コンテンツ再生用アプリケーションプログラムを読み出してこれを起動する(S4)。アプリケーションプログラムが起動すると、図7に示したアプリケーション実行環境すなわち図6に示したアプリケーションプログラム実行管理部214上で、そのアプリケーションプログラムが動作する。なお、このアプリケーションプログラムは、予め携帯電話機20のROM203に記憶されたものでも、外部からダウンロードしてRAM202に記憶されたものでもよい。
アプリケーションプログラムが起動すると、アプリケーションプログラム実行管理部214は、アプリケーションプログラムの内容に従って、選択したコンテンツに対応した端末設定用データとしてのSDPデータがRAM202内に存在するか否かを判断する(S5)。選択したコンテンツを本携帯電話機20で初めて再生する場合、あるいは、過去に再生したことがあっても後述するSDPデータの保持期間がすでに経過している場合、当該コンテンツのSDPデータはRAM202内に存在しない。したがって、この場合には、アプリケーションプログラム実行管理部214は、その選択に係るコンテンツについて、ストリーミングサーバ11に対し、そのコンテンツデータを配信するコンテンツ配信サイトへSDPデータの取得要求を主制御部215を介して送信する。本実施形態において、携帯電話機20とストリーミングサーバ11との間は、主に、RTSP(Real Time Streaming Protocol)及びRTP(Real-time Transport Protocol)を用いてデータ通信を行う。したがって、ここでは、SDPデータの取得要求として、DESCRIBEコマンドを送信する。SDPデータの取得要求を受けたストリーミングサーバ11は、その応答としてSDPデータを携帯電話機20に送信する(S6)。このSDPデータを受信した携帯電話機20のアプリケーションプログラム実行管理部214は、そのSDPデータをRAM202に保存する。その後、そのSDPデータに含まれる各種設定項目を参照し、その設定に従ってストリーミングセッション(ストリーミング通信用の接続)の確立要求(SETUPコマンド)を主制御部215を介してストリーミングサーバ11へ送信する。この要求に応じて、ストリーミングサーバ11は、本携帯電話機20との間のストリーミングセッションを確立し、ストリーミングセッションが確立した旨の応答を携帯電話機20へ送信する。なお、本実施形態では、コンテンツ選択サイトとコンテンツ配信サイトが同じストリーミングサーバ11によって提供されているが、別々のサーバで提供するようにしてもよい。
一方、コンテンツ再生用アプリケーションプログラムが起動すると、LCD27上にコンテンツ再生用画面が表示される。ユーザーが操作部213のキーに対してコンテンツを再生するための操作を行うと(S7)、アプリケーションプログラム実行管理部214は、ストリーミングサーバ11に対してコンテンツ再生要求(PLAYコマンド)を主制御部215を介して送信する。この要求に応じて、ストリーミングサーバ11は、要求を受け付けた旨の応答を携帯電話機20へ送信する。また、ストリーミングサーバ11のCPU101は、要求に係るコンテンツデータを外部記憶装置104から読み出し、そのストリーミングデータを携帯電話機20に対して送信を開始する(S8)。
携帯電話機20のアプリケーションプログラム実行管理部214は、受信したストリーミングデータをRAM202内の所定のバッファリング領域に順次保存する。そして、規定量のストリーミングデータがバッファリング領域に保存されたら(S9)、アプリケーションプログラム実行管理部214は、RAM202内のバッファリング領域からストリーミングデータを順次読み出して再生を開始する(S10)。具体的には、アプリケーションプログラム実行管理部214は、主制御部215を介して、出力部216に対してストリーミングデータの再生命令を出力する。これにより、出力部216のLCD25にはストリーミングデータに基づく画像が表示されるとともに、出力部216の外部スピーカからストリーミングデータに基づく音声が出力され、ユーザーは、コンテンツを視聴することができる。
その後、ユーザーがコンテンツ再生中に操作部213のキーに対してコンテンツの再生を停止するための操作を行うと(S11)、アプリケーションプログラム実行管理部214は、主制御部215を介して、出力部216に対し、コンテンツの出力を停止させる命令を出力する。また、アプリケーションプログラム実行管理部214は、ストリーミングサーバ11に対して再生停止要求(TEARDOWNコマンド)を主制御部215を介して送信する。この要求に応じて、ストリーミングサーバ11は、本携帯電話機20との間のストリーミングセッションを切断し、ストリーミングセッションを切断した旨の応答を携帯電話機20へ送信する。コンテンツが最後まで再生され、その再生が終了した場合も同様である(S12)。
次に、過去に再生したことのあるコンテンツを再び再生する場合について説明する。
ユーザーが、操作部213のキーを操作して、ストリーミングサーバ11のコンテンツ選択サイトにアクセスし、過去に再生したことのあるコンテンツを再び選択したとする(S1〜S3)。この場合、起動したアプリケーションプログラムは、選択したコンテンツに対応したSDPデータがRAM202内に存在するか否かを判断する(S5)。ここで、選択したコンテンツを過去に再生したことがあり、かつ、そのSDPデータの保持期間がまだ経過していない場合、当該コンテンツのSDPデータはRAM202内に存在する。本実施形態では、現在起動しているコンテンツ再生用アプリケーションプログラムが起動している間はSDPデータが消去されることはない。すなわち、SDPデータの保持期間は、アプリケーションプログラムが終了するまでの期間となる。したがって、一旦コンテンツの再生を終了した後、そのアプリケーションプログラムを起動したまま、もう一度同じコンテンツを再生する場合には、上記S5の判断において、SDPデータがRAM202内に存在すると判断される。この場合、アプリケーションプログラム実行管理部214は、RAM202内のSDPデータに含まれる各種設定項目を参照し、その設定に従ってストリーミングセッションの確立要求(SETUPコマンド)を主制御部215を介してストリーミングサーバ11へ送信する。すなわち、SDPデータの取得要求(DESCRIBEコマンド)は送信しない。なお、以後の通信手順は、上述したものと同様であるので説明を省略する。
以上、本実施形態においては、一旦コンテンツの再生を終了した後、そのアプリケーションプログラムを起動したままもう一度同じコンテンツを再生する際には、図8及び図10の一点鎖線で囲った部分のように、SDPデータの取得要求(DESCRIBEコマンド)及びその応答についてのデータ通信が行われないが、従来と同様にコンテンツを再生することができる。したがって、データ通信量を従来よりも少なくできる。これにより、上記携帯電話機20においてデータ通信量に応じた課金方式が採用されている場合、そのデータ通信量が少なくなる結果、データ通信料金を低く抑えることができる。また、ストリーミングサーバ11と携帯電話機20との間のデータ通信量が少なくなる結果、携帯電話通信網の負荷を軽減することができる。
なお、上述した実施形態では、保持期間がアプリケーションプログラムが終了するまでの場合について説明したが、これに限られるものではない。例えば、直前に再生したコンテンツとは別のコンテンツに対応したSDPデータを取得するまでを、保持期間として設定してもよい。この場合でも、同じコンテンツを繰り返し再生するときには、第2回目以降のSDPデータの取得のためのデータ通信が省略され、データ通信量を少なくすることができる。また、コンテンツの再生が終了してから規定時間経過するまでを保持期間として設定してもよい。具体的には、図9に示すように、コンテンツの再生が終了したら(S21)、アプリケーションプログラム実行管理部214がタイマーをスタートさせ(S22)、タイマーが規定時間を経過するまでに当該SDPデータに対応したコンテンツの再生指示がない場合には(S23〜S25)、そのSDPデータをRAM202から消去する。
また、上記保持期間は必ずしも設ける必要がない。すなわち、一旦保存したSDPデータを消去しないようにしてもよい。しかし、この場合には、SDPデータが大量にRAM202内に残ってしまい、記憶容量を圧迫するおそれがあるので、適宜消去するようにするのが望ましい。また、同じコンテンツでもSDPデータが改訂されることがあるため、過去に再生したときのSDPデータと内容が一致しないおそれもあるので、過去に再生してから長期間経過しているSDPデータについては、改めて取得した方が望ましい。
また、本発明は、上述した携帯電話機20に限らず、ストリーミング再生が可能な他の移動体通信端末に対しても有用である。
実施形態における携帯電話機でコンテンツデータをストリーミング再生する際の処理動作の流れを示すフローチャート。 同携帯電話機が利用可能な移動体通信システムの全体構成を説明するための説明図。 同移動体通信システムを構成するストリーミングサーバのハードウェア構成を示す概略構成図。 同携帯電話機の外観を示す正面図。 同携帯電話機のハードウェア構成を示す概略構成図。 同携帯電話機の主要部を抽出して示したブロック図。 同携帯電話機におけるソフトウェア構造の説明図。 同携帯電話機でコンテンツデータをストリーミング再生する際の通信手順を示すシーケンスフロー図。 携帯電話機内に保存されたSDPデータを消去する他の動作例を示すフローチャート。 携帯電話機でコンテンツデータをストリーミング再生する際の従来の通信手順を示すシーケンスフロー図。
符号の説明
10 携帯電話通信網
11 ストリーミングサーバ
20 携帯電話機
21 テンキー
27 液晶ディスプレイ
102,202 RAM
103,203 ROM
213 操作部
214 アプリケーションプログラム実行管理部
215 主制御部
216 出力部

Claims (4)

  1. コンテンツデータを記憶するサーバ記憶手段、ネットワークを介して移動体通信端末とデータ通信を行うサーバ通信手段、並びに、該コンテンツデータに基づくストリーミングデータを通信するためのストリーミングセッションを確立するために該移動体通信端末側で設定すべき設定項目及び設定内容を示す端末設定用データを該サーバ通信手段を用いて送信する処理を行い、かつ、該移動体通信端末からのストリーミングセッション確立要求に応じてストリーミングセッションを確立して該ストリーミングデータを該サーバ通信手段を用いて送信する処理を行うサーバ制御手段を有するストリーミングサーバと、
    該ネットワークを介して該ストリーミングサーバとデータ通信を行う端末通信手段、該端末設定用データを記憶する端末記憶手段、及び、該端末通信手段により端末設定用データを受信してこれを該端末記憶手段に保存する設定保存処理を行った後、該端末設定用データに基づき、該ストリーミングサーバへ該ストリーミングセッション確立要求を送信するとともに、該ストリーミングセッションが確立したら対応するストリーミングデータを該端末通信手段により受信して再生するための受信再生処理を行う端末制御手段を有する移動体通信端末とを備えた移動体通信システムにおいて、
    上記端末制御手段は、上記ストリーミングセッションが切断した後も所定の保持期間を経過するまでは上記端末記憶手段に記憶されている端末設定用データを残しておき、ストリーミングデータの受信再生処理を行う際、該ストリーミングデータに対応する端末設定用データが該端末記憶手段に記憶されているか否かを判断し、記憶されていると判断したときには、上記設定保存処理を行わずに該端末記憶手段に記憶されている端末設定用データに基づいて上記受信再生処理を行うことを特徴とする移動体通信システム。
  2. 請求項1の移動体通信システムに用いられる移動体通信端末であって、
    ネットワークを介して上記ストリーミングサーバとデータ通信を行う端末通信手段と、
    上記端末設定用データを記憶する端末記憶手段と、
    該端末通信手段により該端末設定用データを受信してこれを該端末記憶手段に保存する設定保存処理を行った後、該端末設定用データに基づき、該ストリーミングサーバへ上記ストリーミングセッション確立要求を送信するとともに、ストリーミングセッションが確立したら対応するストリーミングデータを該端末通信手段により受信して再生するための受信再生処理を行う端末制御手段とを有し、
    該端末制御手段は、該ストリーミングセッションが切断した後も所定の保持期間を経過するまでは該端末記憶手段に記憶されている端末設定用データを残しておき、ストリーミングデータの受信再生処理を行う際、該ストリーミングデータに対応する端末設定用データが該端末記憶手段に記憶されているか否かを判断し、記憶されていると判断したときには、該設定保存処理を行わずに、該端末記憶手段に記憶されている端末設定用データに基づいて該受信再生処理を行うことを特徴とする移動体通信端末。
  3. 請求項2の移動体通信端末において、
    上記端末制御手段は、上記端末記憶手段に記憶された受信再生プログラムを実行することにより上記受信再生処理を行うものであり、
    上記所定の保持期間は、上記端末設定用データが該端末記憶手段に記憶されてから、該受信再生プログラムの実行が終了するまでの期間であることを特徴とする移動体通信端末。
  4. 請求項2の移動体通信端末において、
    上記所定の保持期間は、上記端末設定用データが上記端末記憶手段に記憶されてから、新たな別の端末設定用データが該端末記憶手段に記憶されるまでの期間であることを特徴とする移動体通信端末。
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